JP2018152928A - 充放電制御装置、充放電装置及び充放電制御プログラム - Google Patents

充放電制御装置、充放電装置及び充放電制御プログラム Download PDF

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直樹 岡田
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Abstract

【課題】系統電力使用量の増加による電力料金の上昇を抑制する。【解決手段】充放電制御装置は、電力系統からの電力による車載蓄電池(310)の充電機能、内蔵蓄電池(30)電力の分電盤(200)側への放電機能を備え、充電による電力使用と引き替えに放電による電力供給を行うべき特定単位時間を設定し、特定単位時間を充電期間と放電期間とに時分割して充電及び放電を実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電池の充放電を制御するための充放電制御装置、この充放電制御装置を備えた充放電装置、及びこの充放電制御装置としてコンピュータを機能させるための充放電制御プログラムに関する。
従来、電気自動車(EV:Electric Vehicle)やプラグインハイブリッド車(PHV:Plug in Hybrid Vehicle、PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)等の電動車両に搭載された車載蓄電池を充電し、また車載蓄電池や他の蓄電池(以下、「内蔵蓄電池」という。)から家庭内の負荷に対して放電する充放電システムが知られている。この充放電システムにおいて、電力系統から供給される電力の使用量(以下、「系統電力使用量」という。)を抑えるための技術として、以下のものが知られている。
特許文献1に記載の充放電システムは、内蔵蓄電池を備え、電力系統からは予め定めた最大電力供給量以下の電力量を供給させるように制御し、内蔵蓄電池からは車載蓄電池を充電するために要求される要求充電電力量から上記最大電力供給量以下の電力量を減算した分を放電させるように制御するものである。
また、特許文献2における背景技術として記載の充放電システムは、実量制で電力料金を設定する場合の系統電力使用量を計測するための単位時間であるデマンド単位時間を考慮し、デマンド単位時間当たりの目標給電量を定めておき、この目標給電量に相当する電力を車載蓄電池から供給することにより、デマンド単位時間当たりの系統電力使用量を低減するものである。
特開2014-45536号公報(2014年3月13日公開) 特開2017-11798号公報(2017年1月12日公開)
特許文献1に記載の充放電システムでは、車載蓄電池を充電する際に、内蔵蓄電池から車載蓄電池へ給電する構成となっている。しかしながら、この構成では、内蔵蓄電池と車載蓄電池との電圧レベルが一致するとは限らないこと、及び内蔵蓄電池と車載蓄電池との間を絶縁しておくことが望ましいことから、内蔵蓄電池と車載蓄電池との間にDC−DCコンバータを設置する必要が生じ、充放電システムのコストアップを招来する。なお、この問題は、内蔵蓄電池と車載蓄電池との関係に限らず、別々の電動車両に搭載された複数の車載蓄電池間の関係においても生じ得る。
また、特許文献2における背景技術として記載の充放電システムでは、車載蓄電池を充電する際の系統電力使用量を低減することには対応していない。そのため、例えば電動車両の利用予定があり、それまでに車載蓄電池を充電しようとしたときに、そのタイミングが他の負荷での電力使用量の多い時間帯と重なってしまった場合、デマンド単位時間当たりの系統電力使用量が所定の閾値を超え、電力料金の上昇等の不都合を招来する場合がある。
なお、電力料金体系によっては、需要の高い時間帯における系統電力の使用量を抑えることにより、リベートを受けることができる場合がある。この場合、需要の高い時間帯に車載蓄電池を充電してしまうと、リベートが減額されてしまうという不都合を招来することがある。
以上の課題に鑑み、本発明の一態様は、上記コストアップ及び不都合を回避又は抑制できる充放電制御を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る充放電制御装置は、電力系統からの電力により第1蓄電池を充電する機能と、第2蓄電池の電力を電力系統側へ放電する機能とを備えた充放電装置を制御するための充放電制御装置であって、上記充電による電力使用と引き替えに上記放電による電力系統側への電力供給を行うべき特定単位時間を設定する特定単位時間設定部と、上記特定単位時間を充電期間と放電期間とに時分割して上記充電及び放電を実行させる充放電切替部と、を備えている。
上記構成では、第2蓄電池から第1蓄電池へ給電する必要がないため、上述した装置のコストアップを回避することができる。
また、上記構成では、充電による電力使用と引き替えに放電による電力系統側への電力供給を行うべき特定単位時間を設定し、充電期間と、放電期間とに時分割して充電及び放電を実行させる。これにより、上記特定単位時間内において、系統電力使用量のうち、第1蓄電池を充電することによる増分(以下、「見かけ充電電力量」という。)を、ゼロにする、あるいは充電のみを実行する場合と比較して小さくすることができる。
その結果、系統電力使用量の増加による電力料金の上昇やリベートの減額等の不都合の発生を抑制することができる。
なお、「電力系統側へ放電する」とは、充放電装置から見て第1蓄電池及び第2蓄電池へ向かう向きとは逆向きに電力を放電することを意味し、電力系統そのものに対して放電することに限らず、電力系統から電力供給を受ける他の負荷に対して放電することも含む。
第1蓄電池は、電動車両に搭載された車載蓄電池のように、特定の時点(例えば、電動車両の使用前。)までに充電しておく必要性が生じやすい蓄電池であり、第2蓄電池は、充放電装置に内蔵された内蔵蓄電池のように、上記必要性が生じにくい蓄電池であることが好適ではあるが、これに限定されるものではない。例えば、第1及び第2蓄電池は、別々の電動車両に搭載された車載蓄電池であってもよい。また、第1及び第2蓄電池は、それぞれ複数あってもよい。
上記充放電切替部は、上記第1蓄電池を充電する充電電力と、上記第2蓄電池が放電する放電電力とが異なる場合、相対的に高い方の電力に対応する上記期間を相対的に短くすることが好ましい。
第1蓄電池及び第2蓄電池は、それぞれの定格電力付近で充電及び放電することが望まれる。なぜなら、そうすることにより充放電時間の短縮が可能となるからである。また、定格電力付近は効率が一般的に高くなる。ただし、これら定格電力は互いに異なる場合がある。
そこで、上記構成では、充電電力と放電電力とが異なる場合に、相対的に高い方の電力に対応する上記期間を相対的に短くする。これにより、充電電力と放電電力とが異なる場合でも、見かけ充電電力量を、ゼロにする、あるいはより小さくすることができる。
上記充放電切替部は、上記特定単位時間の始点及びその前後を含む期間、並びに終点及びその前後を含む期間を上記放電期間とし、これら放電期間の間の期間に上記充電期間を設けることが好ましい。
上記構成では、特定単位時間設定部が設定した特定単位時間の始点及び終点それぞれの前後を放電期間とするため、特定単位時間設定部が設定した特定単位時間と、電力料金算定の基準となる実際の単位時間との間に誤差が生じていたとしても、上記実際の単位時間における見かけ充電電力量の不用意な増加を抑制することができる。
上記特定単位時間設定部は、上記特定単位時間を連続して複数設定し、上記充放電切替部は、先行する特定単位時間の終期と、後続する特定単位時間の始期とを、上記充電期間又は放電期間で統一することが好ましい。
上記構成では、各特定単位時間の境界において、充電運転から放電運転への切り替え、又はその逆の切り替えを行う必要がなくなるため、切替リレーの切替過多(切替回数の増加よるリレーの劣化。)や運転切替による時間的なロスの発生を回避することができ、より早く充電完了させることができるようになる。
上記特定単位時間設定部は、上記特定単位時間を連続して複数設定し、上記充放電切替部は、ある特定単位時間の充電期間と、他の特定単位時間の充電期間とを、互いに異なる第1蓄電池を充電するための期間として設定することが好ましい。
上記構成では、複数の第1蓄電池を充電することができる。
上記充放電切替部は、上記充電期間を複数の第1蓄電池それぞれを充電するための期間としてさらに時分割することが好ましい。
上記構成では、複数の第1蓄電池を充電することができる。
上記特定単位時間における上記放電の電力量から上記充電の電力量を差し引いた実質供給電力量の要求値を受け付ける供給電力量受付部を備え、上記充放電切替部は、上記要求された実質供給電力量に基づき上記時分割の割合を設定することが好ましい。
上記構成では、状況に応じて充放電装置からの放電量の方が多くなるようにすることができる。
上記充放電制御装置を備え、上記充電と放電とを切り替えて実行する充放電装置を構成することもできる。また、上記充放電制御装置としてコンピュータを機能させるための充放電制御プログラムであって、上記各部としてコンピュータを機能させるための充放電制御プログラムを構成することもできる。
本発明の一態様によれば、装置のコストアップを回避しつつ、系統電力使用量の増加による電力料金の上昇やリベートの減額等の不都合の発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る充放電装置及びその周辺装置の構成を示すブロック図である。 上記充放電装置における充電及び放電の時間遷移を示すタイミングチャートである。 上記充放電装置の変形例における充電及び放電の時間遷移を示すタイミングチャートである。 上記充放電装置の変形例における充電及び放電の時間遷移を示すタイミングチャートである。 上記充放電装置の変形例における充電及び放電の時間遷移を示すタイミングチャートである。 上記充放電装置の変形例における充電及び放電の時間遷移を示すタイミングチャートである。 上記充放電装置の変形例における充電及び放電の時間遷移を示すタイミングチャートである。 上記充放電装置の変形例における充電及び放電の時間遷移を示すタイミングチャートである。 上記充放電装置の変形例における充電及び放電の時間遷移を示すタイミングチャートである。 上記充放電装置の変形例における充電及び放電の時間遷移を示すタイミングチャートである。
本発明の実施形態について図面に基づき説明すれば以下のとおりである。
図1のブロック図は、本実施形態の充放電装置100及びその周辺装置の構成を示している。
電力系統1の電力は、分電盤200を介して、例えば動力や照明などの負荷220へ供給される。
分電盤200は、何れも図示しない、主幹ブレーカ、電力を各負荷220へ分岐させるための分岐ブレーカ、電力を充放電装置100へ分岐させるための分岐ブレーカを備えている。さらに、分電盤200は、負荷220及び充放電装置100へ流れる電流を計測する電流センサ210を備えている。
充放電装置100は、充放電回路10、充放電制御装置20、内蔵蓄電池30(第2蓄電池、非車載蓄電池)、切替リレー40、UPS51、入力部52、操作部53、通信部54を備えている。
充放電回路10は、双方向AC/DCコンバータ11、双方向DC/DCコンバータ12及び突入電流防止回路13を備えている。これにより、充放電回路10は、電力系統1側からの交流電力を直流電力に変換し、電動車両300の車載蓄電池310(第1蓄電池)、又は充放電装置100の内蔵蓄電池30を充電する充電機能、及び車載蓄電池310又は内蔵蓄電池30からの直流電力を交流電力に変換し、分電盤200側へ放電する放電機能を有している。この放電機能は、いわゆる系統連系運転や自立運転を実現するための機能である。
なお、電動車両300としては、電気自動車(EV:Electric Vehicle)やプラグインハイブリッド車(PHV:Plug in Hybrid Vehicle、PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)等が想定され、充放電装置100が備えるCHAdeMO(登録商標)対応コネクタによって接続されることが好適である。
また、内蔵蓄電池30に代えて充放電装置100の外部に設けられた蓄電池を用いてもよい。この場合、当該蓄電池も充放電装置100が備えるCHAdeMO(登録商標)対応コネクタによって接続されることが好適である。
切替リレー40は、充放電回路10を、車載蓄電池310と接続し内蔵蓄電池30と絶縁する状態と、車載蓄電池310と絶縁し内蔵蓄電池30と接続する状態とを切り替えるリレーである。このような切り替えを行うことから、車載蓄電池310と内蔵蓄電池30とが接続されることはないため、車載蓄電池310と内蔵蓄電池30との間にDC/DCコンバータを設ける必要がない。
なお、切替リレー40は、双方向DC/DCコンバータ12と突入電流防止回路13との間に設けられていてもよい。この場合、突入電流防止回路13は、車載蓄電池310用と内蔵蓄電池30用とが個別に設けられることになる。
UPS(Uninterruptible Power Supply)51は、図示しない予備蓄電池を備え、電力系統1の停電などによって充放電装置100に対する電力供給が絶たれた場合に、充放電装置100を運転させるための電力を供給する電源装置である。
入力部52は、上述した電流センサ210からの信号を受け、充放電制御装置20へ供給するためのインターフェースであり、操作部53は、ユーザによる充放電装置100に対する操作を受け付けるインターフェースであり、通信部54は、LAN(Local Area Network)やインターネットなどのネットワークとの間で通信を行うためのインターフェースである。
なお、通信部54は、ECHONET Lite(登録商標)に準拠し、HEMS(Home Energy Management System)と通信可能となっていることが好適である。
充放電制御装置20は、車載蓄電池310及び内蔵蓄電池30の充放電を実行すべく、これら車載蓄電池310及び内蔵蓄電池30自体、充放電回路10、切替リレー40を制御するものである。
また、充放電制御装置20は、特定単位時間設定部21、充放電切替部22及び供給電力量受付部23として機能するとともに、時計24を備えている。これにより、充放電制御装置20は、車載蓄電池310の充電による電力使用と引き替えに、内蔵蓄電池30の放電による分電盤200側への電力供給を充放電回路10に行わせる。
図2のタイミングチャートは、上記充電及び放電の時間遷移を示している。ここで、時刻t1〜t6は、系統電力使用量を計量すべき単位時間を区切る時刻である。なお、図2では、単位時間は固定間隔であることを想定しているが、これに限らず、単位時間は可変間隔であってもよい。本実施形態では、上記単位時間としてデマンド単位時間を想定し、時刻t1〜t6は、毎時の00分又は30分であるものとする。
一般的に、電力料金は契約電力に応じて増減する。契約電力は、当月を含む過去1年間の各月の最大需要電力のうちで最も大きな値とされ、最大需要電力は、デマンド単位時間毎の平均使用電力のうち月間で最も大きい値とされる。
時刻t2と時刻t4との間の時間帯は、負荷220による電力使用量が比較的多いため、それに加えて車載蓄電池310を通常どおりに充電してしまうと、最大需要電力をより高い値に更新してしまうおそれのある高需要時間帯taである。
ここで、特定単位時間設定部21は、デマンド単位時間を区切る時刻t1〜t6、及び高需要時間帯taを認識しており、その認識方式としては種々の態様が考えられるが、本実施形態では、例えば操作部53又は通信部54からの入力に基づき、特定単位時間設定部21に予め記録されていることとする。
特定単位時間設定部21は、高需要時間帯taを認識し、時計24が出力する時刻情報に基づき、高需要時間帯taに含まれるデマンド単位時間t2:t3・t3:t4(時刻t2と時刻t3との間の時間を「t2:t3」と表記し、他の時間もこれに準じて表記する。)それぞれを、特定単位時間と設定する。特定単位時間とは、車載蓄電池310の充電による電力使用と引き替えに、内蔵蓄電池30の放電による分電盤200側への電力供給を行うべき時間である。
各特定単位時間t2:t3・t3:t4において、車載蓄電池310を充電する必要がある場合、充放電切替部22は、当該特定単位時間t2:t3・t3:t4を充電期間と放電期間とに時分割して上記充電及び放電を実行させるために、充放電回路10、切替リレー40、内蔵蓄電池30及び車載蓄電池310を制御する。
具体的には、充電期間(図2では各特定単位時間t2:t3・t3:t4の後半。)においては、充放電切替部22は、充放電回路10が車載蓄電池310と接続し内蔵蓄電池30と絶縁する状態となるように切替リレー40を設定し、車載蓄電池310を充電可能な状態に設定し、充放電回路10を、電力系統1側からの交流電力を直流電力に変換して電動車両300の車載蓄電池310を充電するように設定する。
一方、放電期間(図2では各特定単位時間t2:t3・t3:t4の前半。)においては、充放電切替部22は、充放電回路10が内蔵蓄電池30と接続し車載蓄電池310と絶縁する状態となるように切替リレー40を設定し、内蔵蓄電池30を放電可能な状態に設定し、充放電回路10を、内蔵蓄電池30からの直流電力を交流電力に変換して分電盤200側へ放電するように設定する。
なお、高需要時間帯ta以外の時間帯においては、充放電制御装置20は、各部を上記充電期間と同じ状態とすることにより、通常の充電運転を実行させる。また、車載蓄電池310に対して必要な充電が完了した時点tbにおいて、充放電制御装置20は、充電運転を停止させる。
以上により、特定単位時間内において、系統電力使用量のうち、車載蓄電池310を充電することによる増分(「見かけ充電電力量」)をゼロにすることができる。その結果、系統電力使用量の増加により、最大需要電力をより高い値に更新してしまうリスクを低減し、電力料金の上昇等の不都合の発生を抑制することができる。
なお、見かけ充電電力量をゼロにするには、充電電力(−X[kW])と放電電力(X[kW])との絶対値が等しく、充電期間及び放電期間の長さが等しいことを要する。ただし、見かけ充電電力量を、ゼロにせずとも充電のみを実行する場合と比較して小さくすることができれば一定の効果を奏するといえる。
〔変形例1〕
車載蓄電池310及び内蔵蓄電池30は、それぞれの定格電力付近で充電及び放電することが望まれる。なぜなら、そうすることにより充放電時間の短縮が可能となるからである。また、定格電力付近は効率が一般的に高くなる。ただし、これら定格電力は互いに異なる場合がある。
そこで、車載蓄電池310を充電する充電電力と、内蔵蓄電池30が放電する放電電力とが異なる場合、充放電切替部22は、相対的に高い方の電力に対応する期間を相対的に短くする。
具体的には、図3に示すように、車載蓄電池310の充電定格電力が−Y[kW]であり、内蔵蓄電池30の放電定格電力がY[kW]×α[%](α>100)である場合、各特定単位時間内の充電期間よりも放電期間を短く設定すればよく、α[%]短くすることにより見かけ充電電力量をゼロにすることができる。なお、この場合、X=Yであれば、充電完了時点tbを図2の場合よりも早めることができる。
また、図4に示すように、車載蓄電池310の充電定格電力が−Z[kW]であり、内蔵蓄電池30の放電定格電力がZ[kW]×β[%](β<100)である場合、各特定単位時間内の放電期間よりも充電期間を短く設定すればよく、β[%]短くすることにより見かけ充電電力量をゼロにすることができる。
〔変形例2〕
上述したとおり、特定単位時間設定部21は時計24が出力する時刻情報に基づき特定単位時間を設定する。この時計24が出力する時刻情報と、最大需要電力の算出の基準となる実際の単位時間を定める時刻情報とが異なる場合、具体的には例えば後者の時刻情報は電力系統1により電力を提供する事業者側が管理する時刻情報である場合がある。この場合、両者の時刻情報の間に誤差が生じる可能性がある。
そこで、図5に示すように、充放電切替部22は、特定単位時間t2:t3の始点である時刻t2とその前後の所定時間を含む期間、及び特定単位時間t2:t3の終点である時刻t3(時刻t3は後続する特定単位時間t3:t4の始点ともいえる。)とその前後の所定時間を含む期間を放電期間とし、これら放電期間の間の期間に充電期間を設ける。後続する特定単位時間t3:t4についても同様である。
これにより、上記誤差が生じていたとしても、上記実際の単位時間における見かけ充電電力量の不用意な増加を抑制することができる。
〔変形例3〕
図2の例では、充放電切替部22は、特定単位時間において先に放電期間を設定し、次に充電期間を設定することとしていたが、図6に示すように、先に充電期間を設定し、次に放電期間を設定してもよい。そうすることにより、特定単位時間t3:t4において車載蓄電池310の充電が完了する場合には、図2の例よりも早く充電を完了させることができる。すなわち、図2の例では特定単位時間t3:t4の後半において充電が完了するのに対し、図6の例では特定単位時間t3:t4の前半において充電が完了することになる。
〔変形例4〕
図2の例では、充放電切替部22は、先行する特定単位時間t2:t3から後続する特定単位時間t3:t4へ移行する際に、充電期間から放電期間への運転切替を行うこととなる。この運転切替による切替過多や時間的なロスの発生を回避するために、充放電切替部22は、先行する特定単位時間t2:t3の後半と、後続する特定単位時間t3:t4の前半とを、図7に示すように放電期間に統一する、または図8に示すように放電期間に統一する。
これにより、切替リレー40の切替過多によるリレーの劣化を抑制することもできる。また、運転切替による時間的なロスの発生を回避することができ、より早く車載蓄電池310の充電を完了させることができるようになる。
〔変形例5〕
複数の電動車両300の各車載蓄電池310をほぼ同時並行で充電したい場合には、充電期間を各車載蓄電池310に割り当てる必要がある。
そのためには、図9に示すように、充放電切替部22は、先行する特定単位時間t2:t3の充電期間と後続する特定単位時間t3:t4の充電期間とを、互いに異なる車載蓄電池310(A車用、B車用)を充電するための期間として設定する。
また、図10に示すように、充放電切替部22は、各特定単位時間t2:t3・t3:t4…における充電期間を互いに複数の車載蓄電池310(A車用、B車用)それぞれを充電するための期間としてさらに時分割する。
なお、対象の電動車両300が3台以上の場合も上記に準じて対応可能である。
また、複数の電動車両300の各車載蓄電池310に対する充放電を行う充放電装置においては、複数の電動車両300のうちの一部のものに搭載された車載蓄電池310を内蔵蓄電池30の代わりとして機能させることも可能である。
〔変形例6〕
充放電制御装置20は、上述のとおり、見かけ充電電力量をゼロにする、あるいはゼロにせずとも充電のみを実行する場合と比較して小さくするように制御を行うものであるが、上記「充電のみを実行する場合と比較して小さくする」ことには、見かけ充電電力量をマイナスにする、すなわち車載蓄電池310を充電しつつも、特定単位時間における充放電の収支を放電過多にすることも含まれる。
そのために、充放電制御装置20は、供給電力量受付部23を備えていることが好ましい。供給電力量受付部23は、操作部53によるユーザからの操作入力、又はネットワーク2及び通信部54を介してHEMSや他の機器から受信する情報入力(例えば、後述するデマンドレスポンスからの情報入力。)により、各特定単位時間における実質供給電力量の要求値を受け付ける。実質供給電力量とは、放電の電力量から充電の電力量を差し引いた電力量である。
特定単位時間における充放電の収支が供給電力量受付部23が受け付けた実質供給電力量に一致する、又は近い値となるように、充放電切替部22は、充電期間及び放電期間の時分割の割合を設定する。そのためには、充放電切替部22において以下の連立方程式を解き、T1,T2を求めるようにすればよい。
・T1+T2=T
・(Pa×(T1/60)−Pa×γ×(T2/60))×2=A
ここで、
T1:放電期間[min]
T2:充電期間[min]
T:特定単位時間[min]
Pa:内蔵蓄電池30の放電定格電力[kW]
γ:内蔵蓄電池30の放電定格電力に対する車載蓄電池310の充電定格電力の割合[%]
A:実質供給電力量[kW]
である。
〔変形例7〕
以下では、特定単位時間の設定に関する変形例について説明する。
(1)契約電力に近い電力を使用している時間帯
特定単位時間設定部21は、使用電力が契約電力に近い又は契約電力を超える傾向を示している時間帯を高需要時間帯taとし、この高需要時間帯taに属する単位時間を特定単位時間とすることができる。
上記傾向を示している時間帯か否かを判断する方式としては様々な態様が考えられる。例えば、ある単位時間に着目したときに、その始点の使用電力、その直前の一定期間における使用電力の平均値、あるいはその直前の単位時間における使用電力の平均値が契約電力に近い(例えば、契約電力の80%を超える電力。)場合、上記ある単位時間が属する時間帯は高需要時間帯taであると判断する。
そのために、特定単位時間設定部21は、入力部52を介して電流センサ210からの信号を受け、この信号に基づきその時々の使用電力を認識する。あるいは、特定単位時間設定部21は、通信部54を介してHEMS等の他の機器からの情報を受け、この情報に基づきその時々の使用電力を認識してもよい。
また、特定単位時間設定部21は、操作部53を介してユーザが入力した契約電力の値を記憶している。あるいは、特定単位時間設定部21は、通信部54を介してHEMS等の他の機器から契約電力の値を取得してもよい。
(2)過去の学習に基づく電力使用量の多い時間帯
特定単位時間設定部21は、過去の学習に基づき電力使用量の多い時間帯(例えば、契約電力の80%を超える電力を使用している時間帯。)を高需要時間帯taとし、この高需要時間帯taに属する単位時間を特定単位時間とすることができる。
そのために、特定単位時間設定部21は、日々の電力使用量を所定の時間間隔で記憶しておき、その記憶した情報を利用すればよい。利用する情報の期間は、例えば前日や直近の1週間、あるいは季節別の期間とすることが考えられる。
(3)でんき予報により電力使用量が多いと予報される時間帯
特定単位時間設定部21は、電力会社が提供するでんき予報により電力使用量が多いと予報される時間帯を高需要時間帯taとし、この高需要時間帯taに属する単位時間を特定単位時間とすることができる。具体的には、電力供給可能量に対する電力使用見込みが特定のパーセンテージ(例えば、90%。)を超える時間帯を高需要時間帯taとすればよい。なお、でんき予報は一般的な需要傾向を示すものであるため、必ずしもでんき予報による電力使用量と充放電装置100が設置されている家庭等における電力使用量とが同じ傾向を示すとは限らないが、ある程度の相関がみられることが多い。
(4)デマンドレスポンスによる節電要請を受けている時間帯
特定単位時間設定部21は、デマンドレスポンスによる節電要請を受けている時間帯を高需要時間帯taとし、この高需要時間帯taに属する単位時間を特定単位時間とすることができる。
ここで、デマンドレスポンスによる節電要請とは、電力会社やヴァーチャルパワープラント(仮想発電所)が、電力使用量が多いときにユーザ宛に送るものである。この節電要請に対応して使用電力量を減らしたユーザは、電力会社等からインセンティブ報酬(リベート)を受け取ることができる。なお、デマンドレスポンスにおける単位時間は、上述した契約電力におけるデマンド単位時間とはその長さが異なっていたり、その長さが固定ではなく可変である場合もある。
節電要請は、電子メールによってユーザへ通知されるほか、インターネット経由でユーザの電気設備へ直接送られてくることも考えられる。電子メールにより通知された場合は、ユーザが操作部53を操作して節電要請を受けている時間帯を充放電装置100に入力することになる。一方、節電要請がデータとしてユーザの電気設備へ直接送られてくる場合は、通信部54によって直接そのデータを受信してもよく、HEMSを介して受信してもよい。
(5)ダイナミックプライシングにおける電力料金が高い時間帯
特定単位時間設定部21は、ダイナミックプライシングにおける電力料金が高い時間帯(例えば、平均価格より高い時間帯、あるいは予め定めた設定価格より高い時間帯。)を高需要時間帯taとし、この高需要時間帯taに属する単位時間を特定単位時間とすることができる。
ここで、ダイナミックプライシングとは、時間帯毎にリアルタイムで電力料金が決定される仕組みである。なお、ダイナミックプライシングにおける単位時間は、上述した契約電力におけるデマンド単位時間とはその長さが異なっていたり、その長さが固定ではなく可変である場合もある。
ダイナミックプライシングにおける電力料金についても、電子メールによってユーザへ通知されるほか、インターネット経由でユーザの電気設備へ直接送られてくることも考えられ、上記節電要請に準じた対応となる。
〔内蔵蓄電池の充電タイミング〕
以上のとおり、本実施形態は、車載蓄電池310の充電による電力使用と引き替えに、内蔵蓄電池30の放電による分電盤200側への電力供給を行うべき特定単位時間を設定することにより、系統電力使用量の増加による電力料金の上昇やリベートの減額等の不都合の発生を抑制するものである。
ここで、内蔵蓄電池30を充電する際にも、電力料金の上昇やリベートの減額等の不都合の発生を抑制するように配慮しなければならない。しかしながら、内蔵蓄電池30は、車載蓄電池310とは異なり、特定の時点(例えば、電動車両の使用前。)までに充電しておく必要性が生じにくい蓄電池である。そのため、上記不都合を抑制しながら内蔵蓄電池30を充電することは比較的容易であるといえ、上述した特定単位時間に該当しない時間に内蔵蓄電池30を充電するようにすればよい。
具体例を挙げると、契約している電力料金体系に基づき夜間など電力料金が低い時間帯、あるいはダイナミックプライシングにおいて電力料金が低い時間帯(例えば、最も電力料金の低い時間帯や、平均と比較して電力料金が所定の割合以下の時間帯。)に内蔵蓄電池30を充電するようにすればよい。
また、契約電力と比較して電力使用が十分少ない時間帯に内蔵蓄電池30を充電するようにしてもよい。あるいは、デマンドレスポンスによる節電要請を受けていない時間帯に内蔵蓄電池30を充電するようにしてもよい。
なお、車載蓄電池310の充電であっても、特定の時点までに充電しておく必要性が生じていない場合は、上記内蔵蓄電池30を充電する場合と同じ基準で充電するようにしてもよい。
以上のような通常の充電を行うための制御は、充放電制御装置20内に通常充電部(図示せず。)を設けてこの通常充電部が行うようになっておればよい。
〔変形例8〕
充放電制御装置20の制御ブロック(特に、特定単位時間設定部21、充放電切替部22、供給電力量受付部23。)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、充放電制御装置20は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。
上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
また、充放電制御装置20の制御ブロック(特に、特定単位時間設定部21、充放電切替部22、供給電力量受付部23。)は、必ずしも充放電装置100に搭載されている必要はなく、例えばHEMS等の外部機器から充放電装置100を制御するようになっていてもよい。
本発明は上述した実施形態及び各変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 電力系統、10 充放電回路、20 充放電制御装置、21 特定単位時間設定部、22 充放電切替部、23 供給電力量受付部、24 時計、30 内蔵蓄電池(第2蓄電池)、40 切替リレー、100 充放電装置、200 分電盤、300 電動車両、310 車載蓄電池(第1蓄電池)

Claims (9)

  1. 電力系統からの電力により第1蓄電池を充電する機能と、第2蓄電池の電力を電力系統側へ放電する機能とを備えた充放電装置を制御するための充放電制御装置において、
    上記充電による電力使用と引き替えに上記放電による電力系統側への電力供給を行うべき特定単位時間を設定する特定単位時間設定部と、
    上記特定単位時間を充電期間と放電期間とに時分割して上記充電及び放電を実行させる充放電切替部と、
    を備えることを特徴とする充放電制御装置。
  2. 上記充放電切替部は、上記第1蓄電池を充電する充電電力と、上記第2蓄電池が放電する放電電力とが異なる場合、相対的に高い方の電力に対応する上記期間を相対的に短くすることを特徴とする請求項1に記載の充放電制御装置。
  3. 上記充放電切替部は、上記特定単位時間の始点及びその前後を含む期間、並びに終点及びその前後を含む期間を上記放電期間とし、これら放電期間の間の期間に上記充電期間を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の充放電制御装置。
  4. 上記特定単位時間設定部は、上記特定単位時間を連続して複数設定し、
    上記充放電切替部は、先行する特定単位時間の終期と、後続する特定単位時間の始期とを、上記充電期間又は放電期間で統一することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の充放電制御装置。
  5. 上記特定単位時間設定部は、上記特定単位時間を連続して複数設定し、
    上記充放電切替部は、ある特定単位時間の充電期間と、他の特定単位時間の充電期間とを、互いに異なる第1蓄電池を充電するための期間として設定することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の充放電制御装置。
  6. 上記充放電切替部は、上記充電期間を複数の第1蓄電池それぞれを充電するための期間としてさらに時分割することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の充放電制御装置。
  7. 上記特定単位時間における上記放電の電力量から上記充電の電力量を差し引いた実質供給電力量の要求値を受け付ける供給電力量受付部を備え、
    上記充放電切替部は、上記要求された実質供給電力量に基づき上記時分割の割合を設定することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の充放電制御装置。
  8. 請求項1から7の何れか1項に記載の充放電制御装置を備え、
    上記充電と放電とを切り替えて実行することを特徴とする充放電装置。
  9. 請求項1から7の何れか1項に記載の充放電制御装置としてコンピュータを機能させるための充放電制御プログラムであって、上記各部としてコンピュータを機能させるための充放電制御プログラム。
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