JP2018156603A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】システム管理モードを使用したシステム管理ファームウェア(BIOS)の特定処理にかかる時間を短縮せずとも、特定処理に起因する上位ソフトウェア(OS)における遅延に対して、好適に対応できる情報処理装置及び情報処理方法を提供する。【解決手段】サーバ100は、BIOS110と、OS120とを備える。BIOSの処理時間格納部116は、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とが格納される。格納領域通知部114は、その格納領域をOSに通知する。OSの遅延判定部122は、処理時間取得部121が取得した、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とに基づいて、特定処理にて許容されない遅延があったかを判定する。要因判定部123は、特定処理にて許容されない遅延があったと遅延判定部が判定した場合に、OSにおけるタイムアウトの要因が特定処理に起因すると判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
SMI(System Management Interrupts)と称されるシステム管理割込みは、拡張機能を提供する場合に使用される。また、システム管理割込みは、システム管理作業にも使用することができる。システム管理割込みは、特殊な電気的信号行をプロセッサに直接使用する点がNMI(Non−Maskable Interrupt)と似ている。システム管理割込みは、一般的にはマスクできない。
プロセッサは、システム管理割込みを受け取ると、SMM(System Management Mode)と称されるシステム管理モードに入る。このモードでは、非常に低いレベルのハンドラールーチンが実行されシステム管理割込みを処理する。システム管理モードは、一般的にはBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)といったシステム管理ファームウェアから直接提供される。
システム管理割込みは、システム管理ファームウェアの上位のOS(Operating System)やドライバといった上位ソフトウェアに直接かかわることなく発生するため、上位ソフトウェアの運用に悪影響を及ぼす場合がある。不完全な記述のシステム管理割込み処理ルーティンは、長時間かかることがある。そのため、上位ソフトウェアは、必要なときにハンドラーを先取りすることができなくなる。この状態は、正しくチューニングが行われ高い応答性を持つシステムであっても定期的に高遅延を見せる原因となる。このように、システム管理モードでは、システム管理ファームウェアのみが動作可能で、上位ソフトウェアが全く動作不可能となる。
また、システム管理モードは、上位ソフトウェアのランタイムのうち、唯一、システム管理ファームウェアのコードを独立して動作させることが可能なモードでもある。そのため、システム管理ファームウェアは、プラットフォーム特有の障害処理、不揮発性メモリの書き込み、不揮発性メモリのガベージコレクション、ライブメモリダンプ機能といった、システム管理ファームウェアとしての基本機能のみならず付加価値機能に至るまで、多岐にわたる特定処理を実行することができる。
システム管理モードを使用したシステム管理ファームウェアの特定処理にかかる時間は、例えばRAS(Reliability Availability Serviceability)機能の高可用性、高信頼性の向上に伴う処理量の増大に起因して、長くなる可能性がある。
例えば、10ギガビット毎秒の通信環境では、システム管理モードの時間が1ミリ秒であれば、約10メガビットのパケットロスとなる。同一時間におけるパケットロス量は、今後、通信技術の向上に伴い、更に増大する。
このような背景に関連する技術として、特許文献1には、OSの運用に悪影響を与えずに、OSの運用中におけるシステム管理モードのプログラム処理時間を最適化できる装置が開示されている。特許文献1に記載の装置は、システム管理モードで実行するプログラムを格納する。そして、この装置は、プロセッサがスリープモードの状態であるかを判定する。そして、この装置は、プロセッサがOSの実行中に、プロセッサをシステム管理モードへ移行させ、プログラムの一部を実行させた後、システム管理モードを終了させることを、プログラムの実行が完了するまで、1サイクル以上繰り返し行い、システム管理モードへの移行直前の判定結果を参照し、スリープモードであるときには、スリープモードでないときと比較して、1サイクルあたりのプログラムの実行時間を長くして、プログラムをプロセッサに実行させる。
特開2014−089622号公報
特許文献1に記載の技術では、システム管理モードを使用したシステム管理ファームウェアの特定処理にかかる時間を短縮することが考慮されている。しかしながら、実情は、このような特定処理にかかる時間の短縮が限界となりつつある。
この発明は、上記実情に鑑みて成されたものであり、システム管理モードを使用したシステム管理ファームウェアの特定処理にかかる時間を短縮せずとも、このような特定処理に起因する上位ソフトウェアにおける遅延に対して、好適に対応することができる情報処理装置及び情報処理方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本願発明に係る情報処理装置は、システム管理ファームウェアと、システム管理ファームウェアの上位ソフトウェアとを備え、上位ソフトウェアは、当該上位ソフトウェアにて許容されない遅延があった場合に、当該上位ソフトウェアにおける遅延の要因が、システム管理モードを使用したシステム管理ファームウェアの特定処理に起因するかを判定する要因判定部を有する。
また、上記発明を達成するため、本願発明に係る情報処理方法は、システム管理ファームウェアの上位ソフトウェアが、当該上位ソフトウェアにて許容されない遅延があった場合に、当該上位ソフトウェアにおける遅延の要因が、システム管理ファームウェアによるシステム管理の特定処理に起因するかを判定する要因判定段階を含む。
このような構成においては、システム管理モードを使用したシステム管理ファームウェアの特定処理にかかる時間を短縮せずとも、このような特定処理に起因する上位ソフトウェアにおける遅延に対して、好適に対応することができる。
この実施の形態における情報処理装置の構成の一例を示す図である。 特定処理情報格納部に格納されている情報の一例をテーブル形式で示す図である。 処理時間格納部に格納される情報の一例をテーブル形式で示す図である。 システム管理モードを使用した特定処理に伴うBIOSの処理の一例を示すフローチャートである。 BIOSからの格納領域の通知に伴うOSの処理の一例を示すフローチャートである。 OSにてタイムアウトが検知されたこと伴うOSの処理の一例を示すフローチャートである。 最小構成の情報処理装置の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態を詳細に説明する。図1は、この実施の形態におけるサーバ100の構成の一例を示す図である。ここで、サーバ100とは、コンピュータネットワークにおいて、他のコンピュータに対し、自身の持っている機能やサービス、データ等を提供するコンピュータである。なお、サーバ100は、この発明における「情報処理装置」の一例である。
サーバ100は、BIOS110と、OS120とを備える。ここで、BIOS120とは、サーバ100の主基板等に格納され、起動時のOS120の読み込みや、接続された装置・機器に対する基本的な入出力制御等を行うシステム管理ファームウェアである。一方、OS120とは、機器の基本的な管理や制御のための機能や、多くのソフトウェアが共通して利用する基本的な機能等を実装し、システム全体を管理するソフトウェアである。なお、BIOS110は、この発明における「システム管理ファームウェア」の一例である。一方、OS120は、この発明における「上位ソフトウェア」の一例である。
BIOS110は、特定処理実行部111と、推定処理時間算出部112と、実処理時間算出部113と、格納領域通知部114と、特定処理情報格納部115と、処理時間格納部116とを有する。
特定処理実行部111は、システム管理モードを使用した特定処理を実行する。システム管理モードは、電源管理やハードウェア制御を行うための専用モードである。一方、特定処理には、プラットフォーム特有の障害処理、不揮発性メモリの書き込み、不揮発性メモリのガベージコレクション、ライブメモリダンプ機能といった、システム管理ファームウェアとしての基本機能のみならず付加価値機能に至るまで、多岐にわたる処理が含まれる。
推定処理時間算出部112は、特定処理にかかる推定処理時間を算出する。
実処理時間算出部113は、特定処理にかかった実処理時間を算出する。
格納領域通知部114は、OS120からアクセス可能な格納領域であって、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とが格納されている格納領域をOS120に通知する。例えば、格納領域通知部114は、推定処理時間算出部112が算出した推定処理時間が格納されている格納領域をOS120に通知する。また、例えば、格納領域通知部114は、実処理時間算出部113が算出した実処理時間が格納されている格納領域をOS120に通知する。
特定処理情報格納部115には、特定処理に関する情報が格納されている。
処理時間格納部116は、OS120からアクセス可能な格納領域である。処理時間格納部116には、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とが格納される。
OS120は、処理時間取得部121と、遅延判定部122と、要因判定部123と、処理時間格納部124とを有する。
処理時間取得部121は、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とを取得する。例えば、処理時間取得部121は、BIOS110から通知された格納領域に格納されている、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とを取得する。
遅延判定部122は、特定処理にて許容されない遅延があったかを判定する。例えば、遅延判定部122は、処理時間取得部121が取得した、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とに基づいて、特定処理にて許容されない遅延があったかを判定する。
要因判定部123は、OS120にてタイムアウトがあった場合に、OS120におけるタイムアウトの要因が、システム管理モードを使用したBIOS110の特定処理に起因するかを判定する。例えば、要因判定部123は、特定処理にて許容されない遅延があったと遅延判定部122が判定した場合に、OS120におけるタイムアウトの要因が特定処理に起因すると判定する。ここで、タイムアウトとは、処理やデータ転送に時間がかかり過ぎるときに、途中で打ち切って終了することである。なお、タイムアウトは、この発明における「上位ソフトウェアにて許容されない遅延」、「上位ソフトウェアにおける遅延」の一例である。
処理時間格納部124には、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とが格納される。
図2は、特定処理情報格納部115に格納されている情報の一例をテーブル形式で示す図である。特定処理情報格納部115には、識別子、特定処理内容、推定処理時間の各情報が対応付けられて格納されている。
識別子の情報は、各特定処理を一意に識別するための識別符号である。
特定処理内容の情報は、識別子によって識別される特定処理の内容を示す情報である。図2に示す例では、例えば、識別子「T1」によって識別される特定処理の内容が「処理A」であることを示している。
推定処理時間の情報は、特定処理にかかる推定処理時間を示す情報である。図2に示す例では、例えば、識別子「T1」によって識別される「処理A」の特定処理にかかる推定処理時間が「5ms」であることを示している。
図3は、処理時間格納部116に格納される情報の一例をテーブル形式で示す図である。処理時間格納部116には、識別子、システム管理モード開始時刻、推定総処理時間、実処理時間の各情報が対応付けられて格納される。
識別子の情報は、各特定処理の履歴を一意に識別するための識別符号である。
システム管理モード開始時刻の情報は、システム管理モードに遷移した時刻を示す情報である。図3に示す例では、例えば、識別子「S1」によって識別される履歴に対応する特定処理の開始時刻が「2017/2/8 2:00:23.23」であることを示している。
推定総処理時間の情報は、特定処理にかかる推定総処理時間を示す情報である。図3に示す例では、例えば、識別子「S1」によって識別される履歴に対応する特定処理にかかる推定総処理時間が「30ms」であることを示している。
実処理時間の情報は、特定処理にかかった実処理時間を示す情報である。図3に示す例では、例えば、識別子「S1」によって識別される履歴に対応する特定処理にかかった実処理時間が「20ms」であることを示している。
図4は、システム管理モードを使用した特定処理に伴うBIOS110の処理の一例を示すフローチャートである。図4の動作フローの説明では、適宜、図1から図3を参照する。
プロセッサは、何らかの理由によりシステム管理割込みを受信すると、動作モードをシステム管理モードに遷移させる。システム管理モードに遷移すると(ステップS101;YES)、BIOS110の特定処理実行部111は、処理時間格納部116における空きエントリーに、システム管理モードの開始時刻を格納する(ステップS102)。ステップS102の処理では、特定処理実行部111は、例えば、ハードウェア・クロックから取得した現在時刻を、システム管理モードの開始時刻として格納すればよい。このようにして、BIOS110の処理時間格納部116には、図3に示すようなシステム管理モード開始時刻の情報が格納される。
そして、特定処理実行部111は、システム管理モードを使用して実行すべき特定処理のうち、未実行の特定処理があるかを判定する(ステップS103)。ここで、システム管理モードを使用して実行すべき特定処理は、システム管理モードに遷移する契機となったシステム管理割込みの内容によって異なる。ステップS103の処理では、特定処理実行部111は、システム管理モードに遷移する契機となったシステム管理割込みの内容に応じて、システム管理モードを使用して実行すべき特定処理を特定すればよい。
ステップS103の処理にて未実行の特定処理がある場合(ステップS103;YES)、特定処理実行部111は、未実行の特定処理を実行するにあたり、その特定処理の内容を、推定処理時間算出部112に通知する。ここで、複数の未実行の特定処理があり、これらの特定処理を数回に分けて実行する場合、特定処理実行部111は、これから実行する特定処理の内容のみを通知すればよい。
BIOS110の推定処理時間算出部112は、特定処理実行部111からの通知を受けると、特定処理にかかる推定処理時間を算出し、算出された推定処理時間に基づいて、処理時間格納部116における推定総処理時間の情報を更新する(ステップS104)。ステップS104の処理では、推定処理時間算出部112は、例えば、特定処理情報格納部115に格納されている情報のうち、特定処理実行部111から通知された特定処理の内容と一致する特定処理内容の情報に対応付けられて格納されている、推定処理時間の情報を読み出す。このとき、特定処理実行部111から複数の特定処理の内容が通知されている場合、推定処理時間算出部112は、通知された全ての特定処理に対応する推定処理時間の情報を全て読み出し、その全ての推定処理時間を加算する。そして、推定処理時間算出部112は、このようにして得られた推定処理時間に基づいて、処理時間格納部116における、ステップS102の処理にて格納されたシステム管理モードの開始時刻に対応付けられた推定総処理時間の情報を更新する。このとき、更新対象の推定総処理時間の情報がNullであれば、推定処理時間算出部112は、算出等により得られた推定処理時間をそのまま推定総処理時間として格納すればよい。一方、更新対象の推定総処理時間の情報がNullでなければ、推定処理時間算出部112は、既に格納されている推定総処理時間に対して、算出等により得られた推定処理時間を加算して得られる推定総処理時間を格納すればよい。このようにして、BIOS110の処理時間格納部116には、図3に示すような推定総処理時間の情報が格納される。そして、推定処理時間算出部112は、処理時間格納部116における推定総処理時間の情報を更新すると、その旨を特定処理実行部111に通知する。
特定処理実行部111は、推定処理時間算出部112からの通知を受けると、未実行の特定処理を実行した後(ステップS105)、ステップS103の処理を再度実行する。
ステップS103の処理にて未実行の特定処理がない場合(ステップS103)、即ち、システム管理モードを使用して実行すべき特定処理を全て実行した場合、特定処理実行部111は、その旨を実処理時間算出部113に通知する。
BIOS110の実処理時間算出部113は、特定処理実行部111からの通知を受けると、特定処理にかかった実処理時間を算出し、算出された実処理時間の情報を処理時間格納部116に格納して(ステップS106)、図4に示す処理を終了する。ステップS106の処理では、実処理時間算出部113は、例えば、処理時間格納部116における、ステップS102の処理にて格納されたシステム管理モードの開始時刻を読み出す。また、実処理時間算出部113は、ハードウェア・クロックから現在時刻を取得する。そして、実処理時間算出部113は、処理時間格納部116から読み出したシステム管理モードの開始時刻から、ハードウェア・クロックから取得した現在時刻までの時間を、特定処理にかかった実処理時間として算出する。そして、実処理時間算出部113は、算出した実処理時間の情報を、処理時間格納部116における、ステップS102の処理にて格納されたシステム管理モードの開始時刻に対応付けて格納する。このようにして、BIOS110の処理時間格納部116には、図3に示すような実処理時間の情報が格納される。
なお、ステップS102以降の処理は、動作モードがシステム管理モードに遷移しない場合(ステップS101;NO)、実行されない。
図5は、BIOS110からの格納領域の通知に伴うOS120の処理の一例を示すフローチャートである。図5の動作フローの説明では、適宜、図1から図4を参照する。
BIOS110の格納領域通知部114は、図4に示すステップS106の処理にて実処理時間の情報が処理時間格納部116に格納されると、あるいは、OS120からの通知要求を受けると、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とが格納されている格納領域をOS120に通知する。ここで、格納領域通知部114は、処理時間格納部116のアドレスを通知すればよい。
OS120の処理時間取得部121は、BIOS110からの格納領域の通知を受けると、その格納領域にアクセスして、処理時間格納部116に格納されている、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とを含む情報を取得して(ステップS202)、取得した情報を、処理時間格納部124に格納する(ステップS203)。このようにして、OS120の処理時間格納部124には、図3に示すBIOS110の処理時間格納部116に格納されている情報と同様の情報が格納される。
図6は、OS120にてタイムアウトが検知されたこと伴うOS120の処理の一例を示すフローチャートである。図6の動作フローの説明では、適宜、図1から図5を参照する。
OS120は、処理やデータ転送に時間がかかり過ぎるときに、タイムアウト処理を実行することがある。OS120は、タイムアウト処理を実行すると(ステップS301;YES)、RAMの所定領域に設けられたリトライカウンタの格納値であるリトライカウント値を、1加算するように更新し(ステップS302)、更新後のリトライカウント値が特定値に達したか否かを判定する(ステップS303)。ここで、リトライカウント値と比較される特定値は、タイムアウト処理が実行された対象の処理やデータ転送をリトライすべき回数であり、OS120にて実行される処理やデータ転送の種類毎に規定されていればよい。
ステップS303の処理にてリトライカウント値が特定値に達していない場合、OS120は、タイムアウト処理が実行された対象の処理やデータ転送のリトライ処理を実行する(ステップS304)。
ステップS303にて実行されたリトライ処理によって、処理やデータ転送の処理が正常に実行され、タイムアウト処理が実行されなければ(ステップS301;NO)、OS120は、ステップS302以降の処理を再び実行することなく、図6に示す処理を終了する。
ステップS303の処理にてリトライカウント値が特定値に達した場合(ステップS303;YES)、OS120の遅延判定部122は、BIOS110によって実行された特定処理にて許容されない遅延があったかを判定する(ステップS305)。ステップS305の処理では、遅延判定部122は、例えば、OS120の処理時間格納部124に格納されている、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とに基づいて、特定処理にて許容されない遅延があったかを判定すればよい。このとき、遅延判定部122は、タイムアウト処理が実行された対象の処理やデータ転送が開始されてから、そのタイムアウト処理が実行されるまでの特定期間に実行された特定処理を対象にした判定を行えばよい。特定処理の実行期間は、処理時間格納部124に格納されている情報のうち、システム管理モード開始時刻の情報と、実処理時間の情報とによって特定することができる。そして、遅延判定部122は、特定期間に実行された特定処理があれば、その特定処理にて許容されない遅延があったかを判定する。例えば、遅延判定部122は、その特定処理にかかる推定総処理時間と、その特定処理にかかった実処理時間とを比較して、実処理時間が推定総処理時間よりも長ければ、その特定処理にて許容されない遅延があったと判定すればよい。また例えば、遅延判定部122は、推定総処理時間に対する実処理時間の長さが所定割合よりも長ければ、その特定処理にて許容されない遅延があったと判定してもよい。また例えば、遅延判定部122は、特定処理の種類に応じて、その判定基準や判定方法を異ならせてもよい。また例えば、遅延判定部122は、複数の判定基準や判定方法による複数回の判定を行って、複数の判定結果に基づいて、最終的な判定を行うようにしてもよい。例えば、そして、遅延判定部122は、BIOS110によって実行された特定処理にて許容されない遅延があったかを判定すると、その判定結果を要因判定部123へ通知する。
OS120の要因判定部123は、遅延判定部122からの通知を受けると、その判定結果に基づいて、OS120におけるタイムアウトの要因が、システム管理モードを使用したBIOS110の特定処理に起因するかを判定する。
ステップS305の処理による判定結果が、「特定処理にて許容されない遅延はなかった」との判定結果である場合(ステップS305;NO)、要因判定部123は、OS120におけるタイムアウトの要因が、システム管理モードを使用したBIOS110の特定処理に起因するものではないと判定し(ステップS306)、図6に示す処理を終了する。
このように、OS120は、OS120におけるタイムアウトの要因が、システム管理モードを使用したBIOS110の特定処理に起因するものではなく、何らかの障害によるものであることを推定できることから、タイムアウト処理が実行された対象の処理やデータ転送について、不要なリトライ処理を実行しないようにすることができる。
一方、ステップS305の処理による判定結果が、「特定処理にて許容されない遅延があった」との判定結果である場合(ステップS305;YES)、要因判定部123は、OS120におけるタイムアウトの要因が、システム管理モードを使用したBIOS110の特定処理に起因するものであると判定する(ステップS307)。
ステップS307の処理を実行した後、OS120は、リトライカウント値を1減算するように更新し(ステップS308)、タイムアウト処理が実行された対象の処理やデータ転送のリトライ処理を実行する(ステップS304)。
このように、OS120は、OS120におけるタイムアウトの要因が、システム管理モードを使用したBIOS110の特定処理に起因するものであった場合、リトライ処理を実行すれば、タイムアウト処理が実行された対象の処理やデータ転送が正しく実行される可能性が高いことから、リトライ回数のカウントを行うことなくリトライ処理を実行することにより、特定処理に起因するタイムアウトに対して、好適に対応することができる。
以上説明したように、情報処理装置100は、BIOS110と、OS120とを備える。そして、OS120は、OS120にてタイムアウトがあった場合に、OS120におけるタイムアウトの要因が、システム管理モードを使用したBIOS110の特定処理に起因するかを判定する要因判定部123を有する。これにより、システム管理モードを使用したBIOS110の特定処理にかかる時間を短縮せずとも、このような特定処理に起因するOS120における遅延に対して、好適に対応することができる。
また、OS120は、特定処理にて許容されない遅延があったかを判定する遅延判定部122を更に有する。そして、要因判定部123は、特定処理にて許容されない遅延があったと遅延判定部122が判定した場合に、OS120にける遅延の要因が特定処理に起因すると判定する。これにより、特定処理にて許容されない遅延があったかをBIOS110で判定する必要がないため、システム管理モードにおけるBIOS110の処理負荷を抑制することができる。
また、OS120は、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とを取得する処理時間取得部121を更に有する。そして、遅延判定部122は、処理時間取得部121が取得した推定処理時間と実処理時間とに基づいて、特定処理にて許容されない遅延があったかを判定する。これにより、OS120は、サーバ管理者の手を煩わせることなく、特定処理にて許容されない遅延があったかを自立的に判定することができる。
また、BIOS110は、OS120からアクセス可能な格納領域であって、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とが格納されている格納領域をOS120に通知する格納領域通知部114を更に有する。そして、処理時間取得部121は、BIOS110から通知された格納領域に格納されている推定処理時間と実処理時間とを取得する。これにより、OS120は、システム管理モードが実行されたかを知ることができなくても、システム管理モードを使用したBIOS110の特定処理に関する情報を取得することができる。
また、BIOS110は、特定処理にかかった実処理時間を算出する実処理時間算出部113を更に有する。そして、格納領域通知部114は、実処理時間算出部113が算出した実処理時間が格納されている格納領域をOS120に通知する。これにより、特定処理にて許容されない遅延があったかを正確に判定することができる。
また、BIOS110は、推定処理時間を算出する推定処理時間算出部111を更に有し、格納領域通知部114は、推定処理時間算出部111が算出した推定処理時間が格納されている格納領域をOS120に通知する。これにより、特定処理にて許容されない遅延があったかを正確に判定することができる。
この発明は、上記の実施の形態に限定されず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、サーバ100は、上記の実施の形態で示した全ての技術的特徴を備えるものでなくてもよく、少なくとも1つの課題を解決できるように、上記の実施の形態で説明した一部の構成を備えたものであってもよい。
上記の実施の形態では、この発明における「情報処理装置」としてサーバ100を例にとって説明した。しかしながら、この発明における「情報処理装置」は、システム管理ファームウェアと、システム管理ファームウェアの上位ソフトウェアを備えたものであればよく、例えば、個人向けの汎用コンピュータであるパーソナルコンピュータや、企業の情報システム等で用いられる大規模・高性能コンピュータであるメインフレーム、科学技術計算等に用いる超高性能コンピュータであるスーパーコンピュータ等であってもよい。また、この発明における「情報処理装置」は、システム管理ファームウェアと、システム管理ファームウェアの上位ソフトウェアとを備えた、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、各種の通信機器、ビデオレコーダ、デジタルテレビ、デジタルカメラ、ゲーム機、電子制御の家電製品や産業機械といった、何らかの形でコンピュータの一種が組み込まれて、情報やデータを扱う電気機械であるコンピュータ応用製品であってもよい。
上記の実施の形態では、この発明における「システム管理ファームウェア」としてBIOS110を例にとって説明した。しかしながら、この発明における「システム管理ファームウェア」は、本体内部の回路や装置等の基本的な制御を司る機能を持ったものであればよく、例えば、EFI(Extensible Firmware Interface)やUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)等であってもよい。
上記の実施の形態では、この発明における「上位ソフトウェア」としてOS120を例にとって説明した。しかしながら、この発明における「上位ソフトウェア」は、BIOS、EFI、UEFIといったシステム管理ファームウェアの上位に当たるものであればよく、例えば、デバイスドライバやテストドライバといったドライバ等であってもよい。
上記の実施の形態では、BIOS110からの格納領域の通知を契機にして、OS120が特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とを取得するものとして説明した。しかしながら、OS120が特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とを取得する契機は、これに限られない。例えば、OS120からアクセス可能な格納領域は、不変の格納領域であってもよい。即ち、BIOS110は、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とを、システム管理モードを使用する度に異なる格納領域ではなく、常に同じ格納領域に格納するようにしてもよい。そして、OS120は、BIOS110からの通知によらず、OS120にてタイムアウトがあったことを契機にして、BIOS110の既知の格納領域にアクセスして、特定処理にかかる推定処理時間と、特定処理にかかった実処理時間とを取得するようにしてもよい。
上記の実施の形態では、この発明における「上位ソフトウェアにて許容されない遅延」、「上位ソフトウェアにおける遅延」としてタイムアウトを例にとって説明した。しかしながら、この発明における「上位ソフトウェアにて許容されない遅延」、「上位ソフトウェアにおける遅延」は、タイムアウトに限られず、例えば、タイムアウトとはならないまでも、その処理やデータ転送にかかる標準的な処理時間、あるいは、推定処理時間よりも、予め定められた特定時間が経過したこと等であってもよい。
上記の実施の形態では、この発明における「情報処理装置」について分かり易く説明することを目的として、この発明における「情報処理装置」にて採用し得る全ての構成を含む実施の形態について説明した。しかしながら、この発明における最小構成の「情報処理装置」に対応する実施の形態のサーバ100は、図7に示すように、BIOS110と、OS120とを備え、OS120が要因判定部123を有していればよい。
100 サーバ
110 BIOS
120 OS
123 要因判定部

Claims (7)

  1. システム管理ファームウェアと、
    前記システム管理ファームウェアの上位ソフトウェアと
    を備え、
    前記上位ソフトウェアは、
    当該上位ソフトウェアにて許容されない遅延があった場合に、当該上位ソフトウェアにおける遅延の要因が、システム管理モードを使用した前記システム管理ファームウェアの特定処理に起因するかを判定する要因判定部
    を有する情報処理装置。
  2. 前記上位ソフトウェアは、
    前記特定処理にて許容されない遅延があったかを判定する遅延判定部
    を更に有し、
    前記要因判定部は、前記特定処理にて許容されない遅延があったと前記遅延判定部が判定した場合に、前記上位ソフトウェアにおける遅延の要因が前記特定処理に起因すると判定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記上位ソフトウェアは、
    前記特定処理にかかる推定処理時間と、前記特定処理にかかった実処理時間とを取得する処理時間取得部
    を更に有し、
    前記遅延判定部は、前記処理時間取得部が取得した前記推定処理時間と前記実処理時間とに基づいて、前記特定処理にて許容されない遅延があったかを判定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記システム管理ファームウェアは、
    前記上位ソフトウェアからアクセス可能な格納領域であって前記推定処理時間と前記実処理時間とが格納されている格納領域を前記上位ソフトウェアに通知する格納領域通知部
    を更に有し、
    前記処理時間取得部は、前記システム管理ファームウェアから通知された格納領域に格納されている前記推定処理時間と前記実処理時間とを取得する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記システム管理ファームウェアは、
    前記実処理時間を算出する実処理時間算出部
    を更に有し、
    前記格納領域通知部は、前記実処理時間算出部が算出した実処理時間が格納されている格納領域を前記上位ソフトウェアに通知する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記システム管理ファームウェアは、
    前記推定処理時間を算出する推定処理時間算出部
    を更に有し、
    前記格納領域通知部は、前記推定処理時間算出部が算出した推定処理時間が格納されている格納領域を前記上位ソフトウェアに通知する
    請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. システム管理ファームウェアの上位ソフトウェアが、当該上位ソフトウェアにて許容されない遅延があった場合に、当該上位ソフトウェアにおける遅延の要因が、前記システム管理ファームウェアによるシステム管理の特定処理に起因するかを判定する要因判定段階
    を含む情報処理方法。
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