JP2018148122A - 情報処理装置 - Google Patents

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幸大 平野
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Abstract

【課題】冷却効率が高く且つ設置面積を小さくできる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置20は、電力供給装置23と、電力供給装置23内にエアーを通流させるファン27と、ファン27によるエアーの流れ方向に対し電力供給装置23の前又は後に配置された電源分配器24とを有する。電源分配器24は、電力供給装置23と電気的に接続される。また、電源分配器24の電力供給装置23側の面には、エアーが通る通風穴31が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
近年、高度情報化社会の到来にともなって、多量の情報を高速で処理する情報処理装置
の重要性がますます増加している。そのような情報処理装置ではラック内に、CPU(Central Processing Unit)及びメモリ等の電子部品を搭載した基板や、基板に電力を供給するPSU(Power Supply Unit:電力供給装置)をそれぞれ複数収納している。
また、そのような情報処理装置のラック内には、各PSUに電力を分配する電源分配器(Power Distribution Unit)が設けられている。電源分配器には、PSUの電源ケーブルの先端に設けられた差込プラグを差し込むための複数のコンセント(差込プラグ受け)と、各コンセントに過剰な電流が流れないようにする過電流保護装置(ブレーカー)とが設けられている。
情報処理装置の高性能化に伴い、情報処理装置の発熱量が多くなっている。情報処理装置内の温度が予め設定された許容上限温度を超えてしまうと、故障、誤動作、又は処理能力の低下等の問題が発生する。そのため、一般的な情報処理装置では、ラック内に冷却水を通流させたり、ファンによりラック内にエアー(冷風)を導入したりして、電子部品を冷却している。
一方、省エネルギーの観点から、情報処理装置の消費電力の削減が要求されている。そのため、情報処理装置をより一層効率的に冷却できる冷却方法が求められている。
例えば、ラックの側方にダクトを配置し、ダクトの側面に設けられた多数の穴からラックにエアーを供給することで冷却効率を向上させることが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2009−111300号公報
情報処理装置のサイズを大きくすれば、冷却効率を比較的容易に向上させることができる。しかし、その場合は設置面積が大きくなるという問題がある。
開示の技術は、冷却効率が高く且つ設置面積を小さくできる情報処理装置を提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、電力供給装置と、前記電力供給装置内にエアーを通流させるファンと、前記ファンによる前記エアーの流れ方向に対し前記電力供給装置の前又は後に配置されて前記電力供給装置と電気的に接続される電源分配器とを有し、前記電源分配器の前記電力供給装置側の面には前記エアーが通る通風穴が設けられている情報処理装置が提供される。
上記の情報処理装置は、冷却効率が高く、且つ設置面積が小さい。
図1(a)は情報処理装置の一例を示す横断面図(模式図)、図1(b)は図1(a)のI−I線の位置における縦断面図(模式図)である。 図2(a)は実施形態に係る情報処理装置の横断面図(模式図)、図2(b)は図2(a)のII−II線の位置における縦断面図(模式図)である。 図3は、情報処理装置の内部構造を示す斜視図(模式図)である。 図4(a)は電源分配器を前面側から見たときの平面図、図4(b)は同じくその電源分配器を後面側から見たときの平面図である。 図5は、電源分配器の内部構造を示す模式図である。 図6は、電源分配器の斜視図である。 図7(a)は図1(a),(b)に示す情報処理装置の大きさを示す図、図7(b)は図2(a),(b)に示す情報処理装置の大きさを示す図である。 図8は、開口率とPSUから排出されるエアーの温度との関係をシミュレーションした結果を示す図である。 図9(a)は変形例1の情報処理装置の横断面図(模式図)、図9(b)は図9(a)のIII−III線の位置における縦断面図(模式図)である。 図10(a)は変形例2の情報処理装置の横断面図(模式図)、図10(b)は図10(a)のIV−IV線の位置における縦断面図(模式図)である。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
図1(a)は情報処理装置の一例を示す横断面図(模式図)、図1(b)は図1(a)のI−I線の位置における縦断面図(模式図)である。
図1(a),(b)に示す情報処理装置10では、ラック11内に複数の基板12が収納されている。それらの基板12は、高さ方向に沿って一定の間隔で配置されている。各基板12には、CPU、メモリ、及び通信ユニット等の電子部品(図示せず)が搭載されており、各基板12は通信ユニットを介して信号の送受信を行う。ラック11は筐体の一例である。
基板12の幅方向の両側には、それぞれPSU13と電源分配器14とが配置されている。電源分配器14には複数のコンセント(図示せず)が高さ方向に並んで配置されており、外部の電源から供給される電力は各コンセントに分配される。各コンセントには、PSU13の電源ケーブル13aの先端に設けられた差込プラグが接続される。PSU13は、電源ケーブル13b及びコネクタ15を介して基板12に電力を供給する。
電源分配器14にはコンセント毎に過電流保護装置(ブレーカー)が設けられており、コンセントに過剰な電流が流れたときには電力供給を停止するようになっている。図1(a)中の符号16は過電流保護装置に設けられたボタンであり、過電流により電力供給が停止されたときにはボタン16が軸方向に飛び出す。過電流が流れた原因を排除した後にボタン16を押し込むと、過電流保護装置が復帰して電力供給が再開される。
ところで、PSU13は、基板12に供給する電力に応じた熱を発生する。PSU13内の温度が予め設定された許容上限温度を超えると、故障の原因となる。そのため、図1(a),(b)に示す情報処理装置10では、PSU13毎にファン17を設けてPSU13内にエアー(冷風)を導入し、PSU13内の温度が許容上限温度を超えないようにしている。図1(a),(b)に示す情報処理装置10では、エアーは右から左へ移動する。
図1(a),(b)に示す情報処理装置10では、PSU13と電源分配器14とがエアーの流れ方向に対し並列に(すなわち、幅方向に並んで)配置されている。これは、PSU13と電源分配器14とをエアーの流れ方向に対し直列に配置すると、PSU13を通るエアーの流れが電源分配器14により邪魔されて、PSU13を十分に冷却できなくなるためである。
しかし、図1(a),(b)に示す情報処理装置10では、ラック11の幅が大きくなり、大きな設置面積が必要となる。
以下の実施形態では、電力供給装置を効率的に冷却でき、且つ設置面積が小さい情報処理装置について説明する。
(実施形態)
図2(a)は実施形態に係る情報処理装置の横断面図(模式図)、図2(b)は図2(a)のII−II線の位置における縦断面図(模式図)である。また、図3は情報処理装置の内部構造を示す斜視図(模式図)である。
図2(a),(b)に示すように、本実施形態の情報処理装置20は、ラック21と、ラック21内に収納された複数の基板22と、各基板22の幅方向の両側に配置された複数のPSU(電力供給装置)23と、基板22の幅方向の両側に配置された電源分配器24とを有する。
以下、説明の便宜上、図2(a),(b)におけるラック21の右側を前側とし、左側を後側とする。
基板22は高さ方向に沿って一定の間隔で配置されている。各基板22には、CPU、メモリ、及び通信ユニット等の電子部品(図示せず)が搭載されており、各基板22は通信ユニットを介して信号の送受信を行う。
PSU23はラック21の前面側に配置されており、電源ケーブル23b及びコネクタ25を介して基板22に電力を供給する。各PSU23にはそれぞれ、PSU23内にエアーを通流させるためのファン27が設けられている。本実施形態では、ファン27により、ラック21の前面側(図1(a)の右側)から後面側(図1(a)の左側)にエアーが移動する。なお、PSU23は、図3に示すようにラック21内に設けられたケース29内に挿入される。
電源分配器24は、PSU23の後に配置されている。図4(a)は電源分配器24を前面側から見たときの平面図、図4(b)は同じくその電源分配器24を後面側から見たときの平面図である。また、図5は電源分配器24の内部構造を示す模式図である。更に、図6は電源分配器24の斜視図である。
図4(a)及び図6に示すように、電源分配器24の前面パネル24aには複数のコンセント26が高さ方向に並んで配置されている。各コンセント26には、PSU23の電源ケーブル23a(図2(a)参照)の先端に設けられた差込プラグ(図示せず)が挿抜自在に接続される。また、図4(b)に示すように、電源分配器24の後面パネル24bにはコネクタ32が設けられている。コネクタ32には、外部の電源(図示せず)に接続された電力ケーブルが接続される。
図4(a),(b)に示すように、電源分配器24の前面パネル24a及び後面パネル24bには、それぞれ多数の通風穴31が設けられている。そのため、PSU23から排出されたエアーは、電源分配器24の前面パネル24aの通風穴31から電源分配器24内に入り、電源分配器24内を通って後面パネル24bの通風穴31から排出される。なお、図6では通風穴31の図示を省略している。
図5に示すように、電源分配器24内には、各コンセント26に対応する複数の過電流保護装置28が設けられている。それらの過電流保護装置28は、ケーブル33を介してコネクタ32に接続されている。また、各コンセント26はそれぞれケーブル34を介して対応する過電流保護装置28と接続されており、過電流保護装置28から電力が供給される。
図2(a),図4(a)及び図6中の符号28aは過電流保護装置28に設けられたボタンである。過電流により過電流保護装置28が作動してコンセント26への電力供給が停止されたときには、ボタン28aが軸方向に飛び出す。過電流が流れた原因を排除した後にボタン28aを押し込むと、過電流保護装置28が復帰して電力供給が開始される。
本実施形態に係る情報処理装置20では、図2(a),(b)に示すように、エアーの流れ方向に対し電源分配器24がPSU23の後に(すなわち、エアーの流れ方向に対し直列に)配置されている。また、本実施形態に係る情報処理装置20では、図4(a),(b)に示すように、電源分配器24の前面パネル24a及び後面パネル24bにそれぞれ多数の通風穴31が設けられている。
そのため、PSU23から排出されたエアーは、前面パネル24aの通風穴31を通って電源分配器24内に入り、後面パネル24bの通風穴31から排出される。従って、PSU23内を通るエアーの流れが電源分配器24により邪魔されることはなく、PSU23を十分に冷却することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置20は、PSU23と電源分配器24とをエアーの流れ方向に対し直列に配置しているので、図1(a),(b)に示す情報処理装置10に比べてラックの幅を小さくできる。その結果、情報処理装置20の設置面積を縮小できる。
図7(a)は図1(a),(b)に示す情報処理装置10の大きさを示す図、図7(b)は図2(a),(b)に示す情報処理装置20の大きさを示す図である。ここでは、図7(a)に示す基板12、PSU13及び電源分配器14の大きさは、図7(b)に示す基板22、PSU23及び電源分配器24の大きさと同じであるとしている。
図1(a),(b)に示す情報処理装置10の場合、PSU13と電源分配器14とがエアーの流れ方向に対し並列に配置されているので、例えば図7(a)に示すように、ラック11の幅は970mm、長さは900mmとなる。
一方、本実施形態に係る情報処理装置20では、PSU23と電源分配器24とがエアーの流れ方向に対し直列に配置されているので、例えば図7(b)に示すように、ラック21の幅は700mm、長さは900mmとなる。そのため、本実施形態に係る情報処理装置20は、図1(a),(b)に示す情報処理装置10に比べて、設置面積を小さくできる。
なお、何らかの原因によりPSU23に過電流が流れた場合は、過電流保護装置28が作動して電力供給が停止される。電力供給を再開するためには、過電流保護装置28のボタン28aを押す必要がある。そのような場合、ケース29(図3参照)からPSU23を引き出して電源分配器24の前面パネル24aを露出させ、棒状の工具を用いてボタン28aを押すことで、電力供給を再開できる。
以下、電源分配器24の前面パネル24a及び後面パネル24bの開口率について説明する。ここで、開口率とは、前面パネル24a又は後面パネル24bの面積Saと、前面パネル24a又は後面パネル24bの通風穴31の総面積Shとの比率((Sh/Sa)×100%)である。
電源分配器24内をエアーが通流しやすくするためには、前面パネル24a及び後面パネル24bに設ける通風穴31のサイズは大きいほど好ましく、通風穴31の数も多いほど好ましい。つまり、冷却効率を考慮した場合、前面パネル24a及び後面パネル24bの開口率は大きいほどよい。
しかし、前面パネル24a及び後面パネル24bの開口率を大きくすると、パネル24a,24bの強度が低下する。一般的に、この種の電源分配器のパネルとして用いられる金属板の厚さは0.8mm〜1mm程度であるので、開口率が50%を超えると十分な強度を確保することが困難になる。例えば、前面パネル24aの開口率が50%を超えた場合、コネクタ26に差込プラグを接続するときに前面パネル24aが撓むことが考えられる。このため、前面パネル24a及び後面パネル24bの開口率は50%以下とすることが好ましい。
一方、前面パネル24a及び後面パネル24bの開口率が小さすぎると、PSU23内を通るエアーの量が電源分配器24により制限されてしまい、PSU23の温度が許容上限温度を超えてしまう。
図8は、横軸に開口率をとり、縦軸にPSU23から排出されるエアーの温度をとって、両者の関係をシミュレーションした結果を示す図である。ここでは、PSU23の出力を1600Wとし、図2(a)のようにPSU23と電源分配器24とをエアーの流れ方向に対し直列に配置した場合の温度を調べている。
なお、PSU23のサイズは、幅が73.5mm、高さが40mm、長さ(奥行き)が272.5mmである。このPSU23の仕様上の許容上限温度は45℃である。また、電源分配器24の幅は、PSU23の幅と同じとしている。
図8から、電源分配器24の前面パネル24a及び後面パネル24bの開口率が20%の場合、PSU23から排出されるエアーの温度は許容上限温度の45℃となり、それよりも開口率が小さくなると許容上限温度を超えてしまうことがわかる。また、図8から、電源分配器24の前面パネル24a及び後面パネル24bの開口率が25%以上であれば、PSU23から排出されるエアーの温度はほぼ一定(約42℃)になることがわかる。
従って、電源分配器24の前面パネル24a及び後面パネル24bの開口率は20%以上(より好ましくは25%以上)、且つ50%以下とすることが好ましい。
(変形例1)
図9(a)は変形例1の情報処理装置の横断面図(模式図)、図9(b)は図9(a)のIII−III線の位置における縦断面図(模式図)である。図9(a),(b)において、図2(a),(b)と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図2(a),(b)に示す情報処理装置20では、PSU23と電源分配器24とがケーブル23aにより接続されている。これに対し、変形例1の情報処理装置40では、PSU23と電源分配器24とがコネクタ41a,41bにより電気的に接続されている。
コネクタ41aは例えばPSU23側に設けたメスコネクタであり、コネクタ41bは例えば電源分配器24側に設けたオスコネクタである。PSU23をラック21のケース29(図3参照)に挿入すると、コネクタ41aとコネクタ41bとが嵌合して、PSU23と電源分配器24とが電気的に接続される。また、PSU23をケース29(図3参照)から引き出すと、コネクタ41aとコネクタ41bとが機械的に分離され、PSU23と電源分配器24とが電気的に分離される。
図9(a),(b)に示す情報処理装置40においても、電源分配器24の前面パネル24a及び後面パネル24bに多数の通風穴31が設けられている(図4(a),(b)参照)。また、PSU23と電源分配器24とはエアーの流れ方向に対し直列に配置されている。そのため、図2(a),(b)に示す情報処理装置20と同様に、PSU23を十分に冷却でき、且つ設置面積を小さくできるという効果を奏する。
(変形例2)
図10(a)は変形例2の情報処理装置の横断面図(模式図)、図10(b)は図10(a)のIV−IV線の位置における縦断面図(模式図)である。図10(a),(b)において、図2(a),(b)と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
変形例2の情報処理装置50では、図10(a)に示すように、ラック51の長さ方向の中心線(図10(a)中の一点鎖線)を対称軸とする線対称の位置に、それぞれ複数の基板21が高さ方向に沿って一定の間隔で配置されている。各基板21の幅方向の両側には、それぞれPSU23と電源分配器24とが配置されている。
以下、説明の便宜上、図10(a),(b)におけるラック51の右側の面を第1の面51aと呼び、左側の面を第2の面51bと呼ぶ。第1の面51a側の基板21は第1の面51a側から引き出して保守管理が可能であり、第2の面51b側の基板21は第2の面51b側から引き出して保守管理が可能である。
また、ここでは、ラック51の中心線よりも右側に配置されたPSU23及び電源分配器24において、第1の面51a側の面(右側の面)を前面と呼び、その反対側の面(左側の面)を後面と呼ぶ。更に、ラック51の中心よりも左側に配置されたPSU23及び電源分配器24において、第2の面51b側の面(左側の面)を前面と呼び、その反対側の面(右側の面)を後面と呼ぶ。
変形例2においても、電源分配器24の前面パネル24a及び後面パネル24bには、それぞれ多数の通風穴31が設けられている(図4(a),(b)参照)。また、ラック51の底面中央には吸気口52が設けられている。
更に、PSU23には、それぞれファン27が設けられている。これらのファン27により、吸気口52からラック51内に入り、ラック51内を下から上に移動して、更に電源分配器24内を後面パネル24b側から前面パネル24a側に通り抜け、PSU23内を通ってラック51の外に排出されるエアーの流れが形成される。
上述したように、変形例2の情報処理装置50においても、電源分配器24の前面パネル24a及び後面パネル24bに多数の通風穴31が設けられている。また、PSU23と電源分配器24とはエアーの流れ方向に対し直列に配置されている。
そのため、変形例2の情報処理装置50においても、図2(a),(b)に示す情報処理装置20と同様に、PSU23を十分に冷却でき、且つ設置面積を小さくできるという効果を奏する。
10、20、40…情報処理装置、11、21、51…ラック、12、22…基板、13、23…PSU(電力供給装置)、14、24…電源分配器、15,25、41a、41b…コネクタ、17、27…ファン、24a…前面パネル、24b…後面パネル、26…コンセント、28…過電流保護装置、31…通風穴、52…通気口。

Claims (6)

  1. 電力供給装置と、
    前記電力供給装置内にエアーを通流させるファンと、
    前記ファンによる前記エアーの流れ方向に対し前記電力供給装置の前又は後に配置されて前記電力供給装置と電気的に接続される電源分配器とを有し、
    前記電源分配器の前記電力供給装置側の面には前記エアーが通る通風穴が設けられていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記電力供給装置及び前記電源分配器を収納する筐体と、
    電子部品を搭載し、前記筐体内に高さ方向に沿って一定の間隔で配置されて前記電力供給装置から電力が供給される基板と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記基板及び前記電力供給装置をそれぞれ複数有し、前記電源分配器は複数の前記電力供給装置に電力を分配することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記電力供給装置と前記電源分配器とがコネクタを介して電気的に接続されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記電源分配器には過電流保護装置が内蔵されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記電源分配器の前記電力供給装置側の面の開口率が20%以上、且つ50%以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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