JP2018151422A - 焦点検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高輝度被写体を撮像時においても、焦点検出精度を向上させる焦点検出装置を提供すること。【解決手段】 第1の信号と第2の信号それぞれに対してシェーディングを補正するシェーディング補正部と、第1の信号と第2の信号がそれぞれ所定の閾値以上にならないように処理するリミッタ部と、を備え、リミッタ部は、シェーディング補正部でシェーディング補正を行った後に第1の信号を処理する第1のリミッタと、第1のリミッタ部が処理した第1の信号からシェーディング補正部でシェーディング補正を行った第2の信号を減算してえられる第3の信号を処理する第2のリミッタ部とを含む事を特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は焦点検出装置に関し、特に1つのマイクロレンズに対して複数の光電変換部を持った撮像素子から出力される焦点検出信号を利用して焦点検出を行う焦点検出装置に関する。
被写体像を結像するための撮像レンズにおける焦点検出を行う方法として、位相差検出方式が知られている。位相差検出方式は撮像レンズの異なる射出瞳領域を通過した光束に基づいて得られた信号の相対的なずれ量(位相差)を算出し、撮像レンズの焦点検出を行うものである。
近年では撮像素子の画素ごとに構成されるマイクロレンズに対応して複数の光電変換部を設けることによって、瞳分割機能を付与する撮像素子が知られている。特許文献1では複数の光電変換部における信号を加算した加算信号から、個別の光電変換部における信号を減算する構成において、一定の閾値を持って信号にリミッタをかけることで、焦点検出の精度を向上させる技術が示されている。
しかし、画素ごとに設けられた複数の光電変換部においては、光軸中心から離れて像高が高くなるにつれて光量がおちるシェーディング現象が発生する。特に画素に対する光電変換部の配置により、それぞれの光電変換部においてもシェーディング現象の影響度合いが異なる。このそれぞれの光電変換部おいて発生異なるシェーディング現象は位相差から焦点検出を行う際において誤差の要因となる。
しかし、高輝度の被写体を撮像した際に、光電変換部から出力される信号にリミッタをかけた後にシェーディング補正を行った場合、検出誤差が発生してしまう場合がある。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は高輝度被写体を撮像時においても、焦点検出精度を向上させる焦点検出装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の撮像装置は、1つのマイクロレンズ内に複数の光電変換部を有し、前記複数の光電変換部から出力される信号を加算した第1の信号と、前記複数の光電変換部の内の一つから出力される第2の信号とを出力する撮像素子と、前記第1の信号と前記第2の信号それぞれに対してシェーディングを補正するシェーディング補正部と、前記第1の信号と前記第2の信号がそれぞれ所定の閾値以上にならないように処理するリミッタ部と、を備え、前記リミッタ部は、前記シェーディング補正部でシェーディング補正を行った後に前記第1の信号を処理する前記第1のリミッタと、前記第1のリミッタ部が処理した前記第1の信号から前記シェーディング補正部でシェーディング補正を行った第2の信号を減算してえられる第3の信号を処理する前記第2のリミッタ部とを含む事を特徴とした。
高輝度被写体を撮像時においても、焦点検出精度を向上させる焦点検出装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、各図の説明において重複する場合はその説明は省略する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、各図の説明において重複する場合はその説明は省略する。
図1を用いて本発明の撮像装置100について説明する。図1は本発明の撮像装置100の構成である。一例としてはデジタルカメラであるが、撮像素子を有し撮像する機能を有する、携帯電話、監視カメラ、移動体カメラ等であってもよい。
101は撮像レンズであり撮像対象である被写体像を所定の結像面に結像する機能を有する。また、撮像レンズ101は透過する光量を調整するための絞り機構、焦点距離を変更するためのズーム機構等を備える。さらに、手振れ補正機構やシャッター機構を設けるようにしてもよい。
102は撮像素子であり撮像レンズ101の結像面に配置される。本実施形態において撮像素子102はCMOS型のエリアイメージセンサであり水平方向に4000画素以上の有効画素を備えている。103はシステム制御部であり、撮像装置100全体を制御するための全体制御演算部である。システム制御部103は、各種演算と撮像装置100全体を制御するCPUを含む。当該CPUは、撮像装置100全体を制御するために各構成要素を統括的に制御及び各種設定パラメータ等の設定を行う。また、CPUは、データを電気的に書き込み・消去可能なキャッシュメモリ等を含み、これに記録されたプログラムを実行する。なお、メモリは、システム制御部が実行するプログラム格納領域、プログラム実行中のワーク領域、データの格納領域等として使用される。システム制御部103は、撮像素子102から出力される信号の解析や画像処理を行い、映像データを生成する機能も有する。生成された映像データは不図示のメモリカードやLCD等の表示部等に出力される。104はAD変換部であり撮像素子102から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。なお、AD変換部104は撮像素子102の内部に設ける構成としてもよい。撮像素子102の詳細に関しては図2を用いて説明する。
図2は撮像素子102における所定の画素を示す図である。図2(a)は撮像素子102を構成する1画素の断面図である。撮像素子102は当該画素である画素200が水平方向及び垂直広報に行列形状で配置されている。画素200はマイクロレンズ201、カラーフィルター202、配線層203、光電変換部204および205から構成されている。
マイクロレンズ201は撮像レンズ101によって結像された光束を集光し、光電変換部204および205へと導く。カラーフィルター202はマイクロレンズ201に入射した光束のうち、特定の波長を通過させる。本実施形態の撮像素子102には赤(R)、緑(G)、青(B)の波長を通過させる分光感度特性を持つカラーフィルタが、いわゆるベイヤー配列に配列されている。撮像素子102における各画素は、カラーフィルタの分光感度特性が異なる以外は同様の構成を備えている。本実施形態の画素200においては、二つの光電変換部204および205を水平方向に備えている。それぞれの光電変換部はマイクロレンズ201より入射した光束を光電変換してアナログ信号を生成する。撮像レンズ101の射出瞳と画素200におけるマイクロレンズ201は共役の位置に設定されているため、光電変換部204及び205は撮像光学系の射出瞳の異なる領域を通過した光束(瞳分割像)をそれぞれ受光可能となる。つまり、一つのマイクロレンズ201に対して二つの光電変換部204及び205を備えることにより、水平方向に瞳分離した信号を得ることができる。また、光電変換部204及び205の出力とを加算すると、通常の画素出力と等価な出力である撮像信号が得られる。以下、光電変換部204により得られる信号群で形成される像信号をA像、光電変換部205により得られる信号群で形成される像信号をB像、A像とB像の加算像信号をA+B像と呼ぶ。なお、本実施形態の撮像素子102はA像に対応する信号とA+B像に対応する信号を画素ごとに出力する。
図2(b)は撮像素子102の中央付近に配置された画素200における光電変換部204及び205に対応する瞳強度分布を説明するための図である。図2(b)上部のグラフは横軸に画素に対する入射角、縦軸に受光感度をとっており、A像、B像のそれぞれについて入射角と受光感度の関係を示すグラフとなっている。この入射角と受光感度から決定される受光感度の分布を瞳強度分布といい、A像とB像は光電変換部204及び205の境界線に対して対称となる感度を有している。図2(b)のグラフの下の図は感度分布を画素に対して濃淡で表現した図である。色が濃いほど感度が高くなっている。206はA像の感度の重心であり、207はB像の感度の重心を示している。本実施形態において、この2つの重心の間の距離に基づいて基線長が、重心を結ぶ線の方向に応じて位相のずれ方向(瞳分離方向)が決定される。
ここで、図1の説明にもどる。105は像分離部であり撮像素子102から出力される信号を後段のいずれの回路に出力するかを切り替える。具体的には、A像は後述するA像のシェーディング補正部106に、A+B像を後述するA+B像のシェーディング補正部107に出力する。
106はA像のシェーディング補正部であり、107はA+B像のシェーディング補正部である。それぞれのシェーディング補正部はシステム制御部103より適切なパラメータを取得し、像分離部105より入力される信号に対してシェーディング補正を行う。本実施形態におけるシェーディング補正とは図2(b)で示した画素200における受光感度の入射角特性に基づき、それを補うためのゲイン乗算処理である。一般的には撮像素子102の周辺領域に配置された画素200に対しては高いゲインを乗算する処理を行う。
なお、A像のシェーディング補正部106と、A+B像のシェーディング補正部107のそれぞれに対して設定されるパラメータは異なる。より詳細にはA像のシェーディング補正部106では、システム制御部から与えられるA像のシェーディング補正係数param101で補正を行う。param101は、図2(b)で示したA像の感度の重心206に基づくA像のシェーディング補正係数である。A像の感度の重心206の位置は画素200の重心位置から水平方向にオフセットしている。これに起因してA像に発生するシェーディングの発生形状も水平方向へオフセットする。したがって、A像のシェーディング補正係数param101も水平へオフセットした形状となる。
一方で、A+B像のシェーディング補正部107では、システム制御部103から与えられるA+B像のシェーディング補正係数param102で補正を行う。param102は、図2(b)で示したA像の感度の重心206とB像の感度重心207の中心位置に基づく。言い換えれば、A+B像の感度の重心位置は画素200の重心位置と略一致する。これに起因してA+B像に発生するシェーディングの発生形状は撮像素子101の中心(光軸中心)を頂点する同心円状に近似した形状となる。なお、システム制御部103から与えられるA+B像のシェーディング補正係数param102は、A像のシェーディング補正係数と、不図示のB像のシェーディング補正係数を足し合わせて生成するようにしてもよい。このように、システム制御部103から与えるパラメータをA像かA+B像の特性に基づいて決定することによって適切にシェーディング補正を行うことができる。
ここでシェーディングの発生原理に関して図4、図5及び図6を参照して詳細に説明する。
図4において401は前レンズ、402は絞り、403は後レンズである。401の前レンズの枠を前枠、403の後レンズによってできる枠を後枠と呼ぶ。404は撮像素子102が配置されている撮像面である。撮像面404のxの位置から見た前レンズ401、絞り402、後レンズ403の枠の重なりと、撮像面yの位置から見た重なり方を図4(b)に示している。
xの位置からみると光量を制限しているものは主に絞り402であるが、yの位置から見ると前レンズ401の枠と後レンズ403の枠によっても光量が制限されている。このようにとは光軸中心から離れて像高が高くなるにつれ光量が落ちてくる現象をケラレといい、瞳分離された像においては像高が高くなるとバランスがよりくずれるという性質がある。
図5は図4におけるyの位置(特に水平方向の位置)において光が届く範囲と、光電変換部204及び205を重ね合わせた図である。光電変換部204と205では光が届く範囲が大きく異なることがわかる。この光の強弱を表す分布が、前述した瞳強度分布である。光電変換部205に対して光電変換部204のほうが多くの光が届いている。
図6は撮像素子102の各位置の画素とケラレ形状の関係を示す図である。矩形の枠は撮像素子102を表しており、右上に示すような撮像素子の対角像高の位置では第一の光電変換部204と第二の光電変換部205の受光量のバランスが大きく崩れる。
このようにシェーディングとは光軸中心から離れて像高が高くなるにつれ光量が落ちてくる現象であり、瞳分割された像においては像高が高くなるとA像とB像のバランスがより崩れるという性質がある。
なお、シェーディングは前述したように、瞳強度分布に基づいて補正値を決定ことが好ましいが、波長成分によっても変化する。そのため、シェーディング形状はR,G,Bごとに異ならせることが好ましい。それぞれの色に応じて補正パラメータを個別に持たせることでより正確にシェーディング補正を行うことができる。シェーディング補正を正確人行えるということは被写体像を正確に再現することを意味し、焦点検出精度を向上することができる。
再度、図1の説明に戻る。A像のシェーディング補正部106でシェーディング補正処理を施したA像は、A像のリミッタ部108で飽和クリップ処理に入力される。A像の飽和レベルparam103はシステム制御部103から与えられる。param103はA+B像の飽和レベルの約半分の値で設定されることが好ましい。この飽和クリップ処理を行うことで、A+B像の出力レベルを所定の閾値以上にならないようにすることでき、その結果として後述するB像を求めるときの、A像とB像のバランスの崩れを防ぐことができる。
109は減算部であり、シェーディング補正されたA+B像から、A像のリミッタ部108飽和にてクリップ処理をされたA像を減算することで、B像を得る。ここで、A+B像及びA像はシェーディング補正をされていることから、減算部109より得たB像もシェーディング補正がされている信号を得ることができる。
110はB像の飽和リミッタ部であり、B像の飽和クリップ処理を行う。B像の飽和レベルparam104もシステム制御部103から与えられる。param104はA+B像の飽和レベルの約半分の値で設定されることが好ましい。param103とparam104は必ずしも同じ値でなくてもよい。また、補正の多少となる画素の位置等に基づいて可変するようにしてもよい。この飽和クリップ処理を行うことで、A像の出力レベルを所定の閾値以上にならないようにすることできる。
その後、相関演算を行うためにA像輝度信号生成部111でA像の輝度信号を、B像輝度信号生成部112でB像の輝度信号をそれぞれ生成する。輝度信号を求めるためには、R,G,Bの信号が必要である。前述したように、R,G,Bではそれぞれシェーディングの形状が異なるため、色毎に個別のシェーディング補正係数で補正を行い、その信号を用いて輝度信号を生成してもよい。そして、相関演算部113では、A像信号とB像信号から相関演算を行う。なお、相関量を算出するための方法としてはSAD(SumOfAbsoluteDifference)等の公知の技術を用いればよい。このように各信号のシェーディング補正を行った後に飽和クリップ処理を行うことで、A像とB像で近しい特性の信号レベルを得ることができるので、焦点検出精度を向上させることができる。
次に図3の特性グラフを用いて飽和レベルのリミッタ処理(以下飽和クリップ処理)について説明する。図3(a)は感度条件がISO100相当の特性を示している。撮像素子の感度をISO100で設計する事が多いため便宜上ISO100と表記したので、撮像素子の最低感度と同義の意味としてISO100と表記している。
図3(a)の横軸は入射光量、縦軸は出力レベルである。A像、B像共に入射光に応じて出力が増加するが、飽和レベルに達してからは入射光量を増加させても出力レベルが上昇する事はない。A+B像はA像とB像の信号レベルの加算値なので、A像、B像が共に飽和すると入射光量を増加させても出力レベルは上昇しなくなる。
それに対して図3(b)は倍の感度条件であるISO200相当の特性を示している。撮像素子の光電変換特性の感度を変化させる事はできないため、高感度で使用する場合、AD変換前のアナログアンプのゲイン等を上げる事によって実現している。そのため、ISO200における飽和レベルはAD変換のレンジによって決まる事になる。したがって信号レベルが飽和しても光電変換部で変換された電荷は画素内に蓄積され続ける。図3(b)のA像信号は像がAD変換レンジの飽和レベルに達しても出力レベルが上昇しつづけ、A+B像の飽和レベルと同じ値にまで達する。B像もA像と同じ特性である。しかし、A+B像から減算して作成するB像はA+B像の飽和レベルの半分をA像信号が超えたあたりから減少しはじめ、A像信号がA+B像と一致するとゼロになってしまう。
図3(C)では、そのため、A+B像の飽和レベルの半分を閾値として、A像信号に飽和クリップ処理を施している。このような処理をすることで、A像信号がA+B像の飽和レベルまで上昇することがなくなり、結果としてB像も同様の特性となり、A像とB像が近しい特性となることがわかる。
次に、先行技術の課題について図7を用いて説明する。図7は、中央部が暗く、周辺が高輝度の(飽和レベルに達している)被写体に対して、A像とB像を求めたものである。横軸が水平画素位置であり、縦軸が信号レベルを表している。図7(a)では、A像に先行技術である飽和クリップ処理を施し、A+B像からAを減算してB像を求めた時のA像とB像の信号レベルを表している。図7(b)では、飽和クリップ処理をして求めたA像とB像に対してシェーディング補正を施した結果を示している。飽和被写体撮像時には、飽和クリップ処理によってA,B像を一定のレベルにしてしまうが、シェーディング補正処理ではA,B像にシェーディングによる光量差がある前提で補正を行うため、結果としてA,B像に形状差が発生する。A,B像に形状差が発生するため、相関演算の精度が低下してしまうこととなる。
そして、本実施形態におけるシェーディング補正処理及び飽和クリップ処理に関して図8を用いて説明する。図8は角処理における信号の出力を表したグラフであり、横軸は水平画素位置となる。また、各グラフにおいて横軸と平行な実線は飽和クリップレベルを示しており、上の実線はA+B像の飽和レベルであり、下の実線はA+B像の飽和レベルの半分の値を示している。各グラフは水平方向の信号値の集合であることから、A像、B像、A+B像をそれぞれを示している。像分離部105では、デジタル信号となったA像信号と、A+B像を切り替えて出力する機能を持つ。この時のA像及びA+B像を示したグラフが図8(a)である。そして、A像のシェーディング補正部106及びA+B像のシェーディング補正部107でシェーディング補正をした後のA像、A+B像を示したグラフが図8(b)である。シェーディング補正用のゲインが乗算されたために、図8(a)と比較して出力値が増幅されている。
そして、飽和クリップ処理をした後のA像信号を示したグラフが図8(c)である。そして、減算部109ではシェーディング補正されたA+B像から、シェーディング補正された後に飽和クリップ処理をされたA像を減算することで、B像信号を得る。その後、B像のリミッタ部110でB像の飽和クリップ処理を行う。このように、A像の飽和クリップ処理を行う前に、A像のシェーディング補正を行うことで、図7で述べたようなA像とB像の形状差が発生することなく、A像とB像で近しい特性の信号レベルを得ることができる。この時のA像信号、B像信号を示したグラフが図8(d)である。図7に比べて、A像とB像が近しい特性となることがわかる。
100 撮像装置
101 撮像光学系
102 撮像素子
103 システム制御部
104 AD変換部
105 A像A+B像分離部
106 A像のシェーディング補正部
107 A+B像のシェーディング補正部
108 A像のリミッタ部
109 減算部
110 B像のリミッタ部
111 A像輝度信号生成部
112 B像輝度信号生成部
113 相関演算部
101 撮像光学系
102 撮像素子
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106 A像のシェーディング補正部
107 A+B像のシェーディング補正部
108 A像のリミッタ部
109 減算部
110 B像のリミッタ部
111 A像輝度信号生成部
112 B像輝度信号生成部
113 相関演算部
Claims (6)
- 1つのマイクロレンズごとに複数の光電変換部を有し、前記複数の光電変換部から出力される信号を加算した第1の信号と、前記複数の光電変換部の内の一つから出力される第2の信号とを出力する撮像素子と、
前記第1の信号と前記第2の信号それぞれに対してシェーディングを補正するシェーディング補正部と、
前記第1の信号と前記第2の信号がそれぞれ所定の閾値以上にならないように処理するリミッタ部と、
を備え、
前記リミッタ部は、前記シェーディング補正部でシェーディング補正を行った後に前記第1の信号を処理する前記第1のリミッタと、
前記第1のリミッタ部が処理した前記第1の信号から前記シェーディング補正部でシェーディング補正を行った第2の信号を減算してえられる第3の信号を処理する前記第2のリミッタ部とを含む事を特徴とする焦点検出装置。 - 前記シェーディング補正部は、前記第1の信号に対する第1のシェーディング補正係数と、前記第2の信号に対する第2のシェーディング補正係数とを含み、
前記第1のシェーディング補正係数と、前記第1のシェーディング補正係数と、は異なることを特徴とする請求項1に記載の焦点検出装置。 - 前記第1のシェーディング補正係数は、同心円状の補正を行うことを特徴とする請求項2に記載の焦点検出装置。
- 前記第2のシェーディング補正係数は、瞳強度分布に基づく補正を行うことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記撮像素子はマイクロレンズに対応した複数の異なる色のカラーフィルタを含み、前記シェーディング補正部は、カラーフィルタに対応する色毎に異なるシェーディング補正係数を持つことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記シェーディング補正部は、色毎に異なるシェーディング補正係数で補正を行い、その後に輝度信号を生成することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
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