JP2018146762A - カラオケ装置、リモコン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同じタイミングで撮影された映像データに基づく複数の映像の中から所望の映像を選択可能とするカラオケ装置を提供する。【解決手段】リモコン装置が、利用者が所有する携帯端末で撮影された映像をリモコン装置で表示可能とするよう、当該携帯端末とリモコン装置とのペアリングを行うペアリング処理部、ペアリングされた携帯端末により撮影された映像データを受信する映像データ受信部、ペアリングされた第1の携帯端末により撮影された映像データに基づく第1の映像と、第1の映像と同じタイミングで他の装置により撮影された映像データに基づく第2の映像を、一の表示画面を分割して表示させる表示制御部、分割表示された複数の映像のうち、任意に選択された映像に対応する映像データをカラオケ本体に送信する映像データ送信部、を有するカラオケ装置である。【選択図】図3

Description

本発明はカラオケ装置、及びリモコン装置に関する。
従来、カラオケ本体に設けられた定点カメラで歌唱者を撮影し、得られた映像データを編集して表示装置に表示させたり、歌唱時の音声データと映像データを編集した動画像データをサーバにアップロードすることにより、第三者に対して歌唱時の映像を公開するサービスが普及している。
また、利用者が所有する携帯端末により撮影された映像を定点カメラの映像と組み合わせる技術が開示されている。
たとえば、特許文献1には、カラオケ装置による演奏曲の出力と併行して、位置が固定されたデジタルカメラにより撮影された撮像に対して、利用者の携帯電話機により撮影された撮像を、その演奏曲の出力の進行に応じて合成表示させる合成表示手段を有するカラオケ装置が開示されている。このようなカラオケ装置によれば、カラオケ演奏中に撮影された撮像の特殊性を踏まえて、その撮像における所定の時間位置に携帯電話機により撮影された撮像を組み込むことができる。
また、特許文献2には、ユーザーカメラで取得された歌唱静止画データを撮影タイミング情報と関連付けて取得し、通常時にはビデオカメラで撮影された歌唱映像データに基づく歌唱映像を再生させるが、撮影タイミングが到来すると、歌唱静止画データに基づく歌唱映像を再生させる技術が開示されている。
特開2013−210464号公報 特開2014−199282号公報
特許文献1及び特許文献2に開示されている技術は、表示装置に表示される映像を自由に切り替えたり、所望の映像で構成される動画像データを作成したりすることを想定したものではない。
本発明の目的は、同じタイミングで撮影された映像データに基づく複数の映像の中から所望の映像を選択可能とするカラオケ装置、及びリモコン装置を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、カラオケ本体、及びリモコン装置を有するカラオケ装置において、前記リモコン装置は、利用者が所有する携帯端末で撮影された映像を前記リモコン装置で表示可能とするよう、当該携帯端末と前記リモコン装置とのペアリングを行うペアリング処理部と、ペアリングされた前記携帯端末により撮影された映像データを受信する映像データ受信部と、ペアリングされた第1の携帯端末により撮影された映像データに基づく第1の映像と、前記第1の映像と同じタイミングで他の装置により撮影された映像データに基づく第2の映像を、一の表示画面を分割して表示させる表示制御部と、分割表示された複数の映像のうち、任意に選択された映像に対応する映像データを前記カラオケ本体に送信する映像データ送信部と、を有することを特徴とするカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、同じタイミングで撮影された映像データに基づく複数の映像の中から所望の映像を選択できる。
実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るリモコン装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るリモコン装置のソフトウェア構成例を示す図である。 リモコン装置の表示画面を模式的に示した図である。 リモコン装置の表示画面を模式的に示した図である。 実施形態に係るカラオケ本体のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケ本体のソフトウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
後述する明細書及び図面の記載から、上記の主たる発明の他、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
すなわち、前記映像データ送信部が、分割表示された映像のいずれもが所定時間、選択されない場合には、前記表示画面の所定位置に表示されている映像に対応する映像データを前記カラオケ本体に送信するカラオケ装置が明らかとなる。このようなカラオケ装置によれば、あるカラオケ楽曲の歌唱に伴う映像データが部分的に欠損することが無い。
また、前記表示制御部が、映像を分割表示させる際に、当該映像を撮影した携帯端末を所有する利用者を示す情報を併せて表示させるカラオケ装置が明らかとなる。このようなカラオケ装置によれば、映像を撮影した利用者を容易に把握することができる。
また、前記他の装置が、前記第1の携帯端末とは異なる携帯端末であって、前記リモコン装置とペアリングされている第2の携帯端末であることを特徴とするカラオケ装置が明らかとなる。或いは、前記他の装置が、予め所定位置に固定された定点カメラであるカラオケ装置が明らかとなる。これらのカラオケ装置によれば、他の携帯端末や定点カメラにより撮影された映像データに基づく映像を選択することが可能となる。
更に、前記カラオケ本体が、受信した前記映像データを歌唱された楽曲毎に時系列に編集し、サーバにアップロードする映像処理部を有するカラオケ装置が明らかとなる。このようなカラオケ装置によれば、編集した映像データ(動画像データ)をアップロードすることができる。
或いは、利用者が所有する携帯端末で撮影された映像を表示可能とするよう、当該携帯端末とのペアリングを行うペアリング処理部と、ペアリングされた前記携帯端末により撮影された映像データを受信する映像データ受信部と、ペアリングされた第1の携帯端末により撮影された映像データに基づく第1の映像と、前記第1の映像と同じタイミングで他の装置により撮影された映像データに基づく第2の映像を、一の表示画面を分割して表示させる表示制御部と、分割表示された複数の映像のうち、任意に選択された映像に対応する映像データをカラオケ本体に送信する映像データ送信部と、を有するリモコン装置が明らかとなる。このようなリモコン装置によれば、同じタイミングで撮影された映像データに基づく複数の映像の中から所望の映像を選択できる。
<実施形態>
図1〜図7を参照して、実施形態に係るカラオケ装置1について説明する。
==カラオケ装置==
カラオケ装置1は、カラオケ演奏及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。カラオケ装置1は、たとえばカラオケ店舗の各部屋に設置される。カラオケ装置1では、様々なカラオケ歌唱を楽しむことが可能である。たとえば、カラオケ装置1では、カラオケ歌唱する利用者を撮影した映像データ(動画像データ)をサーバにアップロードすることができる。アップロードされた映像データに基づく映像は、インターネット等を通じて一般に公開される。
図1に示すように、カラオケ装置1は、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、リモコン装置50、及び定点カメラ60を備える。
カラオケ本体10は、選択されたカラオケ楽曲の演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は歌唱者の歌唱音声をアナログの音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。利用者はリモコン装置50を用いてカラオケ歌唱を希望する楽曲の選曲(予約)等を行うことができる。リモコン装置50の表示画面には各種操作の指示入力を行うためのアイコン等が表示される。定点カメラ60は、カラオケ歌唱を行う利用者の撮影を行うための装置である。定点カメラ60は、部屋内において予め所定位置に固定されている。
また、図1に示すように、リモコン装置50は、カラオケ装置1の利用者が所有する携帯端末Mと通信可能となっている。リモコン装置50及び携帯端末M間の通信の詳細は後述する。なお、図1では2台の携帯端末Mを示しているが、本実施形態においてリモコン装置50と通信される携帯端末は3台以上であってもよい。
携帯端末Mは、たとえば一般的なスマートフォンやタブレット端末、或いは家庭用のビデオカメラ等である。携帯端末Mは、撮影機能、及び撮影した映像データをリモコン装置50に送信するための通信機能を有するものであればよい。また、携帯端末Mは、個々の端末を特定するための端末識別情報(端末ID)、及び所有する利用者を示す利用者識別情報(利用者ID)を記憶している。
[リモコン装置]
図2はリモコン装置50のハードウェア構成例を示す図である。リモコン装置50は、記憶部50a、通信部50b、操作部50c、表示部50d、及び制御部50eを備える。
記憶部50aは、リモコン装置50に関する各種情報を記憶する。本実施形態において、記憶部50aは、少なくとも、複数の映像を表示部50dの表示画面を分割して表示させるアプリケーションソフトウェア(以下、「分割表示用アプリ」という)を記憶している。
ある携帯端末により撮影された映像データをリモコン装置50に送信するためには、分割表示用アプリを実行しているリモコン装置50と、ある携帯端末とのペアリングを要する。ペアリングとは、所定の携帯端末と所定のリモコン装置とが通信可能となるように関連付けを行うことをいう(詳細は後述)。
通信部50bは、リモコン装置50と携帯端末Mまたはカラオケ本体10とを接続するためのインターフェースを提供する。操作部50cは、利用者が各種の操作入力を行うためのボタンやGUIである。表示部50dは、各種の情報や映像を表示させる表示画面を提供する。たとえば、表示部50dに表示された所定のアイコンを選択することにより、上述の分割表示用アプリが実行される。
制御部50eは、リモコン装置50の各種処理を制御する。制御部50eは、CPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
図3はリモコン装置50のソフトウェア構成例を示す図である。リモコン装置50は、ペアリング処理部500、映像データ受信部501、表示制御部502及び映像データ送信部503を備える。ペアリング処理部500、映像データ受信部501、表示制御部502及び映像データ送信部503は、制御部50eのCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。動作プログラムは、たとえば、分割表示用アプリにより実行される。
(ペアリング処理部)
ペアリング処理部500は、利用者が所有する携帯端末で撮影された映像をリモコン装置50で表示可能とするよう、当該携帯端末とリモコン装置50とのペアリングを行う。
具体例として、利用者A〜利用者Fでカラオケ装置1を利用する場合について述べる。この例においては、利用者Aがカラオケ歌唱を行い、利用者B〜利用者Eそれぞれが自己の所有する携帯端末Mb〜Meを用いて利用者Aの撮影を行い、利用者Fがリモコン装置50を操作するとする。
利用者Aは、リモコン装置50を介して楽曲Xを予約する際、表示部50dに表示された分割表示モードのボタンを選択する。利用者Aの選択に伴い、リモコン装置50は、分割表示アプリの立ち上げを行う。
その後、撮影を行う利用者B〜利用者Eは、自己の携帯端末とリモコン装置50とのペアリングを行う。たとえば、利用者Bは、携帯端末Mbで専用のアプリを立ち上げ、リモコン装置50に対して近距離無線通信により、携帯端末Mbの端末IDを送信する。ペアリング処理部500は、受信した端末IDをペアリングテーブルに記憶する。この例では、携帯端末Mbと同様に、携帯端末Mc〜携帯端末Meの端末IDもペアリングテーブルに記憶されたとする。
ペアリング処理部500は、たとえば所定時間、携帯端末からの端末IDの送信を受け付けた後、カラオケ本体10に対して演奏開始の信号を送信する。カラオケ本体10は、演奏開始の信号を受信した場合、楽曲Xのカラオケ演奏を開始する。
なお、分割表示モードは、上記例のように楽曲毎に選択することでもよいし、「分割表示モード」ボタンの押下に基づき、以降に歌唱されるカラオケ楽曲を全てに対して分割表示モードを設定することでもよい。
(映像データ受信部)
映像データ受信部501は、ペアリングされた携帯端末により撮影された映像データを受信する。
上記例において、楽曲Xのカラオケ演奏に合わせて利用者Aはカラオケ歌唱を行う。利用者B〜利用者Eは、自己の携帯端末により、それぞれ所望の位置や大きさで利用者Aの撮影を行う。各携帯端末は、撮影により得られた映像データを、撮影時間(撮影タイミング)及び端末IDと関連付けてリモコン装置50に送信する。
映像データ受信部501は、各携帯端末から送信された端末IDがペアリングテーブルに含まれているかどうかを確認する。送信された端末IDがペアリングテーブルに含まれている場合、映像データ受信部501は、当該端末IDに関連付けられている映像データ及び撮影時間を受信する。ここでは、利用者B〜利用者Eそれぞれの携帯端末から送信された映像データを順次受信するものとする。
(表示制御部)
表示制御部502は、ペアリングされた第1の携帯端末により撮影された映像データに基づく第1の映像と、第1の映像と同じタイミングで他の装置により撮影された映像データに基づく第2の映像を、一の表示画面を分割して表示させる。
一の表示画面の分割は、表示させる映像の数に応じて設定することが可能である。各映像の表示サイズは等しくてもよいし、異なっていてもよい。
上記例において、携帯端末Mbにより撮影タイミングT1で撮影された映像データに基づく映像I1を受信したとする。表示制御部502は、撮影タイミングT1と同じタイミングで撮影された映像データを受信しているかどうかを判断する。この例では、他の携帯端末Mc〜Meから撮影タイミングT1で撮影された映像データ(それぞれ映像I2〜I4に対応する)を受信しているとする。この場合、表示制御部502は、一の表示画面を4分割し、映像I1〜I4を一の表示画面を4分割して表示させる(図4A参照)。このように、ある時点で一の表示画面に複数の映像が表示される場合、それらの映像は、同じタイミングで撮影された映像に相当する。
表示制御部502は、各携帯端末から順次送信される映像を表示させることにより、動画像として表示させることができる。この例における携帯端末Mbは「第1の携帯端末」の一例であり、映像I1は「第1の映像」の一例であり、携帯端末Mc〜Meは「他の装置」の一例であり、映像I2〜I4は、「第2の映像」の一例である。すなわち、本実施形態では、「他の装置」が、第1の携帯端末(携帯端末Mb)とは異なる携帯端末であって、リモコン装置50とペアリングされている第2の携帯端末(携帯端末Mc〜Me)に相当する。
なお、ある利用者がカラオケ演奏の開始後も撮影を行わない場合や、ある利用者が途中で撮影を中止した場合、携帯端末から映像データが受信できない。この場合、表示制御部502は、当該携帯端末により撮影された映像データに基づく映像を表示させる領域には何も表示させないことが可能である。たとえば、上記例において、携帯端末Meから映像データが受信できない場合、表示制御部502は、図4Aにおける左下の分割領域には何も表示させない。
或いは、表示制御部502は、映像データを送信している携帯端末の数に応じて、分割領域を変更してもよい。たとえば、上記例において、携帯端末Meから映像データが受信できない場合、表示制御部502は、残りの携帯端末Mb〜Mdの数(3つ)に応じて表示画面を3分割し、それぞれの携帯端末からの映像データに基づく映像を表示させることも可能である。
(映像データ送信部)
映像データ送信部503は、分割表示された複数の映像のうち、任意に選択された映像に対応する映像データをカラオケ本体に送信する。
たとえば、図4Aのように複数の映像が分割表示されているとする。利用者Fは、表示されている4つの映像の中から、利用者Aの動きが分かりやすい映像や映りのよい映像等、任意の映像を選択する。映像の選択は、たとえば、タッチパネル方式の表示部50dで所望の画像を選択することにより行うことができる。図4Bは、映像I2が選択された例を示している。
利用者Fにより特定の映像が選択された場合、映像データ送信部503は、当該選択を受け付ける。そして、映像データ送信部503は、選択された映像データをカラオケ本体10に送信する。
なお、選択された映像データのみを送信することでもよいし、表示されている映像データ全て、及び選択された映像データを識別するための情報(専用のIDや選択された時刻を示すデータ等)を併せて送信することでもよい。
[カラオケ本体]
図5に示すように、カラオケ本体10は、制御部11、通信部12、記憶部13、音響処理部14、表示処理部15及び操作部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
制御部11は、CPU11aおよびメモリ11bを備える。CPU11aは、メモリ11bに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリ11bは、CPU11aに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。
通信部12は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体10を通信回線に接続するためのインターフェースを提供する。
記憶部13は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。記憶部13は、カラオケ装置1によりカラオケ演奏を行うための複数の楽曲データを記憶する。本実施形態に係る記憶部13は、映像データ送信部503から送信された、選択された映像データを記憶してもよい。
音響処理部14は、制御部11の制御に基づき、カラオケ楽曲に対する演奏の制御およびマイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理を行う。音響処理部14は、たとえばMIDI音源、ミキサ、アンプ(いずれも図示なし)を含む。MIDI音源は、楽曲データに基づいて楽音信号を生成する。ミキサは、当該音楽信号およびマイク40から出力される歌唱音声信号を適当な比率でミキシングしてアンプに出力する。アンプは、ミキサからのミキシング信号を増幅し、放音信号としてスピーカ20へ出力する。これにより、スピーカ20からは放音信号に基づくカラオケ演奏音およびマイク40からの歌唱音声が放音される。
表示処理部15は、制御部11の制御に基づき、表示装置30やリモコン装置50における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部15は、カラオケ演奏時における背景映像に歌詞テロップが重ねられた映像を表示装置30に表示させる制御を行う。
操作部16は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、歌唱者によるカラオケ装置1のパネルスイッチあるいはリモコン装置50の操作に応じて選曲信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。制御部11は、操作部16からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
図6はカラオケ本体10のソフトウェア構成例を示す図である。カラオケ本体10は、映像処理部101、及び表示制御部102を備える。映像処理部101、及び表示制御部102は、制御部11のCPU11aがメモリ11bに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。
[映像処理部]
映像処理部101は、受信した映像データを歌唱された楽曲毎に編集し、サーバにアップロードする。
たとえば、利用者Aによる楽曲Xの歌唱が終了した場合、映像処理部101は、楽曲Xの歌唱中にリモコン装置50から送信された映像データを記憶部13から読み出し、時系列に繋ぎ合せることで映像(動画像)の編集を行う。映像処理部101は、編集した映像データをサーバに送信(アップロード)する。なお、映像データを編集する際に、カラオケ歌唱により得られた歌唱音声データも含めて編集してもよい。また、映像データの編集はサーバ(図示無し)側で行うことも可能である。この場合、映像処理部101は、編集前の映像データをそのままサーバにアップロードする。
映像処理部101によるサーバへのアップロードは、分割表示モードを選択したことに応じて自動的に実行されてもよい。或いは、映像処理部101は、編集が完了した後にアップロードするかどうかの確認信号をリモコン装置50に送信する。リモコン装置50は、当該確認信号に応じて利用者へ確認画面を提示する。そして、利用者からアップロードの指示があった場合、リモコン装置50は指示信号をカラオケ本体10に送信する。映像処理部101は、このような指示信号を受信した場合にのみアップロードを行うことでもよい。
[表示制御部]
表示制御部102は、リモコン装置50から受信した映像データに基づく映像、または編集した映像データに基づく映像を表示装置30に表示させる。
表示制御部102は、表示処理部15を制御し、リモコン装置50から受信した映像データに基づく映像を表示装置30のディスプレイに順次表示させることができる。表示制御部102は、この映像を背景画像に重畳して表示してもよいし、背景画像の代わりとして表示してもよい。この場合、歌唱を行う利用者は、自己の歌唱している姿をリアルタイムで確認することができる。或いは、表示制御部102は、カラオケ歌唱の終了後に、映像処理部101において編集された映像データに基づく映像を表示させることも可能である。この場合、カラオケ歌唱を行った利用者は、カラオケ歌唱の出来や映り具合を確認したうえでアップロードするかどうかを判断することが可能となる。
==カラオケ装置1の動作について==
次に、図7を参照して本実施形態におけるカラオケ装置1の動作の具体例について述べる。図7は、カラオケ装置1の動作例を示すフローチャートである。この例では、利用者Aが楽曲Xのカラオケ歌唱を行い、利用者B〜利用者Eそれぞれが自己の所有する携帯端末Mb〜Meを用いて利用者Aの撮影を行い、利用者Fがリモコン装置50を操作するとする。
利用者Aは、リモコン装置50を介して楽曲Xを予約する際、表示部50dに表示された分割表示モードのボタンを選択する(分割表示モードの選択。ステップ10)。この選択に伴い、リモコン装置50は分割表示アプリの立ち上げを行う。
ペアリング処理部500は、利用者B〜利用者Eが所有する携帯端末Mb〜Meで撮影された映像を表示可能とするよう、各携帯端末とのペアリングを行う(携帯端末とのペアリング。ステップ11)。ペアリング処理部500は、所定時間の経過後、演奏開始信号をカラオケ本体10に送信する(演奏開始信号の送信。ステップ12)。ここでは、所定時間内に携帯端末Mb〜Me全てとのペアリングが完了したものとする。表示制御部502は、ペアリングした携帯端末の数(4つ)に応じて、予め表示画面が4分割されるように設定を行っておく。
カラオケ本体10は、演奏開始信号に基づいて楽曲Xの演奏を開始する(演奏の開始。ステップ13)。利用者B〜利用者Eは、各携帯端末を用いて利用者Aのカラオケ歌唱を撮影する。携帯端末は、撮影した映像データをリモコン装置50に順次送信する。
映像データ受信部501は、ステップ11でペアリングされた携帯端末から送信されてきた映像データを受信する(映像データの受信。ステップ14)。
表示制御部502は、ペアリングされた携帯端末Mb〜Meにより同じタイミングで撮影された映像データに基づく複数の映像を、一の表示画面を分割して表示させる(分割表示。ステップ15)。
表示部50dの表示画面に分割表示された複数の映像の中から利用者Fが任意の映像を選択した場合、映像データ送信部503は、当該選択を受け付ける。そして、映像データ送信部503は、選択された映像に対応する映像データをカラオケ本体10に送信する(選択された映像データの送信。ステップ16)。
楽曲Xの演奏が終了した場合(演奏の終了。ステップ17)、カラオケ本体10の映像処理部101は、受信した映像データを歌唱された楽曲毎に時系列に編集し、サーバにアップロードする(編集・アップロード。ステップ18)。
このように、本実施形態に係るカラオケ装置1によれば、携帯端末で撮影された映像をリモコン装置50で表示可能とするようペアリングを行い、ペアリングされた携帯端末により撮影された映像データを受信することができる。また、カラオケ装置1は、ペアリングされた複数の携帯端末により同じタイミングで撮影された映像データに基づく複数の映像を、一の表示画面を分割して表示させることができる。更に、カラオケ装置1は、分割表示された複数の映像のうち、任意に選択された映像に対応する映像データをカラオケ本体10に送信する。すなわち、本実施形態に係るカラオケ装置によれば、利用者が、同じタイミングで撮影された映像データに基づく複数の映像の中から所望の映像を選択できる。このように選択された映像は、たとえば、カラオケ本体10の映像処理部101によって時系列に編集され、動画像としてサーバへアップロードすることが可能となる。なお、このように編集された動画像を構成する各映像は、任意に選択されたものであるため、カラオケ歌唱の臨場感が得られる映像であったり、カラオケ歌唱する利用者の特徴的な動きを捉えた映像であったりする。つまり、本実施形態に係るカラオケ装置1によれば、従来の映像に比べて個性のある映像を得ることが可能となる。
<変形例>
図4Aのような分割表示がなされた場合に、いずれの映像も選択されない場合がありうる。この場合、携帯端末から送信された映像データがカラオケ本体10に送信されないため、たとえば歌唱終了後に映像の編集を行う際に映像の一部が欠けてしまうという問題が生じる。
そこで、映像データ送信部503は、分割表示された映像のいずれもが所定時間、選択されない場合には、表示画面の所定位置に表示されている映像に対応する映像データをカラオケ本体10に送信することが可能である。
所定時間及び所定位置については、予め設定しておくことも可能であるし、都度、設定することでもよい。たとえば、所定時間として「映像が選択されない時間が5秒以上続いた場合」を設定し、所定位置として「分割表示のうち、左上に位置する映像」を設定することができる。たとえば、図4Aの例において映像が選択されない時間が5秒続くと、映像データ送信部503は、左上に位置する映像I1に対応する映像データをカラオケ本体10に送信する。
このように、分割された映像のいずれもが選択されない場合であっても、強制的に映像データをカラオケ本体10に送信することにより、あるカラオケ楽曲の歌唱に伴う映像データが部分的に欠損することが無い。すなわち、歌唱終了後に映像の編集を行う場合に映像の一部が欠けるようなことが生じない。
また、たとえば図4Aのような分割表示がなされた場合、各映像を誰が撮影しているか(どの携帯端末で撮影されているか)を把握することができない。よって、撮影を行っている利用者に対して「もう少し歌唱者の顔を映して欲しい」、「もっと正面から撮影して欲しい」といった指示を行い難い。
そこで、表示制御部502は、映像を分割表示させる際に、当該映像を撮影した携帯端末を所有する利用者を示す情報を併せて表示させることが可能である。
この場合、ある携帯端末とリモコン装置50とのペアリングを行う際、携帯端末は、携帯端末の端末IDと併せて携帯端末を所有する利用者を識別するための利用者IDを送信する。ペアリング処理部500は、受信した端末ID及び利用者IDをペアリングテーブルに記憶する。
表示制御部502は、映像を分割表示させる際に、受信した端末IDに関連付けられている利用者IDから当該映像を撮影した携帯端末を所有する利用者を特定し、当該利用者を示す情報(利用者ID、利用者名、ニックネーム等)を併せて表示させる。このようなカラオケ装置によれば、複数の映像が分割表示されている場合であっても、各映像を撮影した利用者を容易に把握することができる。
また、上記実施形態においては、携帯端末により撮影された複数の映像を分割表示する例について述べた。一方、カラオケ装置1が備える定点カメラ60により撮影された映像を併せて表示することも可能である。この場合、定点カメラ60は「他の装置」に相当する。また、定点カメラ60により撮影された映像データに基づく映像は「第2の映像」に相当する。なお、定点カメラ60で撮影された映像データを利用する場合、リモコン装置50と通信可能な携帯端末は、少なくとも1台あればよい。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケ装置
10 カラオケ本体
50 リモコン装置
500 ペアリング処理部
501 映像データ受信部
502 表示制御部
503 映像データ送信部

Claims (7)

  1. カラオケ本体、及びリモコン装置を有するカラオケ装置において、
    前記リモコン装置は、
    利用者が所有する携帯端末で撮影された映像を前記リモコン装置で表示可能とするよう、当該携帯端末と前記リモコン装置とのペアリングを行うペアリング処理部と、
    ペアリングされた前記携帯端末により撮影された映像データを受信する映像データ受信部と、
    ペアリングされた第1の携帯端末により撮影された映像データに基づく第1の映像と、前記第1の映像と同じタイミングで他の装置により撮影された映像データに基づく第2の映像を、一の表示画面を分割して表示させる表示制御部と、
    分割表示された複数の映像のうち、任意に選択された映像に対応する映像データを前記カラオケ本体に送信する映像データ送信部と、
    を有することを特徴とするカラオケ装置。
  2. 前記映像データ送信部は、分割表示された映像のいずれもが所定時間、選択されない場合には、前記表示画面の所定位置に表示されている映像に対応する映像データを前記カラオケ本体に送信することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 前記表示制御部は、映像を分割表示させる際に、当該映像を撮影した携帯端末を所有する利用者を示す情報を併せて表示させることを特徴とする請求項1または2記載のカラオケ装置。
  4. 前記他の装置は、前記第1の携帯端末とは異なる携帯端末であって、前記リモコン装置とペアリングされている第2の携帯端末であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
  5. 前記他の装置は、予め所定位置に固定された定点カメラであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
  6. 前記カラオケ本体は、
    受信した前記映像データを歌唱された楽曲毎に時系列に編集し、サーバにアップロードする映像処理部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
  7. 利用者が所有する携帯端末で撮影された映像を表示可能とするよう、当該携帯端末とのペアリングを行うペアリング処理部と、
    ペアリングされた前記携帯端末により撮影された映像データを受信する映像データ受信部と、
    ペアリングされた第1の携帯端末により撮影された映像データに基づく第1の映像と、前記第1の映像と同じタイミングで他の装置により撮影された映像データに基づく第2の映像を、一の表示画面を分割して表示させる表示制御部と、
    分割表示された複数の映像のうち、任意に選択された映像に対応する映像データをカラオケ本体に送信する映像データ送信部と、
    を有するリモコン装置。
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JP7371562B2 (ja) 2020-04-08 2023-10-31 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理システム、及び、プログラム

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