JP2018149039A - 矯正補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】施術者・被施術者の施術時の体勢を安定させる矯正補助具を提供する。【解決手段】矯正補助具10は、被施術者40が腰かける座部30と、座部30を所定の高さに支持するフレーム12と、座部30の後方に向けて延長形成され施術者110が乗るプレート本体50と、座部30の前方に向けて延長した水平部材62と、その端部側から垂直方向に延長した垂直部材66と、その端部に設けられた屈曲部68からなる支持体と、被施術者40の頸部42の後ろ側にかける頸部バンド80と、該頸部バンド80の両端と、前記屈曲部68の先端を接続する連結具84及びロープ88と、を備える。施術時は、施術者110がプレート本体50に乗り、座部30に腰かけて頸部後ろ側を頸部バンド80で支えられた被施術者40の腰椎部分46や胸椎部分48に、膝112を押し当てる。【選択図】図2

Description

本発明は、腰椎や胸椎などの矯正術を補助するための矯正補助具に関するものである。
腰椎や胸椎のゆがみやズレを矯正するための器具として、様々な器具が提案されている。例えば、下記特許文献1には、背受け面が水平面に対し、40〜60°の傾斜角に保持される背受け部材と、臀部受面が水平面に対し、140〜155°の傾斜角に保持される臀部受け部材とを備え、前記臀部受面に臀部が受けられた時、仙骨に当接して腰仙角が小さくなる方向に仙骨を付勢する弾性押圧部材が前記臀部受面の所定位置に設けられている腰椎矯正具が開示されている。また、下記特許文献2には、可塑性材料により一体成形で製造され、垂直方向に沿い上から下に背部支持板を備える携帯型で脊椎矯正機能を有する背もたれであって、背部支持板は上部及び下部を含むものが開示されている。上部と下部との接合箇所は、人体の背面胸椎の底端及び腰椎の頂端に隣接する関節部位の左右両側まで延伸されている。
特開平8−38527号公報 特開2015−58340号公報
前記特許文献1に記載の胸椎矯正具は、簡単な構造で、家庭などでも効率よく、かつ、介助者なく患者が一人で使用するものである。また、前記特許文献2に記載の背もたれは、薄く単純且つ多機能な構造設計により、ユーザーが椅子に使用する場合に十分な空間を確保するのみならず、頸椎,胸椎及び腰椎に対し、背もたれによる上から下にかけての正確かつ完全な支持を得るものである。
しかしながら、いずれの背景技術も、ユーザーないし患者が一人で使用することを想定するものである。腰椎や胸椎の矯正には、例えば、カイロプラクターのような施術者による正しい施術を行うことがより好ましい。というのは、ユーザーないし患者(以下「被施術者とする」)が一人で上述した器具を使用しても、必ずしも正しい使い方ができるとは限らず、各技術の効果を最大に発揮できるとは限らない。従って、施術者による施術と組み合わせて使用するための矯正補助具があれば好ましい。
本発明は、以上のような点に着目したもので、簡単な構成でありながら、施術者・被施術者の施術時の体勢を適切な状態に安定させることができる矯正補助具を提供することを、その目的とする。
本発明は、腰椎又は胸椎の少なくとも一方を矯正するための矯正補助具であって、矯正術を受ける被施術者が腰かける座部と、該座部を所定の高さに支持するフレームと、該フレームの底部に連接され、前記座部の後方へ延長形成された施術者が乗るプレート本体と、前記フレームの底部に連結され、前記座部の前方へ延長した水平部材と、該水平部材の端部側に立設された垂直部材と、該垂直部材の端部から前記座部の幅方向の内側へ向けて屈曲した屈曲部と、からなる支持体と、前記被施術者の頸部の後ろ側にかける頸部バンドと、該頸部バンドの両端と、前記屈曲部の先端を接続する連結手段と、を備えたことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記プレート本体の両側端に、前記矯正補助具の設置面との段差を解消する傾斜面を有するスロープ部材を設けたことを特徴とする。他の形態の一つは、前記スロープ部材が、前記プレート本体に対して着脱可能であることを特徴とする。
更に他の形態の一つは、前記フレームに、前記座部に腰かけた被施術者の身体を固定する長さ調節可能な固定ベルト、を設けたことを特徴とする。更に他の形態の一つは、前記座部に腰かけた被施術者の両足を閉じた状態で固定する着脱可能な脚部バンド、を設けたことを特徴とする。更に他の形態の一つは、前記連結手段が、長さ調節可能又は弾性を有する素材からなることを特徴とする。
更に他の形態の一つは、前記座部及び支持体が、前記フレームに対して着脱可能であることを特徴とする。更に他の形態の一つは、前記プレート本体に載置可能であって、前記施術者の乗る高さを調整するマット、を少なくとも一つ以上設けたことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明によれば、腰椎又は胸椎の少なくとも一方を矯正するための矯正補助具であって、矯正術を受ける被施術者が腰かける座部と、該座部を所定の高さに支持するフレームと、該フレームの底部に連接され、前記座部の後方へ延長形成された施術者が乗るプレート本体と、前記フレームの底部に連結され、前記座部の前方へ延長した水平部材と、該水平部材の端部側に立設された垂直部材と、該垂直部材の端部から前記座部の幅方向の内側へ向けて屈曲した屈曲部と、からなる支持体と、前記被施術者の頸部の後ろ側にかける頸部バンドと、該頸部バンドの両端と、前記屈曲部の先端を接続する連結手段と、を備えることとした。このため、前記施術者がプレート本体に乗り、座部に腰かけて頸部後ろ側を頸部バンドで支えられた被施術者の腰椎や頸椎に膝を当てて施術するにあたり、施術者・被施術者ともに、施術時の体勢を適切な状態に保つように施術を補助することができる。
本発明の実施例1の矯正補助具を背面側から見た外観斜視図であって、(A)は矯正補助具のみを示す図,(B)は被施術者が腰かけた状態を示す図である。 前記実施例の矯正補助具の使用状態を示す図であり、(A)は腰椎矯正における使用状態を示す図,(B)は胸椎矯正における使用状態を示す図である。 前記実施例1の矯正補助具の梱包(ないし収納)の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図3を参照しながら、本発明の実施例1を説明する。本発明は、カイロプラクティックなどの施術により、腰椎や胸椎のゆがみやズレの矯正を行うときに使用される補助具である。図1は、本実施例の矯正補助具を被施術者の背面側から見た外観斜視図であって、(A)は矯正補助具のみを示す図,(B)は被施術者が腰かけた状態を示す図である。図2は、本実施例の矯正補助具の使用状態を示す図であり、(A)は腰椎矯正における使用状態を示す図,(B)は胸椎矯正における使用状態を示す図である。図3は、本実施例の矯正補助具の梱包(ないし収納)の一例を示す図である。
図1(A)及び(B)に示すように、矯正補助具10は、被施術者40が腰かける座部30と、該座部30を支持するフレーム12と、該フレーム12から後方に延長形成されたプレート本体50と、前記フレーム12から前方に延長・立設された支持体60と、該支持体60に連結されるとともに、前記被施術者40の頸部42の後ろ側(ないし後頭部)を受ける頸部バンド80により構成されている。
前記フレーム12は、底部フレーム14と、一対の湾曲した略U字状の側部フレーム16,20と、これら一対の側部フレーム16,20の前方(被施術者40が腰かけたときに身体の正面が向く方向)にわたって設けられた横フレーム24と、前記一対の側部フレーム16,20の後方(被施術者40が腰かけたときに身体の背面が向く方向)にわたって設けられた横フレーム26により構成されている。前記底部フレーム14は、一対の略平行な縦フレーム14A,14Bと、これら縦フレーム14A,14Bの先端にかけて設けられた横フレーム14Cと、前記縦フレーム14A,14Bの長さの中間位置付近に設けられた横フレーム14Dにより構成されている。一方の側部フレーム16は、前記縦フレーム14A上に設けられており、他方の側部フレーム20は、他方の縦フレーム14B上に設けられている。これら側部フレーム16,20の内側には、側面板18,22が設けられている。
前記座部30は、被施術者40が腰かけるためのものであり、前記フレーム12によって、施術に適した所定の高さに支持されている。本実施例では、前記座部30は、図3(B)に示すように、フレーム12に対して着脱可能となっている。図3(B)に示すように、前記フレーム12の横フレーム24,26には、穴25が形成された固定部24A,24B,26A,26Bが設けられている。これらの固定部の穴25に、ネジ28を通し、前記座部30の底面に形成された図示しないネジ穴に螺合することで、座部30が前記フレーム12に固定される。
前記フレーム12の後方には、施術者110(図2参照)が乗るためのプレート本体50が設けられている。該プレート本体50は、前記底部フレーム14の一対の縦フレーム14A,14Bに固定されており、例えば、鉄板が使用される。なお、前記縦フレーム14A,14Bの高さを約30mmとし、これら縦フレーム14A,14Bに乗る部分の鉄板の厚さを3mmとした場合、プレート本体50の上面は、設置面140と約33mmの段差が生じる。そこで、本実施例では、前記プレート本体50の両側端に、前記設置面140との段差を解消するための傾斜面を有するスロープ板52,54を設けている。本実施例では、前記スロープ板52,54は、前記プレート本体50に対して着脱可能となっている。
このように、鉄板からなるプレート本体50の両側にスロープ板52,54を設けることにより、揺れないように適度な重さを確保しながら、段差を解消し、施術者110の足元の安全を確保することができる。また、このような構成とすることにより、揺れがなくなり、図2(A)に示すように、施術者110が乗って、被施術者40の身体を押したり、引き上げたりするような動作を行っても、プレート本体50の重さと施術者110の自重により、施術中に矯正補助具10が浮き上がってしまうことを防止できる。前記プレート本体50の前後方向の長さL(図1(B)参照)は、例えば、46cm程度であり、幅W(図1(B)参照)は、前記座部30の幅に合わせて、例えば、48cm程度に設定される。
更に、前記フレーム12の前方には、前記被施術者40の頸部42の後ろ側を支える頸部バンド80を取り付けるための支持体60が設けられている。該支持体60は、図示の例では、底部フレーム14の一方の縦フレーム14A(図1(B)における右側)に、該縦フレーム14Aから前方に伸びるように固定された水平部材62と、該水平部材62の先端側に立設される垂直部材66と、これら水平部材62と垂直部材66を連結する連結部材64とにより構成される。前記水平部材62と連結部材64の固定は、図示しないボルト・ナットなどの公知の各種の手段で行われる。また、水平座部材62の先端の下側には、アジャスター72が設けられており、設置面140に対して水平を保つように調整可能となっている。連結部材64と垂直部材66の連結についても同様である。前記垂直部材66の先端は、前記座面30の幅方向と平行になるように、内側に向けて屈曲された屈曲部68が形成されている。該屈曲部68には、後述するロープ88を通すための貫通孔69が形成されている。
一方、前記頸部バンド80は、図1(A)に示すように、被施術者40の頸部42から必要に応じて後頭部を覆うような幅に設定されており、長さは、両端部80A,80Bが、被施術者40の顔正面よりも前方にくる程度の長さに設定されている。前記頸部バンド80の端部80A,80Bには、略リング状の金具82A,82Bが設けられている。前記頸部バンド80と前記支持体60は、連結具84とロープ88からなる連結手段により連結されている。前記金具82A,82Bには、連結具84の両端に設けられた金具84A,84Bが着脱可能に装着される。そして、前記連結具84の中央の突起部84Cには、前記ロープ88が、金具86及びフック付きのアジャスター89を介して取り付けられる。前記ロープ88は、アジャスター89により長さ調節が可能となっている。
なお、前記ロープ88の一方の端部88Aは、前記屈曲部68の貫通孔69を通り、反対側で適宜手段により固定されている。また、ロープ88自体の長さを調節可能にしたり、ロープ88自身を多少の弾性を有する素材で形成したりすることで、被施術者40の体形に合わせた適切な位置で、頸部バンド80により頸部42を支持することができる。なお、前記ロープ88の固定方法等は一例であって、同様の効果を奏する範囲内で適宜設計変更してよい。
また、本実施例では、前記フレーム12には、被施術者40の身体を座部30に固定するための固定ベルト90が設けられている。固定ベルト90は、一対の側部フレーム16,20の上部に一端が固定されたベルト92,94と、これらベルト92,94を長さ調節可能に締結する金具96,98により構成されている。金具96,98によるベルトの長さ調節機構や、締結・締結解除機構は公知である。これにより、前記被施術者40の体形に合わせて、足の付け根部分44に固定ベルト90をかけて固定することができる。
更に、本実施例では、図1(B)に示すように、被施術者40の両足が開かないように固定する脚部バンド100を必要に応じて利用する。前記脚部バンド100は、全体又は一部にゴムなどを使用したものであってもよいし、図示しない面テープ等により長さ調節可能なものなど、足を開かないように固定できるものであればよい。
次に、図2を参照しながら、本実施例の矯正補助具10を使用した矯正の様子を示す。まず、図2(A)を参照して、腰椎の矯正に使用される場合を説明する。なお、必要に応じて矯正補助具10は、設置面140にマット130を敷いた上に設置し、水平状態を保ったり、器具全体が滑らないように固定したりしてもよい。まず、被施術者40が、図1(B)に示すように座部30に腰かけ、固定ベルト90で身体を固定し、更に、頸部バンド80を頸部42にかけて適切な位置に調節する。必要に応じて、脚部バンド100を装着してもよい。これらバンドの装着は、被施術者40自身で行うようにしてもよいし、施術者110が体形や位置等を確認しながら行うようにしてもよい。
そして、施術者110は、図2(A)に示すように、プレート本体50に乗り、被施術者40の胸の前で交差させた手を後方で引きながら、施術者110の膝112を、被施術者40の腰椎部分46へ押し当て、腰椎の矯正を行う。このとき、施術者110がプレート本体50に乗っているため、自身の体重がおもしとなり、矯正補助具10が浮いたり、位置ずれしたりすることがない。また、固定ベルト90や、頸部バンド80、脚部バンド100による固定により、被施術者40の位置も安定し、適切な位置に膝112を入れて矯正を行うことができる。
また、胸椎の矯正を行うときは、図2(B)に示すように、プレート本体50上に、マット120A,120Bを重ね、膝112が、被施術者40の胸椎部分48に当たるように高さを調節する。前記マット120A,120Bは、例えば、一枚の高さが約4cmとなっており、1枚で使用してもよいし、3枚以上使用してもよい。なお、マット120A,120Bは、重ねた上に施術者110が乗ってもずれることがないように、表面を滑りにくい素材で形成すると都合がよい。このように、マット120A,120Bを使用することにより、腰椎よりも高い位置にある胸椎の矯正であっても、適切な位置に膝112を当てることができる。
以上のような矯正補助具10の梱包(ないし収納)時の一例を示す。例えば、図3(A)に示す組立状態から、図3(B)に示すように、フレーム12から座部30を外し、プレート本体50からスロープ板52,54を取り外す。そして、支持体60の水平部材62も底部フレーム14から取り外し、前記水平部材62と連結部材64との連結も解除する。そして、これら分解した各パーツを、図3(C)に示すように収納する。図3(C)は梱包ないし収納状態の一例であるが、例えば、水平部材62を底部フレーム14の縦フレーム14Bに沿うように配置し、連結部材64及び垂直部材66を他方の縦フレーム14A側に沿うように配置する。そして、取り外したスロープ板52,54を、プレート本体50の上に載置し、更に、その上に、取り外した座部30を載置する。この状態にしておけば、製品出荷時などの梱包ないし収納サイズを小さくすることができる。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)被施術者40が腰かける座部30と、座部30を所定の高さに支持するフレーム12と、該フレーム12の底部から座部後方に向けて形成されたプレート50と、前記フレーム12の底部に連結され、水平部材62と垂直部材66と、該垂直部材66の先端に形成された屈曲部68とからなる支持体60と、被施術者40の頸部42の後ろ側を受ける頸部バンド80と、該頸部バンド80と前記垂直部材66の屈曲部68とを接続する連結手段(連結具84及びロープ88)と、を設けることとした。このため、施術者110がプレート本体50に乗り、座部30に腰かけて頸部42を頸部バンド80で支えられた被施術者40の矯正部位に、施術者110の膝112を当てて施術するにあたり、施術者110・被施術者40ともに、施術時の体勢を適切な状態に安定されることができるとともに、使い勝手がよい。
(2)前記プレート本体50の両側端に、取り外し可能なスロープ板52,54を設けることとしたので、設置面140とプレート本体50との段差を解消することができ、施術者110の足下の安全を図ることができる。
(3)前記スロープ板52,54が、プレート本体50に対して着脱可能であるとともに、支持体60及び座部30が、フレーム12に対して着脱可能であるため、梱包状態ないし収納状態をコンパクトにすることができる。
(4)前記プレート本体50にマット120A,120Bを乗せて高さを調節することで、腰椎のみならず胸椎の矯正も適切な高さで行うことができる。
(5)前記フレーム12に被施術者40の身体を固定する固定ベルト90を設けるとともに、必要に応じて脚部バンド100も使用することとしたので、被施術者40の身体を施術に適した位置に固定することができる。
(6)前記頸部ベルト80と支持体60を連結するロープ88に、弾性を有するロープを使用することで、施術中に被施術者40の過剰な負荷がかからないように、頸部42を支持することができる。
(7)矯正補助具10の下に、マット130を設けることとしたので、矯正補助具10の水平性を保つとともに、位置ずれを起こさないように固定することができる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。例えば、前記実施例で示したプレート本体50を構成する鉄板の厚さや寸法も一例であり、同様の効果を奏する範囲内で適宜変更してよい。
(2)前記実施例で示した材料についても一例であり、同様の効果を奏する範囲内で、公知の各種の材料を用いてよい。
(3)前記実施例で示したフレーム12の構造も一例であり、座部30を所定の高さで支持できる構造であればよい。
(4)前記実施例で示した梱包ないし収納状態も一例であり、同様の効果を奏する範囲内で、梱包ないし収納形態は適宜変更してよい。
(5)前記実施例で示した頸部バンド80とその連結機構も一例であり、同様の効果を奏する範囲内で適宜設計変更可能である。
(6)前記実施例で示した固定ベルト90の取り付け位置も一例であり、側付フレーム16,20の上部ではなく、下部側であってもよい。むろん、他の位置に設けることを妨げるものではない。
(7)前記実施例では、腰椎の矯正と胸椎の矯正をわけて説明したが、実際の施術においては、これらを順次行うようにしてもよい。
本発明によれば、矯正術を受ける被施術者が腰かける座部と、該座部を所定の高さに支持するフレームと、該フレームの底部に連接され、前記座部の後方へ延長形成された施術者が乗るプレート本体と、前記フレームの底部に連結され、前記座部の前方へ延長した水平部材と、該水平部材の端部側に立設された垂直部材と、該垂直部材の端部から前記座部の幅方向の内側へ向けて屈曲した屈曲部と、からなる支持体と、前記被施術者の頸部の後ろ側にかける頸部バンドと、該頸部バンドの両端と、前記屈曲部の先端を接続する連結手段と、を備えることとした。このため、前記施術者がプレート本体に乗り、座部に腰かけて頸部後ろ側を頸部バンドで支えられた被施術者の腰椎や頸椎に膝を当てて施術するにあたり、施術者・被施術者ともに、施術時の体勢を適切な状態に保つように矯正術を補助することができるため、矯正補助具の用途に適用できる。特に、腰椎や胸椎の矯正の補助具の用途として好適である。
10:矯正補助具
12:フレーム
14:底部フレーム
14A,14B:縦フレーム
14C,14D:横フレーム
16,20:側部フレーム
18:22:側面板
24,26:横フレーム
24A,24B,26A,26B:固定部
25:穴
28:ネジ
30:座部
40:被施術者
42:頸部
44:足の付け根
45:脚部
46:腰椎部分
48:胸椎部分
50:プレート本体
52,54:スロープ板
60:支持体
62:水平部材
64:連結部材
66:垂直部材
68:屈曲部
69:貫通孔
70:滑車
72:アジャスター
80:頸部バンド
80A,80B:端部
82A,82B:金具
84:連結具
84A,84B:金具
84C:突起部
86:金具
88:ロープ
88A:端部
89:アジャスター
90:固定ベルト
92,94:ベルト
96,98:金具
100:脚部バンド
110:施術者
112:膝
120A,120B:マット
130:シート
140:設置面

Claims (8)

  1. 腰椎又は胸椎の少なくとも一方を矯正するための矯正補助具であって、
    矯正術を受ける被施術者が腰かける座部と、
    該座部を所定の高さに支持するフレームと、
    該フレームの底部に連接され、前記座部の後方へ延長形成された施術者が乗るプレート本体と、
    前記フレームの底部に連結され、前記座部の前方へ延長した水平部材と、該水平部材の端部側に立設された垂直部材と、該垂直部材の端部から前記座部の幅方向の内側へ向けて屈曲した屈曲部と、からなる支持体と、
    前記被施術者の頸部の後ろ側にかける頸部バンドと、
    該頸部バンドの両端と、前記屈曲部の先端を接続する連結手段と、
    を備えたことを特徴とする矯正補助具。
  2. 前記プレート本体の両側端に、前記矯正補助具の設置面との段差を解消する傾斜面を有するスロープ部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の矯正補助具。
  3. 前記スロープ部材が、前記プレート本体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項2記載の矯正補助具。
  4. 前記フレームに、
    前記座部に腰かけた被施術者の身体を固定する長さ調節可能な固定ベルト、
    を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の矯正補助具。
  5. 前記座部に腰かけた被施術者の両足を閉じた状態で固定する着脱可能な脚部バンド、
    を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の矯正補助具。
  6. 前記連結手段が、長さ調節可能又は弾性を有する素材からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の矯正補助具。
  7. 前記座部及び支持体が、前記フレームに対して着脱可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の矯正補助具。
  8. 前記プレート本体に載置可能であって、前記施術者の乗る高さを調整するマット、
    を少なくとも一つ以上設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の矯正補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113908000A (zh) * 2021-10-12 2022-01-11 广东省中医院(广州中医药大学第二附属医院、广州中医药大学第二临床医学院、广东省中医药科学院) 一种正骨用坐位复位辅助装置

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