JP2018135875A - 垂直型風力発電システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】垂直型風力発電システム15は、直線翼1、垂直型ブレード2、ブレード結合部3、外アーム4、内アーム5、ブレードワイヤー6、ブレードワイヤー固定部7、ブレードワイヤー結合部8、ブレードワイヤ−カシメ部、アームワイヤー10、アームワイヤー固定部11、アームワイヤーカシメ部12、シャフトユニット13、ハブ14、シャフトユニット固定部15、ベアリング16、フレキシブルジョイント17、発電機18、ブレーキディスク19、ブレーキパッド20、ハウジング21、ハウジング固定部22、ワイヤーリング23、アーム固定部24、ポール25、アームユニット26、バックル27、張力調整器28、ワイヤ−クリップ29とを備えている。
【選択図】図1
Description
風力発電システムには水平型と垂直型があり、水平型はブレードの回転数が高く風切音が発生したり、発電可能な風向が限られるため、常に風の方向に追従する機構が必要になるなどの課題を有している。一方垂直型は、比較的回転数が低く騒音の心配が低く、かつ風の方向を考慮する必要はないが、比較的回転エネルギーへの変換効率が低いことが知られている。
垂直型風力発電システムにおいて、風のエネルギーから電力エネルギーへの回転エネルギー変換効率を上げるには、比較的出現率が高い平均風速における回転エネルギー変換効率を高くするとともに、微風から強風までの環境条件全域において可能な限り常時発電することが必要となる。ここで、回転エネルギー変換効率は、ブレード受風面積を単位時間あたりに通過する風の運動エネルギーをブレードの回転エネルギーに変換する変換効率(%)のことで回転エネルギー変換効率としてCpと定義する。また、この回転エネルギー(W)を回転数ω(rad/s)で除した値が円筒形回転体となる垂直型ブレード全体の接線方向の回転力で回転トルク(N−m)となる。上記の風のエネルギーは1/2ρAV3で表され、Aは垂直型ブレードの受風面積(m2)、Vは風速(m/s)、ρは空気密度(Kg/m3)で表すことができる。
微風から発電するには、微風時からスムーズに風の運動エネルギーをブレードの回転エネルギーに変換できる自己起動性が必要となり、強風時で可能な限り発電するには、過度な回転エネルギーに対しても機械的かつ電気的に損傷しないような垂直型風力発電システムを構築する必要がある。
そこで、起動特性を改善するとともに発電効率を改善する構成として、翼型の一部を切り欠いて抗力を増加させる構成や、カムやリンク機構を用いブレードを自転させる構成を有した垂直型風力発電システムが提案されている(特許文献1、特許文献2)。
具体的には、特許文献1では、図17および特許文献1の[0022]に示すように、後縁部に切欠部22が形成されているのでブレード20が後方から風を受けて回転すると、切欠部22によってブレード20に大きな空気抵抗が生じ、半円筒型片寄カップ型の風車効果によってブレード20に回転モーメントが発生して、風車の起動トルクが発生する構成としている。
また、特許文献2では図18に示すように、カムやリンク機構を用いブレード3の角度を変化させることで揚力の大きさを変え、低速時の揚力を増加させたり、強風時に発生する揚力を低減させた構成としている。
ブレードの回転トルクは回転数が低い状態では比較的小さく、回転数が上がるに従い、急激に増加する。従って、回転数が低い状態において、アームの空気抵抗が大きいと、ブレードが回転しない、または回転しても回転数が上がらないなどの問題が発生する。
また、アームの空気抵抗は回転数の2乗に比例すると考えられており、回転数が増すにつれて、その空気抵抗は増大する。したがって、発電効率を上げるには、回転数が大きい状態においてもブレードの回転トルクに対して空気抵抗を小さくする必要がある。
空気抵抗を小さくするには、その表面形状にも関係するが断面積や表面積(投影面積)を小さくすることが必須となる。しかしながら、表面積を小さくすることにより、機械的強度が大幅に低下するため、ブレードの質量による荷重を支えることができない、また、ブレードの遠心力による荷重に耐えることができない。
このように、先行文献に開示されている垂直型風力発電システムでは、ブレードの荷重を支えるためのアームの表面積が大きいとともに、ブレードの遠心力による荷重を支えるためにアームの表面積を大きくしている。さらには、ブレードの遠心力による荷重に対して、アームの強度に限界があるため、ブレードの回転数を上げることができず発電効率を上げることができない状況となっている。
また、ブレードの表面積が大きいために、空気抵抗が大きく、微風時におけるブレードの回転起動ができない、強風時において発電効率が悪いなどの課題を有している。
また、風速、風向およびブレードの回転数(周速比)に応じた効率的な発電効率の改善には至っていないため、実際の風況下における発電効率の向上にはほとんど貢献していない状況となっている。
尚、ブレードのパワーP(出力 W)は、回転トルクQ(N−m)と回転角速度ω(rad/sec)の積でありP=Qωという関係がある。
また、それぞれのアームおよびそれぞれの直線翼の一部をワイヤーで結合することにより、アームおよびブレードにおいて、遠心力により発生する荷重を大幅に低減することが可能となり、垂直型ブレードの回転時のアームへの負荷およびブレードへの負荷を大幅に低減することが可能となり、アームおよびブレードの強度を確保することが容易となる。さらに、定められた許容応力に設計する場合、アームの回転方向における投影面積を小さくすることができ、アームの回転時の空気抵抗を大幅に低減することができるとともに、ブレードの軽量化が可能となる。この際、ブレードの軽量化は、アームのさらなる軽量化および投影面積の削減につながることとなる。
このように、本構成により、垂直型風力発電システムの発電量、発電効率の大幅な改善と信頼性の向上を実現することができるという効果を奏する。
本発明者は「背景技術」にて記載した従来の垂直型風力発電システムに関して鋭意研究したところ、従来の垂直型風力発電システムでは、比較的ブレード直径およびブレードの長さが長くなる大型の構成を考えた場合、ブレードの質量が大きくなりアームの応力が増大する。この際、アームの許容応力を満足しようとするとアームの断面積(回転方向の投影面積)が増大し、アームの空気抵抗が増加し、発電量および発電効率が大幅に低下することとなる。
一方、垂直型風力発電システムの発電量を上げるには、風速毎に設定したパワーカーブに応じた発電機の回転数に上げることになる。したがって、発電量を上げるには風速が早くなるにつれブレードの回転数を上げることとなるが、その際に発生する遠心力により、ブレードおよびアームが半径方向に荷重を受け、ブレードおよびアームは大きく変形することとなる。この際の荷重に耐える応力が必要となるため遠心力に耐えるためには、ブレードおよびアームともに強度を十分に確保する必要があるが、そのためにはブレードおよびアームの断面積および質量が増えすぎ、アームの空気抵抗を低減することが難しく、発電効率および発電量を上げることができないという大きな課題に直面した。
そこで、本発明者はこの問題点に関し、検討を重ねた結果、以下の知見を得た。すなわちアームの質量を、ワイヤーを用いてシャフトユニットでささえ、シャフトユニットの軸方向の荷重に変換することで、アームの応力を低減し、アームの断面積(回転方向の投影面積)を小さくできるのではないか。またこの際、各アームのからのワイヤーをシャフトユニットの略同じ場所に集めることで、それぞれの荷重がバランスし、シャフトユニットに曲げモーメントが発生しない構成とすることができるということを見出した。
また、遠心力の影響を受けるそれぞれのアームの先端およびブレードの端部を、ワイヤーで直接連結することで遠心力により発生する張力を釣り合わせ、キャンセルすることができ、アームおよびブレードにかかる応力を大幅に低減することが可能となり、アームおよびブレードの大幅な軽量化および高信頼性化とともにアームの回転方向の空気抵抗を大幅に低減することができ、高効率、大型かつ高出力の垂直型風力発電システムを実現する構成を見出し本発明に至った。そして、本発明では以下に示す態様を提供する。
また、それぞれのアームおよびそれぞれの直線翼の一部をワイヤーで結合することにより、アームおよびブレードが遠心力により発生する荷重を大幅に低減することが可能となり、垂直型ブレードの回転時のアームへの負荷およびブレードへの負荷を大幅に低減することが可能となり、アームおよびブレードの強度を確保することが容易となるとともに、定められた許容応力に設計する場合、アームの回転方向における投影面積を小さくすることができ、アームの回転時の空気抵抗を大幅に低減することができるとともに、ブレードの軽量化が可能となる。この際、ブレードの軽量化は、アームのさらなる軽量化および投影面積の削減につながることになるという効果を有するとともに、垂直型風力発電システムの発電量、発電効率の大幅な改善と信頼性の向上を実現することができるという効果を奏する。
上記した構成により、前記アームおよび前記ブレードに発生する遠心力による半径方向の荷重を互いに釣り合わせることが可能となり、前記アームおよびブレードにかかる遠心力により荷重を大幅に低減することができるとともに、前記ブレードの回転面内での前記ブレードワイヤ−の張力のバランスが可能となる。
この構成により、回転中心付近にポール、発電機、ハウジングなどの部品が配置される場合でも、前記ブレードワイヤーを結合させ、遠心力をバランスさせることが可能となり、前記アームおよびブレードの一層の軽量化と前記アームの回転方向での空気抵抗の低減を実現できるとともに、発電量および発電効率の大幅な向上を実現できる。さらには、一層大型の垂直型風力発電システムを実現することが可能となる。
この構成により、前記アームにかかる荷重のうち、前記シャフトユニットで支える割合を一層増やすことができ、前記アームユニットの一層の軽量化および回転方向での投影面積の低減が可能となり、一層発電効率および発電量を増加させることが可能となるとともに、信頼性に優れた直型風力発電システムを実現することが可能となる。
図1〜図8を参照して実施の形態1に係る垂直型風力発電システムについて説明する。図1〜図8は、実施の形態1に係る垂直型風力発電システムの構成の一例を示した模式図である。図1では、実施の形態1に係る垂直型風力発電システムの斜視図を模式的に示している。図2では、実施の形態1に係る風力発電システムを上から見たときの構成を模式的に示している。図3は実施の形態1に係る風力発電システムの部分的な断面図を模式的に示している。図4〜図8は、図1の部分的な拡大図を示している。
垂直型ブレード2は複数の直線翼1から構成され、それぞれの直線翼1に取り付けられたブレード結合部3により外アーム4、内アーム5、アーム固定部24から構成されるアームユニット25に所定の迎角で固定され、回動可能に保持される。
ハブ14をボルトまたはパワーロックなどでシャフトユニット13に固定され、アーム24を固定する。シャフトユニット固定部15は複数のベアリング16を保持し、シャフトユニット13を上下方向には所定の高さにかつ回転可能に保持する。シャフトユニット固定部15はハウジング21に固定されている。また、ハウジング21の内部には発電機18、ブレーキパッド20、ブレーキディスク19を有している。また、ハウジング21はハウジング固定部22によりポール1に固定されている。
シャフトユニット13は発電機18のシャフト部分とフレキシブルジョイント17により結合される。また、シャフトユニット13にはブレーキディスク19が固定され、ハウジング21に固定された(詳細は図示せず)ブレーキパッド20によりシャフトユニット13の回転を減速または制止する。
シャフトユニット13は外アーム4、内アーム5、アーム固定部24からなるアームユニットを固定し保持するとともにアームユニット26の回転を支持する。シャフトユニット13は前記垂直型ブレード2の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機18の回転部分(ロータ、シャフトなど)と結合(または一体化)され連動し、垂直型ブレード2の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する。この際、フレキシブルジョイント17(詳細は図示せず)を介してシャフトユニット13と発電機18の回転部分とを結合してもよく、フレキシブルジョイント17はカップリング、ギヤ、増速機、減速機などのいずれかから構成されている。この時、フレキシブルジョイント17の増速比または減速比により垂直型ブレード2の回転数―出力特性と、発電機18の回転数−出力特性をマッチングさせることが可能となる。
ポール25は、ハウジング固定部22によりハウジング21を固定し、シャフトユニット固定部15、シャフトユニット13、アームユニット26、垂直型ブレード2を保持するとともに、シャフトユニット13、アームユニット26、垂直型ブレード1を回動可能状態で保持する。
アームユニット26には、アームワイヤ−固定部11が設けられ、シャフトユニット13に構成されたアームワイヤー結合部12との間をアームワイヤー10で結合する。この際のアームワイヤー10の張力および水平に対する角度により、アームユニット26の質量のうちどの程度の割合をシャフトユニット13の軸方向の荷重に変換するかが決まる。
また、アームワイヤカシメ部27によりアームワイヤ10が緩まないように固定するが、この際、アームワイヤー10の張力を調整してもよいし、別途アームワイヤー10に調整機構を入れてもよい。
図4はアームワイヤー10の張力調整機構の一例を示した図である。シャフトユニット13に取り付けられたアームワイヤー結合部12(Iボルト)にバックル27を勘合させ、さらに張力調整器28(ターンバックル)を取り付ける。張力調整器28のもう一方の勘合部は、アームワイヤー10をワイヤークリップ29により取り付ける。アームワイヤー10の張力調整は張力調整器28の回転部を回転することにより調整する。
それぞれの直線翼1および外アーム4の一部をブレードワイヤー6で互いに連結し、張力をかけることで、直線翼1および外アーム4にかかる遠心力により発生する荷重の一部がブレードワイヤー6にかかるため、それぞれの直線翼1および外アーム4にかかる遠心力による荷重は大幅に低減される。垂直翼1は遠心力による荷重によりブレード結合部3より上部が外周方向に大きく変形する。また外アーム4は水平とのなす角度が大きいほど、遠心力により水平方向に作用する荷重が増大し、内アーム5との連結部を支点に大きく変形する。
ブレードワイヤー6により、直線翼1にかかる遠心力が大幅に低減されるため、アルミ、マグネシウムまたはFRP(CFRP、GFRPなど)から構成される垂直型ブレード1の応力を大幅に低減でき、肉厚などを薄くすることができるため、大幅な軽量化を実現できる。また、垂直型ブレード1の軽量化によりアームユニット26の応力を大幅に低減することができるため、アームユニット26のそれぞれの断面積を大幅に小さくすることができる。アームユニット26のそれぞれの断面積を小さくすることで、回転方向での投影面積(表面積)を小さくすることができ、空気抵抗(Cd値による負荷)を大幅に低減できる。特に外周部分の回転速度は大きいので、空気抵抗による力は大きくなる。この空気抵抗により垂直型ブレード2による回転トルクが大幅に低減されるため、発電量のロスとなり、発電量および発電効率の低下につながることとなる。また、垂直型ブレード2の回転数が上昇するほど、その低減効果は増大する。一般的には、MPPT(風車のパワーカーブの制御方法)における垂直型ブレード2の回転数の制御ポイントは、風速が増えるほど増加するため、大きな風速に耐えることができ、発電量を大幅に増加させることとなる(発電量風速の3乗に比例して増加する)。
したがって、ブレードワイヤ6により、垂直型ブレード2の回転により発生する遠心力による半径方向の荷重を大幅に低減することで、発電量および発電効率を大幅に向上させることができる。
図5は、図1のB部の拡大図を示した模式図であり、ブレードワイヤー6の構成を示している。直線翼1は、直線翼1に固定されたブレード結合部3にアームユニット26の外アーム4を結合することにより、保持される。さらにブレード結合部3に固定されたブレードワイヤー固定部7にブレードワイヤカシメ部9を勘合させブレードワイヤー6を固定する。この際、直線翼1および外アーム4に対するブレードワイヤー6はブレード結合部3の一か所で固定したが、直線翼1および外アーム4をそれぞれ個別に連結してもよい。
さらに図6に示すように、ブレードワイヤー6は、ブレードカシメ部9ではなくワイヤークリップ29によりブレードワイヤー固定部7に勘合し、固定してもよい。
図7はブレードワイヤー6のワイヤー結合部8(クロスクリップ)の構成を示した図である。それぞれクロスするブレードワイヤー6を略中心部分で互いに結合することで、ブレードワイヤー6に発生する張力は安定するため、一層遠心力により発生する半径方向の荷重を低減することができる。
図7によるブレードワイヤー6のワイヤー結合部8の結合方法はクロスクリップとしたが、図8に示すようにワイヤーリング23のようなリング状としてもよいし、直接結合する構成でもよい。
図8は、ブレードワイヤー6をワイヤーリング23に固定する構成の1例を示した図である。ブレードワイヤー6に構成されたワイヤー結合部8をボルトにより固定する。ブレードワイヤー6のワイヤー結合部8をワイヤーリング23とすることで、中心部にポール25や発電機18などがあっても、問題なくそれぞれのワイヤーを固定することができる。
また、ブレードワイヤー6の張力の調整は、アームワイヤー10と同じく張力調整器28による調整とする。この際、張力調整器28はできる限り回転速度の遅い、中心付近に構成することが空気抵抗の低減の観点より望ましい。
このように、実施の形態1の構成により、垂直型風力発電システム15の大幅な発電量および発電効率の向上を実現できる。
なお、実施の形態1においてブレードワイヤー6およびアームワイヤー10はそれぞれワイヤーとしたが、金属または樹脂による棒状、板状の材料でも構わない。
なお、実施の形態1においてアームユニット26は外アーム4と内アーム5に分離したが、図9に示すように、一体としてもその効果は変わらない。
従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造および/または機能の詳細を実質的に変更できる。
2 垂直型ブレード
3 ブレード結合部
4 外アーム
5 内アーム
6 ブレードワイヤー
7 ブレードワイヤー固定部
8 ワイヤー結合部
9 ブレードワイヤーカシメ部
10 アームワイヤー
11 アームワイヤー固定部
12 アームワイヤー結合部
13 シャフトユニット
14 ハブ
15 シャフトユニット固定部
16 ベアリング
17 フレキシブルジョイント
18 発電機
19 ブレーキディスク
20 ブレーキパッド
21 ハウジング
22 ハウジング固定部
23 ワイヤーリング
24 アーム固定部
25 ポール
26 アームユニット
27 バックル
28 張力調整器
29 ワイヤ−クリップ
Claims (4)
- 複数の直線翼から構成される垂直型ブレードと、前記垂直型ブレードまたは前記直線翼をブレード保持部により保持するアームと、前記アームと固定され前記アームの回転を支持するシャフトユニットと、前記シャフトユニットと連動し前記垂直型ブレードの回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機と、前記垂直型ブレードと前記アームと前記シャフトユニットを保持するポールと、ベアリング等から構成され前記シャフトユニットを前記ポールに回動固定するシャフトユニット固定部と、前記アームと前記シャフトユニットとを連結することで、それぞれの前記アームの一部の荷重を支えるアームワイヤーと、それぞれの前記ブレード保持部の間を連結するブレードワイヤーとを有し、前記アームに作用する荷重と前記垂直型ブレードの回転による遠心力および前記ブレードに作用する遠心力を大幅に低減することを特徴とする垂直型風力発電システム。
- 複数の前記ブレードワイヤーを略回転中心部で連結するワイヤー結合部とを有したことを特徴とする請求項1記載の垂直型風力発電システム。
- 前記ワイヤー結合部は、円環または多角形状のリングから構成されていることを特徴とする請求項2記載の垂直型風力発電システム。
- 前記アームワイヤーは、所定の角度を有して前記シャフトユニットに固定されることを特徴とする請求項1から請求項3記載の垂直型風力発電システム。
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- 2017-02-23 JP JP2017047853A patent/JP6949299B2/ja active Active
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