JP2018146731A - トナー補給装置、および画像形成装置 - Google Patents

トナー補給装置、および画像形成装置 Download PDF

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Takehito Shimogawara
壮人 下川原
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裕一 安藤
志遠 柳橋
Shien Yanagibashi
志遠 柳橋
將 菅原
Susumu Sugawara
將 菅原
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Abstract

【課題】着脱可能なトナー受入部を、トナー収容部から離脱する際に、トナー受入部とトナー収容部との接合部の開口の周辺に残留するトナーが離脱時に広がって、装置内部を汚すことを防止するトナー補給装置を提供する。【解決手段】離脱方向における、トナー搬入口a3の上流側端部に、第1の収容室61の底部の外側に当接し、離脱方向に直交する方向に沿った回転軸73を中心に回動可能な押圧部材72を設け、トナー受入部57の離脱方向への移動によって、押圧部材72が、回動した状態で、第1の収容室61の底部の外側表面61bに沿って、外側表面61bに、付勢され、当接しながら移動するトナー補給装置50とする。【選択図】図2

Description

本発明は、トナー補給装置、および画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体に形成した静電潜像を現像装置から供給したトナーにより現像し、これを用紙上に転写して画像を形成する。また、消費された分と同じ量のトナーをトナー補給装置から補給することで、現像装置内のトナー量(トナー濃度)は一定に維持される。
一般に、トナー補給装置は、ユーザーが交換可能なトナーカートリッジと、このトナーカートリッジが装着される受け部から構成される。トナーカートリッジ内に充填されているトナーは、受け部および下流側のトナー搬送経路を経由して、現像装置に搬送される。そして、このトナーの搬送経路には複数の接合部が設けられている。例えばトナーカートリッジと受け部との接合部では、シャッターを設けたトナーカートリッジを受け部に装着することにより、シャッターが開き、トナーカートリッジ内部から受け部への搬送経路が連通する(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示されているトナー補給装置は、トナーカートリッジの排出口の外面側周辺に排出口を囲むように凸部を設けるとともに、シャッターにこの凸部を含む外面側周辺に当接する弾性押圧部材を設けている。これにより、トナーカートリッジのシャッターによる密閉性を確保し、トナーカートリッジを着脱する際のシャッター開閉による接合部付近からのトナー飛散を防止している。
特開平6−95505号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、凸部周辺では、シャッターの弾性部材との間には微小の隙間が生じるために、凸部付近に付着したトナーはシャッターの離脱時の開閉動作では拭き取ることは困難である。そのため凸部付近に付着したトナーは、シャッターの移動方向に引き伸ばされることになる。またそのトナーが落下することで装置内部等も汚れる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、着脱可能なトナー受入部を、トナー収容部から離脱する際に、トナー受入部とトナー収容部との接合部の開口の周辺に残留するトナーが離脱時に広がって、装置内部を汚すことを防止するトナー補給装置、およびこのトナー補給装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)上流側から搬送されたトナーを収容するトナー収容部と、連結状態において前記トナー収容部から搬送されたトナーを収容し、収容したトナーが現像装置まで搬送されるトナー受入部と、を備え、前記トナー受入部を装着方向に沿って装着位置まで移動させることで、前記連結状態になるトナー補給装置であって、
前記トナー収容部は、
底部にトナー排出口が設けられ、トナーを収容する第1の収容室と、
前記第1の収容室の前記底部の内側に沿って、開放位置と閉鎖位置との間でスライド可能に設けられ、前記トナー排出口の開閉を行うシャッターと、を備え、
前記トナー受入部は、
上部に、前記トナー排出口よりも大きなトナー搬入口が設けられた第2の収容室と、
前記装着方向とは反対の離脱方向における、前記トナー搬入口の上流側端部に設けられた押圧部材であって、前記第1の収容室の底部の外側に当接し、前記離脱方向に直交する方向に沿った回転軸を中心に回動可能な押圧部材と、を備え、
前記トナー受入部の前記装着位置までの移動によって、前記シャッターが前記閉鎖位置から前記開放位置へスライドするとともに、前記トナー排出口と前記トナー搬入口が連通し、
前記トナー受入部の前記離脱方向への移動によって、前記シャッターが前記開放位置から前記閉鎖位置へスライドするとともに、前記押圧部材が、回動した状態で、前記第1の収容室の底部の外側表面に沿って、該外側表面に付勢され、当接しながら移動する、
トナー補給装置。
(2)前記第1の収容室は、前記離脱方向における前記トナー排出口の両脇において、前記外側表面から下方に突出し、前記離脱方向に直交する方向に沿って延在する突起部を有する、上記(1)に記載のトナー補給装置。
(3)前記トナー受入部の前記離脱方向への移動にともない、前記押圧部材は、前記突起部の表面に沿って、当接し、且つ回動しながら移動する、上記(2)に記載のトナー補給装置。
(4)前記突起部は、前記回転軸から見た断面が、前記突起部の頂点よりも前記離脱方向の上流側が円弧状であり、前記頂点よりも下流側が前記外側表面に向かって傾斜した直線である、上記(2)または上記(3)に記載のトナー補給装置。
(5)前記トナー受入部の前記離脱方向への移動時に、前記押圧部材は、回動することで、前記外側表面と線接触しながら移動する、上記(1)に記載のトナー補給装置。
(6)前記離脱方向は、前記外側表面と平行であり、
前記押圧部材は回転軸方向から見た断面が矩形であり、
前記離脱方向および前記回転軸方向に直交する方向において、前記押圧部材の回転軸と前記外側表面との距離をL1、前記押圧部材の厚みをL2としたときに、L2≦L1の関係を満たす、上記(5)に記載のトナー補給装置。
(7)前記離脱方向は、前記第1の収容室の底部の外側表面と平行であり、
前記押圧部材は回転軸方向から見た断面が矩形であり、
前記離脱方向および前記回転軸方向に直交する方向において、前記押圧部材の前記回転軸と前記外側表面との距離をL1、前記回転軸から前記突起部までの距離をL3、前記押圧部材の厚みをL2としたときに、L2≧L1>L3の関係を満たす、上記(2)から上記(4)のいずれか1つに記載のトナー補給装置。
(8)前記トナー受入部は、前記押圧部材を前記第1の収容室の底部に向けて付勢する付勢部材を備える、上記(1)から上記(7)のいずれか1つに記載のトナー補給装置。
(9)上流側から搬送されたトナーを収容するトナー収容部と、連結状態において前記トナー収容部から搬送されたトナーを収容し、収容したトナーが現像装置まで搬送されるトナー受入部と、を備え、前記トナー収容部を装着方向に沿って装着位置まで移動させることで、前記連結状態になるトナー補給装置であって、
前記トナー収容部は、
底部にトナー排出口が設けられ、トナーを収容する第1の収容室と、
前記第1の収容室の前記底部の内側に沿って、開放位置と閉鎖位置との間でスライド可能に設けられ、前記トナー排出口の開閉を行うシャッターと、を備え、
前記トナー受入部は、
上部に、前記トナー排出口よりも大きなトナー搬入口が設けられた第2の収容室と、
前記装着方向とは反対の離脱方向における、前記トナー搬入口の下流側端部に設けられた押圧部材であって、前記第1の収容室の底部の外側に当接し、前記離脱方向に直交する方向に沿った回転軸を中心に回動可能な押圧部材と、を備え、
前記トナー収容部の前記装着位置までの移動によって、前記シャッターが前記閉鎖位置から前記開放位置へスライドするとともに、前記トナー排出口と前記トナー搬入口が連通し、
前記トナー収容部の前記離脱方向への移動によって、前記シャッターが前記開放位置から前記閉鎖位置へスライドするとともに、前記押圧部材が、回動した状態で、前記第1の収容室の底部の外側表面に沿って、該外側表面に付勢され、当接しながら摺動する、
トナー補給装置。
(10)前記第1の収容室は、前記離脱方向における前記トナー排出口の両脇において、前記外側表面から下方に突出し、前記離脱方向に直交する方向に沿って延在する突起部を有する、上記(9)に記載のトナー補給装置。
(11)前記トナー収容部の前記離脱方向への移動にともない、前記押圧部材は、前記突起部の表面に沿って、当接し、且つ回動しながら摺動する、上記(10)に記載のトナー補給装置。
(12)前記上記(1)から上記(11)のいずれか1つに記載のトナー補給装置と、
前記トナー補給装置からトナーを補給される現像装置と、を備え、
前記現像装置から現像したトナーにより用紙上に画像を形成する画像形成装置。
本発明によれば、離脱方向における、トナー搬入口の上流側端部に、第1の収容室の底部の外側に当接し、前記離脱方向に直交する方向に沿った回転軸を中心に回動可能な押圧部材を設け、トナー受入部の離脱方向への移動によって、押圧部材が、回動した状態で、第1の収容室の底部の外側表面に沿って、外側表面に当接しながら移動するトナー補給装置とすることで、トナー排出口周辺のトナー収容部56の外側面にトナーが付着したとしても、押圧部材により外側面を効果的に清掃することができる。
画像形成装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係るトナー補給装置周辺の構成を示す模式図である。 トナー補給装置のトナー収容部とトナー受入部の構成を示す断面図である。 連結状態のトナー収容部とトナー受入部を示す模式図である。 押圧部材の構成および動作を示す図である。 変形例に係る押圧部材周辺の構成を示す図である。 トナー受入部の離脱動作にともなう、トナー収容部とトナー受入部の状態を示す断面図である。 比較例における離脱動作にともなう、不具合を説明する図である。 第2の実施形態に係るトナー補給装置のトナー収容部とトナー受入部の構成を示す断面図である。 押圧部材と突起部の寸法、形状を説明する模式図である。 離脱動作にともなう、突起部による押圧部材の回動軌跡を示す模式図である。 参考例に係る押圧部材における、突起部による押圧部材の回動軌跡を示す模式図である。 押圧部材が及ぼす力を説明する模式図である。 突起部による押圧部材の回動動作を示す模式図である。 他の変形例に係る突起部の断面形状を示す図である。 別の変形例に係るトナー補給装置周辺の構成を示す模式図である。 別の変形例に係るトナー補給装置のトナー収容部とトナー受入部の構成を示す断面図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。また、図面においては、上下方向をZ方向、画像形成装置の手前/奥方向をY方向、これらのX、Z方向に直交する方向をX方向とする。Z方向は鉛直方向、XY平面を水平面に相当する。さらに、後述する架台に搭載されているトナー補給装置の一部の構成は、Y方向に沿って着脱する。この着脱に関して正のY方向(手前側)を離脱方向、負のY方向(奥側)を装着方向という場合もある。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。図2は、第1の実施形態に係るトナー補給装置周辺の構成を示す模式図である。
図1に示すように画像形成装置100は、制御部10、操作表示部20、画像形成部30、給紙搬送部40、およびトナー補給装置50を備える。
制御部10は、CPU、RAM、ROM、HDD(ハードディスクドライブ)等を備え画像形成装置100全体を制御する。
操作表示部20は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタン等を備え、ユーザーからの各種の設定を受け付けたり、ユーザーへの操作画面を表示したりする。
画像形成部30は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のそれぞれの色に対応した複数の作像ユニット31、複数の1次転写ローラー32、中間転写ベルト33、2次転写ローラー34、および定着装置35を備える。それぞれの作像ユニット31は、露光部311、感光体ドラム312、および現像装置313等を備える。
図1では、K用の作像ユニット31以外の作像ユニット31の構成部品、およびK用の1次転写ローラー32以外については、符号の表記を省略している。また、これらの複数の作像ユニット31は、現像装置313に収納されている2成分現像剤を構成するトナーの色が異なる以外は、共通の構成を備える。
感光体ドラム312は、帯電極(図示せず)により表面が均一に帯電された後、露光部311により露光されることで画像データに対応した静電潜像が形成される。感光体ドラム312の静電潜像は、現像装置313のトナーにより現像され、トナー画像が形成される。各感光体ドラム312上に形成されたトナー画像は、それぞれの1次転写ローラー32により中間転写ベルト33上で重ね合わされた後、2次転写ローラー34により搬送された用紙Sに転写される。フルカラーのトナー画像が転写された用紙Sは、下流側の定着装置35に搬送され、加熱、加圧処理され、これにより用紙S上にフルカラーの画像が形成される。
現像装置313の内部にはトナー濃度センサー(図示せず)が配置されており、内部の現像剤のトナー濃度(重量比)を検知する。制御部10は、トナー補給装置50を制御し、トナー消費に応じてトナー濃度が低下した場合には、トナー濃度を維持するように現像装置313へのトナー補給を行う。
給紙搬送部40は、複数の給紙トレイ41と用紙搬送路42を備える。給紙トレイ41には、複数枚の用紙Sが積載され、最上位の用紙Sを1枚ずつ給紙する。給紙搬送部40は、用紙搬送路42に沿って配置された複数の搬送ローラー対とこれを駆動する駆動モーター(図示せず)を備え、給紙トレイ41から給紙された用紙Sを、2次転写ローラー34の転写位置や、その下流側の定着装置35に搬送する。
(トナー補給装置)
図1、図2に示すようにY、M、C、Kのそれぞれの色に対応したトナー補給装置50は、トナーボトル51、受け部52、トナー搬送路53、第1の中継室54、トナー搬送路55、トナー収容部56、トナー受入部57、トナー搬送路58、第2の中継室59、および複数の駆動モーターM1、M2、M3等を備える。
なお、図1においては、Y用のトナー補給装置50の以外の各構成部品については、符号の表記を省略している。また、本実施形態においては、各トナー搬送路内のトナーの搬送は、スクリューにより行う例で説明するが、他の搬送手段、例えばエア搬送方式の搬送手段を用いても良い。エア搬送方式とは、トナーと空気を上流側で混合し、この混合流体を下流側の分離部に搬送し、分離部で空気とトナーを分離する技術である。
上流側のトナーボトル51から供給されたトナーは、第1の中継室54、トナー搬送路55、トナー収容部56、トナー受入部57、トナー搬送路58、および第2の中継室59を結ぶトナー搬送経路を経て、現像装置313まで搬送される。第2の中継室59は、現像装置313のY方向の手前側に、隣接して設けられる。第2の中継室59から搬送されたトナーは、現像装置313内の現像剤を搬送する攪拌スクリューの手前側端部周辺に落下する。
また、トナー搬送経路内の複数箇所には、光学素子または圧電素子を備えトナーの有無または残量を検知するトナーセンサーが配置されておりトナーの搬送状態を監視する。制御部10は、トナーセンサーの出力に応じて、各駆動モーターM1、M2、M3の動作を制御する。
トナーボトル51は、受け部52に対して、Y方向に着脱可能である。内部に収容しているトナーを消耗し尽くした場合には、ユーザーにより新品に交換される。
また、Y、M、C、Kに対応する複数のトナー受入部57、トナー搬送路58、第2の中継室59、および現像装置313は、一体として、装置本体に対して着脱可能である。具体的には、これらの構成部品はY方向に延在する複数本の伸縮可能なレール80上の架台に搭載されている。架台を前後方向にユーザーがスライド(離脱および装着)させることによりこれらの構成部品も一体として前後方向にスライドできる。一方で、トナー収容部56は装置本体に固定されている。架台を手前側にスライド移動することにより、この架台上のトナー受入部57は、トナー収容部56から離脱する。なお、ユーザーは、架台を手前側にスライド移動することで、各構成部品のメンテナンスを行ったり、用紙搬送路42で搬送異常となった用紙の処理を行ったりできる。
トナーボトル51が装着された状態で、駆動モーターM1が回転することで、受け部52に把持されたトナーボトル51が回転し、内部のトナーが下流側のトナー搬送路53を経由して第1の中継室54に落下する。また、駆動モーターM2が回転することで、トナー搬送路55内の搬送スクリューが回転し、これにより第1の中継室54内のトナーはトナー搬送路55を経由して、下流側のトナー収容部56に搬送される。トナー収容部56内のトナーは、下方のトナー受入部57に落下する。駆動モーターM3が回転することで、トナー搬送路58内の搬送スクリューが回転し、これによりトナー受入部57内のトナーは、トナー搬送路58を経由して下方の第2の中継室59、および、その下流の現像装置313に搬送される。
(トナー収容部、トナー受入部)
以下、図3から図5を参照し、トナー収容部56およびトナー受入部57で形成される接合部の構成について説明する。図3は、架台を装置本体から手前側に引き出した状態、すなわち、架台上のトナー受入部57を、トナー収容部56から離脱させた離脱状態を示す図である。図4(a)は、トナー受入部57を装着位置まで移動して、トナー収容部56と連結させた連結状態のトナー補給装置50の断面図である。図4(b)は、トナー収容部56の開口を図4(a)のA−A’線に沿って模式的に示す端面図である。図4(c)は、トナー受入部57の開口を図4(a)のB−B’線に沿って模式的に示す端面図である。図5は、押圧部材72の構成および動作を示す図である。
図3、図4に示すように、装置本体に固定して設置されたトナー収容部56は、第1の収容室61、およびシャッター62を有する。第1の収容室61は、例えば全体として直方体の外形を備える箱であり、底部(底板)の中央付近にはトナー排出口a2が設けられている。第1の収容室61の底部の外側面61bは平面でありXY平面に平行、すなわち、離脱方向(Y方向)、および以下に説明する押圧部材72の回転軸73(X方向)に平行である。
また、第1の収容室61の底部の内側面61aには、シャッター62がスライド可能に設けられている。シャッター62は、ばね等の弾性体(図示せず)により、トナー受入部57が装着されていない場合には閉鎖位置に移動され、保持される。これにより、図3に示すように第1の収容室61のトナー排出口a2は、シャッター62によって閉じられた閉鎖状態となる。
トナー受入部57は、第2の収容室71、および押圧部材72、79を有する。第2の収容室71は、例えば全体として直方体の外形を有する箱であり、上部(天板)の中央付近には、トナー搬入口a3が設けられている。
トナー受入部57が装着されるに応じて、シャッター62のZ方向に延在した爪部62aが第2の収容室71の側壁により押されて、装着方向にスライドする。図4(a)〜(c)に示す連結状態では、スライドしたシャッター62は開放位置にある。図4(b)に示すように、Z方向から見たシャッターの開口a1の大きさは、トナー排出口a2とほぼ同等であり、連結状態では両者は重なる。
図4(b)、(c)に示すように、Z方向から見たトナー搬入口a3の大きさは、トナー排出口a2よりも大きな寸法(開口面積)を有し、図4の連結状態においては、Z方向から見てトナー排出口a2は、トナー搬入口a3の内側に位置する。トナー搬入口a3の大きさとしては、例えば、幅20mm(X方向)、長さ30mm(Y方向)である。
(押圧部材)
次に、押圧部材72、79の構成について説明する。図4(c)に示すように、押圧部材72は、全体として直方体の外形を有し、X方向(回転軸方向)から見た断面が矩形であり、X方向の長さは、トナー搬入口a3の全体を覆うように、トナー搬入口a3よりも少し長い。また離脱方向において、トナー搬入口a3の上流側端部付近に配置されている。そして押圧部材72は、X方向に沿った回転軸73を中心に回動可能である。なお、X方向に延在する回転軸73は、離脱方向における下流側端部付近に配置し、時計回りに回動するようにしてもよいが、図4(a)等に示すように押圧部材72の離脱方向における上流側端部に配置した方が好ましい。図4(a)のような位置に回転軸を配置することによりトナー受入部57が離脱する際に、押圧部材72がカウンター方向で外側面61bに当接する。これにより弾性体で構成した押圧部材72が、離脱方向に移動して収縮する際の反発力を、トナーを掃き寄せる力として利用できるからである。
押圧部材79は、図4(c)に示すように、Z方向からみてコの字形状であり、トナー搬入口a3の回りを囲むように配置している。押圧部材79は、第2の収容室71の表面に貼り付けられている。
ここで、押圧部材72の構成について、図5を参照して説明する。押圧部材72は、内側には例えばウレタンフォームで構成された直方体の弾性体72aと、その外周を覆う、PET(ポリエチレンテレフタレート)で構成されたシート72bからなる。押圧部材79もその形状以外の構成は、押圧部材72と同等である。押圧部材72全体の厚み(Z方向)としては、例えば10mmである。
また押圧部材72は、支持板74の上に接着剤等により貼り付けられる。そして支持板74および押圧部材72は、付勢部材により、外側面61bに向けて付勢力が付与される。具体的には、回転軸73に係合し巻回した螺旋ばねs1(図5(a)参照)により図中反時計回りに付勢力が与えられ、この回転軸73を回転中心として、回動可能に支持される。なお、押圧部材72および支持板74は、軸方向において、押圧部材72の両端部が、トナー排出口a2外側の外側面61bに常に当接するため、これ以上は回転しないように規制される。
図5(b)は、連結状態における、押圧部材72と、第1の収容室61との位置関係を説明する模式図である。連結状態においては、回動可能な押圧部材72は、第1の収容室61の底部の外側面61bに当接する。このとき、押圧部材72は、回動した状態、すなわち外側面61bに対して支持板74が傾いた状態であり、外側面61bに対して辺c1が接触する。このように面接触ではなく辺c1で線接触することにより、回動による荷重が辺c1に集中するので、外側面61bの面積当たりの当接圧が高くなる。このような回動した状態で、離脱時に離脱方向に移動させることで押圧部材72による拭き取り性能(清掃能力)が向上する。
なお、このように辺c1が外側面61bに対して線接触するように、押圧部材72の厚みをL2、連結状態における回転軸73の中心から外側面61bまでの距離(Z方向)をL1とした場合、L2≦L1となるように構成することが好ましい。回動角度をより確保するためには、より好ましくはL2<L1である。
図6は、変形例に係る押圧部材周辺の構成を示す図である。図6(a)の板ばね75、図6(b)の板ばね76はそれぞれ、第2の収容室71の外壁にネジs2により固定されている。そして、これらの板ばね75、76により押圧部材72は反時計方向に付勢され、回動する。押圧部材72の清掃面、すなわち外側面61bへの付勢をこのように板ばねにより行ってもよい。
(効果)
図7は、トナー受入部57の離脱動作にともなう、トナー収容部56とトナー受入部57の状態を示す断面図である。
図7(a)に示す連結状態では、上方のトナー収容部56の第1の収容室61から落下したトナーは、下方のトナー受入部57の第2の収容室71に搬送される。その際に、飛散し、舞い上がったトナーは、第1の収容室61の外側面61bのうち、押圧部材72および押圧部材79に囲まれた領域(図4(C)参照)に付着する。
図7(b)は、トナー受入部57が離脱する過程を示す図である。図7(b)に示すように、押圧部材72は、離脱時に回動状態であることから、外側面61bと辺c1が接触部となり線接触し、荷重は狭い領域に集中する。これにより単位面積当たりの荷重が高くなり、清掃能力が高くなる。その結果、図7(c)に示すように、外側面61bに付着していたトナーは、離脱方向の下流側に掃き寄せられる。その際、押圧部材72の表面に付着したトナーの一部または全部は、第2の収容室71の内部に落下する。
図8は、比較例に係るトナー補給装置50xの構成を示す図である。第1の実施形態に係るトナー補給装置50と比較して、同図に示す比較例においては、回転軸73はなく、押圧部材72xは直接、第2の収容室71に貼り付けられている。それ以外の構成は、第1の実施形態と同等の構成を備える。
このように比較例では回動可能な構成でないため、押圧部材72xは外側面61bと面全体で接触するため荷重が分散する。また、この荷重は押圧部材72xを構成する弾性体72a(図5参照)の弾性力にのみ生じており、荷重自体も少ない。そのため、第1の実施形態と比較して、比較例に係るトナー補給装置50xでは清掃能力は低く、外側面61bに付着していたトナーの一部は掃き残ってトナー残となる。そしてこれが落下した場合には、装置内の汚れを生じさせる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係るトナー補給装置50Bは、第1の収容室61の外側面61bに突起部を設け、これにより押圧部材72を積極的に回動させ、清掃能力を向上させるものである。なお、第2の実施形態に係るトナー補給装置50Bは、以下に説明する構成以外は、第1の実施形態に係るトナー補給装置50と同一の構成を備えるため詳細な説明を省略する。
図9は、連結状態にあるトナー補給装置50Bのトナー収容部56とトナー受入部57の構成を示す図である。図9(a)は断面図であり、図9(b)はトナー受入部57の開口付近の構成を図9(a)のC−C’線に沿って模式的に示す端面図である。図10は、押圧部材と突起部の寸法、形状を説明する模式図である。
図9(b)に示すように第1の収容室61の離脱方向(Y方向)におけるトナー排出口a2の両脇には、外側面61bから突出する突起部611、612が設けられている。この突起部611、612は、下方に向けて突出するとともに離脱方向に直交するX方向に沿って延在し、X方向においてトナー排出口a2を覆うように、その長さはトナー排出口a2の長さと同じか、わずかに長い。突起部611、612は外側面61bと一体で構成されていてもよく、別部品で構成し接着剤等により貼り付けられていてもよい。また、突起部611、612の表面は、外側面61bに連続し、これの一部を構成する。
なお、突起部612の形状は、突起部611と同じであるため、以下においては突起部612の説明は省略する。また、図9に示す例では、外側面61bの飛散したトナーが付着する領域、すなわち、第1の収容室61の外側面61bのうち、押圧部材72および押圧部材79に囲まれた領域(図9(b))において、離脱方向におけるトナー排出口a2の上流側、下流側にそれぞれ1個ずつの突起部を設けた例を示している。これに限られず、外側面61bのトナーが付着する領域内に3個以上の突起部を設けても良い。
図10は、回転軸73の軸方向(X方向)から見た突起部611の断面図である。突起部611は、外側面61bからもっとも突出した頂上部e2(頂点)と、離脱方向においてこの頂上部e2よりも上流側の断面が内側に窪んだ円弧状の傾斜面e1と、下流側の断面が外側面61bに向かって傾斜した直線状の傾斜面e3を有する。頂上部e2は、外側面61bと略平行である。突起部611の外側面61bからの突出量(高さ)は、例えば1〜2mmである。
連結状態における押圧部材72の回転軸73の中心から突起部611の頂点、すなわち頂上部e2までの距離をL3とした場合、押圧部材72の厚みをL2、回転軸73の中心から外側面61bまでの距離L1との関係が、L2≧L1>L3を満たすように構成することが好ましい。また、傾斜面e3の外側面61bに対する角度をα2、押圧部材72の辺c3が頂上部e2に当接している状態における押圧部材72の辺c3と回転軸73との間の面d2の外側面61bに対する角度をα3とした場合、α3≧α2となるように構成することが好ましい。より好ましくはα3>α2である。
図11はこのような構成の突起部611を用いた場合における、離脱動作にともなう、押圧部材72の突起部611に対する回動軌跡を示す模式図である。図11に示すように、突起部611に対して押圧部材72の辺c1、c2のいずれかが突起部611の表面e1〜e3に当接する。より具体的には、押圧部材72は、突起部611に非接触の区間b1よりも上流側では面d1が外側面61bに当接する。区間b1では押圧部材72の辺c1が突起部611の傾斜面e1に当接し、区間b1と区間b2の境界では面d1が突起部611のエッジに接触しながら押圧部材72は時計回りに回動する。押圧部材72は、その後の区間b2では、辺c2が頂上部e2に当接し、区間b3では辺c2が傾斜面e3に当接しながら反時計回りに回動する。突起部611に非接触の区間b3よりも下流側では、再び面d1が外側面61bに当接する。また区間b1では回転軸73に係合されている螺旋ばねs1は圧縮し、区間b3では螺旋ばねs1は復元する。なお、面d1が外側面61bに当接した場合であっても、押圧部材72は、回転軸73により回動可能な構成としているため回転軸に近い根元側よりも自由端側(面d1上の辺c1に近い側)の方が当接荷重は高くなる。
図12は、参考例に係る押圧部材72xにおける、突起部611による押圧部材の回動軌跡を示す模式図である。参考例においては、L1>L2の関係であるために、離脱時に、押圧部材72が十分回動できずに、押圧部材72の移動が突起部611に引っ掛かり、離脱動作を妨げる可能性がある。
図13は、離脱方向に移動するときに、押圧部材72が及ぼす力を説明する模式図である。
押圧部材72の辺c1(接触部)には、螺旋ばねs1によるばね荷重による力Faとユーザーによる離脱方向への引き抜きによる力Fbが作用する。力Faと力Fbの合力をF(a+b)とし、この合力の方向と、接触部(辺c1の位置)における傾斜面e1との法線との角度をα1とすると、辺c1位置において押圧部材72が傾斜面e1へ及ぼす荷重N=F(a+b)・cosα1で表すことができる。
このように、傾斜面e1を設けることにより引き抜きによる力Fbも、押圧部材72の接触部に作用するので、荷重Nが増加し、これにより接触部における摩擦力も向上する。
次に、図14を参照して、突起部611による押圧部材72の回動動作について説明する。図14(a)に連結状態のトナー収容部56およびトナー受入部57を示す。この状態では、押圧部材72は、回転軸73を中心として、螺旋ばねs1により第1の収容室61の外側面61bに向けて付勢される。このとき押圧部材72は面d1で、外側面61bに当接した状態である。
図14(b)〜図14(d)は、ユーザーによりトナー受入部57が搭載された架台が引き出されることで、トナー受入部57が離脱する過程を時系列に示した図である。
図14(b)の時点では、押圧部材72が、突起部611の上流側の傾斜面e1に当接する。当接しながら離脱方向に移動することで、押圧部材72は突起部611の傾斜面e1に沿って、時計回りに回動する。図14(b)の時点では、押圧部材72の辺c1が傾斜面e1と線接触する。図14(a)から図14(b)に至る過程で、長期間の連結状態で外側面61bに付着していたトナーは、離脱方向に掃き寄せられる。また、図14(b)では、上述したように押圧部材72の傾斜面e1に及ぼす荷重Nが大きくなり、かつ、辺c1で線接触するので、単位面積当たりの荷重が高くなり、効率的にトナーを掃き出すことができる。そして面d3が突起部611の傾斜面e1に沿って下方に向くことにより、面d3に付着していたトナーは第2の収容室71の下方に落下しやすくなる。
図14(c)の時点では、押圧部材72は、さらに時計回りに回動し、押圧部材72の他方の辺c2が突起部611の頂上部e2と線接触で当接する。
図14(d)の時点では、押圧部材72は、反時計回りに回動しながら、押圧部材72の辺c2が突起部611の下流側の傾斜面e3と線接触で当接する。図14(d)よりも押圧部材72がさらに、離脱方向に移動することで、突起部611とは非接触となる。この状態では、図14(a)と同様に押圧部材72の辺c1と辺c2の間の面d1が外側面61bと当接する。以降は、さらに押圧部材72が離脱方向下流側に移動することで、突起部612によって、突起部611と同様の回動動作が行われる。
(変形例)
なお、上記の各実施形態は、本発明の要旨を例示することを意図し、本発明を限定するものではない。多くの代替物、修正、変形例は当業者にとって明らかである。
(他の変形例)
例えば、図15は、軸方向から見た変形例に係る突起部615の断面形状を示す図である。突起部615は、外側面61bからもっとも突出した頂上部b5と、離脱方向においてこの頂上部b5よりも上流側の断面が外側に膨らんだ円弧状の傾斜面e4と下流側の断面が外側面61bに向かって傾斜した直線状の傾斜面e6を有する。このような場合であっても、図10等に示した突起部611と同様の効果を得ることができる。
(別の変形例)
図1〜図14等に示した第1、第2の実施形態では、トナー受入部57が、装置本体に固定されているトナー収容部56に対して引き出されてスライド移動することにより離脱を行った。これに限られず、図16、図17に示す別の変形例のように、トナー収容部56C側が、装置本体に固定されているトナー受入部57Cに対して引き出されて移動するように構成してもよい。
図16は、別の変形例に係るトナー補給装置50C周辺の構成を示す模式図であり、図17は、トナー収容部とトナー受入部の構成を示す断面図である。
図16、図17に示すトナー補給装置50Cでは、トナー搬送路においてトナー収容部56Cよりも上流側のトナーボトル51、トナー搬送路53、第1の中継室54、トナー搬送路55、およびトナー収容部56Cの構成部品が前後方向にスライドするものである。これらの構成部品は架台に搭載されておりレール80に沿って架台を前後方向にユーザーがスライド(離脱および装着)させることによりこれらの構成部品も一体として前後方向にスライドできる。この架台を手前側にスライド移動することにより、この架台上のトナー収容部56Cは、装置本体に固定されているトナー受入部57Cから離脱する。
トナー収容部56Cが手前側(Y方向)に離脱することにより、シャッター62は、開放位置から閉鎖位置にスライドする。トナー搬入口a3の離脱方向の下流側に回転軸73により回動可能な押圧部材72を配置している。また、トナー収容部56Cの離脱方向への移動にともない、押圧部材72は、回動した状態で、トナー収容部56Cの外側面61bと摺動し、外側面61bに付着したトナーを掃き寄せる。
また、トナー収容部56Cの離脱にともない移動する突起部611、612により、押圧部材72は積極的に回動させられる。
これ以外のトナー収容部56C、トナー受入部57Cの構成は、第2の実施形態と同様であるため説明を省略する。このように別の変形例でも第2の実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、図16、図17に示す別の変形例を、突起部611、612を設けていない第1の実施形態に適用してもよい。このような別の変形例においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
100 画像形成装置
10 制御部
20 操作表示部
30 画像形成部
31 作像ユニット
311 露光部
312 感光体ドラム
313 現像装置
32 1次転写ローラー
33 中間転写ベルト
34 2次転写ローラー
35 定着装置
40 給紙搬送部
50 トナー補給装置
51 トナーボトル
52 受け部
53、55、58 トナー搬送路
54 第1の中継室
56 トナー収容部
61 第1の収容室
a2 トナー排出口
61b 外側面(外側表面)
62 シャッター
62a 爪部
a1 開口
611、612 突起部
e1、e3 傾斜面
e2 頂上部
57 トナー受入部
71 第2の収容室
a3 トナー搬入口
72 押圧部材
c1、c2 辺(接触部)
d1、d2 面
73 回転軸
74 支持板
59 第2の中継室

Claims (12)

  1. 上流側から搬送されたトナーを収容するトナー収容部と、連結状態において前記トナー収容部から搬送されたトナーを収容し、収容したトナーが現像装置まで搬送されるトナー受入部と、を備え、前記トナー受入部を装着方向に沿って装着位置まで移動させることで、前記連結状態になるトナー補給装置であって、
    前記トナー収容部は、
    底部にトナー排出口が設けられ、トナーを収容する第1の収容室と、
    前記第1の収容室の前記底部の内側に沿って、開放位置と閉鎖位置との間でスライド可能に設けられ、前記トナー排出口の開閉を行うシャッターと、を備え、
    前記トナー受入部は、
    上部に、前記トナー排出口よりも大きなトナー搬入口が設けられた第2の収容室と、
    前記装着方向とは反対の離脱方向における、前記トナー搬入口の上流側端部に設けられた押圧部材であって、前記第1の収容室の底部の外側に当接し、前記離脱方向に直交する方向に沿った回転軸を中心に回動可能な押圧部材と、を備え、
    前記トナー受入部の前記装着位置までの移動によって、前記シャッターが前記閉鎖位置から前記開放位置へスライドするとともに、前記トナー排出口と前記トナー搬入口が連通し、
    前記トナー受入部の前記離脱方向への移動によって、前記シャッターが前記開放位置から前記閉鎖位置へスライドするとともに、前記押圧部材が、回動した状態で、前記第1の収容室の底部の外側表面に沿って、該外側表面に付勢され、当接しながら移動する、
    トナー補給装置。
  2. 前記第1の収容室は、前記離脱方向における前記トナー排出口の両脇において、前記外側表面から下方に突出し、前記離脱方向に直交する方向に沿って延在する突起部を有する、請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. 前記トナー受入部の前記離脱方向への移動にともない、前記押圧部材は、前記突起部の表面に沿って、当接し、且つ回動しながら移動する、請求項2に記載のトナー補給装置。
  4. 前記突起部は、前記回転軸から見た断面が、前記突起部の頂点よりも前記離脱方向の上流側が円弧状であり、前記頂点よりも下流側が前記外側表面に向かって傾斜した直線である、請求項2または請求項3に記載のトナー補給装置。
  5. 前記トナー受入部の前記離脱方向への移動時に、前記押圧部材は、回動することで、前記外側表面と線接触しながら移動する、請求項1に記載のトナー補給装置。
  6. 前記離脱方向は、前記外側表面と平行であり、
    前記押圧部材は回転軸方向から見た断面が矩形であり、
    前記離脱方向および前記回転軸方向に直交する方向において、前記押圧部材の回転軸と前記外側表面との距離をL1、前記押圧部材の厚みをL2としたときに、L2≦L1の関係を満たす、請求項5に記載のトナー補給装置。
  7. 前記離脱方向は、前記第1の収容室の底部の外側表面と平行であり、
    前記押圧部材は回転軸方向から見た断面が矩形であり、
    前記離脱方向および前記回転軸方向に直交する方向において、前記押圧部材の前記回転軸と前記外側表面との距離をL1、前記回転軸から前記突起部までの距離をL3、前記押圧部材の厚みをL2としたときに、L2≧L1>L3の関係を満たす、請求項2から請求項4のいずれか1つに記載のトナー補給装置。
  8. 前記トナー受入部は、前記押圧部材を前記第1の収容室の底部に向けて付勢する付勢部材を備える、請求項1から請求項7のいずれか1つに記載のトナー補給装置。
  9. 上流側から搬送されたトナーを収容するトナー収容部と、連結状態において前記トナー収容部から搬送されたトナーを収容し、収容したトナーが現像装置まで搬送されるトナー受入部と、を備え、前記トナー収容部を装着方向に沿って装着位置まで移動させることで、前記連結状態になるトナー補給装置であって、
    前記トナー収容部は、
    底部にトナー排出口が設けられ、トナーを収容する第1の収容室と、
    前記第1の収容室の前記底部の内側に沿って、開放位置と閉鎖位置との間でスライド可能に設けられ、前記トナー排出口の開閉を行うシャッターと、を備え、
    前記トナー受入部は、
    上部に、前記トナー排出口よりも大きなトナー搬入口が設けられた第2の収容室と、
    前記装着方向とは反対の離脱方向における、前記トナー搬入口の下流側端部に設けられた押圧部材であって、前記第1の収容室の底部の外側に当接し、前記離脱方向に直交する方向に沿った回転軸を中心に回動可能な押圧部材と、を備え、
    前記トナー収容部の前記装着位置までの移動によって、前記シャッターが前記閉鎖位置から前記開放位置へスライドするとともに、前記トナー排出口と前記トナー搬入口が連通し、
    前記トナー収容部の前記離脱方向への移動によって、前記シャッターが前記開放位置から前記閉鎖位置へスライドするとともに、前記押圧部材が、回動した状態で、前記第1の収容室の底部の外側表面に沿って、該外側表面に付勢され、当接しながら摺動する、
    トナー補給装置。
  10. 前記第1の収容室は、前記離脱方向における前記トナー排出口の両脇において、前記外側表面から下方に突出し、前記離脱方向に直交する方向に沿って延在する突起部を有する、請求項9に記載のトナー補給装置。
  11. 前記トナー収容部の前記離脱方向への移動にともない、前記押圧部材は、前記突起部の表面に沿って、当接し、且つ回動しながら摺動する、請求項10に記載のトナー補給装置。
  12. 前記請求項1から請求項11のいずれか1つに記載のトナー補給装置と、
    前記トナー補給装置からトナーを補給される現像装置と、を備え、
    前記現像装置から現像したトナーにより用紙上に画像を形成する画像形成装置。
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