JP2018142341A - プロセス制御機器への摩擦の影響を解析する方法および装置 - Google Patents

プロセス制御機器への摩擦の影響を解析する方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プロセス制御機器への摩擦の影響を解析する方法および装置を提供する。
【解決手段】プロセス制御機器とステムまたはシャフトを介して前記プロセス制御機器に動作的に結合されたアクチュエータとの摩擦に対応する力またはトルクを決定する工程302と、摩擦に対応する力またはトルクに基づいてステムまたはシャフトを介してプロセス制御機器を作動させるためのコマンドに対するアクチュエータの応答を示す値を決定する工程304と、を備える。
【選択図】図3

Description

本開示は、概して、プロセス制御機器に関し、より詳しくは、プロセス制御機器への摩擦の影響を解析する方法および装置に関する。
プロセス制御システムは、概して、プロセスを制御するために種々のプロセス制御機器(たとえば、ロータリーバルブ、リニアバルブなど)を使用する。プロセス制御機器は、多くの場合に、ステムまたはシャフトを介してアクチュエータによって作動される。動作中に、プロセス制御機器とアクチュエータとの摩擦がステムまたはシャフトの動きを阻害する。経時的に、プロセス制御機器とアクチュエータとの摩擦は、増加または減少することがある。
方法例は、プロセス制御機器とステムまたはシャフトを介してプロセス制御機器に動作的に結合されたアクチュエータとの摩擦に対応する力またはトルクを決定する工程を含む。この方法例は、摩擦に対応する力またはトルクに基づいてステムまたはシャフトを介してプロセス制御機器を作動させるためのコマンドに対するアクチュエータの応答を示す値を決定する工程をさらに含む。
別の方法例は、アクチュエータとアクチュエータによって作動されるプロセス制御機器との摩擦に対応する値を決定する工程と、摩擦に対応する値および所定の値に基づいてアクチュエータを介するプロセス制御機器の動作への摩擦の影響を示す値を決定する工程とを含む。
本開示の教示が内部で実施されることがあるプロセス制御システム例を示す図である。 本出願において開示された方法例を実施するために使用されることがあるプロセス制御機器例を描く図である。 本出願において開示された方法例を表すフローチャートを示す図である。 本出願において開示された別の方法例を表すフローチャートを示す図である。
以下の装置例および方法例は、リニアバルブおよびリニアアクチュエータと併せて説明されるが、装置例および方法例は、リニアまたはロータリーアクチュエータによって作動されたその他のプロセス制御機器、たとえば、スロットルバルブ、アイソレーションバルブ、ロータリーバルブ、および/または、その他のプロセス制御機器などと共に使用されることもある。
工業プロセス(たとえば、石油およびガス配給システム、化学処理プラントなど)は、多くの場合に、種々のプロセス制御機器(たとえば、リニアバルブ、ロータリーバルブ、スロットルバルブ、アイソレーションバルブなど)によって制御される。プロセス制御機器は、多くの場合に、ステムまたはシャフトを介してアクチュエータによって作動される。アクチュエータは、プロセス制御機器の流れ制御部材(たとえば、プラグ、ディスク、ボールなど)を動かすために力またはトルクをステムまたはシャフトに与える。動作中に、流体は、プロセス制御機器の中を流れ、流れ制御部材と、従って、ステムまたはシャフ
トとに種々の力を受けさせる。同様に、動作中に、プロセス制御機器とアクチュエータとの摩擦は、ステムまたはシャフトの動きを阻害する。摩擦が増加する場合、アクチュエータの所定の量のトルクの力に応じたステムもしくはシャフトの動きの量は、動作サイクル間で変動し、動きは、緩慢になることがあり、または、ステムもしくはシャフトは、アクチュエータによって与えられた力またはトルクに応じて動かないことがある。摩擦が減少する場合、アクチュエータの所定の力またはトルクの量に応じたステムまたはシャフトの動きの量は、増加することがある。
本出願において開示された実施例は、アクチュエータによって作動されたプロセス制御機器の動作への摩擦の影響を解析または算定するために使用されることがある。いくつかの実施例では、プロセス制御機器の動作への摩擦の影響は、アクチュエータのステムまたはシャフトの運動特性の低下として露呈されることがあり、これは、プロセス制御機器またはアクチュエータの欠陥または故障(たとえば、シールの摩耗、アクチュエータへの不適切な供給空気圧、プロセス制御機器の流路の閉塞など)を示すことがある。
本出願において開示された方法例は、アクチュエータとアクチュエータによって作動されたプロセス制御機器との摩擦に対応する値を決定する工程を含む。いくつかの実施例では、摩擦に対応する値は、第1の位置から第2の位置へのステムの運動中に、第1の位置にあるステムまたはシャフトにアクチュエータによって印加された力またはトルクと第2の位置にあるステムまたはシャフトにアクチュエータによって印加された力またはトルクとの間の差(すなわち、第1の位置から第2の位置へのステムの動きに対抗する動摩擦に対応する力差分)である。方法例は、摩擦に対応する値および所定の値に基づいてアクチュエータを介するプロセス制御機器の動作への摩擦の影響を示す値を決定する工程をさらに含む。
プロセス制御機器の動作への摩擦の影響は、たとえば、アクチュエータによってステムまたはシャフトに印加された力またはトルクに応じたステムまたはシャフトの動きの感度、精密さ、および/または応答性といった、プロセス制御機器のステムまたはシャフトの運動特性に対応することがある。いくつかの実施例では、所定の値は、アクチュエータの最大力またはトルクと作用を行うためのアクチュエータの力またはトルクとの間の差である。摩擦の影響を示す値を決定するために、摩擦に対応する値は、たとえば、比率を使用して所定の値と比較されることがある。比率が摩擦の影響が所定のレベルに達したことを指示するとき、警告メッセージが送出されることがある。
図1は、本出願において開示された装置例および方法例を実施するために使用されることがあるプロセス制御システム例100を例示する。プロセス制御システム例100は、入力機器および/または出力機器のようないくつものプロセス制御機器102を含む。いくつかの実施例では、入力機器は、バルブ、ポンプ、ファン、ヒータ、クーラー、ミキサ、および/またはその他の機器を含み、出力機器は、温度計、圧力計、濃度計、液面計、流量計、蒸気センサ、バルブコントローラ、および/またはその他の機器を含む。入力機器および出力機器は、データバス(たとえば、Foundation Fieldbus(商標)およびHART(商標))またはローカル・エリア・ネットワーク(LAN)106を介してコントローラ104(たとえば、DeltaV(商標)コントローラ)に通信的に結合されている。入力機器および出力機器は、コントローラ104に無線通信的に結合されることがある。コントローラ104は、プロセスを制御するために命令を入力機器に送信し、出力機器によって送信された情報(たとえば、測定されたプロセス情報、環境情報、および/または入力機器情報など)を受信および/または収集する。コントローラ104は、通知、警告メッセージ、および/またはその他の情報を生成する。コントローラ104は、プロセス制御情報(たとえば、測定されたプロセス制御情報、警告メッセージなど)を表示するインターフェース110を含むワークステーション108にも通信
的に結合されている。図1には、1台のコントローラ104しか示されていないが、1台以上の付加的なコントローラが本開示の教示から逸脱することなくシステム例100に含まれることがある。
図2は、本出願において開示された実施例を実施するために使用されることがあるプロセス制御機器例200を描く。図2に描かれたプロセス制御機器例200は、リニアバルブ(たとえば、Fisher(登録商標)EDバルブ)である。しかし、たとえば、ロータリーバルブ(たとえば、Fisher(登録商標)Vee−Ball(商標) V150バルブ、Fisher(登録商標)Vee−Ball(商標) V300バルブなど)、スロットルバルブ、アイソレーションバルブ、および/またはその他のプロセス制御装置といった、その他のプロセス制御機器が本出願において開示された実施例を実施するために使用されることがある。プロセス制御機器例200は、ステム202に結合された流れ制御部材(図示せず)(たとえば、プラグ、ディスク、ボールなど)を含む。ラインアクチュエータ204(たとえば、Fisher(登録商標) 667アクチュエータ)が動作中にステム202を動かすためにステム202に動作的に結合されている。本出願において開示された実施例を実施するために使用されることがあるいくつかのプロセス制御機器例は、ロータリーアクチュエータに動作的に結合されたロータリーバルブまたはその他の機器を含む。例示された実施例では、アクチュエータ204は、空気圧アクチュエータである。しかし、たとえば、電気または油圧アクチュエータのようなその他のアクチュエータが本出願において開示された実施例を実施するために使用されることがある。アクチュエータ204の推定最大力またはトルクは、たとえば、利用可能な空気供給圧力、アクチュエータ204の実効面積、レバーアーム長さおよび/またはその他の特性といった、アクチュエータ204およびプロセス制御システム100の特性に基づいて決定されることがある。プロセス制御機器例200は、シール(図示せず)をさらに含む。
例示された実施例では、プロセス制御機器200は、たとえば、ステム202の位置、ステム行程方向、動作サイクル回数、アクチュエータ圧力、アクチュエータ204によって与えられた力またはトルク、および/または、その他の情報といった情報を収集するために、デジタル・バルブ・コントローラ206(「DVC」)(たとえば、Fisher(登録商標) FIELDVUE(商標) DVC6200デジタル・バルブ・コントローラ)を含む。DVC206は、アクチュエータ204およびコントローラ104に通信的に結合されている。動作中に、DVC206は、情報をコントローラ104に送信し、情報をコントローラ104から受信する。この情報に基づいて、DVC206は、(たとえば、空気圧信号を介して)コマンドをアクチュエータ204に送信する。
DVC206からのコマンドに応じて、アクチュエータ204は、作用(たとえば、流れ制御部材を動かすこと、流れ制御部材およびシートを密封係合または係合解除することなど)を行うために力をステム202に印加する。プロセス制御機器200とアクチュエータ204との摩擦は、ステム202の動きを阻害する。摩擦の量に影響を与える要因は、たとえば、バルブ設計、アクチュエータ実効面積、バルブ・ポート・サイズ、トリム・アンバランス面積、ステムサイズ、バルブのシャットオフ分類、バルブ・シート・タイプ、および/またはその他の要因を含む。プロセス条件(たとえば、バルブ入口圧力、バルブ出口圧力、流体流れ方向など)は、ステム202の動きをさらに阻害または助長することがある。
このようにして、プロセス制御機器200が稼働しているとき(たとえば、プロセスを制御するために使用されているとき)、作用を行うためにステム202に印加された力は、プロセス制御機器200とアクチュエータ204との摩擦に打ち勝つために必要とされる合計または正味の力、プロセス条件によって引き起こされたステム202上の力、および作用を行うための何らかの付加的な力(たとえば、アクチュエータスプリングを圧縮す
るための力、所望のシャットオフ分類を達成するための力など)である。作用を行うために必要とされるアクチュエータ204の推定力は、推定プロセス条件(たとえば、推定バルブ入口圧力、推定バルブ出口圧力など)、および/または、たとえば、所望のシャットオフ分類、ステム行程距離などといった作用の特性に基づいて決定されることがある。
摩擦は、アクチュエータ204を介してプロセス制御機器200の動作に影響を与える。より具体的には、経時的に、プロセス制御機器200および/またはアクチュエータ204の摩擦は、たとえば、摩耗、流路閉塞、プロセス媒体集積などに起因して増加または減少することがある。その結果、アクチュエータ204によってステム202に印加された力に応じたステム202の運動特性は、変化または低下することがあり、それによって、ステム202を介してプロセス制御機器200を作動させるためのコマンドに対するアクチュエータ204と、従って、プロセス制御機器200との応答に影響を与える。さらに、適当なコントローラ調整速度の範囲は、減少することがある。
いくつかの実施例では、プロセス制御機器200とアクチュエータ204との摩擦によって影響を受ける運動特性のうちの1つは、ステム202の動きの感度である。このような実施例では、摩擦が増加すると、ステム202を第1の距離だけ動かす力は、その後の動作サイクル中に増加することがある。たとえば、第1の摩擦の量で、ステム202は、アクチュエータ204が少なくとも第1の力の量を与えるときに限り、第1の距離だけ動くことがある。複数の動作サイクル(たとえば、10000回)の後に、プロセス制御機器200とアクチュエータ204との摩擦は、第2の摩擦の量まで増加することがあり、ステム202は、アクチュエータ204がステム202への第1の力の量より大きい少なくとも第2の力の量を与えるときに限り第1の距離だけ動くことがある。いくつかの実施例では、アクチュエータ204によって与えられた所定の力に応じたステム202の行程の最小増分は、摩擦が増加するのに伴って後続の動作サイクルの間に増加する。たとえば、ステム202は、たとえば、第1の摩擦の量で起こり得る全行程または全長の0.25パーセントに対応する距離と同程度に少ない増分しか動かないことがある。しかし、第2の摩擦の量で、ステム202は、たとえば、起こり得る全行程の2パーセントに対応する距離と同程度に少ない増分でしか動かないことがある。
いくつかの実施例では、プロセス制御機器200とアクチュエータ204との摩擦によって影響を受ける運動特性のうちの1つは、ステム202の動きの精密さである。このような実施例では、アクチュエータ204によって与えられた力に応じてステム202が進む動きの量は、摩擦が増加するのに伴って変化すること、または、より一層変わりやすくなることがある。たとえば、第1の摩擦の量で、ステム202は、アクチュエータ204によってステム202に印加された第1の力の量に応じて約0.50インチの距離だけ動くことがある。しかし、摩擦が第1の摩擦の量より大きい第2の摩擦の量まで増加した場合、ステム202の動きの量は、後続の動作サイクルの間に第1の力の量に応じて、たとえば、約0.35インチと約0.50インチとの間で変動する。
いくつかの実施例では、プロセス制御機器200とアクチュエータ204との摩擦によって影響を受ける運動特性のうちの1つは、ステム202の動きの応答性である。このような実施例では、摩擦が増加するのに伴って、アクチュエータ204によってステム202に与えられた力に応じてステム202を初期的に動かすための時間は、後続の動作サイクルの間に増大する。たとえば、第1の摩擦の量で、ステム202は、第1の力の量がステム202に印加された後に第1の時間の量だけ初期的に動くことができる。第2の摩擦の量で、ステム202は、第1の力の量がステム202に印加された後に第1の時間の量より大きい第2の時間の量だけ初期的に動くことができる。いくつかの実施例では、摩擦が第1の摩擦の量から第2の摩擦の量まで増加するとき、ある距離(たとえば、1インチ)に亘ってステム202を動かすための時間は、たとえば、第1の力の量がステム202
に印加されたときに増加する(すなわち、ステム202は、よりゆっくり動く)。
図3〜4は、本出願において開示された方法例を表すフローチャートである。図3〜4の方法例の一部または全部は、プロセッサ、コントローラ104および/またはその他の適当なプロセッシング機器によって実行されることがある。いくつかの実施例では、図3〜4の方法例の一部または全部は、プロセッサに関連付けられた、フラッシュメモリ、ROMおよび/またはランダム・アクセス・メモリRAMのような有形のマシンアクセス可能または読み取り可能な媒体に記憶された、符号化された命令の中に埋め込まれる。代替的に、図3から4の方法例の一部または全部は、特定用途向け集積回路(群)(ASIC(群))、プログラマブル・ロジック・デバイス(群)(PLD(群))、フィールド・プログラマブル・ロジック・デバイス(群)(FPLD(群))、ディスクリート・ロジック、ハードウェアと、ファームウェアなどの何らかの組み合わせ(群)を使用して実施されることがある。さらに、図3〜4に描かれた演算のうちの1つ以上は、手動で、または、上記技術のうちのいずれかの何らかの組み合わせ、たとえば、ファームウェア、ソフトウェア、ディスクリート・ロジックおよび/またはハードウェアの何らかの組み合わせとして実施されることがある。さらに、方法例は、図3〜4に例示されたフローチャートに関連して説明されているが、方法例を実施する多くのその他の方法が利用されることがある。たとえば、ブロックの実行の順序は、変更されることがあり、および/または、説明されたブロックの一部は、変更、削除、分割、または結合されることがある。付加的に、図3〜4の方法例のいずれかまたは全部は、順番に実行されること、および/または、たとえば、別個のプロセッシングスレッド、プロセッサ、デバイス、ディスクリート・ロジック、回路などによって並列に実行されることがある。
図3〜4の以下の方法例は、リニアバルブおよびリニアアクチュエータ204に関連して説明されているが、その他の方法例が、たとえば、スロットルバルブ、アイソレーションバルブ、ロータリーバルブ、および/または、その他のプロセス制御機器といった、リニアアクチュエータまたはロータリーアクチュエータによって作動されたその他のプロセス制御機器を使用して実施されることがある。
図1および2に関連して、図3の方法またはプロセス例300は、アクチュエータ204とアクチュエータ204によって作動されたプロセス制御機器200との摩擦に対応する値を決定することにより始まる(ブロック302)。一部の実施例では、摩擦に対応する値を決定することは、第1の位置から第2の位置へのステム202の運動中に、第1の位置にあるステム202にアクチュエータ204によって印加された力と第2の位置にあるステム202にアクチュエータ204によって印加された力との間の差を決定することを含む。アクチュエータ204によって与えられた第1および第2の力は、プロセス制御機器200が稼働中または非稼働中であるときにDVC206によって決定されることがある。
ブロック304で、アクチュエータ204を介するプロセス制御機器200の動作への摩擦の影響を示す値は、摩擦に対応する値および所定の値に基づいて決定される。いくつかの実施例では、プロセス制御機器200の動作への摩擦の影響は、アクチュエータ204によってステム202に印加された力に応じたステム202の運動特性の変化または低下である。たとえば、プロセス制御機器200を作動させるために、DVC206は、(たとえば、空気圧信号を介して)コマンドをアクチュエータ204に送出し、このアクチュエータは、コマンドに基づいて力をステム202に与える。運動特性は、アクチュエータ204によって与えられた力に応じたステム202の動きの感度、精密さ、または応答性であることがある。摩擦が動作中に増加または減少する場合、動作への摩擦の影響は、アクチュエータ204によって与えられた力に応じたステム202の動きの感度、精密さ、および/または応答性の増加または減少であることがある。
例示された実施例では、所定の値は、推定力である。ロータリーアクチュエータを使用して実施された、いくつかの実施例では、所定の値は、推定トルクである。推定力またはトルクは、アクチュエータ204の推定最大力またはトルクと、作用(たとえば、流れ制御部材を動かすこと、流れ制御部材およびシールを密封係合または係合解除することなど)を行うためのアクチュエータ204の推定力またはトルクとの間の差であることがある。アクチュエータ204の推定最大力またはトルクは、たとえば、利用可能な供給圧力、アクチュエータ実効面積、レバーアーム長さ、ステム202の最大剪断強度および/またはその他の特性といった、アクチュエータ204、ステム202および/またはプロセス制御システム100の特性に基づいて決定される。作用を行うためのアクチュエータ204の推定力またはトルクは、推定プロセス条件(たとえば、推定バルブ入口圧力、推定バルブ出口圧力)、および/または、たとえば、所望のシャットオフ分類、ステム行程距離などのような作用の特性に基づいて決定されることがある。
プロセス制御機器200の動作への摩擦の影響を示す値は、たとえば、比率によって摩擦に対応する値を推定力と比較することにより決定されることがある。摩擦に対応する値に対する推定力の比率は、たとえば、ステム202がアクチュエータ204を介してステム202に印加された第1の力の量に応じて起こり得る全ステム行程の0.25パーセントに対応する距離だけ動かすことを指示することがある15に等しいことがある。しかし、比率が続いて5に等しい場合、この比率は、運動特性が低下したことを指示することがある。たとえば、5に等しい比率は、ステム202が第1の力の量より大きい第2の力の量に応じて起こり得る全ステム行程の0.25パーセントに対応する距離だけ動くことを指示することがある。
ブロック306で、摩擦の影響を示す値が摩擦の影響が所定のレベルに達したことを指示するか否かが決定される。たとえば、所定のレベルは、15以下である比率によって指定されることがある。この値が摩擦の影響が所定のレベルに達したことを指示する場合、警告メッセージが送出される(ブロック308)。たとえば、DVC206および/またはコントローラ104は、比率が15以下である場合、警告メッセージを生成し、ワークステーション108に送出する。
値が摩擦の影響が所定のレベルに達していないことを指示する場合、摩擦の影響を示す値の変化の度合いが決定される(ブロック310)。いくつかの実施例では、摩擦の影響を示す値の変化の度合いを決定することは、ブロック304で決定された摩擦の影響を示す値と、摩擦の影響を示す1つ以上の値とに基づいている。たとえば、動作中に、プロセス制御機器200は、アクチュエータ204がステム202を介してプロセス制御機器200を作動させる(たとえば、ステム202を動かすために力を出力する)複数の動作サイクルを受けることがある。DVC206および/またはコントローラ104は、動作サイクルの各々に対して、力出力の頻度および力出力に対応する摩擦の影響を示す値を決定すること、および/または、テーブルまたはデータベースに登録することがある。ブロック306で、ブロック304で決定された摩擦の影響を示す値が所定のレベルに達していない場合、ブロック310で、頻度、ブロック304で決定された値、およびテーブルまたはデータベースからの値は、摩擦の影響を示す値の変化の度合いを決定するために使用されることがある。たとえば、約5時間に亘る力出力に対応して、テーブルまたはデータベースからの値は、18.5、18.4、18.3、および18.15であることがあり、ブロック304で決定された値は、18.0であることがある。その結果として、DVC206またはコントローラ104は、力出力の頻度が毎時1回であり、値の変化の度合いが毎時約0.1であることを決定する。
変化の度合いおよび摩擦の影響を示す値に基づいて、この値が摩擦の影響が所定のレベ
ルに達したことを指示するまでの残り時間が決定される(ブロック312)。たとえば、値が18である場合、値の変化の度合いが毎時0.1であり、所定のレベルが15に等しい値によって指示される場合、この値が摩擦の影響が所定のレベルに達することを指示するまでの残り時間は、30時間である。
ブロック314で、時間が所定の時間以下であるか否かが決定される。時間が所定の時間より長い場合、方法例300は、ブロック302に戻る。時間が所定の時間以下である場合、警告メッセージが送出される(ブロック308)。たとえば、DVC206および/またはコントローラ104は、時間が1日以下、および/または、その他の適当な時間以下である場合、警告メッセージを生成し、ワークステーション108に送出する。
図4は、本出願において開示された別の方法例を表すフローチャートである。図1および2に関連して、図4の方法またはプロセス例400は、プロセス制御機器200と、ステム202を介してプロセス制御機器200に動作的に結合されているアクチュエータ204との摩擦に対応する値を決定することにより始まる(ブロック402)。いくつかの実施例では、摩擦に対応する値を決定することは、第1の位置から第2の位置へのステム202の運動中に、第1の位置にあるステム202にアクチュエータ204によって印加された力と第2の位置にあるステム202にアクチュエータ204によって印加された力との間の差を決定することを含む。アクチュエータ204によって与えられた第1および第2の力は、プロセス制御機器200が稼働中または非稼働中であるときにDVC206によって決定されることがある。
ブロック404で、摩擦に対応する力に基づいて、ステム202を介してプロセス制御機器200を作動させるためのコマンドに対するアクチュエータ204の応答を示す値が決定される。いくつかの実施例では、アクチュエータの応答を示す値は、アクチュエータ204によってステム202に印加された力に応じたステム202の運動特性に対応する。運動特性は、ステム202の動きの感度、精密さ、または応答性であることがある。たとえば、DVC206は、プロセス制御機器200を作動させるために(たとえば、空気圧信号を介して)コマンドをアクチュエータ204に送出する。このコマンドに基づいて、アクチュエータ204は、力をステムに印加する。摩擦が動作中に増加または減少する場合、ステム202の感度、精密さ、および/または応答性は、アクチュエータ204によってステム202に印加された力に応じて増加または減少することがある。その結果として、プロセス制御機器200を作動させるためのコマンドに対するアクチュエータ204の応答は、変化または低下することがある。たとえば、摩擦が増加する場合、アクチュエータ204を介してステム202を命令された位置へ動かすための力は、増加することがある。
いくつかの実施例では、アクチュエータ204の応答を示す値を決定することは、摩擦に対応する力を推定力またはトルクと比較することを含む。推定力またはトルクは、アクチュエータ204の推定最大力またはトルクと、作用(たとえば、流れ制御部材を動かすこと、流れ制御部材およびシールを密封係合または係合解除することなど)を行うためのアクチュエータ204の推定力またはトルクとの間の差であることがある。アクチュエータ204の推定最大力またはトルクは、たとえば、利用可能な供給圧力、アクチュエータ実効面積、レバーアーム長さ、ステム202の最大剪断強度および/またはその他の特性といった、アクチュエータ204、ステム202、および/または、プロセス制御システム100の特性に基づいて決定される。作用を行うためのアクチュエータ204の推定力またはトルクは、推定プロセス条件(たとえば、推定バルブ入口圧力、推定バルブ出口圧力)、および/または、たとえば、所望のシャットオフ分類、ステム行程距離などといった作用の特性に基づいて決定されることがある。
いくつかの実施例では、摩擦に対応する力は、比率を使用して推定力と比較される。たとえば、摩擦に対応する値に対する推定力の比率は、たとえば、アクチュエータ204が第1の力の量を印加することにより起こり得る全ステム行程の0.25パーセントに対応する距離だけステム202を動かすためのコマンドに応答することがあることを指示することがある15に等しいことがある。しかし、比率が続いて5に等しい場合、この比率は、アクチュエータ204の応答が低下したことを指示することがある。たとえば、5に等しい比率は、アクチュエータ204および/またはプロセス制御機器200の摩擦が増加したこと、そして、アクチュエータ204が第1の力の量より大きい第2の力の量をステム202に印加することにより起こり得る全ステム行程の0.25パーセントに対応する距離だけステム202を動かすためのコマンドに応答することを指示することがある。
ブロック406で、アクチュエータ204の応答を示す値がアクチュエータ204の応答が所定のレベル以下に低下したことを指示するか否かが決定される。たとえば、所定のレベルは、15に等しい比率によって指示されることがある。この値がアクチュエータ204の応答が所定のレベル以下に低下したことを指示する場合、警告メッセージが送出される(ブロック408)。たとえば、DVC206および/またはコントローラ104は、比率が15以下である場合、警告メッセージを生成し、ワークステーション108に送出する。
この値がアクチュエータ204の応答が所定のレベル以下に低下していないことを指示する場合、アクチュエータ204の応答を示す値の変化の度合いが決定される(ブロック410)。いくつかの実施例では、アクチュエータ204の応答を示す値の変化の度合いを決定することは、ブロック404で決定されたアクチュエータ204の応答を示す値とアクチュエータ204の応答を示す1つ以上の値とに基づいている。たとえば、動作中に、プロセス制御機器200は、アクチュエータ204が力をステム202に出力する複数の動作サイクルを受けることがある。DVC206および/またはコントローラ104は、動作サイクルの各々に対して、力出力の頻度および力出力に対応するアクチュエータ204の応答を示す値を決定すること、および/または、テーブルまたはデータベースに登録することがある。ブロック406で、この値がブロック404で決定されたアクチュエータ204の応答が所定のレベル以下に低下していないことを指示する場合、ブロック410で、頻度、ブロック404で決定された値、およびテーブルまたはデータベースからの値がアクチュエータ204の応答を示す値の変化の度合いを決定するために使用されることがある。たとえば、約5時間に亘る力出力に対応して、テーブルまたはデータベースからの値は、16.5、16.4、16.3、および16.15であることがあり、ブロック404で決定された値は、16.0であることがある。その結果として、DVC206またはコントローラ104は、力出力の頻度が毎時1回であり、値の変化の度合いが、従って、毎時約0.1であることを決定する。
変化の度合い、および、ブロック404で決定されたアクチュエータ204の応答を示す値に基づいて、この値がアクチュエータ204の応答が所定のレベル以下に低下したことを指示するまでの残り時間が決定される(ブロック412)。たとえば、この値が16であり、この値の変化の度合いが毎時0.1であり、所定のレベルが15に等しい値によって指示される場合、この値がアクチュエータ204の応答が所定レベルに低下したことを指示するまでの残り時間は、10時間である。
ブロック414で、時間が所定の時間以下であるか否かが決定される。この時間が所定の時間より長い場合、方法例400は、ブロック402に戻る。時間が所定の時間以下である場合、警告メッセージが送出される(ブロック408)。たとえば、DVC206および/またはコントローラ104は、時間が1日以下および/またはその他の適当な時間以下である場合、警告メッセージを生成し、ワークステーション108に送出する。
ある種の方法例および装置例が本出願において説明されているが、本特許の対象範囲は、これらに限定されない。それどころか、本特許は、文言通りに、または、均等論の下で特許請求の範囲に適正に含まれる方法、装置および製品全てを対象とする。
本開示の末尾の要約は、読み手が技術的開示内容の要旨を迅速に解明できるように米国特許規則セクション1.72(b)を遵守して記載されている。要約は、請求項の範囲または意味を解釈または限定するために使用されることがない、という理解の下で提出される。

Claims (20)

  1. プロセス制御機器とステムまたはシャフトを介して前記プロセス制御機器に動作的に結合されたアクチュエータとの摩擦に対応する力またはトルクを決定する工程と、
    前記摩擦に対応する前記力またはトルクに基づいて前記ステムまたはシャフトを介して前記プロセス制御機器を作動させるためのコマンドに対する前記アクチュエータの応答を示す値を決定する工程と、
    を備える方法。
  2. 前記アクチュエータの前記応答を示す前記値を決定する工程は、前記摩擦に対応する前記力またはトルクを推定力またはトルクと比較する工程を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記推定力またはトルクは、前記アクチュエータの推定最大力またはトルクと作用を行うための前記アクチュエータの推定力またはトルクとの間の差に基づいている、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記アクチュエータの前記応答を示す前記値は、前記アクチュエータによって前記ステムまたはシャフトに印加された力またはトルクに応じた前記ステムまたはシャフトの運動特性に対応している、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記運動特性は、感度である、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記運動特性は、精密さである、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記運動特性は、応答性である、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記値が前記アクチュエータの前記応答が所定のレベル以下に低下したことを指示するときに警告メッセージを送出する工程をさらに備える、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記摩擦に対応する前記力またはトルクを決定する工程は、第1の位置から第2の位置への前記ステムまたはシャフトの運動中に、前記第1の位置にある前記ステムまたはシャフトに前記アクチュエータによって印加された力またはトルクと前記第2の位置にある前記ステムまたはシャフトに前記アクチュエータによって印加された力またはトルクとの間の差を決定する工程を備える、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. アクチュエータと前記アクチュエータによって作動されたプロセス制御機器との摩擦に対応する値を決定する工程と、
    前記摩擦に対応する前記値および所定の値に基づいて前記アクチュエータを介する前記プロセス制御機器の動作への前記摩擦の影響を示す値を決定する工程と、
    を備える方法。
  11. 前記摩擦に対応する前記値を決定する工程は、第1の位置から第2の位置へのステムまたはシャフトの運動中に、前記第1の位置にある前記ステムまたはシャフトに前記アクチュエータによって印加された力またはトルクと前記第2の位置にある前記ステムまたはシャフトに前記アクチュエータによって印加された力またはトルクとの間の差を決定する工程を備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記プロセス制御機器の前記動作への前記摩擦の前記影響は、前記アクチュエータによ
    ってステムまたはシャフトに印加された力またはトルクに応じた前記プロセス制御機器の前記ステムまたはシャフトの動きの感度の増加または減少である、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記プロセス制御機器の前記動作への前記摩擦の前記影響は、前記アクチュエータによってステムまたはシャフトに印加された力またはトルクに応じた前記プロセス制御機器の前記ステムまたはシャフトの動きの精密さの減少である、請求項10から12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記プロセス制御機器の前記動作への前記摩擦の前記影響は、前記アクチュエータによってステムまたはシャフトに印加された力またはトルクに応じた前記プロセス制御機器の前記ステムまたはシャフトの動きの応答性の増加または減少である、請求項10から13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記所定の値は、前記アクチュエータの最大力またはトルクと作用を行うための前記アクチュエータの力またはトルクとの間の差である、請求項10から14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記摩擦の前記影響を示す前記値が前記摩擦の前記影響が所定のレベルに達したことを指示するときに警告メッセージを送出する工程をさらに備える、請求項10から15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記摩擦の前記影響を示す前記値の変化の度合いを決定する工程をさらに備える、請求項10から16のいずれかに記載の方法。
  18. 前記変化の度合いを決定する工程は、前記アクチュエータの力またはトルク出力の頻度を決定する工程を備える、請求項10から17のいずれかに記載の方法。
  19. 実行されたときに、
    アクチュエータと前記アクチュエータによって作動されたプロセス制御機器との摩擦に対応する値を決定する工程と、
    前記摩擦に対応する前記値および所定の値に基づいて前記アクチュエータを介した前記プロセス制御機器の動作への前記摩擦の影響を示す値を決定する工程と、
    をマシンに行わせる、マシン読み取り可能な命令を記憶する有形製品。
  20. 前記プロセス制御機器の前記動作への前記摩擦の前記影響は、前記アクチュエータによってステムまたはシャフトに印加された力またはトルクに応じた前記プロセス制御機器の前記ステムまたはシャフトの運動特性の低下である、請求項19に記載の有形製品。
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