JP2018144882A - 成型容器、および、冷菓材の充填方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)製品製造ラインにおいて、容器本体に冷菓材を注入した後、キャップや内蓋を吸引しながら容器本体に導くことができること;
(2)製品製造ラインにおいて、オーバーキャップ時のキャッピングを保証し有効に行なうため、投入するキャップや内蓋が容器本体に充填されている冷菓材により浮き上がらないこと;
(3)製品購入者(消費者)が製品購入時に店頭の店員の手を煩わすことなく消費者自身による簡単な操作で内蓋を取り除くことができること;
(4)消費者が内蓋を取り除く際に内蓋のエッジで指を切り負傷しないこと;
(5)内蓋と容器本体との係止の解除が容易であり、かつ内蓋が変形しやすく、氷菓(冷菓材)が充填された成型容器を外側から消費者がもみほぐすことにより、氷菓の変形、破断が容易であること;
(6)消費者による容器本体内の冷菓をもみほぐす行為が内蓋を取り除く行為に直結し、内蓋を取り除いた後に速やかにマシンからコーヒー、ミルク、ジュース、アルコールなどの飲料を氷菓の窪みに注ぎ込むと、コーヒー等と冷菓材が直ちに混ざり合いフローズン飲料をすばやく提供できること;
(1)製造ラインで、氷結前の半液体状の冷菓材にキャップや内蓋を挿入する際にキャップや内蓋が浮力により上昇するとオーバーキャップ時のキャッピングが不能となるので、このことを回避するため容器本体とキャップや内蓋を嵌合させると、消費時に取り除くキャップや内蓋の回転が一層困難になるという不具合が生じる;
(2)冷凍保存下で冷菓材に窪みを成型する際に樹脂成形されたキャップや内蓋が氷結した冷菓(氷菓)と強固に密着し固着するので、消費者(店頭での購買者)が容器本体からキャップや内蓋を引き抜くためキャップや内蓋の把持部をつかんで力を加えてもキャップや内蓋が回転しない場合には手を滑らせると把持部の端(エッジ)で手指を切り負傷するおそれがある;
(3)消費者が手指を切らないように製品購入時に容器本体からキャップや内蓋を外す操作をコンビニ等のレジカウンターにおいて店員が代行すると、清算のために並ぶ消費者の待ち時間が長くなる;
(4)内蓋を氷結前の半液体状の冷菓材に挿入することを内蓋自体の肉厚と外面の螺旋形状の剛性に依存すると内蓋の薄肉化が難しくなり、それに伴い内蓋が変形しにくくなるので、容器本体−冷菓材−内蓋のそれぞれの分離が起こりにくくなり、氷結した冷菓材から内蓋を引き抜くことが一層困難になる;
(5)円錐状の内蓋を回転させながら容器本体から内蓋を引き抜く場合には、内蓋を引き抜いた後に形成される窪み(空間)近傍の冷菓材をあらためてもみほぐして崩さなければ飲料と冷菓材の混ぜ合わせがうまく行なわれない(フローズン飲料の即時提供が難しい);
内蓋投入用治具を用いて内蓋を吸引する内蓋吸引工程と、
吸引した内蓋を冷菓材が充填された容器本体に降下投入する内蓋降下投入工程と、
内蓋を容器本体に係止する内蓋係止工程と、
内蓋係止後に内蓋の吸引を解除し内蓋投入用治具を上昇させる治具上昇工程と、
容器本体の容器フランジ部にシール部材を施し容器開口部及び蓋開口部を封止する開口部封止工程を備えてなることを特徴とする冷菓材の充填方法である。
容器本体に冷菓材充填スパウトを用いて容器本体の一部に冷菓材を充填する冷菓材充填工程と、
内蓋投入用治具を用いて内蓋を吸引する内蓋吸引工程と、
吸引した内蓋を冷菓材が充填された容器本体に降下投入する内蓋降下投入工程と、
内蓋を容器本体に係止する内蓋係止工程と、
内蓋係止後に内蓋の吸引を解除し内蓋投入用治具を上昇させる治具上昇工程と、
容器本体の容器フランジ部にシール部材を施し容器開口部及び蓋開口部を封止する開口部封止工程を備えてなることを特徴とする冷菓材の充填方法とすることができる。
容器本体に冷菓材充填スパウトを用いて容器本体の一部に冷菓材を充填する冷菓材充填工程と、
内蓋投入用治具を用いて内蓋を吸引する内蓋吸引工程と、
吸引した内蓋を冷菓材が充填された容器本体に降下投入する内蓋降下投入工程と、
内蓋を容器本体に係止する内蓋係止工程と、
内蓋係止後に内蓋の吸引を解除し内蓋投入用治具を上昇させる治具上昇工程と、
容器本体の容器フランジ部にシール部材を施し容器開口部及び蓋開口部を封止する開口部封止工程を備えてなることを特徴とする冷菓材の充填方法とすることができる。
内蓋投入用治具を用いて内蓋を吸引する内蓋吸引工程と、
吸引した内蓋を冷菓材が充填された容器本体に降下投入する内蓋降下投入工程と、
内蓋を容器本体に係止する内蓋係止工程と、
内蓋係止後に内蓋の吸引を解除し内蓋投入用治具を上昇させる治具上昇工程と、
容器本体の容器フランジ部にシール部材を施し容器開口部及び蓋開口部を封止する開口部封止工程を備えてなることを特徴とする冷菓材の充填方法とすることができる。
前記内蓋は、前記蓋フランジ部より連設して形成された連設部を備え、前記蓋フランジ部と前記連設部とでばね性が付与された係止部を形成し、さらに、前記内蓋の外面に少なくとも凸条部が形成されているとともに、前記内蓋の中央に内蓋吸引用の凹所が形成され、
前記容器本体は、前記容器フランジ部から垂下する垂下部を備え、該垂下部を前記係止部が係止する受部として形成していることを特徴としている。
(1)製品製造ラインにおいて、容器本体に冷菓材を注入した後、キャップや内蓋を吸引しながら容器本体に導くことができる成型容器、および、冷菓材の充填方法が得られる。
(2)製品製造ラインにおいて、投入するキャップや内蓋が容器本体に充填されている冷菓材により浮き上がらず、オーバーキャップ時のキャッピングが有効に行われることを保証する成型容器、および、冷菓材の充填方法が得られる。
(3)製品購入者(消費者)が製品購入時に店頭の店員の手を煩わすことなく消費者自身による簡単な操作で内蓋を取り除くことができる成型容器、および、冷菓材の充填方法が得られる。
(4)消費者が内蓋を取り除く際に内蓋のエッジで指を切り負傷することのない成型容器、および、冷菓材の充填方法が得られる。
(5)内蓋と容器本体との係止の解除が容易であり、かつ内蓋が変形しやすく、氷菓(冷菓材)が充填された成型容器を外側から消費者がもみほぐすことにより、氷菓の変形、破断が容易である成型容器、および、冷菓材の充填方法が得られる。
(6)消費者による容器本体内の冷菓をもみほぐす行為が内蓋を取り除く行為に直結し、内蓋を取り除いた後にただちにマシンからコーヒー、ミルク、ジュース、アルコールなどの飲料を氷菓の窪みに注ぎ込むができ、コーヒー等と冷菓材が直ちに混ざり合いフローズン飲料を速やかに提供できる成型容器、および、冷菓材の充填方法が得られる。
(第1の実施例)
先ず、本発明が提供する成型容器の第1の実施例について添付図面とともに説明する。
図1〜図3.図8〜図12において、成型容器1は、合成樹脂により形成され、冷菓材100を収容可能な容器本体3と、合成樹脂により形成され、前記容器本体の内側空間に収容され、前記容器本体に収容される冷菓材を前記容器本体とで成型することが可能な内蓋4を備えている。符号2はシール部材である。
内蓋の変形例として、内蓋の外面に、等間隔に設けた、上部から底部に達する凹条部をさらに設け、この凹条部を、複数本の谷線部の集合体により形成するとともに、前記谷線部を前記稜線部と交互に形成し、前記谷線部と前記稜線部とが、前記受部と前記係止部の係止が解除された際の冷菓材からの前記内蓋の抜け勾配を形成するようにすることも可能である。
(1)合成樹脂により形成され、冷菓材を収容可能な容器本体3と、合成樹脂により形成され容器本体の内側空間に収容され、容器本体に収容される冷菓材を前記容器本体とで成型することが可能な内蓋104とを備えている点:
(2)容器本体と内蓋は、各開口部に容器フランジ部32と蓋フランジ部142を有し、内蓋は、中央が下方に向かって突起して形成され、冷菓材充填後に内蓋を容器本体に投入し、冷却後に、前記内蓋によって冷菓材の中央に添加食材充填スペースが形成される点;
(3)内蓋は、内蓋フランジ部142より連設して形成された連設部143を備え、蓋フランジ部142と連設部143とでばね性が付与された係止部141を形成している点;
(4)内蓋の外面に凸条部144が形成され、前記内蓋の中央に吸引用の凹所147が形成され、容器本体は、容器フランジ部32から垂下する垂下部33を備え、垂下部が係止部141に係止する受部31を構成している点;
(5)凸条部を、内蓋の外面に、等間隔に設けた、上部から底部に達する複数本の稜線部の集合体により形成し、稜線部は、受部と係止部の係止が解除され冷菓材から内蓋の抜け際の抜け勾配を形成している点;
(6)前記係止部を構成する蓋フランジ部142の外周側面と受部とが当接し、係止部のばねの付勢力により係止部141が受部に係止する点;
(7)樹脂成形された容器本体を介して冷菓材にもみほぐす動作を加えることで、容器本体と冷菓材にひずみ148が生じ、さらに、冷菓材と内蓋にひずみ149が生じ、容器本体と内蓋の係止が解除され容器本体から内蓋が抜ける点;
の(1)〜(7)は第1の実施例と同じであるが、
(8)さらに、内蓋の外面に、等間隔に設けた、上部から底部に達する凹条部145を形成した点;
(9)凹条部を、内蓋の外面に、等間隔に設けた、上部から底部に達する複数本の谷線部の集合体により形成し、谷線部を稜線部と交互に形成し、谷線部と稜線部とは、係止受部と係止部の係止が解除され冷菓材から内蓋が抜ける際の抜け勾配を形成する点;
(10)内蓋の横断面の外周囲形状が星型多角形を取るように形成されている点;
(11)連接部が、蓋フランジ部より立設して形成されている点;
の(8)〜(11)が第1の実施例と異なる。
次に、本発明が提供する冷菓材の充填方法の実施例について添付図面とともに説明する。上記の実施例1、実施例2に示す成形容器に好適に用いることができるが、ここでは、上記の実施例1に示した成型容器、すなわち、合成樹脂により形成され、冷菓材を収容可能な容器本体と、合成樹脂により形成され前記容器本体の内側空間に収容され、前記容器本体に収容される冷菓材を前記容器本体とで成型することが可能な内蓋とを備え、前記容器本体と前記内蓋は、各開口部に容器フランジ部と蓋フランジ部を有し、前記内蓋は、中央が下方に向かって突起して形成され、冷菓材充填後に前記内蓋を前記容器本体に投入し、冷却後に、前記内蓋によって冷菓材の中央に添加食材充填スペースを形成することが可能な成型容器に適用され、前記内蓋は、前記蓋フランジ部より連設して形成された連設部を備え、前記蓋フランジ部と前記連設部とでばね性が付与された係止部を形成し、さらに、前記内蓋の外面に少なくとも凸条部が形成されているとともに、前記内蓋の中央に内蓋吸引用の凹所が形成され、前記容器本体は、前記容器フランジ部から垂下する垂下部を備え、該垂下部を前記係止部が係止する受部として形成している成型容器に冷菓材を充填する方法について説明する。
内蓋投入用治具160を用いて内蓋4,104を吸引する内蓋吸引工程と、
吸引した内蓋を冷菓材が充填された容器本体に降下投入する内蓋降下投入工程と、
内蓋を容器本体に係止する内蓋係止工程と、
内蓋係止後に内蓋の吸引を解除し内蓋投入用治具を上昇させる治具上昇工程と、
容器本体の容器フランジ部にシール部材2を施し容器開口部30及び蓋開口部40,140を封止する開口部封止工程を経て行われる。
さらに、冷菓材氷結用容器の使用方法について、添付図面とともに説明する。
2 シール部材
3 容器本体
4 内蓋
30 容器開口部
31 受部
32 容器フランジ部
33 垂下部
40 蓋開口部
41 係止部
42 蓋フランジ部
43 連設部
44 凸条部
47 凹所
48 ひずみ
49 ひずみ
80 オーバーキャップ
90 ストロー
100 冷菓材(氷菓)
104 内蓋
140 蓋開口部
141 係止部
142 蓋フランジ部
143 蓋連設部
144 凸条部
145 凹条部
147 凹所
148 ひずみ
149 ひずみ
150 冷菓材充填スパウト
160 内蓋投入用治具
170 注入飲料充填スパウト
200 注入飲料
300 飲料完成品
Claims (16)
- 容器本体に冷菓材充填スパウトを用いて容器本体の一部に冷菓材を充填する冷菓材充填工程と、
内蓋投入用治具を用いて内蓋を吸引する内蓋吸引工程と、
吸引した内蓋を冷菓材が充填された容器本体に降下投入する内蓋降下投入工程と、
内蓋を容器本体に係止する内蓋係止工程と、
内蓋係止後に内蓋の吸引を解除し内蓋投入用治具を上昇させる治具上昇工程と、
容器本体の容器フランジ部にシール部材を施し容器開口部及び蓋開口部を封止する開口部封止工程を備えてなることを特徴とする冷菓材の充填方法。 - 合成樹脂により形成され、冷菓材を収容可能な容器本体と、合成樹脂により形成され容器本体の内側空間に収容され、容器本体に収容される冷菓材を容器本体とで成型することが可能な内蓋とを備え、容器本体と内蓋は、各開口部に容器フランジ部と蓋フランジ部を有し、内蓋は、中央が下方に向かって突起して形成され、冷菓材充填後に内蓋を容器本体に投入し、冷却後に、内蓋によって冷菓材の中央に添加食材充填スペースを形成することが可能な成型容器に冷菓材を充填する方法であって、
容器本体に冷菓材充填スパウトを用いて容器本体の一部に冷菓材を充填する冷菓材充填工程と、
内蓋投入用治具を用いて内蓋を吸引する内蓋吸引工程と、
吸引した内蓋を冷菓材が充填された容器本体に降下投入する内蓋降下投入工程と、
内蓋を容器本体に係止する内蓋係止工程と、
内蓋係止後に内蓋の吸引を解除し内蓋投入用治具を上昇させる治具上昇工程と、
容器本体の容器フランジ部にシール部材を施し容器開口部及び蓋開口部を封止する開口部封止工程を備えてなることを特徴とする冷菓材の充填方法。 - 合成樹脂により形成され、冷菓材を収容可能な容器本体と、合成樹脂により形成され容器本体の内側空間に収容され、容器本体に収容される冷菓材を容器本体とで成型することが可能な内蓋とを備え、容器本体と内蓋は、各開口部に容器フランジ部と蓋フランジ部を有し、内蓋は、中央が下方に向かって突起して形成され、冷菓材充填後に内蓋を容器本体に投入し、冷却後に、内蓋によって冷菓材の中央に添加食材充填スペースを形成することが可能な成型容器に適用され、内蓋は、蓋フランジ部より連設して形成された連設部を備え、蓋フランジ部と連設部とでばね性が付与された係止部を形成し、さらに、内蓋の外面に少なくとも凸条部が形成されているとともに、内蓋の中央に内蓋吸引用の凹所が形成され、容器本体は、容器フランジ部から垂下する垂下部を備え、垂下部を係止部が係止する受部として形成している成型容器に冷菓材を充填する方法であって、
容器本体に冷菓材充填スパウトを用いて容器本体の一部に冷菓材を充填する冷菓材充填工程と、
内蓋投入用治具を用いて内蓋を吸引する内蓋吸引工程と、
吸引した内蓋を冷菓材が充填された容器本体に降下投入する内蓋降下投入工程と、
内蓋を容器本体に係止する内蓋係止工程と、
内蓋係止後に内蓋の吸引を解除し内蓋投入用治具を上昇させる治具上昇工程と、
容器本体の容器フランジ部にシール部材を施し容器開口部及び蓋開口部を封止する開口部封止工程を備えてなることを特徴とする冷菓材の充填方法。 - 合成樹脂により形成され、冷菓材を収容可能な容器本体と、合成樹脂により形成され容器本体の内側空間に収容され、容器本体に収容される冷菓材を容器本体とで成型することが可能な内蓋とを備え、容器本体と内蓋は、各開口部に容器フランジ部と蓋フランジ部を有し、内蓋は、中央が下方に向かって突起して形成され、冷菓材充填後に内蓋を容器本体に投入し、冷却後に、内蓋によって冷菓材の中央に添加食材充填スペースを形成することが可能な成型容器に適用され、内蓋は、蓋フランジ部より連設して形成された連設部を備え、蓋フランジ部と連設部とでばね性が付与された係止部を形成し、内蓋の外面に凸条部が形成されているとともに、内蓋の外面に凹条部が形成され、さらに、内蓋の中央に内蓋吸引用の凹所が形成され、容器本体は、容器フランジ部から垂下する垂下部を備え、垂下部を係止部が係止する受部として形成している成型容器に冷菓材を充填する方法であって、
容器本体に冷菓材充填スパウトを用いて容器本体の一部に冷菓材を充填する冷菓材充填工程と、
内蓋投入用治具を用いて内蓋を吸引する内蓋吸引工程と、
吸引した内蓋を冷菓材が充填された容器本体に降下投入する内蓋降下投入工程と、
内蓋を容器本体に係止する内蓋係止工程と、
内蓋係止後に内蓋の吸引を解除し内蓋投入用治具を上昇させる治具上昇工程と、
容器本体の容器フランジ部にシール部材を施し容器開口部及び蓋開口部を封止する開口部封止工程を備えてなることを特徴とする冷菓材の充填方法。 - 合成樹脂により形成され、冷菓材を収容可能な容器本体と、合成樹脂により形成され前記容器本体の内側空間に収容され、前記容器本体に収容される冷菓材を前記容器本体とで成型することが可能な内蓋とを備え、前記容器本体と前記内蓋は、各開口部に容器フランジ部と蓋フランジ部を有し、前記内蓋は、中央が下方に向かって突起して形成され、冷菓材充填後に前記内蓋を前記容器本体に投入し、冷却後に、前記内蓋によって冷菓材の中央に添加食材充填スペースを形成することが可能な成型容器であって、
前記内蓋は、前記蓋フランジ部より連設して形成された連設部を備え、前記蓋フランジ部と前記連設部とでばね性が付与された係止部を形成し、さらに、前記内蓋の外面に少なくとも凸条部が形成されているとともに、前記内蓋の中央に内蓋吸引用の凹所が形成され、
前記容器本体は、前記容器フランジ部から垂下する垂下部を備え、該垂下部を前記係止部が係止する受部として形成していることを特徴とする成型容器。 - 前記凸条部は、前記内蓋の外面に、等間隔に設けた、上部から底部に達する複数本の稜線部の集合体により形成されていることを特徴とする請求項5に記載の成型容器。
- 前記稜線部は、前記受部と前記係止部の係止が解除され冷菓材から前記内蓋が抜ける際の抜け勾配を形成していることを特徴とする請求項6に記載の成型容器。
- 前記内蓋の横断面の外周囲形状が正多角形を取るように形成されることを特徴とする請求項7に記載の成型容器。
- 前記垂下部を、縦断面形状が逆テーパ状に形成し、前記係止部を構成する前記蓋フランジ部の外周側面と前記受部とが当接し、前記係止部のばねの付勢力により前記受部が拡開し前記受部に前記係止部が係止することを特徴とする請求項8に記載の成型容器。
- 前記連設部が、前記蓋フランジ部より垂下して形成されていることを特徴とする請求項5乃至9いずれか一項に記載の成型容器。
- さらに、前記内蓋の外面に、等間隔に設けた、上部から底部に達する凹条部が形成されていることを特徴とする請求項5乃至7いずれか一項に記載の成型容器。
- 前記凹条部は、前記内蓋の外面に、等間隔に設けた、上部から底部に達する複数本の谷線部の集合体により形成され、前記谷線部が前記稜線部と交互に形成されていることを特徴とする請求項11に記載の成型容器。
1 - 前記谷線部と前記稜線部とが、前記受部と前記係止部の係止が解除され冷菓材から前記内蓋が抜ける際の抜け勾配を形成していることを特徴とする請求項12に記載の成型容器。
- 前記内蓋の横断面の外周囲形状が星型多角形を取るように形成されることを特徴とする請求項13に記載の成型容器。
- 前記係止部を構成する前記蓋フランジ部の外周側面と前記受部とが当接し、前記係止部のばねの付勢力により前記係止部が前記受部に係止することを特徴とする請求項14に記載の成型容器。
- 前記連設部が、前記蓋フランジ部より立設して形成されていることを特徴とする請求項11乃至15いずれか一項に記載の成型容器。
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