JP2018138771A - ガスタービン用脱硝制御装置、ガスタービン複合発電設備、ガスタービン用脱硝制御方法およびガスタービン用脱硝制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、予混合パイロットバーナを使用(予混合パイロット)してNOxが低下できるようになり、ガスタービンの起動時や停止時に拡散パイロットバーナを使用(拡散パイロット)するにあたり、パイロットバーナを拡散パイロットバーナと予混合パイロットバーナとで切り替える場合、NOxの排出量が大きく変化するため還元剤もそれに合わせて変動する必要があり、還元剤の注入量が大きく変化する状況にある。
しかしながら、上記特許文献1に開示された発明では、拡散燃焼から予混合燃焼への切替における還元剤注入量の検討がなされておらず、また特許文献2及び3に開示された発明では、拡散燃焼から予混合燃焼への切替についての検討がなされていないため、切替時における還元剤注入の制御遅れが生じてしまうときはNOx排出量の増加を抑制するため、必要量以上の還元剤の注入を必要として、還元剤の消費量が増加してしまう場合があった。
本発明の第一態様に係るガスタービン用脱硝制御装置は、拡散パイロットバーナを用いる拡散パイロットと予混合パイロットバーナを用いる予混合パイロットとを切り替えて運転する燃焼器を備えたガスタービンの燃焼排ガスの脱硝を行う脱硝装置に対して、脱硝反応を行う還元剤を注入する還元剤注入部から前記還元剤を注入して前記燃焼排ガス中の窒素酸化物の除去を行うガスタービン用脱硝制御装置において、前記拡散パイロットと前記予混合パイロットとの切替時に前記燃焼排ガスの脱硝に用いられる前記還元剤にバイアス量を加えるバイアス量指令制御部と、を備える。
そこで、本構成では、拡散パイロットと予混合パイロットとの切替時の一時的なNOxの上昇に対して脱硝に用いられる還元剤流量にバイアス量を加えることとした。
本構成によれば、還元剤注入量の運用で必要量に適した値との注入量との差を小さくし、還元剤消費量の増大を抑えることができ、運用コストを抑えることができる。また、各パイロットの切替に伴うNOx排出量の変化に追随してNOxと反応するように還元剤を注入するように対応することができ、精度の高い脱硝制御が可能となる。
本構成では、このNOx排出量、いいかえると脱硝装置入口NOx濃度が第1閾値(例えば環境管理値)を下回る状態が所定の時間以上継続した場合で、かつガスタービンが予混合パイロットにて一定の負荷で運転中である場合は、還元剤流量調節弁の開度を全閉にし、還元剤の流量をゼロにすることとした。
よって本構成によれば、NOx濃度が環境管理値を下回り、還元剤を注入する必要がない状態が維持されている場合に、還元剤流量調節弁の開度を全閉にすることで還元剤を消費しないため、還元剤の消費量を低減し、運用コストを抑えることができる。
還元剤流量調節弁の開度を全閉としている期間において、NOx濃度の微変動で第1閾値を瞬間的に超える場合があることが想定される。この時、第1閾値を上回った時に通常の脱硝制御へ切り替えるとすると、意図しないNOx濃度の微小変動で第1閾値より若干量増減したのみで脱硝制御の切替(復帰)が行われてしまうことがある。
よって、第1閾値よりも大きい値である第2閾値を上回ると通常の制御に戻ることとしたため、NOx濃度の微変動により制御の切替が行われず、正しく通常の脱硝制御に復帰することが可能となる。
以下、本発明の第1実施形態について、図1乃至3を用いて説明する。
図1には、本実施形態に係るガスタービン用脱硝制御装置、ガスタービン複合発電設備、ガスタービン用脱硝制御方法およびガスタービン用脱硝制御プログラムの概略構成が示されている。
図1に示されるように、ガスタービン複合発電設備1は、ガスタービン100、排熱回収ボイラ70及びガスタービン用脱硝制御装置50を主な構成として備えている。
ここで、タービン10の燃焼排ガス中には、一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)などの一般的にNOxで総称される窒素酸化物(以下、NOxとする。)が含まれている。拡散パイロットの場合は、燃料と酸化剤である圧縮空気が別々に噴出されて混合しながら燃焼していくため、混合過程で燃料濃度にむらが生じる。高濃度領域で燃焼が起こると、その部分が局所的に高温となり、NOxが多量に排出されNOx濃度が高くなる。これに対し予混合パイロットの場合は、燃料と酸化剤である圧縮空気が予め混合されているので燃焼による温度上昇は一様となるため、NOx排出量は少なくNOx濃度が低くなるが燃焼の不安定性から燃料流量など使用範囲の制限がある。
本実施形態では、NOx濃度計73は、脱硝装置入口NOx濃度の大きな変化にも対応可能とするため、レンジ切替機能を備えているとする。
本実施形態では、還元剤流量計62は一例としてコリオリ流量計を用いるものとする。
図2には、本発明の第1実施形態に係るガスタービンの起動から停止までのガスタービン負荷、アンモニア流量およびNOx濃度を示したタイムチャートが示されている。
同図において、縦軸は図の上からガスタービン負荷、アンモニア注入量(流量)、NOx濃度の各値を示し、横軸は時間を示す。ガスタービン負荷のタイムチャートにおいて、一点鎖線はガスタービン負荷を示し、破線は拡散パイロット、実線は予混合パイロットのそれぞれの運転状態を示す。
同図におけるPLAは拡散パイロット、PLBは予混合パイロット、Tは切替を示し、還元剤は本実施形態の例ではアンモニアを示す。
具体的には、図3に示されるように、パイロット切替制御部51が、ORロジック211においてPLA→PLB切替中202を選択し、還元剤流量調節弁自動201(通常「ON」が選択されている)とANDロジック212にて結合される。
一方、バイアス量指令制御部52は、CLCSOに基づき、切替器207において拡散パイロットの場合のアンモニアのバイアス量であるPLAバイアス量204を選択する。
切替器208において、PLA→PLB切替中202が選択されていることから、PLAバイアス量204が選択される。還元剤流量指令制御部91により制御された還元剤流量設定206にてアンモニア流量が設定され、加算器210においてPLAバイアス量204が加算され、アンモニア流量に拡散パイロットの場合のアンモニアのバイアス量が加算された流量となるように還元剤流量調節弁80の開度が調節される。
以上のように、図2の時間t2からt3までの間に用いられた制御回路が、予混合パイロット用回路である。
また、還元剤流量調節弁80は、通常還元剤流量調節弁80aのみ、または還元剤流量調節弁80a及び80bの両方を用いてアンモニア流量を調節しているが、時間t3からt6までの間のように流量が少ない場合には、還元剤流量調節弁80bのみを用いる。
具体的には、図3に示されるように、パイロット切替制御部51が、ORロジック211においてPLB→PLA切替中203を選択し、還元剤流量調節弁自動201(通常「ON」が選択されている)とANDロジック212にて結合される。
一方、バイアス量指令制御部52は、CLCSOに基づき、切替器207において予混合パイロットの場合のアンモニアのバイアス量であるPLBバイアス量205を選択する。
切替器208において、PLB→PLA切替中203が選択されていることから、PLBバイアス量205が選択される。還元剤流量指令制御部91により制御された還元剤流量設定206にてアンモニア流量が設定され、加算器210においてPLBバイアス量205が加算され、アンモニア流量に予混合パイロットの場合のアンモニアのバイアス量が加算された流量となるように、還元剤流量調節弁80の開度が調節される。
拡散パイロットバーナを用いる拡散パイロット及び予混合パイロットバーナを用いる予混合パイロットの切替を行うガスタービン100において、拡散パイロットバーナ使用時のNOx排出量と予混合パイロットバーナ使用時のNOx排出量とには大きな差がある。そのため、拡散パイロットと予混合パイロットとの切替時には、ガスタービン100の燃焼排ガス中のNOx濃度が大きく変化する。燃焼排ガス中のNOxの除去には、アンモニアの注入が行われることから、NOx排出量が大きく変化することにより、アンモニア注入量の制御に遅れが生じると、アンモニア注入量の運用する幅が大きくなってしまい、アンモニアの消費量が必要以上に増加したり、逆にアンモニア不足でNOxが増加するおそれがある。また、各パイロットの切替時には、一時的にNOx濃度が上昇する。
そこで、本構成では、拡散パイロットと予混合パイロットとの切替時に脱硝に用いられるアンモニア流量にバイアス量を加えることとした。
本構成によれば、各パイロットの切替に伴うNOx濃度の変化には、アンモニア流量にバイアス量を加えることで遅延することなく追随するように対応することができ、精度の高い脱硝制御が可能となる。そのため、アンモニア注入量の運用量として必要に適した値と実際の投入量との差が小さくなり、アンモニア消費量を適正化することができる。
以下、本発明の第2実施形態について、図4及び図5を用いて説明する。
上記した第1実施形態では、環境管理値などのNOx濃度の閾値についての検討を行わなかったが、本実施形態では、環境管理値などのNOx濃度の閾値に応じてさらに制御を行うものである。その他の点については第1実施形態と同様であるので、同様の構成については同一符号を付しその説明は省略する。
<還元剤流量調節弁80全閉制御の条件>
(1)ガスタービン100が予混合パイロットにて運転を行っている。
(2)脱硝装置入口NOx濃度および排熱回収ボイラ70の煙突入口におけるNOx濃度が例えば環境管理値以下の値である第1閾値を下回る状態が所定の時間(例えば10分〜60分の適値)以上継続している。
(3)ガスタービン100の負荷が変化中でない。
還元剤流量調節弁80は、親子弁とすることで流量の増減に対応しているが、少ない流量に対応した還元剤流量調節弁80bを用いた場合であっても微小流量についてはその制御が困難である。そこで、還元剤流量調節弁80の制御可能な最小流量でかつ還元剤流量計62が計測可能な流量をa1とする。また、アンモニア流量がa1の場合のNOx濃度がnsである場合、前述の<還元剤流量調節弁80全閉制御の条件>における第1閾値をns(ppm)(ns≦環境管理値)とする。
また、脱硝装置入口NOx濃度および排熱回収ボイラ70の煙突入口におけるNOx濃度がns以上の場合は、還元剤流量指令制御部91により設定されたアンモニア流量にて制御される。
<還元剤流量調節弁80全閉制御の条件>の(1)から(3)の全てを満たす状態で、脱硝装置入口NOx濃度および排熱回収ボイラ70の煙突入口におけるNOx濃度が第1閾値であるnsを下回る状態が所定の時間(例えば10分〜60分の適値)以上継続すると、還元剤流量指令制御部91は還元剤流量調節弁80を全閉とし、図4に示されるようにアンモニア流量は0とされる。
還元剤流量調節弁80を全閉としている状態から通常の脱硝制御へ切り替える場合の閾値として前述の第1閾値であるnsを用いた場合、脱硝装置入口NOx濃度および排熱回収ボイラ70の煙突入口におけるNOx濃度が微変動により瞬間的にnsを超えることが想定され、本来通常の脱硝制御に戻すべきタイミングとは異なるタイミングでの意図しないNOx濃度の微小変動で第1閾値より若干量増減したのみで脱硝制御の復帰となる可能性がある。
そこで、第1閾値nsよりも大きな値である第2閾値ndを設定し、還元剤流量調節弁80を全閉としている状態から通常の脱硝制御へ切り替える場合の閾値として用いるものとする。第2閾値ndは、NOx濃度の変動幅を考慮しNOx濃度が第1閾値であるnsを瞬間的に超えても通常の脱硝制御に戻らないように設定され、例えばns+1(ppm)が設定されている。
還元剤流量調節弁80を全閉としている状態で、脱硝装置入口NOx濃度および排熱回収ボイラ70の煙突入口におけるNOx濃度が変動し、第1閾値であるns以上となったとしても、アンモニア流量は0、すなわち還元剤流量調節弁80は全閉のままとする。
さらに脱硝装置入口NOx濃度および排熱回収ボイラ70の煙突入口におけるNOx濃度が変動し、第2閾値であるnd以上となった場合に、アンモニア流量を0からa1、すなわち還元剤流量調節弁80は還元剤流量指令制御部91による制御に戻り、通常の脱硝制御が行われる。
NOx排出量には、環境管理値のように、環境に影響を及ぼさないように定められた規制値が一般的に設けられている。
本構成では、このNOx排出量、いいかえると脱硝装置入口NOx濃度が第1閾値(例えば環境管理値)を下回る状態が所定の時間以上継続した場合で、かつガスタービン100の負荷が変化中でなく予混合パイロットバーナ使用時である場合は、還元剤流量調節弁80の開度を全閉にし、アンモニアの流量をゼロにすることとした。
よって本構成によれば、NOx濃度が環境管理値を下回る状態が維持されていて、アンモニアをあえて注入する必要がない場合に、還元剤流量調節弁80の開度を全閉にすることでアンモニアの消費量を低減し、運用コストを抑えることができる。
還元剤流量調節弁80の開度を全閉としている期間において、NOx濃度の微変動で第1閾値を瞬間的に超える場合があることが想定される。この時、第1閾値を上回った時に通常の脱硝制御へ切り替えるとすると、意図しないNOx濃度の微小変動で第1閾値より若干量増減したのみで脱硝制御の切替(復帰)が行われてしまうことがある。
よって、第1閾値よりも大きい値である第2閾値を上回ると通常の制御に戻ることとしたため、NOx濃度の微変動により制御の切替が行われず、正しく通常の脱硝制御に復帰することが可能となる。
10 タービン
20 圧縮機
30 発電機
40 燃焼器
50 ガスタービン用脱硝制御装置
51 パイロット切替制御部
52 バイアス量指令制御部
61 還元剤アキュームレータ
62 還元剤流量計
70 排熱回収ボイラ
71 上部熱交換器
72 下部熱交換器
73 NOx濃度計
74 還元剤注入ノズル(還元剤注入部)
75 触媒
77 脱硝装置
80,80a,80b 還元剤流量調節弁
91 還元剤流量指令制御部
100 ガスタービン
Claims (11)
- 拡散パイロットバーナを用いる拡散パイロットと予混合パイロットバーナを用いる予混合パイロットとを切り替えて運転する燃焼器を備えたガスタービンの燃焼排ガスの脱硝を行う脱硝装置に対して、脱硝反応を行う還元剤を注入する還元剤注入部から前記還元剤を注入して前記燃焼排ガス中の窒素酸化物の除去を行うガスタービン用脱硝制御装置において、
前記拡散パイロットと前記予混合パイロットとの切替時に前記燃焼排ガスの脱硝に用いられる前記還元剤にバイアス量を加えるバイアス量指令制御部と、
を備えたガスタービン用脱硝制御装置。 - 前記バイアス量指令制御部は、前記脱硝装置の入口の窒素酸化物濃度を計測するNOx濃度計を備え、計測された脱硝装置入口NOx濃度に基づき決定された前記燃焼排ガスの脱硝に用いられる前記還元剤の流量に対し前記バイアス量を加える請求項1に記載のガスタービン用脱硝制御装置。
- 前記NOx濃度計は、前記脱硝装置入口NOx濃度のレンジ切替機能を具備する請求項2に記載のガスタービン用脱硝制御装置。
- さらに、還元剤流量指令制御部を備え、
前記還元剤流量指令制御部は、還元剤流量調節弁の開度により前記還元剤の流量を制御する請求項2または請求項3に記載のガスタービン用脱硝制御装置。 - 前記還元剤流量指令制御部は、還元剤流量計により計測された前記還元剤の流量および前記脱硝装置入口NOx濃度に基づき前記還元剤流量調節弁の開度を制御し、前記還元剤流量計はコリオリ流量計である請求項4に記載のガスタービン用脱硝制御装置。
- 前記還元剤流量指令制御部は、前記ガスタービンが前記予混合パイロットにて一定の負荷で運転しており、かつ前記脱硝装置入口NOx濃度が第1閾値を下回る状態が所定の時間以上継続した場合、前記還元剤流量調節弁の開度を全閉にする請求項4または請求項5に記載のガスタービン用脱硝制御装置。
- 前記還元剤流量指令制御部は、前記還元剤流量調節弁の開度が全閉でかつ前記脱硝装置入口NOx濃度が前記第1閾値よりも大きい第2閾値を上回る場合、前記還元剤流量調節弁の開度を制御する請求項6に記載のガスタービン用脱硝制御装置。
- 前記還元剤流量調節弁は、親子弁により構成される請求項4から請求項7のいずれかに記載のガスタービン用脱硝制御装置。
- 請求項1から請求項8のいずれかに記載のガスタービン用脱硝制御装置と、取り込んだ空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から排出された圧縮空気と燃料とを混合して燃焼する燃焼器と、前記燃焼器から供給された燃焼ガスにより回転するタービンと、前記タービンと同軸上に設けられ前記タービンが回転駆動することで発電する発電機と、を備えたガスタービンと、
排熱回収ボイラと、
を備えたガスタービン複合発電設備。 - ガスタービンの燃焼器の拡散パイロットバーナを用いる拡散パイロットと予混合パイロットバーナを用いる予混合パイロットとを切り替えるとともに、前記ガスタービンからの燃焼排ガスの脱硝反応を行う還元剤を注入して前記燃焼排ガス中の窒素酸化物の除去を行うガスタービン用脱硝制御方法において、
前記拡散パイロットと前記予混合パイロットとの切替時に前記還元剤にバイアス量を加えるバイアス量制御ステップと、
を備えたガスタービン用脱硝制御方法。 - ガスタービンの燃焼器の拡散パイロットバーナを用いる拡散パイロットと予混合パイロットバーナを用いる予混合パイロットとを切り替えるとともに、前記ガスタービンからの燃焼排ガスの脱硝反応を行う還元剤を注入して前記燃焼排ガス中の窒素酸化物の除去を行うガスタービン用脱硝制御プログラムにおいて、
前記拡散パイロットと前記予混合パイロットとの切替時に前記還元剤にバイアス量を加えるバイアス量制御工程と、
を備えたガスタービン用脱硝制御プログラム。
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