JP2014070636A - Co2の排出を管理するための方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスタービンエンジンにおいて生成されるエネルギーの単位当たりの燃焼副産物の量を低減すること。
【解決手段】第1の燃料および第2の燃料ををガスタービンエンジンに供給するように構成された第1の燃料供給源および第2の燃料供給源を含み、第1の燃料は、第2の燃料より多くの炭素含有量を有する燃料供給組立体16と、少なくとも1つの希釈剤48をガスタービンエンジンに供給するように構成された少なくとも1つの希釈剤供給源を備える希釈剤供給組立体18とを含むタービン流体供給システムと、第1の燃料供給源、第2の燃料供給源、または少なくとも1つの希釈剤供給源を管理することで、ガスタービンエンジンの燃焼器22における炭素の割合を調節して、ガスタービンエンジンによって生成されるエネルギーの単位当たりの排ガス中の炭素を含む排出物の比率を閾値比以下に維持するための指示を有する制御装置とを含むシステム。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示される主題は、ガスタービンエンジンにおける排ガスの管理に関する。具体的には、それは、排ガスの監視、および生成されるエネルギーの単位当たりの特有の燃焼副産物の量を管理することに関する。
一般に、ガスタービンエンジンは、圧縮された空気と燃料の混合体を燃焼させることで、燃焼ガスを生成する。燃焼ガスは、1つまたは複数のタービン段を通って流れることで、負荷および/または圧縮器によって使用するための回転エネルギーを生成する。燃焼ガスは、種々の燃焼副産物を含む可能性があり、例えば一酸化炭素(CO)、酸化窒素(NOx)、二酸化炭素(CO2)などである。このような副産物または排出物は一般に、規制を受けており、この規制は、ますます厳しいものになりつつある。
元々主張されている発明の範囲にふさわしい特定の実施形態を以下で概説する。このような実施形態は、主張される発明の範囲を限定することを意図しているのではなく、むしろこのような実施形態は、本発明の可能な形態の簡単な概要を提供することのみを意図している。当然のことながら、本発明は、以下に記載する実施形態と同様の、またはそれとは異なる可能性のある種々の形態を包含することができる。
米国特許出願公開第2012/0090327号明細書
第1の実施形態において、システムは、第1の燃料をガスタービンエンジンに供給するように構成された第1の燃料供給源、および第2の燃料をガスタービンエンジンに供給するように構成された第2の燃料供給源を含み、この場合、第1の燃料が第2の燃料より多くの炭素含有量を有する燃料供給組立体と、少なくとも1つの希釈剤をガスタービンエンジンに供給するように構成された少なくとも1つの希釈剤供給源を備えた希釈剤供給組立体とを含むタービン流体供給システムと、第1の燃料供給源、第2の燃料供給源、または少なくとも1つの希釈剤供給源を管理することで、ガスタービンエンジンの燃焼器における炭素の割合を調節して、ガスタービンエンジンによって生成されるエネルギーの単位当たりの排ガス中の炭素を含む排出物の比率を閾値比以下に維持するための指示を有する制御装置とを含む。
第2の実施形態において、システムは、第1の燃料供給源、第2の燃料供給源、または少なくとも1つの希釈剤供給源を管理することで、ガスタービンエンジンの燃焼器における炭素の割合を調節して、ガスタービンエンジンによって生成されるエネルギーの単位当たりの排ガス中の炭素を含む排出物の比率を閾値比以下に維持するための指示を有する制御装置を含む。
第3の実施形態において、方法は、少なくとも1つのセンサからフィードバックを受信するステップと、このフィードバックに基づいて、ガスタービンエンジンによって生成されるエネルギーの単位当たり形成される炭素を含む排出物の比率を監視するステップと、この比率が閾値比を超えるかどうか判定するステップと、第1の燃料供給源、第2の燃料供給源、または少なくとも1つの希釈剤供給源を管理することで、ガスタービンエンジンの燃焼器における炭素の割合を調節することでこの比率を閾値比以下に維持するステップとを含む。
本発明のこれらのおよび他の特徴、態様および利点は、以下の詳細な記載を添付の図面を参照して読むことでより適切に理解されると思われ、図面中では、同様の符号は、図面を通して同様の部品を表している。
生成されるエネルギーの単位当たり排出される二酸化炭素の比率を閾値以下に維持するように構成されたガスタービンシステムの線図である。 図1のガスタービンシステムの線図であり、制御装置が、燃料組立体および希釈剤組立体を管理することで、生成されるエネルギーの単位当たり形成される二酸化炭素ガスの比率を閾値比を下回るように維持する図である。 図2の制御装置の線図であり、燃料および希釈剤の燃料ノズルへの注入を管理する図である。 図1のガスタービンシステムにおいて生成されるエネルギーの単位当たり形成される二酸化炭素ガスの比率を管理するための方法のフローチャートである。
本発明の1つまたは複数の特定の実施形態を以下に記載する。これらの実施形態の簡潔な記載を提供しようとする中で、実際の実装形態の全ての機能が、明細書に記載されない場合がある。このようないずれの実際の実装形態の、何らかの設計または設計プロジェクトでの開発において、例えばシステム関連および商業関連の制約に準拠するなど、この開発者の特定の目的を達成するために多数の実装形態に固有の決定を行う必要があり、これは実装形態によって異なる可能性があることを理解されたい。さらにこのような開発の取り組みは、複雑で時間がかかるものではあるが、それでもやはり、本開示の恩恵を有する当業者にとって、設計、作製および製造を請け負うことは日常的であることを理解されたい。
本発明の種々の実施形態の要素を取り上げる際、冠詞「a」、「an」、「the」および「前記」は、1つまたは複数の要素があることを意味することが意図されている。用語「備える」、「含む」および「有する」は、包括的であり、記載される要素以外の追加の要素が存在する可能性があることを意味することが意図されている。
以下で詳細に考察するように、開示される実施形態は、例えばガスタービンエンジンなどの燃焼システムの各々の燃料ノズルおよび/または燃焼器に供給される流体(例えば燃料および希釈剤)を管理することによって、生成されるエネルギーの単位当たり(例えばMWhr)の炭素を含む排出物(例えばCO2排出物)を管理する排出物管理機能(例えば制御装置によって実行される指示)を含む。例えばガスタービンエンジンの制御装置は、燃料ノズルおよび/または燃焼器への1つまたは複数の希釈剤(例えば、蒸気、窒素または他の希釈剤)の流量を増加させることで、全体の流体混合体中の燃料に対する希釈剤の割合を増大させ、これによりガスタービンエンジンの出力を増大させ、全体の流体混合体(例えばガスおよび/または液体混合体)中の炭素の割合を抑えることで生成されるエネルギーの単位当たりの排ガス中の炭素を含む排出物(例えばCO2排出物)を減少させることができる。特定の実施形態において、ガスタービンエンジンの制御装置は、希釈剤の流量を増加させることで、低負荷条件、始動条件、停止条件、または生成されるエネルギーの単位当たりの炭素を含む排出物に関する閾値比に基づいた他の条件(例えば規制上の制限)における排ガス中の炭素を含む排出物(例えばCO2排出物)を減少させることができる。さらにガスタービンエンジンの制御装置は、高負荷条件、定常状態、または生成されるエネルギーの単位当たりの炭素を含む排出物に関する閾値比(例えば規制上の制限)に基づいた他の条件における希釈剤の流量を減少させることができる。例えばガスタービンエンジンの制御装置は一般に、燃料ノズルおよび/または燃焼器への希釈剤の流量を管理することで、ガスタービンエンジンによって生成されるエネルギーの単位当たりの炭素を含む排出物(例えばCO2排出物)の比率を閾値比を下回るように維持することができる。
これに加えて、あるいは代替として、ガスタービンエンジンの制御装置は、燃料ノズルおよび/または燃焼器内に供給される燃料組成物(例えば2つ以上の異なる燃料の混合体)を選択式に管理することによって、燃料組成物および全体の流体混合体における炭素の割合を抑え、これにより生成されるエネルギーの単位当たりの排ガス中の炭素を含む排出物(例えばCO2排出物)を減少させることができる。例えばガスタービンエンジンの制御装置は選択式に、第1の燃料(例えば高炭素ベースの燃料)の流量を減少させるおよび/または第2の燃料(例えば低炭素燃料および/または炭素を含まない燃料)の流量を増加させることで、燃料ノズルおよび/または燃焼器内に低炭素の燃料組成物(例えば燃料混合体)を提供し、これにより、燃料組成物および全体の流体混合体における炭素の割合を抑えることで、生成されるエネルギーの単位当たりの排ガス中の炭素を含む排出物(例えばCO2排出物)を減少させることができる。特定の実施形態において、第1の燃料は天然ガスを含む場合があるのに対して、第2の燃料は水素を含む場合がある。水素は天然ガスを補う一方で、全体の燃料混合体中の炭素含有量を希釈する。特定の実施形態において、ガスタービンエンジンの制御装置は選択式に、第1の燃料(例えば高炭素ベースの燃料)の流量を減少させるおよび/または第2の燃料(例えば低炭素燃料および/または炭素を含まない燃料)の流量を増加させることで、低負荷条件、始動条件、停止条件、または生成されるエネルギーの単位当たりの炭素を含む排出物に関する閾値比に基づいた他の条件(例えば規制上の制限)における排ガス中の炭素を含む排出物(例えばCO2排出物)を減少させることができる。さらにガスタービンエンジンの制御装置は選択式に、高負荷条件、定常状態、または生成されるエネルギーの単位当たりの炭素を含む排出物に関する閾値比に基づいた他の条件(例えば規制上の制限)において、第1の燃料(例えば高炭素ベースの燃料)の流量を増加させるおよび/または第2の燃料(例えば低炭素燃料および/または炭素を含まない燃料)の流量を減少させることができる。
一般に、開示される実施形態は選択式に希釈剤および燃料組成物の使用を管理することで、種々のフィードバックに基づいて、生成されるエネルギーの単位当たりの炭素を含む排出物(例えばCO2排出物)の比率を管理することができるが、このようなフィードバックは、燃料組成物、排気組成物、電力出力および/または負荷、燃料および希釈剤の温度、ならびにガスタービンエンジンの種々の他の作動パラメータを示すセンサフィードバックである。開示される実施形態は恐らく、単純なサイクルのガスタービンシステムに特に有益であり、これは例えば結合式サイクルシステムの一部として蒸気タービンまたは二次サイクルのないスタンドアローンガスタービンエンジンなどである。さらに希釈剤は、例えば空気分離ユニット(ASU)からの窒素ならびに/あるいはボイラーまたはガス化システムからの蒸気など種々の工場供給源から供給される場合もある。同様に燃料も種々の工場供給源、貯蔵タンクおよび/またはパイプラインから供給される場合もあり、例えばガス化システムからの合成ガス、貯蔵タンクからの水素および/またはガス処理システム(例えば燃料熱分解および/または合成ガスを利用した燃料改質)からの水素などである。
図1は、ガスタービンシステム10の線図であり、これは、生成されたエネルギーの単位当たり形成される二酸化炭素ガスの比率を生成されるエネルギーの単位当たり排出されるCO2ガスの閾値比以下に維持するように構成されている。ガスタービンシステム10は、ガスタービン12と、制御装置組立体14と、燃料供給組立体16と、希釈剤供給組立体18とを含むことができる。これらの組立体が協働して作用することで、CO2排出/エネルギー比を閾値比以下に維持している。
示されるように、ガスタービン12は、圧縮機20と、燃焼器22と、燃料ノズル24と、タービン26と排気部分28とを含む。作動する際、ガスタービン12は、空気30を圧縮機20へと引き込み、圧縮機がその後空気30を圧縮し、それを燃焼器22へと移動させる。燃焼器22では、燃料ノズル24が燃料を噴射し、この燃料が圧縮された空気と混ざり合って燃料と空気の混合体を形成する。燃料と空気の混合体が燃焼器22内で燃焼し、高温の燃焼ガスを生成し、これはタービン26へと下流に流れる。高温の燃焼ガスがタービン26を通って移動する際、それがロータを回転させる。タービン26内でロータが回転することによって、シャフト32を回転させる。シャフト32は負荷34に接続しており、これは例えば、シャフト32の回転エネルギーを利用して電気を生成する生成器などである。タービン26内を通過した後、高温の燃焼ガスは、排ガス36として排気部分28を介して環境に排出される。排ガス36は、例えば二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(CO)、酸化窒素(NOx)などの気体を含むことができる。このような副産物または排出物は一般に規制を受けており、この規制は次第に厳しくなってきている。例えば米国環境保護庁(EPA)は、生成されるエネルギー単位当たりのCO2排出の有効な基準を有する場合がある。例えば開示される実施形態によって恐らく、結合式サイクルにおいて作動するガスタービンが、生成されるエネルギーのメガワット時当たりのCO2をおよそ1000ポンド(1000lbs/MWhr)未満にすることが可能になる。
制御装置組立体14が指示を実行することで燃料組立体16および希釈剤組立体18を制御して、生成されるエネルギー単位当たりのCO2排出が閾値比(例えばEPA基準)を下回るように維持する。制御装置組立体14は、制御装置37と、プロセッサ38と、メモリ39と、センサ40、42、43および44とを含む。制御装置37は、センサ40、42、43および44からのデータを受信し、その後プロセッサ38がメモリ39に記憶された指示をセンサデータに基づいて実行することで、燃料組立体16と、希釈剤組立体18を制御する。センサ40、42、43および44は、制御装置37に様々な種類のデータを提供しており、これには排ガス36中のCO2レベル、燃料46中の炭素含有量、燃料46の温度、希釈剤48の温度および負荷34からの負荷データが含まれる。図示される実施形態では、4つの全てのタイプのセンサ40、42、43および44が制御装置37によって使用される。他の実施形態では、制御装置37は負荷センサ40を単独で使用する、炭素含有量センサ42と負荷センサ40を併せて使用する、排気センサ44を負荷センサ40と併せて使用する、あるいは4つの全てのセンサを併せて使用することでシステム10を閾値比以下に維持する場合がある。
センサ40は、負荷34の負荷および/または出力、例えば生成される電気を測定する。上記に説明したように、米国環境保護庁(EPA)は、生成されるエネルギーの単位当たりのCO2の形成を例えば結合式サイクル用途に関してメガワット時当たりおよそ1000ポンド(1000lbs/MWhr)に制限する有効な基準を有する。これを下回るエネルギー生成は、許容可能なCO2排出の量が減少することを意味する。制御装置37は、センサ40から負荷データ(すなわち生成されるエネルギー)を受信する。制御装置37は、この負荷データをガスタービンシステム10における既知の変数と組み合わせることで、ガスタービン12が閾値比を超えて作動しているかどうかを判断することができる。例えば制御装置37は、既知の値、計算式、モデルなどのデータベースを利用して、燃料46および希釈剤48がどの位の量が、どの種類が、およびどの温度が特定の負荷(すなわちCO2排出/エネルギー)における特定の量のCO2を生成するかを知ることができる。制御装置37がガスタービンエンジン12が閾値比を超えて作動していると予測した場合、このとき制御装置37は指示を実行して、燃料組立体16および/または希釈剤組立体18を制御することでCO2排出/エネルギー比を変更するように制御する。したがって制御装置37が指示を実行することで、センサ40をセンサ42および44と併せてあるいはそれらを用いずに使用することで、CO2排出/エネルギー比が閾値比以下になるまで燃料組立体16および/または希釈剤組立体18を自動的に調節することができる。
ガスタービンシステム10はまた、炭素含有量センサ42を負荷センサ40と併せて使用することで、システム10を閾値比以下に維持することもできる。一部の実施形態では、センサ42は、燃料炭素含有量センサおよび燃料温度センサであってよい。さらに他の実施形態では、燃料に関する炭素含有量センサと、温度センサがある場合もある。具体的には制御装置37は、炭素含有量センサ42から燃料46の中にどのくらいの量の炭素があるかと、その温度を示すデータを受信する。制御装置37はこのとき、既知の値(すなわち燃料温度が上昇することは、システム中により多くのエネルギーが導入されることになり、結果として生成されるエネルギー単位当たりのCO2の排出が減ることになる)に基づいてCO2排出を予測することができる。制御装置37がこの情報をセンサ40からの負荷データと組み合わせたならば、このとき制御装置37は、システム10が閾値比以下で作動しているかどうかを判断することができる。具体的には制御装置37が指示を実行することで、ガスタービンシステム10が閾値比より多くのエネルギーの単位当たりのCO2を生成するかを予想することができる。この比率に基づいて制御装置37が指示を実行することで、燃料ノズル24に進入する燃料46の量および/または組成を変えることができる。一部の実施形態では、制御装置37は、ガスタービンシステム10に進入する燃料46を調節する(例えば燃料の種類および/または燃料の量を変える)および希釈剤48を調節する(例えば希釈剤の種類および/または希釈剤の量を変える)ことによって、この比率を管理することができる。例えばCO2排出/エネルギーを減少させるには、制御装置は、燃料46の消費を減らし、ガスタービンシステム10において使用される希釈剤48を増やす指示を実行することで、CO2排出/エネルギー比を低下させることができる。示されるように、希釈剤48は、様々な場所でガスタービン12に進入することができ、これらの場所には、燃料ノズル24、燃焼器22および/またはタービン26が含まれる。
センサ44は、排気部分28に接続しており、排ガス36がガスタービンシステム10を出るときのその中の二酸化炭素レベルを監視する。他の実施形態において、センサ44は、ガスタービン12の異なる場所に接続する場合もある。例えばセンサ44は、タービン26または燃焼器22に接続し、その中のCO2レベルを測定する場合もある。さらに他の実施形態において、CO2センサ44は、燃焼器22、タービン26および排気部分28に接続することで、重複するCO2ガス測定を行なう場合もある。制御装置37はこのとき、CO2センサ44を負荷センサ40と併せて使用することで、生成されるエネルギーの単位当たりのCO2ガスの比率を計算することができる。制御装置37はその後、このCO2排出/エネルギー比を閾値比と比較することで、ガスタービンシステム10が閾値比を超えているかどうかを判断する。CO2排出/エネルギー比が閾値比を超えた場合、このとき制御装置37は指示を実行することで、燃料組立体16および希釈剤組立体18によってガスタービン12に進入する燃料46および/または希釈剤48の量または内容物を調節する。
図2は、図1のガスタービンシステム10の線図であり、制御装置37は、燃料供給組立体16と、希釈剤供給組立体18を制御することで、ガスタービンシステム10の排出(例えばCO2排出)を減少させるおよび/または出力を増大させている。燃料組立体16は、第1の燃料源70と、第2の燃料源72と、混合チャンバ74と、第1の弁76と、第2の弁78とを含む。他の実施形態では、3つ以上の燃料源(例えば3つ、4つ、5つ、6つまたはそれ以上の燃料源)と、3つ以上の弁(例えば、3つ、4つ、5つ、6つまたはそれ以上の弁)と、2つ以上の混合チャンバ(例えば、2つ、3つ、4つ、5つまたはそれ以上の混合チャンバ)とが異なる構成で存在する場合もある。例えば、3つの燃料源と、それに対応する弁、ならびに異なる燃料を混ぜ合わせる単独の混合チャンバとが存在する場合もある。
作動中、制御装置37が指示を実行することで、弁76を制御することにより第1の燃料源70から、および弁78を利用して第2の燃料源72から混合チャンバ74に燃料を選択式に経由させる。燃料70および72は、混合チャンバ74内に進入し、そこで混ざり合い、その後燃料ノズル24へと流れ、そこでそれらは燃焼器22の中で燃焼する。第1の燃料源70は、化石燃料(例えば炭素ベースの燃料)を供給する一次燃料源であってよい。第2の燃料源72は、低炭素または炭素を全く含まない燃料(例えば水素)を供給する二次燃料源であってよい。上記に説明したように、制御装置37が指示を実行することで、センサ40、センサ40および42、センサ40および44または全てのセンサ40、42、43および44に応答して、第1の燃料70と、第2の燃料72の量を調整する。具体的には、制御装置37が指示を実行することで、弁76および78を開閉することによって燃料ノズル24に進入する燃料の炭素含有量を調節し、これによって混合チャンバ74内の燃料70および72の量を変える。この方法において、制御装置37は、燃焼すべき燃料混合体の炭素含有量を変化させ、これにより生成されるエネルギーの単位当たりのCO2の比率を変えることができる。
例えばガスタービン12が高い負荷(例えば電気利用のピーク時)に遭遇した際、これは、対応してエネルギー生成が増大する他により多くのCO2を排出する可能性がある。このような高負荷の状況では、システム10が、生成されるエネルギー単位当たりの排出されるCO2の閾値レベルを超える可能性はない。よって制御装置37は、指示を実行することで、弁76を開放し、弁78を閉鎖したまま維持することで、第1の燃料源70が混合チャンバ74を通って流れ、燃焼器22内で燃焼する。対照的に低負荷の状況では、ガスタービンはそれ程効率的ではなく、現行の制御技術を利用せずには閾値比と比べて生成されるエネルギーの単位当たりより多くのCO2を排出する。それに応じて制御装置37が指示を実行することで、弁76および78を制御し、燃料ノズル24に進入する燃料混合体の炭素含有量を変えることができる。第2の燃料72(例えば低炭素または炭素を含まない燃料)を増加させ、第1の燃料70(例えば炭素ベースの燃料)を減少させることによって、制御装置37は、燃料混合体および排ガス中の炭素含有量を低下させる(例えば排ガス中のCO2が少ない)。制御装置37はまた、負荷が増大した場合、逆のことをする(すなわち第1の燃料70を増加させ、第2の燃料72を減少させる)ように指示を実行することができる。センサ40、センサ40および42の組み合わせ、センサ40および44の組み合わせまたは全てのセンサ40、42、43および44からのフィードバックを併せることで有利には、制御装置37が燃料混合体を変化させ、これにより生成されるエネルギーの単位当たりのCO2排出を減らすことで閾値比を下回るようにすることができる。
希釈剤組立体18は、希釈剤源80と、弁82、84、86、88、90、92、94、96および98を含む。希釈剤源80は、水素(N2)源100、蒸気源102および別の種類の希釈剤104を含む場合がある。他の実施形態では、4つ以上の希釈剤(例えば4つ、5つ、6つ、7つまたはそれ以上の希釈剤)が存在する場合もある。このような希釈剤源80によって、出力を増大させる一方で、ガスタービン12に対する燃料の要件を軽減することで、燃焼中の燃料の容積当たりの炭素含有量を減少させ、排ガス中のCO2排出を低下させることが可能である。よってシステム10は有利には希釈剤源80を利用することで、生成されるエネルギー単位当たりのCO2ガスの排出を閾値比を下回るように抑えることができる。さらにシステム10は、センサ43によって希釈剤の温度を監視することで、どのくらいの希釈剤を注入すべきかをより適切に予測することができる(すなわち希釈剤の温度が上昇することは、より多くのエネルギーがシステム10内に導入されることを意味しており、これにより生成されるエネルギー単位当たりのCO2排出が減少することになる)。
制御装置37が指示を実行することで、弁82、84、86、88、90、92、94、96および98を介して希釈剤100、102および104の放出を管理する。有利には制御装置37が指示を実行することで、ガスタービン12内での希釈剤の使用を選択的に管理することができる。具体的には、制御装置37が指示を実行することで、任意の1つまたは複数の希釈剤を弁82、88および98を制御することによって燃料ノズル24に、弁84、90および96を使用することによって燃焼器22に、ならびに/あるいは弁86、92および94を使用してタービン26に注入することができる。したがって制御装置37は、弁82、84、86、88、90、92、94、96および98を介して希釈剤の使用をカスタマイズすることができる。例えば制御装置37が指示を実行することで、弁82によって燃料ノズル24へ窒素100を注入し、弁90によって燃焼器22に蒸気102を注入し、弁94によって別の希釈剤104をタービン26へと注入することができる。さらに他の実施形態において、3つの全ての希釈剤源100、102および104が、燃料ノズル24、燃焼器22および/またはタービン26に注入される場合もある。さらに他の実施形態において、システム10は、センサ43を使用して、希釈剤の温度に基づいてどの希釈剤が最も有利に注入されるかを判断することができる(すなわち温度の上昇は、より多くのエネルギーがシステム10内に導入されることを意味しており、その結果生成されるエネルギー単位当たりのCO2排出が低下する)。
いくつかの実施形態において、システム10は燃料組立体16と、希釈剤組立体18を併せて使用して、生成されるエネルギーの単位当たりのCO2排出の比率を閾値比を下回るように変更する。例えば低負荷の状況では、ガスタービン12は効率が下がり、開示される制御技術を利用せずには閾値比と比べてより多くのCO2/エネルギーを排出する可能性がある。制御装置37は、指示を実行して、希釈剤組立体18によって出力増大希釈剤48を注入し、同時に燃料組立体16によって燃料を減少させるおよび/または燃料46中の炭素含有量を減少させることによって応じることができる。協働して作用する2つの組立体16および18は有利には、ガスタービンシステム10を閾値比を下回るように維持することができる。
図3は、図2の制御装置37の線図であり、複数の燃料ノズル24への燃料および希釈剤の注入を管理している。燃料ノズル24は、個々の燃料ノズル120、122、124、126、128および130を含む。本発明は、6つの燃料ノズルを含んでいるが、他の実施形態は、異なる数のノズル、例えば1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、10個またはそれ以上のノズルを含む場合もある。このような燃料ノズル120、122、124、126、128および130は、燃料、酸化剤(例えば空気)および/または希釈剤を燃焼器22に注入することができる。本実施形態では、燃料と希釈剤は、各々の燃料マニフォルド132と希釈剤マニフォルド134を通って移動する。酸化剤(例えば空気)は、燃焼器22(例えばヘッド側)および流れ調整器を介して各々の燃料ノズル120、122、124、126、128および130に供給される場合もある。
マニフォルド132および134は、燃料と希釈剤を一部のまたは全ての個々のノズル120、122、124、126、128および130に分配することができる。特定の実施形態において、制御装置37が指示を実行することで、燃料マニフォルド132および希釈剤マニフォルド134の内部で弁を作動させ、どのノズル120、122、124、126、128および130が特定の燃料、燃料混合体、酸化剤(例えば空気)、希釈剤および/または希釈剤混合体を受け取るかを管理することができる。制御装置37が指示を実行することで、第1の燃料70、第2の燃料72または両方の燃料70および72(例えば混合体)、窒素100、蒸気102、他の希釈剤ならびに/あるいは1つまたは希釈剤の混合体の流れが、1つまたは複数の燃料ノズル120、122、124、126、128および130への1つまたは複数に均一にまたは異なる方法で流れることが可能になる。例えば燃料マニフォルド132は、燃料をノズル120、122、124、128および130に送るが、126には送ることはできない。他の実施形態において、燃料マニフォルド132は、第1の燃料源70をノズル120、122および124に誘導し、第2の燃料源72をノズル126、128および130に誘導する場合もある。希釈剤マニフォルド134も、同様のやり方で作動することができる。例えば希釈剤マニフォルド134は、源100からノズル126に窒素を送るだけの場合がある。他の実施形態において、マニフォルド134は、3つの希釈剤源100、102および104の混合体をノズル126に送る場合もある。さらに他の実施形態においてマニフォルド134は、源100からノズル120に窒素を送り、源102からノズル128に蒸気を送り、源104からノズル130に別の希釈剤を送る場合もある。他の組み合わせも可能であり、異なるノズル120、122、124、126、128および130が異なる燃料、燃料混合体、希釈剤および/または希釈剤混合体ならびに酸化剤(例えば空気)を受けとることも可能である。図3の実施形態によって、制御装置37が、各々のノズル120、122、124、126、128および130への所望される燃料または燃料混合体の流れ、ならびに所望される希釈剤または希釈剤混合体の流れを選択式に管理することが可能になる。したがって制御装置37は、ノズル24に進入する燃料および/または希釈剤の量を調整することによって、燃焼器22において形成されるCO2ガスの量を調整することができる。この方法において、制御装置37は、センサ40、42、43および44からのフィードバックによってシステム10におけるCO2/エネルギーの比率を調節することができる。
図4は、図1のガスタービンシステム10において生成されるエネルギーの単位当たりのCO2排出の比率を管理するための方法150のフローチャートである。最初に、ブロック152によって表されるように、センサ40、42、43および/または44が、ガスタービンシステム10における特性を測定する。具体的にはセンサ40は負荷を測定し、センサ42は燃料46中の炭素含有量と温度を測定し、センサ43は希釈剤の温度を測定し、センサ44は排ガス36中のCO2レベルを測定する。センサ40、42、43および/または44は、ブロック154によって表されるように信号中の情報を制御装置37に送信する。制御装置37は、ブロック156によって表されるようにセンサ40、42、43および/または44から信号を受信する。制御装置37はその後、ブロック158によって表されるようにセンサ40、42、43および/または44を監視することで、排ガス36中の実際のまたは予測されるCO2レベルを判定する。上記に説明したように、制御装置37は、センサ40、42、43および44から受信した情報によって燃料組立体16および/または希釈剤組立体18を使用して、指示を実行することでシステム10において生成されるエネルギーの単位当たり形成されるCO2ガスの量を調節することができる。上記に説明したように、ガスタービンシステム10の実施形態は、負荷センサ40を単独で使用して;全てのセンサ40、42、43および44を使用して;センサ40および42を使用して;またはセンサ40および44を使用して排出管理指示を実行することで、CO2排出/エネルギー比を判定し、この比率を閾値比を下回るように維持することができる。4つの全てのセンサ40、42、43および44を使用する実施形態は有利には、センサ40、42および43を使用して予測される比率を判定し、センサ40および44を使用して実際の比率を判定することができる。センサフィードバックおよび比率の判定によって、重複する測定が実現し、ガスタービンシステム10のCO2排出/エネルギー比が閾値比以下のままでいることが保証される。
方法150における次のステップは、判断ポイント160によって表されるように、CO2レベルが閾値比を上回っているかを判定することである。上記に説明したように、閾値比は、生成されるエネルギーの単位当たりのCO2の量であり、例えばメガワット時当たりのCO2のポンド(lbs/MWhr)である。CO2排出/エネルギー比が閾値比より小さい場合、このとき方法は、ブロック152に戻り、センサによって特性を測定する。CO2排出/エネルギー比が閾値比より大きい場合、このとき方法150は、ブロック162および/またはブロック164においてステップを続行することができる。ブロック162において、方法150は、システム10における燃料を管理することでCO2排出を抑える。上記に説明したように、システム10は、燃料組立体16を使用することで燃料の組成または種類を変更することができ、例えば低炭素または炭素を含まない燃料を使用することでCO2ガスの生成を減らすことができる。方法150はまた、ブロック164に表されるように、システム10における希釈剤48の量を管理することで、燃料消費を減らし、これによりCO2ガスの形成も減らすことができる。具体的には希釈剤48は、ガスタービンシステム10における出力形成を増大させ、燃料要件を軽減し、対応するCO2ガス排出を抑える。したがってシステム10は、生成されるエネルギーの単位当たりのCO2排出の比率を閾値比以下に維持することができる。
本発明の技術的効果には、ガスタービンエンジンに対する負荷を継続的に変えることによって生成されるエネルギーの単位当たりのCO2排出の比率を閾値比を下回るように維持することが可能なシステムおよび方法が含まれる。システムは、種々のセンサからのセンサフィードバックを受信することができる制御装置を含んでおり、これらのセンサは、負荷、燃料中の炭素含有量、燃料の温度、希釈剤の温度および排ガス中のCO2ガスのレベルを測定する。システムはこのとき、燃料を変更する、燃料の組成を変更する、燃料の量を変更する、および/または出力を増大させる希釈剤を加えることによって、センサからの入力に基づいてCO2排出/エネルギー比を調節することができる。
この書面による記載は、本発明を開示することを目的とした最適な態様を含む例を利用しており、また任意の装置またはシステムを作製し利用すること、ならびに任意の採用された方法を実行することを含め、当業者が本発明を実施することができるようにするものである。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義されており、当業者が思い付く他の例を含むことができる。このような他の例は、それらが特許請求の範囲の文字通りの言い回しと相違ない構造上の要素を含む場合、あるいはそれらが特許請求の範囲の文字通りの言い回しとわずかな相違点を有する等価な構造上の要素を含む場合、特許請求の範囲の範囲内にあることが意図されている。
10 ガスタービンシステム
12 ガスタービン
14 制御装置組立体
16 燃料供給組立体
18 希釈剤供給組立体
20 圧縮機
22 燃焼器
24 燃料ノズル
26 タービン
28 排気部分
30 空気
32 シャフト
34 負荷
36 排ガス
37 制御装置
38 プロセッサ
39 メモリ
40、42、43、44 センサ
46 燃料
48 希釈剤
70 第1の燃料源
72 第2の燃料源
74 混合チャンバ
76 第1の弁
78 第2の弁
80 希釈剤源
82、84、86、88、90、92、94、96、98 弁
100 窒素
102 蒸気
104 他の希釈剤
120、122、124、126、128、130 個々の燃料ノズル
132 燃料マニフォルド
134 希釈剤マニフォルド
150 方法
152 センサのよる特性の測定
154 センサからの信号の送信
156 センサからの信号の受信
158 センサ信号を使用して、生成されるエネルギーの単位当たりのCO2排出の比率を監視する
160 比率が閾値比を超えているかを判定する
162 システムにおける燃料の管理
164 システムにおける希釈剤の管理

Claims (20)

  1. 第1の燃料をガスタービンエンジンに供給するように構成された第1の燃料供給源、および
    第2の燃料をガスタービンエンジンに供給するように構成された第2の燃料供給源を含み、前記第1の燃料が、前記第2の燃料より多くの炭素含有量を有する燃料供給組立体と、
    少なくとも1つの希釈剤を前記ガスタービンエンジンに供給するように構成された少なくとも1つの希釈剤供給源を備える希釈剤供給組立体とを備えるタービン流体供給システムと、
    前記第1の燃料供給源、前記第2の燃料供給源、または前記少なくとも1つの希釈剤供給源を管理することで、前記ガスタービンエンジンの燃焼器における炭素の割合を調節して、前記ガスタービンエンジンによって生成されるエネルギーの単位当たりの排ガス中の炭素を含む排出物の比率を閾値比以下に維持するための指示を有する制御装置とを備えるシステム。
  2. 前記燃料供給組立体が、前記ガスタービンエンジンの前記燃焼器の上流に前記第1および第2の燃料を混ぜ合わせるように構成された混合チャンバを備える、請求項1記載のシステム。
  3. 前記第1の燃料供給源が炭素を含む燃料供給源であり、前記第2の供給源が水素燃料供給源である、請求項1記載のシステム。
  4. 前記少なくとも1つの希釈剤供給源が、蒸気供給源、窒素供給源、またはその組み合わせである、請求項1記載のシステム。
  5. 前記タービン流体供給システムを有する前記ガスタービンエンジンを備える、請求項1記載のシステム。
  6. 前記制御装置が、燃料組成物、排気組成物、燃料の温度、希釈剤の温度、負荷または電力出力あるいはそれらの組み合わせを示すセンサフィードバックに応答して、前記燃焼器における前記炭素の割合を調節することで前記炭素を含む排出物を調節するための指示を有する、請求項1記載のシステム。
  7. 前記制御装置が、前記燃焼器における前記炭素の割合を抑えることで、始動条件、停止条件または低負荷条件における前記炭素を含む排出物を減少させるための指示を有する、請求項1記載のシステム。
  8. 前記制御装置が、定常条件または高負荷条件における前記燃焼器における前記炭素の割合を増大させるための指示を有する、請求項7記載のシステム。
  9. 前記制御装置が、前記燃焼器における前記炭素の割合を調節することで、前記ガスタービンエンジンによって生成されるエネルギーの単位当たり形成される二酸化炭素ガスの前記比率を前記閾値比以下に維持するための指示を有する、請求項1記載のシステム。
  10. 前記制御装置が、前記第1の燃料、前記第2の燃料、または前記少なくとも1つの希釈剤の量を調節することで、前記比率を前記閾値比以下に維持するための指示を有する、請求項9記載のシステム。
  11. 第1の燃料供給源、第2の燃料供給源、または少なくとも1つの希釈剤供給源を管理することで、ガスタービンエンジンの燃焼器における炭素の割合を調節して、前記ガスタービンエンジンによって生成されるエネルギーの単位当たりの排ガス中の炭素を含む排出物の比率を閾値比以下に維持するための指示を有する制御装置を備えるシステム。
  12. 前記制御装置が、前記第1の燃料供給源からの第1の燃料と、前記第2の燃料供給源からの第2の燃料の燃料混合体の炭素含有量を調節することで、前記比率を前記閾値比以下に維持するための指示を有する、請求項11記載のシステム。
  13. 前記制御装置が、前記少なくとも1つの希釈剤供給源から前記ガスタービンエンジンの前記燃焼器への少なくとも1つの希釈剤の流れを管理することで、前記比率を前記閾値比以下に維持するための指示を有する、請求項11記載のシステム。
  14. 前記制御装置が、燃料組成物、排気組成物、燃料の温度、希釈剤の温度、負荷または電力出力あるいはそれらの組み合わせを示すセンサフィードバックに応答して、前記燃焼器における前記炭素の割合を調節することで、前記炭素を含む排出物を調節するための指示を有する、請求項11記載のシステム。
  15. 前記制御装置が、始動条件、停止条件または低負荷条件における前記燃焼器における前記炭素の割合を抑えることで、前記炭素を含む排出物を減少させるための指示を有する、請求項11記載のシステム。
  16. 前記制御装置が、定常条件または高負荷条件における前記燃焼器における前記炭素の割合を増大させるための指示を有する、請求項15記載のシステム。
  17. 前記制御装置が、前記燃焼器における前記炭素の割合を調節することで、前記ガスタービンエンジンによって生成されるエネルギーの単位当たり形成される二酸化炭素ガスの前記比率を前記閾値比以下に維持するための指示を有する、請求項11記載のシステム。
  18. 少なくとも1つのセンサからフィードバックを受信するステップと、
    前記フィードバックに基づいて、ガスタービンエンジンによって生成されるエネルギーの単位当たり形成される炭素を含む排出物の比率を監視するステップと、
    前記比率が閾値比より大きいかどうかを判定するステップと、
    第1の燃料供給源、第2の燃料供給源、または少なくとも1つの希釈剤供給源を管理することで、前記ガスタービンエンジンの燃焼器における炭素の割合を調節して、前記比率を閾値比以下に維持するステップとを含む方法。
  19. 管理するステップが、前記第1の燃料供給源からの第1の燃料と、前記第2の燃料供給源からの第2の燃料の燃料混合体の炭素含有量を管理することで、前記比率を前記閾値比以下に維持するステップを含む、請求項18記載の方法。
  20. 管理するステップが、前記少なくとも1つの希釈剤供給源から前記ガスタービンエンジンの前記燃焼器への少なくとも1つの希釈剤の流れを管理することで、前記比率を前記閾値比以下に維持するステップを含む、請求項18記載の方法。
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