JP2018149954A - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ナビゲーション装置の有無にかかわらず、アシストトルクを適切に出力させることが可能な車両の制御装置を提供する。
【解決手段】ECU5は、ステアリングホイールが操舵される際にアシストトルクを発生させるEPS用モータ2を備える車両100に適用されるものである。ECU5は、操舵角センサ6の検出結果に基づいてワインディングロードであるか否かを判定するとともに、ワインディングロードであると判定された場合に、EPS用モータ2が接続される電源ラインPL1の電圧を第2範囲に制御するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の制御装置に関する。
従来、ステアリングホイールが操舵される際にアシストトルク(操舵補助力)を発生させるモータを備える車両が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1の車両は、バッテリの電圧を昇圧してモータに供給するための昇圧回路と、自車両の位置情報および道路情報などを取得するためのナビゲーション装置とを備える。そして、この車両は、ナビゲーション装置から取得した情報に基づいて所定の曲率以上のカーブがあるか否かを判定し、所定の曲率以上のカーブがある場合に昇圧回路によりモータに供給される電圧を昇圧するように構成されている。これにより、必要最小限の電力で応答性よく操舵補助を行うことが可能である。
特開2006−273187号公報
しかしながら、上記した従来の車両では、アシストトルクが必要なタイミングを予測して予めモータに供給される電圧を昇圧することにより、アシストトルクを確保することが可能であるが、ナビゲーション装置が必要であるという問題点がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ナビゲーション装置の有無にかかわらず、アシストトルクを適切に出力させることが可能な車両の制御装置を提供することである。
本発明による車両の制御装置は、ステアリングホイールが操舵される際にアシストトルクを発生させる電動機を備える車両に適用されるものである。車両の制御装置は、操舵角センサの検出結果に基づいてワインディングロードであるか否かを判定するとともに、ワインディングロードであると判定された場合に、電動機が接続される電源ラインの電圧を所定範囲に制御するように構成されている。なお、所定範囲は、たとえば、ワインディングロードであっても電動機によるアシストトルクが適切になるように予め設定された範囲である。
このように構成することによって、操舵角センサを用いてワインディングロードであるか否かを判定し、ワインディングロードである場合に電源ラインの電圧を所定範囲に制御することにより、ナビゲーション装置の有無にかかわらず、アシストトルクを適切に出力させることができる。
本発明の車両の制御装置によれば、ナビゲーション装置の有無にかかわらず、アシストトルクを適切に出力させることができる。
本実施形態によるECUを備える車両の概略構成を説明するための図である。 ワインディングロード判定フラグの設定手順の一例を説明するためのフローチャートである。 車両走行時における発電電圧の制御の一例を説明するためのフローチャートである。 車両走行時の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。 本実施形態の変形例による車両を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態によるECU5を備える車両100について説明する。
車両100は、図1に示すように、エンジン1と、EPS(電動パワーステアリング)用モータ2と、バッテリ3と、オルタネータ4と、ECU5とを備えている。この車両100は、エンジン1からの駆動力により走行するとともに、ステアリングホイール(図示省略)により進行方向を調整可能に構成されている。
エンジン1は、たとえばガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンであり、燃料を燃焼して走行用の駆動力を出力するように構成されている。このエンジン1には、オルタネータ4が連結されている。
EPS用モータ2は、ステアリングホイールが操舵される際にアシストトルク(操舵補助力)を発生させるために設けられている。このEPS用モータ2は、バッテリ3およびオルタネータ4から供給される電力により作動するように構成されている。EPS用モータ2はたとえばステアリングシャフト(図示省略)に設けられ、そのステアリングシャフトにはトルクセンサおよび操舵角センサ6が設けられている。EPS用モータ2から出力されるアシストトルクは、たとえば、トルクセンサおよび車速センサの検出結果に基づいて演算される。なお、EPS用モータ2は、本発明の「電動機」の一例である。
バッテリ3は、オルタネータ4で発電された電力を蓄電するとともに、蓄電した電力を車両100の電動部品に供給するように構成されている。車両100の電動部品の一例は、EPS用モータ2、ECU5および操舵角センサ6などである。このバッテリ3は、たとえば、定格電圧が12Vの鉛蓄電池である。このため、バッテリ3は、たとえばSOC(State of Charge:充電状態)が90〜100%となるように運用される。なお、バッテリ3のSOCが100%である場合におけるバッテリ3のOCV(Open Circuit Voltage:開回路電圧)は、たとえば13Vである。
オルタネータ4は、エンジン1の回転によって発電可能に構成されている。このオルタネータ4では、発電電圧を調整することにより、発電電力量を調整することが可能である。オルタネータ4により発電された電力は、バッテリ3の充電や車両100の電動部品の駆動に用いられる。
ECU5は、車両100を制御するように構成されている。たとえば、ECU5は、バッテリ3のSOCが適切な値になるように、オルタネータ4の発電電圧を制御する。なお、ECU5は、本発明の「車両の制御装置」の一例である。
このECU5は、CPU、ROM、RAMおよび入出力インターフェースなどを含んでいる。たとえば、ECU5には、操舵トルクを検出するためのトルクセンサ、操舵角を検出するための操舵角センサ6、車速を検出するための車速センサ、バッテリ3の充放電電流を検出するための電流センサ、バッテリ3の電圧を検出するための電圧センサ、および、バッテリ3の温度を検出するための温度センサなどが接続されている。なお、バッテリ3のSOCは、たとえば充放電電流の積算値に基づいて算出される。
なお、EPS用モータ2、バッテリ3およびオルタネータ4は、それぞれ、一端が電源ラインPL1に接続され、他端が接地されている。このため、EPS用モータ2、バッテリ3およびオルタネータ4が並列に接続されている。
このような車両100では、加速時には、EPS用モータ2を含む車両100の電動部品に対して主にバッテリ3から電力を供給し、オルタネータ4での発電を抑制して燃費の改善を図りながら、減速制動時には、オルタネータ4で発電された回生電力によりバッテリ3を充電するようになっている。すなわち、エンジン駆動時の発電負荷を低減して燃費の改善を図りながら、エンジン被駆動時に回生発電によってバッテリ3を充電するようにしている。
このため、ECU5は、車両100の走行状態などに応じて、オルタネータ4の発電電圧を第1範囲内で調整するように構成されている。なお、第1範囲は、バッテリ3の定格電圧などに基づいて予め設定された範囲(たとえば、12〜15V)である。具体的には、ECU5は、加速時に、オルタネータ4の発電電圧を第1範囲内で下げることにより、オルタネータ4の発電電圧をバッテリ3のOCVよりも低くし、バッテリ3からの電力供給を促して発電負荷を低減するとともに、減速制動時に、オルタネータ4の発電電圧を第1範囲内で上げることにより、オルタネータ4の発電電圧をバッテリ3のOCVよりも高くし、オルタネータ4で発電される回生電力によりバッテリ3を充電するようになっている。
ここで、車両100がワインディングロード(曲がりくねった道路)を走行する場合には、加減速が繰り返し発生することから、オルタネータ4の発電電圧が繰り返し変動することにより、電源ラインPL1の電圧(EPS用モータ2に供給される電圧)が繰り返し変動するため、EPS用モータ2によるアシストトルクが変化して運転者に違和感を与えるおそれがある。また、バッテリ3の充放電が繰り返されるため、バッテリ3の劣化が促進されるおそれもある。
そこで、本実施形態では、車両100は、ワインディングロードの走行時に、電源ラインPL1の電圧の変動を抑制するように構成されている。具体的には、ECU5は、ワインディングロードの場合に、オルタネータ4の発電電圧を第2範囲内で調整するように構成されている。なお、第2範囲は、第1範囲内において第1範囲よりも狭い範囲である。この第2範囲は、ワインディングロードであってもEPS用モータ2によるアシストトルクが適切になるように、予め設定された範囲(たとえば、13.6〜14.8V)である。また、第2範囲の下限値は、バッテリ3のSOCが100%である場合のOCVよりも高くなるように設定されている。ワインディングロードであるか否かは、ワインディングロード判定フラグ(以下、「WR判定フラグ」という)に基づいて行われる。
−WR判定フラグの設定手順−
次に、図2を参照して、ECU5によるWR判定フラグの設定手順の一例について説明する。なお、以下のフローは車両走行時に所定の時間間隔毎に繰り返し行われる。また、以下の各ステップはECU5により実行される。
まず、図2のステップS1において、WR判定フラグがオンであるか否かが判断される。このWR判定フラグは、たとえば、走行開始時にはオフに設定されており、ECU5のRAMに記憶されている。そして、WR判定フラグがオンではないと判断された場合(WR判定フラグがオフの場合)には、ステップS2に移る。その一方、WR判定フラグがオンであると判断された場合には、ステップS6に移る。
次に、ステップS2において、操舵角センサ6の検出結果に基づいて、運転者によりステアリングホイールが操舵されるか否かが判断される。そして、ステアリングホイールが操舵されると判断された場合には、ステップS3に移る。その一方、ステアリングホイールが操舵されていないと判断された場合には、WR判定フラグをオフのまま、リターンに移る。
次に、ステップS3において、所定期間が経過するか否かが判断される。この所定期間は、道路にカーブが連続して存在するか否かを判定するために予め設定された期間である。そして、所定期間が経過していないと判断された場合には、ステップS4に移る。その一方、所定期間が経過すると判断された場合には、道路にカーブが連続して存在していないため、WR判定フラグをオフのまま、リターンに移る。
次に、ステップS4において、操舵角センサ6の検出結果に基づいて、運転者によりステアリングホイールが再度操舵されるか否かが判断される。そして、ステアリングホイールが再度操舵されると判断された場合には、道路にカーブが連続して存在しているため、ステップS5に移る。その一方、ステアリングホイールが再度操舵されていないと判断された場合には、ステップS3に戻る。
次に、ステップS5では、WR判定フラグがオフからオンに切り替えられる。その後、リターンに移る。
また、WR判定フラグがオンの場合(ステップS1:Yes)には、ステップS6において、前回の操舵から所定期間が経過するか否かが判断される。この所定期間は、ワインディングロードが終了したか否かを判定するために予め設定された期間である。そして、前回の操舵から所定期間が経過すると判断された場合には、ワインディングロードが通過されたため、ステップS7に移る。その一方、前回の操舵から所定期間が経過していないと判断された場合には、ワインディングロードが通過される前(ワインディングロード内)であるため、WR判定フラグをオンのまま、リターンに移る。
次に、ステップS7では、WR判定フラグがオンからオフに切り替えられる。その後、リターンに移る。
すなわち、ECU5は、ステアリングホイールが操舵された後に、所定期間が経過する前に再操舵された場合に、WR判定フラグをオンにし、前回の操舵から所定期間が経過した場合に、WR判定フラグをオフにするように構成されている。
−車両走行時における発電電圧の制御−
次に、図3を参照して、ECU5によるオルタネータ4の発電電圧の制御の一例について説明する。なお、以下のフローと並行して、上記したWR判定フラグの設定手順が行われる。また、以下の各ステップはECU5により実行される。
まず、図3のステップS11において、車両100の走行が開始されるか否かが判断される。たとえば、イグニッションスイッチのオン操作がされた場合に、車両100の走行が開始されると判断される。そして、車両100の走行が開始されると判断された場合には、ステップS12に移る。その一方、車両100の走行が開始されないと判断された場合には、ステップS11が繰り返し行われる。すなわち、車両100の走行が開始されるまで待機する。
次に、ステップS12において、WR判定フラグがオンであるか否かが判断される。そして、WR判定フラグがオンではないと判断された場合(WR判定フラグがオフの場合)には、ステップS13に移る。その一方、WR判定フラグがオンであると判断された場合には、ステップS16に移る。
次に、ステップS13において、車両100が減速するか否かが判断される。車両100が減速するか否かは、たとえば、アクセルペダルおよびブレーキペダルの操作状態に基づいて判断される。そして、車両100が減速すると判断された場合には、ステップS14に移る。その一方、車両100が減速しないと判断された場合(車両100が加速する場合)には、ステップS15に移る。
ステップS14では、WR判定フラグがオフであり、減速時であることから、オルタネータ4の発電電圧が第1範囲内で上昇される。これにより、オルタネータ4の発電電圧がバッテリ3のOCVよりも高くなると、オルタネータ4で発電された回生電力により、車両100の電動部品が駆動されるとともに、バッテリ3が充電される。その後、ステップS19に移る。
ステップS15では、WR判定フラグがオフであり、加速時であることから、オルタネータ4の発電電圧が第1範囲内で下降される。これにより、オルタネータ4の発電電圧がバッテリ3のOCVよりも低くなると、バッテリ3から供給される電力により、車両100の電動部品が駆動される。したがって、オルタネータ4での発電負荷の低減を図ることが可能である。その後、ステップS19に移る。
また、WR判定フラグがオンの場合(ステップS12:Yes)には、ステップS16において、車両100が減速するか否かが判断される。そして、車両100が減速すると判断された場合には、ステップS17に移る。その一方、車両100が減速しないと判断された場合には、ステップS18に移る。
ステップS17では、WR判定フラグがオンであり、減速時であることから、オルタネータ4の発電電圧が第2範囲内で緩やかに上昇される。この第2範囲の下限値は、バッテリ3のSOCが100%である場合のOCVよりも高いことから、オルタネータ4の発電電力により、EPS用モータ2などの車両100の電動部品が駆動される。すなわち、バッテリ3が放電されない。その後、ステップS19に移る。
ステップS18では、WR判定フラグがオンであり、加速時であることから、オルタネータ4の発電電圧が第2範囲内で緩やかに下降される。この第2範囲の下限値は、バッテリ3のSOCが100%である場合のOCVよりも高いことから、オルタネータ4の発電電力により、EPS用モータ2などの車両100の電動部品が駆動される。すなわち、バッテリ3が放電されない。その後、ステップS19に移る。
そして、ステップS19において、車両100の走行が終了されるか否かが判断される。たとえば、イグニッションスイッチのオフ操作がされた場合に、車両100の走行が終了されると判断される。そして、車両100の走行が終了されないと判断された場合には、ステップS12に戻る。その一方、車両100の走行が終了されると判断された場合には、エンドに移る。
−車両走行時の動作−
次に、図4を参照して、車両走行時の動作の一例について説明する。なお、図4(a)は、ワインディングロードの一例を示し、図4(b)は、そのワインディングロードを走行する場合のタイミングチャートを示した。図4(a)のh1〜h5は、ステアリングホイールが操舵されて戻されたタイミングを示し、そのタイミングで操舵ありと判定される場合について説明する。
まず、車両100の走行が開始されると、このときWR判定フラグがオフである。このため、オルタネータ4の発電電圧は、第1範囲(12〜15V)内で調整されており、加速時に下降され、減速時に上昇される。したがって、ワインディングロードではない場合には、エンジン駆動時の発電負荷を低減して燃費の改善を図りながら、エンジン被駆動時に回生発電によってバッテリ3を充電することが可能である。
そして、操舵h1がされた後に、所定期間が経過するまでに再操舵h2がされた時点t1において、WR判定フラグがオンに切り替えられる。これにより、オルタネータ4の発電電圧は、第2範囲(13.6〜14.8V)内で調整されており、加速時に緩やかに下降され、減速時に緩やかに上昇される。なお、発電電圧を緩やかに変化(下降および上昇)させるとは、WR判定フラグがオフの場合の発電電圧の変化に比べて緩やかにすることである。したがって、ワインディングロードの場合には、EPS用モータ2が接続される電源ラインPL1の電圧が第2範囲内で緩やかに変化するため、EPS用モータ2によるアシストトルクが変化するのを抑制することが可能である。なお、第2範囲は、本発明の「所定範囲」の一例である。また、バッテリ3の充放電が繰り返されないので、バッテリ3の劣化を抑制することが可能である。
その後、前回の操舵h5から所定期間が経過した時点t2において、WR判定フラグがオフに切り替えられる。これにより、オルタネータ4の発電電圧は、第1範囲内で調整されるようになる。
−効果−
本実施形態では、上記のように、操舵角センサ6の検出結果に基づいてワインディングロードであるか否かを判定するとともに、ワインディングロードであると判定された場合に、オルタネータ4の発電電圧を第2範囲内で制御することによって、EPS用モータ2に電力を供給する電源ラインPL1の電圧が第2範囲内で制御されることにより、電源ラインPL1の電圧の変動を抑制することができる。したがって、ナビゲーション装置の有無にかかわらず、アシストトルクを適切に出力させることができるので、運転者に違和感を与えるのを抑制することができる。また、ワインディングロードであると判定された場合に、バッテリ3が放電されないことから、バッテリ3が充放電を繰り返さないので、バッテリ3の劣化を抑制することができる。その結果、ワインディングロードではない場合に、オルタネータ4の発電電圧を第1範囲内で制御して燃費の改善を図りながら、ワインディングロードの場合に、オルタネータ4の発電電圧を第2範囲内で制御することにより、EPS用モータ2によるアシストトルクを適切にするとともに、バッテリ3の劣化を抑制することができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施形態では、車両100にエンジン1が設けられる例を示したが、これに限らず、図5に示す変形例による車両200のように、エンジンの代わりに走行用モータ201が設けられていてもよい。車両200では、走行用モータ201と高圧バッテリ202とが電源ラインPL2に接続され、その電源ラインPL2がDCDCコンバータ203を介して電源ラインPL1に接続されている。走行用モータ201は、走行用の駆動力を出力可能に構成されている。高圧バッテリ202は、バッテリ3よりも高い定格電圧を有し、走行用モータ201を駆動する電力を供給するとともに、走行用モータ201により発電された電力を蓄電するように構成されている。DCDCコンバータ203は、電源ラインPL2の電圧を降圧して電源ラインPL1に出力することにより、EPS用モータ2を含む車両200の電動部品を駆動するとともに、バッテリ3を充電するように構成されている。
このような車両200では、消費電力の低減を図るために、電源ラインPL1の電圧が低くされる傾向があり、ワインディングロードを走行する場合に、EPS用モータ2によるアシストトルクが不安定になるおそれがある。そこで、この車両200では、操舵角センサ6の検出結果に基づいてワインディングロードであるか否かを判定するとともに、ワインディングロードであると判定された場合に、DCDCコンバータ203により電源ラインPL1の電圧を所定範囲内に制御することにより、電源ラインPL1の電圧の変動を抑制することができる。したがって、ナビゲーション装置の有無にかかわらず、アシストトルクを適切に出力させることができる。なお、所定範囲は、たとえば、ワインディングロードであってもEPS用モータ2によるアシストトルクが適切になるように予め設定された範囲である。また、エンジンおよび走行用モータを備えるハイブリッド車両にも本発明を適用可能である。
また、本実施形態では、バッテリ3が鉛蓄電池である例を示したが、これに限らず、バッテリがニッケル水素二次電池などであってもよい。また、鉛蓄電池とニッケル水素二次電池とが並列に接続されていてもよい。
また、本実施形態では、ステアリングホイールが操舵されて戻されたときに操舵ありと判定する例を示したが、これに限らず、ステアリングホイールの操舵が開始されたときに操舵ありと判定するようにしてもよい。
本発明は、ステアリングホイールが操舵される際にアシストトルクを発生させる電動機を備える車両を制御する車両の制御装置に利用可能である。
2 EPS用モータ(電動機)
5 ECU(車両の制御装置)
6 操舵角センサ
100、200 車両

Claims (1)

  1. ステアリングホイールが操舵される際にアシストトルクを発生させる電動機を備える車両に適用される車両の制御装置であって、
    操舵角センサの検出結果に基づいてワインディングロードであるか否かを判定するとともに、ワインディングロードであると判定された場合に、前記電動機が接続される電源ラインの電圧を所定範囲に制御するように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20210046971A1 (en) * 2019-08-16 2021-02-18 Hyundai Motor Company Vehicle and controlling method thereof

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