JP2018151982A - ログ管理装置及びログ管理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
一時ログ記憶部と、蓄積記憶部と、一時ログ記憶制御部と、特定ログ検出部と、蓄積記憶制御部とを備え、
前記一時ログ記憶制御部は、
更新日付の古い順にログファイルを取得して前記一時ログ記憶部に格納し、格納したログファイルの個数が前記一時ログ記憶部の格納設定数に到達した場合、前記一時ログ記憶部に格納されているログファイルのうち更新日付が最も古いログファイルを削除すると共に新たなログファイルを取得して前記一時ログ記憶部にログファイルを格納することを繰り返し、
前記特定ログ検出部は、
前記一時ログ記憶制御部が新たなログファイルを取得して前記一時ログ記憶部にログファイルを格納するたびに、前記一時ログ記憶部に格納されている格納設定数のログファイルのうち新たなログファイルが取得されることにより更新日付の順位が判定順位となったログファイルが基準パターンを含むログファイルかどうか判定し、
前記蓄積記憶制御部は、
前記特定ログ検出部によってログファイルが基準パターンを含むと判定された場合、前記一時ログ記憶部に格納されているログファイルの全部を前記蓄積記憶部にコピーする。
前記特定ログ検出部によって基準パターンを含むと判定されたことにより前記一時ログ記憶部に格納されているログファイルの全部を前記蓄積記憶部にコピーする際に、前記蓄積記憶部に重複するログファイルが存在する場合、重複するログファイル以外のログファイルを前記蓄積記憶部にコピーする。
前記蓄積記憶部に蓄積されたログファイルの蓄積数が蓄積設定数を超えようとする場合、更新日付の古い順に、蓄積設定数を超える個数のログファイルを削除する。
さらに、入力装置から基準パターンを受信する受信制御部を備える。
一時ログ記憶部と、蓄積記憶部とを備えたコンピュータに、
更新日付の古い順にログファイルを取得して前記一時ログ記憶部に格納し、格納したログファイルの個数が前記一時ログ記憶部の格納設定数に到達した場合、前記一時ログ記憶部に格納されているログファイルのうち更新日付が最も古いログファイルを削除すると共に新たなログファイルを取得して前記一時ログ記憶部にログファイルを格納することを繰り返えす処理と、
新たなログファイルを取得して前記一時ログ記憶部にログファイルを格納するたびに、前記一時ログ記憶部に格納されている格納設定数のログファイルのうち新たなログファイルが取得されることにより更新日付の順位が判定順位となったログファイルが基準パターンを含むログファイルかどうか判定する処理と、
ログファイルが基準パターンを含むと判定された場合、前記一時ログ記憶部に格納されているログファイルの全部を前記蓄積記憶部にコピーする処理と、
をコンピュータに実行させる。
図1〜図11を参照して実施の形態1のログ管理装置100を説明する。
図1は、実施の形態1のログ管理装置100の構成図である。ログ管理装置100は、コンピュータである。ログ管理装置100は、ハードウェアとして、プロセッサ110、記憶装置120、入出力インタフェース装置130及び入力装置140を備える。プロセッサ110は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
(1)基準パターンp:基準パターンpは、出現チェックしたい情報である。つまり基準パターンpとは、ログファイルに含まれているかどうかをチェックしたい情報である。基準パターンpは、例えば、文字列パターンまたはバイナリデータ等であるが、これらに限られない。基準パターンpが文字列パターンである場合、「E12345」などの文字列である。
(2)検出前ログファイル数y:検出前ログファイル数yは、基準パターン検出の対象とするログファイル以前の古いログファイルの、一時ログ記憶部121への保存数である。(3)検出後ログファイル数x:検出後ログファイル数xは、基準パターン検出の対象とするログファイルよりも後に生成された、基準パターン検出の対象とするログファイルよりも新しいログファイルの一時ログ記憶部121への保存数である。
(4)蓄積記憶部ログファイル数n:蓄積記憶部ログファイル数nは、蓄積記憶部122の保存ログファイル数である。
(5)図1に示すように、受信制御部114は、入力装置140を介して設定情報141を受信する。受信制御部114は、設定情報141に含まれる基準パターンpを特定ログ検出部112に設定し、検出後ログファイル数x及び検出前ログファイル数yを、一時ログ記憶制御部111に設定し、蓄積記憶部ログファイル数nを蓄積記憶制御部113に設定する。
(2)蓄積記憶部122は、基準パターンpを含む特定ログが含まれたログファイル群の蓄積保存場所である。
(3)一時ログ記憶制御部111は、対象ログシステム(情報処理装置200)のログファイルを一時ログ記憶部121にコピーする機能を有する。
また、一時ログ記憶部121に格納されるログファイル数が、格納設定数121aである保持ファイル数(=x+1+y)を超えたときに最古のファイルを削除する。
(4)特定ログ検出部112は、ログファイルから基準パターンpを検索する。
(5)蓄積記憶制御部113は、一時ログ記憶部121のログファイルを蓄積記憶部122にコピーする。
図2は、ログ管理装置100の動作を示すフローチャートである。図2を参照してログ管理装置100の動作を説明する。
図4は、一時ログ記憶制御部111がログファイルを取得する動作を示す。一時ログ記憶制御部111は、一定間隔で、対象ログファイル一覧を情報処理装置200から取得する(ステップS11)。
一時ログ記憶制御部111は、対象ログファイル一覧でファイル更新日付が最古のログファイルを調べる(ステップS12)。図3では最古のログファイルは更新日付「1/1」のものである。一時ログ記憶制御部111は、一時ログ記憶部121にその最古のログファイルがコピーされていなければ(ステップS13でNO)、一時ログ記憶部121にコピーする(ステップS14)。図4は一時ログ記憶制御部111が更新日付「1/1」のログファイルを取得した場合である。なお、一時ログ記憶部121にその最古のログファイルがコピーされている場合(ステップS13でYES)、処理はステップS20に進む。
図6は、ステップS11からステップS14が繰り返された結果、一時ログ記憶制御部111によって、一時ログ記憶部121にログファイルが保存数である「x+1+y」個、保存された状態を示す。ここでx、yは設定情報141の説明で述べたとおりである。
一時ログ記憶制御部111は、一時ログ記憶部121のログファイル数が「検出後ログファイル数x+1+検出前ログファイル数y」を超えた場合は(ステップS15でYES)、一時ログ記憶部121における最古のログファイルから超過分を削除する(ステップS16)。ここで、「検出後ログファイル数x+1+検出前ログファイル数y」は、一時ログ記憶部121に格納可能なログファイル数を示す格納設定数121aである。格納設定数121aは設定情報141の説明で述べたように検出前ログファイル数yと、検出後ログファイル数xとによって設定される。図6では、一時ログ記憶部121のログファイル数が「検出後ログファイル数x+1+検出前ログファイル数y」を超えることにより、最古のログファイルである更新日付「1/1」のログファイルが削除される場合を示している。
一時ログ記憶部121のログファイル数が「検出後ログファイル数x+1+検出前ログファイル数y」を超えていない場合(ステップS15でNO)は、処理はステップS17に進む。
図7は、特定ログ検出部112による基準パターンpである「E12345」を有するログファイルの検出方法を示す。特定ログ検出部112は、一時ログ記憶部121内で、最新のログファイルを1番目に新しいログファイルとし、「検出後ログファイル数x+1」番目に新しいログファイルを対象として、基準パターンp=「E12345」を検索する(ステップS17)。ここで、「検出後ログファイル数x+1」番目は「判定順位112a」である。図7はx=1、y=2の場合を示す。つまり、一時ログ記憶部121に格納されているログファイルのうち最も更新日付の新しいログファイルを順位1とすると、判定順位112aは2番目に新しい「順位2」のログファイルである。
図8は、特定ログ検出部112によって基準パターンpが検出された場合の処理を示す。判定順位112aのログファイルに対して、特定ログ検出部112が基準パターンpを検出した場合(ステップS18でYES)、蓄積記憶制御部113は、一時ログ記憶部121内のすべてのログファイルを、蓄積記憶部122にコピーする(ステップS19)。図8では、一時ログ記憶部121の4つのログファイルが蓄積記憶部122にコピーされている。基準パターンpが検出されない場合は、処理はステップS20に進む。
図10は、図9の生成ログ格納部202の状態に対応する、一時ログ記憶部121及び蓄積記憶部122の状態を示す。蓄積記憶制御部113は、蓄積記憶部122のログファイル数が上限のn個を超えたか判定する(ステップS20)。
具体的には以下のようである。
超えると判定した場合(ステップS20でYES)、蓄積記憶制御部113は、超える個数のログファイルを、蓄積記憶部122から最古のログファイルから順に削除する(ステップS21)。
超えない場合(ステップS20でNO)、ステップ22に進む。
具体的には、蓄積記憶制御部113は、一時ログ記憶部121に格納されているログファイルの全部を蓄積記憶部122にコピーする前に、一時ログ記憶部121に格納されているそれぞれのログファイルと、蓄積記憶部122に格納されているそれぞれのログファイルとの間に、重複するログファイルが存在するか判定する。蓄積記憶制御部113は、一時ログ記憶部121に格納されているログファイルのうち重複するログファイル以外のログファイルを蓄積記憶部122にコピーする。
図11は、重複するログファイルが蓄積記憶部122にコピーされない場合を説明する図である。一時ログ記憶部121に、更新日付が5/3、5/2、5/1、4/30のログファイル群が格納されている場合を想定する。これは図11における一時ログ記憶部121の一つ前の状態である。更新日付5/3、5/2のログファイルに基準パターンpが含まれている。更新日付5/2のログファイルが判定順位112aに位置したときに、特定ログ検出部112が基準パターンpを検出し、蓄積記憶部122には、最も新しいログファイル群として、更新日付が5/3、5/2、5/1,4/30のログファイル群が格納される。これは図11における蓄積記憶部122の状態である。この状態から、一時ログ記憶制御部111が、更新日付5/4のログファイルを新たに一時ログ記憶部121に格納する。これは図11における一時ログ記憶部121の状態である。これにより一時ログ記憶部121には、更新日付が5/4、5/3、5/2、5/1のログファイル群が格納された状態となり、更新日付が5/3のログファイルが判定順位112aに新たに位置する状態となる。ここで特定ログ検出部112が、更新日付が5/3のログファイルから基準パターンpを検出したとき、ステップS19の場合であれば一時ログ記憶部121の4つのログファイルの全部が蓄積記憶部122にコピーされる。しかし、一時ログ記憶部121内の更新日付が5/4、5/3、5/2、5/1のログファイルのうち更新日付が5/3、5/2、5/1のログファイルは蓄積記憶部122に既に存在する。この場合、蓄積記憶制御部113は、重複するログファイルは蓄積記憶部122へコピーせず、重複しない更新日付が5/4のログファイルのみを蓄積記憶部122にコピーする。この様な処理によって、蓄積記憶部122に要する容量を削減できる。
(1)変形例として、ログ管理装置100を2式またはそれ以上で構成し、2番目の装置の対象ログファイルを1番目の装置の蓄積記憶部の蓄積ログとした多段構成とし、2番目の装置の設定情報141のx、yを1番目の設定情報141より小さくする。この構成により、1番目のログ管理装置100の古い蓄積ログを、2段目のログ管理装置100が前後ログを減らしてより小さいセットとして再蓄積することができ、より多くの発生ログを蓄積することができる。
(2)別の変形例として、既存ログシステム(情報処理装置200)の保存ファイル個数の設定を変更せず、それより多い個数のログファイルを1セットとして蓄積することもできる。既存ログシステムの保存数nが2ファイルしかないときでも、この場合には前後合わせて4ファイル分の情報を1セットにして蓄積することができる。
(1)実施の形態1のログ管理装置100によれば、基準パターンpを含んだログが見つかると、蓄積記憶部122にその前後のログファイルとセットでログファイル群が蓄積される。よって、障害発生の前後にわたるログファイル群を取得することができる。
(2)また、一時ログ記憶部121は、格納設定数である「x+1+y」個のログファイルを格納し、あふれたログファイルは削除される。よって、記憶装置の容量が少なくて済む。
(3)蓄積記憶部122に蓄積されるのは基準パターンpを有するログファイル及び更新日付においてその前後のログファイルに限られるので、蓄積記憶部122に対する検索が容易になる。
(4)ログ管理装置100は単独の装置として既存のログシステム(情報処理装置200)に後付けすることができる。つまり、既存のログシステムの変更なしに、既存のシステムに利用することができる。
あるいは、ログ管理装置100の機能を実行するログ管理プログラムを、既存のログシステムにアドオン機能として付加することができる。この点からも、既存のログシステムを変更することなくログ管理装置100の機能を既存のログシステムに付加することができる。
Claims (5)
- 一時ログ記憶部と、蓄積記憶部と、一時ログ記憶制御部と、特定ログ検出部と、蓄積記憶制御部とを備え、
前記一時ログ記憶制御部は、
更新日付の古い順にログファイルを取得して前記一時ログ記憶部に格納し、格納したログファイルの個数が前記一時ログ記憶部の格納設定数に到達した場合、前記一時ログ記憶部に格納されているログファイルのうち更新日付が最も古いログファイルを削除すると共に新たなログファイルを取得して前記一時ログ記憶部にログファイルを格納することを繰り返し、
前記特定ログ検出部は、
前記一時ログ記憶制御部が新たなログファイルを取得して前記一時ログ記憶部にログファイルを格納するたびに、前記一時ログ記憶部に格納されている格納設定数のログファイルのうち新たなログファイルが取得されることにより更新日付の順位が判定順位となったログファイルが基準パターンを含むログファイルかどうか判定し、
前記蓄積記憶制御部は、
前記特定ログ検出部によってログファイルが基準パターンを含むと判定された場合、前記一時ログ記憶部に格納されているログファイルの全部を前記蓄積記憶部にコピーする、
ログ管理装置。 - 前記蓄積記憶制御部は、
前記特定ログ検出部によって基準パターンを含むと判定されたことにより前記一時ログ記憶部に格納されているログファイルの全部を前記蓄積記憶部にコピーする際に、前記蓄積記憶部に重複するログファイルが存在する場合、重複するログファイル以外のログファイルを前記蓄積記憶部にコピーする、
請求項1に記載のログ管理装置。 - 前記蓄積記憶制御部は、
前記蓄積記憶部に蓄積されたログファイルの蓄積数が蓄積設定数を超えようとする場合、更新日付の古い順に、蓄積設定数を超える個数のログファイルを削除する請求項1または請求項2に記載のログ管理装置。 - 前記ログ管理装置は、
さらに、入力装置から基準パターンを受信する受信制御部を備えた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のログ管理装置。 - 一時ログ記憶部と、蓄積記憶部とを備えたコンピュータに、
更新日付の古い順にログファイルを取得して前記一時ログ記憶部に格納し、格納したログファイルの個数が前記一時ログ記憶部の格納設定数に到達した場合、前記一時ログ記憶部に格納されているログファイルのうち更新日付が最も古いログファイルを削除すると共に新たなログファイルを取得して前記一時ログ記憶部にログファイルを格納することを繰り返す処理と、
新たなログファイルを取得して前記一時ログ記憶部にログファイルを格納するたびに、前記一時ログ記憶部に格納されている格納設定数のログファイルのうち新たなログファイルが取得されることにより更新日付の順位が判定順位となったログファイルが基準パターンを含むログファイルかどうか判定する処理と、
ログファイルが基準パターンを含むと判定された場合、前記一時ログ記憶部に格納されているログファイルの全部を前記蓄積記憶部にコピーする処理と、
をコンピュータに実行させるログ管理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017049064A JP6853078B2 (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | ログ管理装置及びログ管理プログラム |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011113354A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Nec Corp | ログ出力装置、ログ出力方法、ログ出力用プログラム |
JP2012252636A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Fuji Electric Co Ltd | トレース情報管理装置、トレース情報管理方法、およびトレース情報管理プログラム |
JP2013206147A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Yokohama National Univ | ロギング装置、ロギング方法及びプログラム |
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2017
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