JP2018154466A - ピン結合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピン結合の作業の時間および手間を抑制し、適切にピン結合できるようにする。【解決手段】ピン40は、ピン孔30に差し込まれ、第1部品10と第2部品20とを結合し、第1ピン50と、第2ピン60と、を備える。第1ピン50は、ピン孔30に差し込まれる。第2ピン60は、第1ピン50の先端側(第2側Z2)部分に取り付けられ、ピン孔30と第1ピン50との間を埋めるように形成される。第1ピン50は、径方向R(軸方向Zに直交する方向)における第1ピン50の幅が第2側Z2ほど小さくなるように、軸方向Zに対して傾斜する傾斜部53を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、部品どうしをピンで結合する、ピン結合装置に関する。
例えば特許文献1などに、2つの部品どうしをピンで結合する、ピン結合装置が記載されている。同文献の図面などには、略円柱状のピンが記載されている。
特開平9−100550号公報
この技術では、2つの部品のピン孔の位置が合わされた状態で、ピンがピン孔に差し込まれる。ここで、2つの部品のピン孔の位置が適切に合わされていなければ、ピンがピン孔に入らない。そのため、2つの部品のピン孔の位置を合わせる作業に時間および手間がかかる。その結果、2つの部品どうしのピンによる結合(ピン結合)の作業に時間および手間がかかる。
一方、ピンとピン孔との隙間を大きくすれば、2つの部品のピン孔の位置がずれていても、ピンがピン孔に入りやすくはなる。しかし、2つの部品間で荷重および動力の少なくともいずれかがスムーズに伝達されなくなるなど、ピン結合が不適切になるおそれがある。
そこで本発明は、ピン結合の作業の時間および手間を抑制でき、適切にピン結合できる、ピン結合装置を提供することを目的とする。
本発明のピン結合装置は、第1部品と、第2部品と、ピン孔と、ピンと、を備える。前記第1部品は、第1コネクタを有する。前記第2部品は、前記第1部品とは異なる部品であって、第2コネクタを有する。前記ピン孔は、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタに形成される。前記ピンは、前記ピン孔に差し込まれ、前記第1部品と前記第2部品とを結合する。前記ピンは、第1ピンと、第2ピンと、を備える。前記第1ピンは、前記ピン孔に差し込まれる。前記第2ピンは、前記第1ピンの先端側部分に取り付けられ、前記ピン孔と前記第1ピンとの間を埋めるように形成される。前記第1ピンは、ピン軸方向に直交する方向における前記第1ピンの幅が第1ピン先端側ほど小さくなるように、ピン軸方向に対して傾斜する傾斜部を備える。
上記構成により、ピン結合の作業の時間および手間を抑制でき、適切にピン結合できる。
ピン結合装置を示す図である。 図1のF2矢視図である。 図1に示す第1ピン50の差込途中の状態を示す図1相当図である。 図3に示す状態よりも第1ピン50が差し込まれた状態を示す図1相当図である。 図4に示す状態よりも第1ピン50が差し込まれた状態を示す図1相当図である。 第2実施形態の図1相当図である。 第2実施形態の図5相当図である。 第3実施形態の図1相当図である。 第3実施形態の図5相当図である。 第4実施形態の図1相当図である。 第5実施形態の図1相当図である。
(第1実施形態)
図1〜図5を参照して第1実施形態のピン結合装置1について説明する。
ピン結合装置1は、図1に示すように、第1部品10と第2部品20とをピン40で結合(ピン結合)する装置である。ピン結合装置1は、建設機械に設けられ、例えばクレーン(図示なし)に設けられる。例えば、このクレーンは、下部走行体と、下部走行体に旋回自在に取り付けられる上部旋回体と、上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、を備える。クレーンは、上部旋回体に起伏自在に取り付けられるとともにブームを起伏させるマストを備えてもよい。クレーンは、上部旋回体に取り付けられるとともにブームを起伏させるガントリを備えてもよい。上部旋回体は、旋回フレームと、旋回フレームに取り付けられる機器(エンジン、油圧機器など)と、旋回フレームに取り付けられるウェイトなどと、を備える。アタッチメントは、旋回フレームに起伏自在に取り付けられるブームを備える。アタッチメントは、ブームの先端部に起伏自在に取り付けられるジブを備えてもよい。ブームは、ラチス構造を有するラチスブーム、または伸縮可能な伸縮ブームである。ブームがラチスブームの場合、ブームは、複数のラチス構造体(ラチス構造を有する構造物)が連結されたものであり、旋回フレームに接続される下部ブームと、下部ブームに接続される中間ブームと、中間ブームに接続される上部ブームと、を備える。また、ジブやマストも、ラチス構造を有するものであり、ブームと同様に複数のラチス構造体が連結されたものである。例えばこのような、ブーム、ジブ、マストなどの、接続および連結に、下記のピン40、第1コネクタ13、および第2コネクタ23によるピン結合が用いられる。ピン結合装置1は、第1部品10と、第2部品20と、ピン孔30と、ピン40と、第1側抜止ピン71と、第2側抜止ピン73と、を備える。
(方向について)
ピン孔30に対してピン40が差込および引抜されるときのピン40の移動方向を、軸方向Z(ピン軸方向)とする。軸方向Zは、ピン40の中心軸(ピン中心軸40a)の方向である。軸方向Zには、第1側Z1(第1ピン基端側)と、第2側Z2(第1ピン先端側)と、がある。第1側Z1は、ピン40がピン孔30に差し込まれた状態のときの、第1ピン50の基端側(詳細は後述)である。第2側Z2は、ピン40がピン孔30に差し込まれた状態のときの、第1ピン50の先端側(詳細は後述)である。ピン中心軸40aに直交する平面上の仮想円であってピン中心軸40aを中心とする仮想円の直径方向を径方向Rとする。
第1部品10および第2部品20は、建設機械の部品である。第2部品20は、第1部品10とは異なる部品である。例えば、この建設機械は、輸送時に、質量および寸法の制約を受ける場合がある。そのため、この建設機械は、分解された状態で輸送され、建設機械の使用場所(建設現場など)で組み立てられる。この建設機械では、組立および分解が行われるため、部品どうしの結合箇所に、ピン結合が採用される。第1部品10と第2部品20とが、ピン40で互いに固定(剛結)されてもよい。第1部品10に対して第2部品20が、ピン40を中心に回転自在に結合されてもよい。第1部品10および第2部品20の具体例は次の通りである。[例1]第1部品10および第2部品20は、フレーム、および、フレームに取り付けられる物などである。例えば、第1部品10および第2部品20は、旋回フレーム、および、ブームなどである。例えば、第1部品10および第2部品20は、旋回フレーム、および、マストなどである。[例2]第1部品10および第2部品20それぞれは、アタッチメントやマストの部品(例えば互いに連結されるラチス構造体など)でもよい。例えば、第1部品10および第2部品20は、下部ブーム、および、中間ブームなどである。例えば、第1部品10および第2部品20は、中間ブーム、および、上部ブームでもよい。例えば、第1部品10および第2部品20は、ブーム、および、ジブでもよい。
第1部品10は、第1本体部11と、第1コネクタ13と、を備える。第1コネクタ13は、第1部品10と第2部品20との接続部に設けられる。第1コネクタ13は、第1本体部11から突出する。第1コネクタ13は、板状(略板状を含む)であり、例えば複数設けられ、例えば2つ(2枚)設けられる。第1コネクタ13は、第1側部分13aと、第1側部分13aよりも第2側Z2に配置される第2側部分13bと、を備える。第1側部分13aと第2側部分13bとは、軸方向Zに互いに対向し、互いに平行に配置される。なお、各図(図2を除く)では、第1コネクタ13のうちピン40の近傍部分を断面図で示す(第2コネクタ23も同様)。また、第1コネクタ13は第1本体部11から突出しなくてもよい。第1コネクタ13は、第1本体部11に設けられたフランジ(輪状部)などでもよい。例えば、このフランジは、旋回フレームに設けられ(取り付けられ)、ブーム(例えば下部ブーム)と旋回フレームとを接続するためのものでもよい。
第2部品20は、第2本体部21と、第2コネクタ23と、を備える。第2コネクタ23は、第1部品10と第2部品20との接続部に設けられる。第2コネクタ23は、第1コネクタ13にピン40で結合される。第2コネクタ23は、第2本体部21から突出する。第2コネクタ23は、板状(略板状を含む)である。第2コネクタ23は、第2本体部21から突出しなくてもよい。第1コネクタ13と第2コネクタ23とは、軸方向Zに互いに隣り合い、軸方向Zに互いに対向し、互いに平行に配置される。第2コネクタ23は、第1コネクタ13の第1側部分13aと第2側部分13bとの間に配置される。第2コネクタ23の第1側Z1の端は、第1コネクタ13の第1側Z1の端よりも第2側Z2に配置される。すなわち、第1コネクタ13の少なくとも一部(第1側部分13a)は、第2コネクタ23の第1側Z1の端よりも第1側Z1にある。ピン孔30よりも第1側Z1の位置からピン孔30に第1ピン50が差し込まれるときに、第1ピン50が最初に差し込まれるコネクタが、第1コネクタ13である。なお、各図では、第1コネクタ13と第2コネクタ23との隙間を、広く(強調して)示した。
ピン孔30は、ピン40が差し込まれる部分である。ピン孔30は、第1コネクタ13に形成される第1ピン孔31と、第2コネクタ23に形成される第2ピン孔32と、を備える。ピン孔30に囲まれた空間は、第1コネクタ13および第2コネクタ23を、軸方向Zに貫通する。ピン孔30の形状は、ピン中心軸40aを回転軸とする回転体状である。「回転体状」には略回転体状が含まれる(以下の「回転体状」について同様)。図2に示すように、ピン孔30は、軸方向Zから見たときに円形(円周状)である。なお、各図では、ピン40の大きさに対して、ピン孔30とピン40との隙間を、広く(強調して)示した。
ピン40は、図1に示すように、第1コネクタ13と第2コネクタ23とを結合し、第1部品10と第2部品20とを結合する。ピン40は、ピン孔30に差し込まれる(挿入される)。第1部品10と第2部品20とが結合された状態のとき、ピン40は、ピン孔30の所定位置に差し込まれる(取り付けられる、配置される)。このときのピン孔30に対するピン40の位置を「ピン40所定位置」とする。ピン40がピン40所定位置に配置されたときの、ピン孔30に対する第1ピン50(下記)の位置を「第1ピン50所定位置」とし、ピン孔30に対する第2ピン60(下記)の位置を「第2ピン60所定位置」とする。以下では、特に断らない限り、ピン40がピン40所定位置に配置された状態について説明する。
このピン40は、ピン中心軸40aに対して対称である。ピン40は、ピン中心軸40aを回転軸とする回転体状である。ただし、第1側抜止ピン孔57、第2側抜止ピン孔58・68の部分は、ピン中心軸40aを回転軸とする回転体状ではない。軸方向Zから見たピン40の断面形状は、円形である。ピン40がピン40所定位置に配置されたとき、ピン40のうち、ピン孔30に囲まれた部分は、円柱状であり、中実状である。「円柱状」には、略円柱状も含まれる。ピン40は、分割(分解)可能に構成される。ピン40は、いわば円柱状分割ピンである。ピン40は、第1ピン50と、第2ピン60と、を備える。
第1ピン50の形状は、ピン中心軸40aを回転軸とする回転体状である。図5に示すように、第1ピン50の外周面(径方向R外側の端面)は、テーパ部51と、大径部52と、傾斜部53と、小径部54と、を備える。第1ピン50は、第1側抜止ピン孔57と、第2側抜止ピン孔58と、を備える。
テーパ部51は、第1ピン50の第1側Z1の端部(端およびその近傍)に形成される。テーパ部51は、第1ピン50の直径(径方向Rにおける寸法)が第1側Z1ほど小さくなるように、軸方向Zに対して傾斜する。
大径部52は、テーパ部51の第2側Z2の端から第2側Z2に延びる。大径部52は、円柱状である。大径部52の少なくとも一部は、ピン40がピン40所定位置に配置されたときにピン孔30に当たる。大径部52の直径は、ピン孔30の直径(内径)とほぼ同じである。
傾斜部53は、大径部52の第2側Z2の端から第2側Z2に延びる。傾斜部53は、径方向Rにおける第1ピン50の幅が第2側Z2ほど小さくなるように、軸方向Zに対して傾斜する。傾斜部53は、第1ピン50の直径が第2側Z2ほど小さくなるように、軸方向Zに対して傾斜する。ピン中心軸40aと平行かつピン中心軸40aを通る断面において、傾斜部53(傾斜面)は、直線状に延び、略直線状に延びてもよい。同断面において、傾斜部53の全部または一部は、曲線状に延びてもよい。傾斜部53において、径方向Rにおける第1ピン50の幅の狭い側(第2側Z2)から広い側(第1側Z1)に向かう側を、第1ピン50の「基端側」とする。第1ピン50の「基端側」とは逆側を、第1ピン50の「先端側」とする。
この傾斜部53は、次のように配置される。第1ピン50が、ピン孔30よりも第1側Z1の位置から、第1ピン50所定位置まで(図5に示す位置まで)差し込まれる。このときに、図4に示すように、傾斜部53が第2コネクタ23を径方向Rに押せるように、傾斜部53が配置される。具体的には、図5に示すように、傾斜部53の第1側Z1の端の軸方向Z位置(軸方向Zにおける位置)は、第2コネクタ23の第1側Z1の端の軸方向Z位置に対して、同じ位置または第2側Z2の位置である。例えば、傾斜部53の第1側Z1の端の軸方向Z位置は、第2コネクタ23の内部(第2コネクタ23の第1側Z1側の端と第2側Z2の端との間)の軸方向Z位置であり、第1コネクタ13の第2側部分13bの内部の軸方向Z位置でもよい。傾斜部53の第2側Z2の端部の直径は、第1ピン50の中で最小の直径である。
小径部54は、傾斜部53の第2側Z2の端から第2側Z2に延びる。小径部54の直径は、大径部52の直径よりも小さく、傾斜部53の第2側Z2の端部の直径と同じである。小径部54は、円柱状である。例えば、小径部54の直径は、テーパ部51の第1側Z1の端の直径(テーパ部51の最小径)よりも小さい。小径部54および傾斜部53は、ピン40がピン40所定位置に配置されたとき(図1参照)に、ピン孔30(の内面)に当たらない(接触しない)。
第1側抜止ピン孔57は、図1に示すように、第1側抜止ピン71が差し込まれる孔であり、ピン孔30よりも第1側Z1に配置される。図5に示すように、例えば、第1側抜止ピン孔57は、テーパ部51に形成される。
第2側抜止ピン孔58は、図1に示すように、第2側抜止ピン73が差し込まれる孔であり、ピン孔30よりも第2側Z2に配置される。図5に示すように、例えば、第2側抜止ピン孔58は、小径部54に形成される。
第2ピン60は、第1ピン50の先端側部分(第2側Z2部分)に取り付けられる。例えば、第2ピン60は、傾斜部53、および、第1ピン50の傾斜部53よりも第2側Z2の部分(例えば小径部54)に取り付けられる。第2ピン60は、第1ピン50に第2側Z2から取り付けられる。第2ピン60の一部は、第1ピン50よりも第2側Z2に配置される。第2ピン60は、ピン孔30と第1ピン50との間を埋めるように形成される。第2ピン60は、第1部品10と第2部品20との間で荷重や動力がスムーズに伝達される程度に、ピン孔30と第1ピン50との間を埋める。第2ピン60は、第1ピン50のうち大径部52よりも第2側Z2の部分(傾斜部53および小径部54)と、ピン孔30と、の間を埋めるように形成される。第2ピン60は、第1ピン50に対応する形状に形成され、第1ピン50に組立(取り付け、例えば差し込み)可能に形成される。第2ピン60の形状は、ピン中心軸40aを回転軸とする回転体状である。第2ピン60は、外周部61と、蓋状部62と、円柱穴部63と、傾斜穴部64と、第2側抜止ピン孔68と、を備える。なお、図5では、第2ピン60を片側断面図で示す。
外周部61は、第2ピン60の径方向R外側の部分である。外周部61は、円筒状である。外周部61の少なくとも一部は、ピン40がピン40所定位置に配置されたときにピン孔30(の内面)に当たる(接触する)。外周部61の直径(外径)は、ピン孔30の直径(内径)とほぼ同じである。
蓋状部62は、円柱穴部63の第2側Z2の端部を塞ぐように形成される部分である。蓋状部62は、第2ピン60の第2側Z2の端部に配置される。
円柱穴部63は、第1ピン50の小径部54が差し込まれる穴である。円柱穴部63は、蓋状部62から第1側Z1に延びる。
傾斜穴部64は、第1ピン50の傾斜部53が差し込まれる穴である。傾斜穴部64は、円柱穴部63の第1側Z1の端から第1側Z1に延びる。傾斜穴部64は、径方向Rにおける傾斜穴部64の幅(例えば直径)が、第1側Z1ほど大きくなるように、軸方向Zに対して傾斜する。
第2側抜止ピン孔68は、図1に示すように、第2側抜止ピン73が差し込まれる孔であり、ピン孔30よりも第2側Z2に配置される。第2ピン60に設けられた第2側抜止ピン孔68は、第1ピン50に設けられた第2側抜止ピン孔58と連通するように配置される。図5に示すように、例えば、第2側抜止ピン孔68は、円柱穴部63と外周部61とを連通するように形成される。
第1側抜止ピン71および第2側抜止ピン73は、図1に示すように、ピン40がピン孔30から抜けることを防ぐ。第1側抜止ピン71は、第1側抜止ピン孔57に差し込まれる。第1側抜止ピン71は、第1コネクタ13の第1側Z1の端部に当たることが可能である。第2側抜止ピン73は、第2側抜止ピン孔58・68に差し込まれる。第2側抜止ピン73は、第1コネクタ13および第2コネクタ23のうち最も第2側Z2の端部に当たることが可能であり、第2側部分13bの第2側Z2の端部に当たることが可能である。
(作動)
第1部品10と第2部品20とが結合されていない状態(切り離された状態)から、第1部品10と第2部品20とがピン40で結合された状態にするときの手順は、次の通りである。
(ピン孔30の位置合わせ)
第1部品10に対する第2部品20の位置が、次のように調整される。図3に示す第1ピン孔31の位置に対する、第2ピン孔32の位置が、ほぼ合うように調整される。具体的には、軸方向Zから見たときに、第1ピン孔31に囲まれた領域と、第2ピン孔32に囲まれた領域と、ができるだけ重なるように調整される。さらに具体的には、第1ピン孔31の中心軸と、第2ピン孔32の中心軸と、がほぼ合うように調整される。このとき、第1ピン孔31の位置に対する、第2ピン孔32の位置のずれ(「ピン孔30のずれ」ともいう)が所定量あってもよい。例えば、この位置調整は、フォークリフトまたはクレーンなどの補助機械を用いて行われる。この補助機械は、第1部品10および第2部品20の少なくともいずれかを、保持する、または移動させる。なお、第1部品10および第2部品20の少なくともいずれかが、手作業で保持されてもよく、手作業で移動させられてもよい。
(第1ピン50の差込)
第1ピン50が、ピン孔30よりも第1側Z1の位置から、第2側Z2に移動させられ、ピン孔30に差し込まれる。まず、第1ピン50は、第1コネクタ13の第1側部分13aの第1ピン孔31に差し込まれ、次に、第2コネクタ23の第2ピン孔32に差し込まれる。ここで、第1ピン50は、傾斜部53を備える。よって、第1ピン50の第2側Z2部分の径方向Rにおける寸法は、第1ピン50の第1側Z1部分の径方向Rにおける寸法よりも小さい(細い)。具体的には、小径部54の直径は、大径部52の直径よりも小さい。よって、従来技術であればピンを第2ピン孔32に差し込むことができない程度にピン孔30のずれがあっても、本実施形態では、第1ピン50が、第2ピン孔32に入りやすい。
さらに第1ピン50が第2側Z2に移動させられると、傾斜部53が、第2ピン孔32の第1側Z1端部に当たる。図4に示すように、さらに第1ピン50が第2側Z2に移動させられる。すると、第2部品20が、傾斜部53に沿いながら、第1部品10に対して移動する。このとき、ピン孔30のずれが減る向きに、第1部品10に対して第2部品20が移動する。具体的には、第1ピン孔31の中心軸に、第2ピン孔32の中心軸が近付く向きに、第2部品20が移動する。その結果、ピン孔30のずれが、ほぼ無くなる。図5に示すように、第1ピン50が第1ピン50所定位置まで差し込まれると、第1ピン50のピン孔30への差込が完了する。
(第2ピン60の差込)
第2ピン60が、ピン孔30よりも第2側Z2の位置から、第1側Z1に移動させられ、ピン孔30に差し込まれる。そして、図1に示すように、第2ピン60が、第2ピン60所定位置まで移動させられる。すると、第2ピン60が、第1ピン50に第2側Z2から取り付けられる。その結果、第1ピン50と第2ピン60とが組み立てられる。このとき、図5に示す第1ピン50の傾斜部53および小径部54が、第2ピン60の傾斜穴部64および円柱穴部63に差し込まれた状態になる。このとき、図1に示すように、ピン40全体として、略円柱状になる。
(抜止ピンの差込)
ピン40がピン40所定位置に配置された状態で、第1側抜止ピン71が第1側抜止ピン孔57に差し込まれ、第2側抜止ピン73が第2側抜止ピン孔58・68に差し込まれる。なお、例えば、ピン40を着脱するシリンダ(図示なし)がピン40に取り付けられる場合など、ピン40がピン孔30から意図せず抜けることが起こり得ない場合がある。このような場合には、第1側抜止ピン71および第2側抜止ピン73は設けられなくてもよい。主に、アタッチメント(ブームなど)のピン結合部では、ピン40がピン孔30から抜けて落下しないように、抜止ピン(第1側抜止ピン71および第2側抜止ピン73)が用いられる。
(第1の発明の効果)
図1に示すピン結合装置1による効果は次の通りである。ピン結合装置1は、第1部品10と、第2部品20と、ピン孔30と、ピン40と、を備える。第1部品10は、第1コネクタ13を有する。第2部品20は、第1部品10とは異なる部品であり、第2コネクタ23を有する。ピン孔30は、第1コネクタ13および第2コネクタ23に形成される。ピン40は、ピン孔30に差し込まれ、第1部品10と第2部品20とを結合する。
[構成1−1]ピン40は、第1ピン50と、第2ピン60と、を備える。第1ピン50は、ピン孔30に差し込まれる。第2ピン60は、第1ピン50の先端側部分(第2側Z2部分)に取り付けられ、ピン孔30と第1ピン50との間を埋めるように形成される。
[構成1−2]図5に示すように、第1ピン50は、傾斜部53を備える。傾斜部53は、軸方向Zに直交する方向(径方向R)における第1ピン50の幅が第2側Z2ほど小さくなるように、軸方向Zに対して傾斜する。
ピン結合装置1は、上記[構成1−2]を備える。よって、傾斜部53の第2側Z2部分の径方向Rにおける寸法は、傾斜部53の第1側Z1の部分の径方向Rにおける寸法よりも小さい。よって、ピン40をピン孔30に差し込みやすい([作用α])。また、図4に示すように、傾斜部53が第2コネクタ23に当たった状態で、第1ピン50が第2側Z2に移動し、第1ピン50がピン孔30に差し込まれると、次の作用が得られる。このとき、第2部品20が、傾斜部53に沿いながら、第1部品10に対して移動する。このとき、第2部品20が、ピン孔30のずれを減らす向きに、第1部品10に対して移動する([作用β])。上記[作用α]および[作用β]により、従来技術に比べ、ピン孔30のずれが大きくても、ピン40をピン孔30に差し込みやすい。よって、ピン孔30にピン40が差し込まれる前に、ピン孔30の位置合わせが行われるときの、ピン孔30のずれの許容範囲を広くできる(位置合わせの精度を低くできる、細かく位置合わせしなくてよい)。よって、ピン孔30の位置合わせに要する(費やす)時間を短縮でき、ピン孔30の位置合わせの手間を抑制できる。よって、第1部品10と第2部品20とのピン40による結合(ピン結合)の作業の時間および手間を抑制できる。その結果、第1部品10と第2部品20との組立性を向上させることができる。
ここで、ピン孔30とピン40との隙間を大きくすると、ピン孔30の位置合わせが行われるときのピン孔30のずれが大きくても、ピン孔30にピン40を差し込みやすくはなる。しかし、ピン孔30とピン40との間の隙間が大きいと、第1部品10と第2部品20との間で、荷重および動力の少なくともいずれかがスムーズに伝達されない場合がある(ガタが大きくなる場合がある)。そのため、例えば建設機械の能力が低下する場合がある。一方、本実施形態では、上記[構成1−2]により、ピン40がピン孔30に入りやすいので、ピン孔30とピン40との隙間を大きくする必要がない。また、第2ピン60は、ピン孔30と第1ピン50との間を埋めるように形成される(上記[構成1−1]参照)。よって、ピン40が分割可能に構成されるにもかかわらず、ピン孔30とピン40との隙間が大きくなることを抑制できる。よって、第1部品10と第2部品20とを適切にピン結合できる。具体的には例えば、第1部品10と第2部品20との間で、荷重および動力の少なくともいずれかがスムーズに伝達できるように、ピン結合できる。その結果、例えば建設機械の能力の低下を抑制できる。
(第2の発明の効果)
第2コネクタ23の第1側Z1の端は、第1コネクタ13の第1側Z1の端よりも第2側Z2に配置される。第1部品10と第2部品20とが結合された状態でピン孔30の所定位置にピン40が差し込まれたときの、ピン孔30に対する第1ピン50の位置を第1ピン50所定位置とする。
[構成2]図5に示すように、第1ピン50が第1ピン50所定位置に配置されたとき、傾斜部53の第1側Z1の端の軸方向Zにおける位置は、第2コネクタ23の第1側Z1の端の軸方向Zにおける位置に対して、同じ位置または第2側Z2の位置である。
上記[構成2]により、第1ピン50を第1ピン50所定位置まで差し込むことで、第1ピン孔31の位置に対して、第2ピン孔32の位置を合わせることができる。よって、ピン結合の作業の時間および手間を抑制できる。
さらに詳しくは、傾斜部53の第1側Z1の端の軸方向Z位置が、第2コネクタ23の第1側Z1の端の軸方向Z位置よりも第1側Z1の位置の場合(上記[構成2]の条件を満たさない場合)は、次の作業が必要になる。この場合、一旦、第1ピン50が、第1ピン50所定位置よりも第2側Z2の位置まで差し込まれる。さらに詳しくは、傾斜部53の第1側Z1の端が、第2コネクタ23の第1側Z1の端に当たるまで、第1ピン50が差し込まれる。すると、第1ピン孔31の位置に対する第2ピン孔32の位置が合わせられる。その後、第1ピン50が、第1側Z1に移動させられ、第1ピン50所定位置に戻される。このように、第1ピン50を、一旦、第2側Z2に差し込んだ後、第1側Z1に戻す必要がある。一方、上記[構成2]を備える場合、この作業が不要である。
(第3の発明の効果)
[構成3]図1に示すように、第1部品10と第2部品20とが結合された状態でピン孔30の所定位置にピン40が差し込まれたときの、ピン孔30に対するピン40の位置をピン40所定位置とする。ピン40がピン40所定位置に配置されたとき、ピン40のうちピン孔30に囲まれた部分は、円柱状である。
上記[構成3]により、ピン40が第1ピン50と第2ピン60とに分割可能に構成されるにもかかわらず、従来と同様のピン孔30をそのまま利用しやすい。例えば、従来技術に対して、ピン40を交換すれば、上記「第1の発明の効果」を得ることができる。
(第4の発明の効果)
[構成4]第1ピン50、第2ピン60、およびピン孔30それぞれの形状は、ピン中心軸40aを回転軸とする回転体状である。
上記[構成4]により、第1ピン50のピン中心軸40aまわりの角度を、どのような角度にしても、ピン孔30に第1ピン50を差し込むことができる。また、第2ピン60のピン中心軸40aまわりの角度を、どのような角度にしても、ピン孔30に第2ピン60を差し込むことができ、かつ、第1ピン50に取り付けることができる。よって、ピン結合の作業の時間および手間を抑制できる。なお、例えば図9に示すような第2ピン60では、第1ピン50に対する第2ピン60の角度(ピン中心軸40aまわりの角度)を、特定の角度にする必要がある。
(第2実施形態)
図6〜図7を参照して、第2実施形態のピン結合装置201について、第1実施形態との相違点を説明する。なお、第2実施形態のうち、第1実施形態との共通点については、第1実施形態と同一の符号を付し、説明を省略した(共通点の説明を省略する点については他の実施形態の説明も同様)。相違点は、ピン40の構成である。図7に示すように、ピン40は、第1ピン250と、第2ピン260と、を備える。
第1実施形態では、図5に示す第1ピン50は、小径部54を備えた。一方、本実施形態では、図7に示す第1ピン250は、小径部54(図5参照)を備えない、いわば段無しピンである。傾斜部53の第2側Z2の端は、第1ピン250の第2側Z2の端である。第2側抜止ピン孔58は、傾斜部53に形成される。第2ピン260は、円柱穴部63(図5参照)を備えない。傾斜穴部64は、蓋状部62から第1側Z1に形成される。
(第3実施形態)
図8〜図9を参照して、第3実施形態のピン結合装置301について、第1実施形態との相違点を説明する。相違点は、ピン40の構成である。ピン40は、第1ピン350と、第2ピン360と、を備える。
第1実施形態では、図5に示す第1ピン50は、ピン中心軸40aに対して対称であった(第2ピン60も同様)。一方、本実施形態では、図9に示す第1ピン350は、ピン中心軸40aに対して非対称である(第2ピン360も同様)。ピン40は、次のように構成される。図8に示すように、略円柱状のピン(ピン孔30に対応する形状のピン)を、仮想的な面Aで分割したとする。このとき、分割後のピンの第1側Z1の部分が第1ピン350であり、分割後のピンの第2側Z2の部分が第2ピン360である。仮想的な面Aは、例えば平面であり、略平面でもよく、複数の面が組み合わされたものでもよい。仮想的な面Aは、ピン中心軸40aに対して傾斜する面を有する。
第1ピン350は、小径部54(図5参照)を備えない。図9に示すように、傾斜部353は、径方向Rにおける第1ピン350の幅が第2側Z2ほど小さくなるように、軸方向Zに対して傾斜する。第2ピン360は、傾斜部353に対応する部分363を備える。図8に示すように、部分363は、第1ピン350と第2ピン360とが組み立てられた状態のときに、傾斜部353と平行に配置され、傾斜部353に当たる。なお、図8に示す例では、上記[構成2]が満たされない。そのため、第1ピン350が、一旦、第1ピン350所定位置よりも第2側Z2に差し込まれた後、第1側Z1に戻される必要がある。傾斜部353が、上記[構成2]を満たすように変形されてもよい。
(第4実施形態)
図10を参照して、第4実施形態のピン結合装置401について、第1実施形態との相違点を説明する。相違点は、第1コネクタ413の構成である。第1実施形態では、図1に示す第1コネクタ13は、2か所に(2枚)設けられ、第1側部分13aと、第2側部分13bと、を備えた。一方、本実施形態では、図10に示す第1コネクタ413は、1か所に(1枚)のみ設けられる。
(第5実施形態)
図11を参照して、第5実施形態のピン結合装置501について、第1実施形態との相違点を説明する。相違点は、第2コネクタ523の構成である。第1実施形態では、図1に示す第2コネクタ23は、1か所に(1枚)のみ設けられた。一方、本実施形態では、図11に示す第2コネクタ523は、2か所に(2枚)設けられる。第1側Z1から第2側Z2に、第1コネクタ13の第1側部分13a、第2コネクタ523の第1側部分523a、第1コネクタ13の第2側部分13b、第2コネクタ523の第2側部分523b、の順に配置される。
(変形例)
上記の各実施形態は様々に変形されてもよい。互いに異なる実施形態の構成要素どうしが組み合わされてもよい。各実施形態の構成要素の数が変更されてもよく、構成要素の一部が設けられなくてもよい。構成要素の形状などが変形されてもよい。
例えば、第2実施形態のピン結合装置201(図7参照)または第3実施形態のピン結合装置301(図9参照)に対して、図10に示す第4実施形態の第1コネクタ413または図11に示す第5実施形態の第2コネクタ523が適用されてもよい。図1に示す第1コネクタ13は、3か所(3枚)以上設けられてもよい(第2コネクタ23も同様)。
例えば、図2に示す第1部品10に対して第2部品20が回転不可能にピン結合される場合、ピン40およびピン孔30は、ピン中心軸40aを回転軸とする回転体状でなくてもよい。図1に示すテーパ部51は、設けられなくてもよい。テーパ部51は、第1ピン50の第2側Z2端部に設けられてもよく、第2ピン60の第1側Z1端部に設けられてもよく、ピン40の(第2ピン60の)第2側Z2端部に設けられてもよい。図5に示す蓋状部62は、設けられなくてもよい(第2ピン60はリング状でもよい)。
1、201、301、401、501 ピン結合装置
10 第1部品
13、413 第1コネクタ
20 第2部品
23、523 第2コネクタ
30 ピン孔
40 ピン
50、250、350 第1ピン
53、353 傾斜部
60、260、360 第2ピン
Z 軸方向(ピン軸方向)
Z1 第1側(第1ピン基端側)
Z2 第2側(第1ピン先端側)

Claims (4)

  1. 第1コネクタを有する第1部品と、
    前記第1部品とは異なる部品であって、第2コネクタを有する第2部品と、
    前記第1コネクタおよび前記第2コネクタに形成されるピン孔と、
    前記ピン孔に差し込まれ、前記第1部品と前記第2部品とを結合するピンと、
    を備え、
    前記ピンは、
    前記ピン孔に差し込まれる第1ピンと、
    前記第1ピンの先端側部分に取り付けられ、前記ピン孔と前記第1ピンとの間を埋めるように形成される第2ピンと、
    を備え、
    前記第1ピンは、ピン軸方向に直交する方向における前記第1ピンの幅が第1ピン先端側ほど小さくなるように、ピン軸方向に対して傾斜する傾斜部を備える、
    ピン結合装置。
  2. 請求項1に記載のピン結合装置であって、
    前記第2コネクタの第1ピン基端側の端は、前記第1コネクタの第1ピン基端側の端よりも第1ピン先端側に配置され、
    前記第1部品と前記第2部品とが結合された状態で前記ピン孔の所定位置に前記ピンが差し込まれたときの、前記ピン孔に対する前記第1ピンの位置を第1ピン所定位置とし、
    前記第1ピンが前記第1ピン所定位置に配置されたとき、前記傾斜部の第1ピン基端側の端のピン軸方向における位置は、前記第2コネクタの第1ピン基端側の端のピン軸方向における位置に対して、同じ位置または第1ピン先端側の位置である、
    ピン結合装置。
  3. 請求項1または2に記載のピン結合装置であって、
    前記第1部品と前記第2部品とが結合された状態で前記ピン孔の所定位置に前記ピンが差し込まれたときの、前記ピン孔に対する前記ピンの位置をピン所定位置とし、
    前記ピンが前記ピン所定位置に配置されたとき、前記ピンのうち前記ピン孔に囲まれた部分は、円柱状である、
    ピン結合装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のピン結合装置であって、
    前記第1ピン、前記第2ピン、および前記ピン孔それぞれの形状は、前記ピンの中心軸を回転軸とする回転体状である、
    ピン結合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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