JP2018139020A - 自律移動装置および反射部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザレーダを1台のみ搭載した自律移動装置において、180°を越える範囲に存在する障害物(他の自律移動装置を含む)を適切に検出することのできる技術を提供する。【解決手段】レーザ光を略水平方向に射出し、射出したレーザ光が物体に反射した反射光を受光することで、180°よりも広い走査範囲に存在する物体を検知する検知センサと、前記検知センサと比べて広い幅を有する本体部と、前記本体部を搭載し、前記本体部を移動させる駆動装置と、前記検知センサの検知情報に基づいて、前記駆動装置による前記本体部の移動を制御する制御装置とを備えた自律移動装置であって、前記検知センサと同じ高さ位置に配置され、他の自律移動装置から射出されたレーザ光を反射するレーザ光反射部材を有し、同一直線上に延在する前記レーザ光反射部材の幅が、前記本体部の幅の50〜120%の範囲内である自律移動装置。【選択図】図1

Description

本発明は、自律移動装置および反射部材に関する。
従来、周囲環境に存在する障害物を検出し、環境地図を更新しながら動的に移動ルートを更新する自律移動装置が知られている。障害物を検出する手段としては、たとえば、レーザ光(検知波)を水平方向に射出し、射出したレーザ光が物体に反射した反射光を受光することで、物体を走査するレーザレーダ(たとえばLiDAR:Light Detection And Ranging)が知られている。
たとえば、特許文献1では、半円状(180°)の検知領域(走査範囲)にレーザ光を射出することで、この半円状の検知領域に存在する物体を検知するレーザレンジファインダ(レーザレーダ)を備える自律移動装置が開示されている。
近年、360°回転して全方位を走査するレーザレーダも提案されている(たとえば、非特許文献1)。
特開2014−186695号公報
http://www.slamtec.com/
複数台の自律移動装置を走行させて所定の搬送作業を行わせたいというニーズがある。自律移動装置の移動ルートを迅速に変更するためには、180°を越える範囲に存在する障害物(他の自律移動装置を含む)を検出することが効果的である。
たとえば、特許文献1では、1台のレーザレーダで半円状(180°)の検知領域しか物体を検知できないため、前方と後方にレーザレーダを1台ずつ配置して、全方位(360°)における物体の検知を行っている。
しかしながら、自律移動装置の台数が増えるとコストも倍増するため、高価な部品の使用個数を減らすことで自律移動装置の価格を下げたいという課題がある。
製造コストを削減するためには、レーザレーダのような高価な部品数を減らすことが効果的であるが、特許文献1においてレーザレーダを1台にしてしまうと、物体を検知できない死角が180°となってしまい、周囲の物体を適切に検知できない場合がある。その結果、複数台の自律移動装置を走行させた場合に、自律移動装置同士が衝突してしまうおそれが生じることとなる。
本発明は、レーザレーダを1台のみ搭載した自律移動装置において、180°を越える範囲に存在する障害物(他の自律移動装置を含む)を適切に検出することのできる技術を提供することを目的とする。
発明者は、360°回転して水平方向を全方位走査するレーザレーダを用いることで、高価な部品の使用数を減らしながら180°を越える範囲に存在する障害物(他の自律移動装置を含む)を検出することを試みた。たとえば、幅の広い本体部(胴部)の上に、幅の狭いレーザーレーダ(頭部)を搭載した自律移動装置によれば、360°の範囲に存在する障害物を検出することができる。しかしながら、水平方向に射出されたレーザ光により他の自律移動装置が検出された場合、レーザレーダの大きさの障害物があると誤認識し、衝突するという問題が発生した。レーダレーダは、同じ高さにある他の自律移動装置のレーダレーザまでの距離を自律移動装置間の距離として検知するが、本体部はレーザレーダと比べて幅が広いため、本体部同士の距離は、レーザレーダ同士の距離よりも短くなる。その結果、自律移動装置間の距離(レーザレーダ間の距離)が十分にあると判断し、他の自律移動装置と衝突してしまう場合があるためであった。なお、水平方向(二次元方向)ではなく、三次元方向で物体を走査するレーザレーダも知られているが、このようなレーザレーダは水平方向の物体を走査するレーザレーダと比べてコストが大幅に増大するという問題があり、水平方向(二次元方向)の物体を走査するレーザレーダを用いて、他の自律移動装置と衝突してしまうことを抑制可能な自律移動装置が望まれていた。
そこで、上記課題を解決すべく、本発明は以下の技術手段を備える。
本発明に係る自律移動装置は、レーザ光を略水平方向に射出し、射出したレーザ光が物体に反射した反射光を受光することで、180°よりも広い走査範囲に存在する物体を検知する検知センサと、前記検知センサと比べて広い幅を有する本体部と、前記本体部を搭載し、前記本体部を移動させる駆動装置と、前記検知センサの検知情報に基づいて、前記駆動装置による前記本体部の移動を制御する制御装置とを備えた自律移動装置であって、前記検知センサと同じ高さ位置に配置され、他の自律移動装置から射出されたレーザ光を反射するレーザ光反射部材を有し、同一直線上に延在する前記レーザ光反射部材の幅が、前記本体部の幅の50〜120%の範囲内である。
前記自律移動装置において、前記レーザ光反射部材は、第1の方向に延在する第1の反射面と、第2の方向に延在する第2の反射面とを備えるように構成することができる。
前記自律移動装置において、前記第1の反射面と前記第2の反射面とが、60°〜120°の角度を構成するように配置されているように構成することができる。
前記自律移動装置において、前記自律移動装置を正面から見た場合に、前記レーザ光反射部材の幅が前記本体部の幅と略同一となるように、前記レーザ光反射部材を構成することができる。
前記自律移動装置において、前記自律移動装置を側面から見た場合に、前記レーザ光反射部材の幅が前記本体部の幅と60〜80%となるように、前記レーザ光反射部材を構成することができる。
前記自律移動装置において、前記検知センサは、平面視において前記本体部の中心よりも前方に偏って配置されているように構成することができる。
前記自律移動装置において、前記検知センサは、360°回転走査が可能なレーザレンジファインダであるように構成することができる。
本発明に係るレーザ光反射部材は、レーザ光を略水平方向に射出し、射出したレーザ光が物体に反射した反射光を受光することで、180°よりも広い走査範囲に存在する物体を検知する検知センサと、前記検知センサと比べて広い幅を有する本体部と、前記本体部を搭載し、前記本体部を移動させる駆動装置と、前記検知センサの検知情報に基づいて、前記駆動装置による前記本体部の移動を制御する制御装置とを備える自律移動装置に着脱可能なレーザ光反射部材であって、第1の方向に延在する第1の反射面と、第2の方向に延在する第2の反射面とを備え、前記第1の反射面と前記第2の反射面とが、60°〜120°の角度を構成するように配置されており、前記第1の反射面と前記第2の反射面とにより構成される先端部の近傍に、前記レーザ光反射部材の幅よりも幅狭である前記検知センサを配置して使用される。
本発明によれば、レーザレーダを1台のみ搭載した自律移動装置において、180°を越える範囲に存在する障害物(他の自律移動装置を含む)を適切に検出することができる技術を提供することが可能となる。
本実施形態に係る自律移動装置の斜視図である。 本実施形態に係る自律移動装置の正面図である。 本実施形態に係る自律移動装置の側面図である。 本実施形態に係るレーザレーダおよびレーザ光反射部材の平面図である。 本実施形態に係る自律移動装置の機能を示すブロック図である。 比較例の自律移動装置の動作を説明するための図である。 本実施形態に係る自律移動装置の動作を説明するための図である。 他の実施形態に係るレーザレーダおよびレーザ光反射部材の平面図である。 他の実施形態に係るレーザレーダおよびレーザ光反射部材の平面図である。
以下に、図を参照して、本発明の実施形態に係る自律移動装置を説明する。本実施形態に係る自律移動装置1は、倉庫内の決められた集荷場所まで自律移動し、集荷場所において作業者に商品を自律移動装置が備える収納スペースに収納してもらい、その後、目的の場所まで自律移動して商品の運搬を行うことで、作業者の棚卸を支援する装置である。なお、以下においては、自律移動装置1が他の自律移動装置1との衝突を回避する動作を説明するために、複数の自律移動装置1を、本自律移動装置1aおよび他の自律移動装置1bと分けて説明する場合もある。
図1は、本実施形態に係る自律移動装置の斜視図、図2は、本実施形態に係る自律移動装置の正面図、図3は、本実施形態に係る自律移動装置の側面図である。また、図4は、レーザレーダおよびレーザ光反射部材の平面図である。図5は、本実施形態に係る自律移動装置の機能を示すブロック図である。
本実施形態に係る自律移動装置1は、図1に示すように、レーザレーダ10と、レーザ光反射部材20と、本体部30と、駆動部40と、制御部50とを備える。
レーザレーダ(レーザレンジファインダ)10は、レーザ光を射出し、射出したレーザ光が物体に反射した反射光を受光することで、物体の位置(物体が存在する方角および物体までの距離)を検知する。レーザレーダ10は、レーザ光を射出する射出部11と、射出したレーザ光の反射光を受光する受光部12とを備える。射出部11と受光部12とは同一水平面上に並んで配置されており、射出部11から水平方向にレーザ光を射出し、水平方向にある物体からの反射光を受光部12で受光する。レーザレーダ10は、図5に示すように、後述する制御部50と電気的に接続しており、制御部50の制御により、射出部11からレーザ光を射出する。また、レーザレーダ10は、受光部12が反射光を受光した場合に、反射光が飛来した方角と、レーザ光の射出から反射光の受光までの時間とを制御部50に送信する。これにより、制御部50は、物体が存在する方角と物体までの距離とを決定することができる。
本実施形態に係る自律移動装置1では、製造コスト削減のため、水平方向の物体検出手段として1台のレーザレーダ10のみを備えている。1台のレーザレーダ10のみで周囲の物体を検知する場合、死角となる範囲が広すぎると、死角に存在する物体を検知することができず、その結果、自律移動を行った場合に、周囲の物体に衝突してしまうおそれがある。そのため、本実施形態のレーザレーダ10では、180°よりも広い範囲とすることが好ましく、例えば200°〜350°の範囲、より好ましくは240°〜300°の範囲で物体を検知する。
具体的には、レーザレーダ10は、回転部13を有し、回転部13の上に射出部11および受光部12が搭載されている。回転部13は、水平面上を360°回転することができ、これにより、射出部11および受光部12も水平面上を360°回転することができる。その結果、レーザレーダ10は、全方位(360°)においてレーザ光の射出と反射光の受光とを行うことができ、全方位(360°)において物体を検知することが可能となっている。
本実施形態に係るレーザレーダ10は、全方位において物体を検知することが可能となっているが、図4に示すように、進行方向(X軸正方向)を含む角度θ1(180°<θ1<360°)の範囲を走査し、自律移動装置1の後方(X軸負方向)を含む角度θ2(θ2=360°−θ1)の範囲(非検知範囲)においては物体の検知を行わないような制御を制御部50のソフトウェアにより行っている。ただし、先端部に設けられた開口24を通過する反射光に基づき、物体を検知する仕様としてもよい。
また、レーザレーダ10は、例えば、SLAMTEC社のRPLIDAR A2を使用することができ、1秒間に2〜10回転の速度(2〜10Hz)で回転することができ、775〜795nmの波長のレーザ光を射出し、サンプリング間隔は500ns以下である。さらに、レーザレーダ10は、レーザレーダ10から半径8〜16メートルの距離にある物体を検知可能となっている。なお、レーザレーダ10の回転速度や検知距離は、使用する製品の仕様により適宜変更される。
レーザ光反射部材20は、他の自律移動装置1bが射出したレーザ光を反射することで、他の自律移動装置1bに本自律移動装置1aを検知させるための部材である。レーザ光反射部材20の素材は、例えば、樹脂や塗装された金属により構成されるが、レーザ光を一定の反射率以上で反射できるものであれば、特に限定されない。たとえば、木材を用いてレーザ光反射部材20を構成してもよい。一方、鏡はレーザ光を乱反射する場合があるためレーザ光反射部材20の素材としては適していない。さらに、レーザレーダ10の性能にもよるが、光を吸収する黒色の素材もレーザ光反射部材20の素材としては好ましくない。
レーザ光反射部材20は、レーザレーダ10から、レーザ光の射出方向に向かって延在する2つの反射面を備えた板状部材であり、右羽21および左羽22を有する。図1〜4に示すように、レーザ光反射部材20とレーザレーダ10とは、平面からなる板状の載置部材の上面に配置されており、同じ高さ位置に設置されている。右羽21の外側面である第1の反射面および左羽22の外側面である第2の反射面は、いずれも平面からなる。これにより、他の自律移動装置1bのレーザレーダ10から射出されたレーザ光は、本自律移動装置1aのレーザ光反射部材20に反射し、他の自律移動装置1bのレーザレーダ10に受光される。その結果、他の自律移動装置1bは、本自律移動装置1aが周囲に存在することを検知することができる。また、右羽21および左羽22は、図4に示すように、レーザレーダ10の近傍からレーザ光の射出方向に向かって延在することで、レーザレーダ10から射出されたレーザ光がレーザ光反射部材20で遮蔽される範囲を小さくすることができ、レーザレーダ10の死角を小さくすることができる。
また、レーザ光反射部材20では、右羽21と左羽22とが、連結部23を介して連結している。連結部23は、右羽21と左羽22とを上方および下方で連結する構成としてもよいし、開口24を遮蔽することで連結力を強化してもよい。なお、連結部23は、右羽21および左羽22を補強するための部材であり、連結部23を備えない構成とすることもできる。
さらに、レーザ光反射部材20は、図1に示すように、右羽21、左羽22、および連結部23で囲われた開口24を有する。同一直線上に延在するレーザ光反射部材20の幅が、本体部30の幅の50〜120%(好ましくは90〜110%)の範囲内とした場合には、右羽21か左羽22のいずれか一方のみを備える構成とすることもできる。
図4に示すように、右羽21および左羽22はハの字(略Vの字)に配置されている。具体的には、右羽21と左羽22とは、レーザレーダ10の中心線Cを挟んで左右対称に配置されており、右羽21と左羽22との間の狭角θ2は、180°未満、好ましくは60°〜120°とされる。本実施形態では、右羽21と左羽22との間の狭角θ2が非検知範囲となっており、レーザレーダ10により物体の検知が行われない。たとえば、制御部50が、非検知範囲における受光データを除いて物体検知処理を行うことで、あるいは、非検知範囲においてレーザレーダ10にレーザ光の射出を行わせないことで、非検知範囲における物体の検知を行わない構成とすることができる。これにより、自律移動装置1の後方(X軸負方向)に作業者が立って作業を行う場合に作業者を回避対象として認識してしまうことを有効に防止することができる。また、非検知範囲を設けることで、制御部50のデータ処理量を低減させることができるため、物体の検知が必要な検知範囲(角度θ1の範囲)において精度のより高い物体検知が可能となる。
また、本実施形態に係るレーザ光反射部材20は、以下のように構成される。すなわち、図4に示すように、右羽21のレーザレーダ10側の端部211がレーザレーダ10の右端位置P1に位置し、右羽21のレーザレーダ10側と反対側の端部212が本体部30の右隅位置P2に位置するように、右羽21が構成される。同様に、左羽22のレーザレーダ10側の端部221がレーザレーダ10の左端位置P3に位置し、左羽22のレーザレーダ10側と反対側の端部222が本体部30の左隅位置P4に位置するように、左羽22が構成される。これにより、図4に示すように、自律移動装置1を進行方向(X軸正方向側)から見た場合に、レーザ光反射材20のレーザレーダ10側の側面の幅(開口24の幅)はレーザレーダ10の直径と略同一のW2aとなり、レーザ光反射材20のレーザレーダ10側と反対側の側面の幅(P2とP4とを結ぶ幅)は本体部30の幅と略同一のW1aとなる。
このように、自律移動装置1の進行方向(X軸正方向側)から見た場合の、レーザ光反射部材20の幅W1aと本体部30の幅とを略同一の幅とすることで、本自律移動装置1aの前方に他の自律移動装置1bが存在する場合には、レーザ光反射部材20により本体部30の幅と略同一の幅の範囲においてレーザ光を反射することができる。これにより、他の自律移動装置1bに、本体部30の幅と略同一の幅の物体が周囲に存在することを検知させることができ、本自律移動装置1aと他の自律移動装置1bとが正面衝突してしまうことを有効に防止することができる。なお、本実施形態では、レーザ光反射部材20の幅W1aと本体部30の幅とを略同一の幅とする構成を例示したが、これに限定されず、レーザ光反射部材20の幅W1aを本体部30の幅の50〜120%とすることができる。レーザ光反射部材20の幅Wa1が本体部30の幅の50%未満とした場合には、他の自律移動装置1bに本自律移動装置1aの幅を適切に把握させることができず、すれ違いに自律移動装置1同士が接触してしまう可能性が大きくなり、また、レーザ光反射部材20の幅Wa1が本体部30の幅の120%よりも大きい場合には、レーザ光反射部材20の右羽21および左羽22が本体部30よりも外側に突出することとなり、自律移動装置1の自律移動を阻害してしまうことがある。なお、自律移動装置1を、周囲の物体から一定距離(一定マージン)以上離れて走行する設定としてもよいが、自律移動装置1の姿勢を認識せずにマージンを設定すると移動可能空間が狭くなり、ルーティングの柔軟性が損なわれるというデメリットが生じることとなるので、レーザ光反射部材20を設ける方が有利である。
さらに、右羽21および左羽22は、図4に示すように、自律移動装置1の側面(Y軸方向側)から見た場合の、右羽21および左羽22の長さW3bが、本体部30の長さの50〜90%、より好ましくは60〜80%となるように構成される。これにより、本自律移動装置1aの側面に他の自律移動装置1bが存在する場合も、他の自律移動装置1bは本自律移動装置1aの本体部30の幅に近いW3bの幅の物体が存在することを検知することができるため、本自律移動装置1aの側面から他の自律移動装置1bが衝突してしまうことを有効に抑制することができる。
また、本実施形態では、図4に示すように、平面視において、レーザレーダ10が、本体部30の中心位置よりも前方(進行方向側)に偏在して配置される。これにより、右羽21および左羽22を本体部30よりも外側に大きく突出させることなく、右羽21および左羽22の長さを十分に確保することが可能となる。
本体部30は、レーザレーダ10が設置される筐体であって、レーザレーダ10およびレーザ光反射部材20の幅よりも広い幅を有する。本実施形態では、レーザレーダ10が本体部30の中段に設置されているが、この構成に限定されず、たとえば、本体部30の上部にレーザレーダ10を載置してもよいし、あるいは、本体部30の下部にレーダレーダ10を取り付けてもよい。本実施形態に係る自律移動装置1は、商品の搬送を行うため、本体部30に収納スペースを備えている。また、本実施形態に係る本体部30は、作業者が、収納すべき商品の情報を確認するためのディスプレイや操作部も備えている。なお、本実施形態では、商品の搬送を自律移動で行う自律移動装置1を例示しているが、本体部30は、レーザレーダ10およびレーザ光反射部材20の幅よりも広い幅を有するものであれば足りる。
駆動部40は、ベース、電源、モータおよびタイヤなどの部材を有し、ベースの上に搭載された本体部30を目的地まで移動させる。また、図5に示すように、駆動部40は、制御部50と接続しており、制御部50の制御により、駆動制御が行われる。本実施形態では、Yujin Robot社の自律走行ロボット開発用プラットフォームであるKobukiを採用した。
制御部50は、自律走行制御を行うプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)と、このROMに格納されたプログラムを実行することで、各機能を実行させる動作回路としてのCPU(Central Processing Unit)と、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)と、を備えるコンピュータである。本実施形態において、制御部50は、レーザレーダ10から受信した検知データに基づいて、自律移動装置1の周囲に存在する物体を検知し、検知した物体との衝突を回避するように本体部30の移動制御を行う。たとえば、制御部50は、レーザレーダ10から受信した検知データ(物体が存在する方角および距離)から、物体の座標位置を特定し、特定した物体の座標位置を回避するように、予め設定された目的地までの移動経路を算出する。そして、制御部50は、算出した移動経路上を自律移動装置1が走行するように、駆動部40に移動指示を行うことができる。
次に、図6および図7を参照して、本実施形態に係る自律移動装置1の動作について説明する。なお、図6は、比較例の自律移動装置(レーザ光反射部材20を備えない自律移動装置1)での動作例を示す図であり、図7は、本実施形態に係る自律移動装置1の動作例を示す図である。なお、図6および図7においては、レーザレーダ10および本体部30を示す平面概略図であり、相手側の自律移動装置1で反射されるレーザ光を実線で示し、相手側の自律移動装置1で反射されないレーザ光を破線で示す。また、比較的大きな白抜きの矢印は、自律移動装置1a,1bの移動経路を示す。
図6に示す例において、自律移動装置1a,1bはともにレーザ光反射部材20を有していない。そのため、自律移動装置1a,1bのレーザレーダ10から水平方向にレーザ光を射出すると、レーザ光は、同じ高さにある相手側のレーザレーダ10には反射するが、高さが低い本体部30では反射されずに本体部30の上を通過してしまう。そのため、レーザ光L1,L2は本体部30の上を通過し、その結果、本体部30が存在するにもかかわらず、レーザ光L1,L2の射出方向に物体が存在しないと判断する。これにより、自律移動装置1a,1bは、前方には相手側のレーザレーダ10に該当する物体のみが存在すると判断し、このまま直進しても相手側の自律移動装置1a,1bには衝突しないと判断し、直進を行う。しかしながら、図6に示すように、本体部30はレーザレーダ10に対して幅が広いため、自律移動装置1a,1bが直進することで、自律移動装置1aの本体部30aと、他の自律移動装置1bの本体部30bとが衝突してしまう。
一方、図7に示す例では、自律移動装置1a,1bはともにレーザ光反射部材20を有する。そのため、自律移動装置1a,1bのレーザレーダ10から水平方向にレーザ光を射出すると、レーザ光は、同じ高さ位置にある相手側のレーザレーダ10およびレーザ光反射部材20に反射する。図6に示す例では本体部30の上方を通過したレーザ光L1,L2も、図7に示す例では、レーザ光反射部材20に反射してレーザレーダ10に受光される。これにより、自律移動装置1a,1bは、前方に、レーザレーダ10およびレーザ光反射部材20の幅の物体が存在していると判断し、直進した場合にはこの物体と衝突する可能性があると判断し、図7に示すように、相手側の自律移動装置1a,1bを回避する移動制御を行う。
このように、本実施形態に係る自律移動装置1では、180°よりも広い走査範囲を走査するレーザレーダ10と、レーザレーダ10と同じ高さ位置にレーザ光反射部材20とを備えることで、他の自律移動装置1bから射出されるレーザ光を、本自律移動装置1aのレーザレーダ10およびレーザ光反射部材20で反射し、他の自律移動装置1bに本自律移動装置1aを検知させ易くすることができる。特に、回転走査するレーザレーダ10を1台のみを備える比較例の自律移動装置においては、レーザレーダと同じ高さ位置にレーザ光を遮蔽する遮蔽物を配置していないため、他の自律移動装置の本体部の幅を適切に検知できず、他のレーザレーダまでの距離を他の自律移動装置までの距離として検出していた。そのため、他の自律移動装置までの距離(レーザレーダ間の距離)が十分にあると判断して自律移動を行った場合に、自律移動装置の本体部同士が衝突してしまう場合があった。
これに対して、本実施形態では、レーザレーダ10と同じ高さ位置に、レーザ光の射出方向に向かって延在するレーザ光反射部材20を備えることで、本自律移動装置1aの死角を小さくしながらも、他の自律移動装置1bに、本自律移動装置1aの本体部30の幅と同程度の幅の物体が存在することを検知させることができ、本自律移動装置1aと他の自律移動装置1bとが衝突することを低減させることができる。また、本実施形態に係る自律移動装置1は、既存の自律移動装置に、比較的安価に作成できるレーザ光反射部材20を取り付けるだけで実現することができ、新たなプログラムを開発する必要はないため、システム開発にかかる莫大な費用や時間を削減することができる。さらに、本実施形態に係る自律移動装置1では、レーザレーダ10の走査範囲を180°よりも広い範囲としているため、1台のレーザレーダ10で、たとえば斜め後ろから近づく他の自律移動装置1bを検知することもでき、低コストで、自律移動装置1同士の衝突を低減することができる。
また、レーザレーダ10の走査範囲が180°よりも狭い場合には、障害物が自律移動装置1から離れている場合でも、そのことを認識できず、障害物が近くに存在すると判断して遠回りの走行経路で移動してしまうという場合があった。しかしながら、本実施形態に係る自律移動装置1では、レーザレーダ10の走査範囲を180°よりも広い範囲としたことで、障害物が自律移動装置1から離れた場合には障害物が離れたことを正しく認識することができ、最適な走行経路で移動することが可能となる。
さらに、本実施形態に係る自律移動装置1では、正面から見た場合には、レーザ光反射部材20の幅が本体部30の幅の50〜120%の範囲内となり、側面から見た場合には、レーザ光反射部材20の幅が本体部30の幅の50〜90%の範囲内となる。言い換えると、本実施形態に係る自律移動装置1では、いずれの方角から見た場合も、レーザ光反射部材20の幅が本体部30の幅の50〜120%の範囲内となるように、レーザ光反射部材20が構成されている。これにより、他の自律移動装置1bがいずれの方角に存在する場合でも、他の自律移動装置1bから射出されるレーザ光を、本自律移動装置1aの本体部30と同程度の幅(50〜120%、好ましくは80〜120%、より好ましくは90〜110%)において反射することができ、他の自律移動装置1bに本自律移動装置1aの本体部30の幅と同様の幅の物体が存在することを適切に検知させることができる。
さらに、本実施形態に係る自律移動装置1では、レーザレーダ10は、平面視において本体部30の中心よりも前方に偏って配置されている。これにより、自律移動装置1の側面から見て、レーザ光反射部材20の幅を本体部30の幅の50〜90%とするために、右羽21および左羽22の長さを長くする場合も、右羽21および左羽22が本体部30の外側に大きく突出してしまうことを有効に防止することができる。
加えて、本実施形態に係る自律移動装置1では、レーザ光反射部材20が、レーザレーダ10の近傍からレーザ光の射出方向に沿って延在することで、レーザ光反射部材20の幅を長くした場合でも、レーザレーダ10から射出されるレーザ光を遮蔽する範囲を小さくすることができ、レーザレーダ10の死角を小さくすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態例について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の記載に限定されるものではない。上記実施形態例には様々な変更・改良を加えることが可能であり、そのような変更または改良を加えた形態のものも本発明の技術的範囲に含まれる。
たとえば、上述した実施形態では、図4に示すように、右羽21のレーザレーダ10側と反対側の端部212が本体部30の右隅位置P2に位置し、左羽22のレーザレーダ10側と反対側の端部222が本体部30の左隅位置P4に位置するように、右羽21および左羽22を構成する構成を例示したが、この構成に限定されず、たとえば、図8(A)に示すように、右羽21のレーザレーダ10側と反対側の端部212を本体部30の右隅位置P2よりも進行方向側(X軸正方向側)の位置P5に位置し、左羽22のレーザレーダ10側と反対側の端部222を本体部30の左隅位置P4よりも進行方向側(X軸正方向側)の位置P6に位置するように、右羽21および左羽22を構成することができる。すなわち、図8(A)に示すように、右羽21から左羽22までの鋭角θ2を、図4に示す例よりも広くするとともに(たとえば60°から120°に変更するとともに)、右羽21および左羽22を、本体部30の左右両端から突出しないように、本体部30の左右両端の位置まで延伸するように、レーザ光反射部材20を構成することができる。この場合も、自律移動装置1の進行方向(X軸正方向側)から見た場合に、レーザ光反射部材20の幅W1aは、本体部30の幅と略同一の幅となり、自律移動装置1同士が正面衝突してしまうことを有効に防止することができる。
一方、図8(B)は、レーザ光反射部材20において、好ましくない構成を例示したものである。図8(B)に示す例では、右羽21および左羽22が本体部30の左右両端まで延びておらず、進行方向(X軸正方向側)から見た場合に、レーザ光反射部材20の幅が、本体部30の幅よりも短くなっている。この場合、他の自律移動装置1bが本自律移動装置1aの幅を適切に把握することができず、すれ違いなどに他の自律移動装置1bと本自律移動装置1aとが接触してしまう可能性がある。このように、進行方向(X軸正方向側)から見た場合のレーザ光反射部材20の幅は、本体部30の幅よりも短くすることはできるが、本体部30の幅よりも短くすることは好ましいとは言えない。
また、上述した実施形態では、進行方向(X軸正方向側)から見た場合に、レーザ光反射部材20の幅W1aが、本体部30の幅と略同一となる構成を説明したが、この構成に限定されず、たとえば、いずれかの方角から見た場合においても、レーザレーダ10およびレーザ光反射部材20の幅の合計W2が、本体部30の幅W3と略同一の幅となる構成とすることもできる。すなわち、図9に示すように、一の方角Dから見たレーザレーダ10およびレーザ光反射部材20の幅の合計をW2とし、同じ方角Dから見た本体部30の幅をW3とすると、レーザレーダ10およびレーザ光反射部材20の幅W2が、本体部30の幅W3と略同一となるように、レーザ光反射部材20の幅(右羽21および左羽22の水平方向における幅)が構成される。すなわち、図9に示すように、たとえば、自律移動装置1を正面(X軸正方向側)から見た場合のレーザレーダ10およびレーザ光反射部材20の幅W2aも、自律移動装置1を側面(Y軸正方向側)から見た場合のレーザレーダ10およびレーザ光反射部材20の幅W2bも、自律移動装置1を斜め前方から見た場合のレーザレーダ10およびレーザ光反射部材20の幅W2cも、それぞれ同じ方角から見た場合の本体部30の幅W2と略同一となるように、レーザ光反射部材20の幅(右羽21および左羽22の水平方向における幅)を設計することができる。これにより、他の自律移動装置1bがいずれの方角に存在する場合でも、他の自律移動装置1bに本自律移動装置1aの幅を適切に把握させることができ、他の自律移動装置1bと本自律移動装置1aとの衝突を抑制することができる。
1…自律移動装置
10…レーザレーダ
11…射出部
12…受光部
13…回転部
20…レーザ光反射部材
21…右羽(第1の反射面を有する部材)
22…左羽(第2の反射面を有する部材)
30…本体部
40…駆動部
50…制御部

Claims (8)

  1. レーザ光を略水平方向に射出し、射出したレーザ光が物体に反射した反射光を受光することで、180°よりも広い走査範囲に存在する物体を検知する検知センサと、
    前記検知センサと比べて広い幅を有する本体部と、
    前記本体部を搭載し、前記本体部を移動させる駆動装置と、
    前記検知センサの検知情報に基づいて、前記駆動装置による前記本体部の移動を制御する制御装置とを備えた自律移動装置であって、
    前記検知センサと同じ高さ位置に配置され、他の自律移動装置から射出されたレーザ光を反射するレーザ光反射部材を有し、
    同一直線上に延在する前記レーザ光反射部材の幅が、前記本体部の幅の50〜120%の範囲内である自律移動装置。
  2. 前記レーザ光反射部材は、第1の方向に延在する第1の反射面と、第2の方向に延在する第2の反射面とを備える請求項1に記載の自律移動装置。
  3. 前記第1の反射面と前記第2の反射面とが、60°〜120°の角度を構成するように配置されている請求項2に記載の自律移動装置。
  4. 前記自律移動装置を正面から見た場合に、前記レーザ光反射部材の幅が前記本体部の幅と略同一となるように、前記レーザ光反射部材が構成されている自律移動装置。
  5. 前記自律移動装置を側面から見た場合に、前記レーザ光反射部材の幅が前記本体部の幅と60〜80%となるように、前記レーザ光反射部材が構成されている自律移動装置。
  6. 前記検知センサは、平面視において前記本体部の中心よりも前方に偏って配置されている請求項1ないし5のいずれかに記載の自律移動装置。
  7. 前記検知センサは、360°回転走査が可能なレーザレンジファインダである請求項1ないし6のいずれかに記載の自律移動装置。
  8. レーザ光を略水平方向に射出し、射出したレーザ光が物体に反射した反射光を受光することで、180°よりも広い走査範囲に存在する物体を検知する検知センサと、前記検知センサと比べて広い幅を有する本体部と、前記本体部を搭載し、前記本体部を移動させる駆動装置と、前記検知センサの検知情報に基づいて、前記駆動装置による前記本体部の移動を制御する制御装置とを備える自律移動装置に着脱可能なレーザ光反射部材であって、
    第1の方向に延在する第1の反射面と、第2の方向に延在する第2の反射面とを備え、
    前記第1の反射面と前記第2の反射面とが、60°〜120°の角度を構成するように配置されており、
    前記第1の反射面と前記第2の反射面とにより構成される先端部の近傍に、前記レーザ光反射部材の幅よりも幅狭である前記検知センサを配置して使用されるレーザ光反射部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115072626A (zh) * 2021-03-12 2022-09-20 灵动科技(北京)有限公司 搬运机器人、搬运系统及提示信息生成方法

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