JP2018147025A - プログラム導入支援システム、プログラム導入支援方法、及びプログラム導入支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】大量のデータを複数の拠点で処理する場合のネットワークにおけるデータ通信量を低減する。【解決手段】第1情報処理装置20と、第1情報処理装置20と通信可能に接続する少なくとも1つ以上の第2情報処理装置40とを含んで構成される情報処理システムに所定のプログラムを導入するためのプログラム導入支援システム1であって、所定のプログラムを構成するプログラムである単位プログラムにおけるデータの入力又は出力に関する入出力情報を、所定のプログラムを実行することにより取得する入出力情報取得部203と、単位プログラムのそれぞれを第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40のいずれに配置するかの基準のポリシー情報を取得するポリシー情報取得部205と、入出力情報とポリシー情報とに基づき各単位プログラムの配置を決定する配置決定部206とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、プログラム導入支援システム、プログラム導入支援方法、及びプログラム導入支援プログラムに関する。
複数の国や地域にまたがって広範囲に事業を行っている事業体などにおいては、これらに分散して存在する事業拠点(工場など)で生成される大量のデータを収集して分析し、その結果に基づき各拠点を監視することが求められている。そして、これらの一連の作業を自動化するニーズも増大してきている。
しかしながら近年、分析対象のデータ量が急速に増大していることに伴って、各事業拠点に存在する様々なデータを中央のサーバなどに集約することは、非現実的となってきている。そこで、各拠点が分散してデータ処理を行う、いわゆるエッジコンピューティングによるデータ分析が行われるようになってきている。
例えば、非特許文献1には、大規模なクラスター上におけるデータ処理について、key/valueペアの中間値を生成するmap関数と、全ての中間値のvalueを同中間値のkeyと関連づけてマージするreduce関数とに基づき、分散コンピューティングを並列的に行う技術が開示されている。
Jefferey Dean and Sanjay Ghemawat, "MapReduce: Simplified Data Processing on Large Clusters", Google, Inc., https://static.googleusercontent.com/media/research.google.com/ja//archive/mapreduce-osdi04.pdf (2017年1月30日閲覧)
データを効率よく処理し管理するためには、一般に、コンピュータが充分な情報処理能力を有していることが必要である。しかし、近年ではコンピュータの情報処理能力が向上し、安価に高性能なコンピュータを調達できるようになっていることから、コンピュータ装置の性能そのものよりも、通信量の低減(ネットワークの帯域の確保など)が重要な問題となっている。そして、この点はコスト面でのボトルネックにもなっている。そこで、データ処理を各拠点に適切に配分しつつ、データの通信量を低減することが望まれている。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、大量のデータを複数の拠点で処理する場合のネットワークにおけるデータ通信量を低減することが可能なプログラム導入支援システム、プログラム導入支援方法、及びプログラム導入支援プログラムを提供することにある。
上記問題を解決するための本発明の一つは、第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と通信可能に接続する少なくとも1つ以上の第2の情報処理装置とを含んで構成される情報処理システムに所定のプログラムを導入するための、プロセッサ及びメモリを備
えるプログラム導入支援システムであって、前記所定のプログラムを構成するプログラムである単位プログラムにおけるデータの入力又は出力に関する情報である入出力情報を、前記所定のプログラムを実行することにより取得する入出力情報取得部と、前記単位プログラムのそれぞれを前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれに配置するかの基準の情報であるポリシー情報を取得するポリシー情報取得部と、前記取得した入出力情報と、前記取得したポリシー情報とに基づき、前記各単位プログラムの配置を決定する配置決定部と、を備える。
本発明によれば、大量のデータを複数の拠点で処理する場合のネットワークにおけるデータ通信量を低減することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図1は、本実施形態に係るプログラム導入支援システム1の構成の一例を示す図である。 図2は、プログラム導入支援システム1における各情報処理装置(第1情報処理装置20、端末30、及び第2情報処理装置40)が備えるハードウェアの一例を説明する図である。 図3は、管理プログラムとマイクロプログラムの関係の一例を示す図である。 図4は、テスト情報DB330の一例を示す図である。 図5は、単体性能情報DB350の一例を示す図である。 図6は、通信性能情報DB360の一例を示す図である。 図7は、ポリシー情報DB340の一例を示す図である。 図8は、プログラム導入支援処理の一例を説明するフローチャートである。 図9は、配置結果表示画面370の一例を示す図である。 図10は、テスト情報入力処理の一例を説明するフローチャートである。 図11は、テスト情報入力画面の一例を示す図である。 図12は、配置決定処理の一例を説明するフローチャートである。 図13は、I/O計測処理の一例を説明するフローチャートである。 図14は、転送量データDB380の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態の例を図面を用いて説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係るプログラム導入支援システム1の構成の一例を示す図である。同図に示すように、プログラム導入支援システム1は、第1情報処理装置20及び端末30を含むクラウドシステム10と、クラウドシステム10と通信可能に接続された、少なくとも1台以上の第2情報処理装置40とを含んで構成されている。
プログラム導入支援システム1は、例えば、世界各国や各地域に事業拠点を有する事業体に設けられる情報処理システムであり、各事業拠点内の工場で取り扱っているデータを管理又は監視するための所定のプログラム(以下、管理プログラムともいう)の導入を支援し、これにより各事業拠点が扱うデータを管理し監視する。
クラウドシステム10は、事業体のデータを統括的に管理する情報処理システムであり、例えば、事業体の本部又は所定のデータセンタに設けられる。
クラウドシステム10における、第1情報処理装置20及び端末30の間は互いに通信可能に接続されている。なお、両者の間は、無線又は有線により直接に接続されていてもよいし、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネッ
ト、イントラネット、専用線、又は光ファイバなどの通信網を介して接続されていてもよい。
第2情報処理装置40は、通信ネットワーク50を介して、クラウドシステム10の第1情報処理装置20と通信可能に接続されている。第2情報処理装置40は、例えば、いわゆるエッジサーバであり、事業体の各事業拠点に設けられる。なお、不図示であるが、第2情報処理装置40は、前記の各工場に設けられている他の情報処理装置と通信可能に接続されており、各工場で生成される各種データを記憶している。
なお、通信ネットワーク50は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、イントラネット、専用線、又は光ファイバなどの
通信網である。
ここで、図2は、プログラム導入支援システム1における各情報処理装置(第1情報処理装置20、端末30、及び第2情報処理装置40)が備えるハードウェアの一例を説明する図である。同図に示すように、各情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ11と、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などの主記憶装置12と、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置13と、キーボード、マウス、タッチパネルなどからなる入力装
置14と、モニタ(ディスプレイ)などからなる出力装置15と、他の情報処理装置と通信を行う通信装置16とを備える。
<機能>
次に、各情報処理装置が備える機能について説明する。
<第1情報処理装置>
図1に示すように、第1情報処理装置20は、プログラム実行制御部201、プログラムテスト実行部202、入出力情報取得部203、テスト情報取得部204、ポリシー情報取得部205、配置決定部206、性能情報取得部207、及びプログラム送信部208を備える。
プログラム実行制御部201は、以下に説明する第1情報処理装置20の機能を統括的に管理する。
プログラムテスト実行部202は、管理プログラムを実行する。例えば、プログラムテスト実行部202は、管理プログラムを試験的に実行する機能を備えている。
具体的には、プログラムテスト実行部202は、少なくとも1種類以上の管理プログラムを記憶しているデータベースであるプログラム情報310、及び、各管理プログラムを実行する際に必要なデータを記憶している環境情報312を管理している。プログラムテスト実行部202は、プログラム情報310、及び環境情報312に記憶されている情報に基づき、管理プログラムを実行する。
なお、プログラムテスト実行部202は、データ情報314、及び関連情報316の各データベースを管理しており、管理プログラムが取り扱う、事業体に関するデータ(例えば、各事業拠点に関するデータ)などをこれらのデータベースに記憶している。
入出力情報取得部203は、前記所定のプログラム(管理プログラム)を構成するプロ
グラムである単位プログラム(以下、マイクロプログラムともいう)におけるデータの入力又は出力に関する情報である入出力情報を、前記所定のプログラムを実行することにより取得する。
なお、入出力情報は、後述する入出力情報DB320に格納されている。
ここで、管理プログラムとマイクロプログラムの関係について説明する。
図3は、管理プログラムとマイクロプログラムの関係の一例を示す図である。同図に示すように、管理プログラム70は、外部からの入力データ71に基づき所定の処理を行い、これにより出力データ72を出力する。
管理プログラム70は、複数のマイクロプログラム80(S1〜S6)により構成されており、各マイクロプログラム80は、他のマイクロプログラム80からの入力データ(又は外部からの入力データ)を受信し(データが入力され)、受信した入力データに基づき所定の処理を行い、当該処理により他のマイクロプログラム80に(又は外部に)出力データを送信する(データを出力する)。
なお、各マイクロプログラム80は通常、互いに異なる処理を行うプログラムであるが、同じ処理を行うものであってもよい。
このように、各マイクロプログラム80は、他のマイクロプログラムとデータの送受信(データの入出力)を行うため、互いに通信可能に接続されている第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40のいずれにも配置することができる。しかし、第1情報処理装置20、第2情報処理装置40、又はこれらを接続する通信ネットワーク50の構成などによってデータの通信量(通信速度)が異り。これにより管理プログラム70(マイクロプログラム80)の処理速度も異なる。
そこで、本実施形態のプログラム導入支援システム1は、データの通信量などに基づき管理プログラム70における各マイクロプログラム80の最適な配置を決定し、決定した配置に基づき、各マイクロプログラム80を第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40に導入する。
以下、第1情報処理装置20の説明を続ける。
図1に示すテスト情報取得部204は、前記所定のプログラムの実行に関する条件に関する情報であるテスト情報を取得する。前記入出力情報取得部は、前記取得したテスト情報に基づき、前記所定のプログラムを実行する。
例えば、前記テスト情報取得部204は、前記テスト情報として、前記所定のプログラムに対して入力されるデータに関する条件、前記所定のプログラムから出力されるデータに関する条件、又は、前記所定のプログラムの実行時間に関する条件のうち少なくともいずれかの情報を取得する。
なお、テスト情報は、後述するテスト情報DB330に格納されている。
ポリシー情報取得部205は、前記単位プログラムのそれぞれを前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれに配置するかの基準(以下、ポリシーという)の情報であるポリシー情報を取得する。
具体的には、例えば、前記ポリシー情報取得部205は、前記ポリシー情報として、前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置の間、又は各前記第2の情報処理装置
の間で入力又は出力されたデータの量に応じて、前記単位プログラムのそれぞれを前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれに配置するかを決定する基準を示す情報を取得する。
また、例えば、前記ポリシー情報取得部205は、前記ポリシー情報として、前記単位プログラムに入力又は出力されるデータの種類に応じて当該単位プログラムを前記第2の情報処理装置に配置するか否かを決定する基準を示す情報を取得する。
なお、ポリシー情報は、後述するポリシー情報DB340に格納されている。
配置決定部206は、前記取得した入出力情報と、前記取得したポリシー情報とに基づき、前記各単位プログラムの配置を決定する。
性能情報取得部207は、前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置の性能に関する情報である性能情報を取得する。前記配置決定部206は、前記取得した性能情報と、前記入出力情報と、前記ポリシー情報とに基づき、前記各単位プログラムの配置を決定する。
例えば、前記性能情報取得部207は、前記性能情報として、前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置が備えるハードウェアの性能に関する情報を取得する。
また、例えば、前記性能情報取得部207は、前記性能情報として、前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置の通信性能に関する情報を取得する。
本実施形態では、性能情報には、情報処理装置のハードウェア性能に関する情報である単体性能情報と、情報処理装置の通信性能に関する情報である通信性能情報とがあるものとする。そして、単体性能情報は、後述する単体性能情報DB350に格納され、通信性能情報は、後述する通信性能情報DB360に格納されているものとする。また、本実施形態では、単体性能情報DB350、及び通信性能情報DB360は第1情報処理装置20が記憶しているものとするが、これらのデータは各情報処理装置(例えば、第2情報処理装置40)が記憶し、必要に応じて、第1情報処理装置20が各情報処理装置からこれらのデータを取得するようにしてもよい。
プログラム送信部208は、前記決定した各単位プログラムの配置に基づき、前記単位プログラム(マイクロプログラム)のそれぞれを、前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれかに送信(配置)する。
次に、第1情報処理装置20が管理している各データベースについて説明する。
<テスト情報DB>
図4は、テスト情報DB330の一例を示す図である。同図に示すように、テスト情報DB330は、各テストを識別する情報(以下、テストIDという)が格納されるID331、ID331のテストの名称が格納される名称332、ID331のテストに設定されている条件(以下、テスト条件という)が格納される制限333の各項目を有する、少なくとも1つ以上のレコードで構成される。
なお、制限333の項目は少なくとも1つ以上設けられ、それぞれの制限333は、テスト条件の内容(例えば、管理プログラムに入力するデータの数量に関する条件、管理プログラムから出力されるデータの数量に関する条件、管理プログラムを実行する時間に関する条件)が格納される項目334、及び、項目334の条件に係る閾値等の情報が格納
される値335の各小項目を有する。
例えば、同図の例では、テストIDが「1」のテストでは、管理プログラムに入力されたデータの量が100000件以上になったこと、管理プログラムから出力されたデータの量が100MB(Mega byte)以上になったこと、又は管理プログラムの実行時間が2
0秒以上となったことのうちいずれかの条件が満たされた時点で、そのテスト対象となっている管理プログラムの実行が終了する。
なお、同図の例では、管理プログラムに関するテスト情報のみが示されているが、管理プログラムを構成する個々の単位プログラムに関するテスト情報が入力されてもよい。
また、前記で説明したテスト条件以外のテスト条件としては、例えば、所定の情報処理装置のみで入力又は出力されたデータ量が所定の閾値を超えた場合にテスト実行を終了するという条件、又は、管理プログラムの各処理のうち所定の処理のみを対象とした条件などがある。
なお、テスト情報DB330へのテスト情報の入力は、予め、プログラム導入支援システム1の管理者などが行ってもよいし、所定のプログラムに従って自動的にテスト情報の入力が行われてもよい。
<単体性能情報DB>
次に、単体性能情報DB350について説明する。
図5は、単体性能情報DB350の一例を示す図である。同図に示すように、単体性能情報DB350は、情報処理装置が備えるハードウェアを識別する情報(以下、ハードウェアIDという)が格納されるID351、ID351のハードウェアの種類を識別する情報(以下、ハードウェアIDという)が格納される種別352、ID351のハードウェアに関する情報(以下、ハードウェア属性という)を示す情報が格納される属性353の各項目を有する、少なくとも1つ以上のレコードで構成される。
なお、属性353の項目は少なくとも1つ以上設けられ、それぞれの属性353は、属性353のハードウェア属性を特定する情報が格納される名称354、及び、属性353の内容を特定する情報が格納される値355の各小項目を有する。
例えば、同図の例では、ハードウェアIDが「1」のハードウェアである「CPU」は次の属性を備える:属性である「世代」の内容が「abcd」であり、属性である「コア数」の内容が「6」であり、属性である「Clock (GHz)」の内容が「2.4」である。
なお、単体性能情報DB350への性能情報の入力は、例えば、プログラム導入支援システム1の管理者等が予め行う。
<通信性能情報DB>
次に、通信性能情報DB360について説明する。
図6は、通信性能情報DB360の一例を示す図である。同図に示すように、通信性能情報DB360は、プログラム導入支援システム1に設けられている通信機器を識別する情報(以下、通信機器IDという)が格納されるID361、ID361の通信機器の名称が格納される名称362、ID361の通信機器の種別を示す情報が格納される種別363、ID361の通信機器の帯域幅を示す情報が格納される帯域幅364、及び、ID361の通信機器が行う通信の実効速度を示す情報が格納される実効速度365の各項目を有する、少なくとも1つ以上のレコードで構成される。
例えば、同図の例では、通信機器IDが「1」の通信機器である「VPN−1」は、その種別が「Broadband」であり、その帯域幅が「100Mbps」であり、その実効速度が「10Mbpx」である。
なお、通信性能情報DB360には、通信性能に関する他の項目として、例えば、情報処理装置に搭載されているOS(Operating system)の情報、情報処理装置のリソースの情報、情報処理装置が処理するデータの種類の情報(例えば、それが機密データ(当該情報処理装置の外部に送信することが禁じられているデータ)であるか否かなど))を格納する項目が設けられていてもよい。
また、同図には明示していないが、単体性能情報DB350及び通信性能情報DB360は、クラウドシステム10及び各拠点の情報処理装置の、単体性能情報及び通信性能情報をそれぞれ記憶している。
なお、通信性能情報DB360への性能情報の入力は、例えば、プログラム導入支援システム1の管理者等が予め行う。
<ポリシー情報DB>
次に、ポリシー情報DB340について説明する。
図7は、ポリシー情報DB340の一例を示す図である。本実施形態において、ポリシーは、少なくとも1つ以上の判定条件によって構成されている。
同図に示すように、ポリシー情報DB340は、各判定条件を識別する情報が格納される条件番号341、ポリシーを識別する情報(以下、ポリシーIDという)が格納されるポリシーID342、条件番号341の判定条件の内容(属性)を示す情報が格納される属性名343、及び、条件番号341の判定条件における基準値などを示す情報が格納される値344の各項目を有する、少なくとも1つ以上のレコードで構成される。
なお、ポリシー情報DB340へのポリシー情報の入力は、予め、プログラム導入支援システム1の管理者などが行ってもよいし、所定のプログラムに従って自動的にポリシー情報の入力が行われてもよい。
同図の例では、例えば、ポリシーIDが「1」のポリシーには2つの判定条件が存在する。すなわち、管理プログラムの実行によって入出力されるデータ(転送データ)の累積量が「16384MB」(Mega byte)を超えず、かつ、1分間当たりの当該転送データ
が「512MB」を超えないように、第1情報処理装置20及び第2情報処理装置40に各単位プログラムを配置することをポリシーとしている。
また、例えば、ポリシーIDが「4」のポリシーは、第1情報処理装置20及び/又は第2情報処理装置40のうち「xxx」を超える通信速度を超える通信を行うことが可能な
通信装置を備える情報処理装置のみに単位プログラムを配置するというポリシーである。
また、例えば、ポリシーID「6」のポリシーは、値344に示される所定の通信性能(例えば、帯域幅又は実効速度)を満たしている第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40に単位プログラムを配置するというポリシーである。
また、例えば、単位プログラムに入力又は出力されるデータの種類に応じて、当該単位プログラムを第2情報処理装置40に配置するか否かを決定するポリシーがあってもよい
。例えば、ポリシーIDが「5」のポリシーは、機密データを処理している第2情報処理装置40には、そのデータを外部に送信しない単位プログラムのみを導入するように各単位プログラムを配置するポリシーである。例えば、ポリシーIDが「5」のポリシーにおける値344には、機密データを処理する第2情報処理装置40を特定する情報(識別子)が格納される。
このように、ポリシー情報DB340には、データの通信量、及び/又は通信装置のハードウェア性能に係る判定条件(ポリシー)が格納される。
<端末>
次に、図1に示すように、端末30は、テスト情報入力部301、ポリシー情報入力部302、及び配置結果出力部303を備える。
テスト情報入力部301は、前記テスト情報の入力をユーザから受け付ける。ポリシー情報入力部302は、前記ポリシー情報の入力をユーザから受け付ける。配置結果出力部303は、前記決定した各単位プログラムの配置に関する情報を出力する。
<第2情報処理装置>
次に、図1に示すように、第2情報処理装置40は、プログラム受信実行部401を備える。
プログラム受信実行部401は、第1情報処理装置20から送信されてきた単位プログラム(マイクロプログラム)を受信し、または実行する。
なお、受信した単位プログラムはプログラム情報410に記憶され、また、受信した単位プログラムを実行する際に必要なデータが環境情報412に記憶される。
なお、第2情報処理装置40は、データ情報414、及び関連情報416の各データベースを記憶している。これらのデータベースには、当該第2情報処理装置40が設置されている事業拠点に関するデータ(例えば、当該事業拠点内の工場で生成されるデータ)が記憶されている。
以上に説明した各情報処理装置の機能は、各情報処理装置のハードウェアによって、もしくは、各情報処理装置のプロセッサが、プロセッサやメモリに記憶されている各プログラムを読み出して実行することにより実現される。
また、これらのプログラムは、例えば、二次記憶デバイスや不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSDなどの記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVDなどの、計算機で読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納される。
<処理説明>
次に、プログラム導入支援システム1において行われる処理について説明する。
<プログラム導入支援処理>
図8は、プログラム導入支援システム1において典型的に行われる、管理プログラムを各情報処理装置に導入するための処理(以下、プログラム導入支援処理という)の一例を説明するフローチャートである。なお、この処理は、例えば、端末30にユーザから所定の入力が行われた場合に開始される。
まず、端末30は、ユーザから、ポリシーの指定を受け付ける(s1)。例えば、端末30は、ポリシー情報DB340に記録されている各ポリシーの内容を表示した所定の入
力画面(不図示)を表示し、この画面に基づき、ユーザから、指定するポリシー(例えば、ポリシーID)の入力を受け付ける。
また、端末30は、ユーザから、テスト情報の入力を受け付ける処理(以下、テスト情報入力処理という)を実行する(s2)。この処理の詳細は後述する。
次に、第1情報処理装置20は、ユーザに指定された管理プログラムを試験的に実行し、その結果に基づき、管理プログラムを構成する単位プログラムの配置を決定する処理(以下、配置決定処理という)を実行する(s3)。この処理の詳細は後述する。
端末30は、配置決定処理の結果を画面に表示する(s4)。
<配置結果の出力画面>
ここで、s4の処理において表示される画面について説明する。
図9は、端末30が表示する、配置決定処理の結果を示す画面(配置結果表示画面370という)の一例を示す図である。同図に示すように、配置結果表示画面370は、各マイクロプログラムの配置場所を表示する配置場所表示欄371、各マイクロプログラムにおけるデータの入出力量が格納される内部入出力データ表示欄372、管理プログラムへの入力データの量(すなわち、管理プログラムの外部から入力データが入力されるマイクロプログラムへの入力データの量)が格納される外部入力データ表示欄373、各マイクロプログラム間における入力データの量が格納される内部入力データ表示欄374、管理プログラムから出力される出力データの量(すなわち、管理プログラムの外部に出力データを出力するマイクロプログラムにおけるその出力データの量)が格納される外部出力データ表示欄375、及び、各マイクロプログラムに入力されたデータ及び各マイクロプログラムから出力されたデータの合計量(すなわち、管理プログラム及びその内部で入出力されたデータの合計量。以下、全通信量という)が格納される全通信量表示欄376の各表示欄を有する。
例えば、同図は、管理プログラムにおけるマイクロプログラムS1を第1情報処理装置20(C: center)に配置し、マイクロプログラムS2を第1情報処理装置20(C: center)に配置し、マイクロプログラムS3を第1情報処理装置20(C: center)に配置し
、マイクロプログラムS4を第2情報処理装置40(R: remote)に配置した場合、その
管理プログラムの全通信量は「1015」MBであったことを示している。
なお、配置結果表示画面370は、端末30ではなく、第1情報処理装置20などの他の装置が表示してもよい。
次に、図8のs5に示すように、第1情報処理装置20は、配置決定処理の結果に基づき、各単位プログラムを各情報処理装置に転送(送信)する。具体的には、例えば、第1情報処理装置20は、s4で決定した配置に基づき、各単位プログラムを第1情報処理装置20に記憶させ、又は第2情報処理装置40に送信する。以上で、プログラム導入支援処理は終了する(s6)。
以上のようにして配置された管理プログラムが随時実行されることにより、事業者は、第2情報処理装置40が設置されている各事業拠点のデータを管理することができる。
次に、プログラム導入支援処理における各処理の詳細を説明する。
<テスト情報入力処理>
まず、テスト情報入力処理について説明する。テスト情報入力処理は、例えば、ユーザ
から端末30に所定の入力があったことを契機に開始される。
図10は、テスト情報入力処理の一例を説明するフローチャートである。同図に示すように、まず端末30は、プログラム情報310及び環境情報312から、管理プログラムに関する情報を全て取得する(s21)。
次に、端末30は、ユーザから、管理プログラムの指定の入力を受け付けると共に、指定された管理プログラムの試験実行のためのテスト情報(テスト条件)の入力を受け付ける(s22)。なお、この際、端末30は、過去に入力されたテスト情報の内容を表示する。
具体的には、例えば、端末30は、管理プログラムの指定及びテスト情報の入力を受け付ける画面(以下、テスト情報入力画面という)を表示すると共に、過去に当該テスト情報入力画面により入力されたテスト情報の内容を表示する。
そして、端末30は、s22で入力された情報を、テスト情報DB330に格納する(テスト情報DB330を更新する)(s23)。
<テスト情報入力画面>
ここで、テスト情報入力画面について説明する。
図11は、テスト情報入力画面の一例を示す図である。同図に示すように、テスト情報入力画面1000は、管理プログラムを指定するプログラム選択1001、マイクロプログラムを選択するマイクロプログラム選択1003、テスト条件を設定する条件設定1005、及び管理プログラムを試験的に実行する(テストする)テスト実行1007の各入力欄を有する。
また、テスト情報入力画面1000は、実行するテストのテストIDの入力を受け付けるテストID欄1013を備えており、このテストID欄1013には、前回指定したテストIDが表示される。
プログラム選択1001が選択されると、プログラム一覧1009に、プログラム情報310に記憶されている各管理プログラムに関する情報(「機器Aデータ分析」、「ラインB監視結果分析」、など)が表示される。そして、プログラム一覧1009は、表示された管理プログラムに対する選択を受け付ける。管理プログラムの選択が受け付けられると、プログラム構成表示欄1011に、選択された管理プログラムにおける各マイクロプログラムの関係性を示す図が表示される。
マイクロプログラム選択1003が選択されると、プログラム一覧1009に、前記で選択された管理プログラムを構成するマイクロプログラムに関する情報(「データ読み込み」、「データ前処理」、など)が表示される。プログラム一覧1009は、このマイクロプログラムに対する選択をユーザから受け付ける。マイクロプログラムに対する選択が受け付けられると、プログラム構成表示欄1011に、選択されたマイクロプログラムに関する情報が表示される。
条件設定1005が選択されると、テスト情報DB330の内容を設定するための画面(不図示)が表示され、ユーザはこの画面により、各テストIDのテストのテスト条件を編集することができる。
テスト実行1007が選択されると、テスト情報DB330の編集内容の更新を確定す
ると共に、配置決定処理が実行される。
<配置決定処理>
次に、配置決定処理について説明する。
図12は、配置決定処理の一例を説明するフローチャートである。同図に示すように、第1情報処理装置20は、s1で設定したポリシー情報を取得する。また、第1情報処理装置20は、テスト情報入力処理で指定した管理プログラム(以下、選択プログラムという)の内容をプログラム情報310から読み込むと共に、選択プログラムの実行のための各パラメータの初期化を行う(s31)。
次に、第1情報処理装置20は、選択プログラムを構成する各単位プログラムを、第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40のいずれに配置するかの組み合わせ(以下、断りの無い限り、「組み合わせ」とは、第1情報処理装置20及び第2情報処理装置40の配置の組み合わせを指すものとする。)を一つ選択する(s32)。
第1情報処理装置20は、s32で選択した組み合わせ(以下、選択組み合わせという)に従って各単位プログラムを第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40に配置した選択プログラムをテスト実行する。そして、第1情報処理装置20は、この選択プログラムの実行中に、各単位プログラムにおけるデータの入出力量を計測する処理(以下、I/O計測処理という)を実行する(s33)。この処理の詳細は後述する。なお、選択プログラムは、テスト情報入力処理で設定された条件が満たされている限り、その実行が継続される。
なお、この選択プログラムをテスト実行する方法としては、例えば、予め、選択組み合わせに応じて各単位プログラムを第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40に実際に転送してもよいし、第1情報処理装置20などに予め設けられたシミュレータなどに基づき、選択組み合わせに応じた仮想的な管理プログラムを構築し(各単位プログラムを第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40に配置した仮想的な環境を構築する)、これを実行してもよい。
第1情報処理装置20は、s33で行ったI/O計測処理の結果を集計する(s34)。具体的には、例えば、第1情報処理装置20は、選択プログラムを実行中に各マイクロプログラム間で転送されたデータの合計量(例えば、全通信量)を算出する。
第1情報処理装置20は、これまでにs32で選択した選択組み合わせ以外に、他の組み合わせがあるか否かを判断する(s35)。
他の組み合わせがない場合は(s35:N)、後述のs36の処理が行われ、他の組み合わせがある場合は(s35:Y)、第1情報処理装置20は、当該他の組み合わせを新たな選択組み合わせとし、s33の処理を繰り返す。
s36において、第1情報処理装置20は、s34で集計した結果に基づき、ポリシーを満たしている結果(組み合わせ)があるか否かを判定する。すなわち、第1情報処理装置20は、s1で指定したポリシーの内容をポリシー情報DB340を取得することにより特定し、そのポリシーの内容が、s34で集計した結果をそれぞれ満たしているか否かを判定する。
具体的には、例えば、前記指定したポリシーが所定の閾値(例えば、50MB)を含んでいる場合、第1情報処理装置20は、s34で算出した各組み合わせにおいて、その組
み合わせにおける入出力データの量のそれぞれが前記閾値を超えていないかを判定し、その入出力データの全てが前記閾値を超えていない組み合わせを全て抽出する。
また、例えば、図7に示したポリシーID「1」のポリシーが指定されている場合、第1情報処理装置20は、s34で算出した全通信量が「16384MB」を超えておらず、かつ、データの時間当たりの転送量が「512MB/分」を超えていない組み合わせを全て抽出する。
また、例えば、ポリシーID「4」のポリシーが指定されている場合、第1情報処理装置20は、単体性能情報DB350から各通信機器のハードウェアの属性の情報(属性353の内容)を取得し、取得した属性が、ポリシー情報DB340の値344が示す性能(属性)を満たしている組み合わせを全て抽出する。
また、例えば、ポリシーID「5」のポリシーが指定されている場合、第1情報処理装置20は、機密データを取り扱っている第2情報処理装置40を特定する情報を所定のデータベースなどから取得し、その第2情報処理装置40を含んでいない組み合わせを全て抽出する。
また、例えば、ポリシーID「6」のポリシーが指定されている場合、第1情報処理装置20は、通信性能情報DB360から各通信機器の通信性能の情報(帯域幅364又は実行速度365の内容)を取得し、取得した通信性能がポリシー情報DB340の値344が示す性能を満たしている組み合わせを全て抽出する。
以上の処理により、第1情報処理装置20が、ポリシーを満たしている結果があると判定した場合(s36:Y)、後述するs37の処理が実行され、第1情報処理装置20がポリシーを満たしている結果がないと判定した場合(s36:N)、第1情報処理装置20は、エラーを示す情報を端末30に送信し、端末30がその情報を出力してプログラム導入支援処理は終了する(s39)。
s37において、第1情報処理装置20は、ポリシーを満たしている結果(組み合わせ)のうち、最もポリシーに合致している結果を特定する。すなわち、第1情報処理装置20は、s34で抽出した組み合わせのうち、全通信量が最小である組み合わせを特定する。
なお、第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40のいずれに配置しても全通信量に大きな違いがない組み合わせが複数ある場合は、第1情報処理装置20は、データ処理能力が高い情報処理装置(一般には第1情報処理装置20)に各単位プログラムを配置する組み合わせを優先的に選択するようにしてもよい。
以上で配置決定処理は終了する(s38)。
<I/O計測処理>
次に、I/O計測処理について説明する。
図13は、I/O計測処理の一例を説明するフローチャートである。同図に示すように、まず第1情報処理装置20は、各マイクロプログラム80が実行する処理のうち、他のマイクロプログラム80からのデータの入力に係る処理、及び他のマイクロプログラム80へのデータの出力に係る処理(以下、本明細書ではポート85ともいう)のそれぞれに、識別番号(以下、ポート番号ともいう)を付与する(s331)。なお、本実施形態では、同図に示しているように、他のマイクロプログラム80へのデータの出力に係る処理
(ポート)と、この処理に対応する、データの入力に係る処理(ポート)とには同一の番号を付与する。
そして、第1情報処理装置20は、選択プログラムの実行中に、各マイクロプログラムが行うデータの入出力処理を監視する(s332)。具体的には、第1情報処理装置20は、各ポート85におけるデータの入力量及び出力量を計測する。
第1情報処理装置20は、選択プログラムの実行終了後、s332で計測した、データの入力量及び出力量を、転送量データDB380に記録する(s333)。
ここで、転送量データDB380について説明する。
<転送量DB>
図14は、転送量データDB380の一例を示す図である。同図に示すように、転送量データDB380は、テストIDが格納されるID381、管理プログラムの外部からポート85に入力された(受信された)全データの量が格納される入力量382、ポート85間で送受信された全データの量が格納される入出力量383、及び、ポート85から管理プログラムの外部に出力された(送信された)全データの量が格納される出力量384、及び、総通信量が格納される総通信量385の各項目を有する、少なくとも1つ以上のレコードから構成される。
なお、同図には明示していないが、転送量データDB380は、テスト実行を行った管理プログラムごとに作成される。
以上のように、本実施形態のプログラム導入支援システム1によれば、単位プログラムにおけるデータの入力又は出力に関する入出力情報を、管理プログラムを実行することにより取得し、単位プログラムのそれぞれを第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40のいずれに配置するかの基準の情報であるポリシー情報を取得し、入出力情報とポリシー情報とに基づき、各単位プログラムの配置を決定するので、管理プログラムを構成する単位プログラムを、データの入出力の内容に応じて適切に第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40に配置することができる。
このように、本実施形態のプログラム導入支援システム1によれば、各単位プログラムを適切に配置することにより、第1情報処理装置20及び第2情報処理装置40の間のネットワークにおけるデータ通信量を低減することができる。例えば、エッジコンピューティングを行うような広域分散分析プラットフォームにおいて、管理プログラムの実行に係るデータ通信量を最適化することが可能となる。
また、本実施形態のプログラム導入支援システム1は、ポリシー情報として、第1情報処理装置20及び第2情報処理装置40の間、又は各第2情報処理装置40の間で入出力されたデータの量に応じて、単位プログラムのそれぞれを第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40のいずれに配置するかを決定する基準を示す情報を取得するので、管理プログラムの実行に際して入出力されるデータの量を確実に最適化することができる。
また、本実施形態のプログラム導入支援システム1は、ポリシー情報として、単位プログラムに入出力されるデータの種類に応じて当該単位プログラムを第2情報処理装置40に配置するか否かを決定する基準を示す情報を取得するので、第2情報処理装置40が扱っているデータの種類に即した、管理プログラムの適切な導入が可能となる。例えば、第2情報処理装置40が機密情報を処理している場合には、その第2情報処理装置40には単位プログラムを配置しないようにして、情報の機密性を確保することができる。
また、本実施形態のプログラム導入支援システム1は、管理プログラムの実行に関する条件についての情報であるテスト情報を取得し、管理プログラムを実行するので、管理プログラムが様々な環境下で実行される場合であっても、管理プログラムを効率よく実行させ、ネットワークにおけるデータ通信量を低減することができる。
また、本実施形態のプログラム導入支援システム1では、テスト情報は、管理プログラムに対して入力されたデータの量に関する条件、管理プログラムから出力されたデータの量に関する条件、又は、管理プログラムの実行時間の少なくともいずれかに関する情報を含むので、管理プログラムが属するネットワークにおいて様々なデータが送受信されている場合であっても、管理プログラムを効率よく実行させ、ネットワークにおけるデータ通信量を低減することができる。
また、本実施形態のプログラム導入支援システム1は、第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40の性能に関する情報である性能情報を取得し、各単位プログラムの配置を決定するので、管理プログラムが実行されるネットワークにおいて様々な性能を有する情報処理装置が設けられている場合であっても、管理プログラムを効率よく実行させ、ネットワークにおけるデータ通信量を低減することができる。
例えば、性能情報が、第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40のハードウェアの性能に関する情報であることで、管理プログラムが実行されるネットワークにおいて各情報処理装置が様々な装置構成を有する場合であっても、管理プログラムを効率よく実行させ、ネットワークにおけるデータ通信量を低減することができる。
また、例えば、性能情報が、第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40の通信性能に関する情報であることで、管理プログラムが実行されるネットワークにおいて各情報処理装置が様々な通信性能を有する場合であっても、管理プログラムを効率よく実行させ、ネットワークにおけるデータ通信量を低減することができる。
また、本実施形態のプログラム導入支援システム1は、各単位プログラムの配置に関する情報を出力するので、ユーザは、管理プログラムが各情報処理装置にどのように配置されるかを容易に確認することができる。
また、本実施形態のプログラム導入支援システム1は、テスト情報の入力をユーザから受け付けるので、様々なテスト条件に基づき、最適な単位プログラムの配置を決定することができる。
また、本実施形態のプログラム導入支援システム1は、決定した各単位プログラムの配置に基づき、単位プログラムのそれぞれを、第1情報処理装置20又は第2情報処理装置40のいずれかに送信するので、各単位プログラムにより構成されている管理プログラムを適切に実行することができる。
以上の実施形態の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれる。
例えば、本実施形態では、配置決定処理を含むプログラム導入支援処理は主に第1情報処理装置20が行うものとしたが、それ以外の情報処理装置が行ってもよい。
また、例えば、本実施形態では主に、各種情報を記憶する方法としてデータベースを挙げたが、情報は、データベース以外の任意の形式で記憶されてよい。
1 プログラム導入支援システム、20 第1情報処理装置、203 入出力情報取得部、205 ポリシー情報取得部、206 配置決定部、40 第2情報処理装置、70 管理プログラム、80 マイクロプログラム

Claims (15)

  1. 第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と通信可能に接続する少なくとも1つ以上の第2の情報処理装置とを含んで構成される情報処理システムに所定のプログラムを導入するための、プロセッサ及びメモリを備えるプログラム導入支援システムであって、
    前記所定のプログラムを構成するプログラムである単位プログラムにおけるデータの入力又は出力に関する情報である入出力情報を、前記所定のプログラムを実行することにより取得する入出力情報取得部と、
    前記単位プログラムのそれぞれを前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれに配置するかの基準の情報であるポリシー情報を取得するポリシー情報取得部と、
    前記取得した入出力情報と、前記取得したポリシー情報とに基づき、前記各単位プログラムの配置を決定する配置決定部と、
    を備える、プログラム導入支援システム。
  2. 前記ポリシー情報取得部は、前記ポリシー情報として、前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置の間、又は各前記第2の情報処理装置の間で入力又は出力されたデータの量に応じて、前記単位プログラムのそれぞれを前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれに配置するかを決定する基準を示す情報を取得する、請求項1に記載のプログラム導入支援システム。
  3. 前記ポリシー情報取得部は、前記ポリシー情報として、前記単位プログラムに入力又は出力されるデータの種類に応じて当該単位プログラムを前記第2の情報処理装置に配置するか否かを決定する基準を示す情報を取得する、請求項1に記載のプログラム導入支援システム。
  4. 前記所定のプログラムの実行に関する条件についての情報であるテスト情報を取得するテスト情報取得部を備え、
    前記入出力情報取得部は、前記取得したテスト情報に基づき、前記所定のプログラムを実行する、
    請求項1に記載のプログラム導入支援システム。
  5. 前記テスト情報取得部は、前記テスト情報として、前記所定のプログラムに対して入力されるデータに関する条件、前記所定のプログラムから出力されるデータに関する条件、又は、前記所定のプログラムの実行時間に関する条件のうち少なくともいずれかの情報を取得する、請求項4に記載のプログラム導入支援システム。
  6. 前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置の性能に関する情報である性能情報を取得する性能情報取得部を備え、
    前記配置決定部は、前記取得した性能情報と、前記入出力情報と、前記ポリシー情報とに基づき、前記各単位プログラムの配置を決定する、
    請求項1に記載のプログラム導入支援システム。
  7. 前記性能情報取得部は、前記性能情報として、前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置が備えるハードウェアの性能に関する情報を取得する、請求項6に記載のプログラム導入支援システム。
  8. 前記性能情報取得部は、前記性能情報として、前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置の通信性能に関する情報を取得する、請求項6に記載のプログラム導入支援システム。
  9. 前記決定した各単位プログラムの配置に関する情報を出力する配置結果出力部を備える、請求項1に記載のプログラム導入支援システム。
  10. 前記テスト情報の入力をユーザから受け付けるテスト情報入力部を備える、請求項4に記載のプログラム導入支援システム。
  11. 前記決定した各単位プログラムの配置に基づき、前記単位プログラムのそれぞれを、前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれかに送信するプログラム送信部を備える、請求項1に記載のプログラム導入支援システム。
  12. 前記所定のプログラムの実行に関する条件についての情報であるテスト情報を取得するテスト情報取得部と、
    前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置の性能に関する情報である性能情報を取得する性能情報取得部と、
    前記決定した各単位プログラムの配置に関する情報を出力する配置結果出力部と、
    前記テスト情報の入力をユーザから受け付けるテスト情報入力部と、
    前記決定した各単位プログラムの配置に基づき、前記単位プログラムのそれぞれを、前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれかに送信するプログラム送信部とをさらに備え、
    前記テスト情報取得部は、前記テスト情報として、前記所定のプログラムに対して入力されるデータに関する条件、前記所定のプログラムから出力されるデータに関する条件、又は、前記所定のプログラムの実行時間に関する条件のうち少なくともいずれかの情報を取得し、
    前記入出力情報取得部は、前記取得したテスト情報に基づき、前記所定のプログラムを実行し、
    前記性能情報取得部は、前記性能情報として、前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置が備えるハードウェアの性能に関する情報を取得し、又は、前記性能情報として、前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置の通信性能に関する情報を取得し、
    前記ポリシー情報取得部は、前記ポリシー情報として、前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置の間、又は各前記第2の情報処理装置の間で入力又は出力されたデータの量に応じて、前記単位プログラムのそれぞれを前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれに配置するかを決定する基準を示す情報を取得するか、又は、前記ポリシー情報として、前記単位プログラムに入力又は出力されるデータの種類に応じて当該単位プログラムを前記第2の情報処理装置に配置するか否かを決定する基準を示す情報を取得し、
    前記配置決定部は、前記取得した性能情報と、前記入出力情報と、前記ポリシー情報とに基づき、前記各単位プログラムの配置を決定する、
    請求項1に記載のプログラム導入支援システム。
  13. 第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と通信可能に接続する少なくとも1つ以上の第2の情報処理装置とを含んで構成される情報処理システムに所定のプログラムを導入するためのプログラム導入支援方法であって、
    プロセッサ及びメモリを備える情報処理装置が、
    前記所定のプログラムを構成するプログラムである単位プログラムにおけるデータの入力又は出力に関する情報である入出力情報を、前記所定のプログラムを実行することにより取得する入出力情報取得処理と、
    前記単位プログラムのそれぞれを前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれに配置するかの基準の情報であるポリシー情報を取得するポリシー情報取得処理
    と、
    前記取得した入出力情報と、前記取得したポリシー情報とに基づき、前記各単位プログラムの配置を決定する配置決定処理と、
    を実行する、プログラム導入支援方法。
  14. 前記ポリシー情報取得処理は、前記ポリシー情報として、前記第1の情報処理装置及び前記第2の情報処理装置の間、又は各前記第2の情報処理装置の間で入力又は出力されたデータの量に応じて、前記単位プログラムのそれぞれを前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれに配置するかを決定する基準を示す情報を取得する処理である、請求項13に記載のプログラム導入支援方法。
  15. 第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と通信可能に接続する少なくとも1つ以上の第2の情報処理装置とを含んで構成される情報処理システムに所定のプログラムを導入するための、プログラム導入支援プログラムであって、
    プロセッサ及びメモリを備える情報処理装置に、
    前記所定のプログラムを構成するプログラムである単位プログラムにおけるデータの入力又は出力に関する情報である入出力情報を、前記所定のプログラムを実行することにより取得する入出力情報取得処理と、
    前記単位プログラムのそれぞれを前記第1の情報処理装置又は前記第2の情報処理装置のいずれに配置するかの基準の情報であるポリシー情報を取得するポリシー情報取得処理と、
    前記取得した入出力情報と、前記取得したポリシー情報とに基づき、前記各単位プログラムの配置を決定する配置決定処理と、
    を実行させる、プログラム導入支援プログラム。
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