JP2018153601A

JP2018153601A - 排尿後尿滴下防止装具

Info

Publication number: JP2018153601A
Application number: JP2017077152A
Authority: JP
Inventors: 悦治和田; Etsuji Wada
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2017-03-17
Filing date: 2017-03-17
Publication date: 2018-10-04

Abstract

【課題】高齢化による尿道、尿管の弛みを回復、復元し尿管、尿道内に残留している尿の排出をスムーズにして、排尿後の尿のあと漏れを無くすることを可能にする簡単で且つ安価な押圧刺激効果を得る装具を提供する。【解決手段】下着（パンツ）の胴体部分での滑り止めの位置に使用するゴム紐１もしくは紐の左右の骨盤辺りの位置から前下方向に向けて、ゴム紐状のもの２を半円状にして吊り下げ、その一番下部が泌尿器の陰嚢の後ろの両足との間に位置する長さに調節したものを取り付ける。その紐はゴムの伸縮性により幾分上部に引き上げられる状態に固定され、結果的に尿道を上部に引き上げ押圧刺激することとなる。【選択図】図１

Description

発明の詳細な説明

排尿後において残尿漏れを常習的に体験する中高年男子の下着（パンツ）の胴体部分での滑り止めの位置に使用するゴム紐もしくは紐の左右の骨盤辺りの位置から前下方向に向けて、ゴム紐状のものを半円状にして吊り下げ、その一番下部が泌尿器の陰嚢の後ろの両足との間に位置する長さに調節したものを取り付ける。その紐はゴムの伸縮性により幾分上部に引き上げられる状態に固定する。それは結果的に尿道を上部に引き上げ押圧刺激することとなる。

吊り下げのゴム紐は必ずしも下着（パンツ等）に固定する必要は無く、胴体の腹部とりわけ骨盤上部に滑り止めの要件を満たす帯状のもので有れば、腰紐、細紐状、ベルト、ゴム紐等単体のものでも構わない。

そこから吊り下げるゴム紐の形状については細過ぎても、幅が太過ぎても、その効果を上げることが出来ない。細過ぎると肌に傷を付けたり、痛みを感じさせることが有る。又太すぎると効果のある場所に固定することが出来ず効果を上げることが不能になる。所謂、押圧刺激効果が有ることを要する。

腰紐に取り付けるゴム状紐の取り付け位置については、予め体型差により、決めることも出来るがより正確を期するために、取り付け位置を自由に変更出来るようにフリーサイズの予備位置を作っておくことが可能である。それはボタンやホックまたはマジックテープなどでも可能である。

パンツのゴム紐を利用する場合のパンツの種類はブリーフ型、トランス型とかのすべての形状を含むこととする。

腰紐から吊り下げる尿道、尿管の引き上げる為のゴム紐の長さについても、個人差に適応する位置決めを任意に出来るように腰紐に接続させる位置決めをフリーサイズになるように工夫をする。

発明が解決しょうとする課題

排尿後における残尿の無意識下における漏れの防止を物理的手段により解決する事を目的とした発明である。

課題を解決するための手段

高齢化による尿道、尿管の弛みを回復、復元し尿管、尿道内に残留している尿の排出をスムーズにして、排尿後の尿のあと漏れを無くすることを可能にする装具を開発した。

紙おむつ等の吸水剤を一切使用せずに、尿の後漏れ自体を無くすることを可能にした。

発明の効果

排尿が終った後の、あともれ、おっかけもれが無くなり、衣服の汚れや、肌につく不快感を解消し、紙おむつ等の使用を不要にした。

装具は装着したままで全ての歩行を含む日常生活を阻害することは無く、そのままでの就寝も抵抗感は無く着用が可能である。

パンツ装着型のものに付いては、パンツの交換時にパンツを履き替えれば済む。そのままの一体での洗濯が可能である。

単独型装着式装具の交換時期は使用者が不潔感を感じるまでの使用が可能である。

以下、本発明の排尿後尿滴下防止装置について、添付図面を参照にしつつ説明する。
＜第一実施形態＞

特許の範囲

＜第二実施形態により説明する＞

次ページの模式図により説明する。
１．のゴムベルトについては、ゴム帯の伸縮による滑り止め、単に紐を結ぶことによる滑り止め、マジックテープ等による滑り止め等すべての種類を含むものとする。
２．のゴム紐についても金属等を除く肌に優しい全ての素材を含むものとする。
３．のフリーサイズの位置決めの手段としては、釦、ホック、マジックテープなどの全ての方法を含むものとする。
４．の装具のみの使用の場合においては、１．２．３．によるものとする。
５．のパンツに装着して使用する場合においては、既存の製品に２．のゴム紐等を後付する方法、又は既存のパンツに新たに１．のベルトを縫いつけて装着する等の方法を得ることとする。新たにパンツを製作する場合においては、１．の滑り止めゴム紐については、２．の装具のゴム紐の利用効果を充分に考慮して製作するものとする。

排尿後尿滴下防止装具の模式図

Claims

残尿漏れの原因は、高齢化、前立腺の疾患等の理由により排尿の際、膀胱から尿道に排尿が流れる時に尿道が直線的な傾斜を保持しておれば、何等残尿が起こることは無いが、その尿道が高齢化または前立腺の肥大などにより筋肉の弛緩を起こし、その結果尿管の弛みを生じ、下部に婉曲することにより、所謂尿溜り現象を起こすことにより排尿の全量を一気に排尿出来ないのが主な原因である事が医学的に解明されている。そこで当発明はその排尿の所謂「あとこぼれ」の排尿を、根本的な解決手段として、装着するだけで押圧刺激効果を与え残尿自体が尿道ないしは尿管に残留させないように工夫した人体に悪影響の無い簡単で安価な装着物を装具として発明し提供するものである。
現在、残尿漏れ対策として実用化されているものとして、追っかけもれ対策としての商品が販売されているが所詮は紙おむつであり基本的に残尿漏れを解決するものではない。又使用後の製品の処理にも一々廃棄処理する必要が有り、ましてや如何に排尿を固形化したにせよ、ある程度の一定期間は身体に装着した状態で居なければ成らなかった。その状態は使用者にとっては、心地良いものとは言い難いものであった。
ましてや、所詮は消耗品で有るが為に少なくとも一日に一度は交換する必要が有り、手間が掛かり、高価なものにつくのが事実であり、尚且つ使用者にその都度の交換は精神的、経済的負担を強要するものであり、何等残尿こぼれの基本的な解決にはならないのが事実である。
そこで当該発明製品に於いては、その残尿後の尿漏れ自体を皆無にするために開発したものであり、所謂医学的手法としての押圧刺激効果を得るためのミルキング効果と呼ばれるものである。
当該製品に於いては、使用者において何等健康上の問題を生じることは無く装着の抵抗感を生じることも無く普通の生活を送ることが出来る。また漏洩した尿が身体に付着する不快感や衣類を汚すことが無い。