JP2018138986A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Yuki Masuya
勇希 舛屋
誠 秦
Makoto Hata
誠 秦
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【課題】風景に含まれる明るい部分と暗い部分との明るさの差が大きい場合であっても、視認性を維持するヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置100は、実景に重畳させる虚像を表示し、第1の外光検出部220と、第2の外光検出部230と、画像生成部260と、を備える。第1の外光検出部220は、実景内の第1の位置における第1の外光の明るさを検出する。第2の外光検出部230は、実景内の第2の位置における第2の外光の明るさを検出する。画像生成部260は、第2の外光の明るさが第1の外光の明るさより基準値以上低い場合、表示画像における第2の位置の輝度を表示画像における第1の位置の輝度よりも低く設定した画像を生成する。【選択図】図4

Description

本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head−Up Display)装置は、車両に搭載され、フロントガラスなどの投射部材に反射される表示画像の光を用いて運転者に虚像を視認させる。このため、運転者は、視線を移動させることなく、他の車両、センターライン等に関する情報や、現在位置から目的地までの進路を示す情報を与える虚像を、フロントガラス越しに見える風景と重畳して視認することができる。
特許文献1には、ユーザーの視点の位置の変化に影響されることなく、ユーザーに適切な情報を提供可能なHUD装置が開示されている。
特開2016−155446公報
ところで、車両が例えばトンネルへ進入するときには、フロントガラス越しに見えるトンネル手前の路面の明るさとトンネル内の路面の明るさとの差が大きい。このため、HUD装置の表示の明るさがトンネル手前の路面の明るさに合わせて調整されると、トンネル内の路面上に重畳している表示が、明るすぎる場合があり、HUD装置の表示の視認性を低下させるという問題がある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、風景に含まれる明るい部分と暗い部分との明るさの差が大きい場合であっても、視認性を維持するヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
実景に重畳させる虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記実景内の第1の位置における第1の外光の明るさを検出する第1の外光検出部と、
前記実景内の第2の位置における第2の外光の明るさを検出する第2の外光検出部と、
前記第1の位置及び前記第2の位置に重畳させる前記虚像として表示する表示画像を生成する画像生成部と、を備え、
前記画像生成部は、前記第2の外光の明るさが前記第1の外光の明るさより基準値以上低い場合、前記表示画像における前記第2の位置の輝度を前記表示画像における前記第1の位置の輝度よりも低く設定した画像を生成する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、風景に含まれる明るい部分と暗い部分との明るさの差が大きい場合であっても、視認性を維持することができる。
実施の形態に係るHUD装置が搭載された車両を示す図である。 実施の形態に係るHUD装置の構成を示す図である。 実施の形態に係る表示器の構成を示す図である。 実施の形態に係る車両に登載されたHUD装置の構成を示す図である。 実施の形態に係る表示処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る前景を撮像した画像を説明するための図である。 実施の形態に係るHUD装置が表示する虚像を説明するための図である。 実施の形態に係る前景を撮像した画像を説明するための図である。 実施の形態に係るHUD装置が表示する虚像を説明するための図である。 実施の形態に係る表示処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る前景を撮像した画像を説明するための図である。 (A)は、実施の形態に係る光源の出力値を説明する図であり、(B)は、実施の形態に係る表示素子の階調値を説明する図である。 実施の形態に係るHUD装置が表示する虚像を説明するための図である。 変形例に係るHUD装置が表示する虚像を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態に係るヘッドアップディスプレイ装置を図面を参照しながら説明する。
本実施の形態に係るヘッドアップディスプレイ装置100(以下、HUD装置100と称する)は、図1に示すように、自動車などの車両300のダッシュボードに搭載されている。HUD装置100は、投射部材の一例であるフロントガラス310に向けて画像を表示する表示光Nを出射する。視認者(主に運転者E)は、フロントガラス310に反射した表示光Nを受けて、フロントガラス310を通して見える実景RIに重畳する虚像Vを視認可能となる。
HUD装置100は、図2に示すように、表示光Lを出射する表示器110と、表示光Lが入射することで結像し、その結像した表示画像に対応する表示光Nを出射するスクリーン120と、表示光Nをフロントガラス310へ反射する凹面鏡(反射部材)130と、各部材を収納する筐体140と、フロントガラス310への虚像の表示を制御する制御部200と、を備える。
表示器110は、制御部200の制御信号に従って、表示対象画像Iを示す表示光Lを出射するものであり、図3に示すように、光源ユニット111と、光源駆動部112と、光合成部113と、輝度ムラ低減部114と、表示素子115と、から構成される。
光源ユニット111は、赤色光Rを発光する光源111R、緑色光Gを発光する光源111G、および青色光Bを発光する光源111Bから構成される。光源111R、111G、111Bは、それぞれLED(Light Emitting Diode)から構成され、光源駆動部112によって駆動され、発光する。
光源駆動部112は、光源111R、111G、111Bを駆動する。光源駆動部112は、後述する調光部270の制御に基づいて、光源111R、111G、111Bに所定の電圧を印加する。
光合成部113は、光源111R、111G、111Bから出射される赤色光R、緑色光G、青色光Bを同軸上に合成することで合成光Cを生成し、輝度ムラ低減部114に向けて出射する。具体的には、光合成部113は、反射ミラー113aと、ダイクロイックミラー113b、113cと、から構成される。反射ミラー113aは、入射した青色光Bを、ダイクロイックミラー113bに向けて反射する。ダイクロイックミラー113bは、入射した緑色光Gをダイクロイックミラー113cに向けて反射しつつ、反射ミラー113aからの青色光Bをそのまま透過させる。ダイクロイックミラー113cは、入射した赤色光Rを輝度ムラ低減部114に向けて反射しつつ、ダイクロイックミラー113bからの光B、Gをそのまま透過させる。
輝度ムラ低減部114は、ミラーボックス、アレイレンズ等から構成され、光合成部113から出射された合成光Cを乱反射、散乱、屈折させることで光のムラを低減する。
表示素子115は、輝度ムラ低減部114を通過した合成光Cを、制御部200から入力される画像データに従って変調することにより、複数画素から構成される画像を示す表示光Lを出射する。表示素子115は、液晶DMD(Digital Micro Mirror Device)、LCOS(登録商標:Liquid Crystal On Sillicon)等の反射型表示素子、またはTFT(Thin Film Transistor)液晶パネルなどの透過型表示素子から構成される。
図2に示すスクリーン120は、ホログラフィックディフューザ、マイクロレンズアレイ、拡散板等から構成される透過型スクリーンから構成される。スクリーン120は表示光Lの光路上に設置されている。表示器110からスクリーン120の一方の面に表示光Lが入射すると、他方の面に画像が表示される。これに伴って、スクリーン120上に表示される画像に対応する表示光Nが、凹面鏡130に向けて出射される。
凹面鏡130は、入射した表示光Nを、フロントガラス310へ向けて反射する。この凹面鏡130は、合成樹脂やガラス等から形成された基材と、基材の表面に形成された金属の反射膜と、から構成される。表示器110、スクリーン120および凹面鏡130は、表示光Nをフロントガラス310へ導く光学系を構成する。フロントガラス310に導かれた表示光Nは、運転者Eのアイボックスに向けて反射する。これにより、運転者Eは、フロントガラス310の向こう側に虚像Vを視認することができる。
筐体140は、箱状の形状を有し、黒色の遮光性樹脂から構成される。筐体140の一部には、凹面鏡130で反射された表示光Nが通過する開口部を有する。開口部は、透明の樹脂製カバーで覆われている。
HUD装置100が搭載される車両300は、図4に示すように、車両前方の画像を撮像する撮像部320と、カーナビゲーション装置400(以下、カーナビ400)と、を備える。撮像部320およびカーナビ400は、HUD装置100と通信可能に構成され、HUD装置100は、これらの装置から送信された各種信号に基づいて、各種情報を示す虚像Vを表示する。虚像Vは、運転者Eから見て、直交する面に表示される。
撮像部320は、車両300の天井に配置され、車両前方の画像を撮像する車載カメラから構成される。撮像範囲は、運転者Eがフロントガラス越しに見える前景を含む範囲をカバーする。この車載カメラは、ドライブレコーダー等に用いられているものと共用であってもよく、HUD装置100専用のものであってもよい。撮像部320は、撮像した車両前方の画像を後述する画像取得部210に出力する。
カーナビ400は、GPS(Global Positioning System)信号を取得するGPS取得部と、地図データを記憶する地図データ記憶部と、を備える。カーナビ400は、GPS衛星から送信されたGPS信号に基づいて車両300の現在位置を特定し、現在位置から目的地までの進路を運転者Eに案内するナビ情報を制御部200に送信する。なお、ナビ情報は、次の交差点を直進、左折、右折する等の情報である。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)と記憶部から構成され、記憶部に記憶されている制御プログラムを実行することにより、画像取得部210、第1の外光検出部220、第2の外光検出部230、判定部240、境界検出部250、画像生成部260、および調光部270としての機能を実現する。
画像取得部210は、撮像部320が撮像した車両前方の画像を取得し、記憶部に保存する。撮像部320が撮像した画像は、車両からみて近景部NVと遠景部FVとを含む。
第1の外光検出部220は、画像取得部210により取得された画像に基づいて、車両からみて近景部NVの明るさを検出する。例えば、第1の外光検出部220は、画像に写る近景部NVの輝度を明るさとして検出する。
第2の外光検出部230は、画像取得部210により取得された画像に基づいて、車両からみて遠景部FVの明るさを検出する。例えば、第2の外光検出部230は、画像に写る遠景部FVの輝度を明るさとして検出する。
判定部240は、第2の外光検出部230が検出した遠景部FVの輝度と第1の外光検出部220が検出した近景部NVの輝度との差分値Lを演算し、その差分値Lが予め設定される基準値以上であり、且つ遠景部FVの輝度が近景部NVの輝度より小さいか否かを判定する。基準値は、例えば、トンネルに入る前又はトンネルを出る前における近景部NVの明るさと遠景部FVの明るさとの差に基づき設定される。
境界検出部250は、判定部240により差分値Lが基準値以上であると判定されると、画像取得部210により取得された画像に基づいて、遠景部FVの輝度と同程度の輝度を有する領域と近景部NVの輝度と同程度の輝度を有する領域との輝度境界Kを検出する。例えば、境界検出部250は、画像取得部210により取得された画像中での遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度の中間の輝度となる輝度境界Kを検出する。
画像生成部260は、表示素子115の各画素の階調を設定することで表示素子115に画像を表示する。階調は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の色や明るさの濃淡の段階数(例えば0〜255)を示す。画像生成部260は、画素毎にR、G、Bそれぞれについて0〜255の範囲で階調を表す値(階調値)を調整することができる。よって、画像生成部260は階調値を調整することで表示対象画像Iの輝度を調整する階調制御を行うことができる。画像生成部260は、境界検出部250により検出された輝度境界Kを境に、遠景部FVに重畳させる虚像Vとして表示する画像を、近景部NVに重畳させる虚像Vとして表示する画像の輝度よりも低く設定した画像を生成する。画像生成部260は、画像の輝度を低く設定する際、ホワイトバランスを保つように、色調を調整する。具体的には、画像生成部260は、虚像Vとして路面に沿う矢印状の表示対象画像Iを生成する。画像生成部260は、境界検出部250によって検出された輝度境界Kが表示対象画像Iを通る場合、階調制御を通じて輝度境界Kを境界として表示対象画像Iの輝度を異ならせる。詳しくは、表示対象画像Iは、遠景部FVに重畳させる部分(第1の領域画像)Xと、近景部NVに重畳させる部分(第2の領域画像)Yと、を備える。画像生成部260は、差分値Lが大きいほど部分Xと部分Yとの輝度の差を大きく設定する。なお、判定部240により、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度との差分値Lが基準値以下でないと判定された場合、画像全体を同じ輝度で設定した画像を生成する。
調光部270は、第1の外光検出部220が検出した近景部NVの明るさと第2の外光検出部230が取得した遠景部FVの明るさとに基づいて、表示器110が表示する画像の輝度の輝度が、近景部NVの明るさおよび遠景部FVの明るさに応じた輝度になるように、表示器110が表示する画像を所望の輝度で表示するために光源ユニット111のターゲット輝度を設定する。調光部270は、ターゲット輝度になるように光源駆動部112を制御し、光源ユニット111から出力する光の強度を調整する。例えば、車両300がトンネル内に入った場合は、ターゲット輝度を小さくする。これにより、画像生成部260が生成する画像の輝度を大きくでき、階調が多くなり、色や明るさの変化をなめらかなグラデーションで表現できる。
次に、HUD装置100の表示処理について、本実施の形態の理解を容易にするために、図5のフローチャートおよび図6〜図9を参照しつつ説明する。
運転者Eが、車両300のイグニッションをオフからオンに切り替えたことに応答し、制御部200は、表示処理を開始する。
まず、画像取得部210は、撮像部320から出力された車両前方の画像を取得し、この画像を記憶部に格納する(ステップS11)。具体的には、画像取得部210は、図6に示す画像R1を取得する。この画像R1には、車両前方の路面と、遠方にトンネルTと、が写っている。つぎに、第1の外光検出部220は、画像R1に基づいて、車両からみて近景部NVの明るさを検出し、第2の外光検出部230は、画像R1に基づいて、車両からみて遠景部FVの明るさを検出する(ステップS12)。つぎに、調光部270は、表示器110が表示する画像の輝度の輝度が、近景部NVの明るさおよび遠景部FVの明るさのうち明るい方の明るさに応じた輝度なるように、表示器110が表示する画像のターゲット輝度を設定する(ステップS13)。
つぎに、判定部240は、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度との差分値Lを演算し、その差分値Lが予め設定される基準値以上となり、且つ遠景部FVの輝度が近景部NVの輝度より小さいか否かを判定する(ステップS14)。画像R1では、遠景部FVも近景部NVもトンネル手前であるので、路面が太陽光に照らされている。このため、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度は、ほぼ同じ値であり、遠景部FVの輝度と近景部NVとの差分値Lが基準値未満である。
このため、判定部240は、差分値Lが予め設定される基準値以上でないと判定し(ステップS14:No)、光源ユニット111の出力値が保持されている場合は、光源ユニット111の出力値の保持を解除し(ステップS20)、調光部270は、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度とに基づいて、光源ユニット111から出力する光の強度を調整する。つぎに、画像生成部260は、カーナビ400から出力された次の交差点を直進する情報を示す表示対象画像Iを階調制御せずに生成し、この生成した表示対象画像Iのデータを表示器110に出力する(ステップS21)。つぎに、表示器110は、画像生成部260から出力された表示対象画像Iのデータに基づいて、表示対象画像Iを示す表示光Lを出射する(ステップS22)。これにより、運転者Eは、図7に示すように、フロントガラス310を通して見える実景に重畳する虚像V(直進を示す矢印)を視認可能となる。
つぎに、車両300がトンネルの手前まで走行すると、画像取得部210は、図8に示す画像R2を取得する(ステップS11)。この画像R2には、陽光に照らされている車両前方の路面と、太陽光が届いていないトンネルT内の路面と、が写っている。つぎに、第1の外光検出部220は、画像R2に基づいて、車両からみて近景部NVの明るさを検出し、第2の外光検出部230は、画像R2に基づいて、車両からみて遠景部FVの明るさを検出する(ステップS12)。
つぎに、判定部240は、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度との差分値Lが基準値以下であり、且つ遠景部FVの輝度が近景部NVの輝度より小さいか否かを判定する(ステップS14)。画像R2において、近景部NVではトンネル手前であるので路面が太陽光に照らされている。遠景部FVでは、トンネルTの内部であり太陽光が届いていない。
このため、判定部240は、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度との差分値Lが基準値以上であり、且つ遠景部FVの輝度が近景部NVの輝度より小さいと判定し(ステップS14:Yes)、前回の処理で基準値以下であると判定したか否かを判定する(ステップS15)。判定部240は、前回の処理で基準値以下であると判定していないので(ステップS15:No)、調光部270は、光源駆動部112に出力値を保持させる(ステップS16)。判定部240が、前回の処理で基準値以下であると判定していた場合(ステップS15:No)、光源駆動部112の出力値はすでに保持されているので、ステップS17に進む。つぎに、境界検出部250は、遠景部FVの明るさと同程度の明るさを有する領域と近景部NVの明るさと同程度の明るさを有する領域との輝度境界Kを検出する(ステップS17)。境界検出部250は、画像R2中での遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度の中間の輝度となる輝度境界Kを検出する。なお、この例では、輝度境界Kは、太陽光に照らされている路面と太陽光が届いていない路面との境である。
つぎに、画像生成部260は、階調制御を通じて、境界検出部250により検出された輝度境界Kを境に、遠景部FVに重畳させる虚像として表示する画像を、近景部NVに重畳させる虚像として表示する画像の輝度よりも低く設定した表示対象画像Iを階調制御により生成する(ステップS18)。具体的には、画像生成部260は、カーナビ400から出力された次の交差点を直進する情報を示す表示対象画像Iを作成し、この作成した表示対象画像Iのうち、輝度境界Kを境に、遠景部FVに重畳させる虚像として表示する部分Xの輝度を、近景部NVに重畳させる虚像として表示する部分Yの輝度より小さくした表示対象画像Iを生成し、この表示対象画像Iのデータを表示器110に出力する。一例として、部分Xにおいては、R、G、Bのそれぞれの階調値がR=106、G=168、B=40に設定され、部分Yにおいては、R、G、Bのそれぞれの階調値がR=146、G=208、B=80に設定される。つぎに、表示器110は、画像生成部260から出力された表示対象画像Iのデータに基づいて、表示対象画像Iを示す表示光Lを出射する(ステップS19)。これにより、運転者Eは、図9に示すように、フロントガラス310を通して見える実景に重畳する虚像V(直進を示す矢印)を視認可能となる。このとき、トンネル内部の暗い部分に重畳する部分Xは、部分Yより輝度が小さい。
つぎに、車両300がトンネルT内を走行している場合について説明する。車両300がトンネルT内に進入すると、調光部270は、表示器110が表示する画像のターゲット輝度を設定する(ステップS13)。つぎに、判定部240は、トンネル内では遠景部FVと近景部NVとで輝度差がないため、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度との差分値Lが基準値以上でないと判定し(ステップS14:No)、光源ユニット111の出力値の保持を解除する(ステップS20)。調光部270は、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度とに基づいて、光源ユニット111から出力する光の強度を調整する。つぎに、画像生成部260は、カーナビ400から出力された次の交差点を直進する情報を示す表示対象画像Iを階調制御せずに生成し、この生成した表示対象画像Iのデータを表示器110に出力する(ステップS21)。また、画像生成部260は、R、G、Bのそれぞれの階調値を所定値(初期値)まで増加させる階調復帰処理を行う。この階調復帰処理により、階調が多くなり、色や明るさの変化をなめらかなグラデーションで表現できる。画像生成部260は、階調復帰処理においては、画像の輝度を一定に保つように階調値の増加に合わせて光源ユニット111の出力を低下させる。つぎに、表示器110は、画像生成部260から出力された表示対象画像Iのデータに基づいて、表示対象画像Iを示す表示光Lを出射する(ステップS22)。
運転者Eがイグニッションをオフにするまで、ステップS11〜ステップS19を繰り返す。運転者Eがイグニッションをオフにすると、表示処理を終了する。
本実施の形態に係るHUD装置100は、トンネル内の太陽光が届いていない路面に重畳する虚像Vの部分Xの輝度を、トンネル手前の太陽光に照らされている路面に重畳する虚像Vの部分Yより輝度より小さくできる。このため、虚像Vの部分Xの輝度をトンネル内の太陽光が届いていない路面の明るさに応じて小さくすることができ、運転者Eが虚像Vにより路面の視認性を妨げられない。また、HUD装置100は、車両300がトンネルに進入するときに限らず、車両300が屋外から屋内や地下の駐車場に侵入する際など、明るい場所から暗い場所に進入する際にも視認性を確保することができる。また、夜間に外灯により局所的に明るくなる場合、ビル等の構造物により局所的に暗くなる場合においても適用可能である。これに対して、虚像Vの全体の輝度を、太陽光が届いていない路面に応じた輝度に設定すると、運転者Eは、路面が明るいため虚像Vの部分Yの視認性が悪くなる。また、虚像Vの全体の輝度を、太陽光に照らされている路面の明るさに応じた輝度に設定すると、虚像Vの部分Yの輝度が路面の輝度に対して大きすぎるため、運転者Eは、虚像Vの部分Yを眩しく感じ、路面の視認性が妨げられる。
つぎに、HUD装置100が、車両300がトンネルから出る際、表示する虚像Vの部分Xの輝度を大きくする例について説明する。
車両300がトンネルに進入する際、判定部240は、差分値Lが予め設定される基準値以上であり、且つ遠景部FVの輝度が近景部NVの輝度より小さいか否かを判定したが、車両300がトンネルから出る際、判定部240は、差分値Lが予め設定される基準値以上であり、且つ遠景部FVの輝度が近景部NVの輝度より大きいか否かを判定する。
次に、HUD装置100の表示処理について、本実施の形態の理解を容易にするために、図10のフローチャートおよび図11〜図12を参照しつつ説明する。
車両300がトンネルの手前まで走行すると、画像取得部210は、図11に示す画像R3を取得する(ステップS11)。この画像R3には、太陽光が届いていないトンネルT内の路面と、陽光に照らされている路面と、が写っている。つぎに、第1の外光検出部220は、画像R3に基づいて、近景部NVの輝度を検出し、第2の外光検出部230は、画像R3に基づいて、遠景部FVの明るさを検出する(ステップS12)。つぎに、調光部270は、表示器110が表示する画像のターゲット輝度を設定する(ステップS13)。
つぎに、判定部240は、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度との差分値Lが基準値以上であり、且つ遠景部FVの輝度が近景部NVの輝度より大きいか否かを判定する(ステップS14’)。画像R3において、近景部NVではトンネルTの内部であり太陽光が届いていない。遠景部FVでは、トンネルの外であるので路面が太陽光に照らされている。
このため、判定部240は、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度との差分値Lが基準値以上であり、且つ遠景部FVの輝度が近景部NVの輝度より大きいと判定し(ステップS14’:Yes)、前回の処理で基準値以上であると判定したか否かを判定する(ステップS15)。判定部240は、前回の処理で基準値以上であると判定していないので(ステップS15:No)、調光部270は、光源駆動部112に表示器110の輝度を大きくして保持させる(ステップS16’)。調光部270は、遠景部FVの輝度および近景部NVの輝度に基づいて、光源ユニット111の出力値を調整しているので、図12(A)に示すように、光源ユニット111の出力値は、トンネルに入ると小さく設定される。光源ユニット111の出力値が小さいままでは、トンネルの外の輝度に応じた輝度で画像を表示することができないため、調光部270は、表示器110の輝度を大きくする。なお、判定部240が、ステップS14’で判定したあと、調光部270は、光源ユニット111から出力する光の強度を大きくしているので、車両300がトンネルの出口の手前に到達したときに、表示器110の輝度は大きくなっている。光源ユニット111の出力値が遠景部FVの輝度および近景部NVの輝度に基づいて調整されるため、表示素子115の各画素の階調値は、図12(B)に示すように、入口および出口の手前以外では、大きくなる。これにより、階調が多くなり、色や明るさの変化をなめらかなグラデーションで表現できる。
判定部240が、前回の処理で基準値以上であると判定していた場合(ステップS15:No)、光源駆動部112の出力値はすでに大きくされているので、ステップS17に進む。つぎに、境界検出部250は、遠景部FVの明るさと同程度の明るさを有する領域と近景部NVの明るさと同程度の明るさを有する領域との輝度境界Kを検出する(ステップS17)。境界検出部250は、画像R3中での遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度の中間の輝度となる輝度境界Kを検出する。なお、この例では、輝度境界Kは、太陽光が届いていない路面と太陽光に照らされている路面との境である。つぎに、画像生成部260は、境界検出部250により検出された輝度境界Kを境に、遠景部FVに重畳させる虚像として表示する画像を、近景部NVに重畳させる虚像として表示する画像の輝度よりも高く設定した表示対象画像Iを生成する(ステップS18)。具体的には、画像生成部260は、階調制御を通じて、表示対象画像Iのうち、輝度境界Kを境に、近景部NVに重畳させる虚像として表示する部分Yの輝度を遠景部FVに重畳させる虚像として表示する部分Xの輝度より小さくた表示対象画像Iを生成し、この表示対象画像のデータを表示器110に出力する。つぎに、表示器110は、表示対象画像Iを示す表示光Lを出射する(ステップS19)。これにより、運転者Eは、図13に示すように、フロントガラス310を通して見える実景に重畳する虚像V(直進を示す矢印)を視認可能となる。このとき、トンネルT内部の暗い部分に重畳する部分Yは、部分Xより輝度が小さい。
つぎに、車両300がトンネルTを出た場合について説明する。車両300がトンネルTを出ると、調光部270は、表示器110が表示する画像のターゲット輝度を設定する(ステップS13)。つぎに、判定部240は、トンネル内では遠景部FVと近景部NVとで輝度差がないため、遠景部FVの輝度と近景部NVの輝度との差分値Lが基準値以上でないと判定し(ステップS14:No)、光源ユニット111の出力値の保持を解除する(ステップS20)。この後、第1の外光検出部220が検出した近景部NVの明るさと第2の外光検出部230が取得した遠景部FVの明るさは、トンネルT内を走行しているときに比べて大きくなっているので、調光部270は、光源ユニット111から出力する光の強度を大きくする。つぎに、画像生成部260は、カーナビ400から出力された次の交差点を直進する情報を示す表示対象画像Iを階調制御せずに生成する(ステップS21)。つぎに、表示器110は、表示対象画像Iを示す表示光Lを出射する(ステップS22)。
本実施の形態に係るHUD装置100は、トンネルの外の太陽光に照らされている路面に重畳する虚像Vの部分Xの輝度を、トンネル内の太陽光が届いていない路面に重畳する虚像Vの部分Yより輝度より大きくできる。このため、虚像Vの部分Xの輝度をトンネルの外の太陽光に照らされている路面の明るさに応じて大きくすることができ、運転者Eが虚像Vを良好に視認することができ、トンネルに侵入する際およびトンネルから出る際の両方で、虚像Vの視認性を向上させることができる。また、トンネルを出た時には、調光部270が、光源ユニット111から出力する光の強度を大きくすることで、虚像Vの輝度をトンネルの外の太陽光に照らされている路面の明るさに応じて大きくすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定され
るものではなく、種々の変形および応用が可能である。
上述の実施の形態において、境界検出部250が遠景部FVの輝度と同程度の輝度を有する領域と近景部NVの輝度と同程度の輝度を有する領域との輝度境界Kを検出する場合について説明した。境界検出部250は、さらに車両300の車速を取得し、虚像Vが表示されたときに、部分Xと部分Yとの境界と、実景のトンネル内の路面とトンネル手前の路面との境界と、にずれが生じないように、車両300の速度に応じて輝度境界Kを手前に設定してもよい。このようにすることで、車両300の車速が大きい場合でも、部分Xと部分Yとの境界と、実景のトンネル内の路面とトンネル手前の路面との境界と、のずれを防ぐことができる。
上述の実施の形態において、画像生成部260が、輝度境界Kを境に、虚像Vの部分Xの輝度を小さく、虚像Vの部分Yの輝度をそのままにした表示対象画像Iを生成する場合について説明した。画像生成部260は、図13に示すように、虚像Vの部分Xと虚像Vの部分Yとの間に、部分Xから部分Yに向かって徐々に輝度が変化する階調部(グラデーション部)Zを設けてもよい。このようにすることで、部分Xと部分Yの境界と、実景のトンネル内の路面とトンネル手前の路面との境界と、にずれが生じたとしても、運転者Eに違和感を生じさせない。
上述の実施の形態において、画像生成部260が部分Xと部分Y間の輝度を階調制御により変化させていたが、調光部270の制御により光源ユニット111が出力する光の強度を調整して、部分Xと部分Y間の輝度を調整してもよい。
上述の実施の形態では、調光部270が、近景部NVの明るさと遠景部FVの明るさとに基づいて、表示器110が表示する画像の輝度の輝度が、近景部NVの明るさおよび遠景部FVの明るさに応じた輝度なるように、光源ユニット111のターゲット輝度を設定する例について説明した。調光部270は、近景部NVの明るさに基づいて、光源ユニット111のターゲット輝度を設定してもよく、遠景部FVの明るさに基づいて、光源ユニット111のターゲット輝度を設定してもよい。
上述の実施の形態において、第1の外光検出部220が、画像取得部210により取得された画像に基づいて、近景部NVの明るさを検出する例について説明したが、第1の外光検出部220は、車両300に配置された外光センサから構成され、第1位置の第1の外光の明るさを検出してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明は、車両に用いられるヘッドアップディスプレイ装置に適用可能である。
100 ヘッドアップディスプレイ装置(HUD装置)
110 表示器
111 光源ユニット
111R、111G、111B 光源
112 光源駆動部
113 光合成部
113a 反射ミラー
113b、113c ダイクロイックミラー
114 輝度ムラ低減部
115 表示素子
120 スクリーン
130 凹面鏡
140 筐体
200 制御部
210 画像取得部
220 第1の外光検出部
230 第2の外光検出部
240 判定部
250 境界検出部
260 画像生成部
270 調光部
300 車両
400 カーナビゲーション装置
310 フロントガラス
320 撮像部
V 虚像
L、N 表示光
E 運転者
R1、R2、R3 画像
NV 近景部
FV 遠景部
L 差分値
K 輝度境界
T トンネル
I 表示対象画像
Z 階調部

Claims (6)

  1. 実景に重畳させる虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記実景内の第1の位置における第1の外光の明るさを検出する第1の外光検出部と、
    前記実景内の第2の位置における第2の外光の明るさを検出する第2の外光検出部と、
    前記第1の位置及び前記第2の位置に重畳させる前記虚像として表示する表示画像を生成する画像生成部と、を備え、
    前記画像生成部は、前記第2の外光の明るさが前記第1の外光の明るさより基準値以上低い場合、前記表示画像における前記第2の位置の輝度を前記表示画像における前記第1の位置の輝度よりも低く設定した画像を生成する、
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記実景を撮像した画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部によって取得された前記実景の前記画像に基づいて、前記第1の外光の明るさを有する第1の領域と前記第2の外光の明るさを有する第2の領域の輝度境界を検出する境界検出部と、を備え、
    前記画像生成部は、前記第1の領域に重畳させる前記虚像として表示する第1の領域画像と、前記境界検出部により検出された前記輝度境界を境に前記第1の領域画像に隣接し、前記第2の領域に重畳させる前記虚像として表示する第2の領域画像と、を生成し、
    前記第2の外光の明るさが前記第1の外光の明るさより前記基準値以上低い場合、前記第2の領域画像を前記第1の領域画像の輝度よりも低く設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記ヘッドアップディスプレイ装置は車両に搭載され、
    前記境界検出部は、前記車両の車速を取得し、前記車両の速度に応じた距離だけ前記境界検出部により検出された前記輝度境界よりも前記第1の領域画像と前記第2の領域画像との境界を手前に設定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記画像生成部は、前記表示画像における輝度を視認者から離れるにつれて徐々に変化させることで前記表示画像にグラデーションをつける、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記ヘッドアップディスプレイ装置は車両に搭載され、
    前記第1の外光検出部は、前記車両に配置された外光センサから構成され、前記第1の位置の前記第1の外光の明るさを検出し、
    前記第2の外光検出部は、前記実景を撮像した画像に基づき前記車両から離れて位置する前記第2の位置の前記第2の外光の明るさを検出する、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  6. 光源と、
    前記光源から入射した光を変調して画像を示す表示光を出力する表示素子と、
    前記第1の外光検出部に検出された前記実景内の第1の位置における第1の外光の明るさと前記第2の外光検出部に検出された前記実景内の第2の位置における第2の外光の明るさの少なくとも何れか一方に応じて前記光源から出力する光の強度を調整する調光部と、を備え、
    前記画像生成部は、
    前記表示素子の各画素の階調値を制御する階調制御を行い、前記階調制御により前記階調値を所定値から低下させることで、前記表示画像における前記第2の位置の輝度を前記表示画像における前記第1の位置の輝度よりも低く設定した画像を生成する画像生成処理と、
    前記画像生成処理の後であって、前記第1の位置の輝度と前記第2の位置の輝度とが同一となった後、前記階調値を前記所定値に戻す階調復帰処理と、を実行する、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016097818A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 日本精機株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置
KR20160069034A (ko) * 2014-12-05 2016-06-16 현대오트론 주식회사 헤드업 디스플레이 정보의 밝기 제어 장치 및 방법

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