JP2018144539A - 無人航空機 - Google Patents

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Kiyokazu Sugaki
紀代一 菅木
和雄 市原
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和雄 市原
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Abstract

【課題】他の無人航空機である子機を指定地まで運搬し、指定地において子機を直接離着陸させることができる無人航空機を提供する。【解決手段】複数の水平回転翼を備える無人航空機であって、前記無人航空機を親機としたときに、他の無人航空機である子機が離着陸可能な離着陸部と、内燃機関を有する発電装置、燃料電池、複数の蓄電池、または、前記子機の蓄電池よりも大容量の蓄電池と、を備えることを特徴とする無人航空機により解決する。【選択図】図1

Description

本発明は、無人航空機技術に関する。
産業用無人ヘリコプターに代表される小型の無人航空機は、機体が高価で入手困難なうえ、安定して飛行させるためには操作に熟練が必要とされるものであった。しかし近年、無人航空機の姿勢制御や自律飛行に用いられるセンサ類およびソフトウェアの改良、低価格化が進み、これにより無人航空機の操作性が飛躍的に向上した。特に小型のマルチコプターについては、ヘリコプターに比べてローター構造が簡単であり、設計およびメンテナンスが容易であることから、趣味目的だけでなく、広範な産業分野における種々のミッションへの応用が試行されている。
下記特許文献1には、無人航空機を専用車両で作業現場に運搬する中継システムが開示されている。
特開2016−225983号公報
人の立ち入りや接近が困難な場所で無人航空機による作業を行うときに、その無人航空機を遠方から飛行させて作業現場に向かわせた場合、現場では、無人航空機の往復に要する電力を差し引いた量の作業しか行うことができない。特に、バッテリーで飛行する無人航空機の飛行可能時間には厳しい制約があり、一般的な小型機では20分前後でバッテリーが枯渇する。例えばこのような小型機に撮影装置を搭載して現場を撮影する場合、往復の飛行時間を除くと撮影に充てられる時間は僅かである。
上記問題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、他の無人航空機である子機を指定地まで運搬し、指定地において子機を直接離着陸させることができる無人航空機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の無人航空機は、複数の水平回転翼を備え、前記無人航空機を親機としたときに、他の無人航空機である子機が離着陸可能な離着陸部と、内燃機関を有する発電装置、燃料電池、複数の蓄電池、または、前記子機の蓄電池よりも大容量の蓄電池と、を備えることを特徴とする。
他の無人航空機である子機が離着陸可能な離着陸部を備え、子機よりも長時間の飛行が可能な無人航空機で子機を作業現場まで運ぶことにより、子機は現場においてより長時間の作業を行うことができる。そして、親機が離着陸部を備えていることにより、子機は現場への到着後に人手を介すことなく親機から離陸して作業を開始することができる。現場で作業を行う子機は、作業後に親機の待機位置まで戻る余力を残しておけばよく、これにより子機の飛行可能時間の大半を、本来の目的とする作業に費やすことが可能となる。
また、本発明の無人航空機は、前記発電装置と、出力可能な最大電力が前記発電装置よりも大きな前記蓄電池と、を備えている構成としてもよい。
無人航空機の消費電力は一定ではなく瞬間的に大きく増減する。また、一般的な小型発電装置の最大電力は無人航空機用の蓄電池よりも小さい。そのため、大きな電力が必要となった瞬間には発電装置だけでなく蓄電池を補助電力源として利用することにより、長時間のホバリングや定速移動と、大電力を必要とする瞬発的な動作との両方に対応することができる。
また、前記各水平回転翼は、鉛直方向において、前記離着陸部の上面位置よりも下方に配置されていることが好ましい。
例えば親機を着陸させる場所が現場にない場合など、親機を飛行させながら子機の離着陸を行うときには、親機の水平回転翼(以下、単に「回転翼」ともいう。)の吸気により生じる気流の影響を考慮する必要がある。回転翼の近傍は特に流速が速く、子機がその気流に巻き込まれた場合には、子機とともに親機も墜落するおそれがある。このような危険を回避すべく、親機の回転翼を支持するアームを水平方向外側に延長して離着陸部と回転翼とを引き離した場合、親機の機体が著しく大型化してしまい、その運用や管理が煩雑となる。一方、本構成の無人航空機(親機)では、水平回転翼の位置を下げて離着陸部と回転翼との距離を確保することにより、機体の大型化を抑えつつ、回転翼の吸気による子機への影響を軽減させることができる。
また、このとき、前記離着陸部の上面と前記各水平回転翼との鉛直方向における離間距離は、これら水平回転翼のロータ直径の長さ以上であることが好ましい。
回転翼の吸気により生じる負圧や気流は、回転翼との距離が近づくにつれ増大する。回転翼が実際に生じさせる負圧の大きさや、気流の流速・流量、距離に応じたこれらの増減率は、回転翼のブレード形状や材料、ロータ径、回転数、ダクトの有無・形状、飛行環境などの複雑な条件に左右される。目安を挙げるとすれば、産業用無人航空機に採用される一般的な回転翼の場合、回転翼からそのロータ直径の2倍ほど離れた位置では、吸気の気流はその影響を無視できる程度まで減衰する。ここで、回転翼が生じさせる負圧や気流は、回転翼との距離が近づくにつれて指数関数的に増大する。つまり、回転翼に近い位置では、僅かな距離の変化であっても負圧や気流が大きく増減する。本構成の無人航空機(親機)では、回転翼の位置を離着陸部上面から回転翼のロータ直径以上離すことにより、機体の大型化を抑えつつ、回転翼の吸気による子機への影響を効果的に抑えることが可能となる。
また、前記各水平回転翼は、前記離着陸部の底面位置よりも下方に配置されており、前記各水平回転翼は、回転面の面積の少なくとも一部が前記離着陸部と水平方向に重ねられていることが好ましい。
回転面の少なくとも一部が離着陸部に覆われていることにより、その覆われている部分については、回転翼の鉛直上方の吸気が離着陸部に遮断される。これにより、親機の飛行中における子機の離着陸をより安全に行うことが可能となる。
また、このとき、前記各水平回転翼は、回転面の面積の略全体が前記離着陸部と水平方向に重ねられていることが好ましい。
回転面の略全体が離着陸部に覆われていることにより、回転翼の吸気による鉛直上方への影響を離着陸部で遮断することができる。これにより、親機の飛行中における子機の離着陸をさらに安全に行うことが可能となる。
また、前記離着陸部には、複数の前記子機が離着陸可能であることが好ましい。
離着陸部に複数の子機が離着陸可能であることにより、親機は一度により多くの子機を運搬することができる。これにより、作業時間や現場との往復に要する電力などのリソースをより効率的に用いることが可能となる。
また、前記離着陸部の上面には、前記子機の脚部が嵌入する多数の凹部または貫通孔が設けられていることが好ましい。
離着陸部の上面に凹部または貫通孔が形成され、子機の脚部がこれに嵌入することにより、同面上における子機の位置が固定され、子機の着陸時や運搬時における子機の滑落を防止することができる。また、これら凹部または貫通孔が同面上に多数配置されていることにより、同面上における子機の着陸可能範囲や機体の向きなどの条件が緩和され、子機の離着陸部への着陸操作が容易となる。
または、前記離着陸部は上方に開口したカップ形状の容器部を有しており、前記子機には前記容器部の内面形状と相補的な形状をなす嵌合部が設けられている構成としてもよい。
離着陸部としてカップ形状の容器部を使用し、この容器部に嵌合可能な嵌合部を子機に設けることにより、子機を安定して保持することが可能となる。
または、前記各水平回転翼は、前記離着陸部の底面位置よりも下方に配置されており、前記各水平回転翼の回転中心と前記離着陸部とは、互いに水平方向に重ならない位置に配置されている構成としてもよい。
回転翼の回転中心と離着陸部とが水平方向に重ならない位置に配置されていることにより、回転翼が離着陸部に覆われて吸気効率が下がることが防止される。この場合、回転翼の上方を避けて子機を離着陸させることにより、回転翼の吸気による子機の離着陸への影響を回避することができる。
また、前記各水平回転翼は、円筒形状のダクト内にブレードが配置されたダクテッドファンであり、前記各水平回転翼のダクトは、下側開口部の開口面積よりも上側開口部の開口面積の方が大きいことが好ましい。
下側開口部の開口面積よりも上側開口部の開口面積の方が大きいことにより(すなわち、ダクトの内面が、上側開口部から下側開口部に向かって開口面積が次第に小さくなるように傾斜または湾曲していることにより)上側開口部近傍の空気には次のような気流が生じる。まず、上側開口部近傍の空気が、ダクトの内面に沿って加速されながら吸い込まれる。これにより上側開口部近傍の内側には負圧が生じる。この負圧によりダクトの側方からの吸気量が増え、結果的にダクトの上方からの吸気量が減る。上方に対する吸気量、つまり上方の気流に対する影響が低下することにより、親機の飛行中における子機の離着陸をより安全に行うことが可能となる。また、回転翼の上方が離着陸部に覆われている場合でも、その吸気への影響を軽減することができる。
また、前記親機は、前記離着陸部に着陸した前記子機を充電可能であることが好ましい。
親機が子機を充電可能であることにより、現場において子機を用いた作業をより長時間行うことが可能となる。
また、前記子機は前記親機との無線通信により該親機の空間中の飛行位置を取得可能であり、前記子機は前記親機との無線通信または画像認識により前記離着陸部上の着陸位置を特定可能であることが好ましい。
子機が親機の待機位置や離着陸部の位置を特定可能であることにより、子機を自動的に親機上に帰投させることが可能となる。
また、前記親機は、移動体通信網を介してオペレータ端末との通信が可能であることが好ましい。
親機が移動体通信網に接続可能であることにより、移動体通信網のサービスエリア内であれば、どこからでも親機との通信を行うことが可能となる。さらに、親機を中継装置として子機と通信することも可能となる。
以上のように、本発明にかかる無人航空機によれば、他の無人航空機である子機を指定地まで運搬し、指定地において子機を直接離着陸させることが可能となり、これにより、子機の飛行可能時間の大半を本来の目的とする作業に充てることが可能となる。
第1実施形態にかかる親機の外観を示す図である。 第1実施形態の容器部に子機が着陸する様子を示す側面図である。 親機の機能構成を示すブロック図である。 子機の機能構成を示すブロック図である。 第2実施形態にかかる親機の外観を示す図である。 ロータの吸気側における、ロータからの距離と負圧および気流との関係を説明する模式図である。 第3実施形態にかかる親機の外観を示す図である。 ダクトの構造を示す模式図である。 上下の開口面積が同じダクトを使用した場合の気流を説明する模式図である。 第1実施形態の変形例にかかる親機および子機の充電構造を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す各実施形態は、人が接近困難な遠方の地物の様子をカメラで撮影することを想定したものである。現場での撮影にはカメラを備えた小型の無人航空機である「子機」を使用し、その子機を撮影現場に運搬する手段として本発明の無人航空機である「親機」を使用する。
[第1実施形態]
(親機概要)
図1は、第1実施形態にかかる親機101の外観を示す図である。図1(a)は親機101の斜視図、図1(b)は親機101の平面図である。なお、本実施形態を含む以下の各実施形態の説明における「鉛直方向」並びに「上」および「下」とは、図1に描かれた座標軸表示のZ軸で示される上下方向を意味している。同様に、「水平方向」とは同座標軸表示に示されるXY平面方向に平行な方向を意味している。
親機101は、主に、後述する制御装置などが収容された本体部であるコントロールボックス116、水平回転翼である複数のロータ300、および、子機が離着陸可能な離着陸部110を備えている。なお、本発明でいう「水平回転翼」とは、回転軸の軸線方向が鉛直に延び、回転面の面方向が水平となる回転翼をいう。
各ロータ300は、モータ320と、その出力軸に連結されたブレード330とにより構成されている。コントロールボックス116の側面からは、パイプ材からなるアーム117が水平方向外側に延出しており、ロータ300はアーム117の先端部に固定されている。また、アーム117の先端部からは脚部118が下方に延出している。アーム117およびロータ300は、コントロールボックス116の周方向等間隔に4組配置されている。
(離着陸部)
離着陸部110はコントロールボックス116の上方に配置された平板状の部材である。離着陸部110は複数の支柱部115によりコントロールボックス116の上面に固定されている。図1(b)に示すように、離着陸部110は平面視略十字形に形成されている。離着陸部110の各腕の先端部には、カップ形状の凹部である容器部111〜114が形成されている。容器部111〜114は離着陸部110の上面110aから上方に開口しており、その底部は離着陸部110の底面110bから下方に張り出している。
図2は、離着陸部110の容器部111に子機600が着陸する様子を示す側面図である。本実施形態の子機600は、カメラ850を備え、複数のロータ810で飛行する小型のマルチコプターである。子機600のカメラ850は、容器部111の内面形状と相補的な形状に形成されており、容器部111に子機600を固定するための嵌合部610としての機能を兼ねている。容器部111に子機600の嵌合部610(カメラ850)をはめ込むことにより、離着陸部110から子機600が滑落することが防止され、子機600を安全に運搬することが可能となる。
図1に示すように、離着陸部110には4つの容器部111〜114が設けられている。これにより親機101は、最大で4機の子機600を一度に運搬することができる。離着陸部110に複数の子機600が離着陸可能であることにより、作業時間や現場との往復に要する電力などのリソースをより効率的に用いることが可能とされている。
なお、本実施形態の容器部111〜114は、嵌合部610の外形寸法に対して離着陸部上面110aの開口径が広く設けられている。そして、容器部111を例にとって説明すると、容器部111の開口の外縁部分は、径方向における外側から内側に向かって緩やかに下方に湾曲した曲面により構成されている。これにより、子機600の嵌合部610が容器部111の中心から多少ずれた位置に着地した場合でも、嵌合部610は上記曲面を滑って容器部111の中心に誘導されながら容器部111にはめ込まれる。
図1(b)および図2に示すように、各ロータ300は、離着陸部110の底面110bよりも下方に配置されており、各ロータ300は、その回転面300aの面積の略全体が離着陸部110と水平方向に重ねられている。例えば、子機600が撮影を行う現場に親機101を着陸させておく場所がない場合には、親機101をホバリングさせながら子機600の離着陸を行う必要がある。この場合、親機101のロータ300の吸気により生じる気流の影響を考慮する必要がある。本実施形態の各ロータ300は、その回転面300aの略全体が離着陸部110に覆われていることにより、ロータ300の吸気による鉛直上方への影響が離着陸部110により遮断される。これにより、親機101の飛行中であっても子機600の離着陸を安全に行うことができる。なお、ロータ300は常にその回転面300aの略全面が離着陸部110に覆われている必要はなく、回転面300aの一部でも離着陸部110に覆われていれば、その面積に応じた安全性向上効果を得ることができる。
(親機の機能構成概要)
図3は親機101の機能構成を示すブロック図である。親機101の機能は、主に、フライトコントローラ200、複数のロータ300、これらロータ300の回転を制御するESC310(Electric Speed Controller)、および、これらに電力を供給する発電装置400とその補助電力源であるバッテリー450により構成されている。
上でも述べたように、各ロータ300は、モータ320と、その出力軸に連結されたブレード330とにより構成されている。ESC310は、ロータ300のモータに接続されており、フライトコントローラ200から指示された速度でモータ320およびブレード330を回転させる。
フライトコントローラ200は、マイクロコントローラである制御装置210を備えている。制御装置210は、中央処理装置であるCPU211と、ROMやRAM、フラッシュメモリなどの記憶装置からなるメモリ212と、ESC310を介して各ロータ300の回転数を制御するPWM(Pulse Width Modulation)コントローラ213とを有している。
フライトコントローラ200はさらに、IMU231(Inertial Measurement Unit:慣性計測装置)およびGPSアンテナ232(以下、これらIMU231およびGPSアンテナ232を総称して「IMU231等」ともいう。)を備えており、これらは制御装置210に接続されている。IMU231は、主に3軸加速度センサおよび3軸角速度センサにより構成されており、これに加えて、気圧センサ(高度センサ)と地磁気センサ(方位センサ)とを含んでいる。GPSアンテナ232は、正確には航法衛星システム(NSS)の受信器である。GPSアンテナ232は、全地球航法衛星システム(GNSS)または地域航法衛星システム(RNSS)から現在の経緯度値および時刻情報を取得する。制御装置210は、これらIMU231等により、機体の傾きや回転のほか、飛行中の緯度経度、高度、および機首の方位角を含む自機の位置情報を取得することができる。
制御装置210のメモリ212には、親機101の飛行時における姿勢や基本的な飛行動作を制御するプログラムである飛行制御プログラム212aが記憶されている。飛行制御プログラム212aは、IMU231等から取得した情報を基に個々のロータ300の回転数を調節し、機体の姿勢や位置の乱れを補正しながら親機101を飛行させる。また、メモリ212には、親機101を飛行させる飛行経路や速度、高度などのパラメータである飛行計画212bが登録されている。飛行制御プログラム212aは、操縦者(オペレータ端末900)からの実行指示や所定の時刻を開始条件として、飛行計画212bに従って自律的に飛行する(以下、このような自律飛行のことを「オートパイロット」という。)。
本実施形態の親機101は基本的にオートパイロットで飛行させることを想定しているが、操縦者がオペレータ端末900から逐次手動で操縦することも可能である。
(親機の通信機能)
オペレータ端末900との通信を行う親機101の通信装置220は、LTE(Long Term Evolution)や3G/HSPA(High Speed Packet Access)、モバイルWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの移動体通信網への接続モジュールを備えている。これにより操縦者(オペレータ端末900)は、移動体通信網のサービスエリア内であればどこからでも親機101との通信を行うことができる。
なお、オペレータ端末900と親機101との通信手段は移動体通信網には限定されない。例えば操縦者と現場との距離が、市販のラジオコントロール送受信器やFPV(First Person View)装置の通信可能距離の範囲内である場合は、これらでも代用可能である。または衛星通信システムなどの広域無線通信手段を用いることもできる。その他、親機101を同現場に定常的に飛行させる場合には、現場への飛行ルート上に中継装置を設置してもよい。さらには、子機600の作業を含め現場における作業内容を事前に細部まで指定可能であり、安全性の確保や不測の事態に対する検討や準備が十分である場合には、オートパイロットによる自律飛行に委ねて、オペレータ端末900の通信圏外で作業を行わせることも可能である。
親機101はさらに、子機600との無線通信を行う通信装置500を備えている。これにより操縦者は、親機101を子機600との通信の中継装置として利用することができる。
(親機の動力源)
発電装置400は、ESC310や制御装置210に供給する電力を生成する発電ユニット420、および、発電ユニット420が用いるガソリンやガスなどの燃料が蓄えられた燃料タンク410を有している。本実施形態の発電ユニット420は、発電用の一般的なエンジン421および発電機422により構成されている。バッテリーではなく燃料で親機101を飛行させることにより、親機101は燃料タンク410の容量に応じた長時間の連続飛行が可能となる。
このような親機101で子機600を作業現場まで運ぶことにより、子機600は現場においてより長時間の作業を行うことが可能となる。さらに、親機101は離着陸部110を備えていることから、子機600は現場への到着後、人手を介すことなく親機101から離陸して作業を開始することができる。現場で作業を行う子機600は、作業後に親機101の待機位置まで戻る余力を残しておけばよく、これにより子機600の飛行可能時間の大半を、本来の目的とする作業に費やすことができる。
さらに、本実施形態の親機101は、発電装置400の補助電力源として、蓄電池であるバッテリー450を備えている。親機101の飛行時における消費電力は一定ではなく瞬間的に大きく増減する。また、一般的な小型発電装置の最大電力は無人航空機用の蓄電池よりも小さい。そのため、大きな電力が必要となった瞬間には発電装置400だけでなくバッテリー450を補助電力源として利用することにより、長時間のホバリングや定速移動と、大電力を必要とする瞬発的な動作との両方に対応することができる。また、例えば、バッテリー450の不使用時には、発電装置400が発電した電力でバッテリー450を充電する構成としてもよい。
なお、本実施形態の親機101にはその動力源として発電装置400が採用されているが。発電装置400は、例えば燃料電池、複数のバッテリー、または、子機600のバッテリーよりも大容量のバッテリーなどで代用することもできる。少なくとも、子機600を作業現場に運搬し、現場において子機600の作業の終了を待機し、作業終了後に子機600を回収して帰投するための動力が得られる動力源を備えていればよい。
(子機の機能構成概要)
図4は子機600の機能構成を示すブロック図である。子機600の機能は、主に、フライトコントローラ700、複数のロータ810、これらロータ810の回転を制御するESC811、現場の様子を撮影するカメラ850、および、これらに電力を供給するバッテリー820により構成されている。子機600の基本的な飛行制御機能は親機101と同様であるため、以下は主に親機101との相違点について説明する。
フライトコントローラ700は、マイクロコントローラである制御装置710を備えている。制御装置710は、中央処理装置であるCPU711と、ROMやRAM、フラッシュメモリなどの記憶装置からなるメモリ712と、ESC811を介して各ロータ810の回転数を制御するPWMコントローラ713とを有している。フライトコントローラ700はさらに、IMU731およびGPSアンテナ732(以下、これらIMU731およびGPSアンテナ732を総称して「IMU731等」ともいう。)を備えており、これらは制御装置710に接続されている。制御装置710は、これらIMU731等により、機体の傾きや回転のほか、飛行中の緯度経度、高度、および機首の方位角を含む自機の位置情報を取得可能とされている。
また、子機600は、親機101との通信を行う通信装置720を備えており、カメラ850で撮影した静止画や動画を親機101に送信し、また、親機101からの指示を受信する。
制御装置710のメモリ712には、子機600の飛行時における姿勢や基本的な飛行動作を制御するプログラムである飛行制御プログラム712aが記憶されている。飛行制御プログラム712aは、IMU731等から取得した情報を基に個々のロータ810の回転数を調節し、機体の姿勢や位置の乱れを補正しながら子機600を飛行させる。また、メモリ712には、子機600を飛行させる飛行経路や速度、高度などのパラメータである飛行計画712bが登録されている。飛行制御プログラム712aは、親機101経由で受信した操縦者(オペレータ端末900)からの実行指示を開始条件として、飛行計画712bに従って自律的に飛行することができる。なお、本実施形態の子機600は、操縦者がカメラ850の撮影画像を見ながら手動で飛行計画712bのパラメータを変更し、半自律的に飛行させることを想定している。
(子機の帰投機能)
飛行制御プログラム712aは、操縦者から親機101への帰投指示をうけたとき、または、バッテリー820の残量が所定の閾値を下回ったときには、親機101の離着陸部110に帰投する。子機600は親機101から、親機101の緯度経度、高度、および機首の方位角を含む親機101の位置情報を取得可能であり、かかる位置情報に基づいて親機101の待機位置に接近する。そして離着陸部110の容器部111〜114をカメラ850で鮮明に捉えられる距離まで近づいたら、子機600は画像解析プログラム712cで容器部111〜114との相対距離を計測しながら、容器部111〜114のいずれかに着陸する。これにより子機600は、操縦者が子機600を逐次操縦することなく、親機101上に自動帰投することができる。
画像解析プログラム712cによる容器部111〜114の位置の特定には、図示しないマーカーを用いた公知の画像認識技術を用いることができる。例えば、AR(Augmented Reality)分野において広く用いられているARToolKitなどのソフトウェアライブラリの利用や、ロボットアーム分野などで用いられている画像認識技術を応用することが考えられる。また、マーカーの表示態様はプリントされた画像には限定されず、例えば赤外線LEDライトなどの光源を用いて構成することも可能である。さらに、マーカーは必須の要素ではなく、画像解析処理の高度化・複雑化に伴うコスト増や、位置の推定精度の低下が許容される場合には、マーカーレスの画像認識技術を用いることもできる。
さらに、子機600による容器部111〜114の位置の特定手段は画像認識を用いた方法には限定されず、例えばBluetooth(登録商標) Low Energyの近接プロファイルに対応したビーコンを離着陸部101の上面101aに複数配置し、子機600とこれらビーコンとの相対的な距離を計測することで容器部111〜114の位置を特定してもよい。つまり、親機101のGPSアンテナ232などで取得可能な情報よりも精度が高く、容器部111〜114の位置を算出可能な情報が得られる手段であれば代用可能である。
(変形例)
以下に第1実施形態の親機101および子機600の変形例について説明する。本変形例は、親機101に子機600の充電構造をもたせることで、現場における子機600の作業時間の延長を可能とする例である。
た例である。
図10は本変形例にかかる親機101aおよび子機600aの充電構造を示す図である。図10(a)は離着陸部110の容器部111に子機600が着陸する様子を示す側面図である。図10(b)は、親機101aの容器部111と子機600aの嵌合部610に設けられた端子部の対応関係を示す平面図および底面図である。
子機600aではカメラ850および嵌合部610が互いに独立しており、カメラ850は子機600aの上部に配置されている。嵌合部610の下面には帯状のプラス端子611とマイナス端子612とが同心円状に配置されている。
親機101aの容器部111には、嵌合部610が容器部111に嵌合されたときに、嵌合部610のプラス端子611およびマイナス端子612と接する位置に、点状のプラス端子151とマイナス端子152とが配置されている。
子機600aが容器部111に着陸すると、これら端子部が電気的に接続され、子機600aを充電可能な状態となる。容器部111への通電(子機600aの充電開始)は、親機101が子機600aの容器部111への着陸完了を検知してから行うとよい。親機101aおよび子機600aの充電端子の形状や、これら充電端子の接続構造、子機600aの着陸完了を検知する方法は特に限定されず、種々の公知技術を用いることができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、親機のロータの吸気効率の確保と、親機の飛行中における子機の離着陸の安全性の確保との両立を図る例である。以下の説明においては、先の実施形態と同一または同様の構成については、先の実施形態と同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5は、第2実施形態にかかる親機102の外観を示す図である。図5(a)は親機102の斜視図、図5(b)は親機102の平面図である。本実施形態の親機102と第1実施形態の親機101との相違点はその離着陸部120にある。以下、親機102の離着陸部120の特徴について説明する。なお、親機102の機能構成は第1実施形態の親機101と同様であるため、その説明を省略する。
(離着陸部)
親機102の離着陸部120は、上方に開口したカップ形状の容器体である容器部121〜124により構成されており、これら容器部121〜124はコントロールボックス116の上面から放射状に延びた支柱部125に支持されている。本実施形態の離着陸部120の構造は、第1実施形態の離着陸部110における容器部111〜114に想到する部分のみを残して他の部分を省略した構造であるといえる。
図5(b)に示すように、各ロータ300の回転中心cと容器部121〜124(以下、これらを総称して単に「離着陸部120」という。)とは、互いに水平方向に重ならない位置に配置されている。これにより、ロータ300が離着陸部120に覆われて吸気効率が下がることが防止されている。また、図5(a)からも分かるように、親機102のロータ300は、離着陸部120よりも下方に配置されている。離着陸部120の上面120aと各ロータ300との鉛直方向における離間距離は、ロータ300のロータ直径の長さに等しい。
例えば、子機600が撮影を行う現場に親機102を着陸させておく場所がない場合、ホバリングさせた親機102に対して子機600を離着陸させる必要がある。この場合、子機600の離着陸に際して親機102のロータ300の吸気により生じる気流の影響を考慮する必要がある。ロータ300の近傍は特に流速が速く、子機600がその気流に巻き込まれた場合、子機600とともに親機102も墜落するおそれがある。このような危険を回避すべく、例えば親機102のアーム117を水平方向外側に延長して離着陸部120とロータ300との距離を引き離した場合、親機102の機体が著しく大型化してしまい、親機102の運用や管理が煩雑となる。一方、本実施形態の親機102では、離着陸部120の上面120aの位置に対してロータ300の位置を低くすることで離着陸部120とロータ300との距離を確保している。これにより、親機102の機体の大型化を抑えつつ、ロータ300の吸気による子機600への影響を軽減している。
図6は、ロータの吸気側におけるロータからの距離と負圧および気流との関係を説明する模式図である。
ロータの吸気により生じる負圧や気流は、ロータとの距離が近づくにつれて増大する。ロータが実際に生じさせる負圧の大きさや、気流の流速・流量、距離に応じたこれらの増減率は、ロータのブレード形状や材料、ロータ直径d、回転数、ダクトの有無・形状、飛行環境などの複雑な条件に左右される。目安を挙げるとすれば、産業用無人航空機に採用される一般的なロータの場合、ロータの回転面の位置sからそのロータ直径dの2倍(2d)ほど離れた位置では、吸気の気流はその影響を無視できる程度まで減衰する。ここで、ロータが生じさせる負圧や気流は、ロータとの距離が近づくにつれて指数関数的に増大する(図6左側のグラフ参照)。つまり、ロータに近い位置では、僅かな距離の変化であっても負圧や気流が大きく増減する。
本実施形態の親機102では、ロータ300の位置を離着陸部上面120aからロータ300のロータ直径dだけ離していることにより、親機102の機体の大型化を抑えつつ、ロータ300の吸気による子機600への影響が効果的に抑えられている。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態は、子機の汎用性と着陸の容易性を向上させ、さらに離着陸部で覆われたロータの吸気効率の改善を図る例である。以下の説明では、先の実施形態と同一または同様の構成については、先の実施形態と同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。なお、親機103および子機600bの機能構成は第1実施形態の親機101および子機600と同様であるため、その説明を省略する。
(構成概要)
図7は、第3実施形態にかかる親機103および子機600bの外観を示す斜視図である。図7に示すように、本実施形態の子機600bは他の実施形態の子機600の嵌合部610に代えて、下方に延びた複数の棒状の脚部650を有している。そして、親機103の離着陸部130には、その上面130aに、子機600bの脚部650の先端が嵌入する多数の凹部131が設けられている。
親機103のロータ300は離着陸部130の裏側の四隅に配置されており、その回転面のほぼ全面が離着陸部130に覆われている。本実施形態のロータ300は円筒形状のダクト350内に配置されたダクテッドファンである。また、親機103のコントロールボックス116は離着陸部130の側部に配置されている。
(離着陸部)
離着陸部130は、平板部である底部130bと、底部130bから垂直に起立した仕切板132と、仕切板132に区画された多数の枡目状の空間である凹部131とを有している。各凹部131は脚部650が遊嵌可能な大きさに形成されている。
離着陸部130の凹部131に嵌入した脚部650は、底部130bに支持されるだけでなく、仕切板132により側方への移動が阻止される。これにより、離着陸部130に着陸した子機600bの横滑りが防止され、離着陸部130上における子機600bの位置が安定する。
また、離着陸部130の上面130aには、その全面にわたって多数の凹部131が設けられているため、子機600bが離着陸部130上のどの部位に着陸した場合でも、いずれかの凹部131で子機600bの脚部650を捕えることができる。そのため、子機600bの操縦者(または子機600bの自動帰投機能)は、子機600bを、離着陸部130上の自由な位置に、自由な向きで着陸させることができる。これにより、子機600bの着陸操作の容易性が向上し、さらに、親機103専用の子機を用意することなく、棒状の脚部を備えた一般的な無人航空機を子機として採用することが可能となる。
なお、本実施形態の離着陸部130は底部130bを備えているが、底部130bを省略し、凹部131を上下に貫通された貫通孔としてもよい。これによりロータ300の吸気効率を高めることができる。また、子機600bがロータ300の吸気に巻き込まれたとしても、子機600bは離着陸部130に受け止められるため、墜落の危険性は低い。
(ダクト)
図8はダクト350の構造を示す模式図である。図8(a)は、ダクト350の側面視断面図、図8(b)は図8(a)の破線で囲んだ部分の拡大図である。
図8(a)に示すように、各ロータ300のダクト350は、下側開口部350bの開口面積Aよりも上側開口部350aの開口面積Aの方が大きい。そしてダクト350の内面350sは、上側開口部350aから下側開口部350bに向かって内面350sの開口面積が次第に小さくなるように湾曲した曲面により構成されている。
以下、本実施形態のダクト350が生じさせる気流について説明する。まず、図9を参照して、上下の開口面積が同じダクトを使用した場合の気流を説明する。図9に示すように、ダクトの上下の開口面積が同じである場合、空気はロータの上方からおおむね直線的に吸い込まれる。また、ロータの翼端付近は、翼端渦による乱気流の影響で気圧が高くなっており、上方から流れてきた空気はその一部がダクトの外側に逸れていく。
一方、本実施形態のダクト350は、ダクト350の下側開口面積Aよりも上側開口面積Aの方が大きいことにより、上側開口部350a付近の空気は、ダクト350の内面350sに沿って加速されながら吸い込まれる。これにより上側開口部350a近傍の内側には負圧npが生じる。この負圧npによりダクト350の側方からの吸気量が増え、結果的にダクト350の上方からの吸気量が減る。上方に対する吸気量、つまり上方の気流に対する影響が低下することにより、親機103の飛行中における子機600bの離着陸をより安全に行うことが可能となる。また、親機103のようにロータ300の上方が離着陸部130に覆われている場合でも、ロータ300の吸気への影響を軽減することができる。
ダクト350は本実施形態の親機103だけでなく、第1実施形態の親機101や第2実施形態の親機102に適用することもできる。第1実施形態の親機101はロータ300の上方が離着陸部130に覆われているため、ダクト350を用いることで吸気効率への影響を軽減することができる。また、第2実施形態の親機102はロータ300が離着陸部120に覆われていないため、ダクト350でロータ300による上方の気流への影響を抑えることにより、飛行中の親機102に対してより安全に子機600を離着陸させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることができる。例えば、子機を用いた作業は撮影には限られず、無人航空機により遂行可能なあらゆる作業を行うことができる。
101〜103 親機(無人航空機)
110,120,130 離着陸部
111〜114,121〜124 容器部
110a,120a,130a 離着陸部の上面
110b,120b 離着陸部の底面
131 凹部
151,152 親機の充電端子
200 フライトコントローラ
220 オペレータ端末との通信装置
231 IMU
232 GPSアンテナ
300 ロータ(水平回転翼)
300a ロータの回転面
d ロータ直径
c 回転中心
320モータ
330 ブレード
350 ダクト
350a 上側開口部
上側開口部の開口面積
350b 下側開口部
下側開口部の開口面積
350s 内面
400 発電装置
421 エンジン(内燃機関)
450 バッテリー(蓄電池)
500 子機との通信装置
600,600a,600b 子機(他の無人航空機)
610 嵌合部
611,612 子機の充電端子
650 脚部
700 フライトコントローラ
712c 画像解析プログラム
720 親機との通信装置
810 ロータ
820 バッテリー
850 カメラ(嵌合部)
900 オペレータ端末

Claims (14)

  1. 複数の水平回転翼を備える無人航空機であって、
    前記無人航空機を親機としたときに、他の無人航空機である子機が離着陸可能な離着陸部と、
    内燃機関を有する発電装置、燃料電池、複数の蓄電池、または、前記子機の蓄電池よりも大容量の蓄電池と、を備えることを特徴とする無人航空機。
  2. 前記発電装置と、出力可能な最大電力が前記発電装置よりも大きな前記蓄電池と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  3. 前記各水平回転翼は、鉛直方向において、前記離着陸部の上面位置よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  4. 前記離着陸部の上面と前記各水平回転翼との鉛直方向における離間距離は、これら水平回転翼のロータ直径の長さ以上であることを特徴とする請求項3に記載の無人航空機。
  5. 前記各水平回転翼は、前記離着陸部の底面位置よりも下方に配置されており、
    前記各水平回転翼は、回転面の面積の少なくとも一部が前記離着陸部と水平方向に重ねられていることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  6. 前記各水平回転翼は、回転面の面積の略全体が前記離着陸部と水平方向に重ねられていることを特徴とする請求項5に記載の無人航空機。
  7. 前記離着陸部には、複数の前記子機が離着陸可能であることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  8. 前記離着陸部の上面には、前記子機の脚部が嵌入する多数の凹部または貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  9. 前記離着陸部は上方に開口したカップ形状の容器部を有しており、
    前記子機には前記容器部の内面形状と相補的な形状をなす嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  10. 前記各水平回転翼は、前記離着陸部の底面位置よりも下方に配置されており、
    前記各水平回転翼の回転中心と前記離着陸部とは、互いに水平方向に重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  11. 前記各水平回転翼は、円筒形状のダクト内にブレードが配置されたダクテッドファンであり、
    前記各水平回転翼のダクトは、下側開口部の開口面積よりも上側開口部の開口面積の方が大きいことを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  12. 前記離着陸部に着陸した前記子機を充電可能であることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  13. 前記子機は前記親機との無線通信により該親機の空間中の飛行位置を取得可能であり、
    前記子機は前記親機との無線通信または画像認識により前記離着陸部上の着陸位置を特定可能であることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  14. 移動体通信網を介してオペレータ端末との通信が可能であることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
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