JP2018133762A - Api仲介装置及びサービスの利用動作設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】同一サービスの利用又は動作設定に係るユーザ及び第三者事業者の負担を改善する。
【解決手段】API仲介装置3は、通信キャリアのサービスに対するユーザの設定情報を記憶しておくユーザ情報記憶部15と、そのユーザによる通信キャリアの変更を検出する通信キャリア変更検出部17と、通信キャリアの変更を検出した後、記憶していたユーザの設定情報を用いて同一のサービスの利用又は動作を設定するためのAPIリクエストを生成するAPIリクエスト生成部18と、生成したAPIリクエストを変更後の通信キャリアのAPI提供装置5へ送信するAPIリクエスト処理部11と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】API仲介装置3は、通信キャリアのサービスに対するユーザの設定情報を記憶しておくユーザ情報記憶部15と、そのユーザによる通信キャリアの変更を検出する通信キャリア変更検出部17と、通信キャリアの変更を検出した後、記憶していたユーザの設定情報を用いて同一のサービスの利用又は動作を設定するためのAPIリクエストを生成するAPIリクエスト生成部18と、生成したAPIリクエストを変更後の通信キャリアのAPI提供装置5へ送信するAPIリクエスト処理部11と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、APIリクエストを制御する技術に関する。
ソフトウェアの機能をAPI(Application Programming Interface)として他の装置へ提供する装置として、例えば通信キャリアが提供するAPI提供装置がある(特許文献1,2など)。また、複数の通信キャリアが提供するAPIを容易に利用するための装置として、例えば第三者事業者が提供するAPI利用装置、更にはAPI利用装置とAPI提供装置との間でAPIを仲介する所有者不在又は所有者任意のAPI仲介装置がある(非特許文献1など)。
"API Exchange"、GSMA、[online]、[平成29年2月9日検索]、<URL: http://www.gsma.com/personaldata/api-exchange>
ここで、複数の通信キャリアが自社通信キャリアのユーザ向けに同様のサービスを提供しており、各通信キャリアのAPI提供装置から、そのサービスの利用・動作を設定するためのAPIが第三者事業者のAPI利用装置へ提供されている状況を考える。このとき、そのサービスの利用・動作設定を行ったユーザが通信キャリアを変更(転出及び転入)した場合、そのユーザは第三者事業者のAPI利用装置へその旨を通知し、そのAPI利用装置はAPI仲介装置を介して、変更後の通信キャリアが提供する設定APIを実行してサービスの利用・動作設定を再度行う必要があった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、同一サービスの利用又は動作設定に係るユーザ及び第三者事業者の負担を改善することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に係るAPI仲介装置は、通信キャリアのサービスに対するユーザの設定情報を記憶しておく記憶部と、前記ユーザが通信キャリアを変更した後、前記設定情報を用いて生成した同一のサービスの利用又は動作を設定するためのAPIリクエストを変更後の通信キャリアのAPI提供装置へ送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係るサービスの利用動作設定方法は、API仲介装置で行うサービスの利用動作設定方法において、前記API仲介装置が、通信キャリアのサービスに対するユーザの設定情報を記憶部に記憶しておくステップと、前記ユーザが通信キャリアを変更した後、前記設定情報を用いて生成した同一のサービスの利用又は動作を設定するためのAPIリクエストを変更後の通信キャリアのAPI提供装置へ送信するステップと、を行うことを特徴とする。
本発明によれば、同一サービスの利用又は動作設定に係るユーザ及び第三者事業者の負担を軽減することができる。
上記課題を解決するため、本発明は、API仲介装置において、通信キャリアのサービスに対するユーザの設定情報を記憶しておき、通信キャリアの変更を検出した場合、その記憶していたユーザの設定情報を用いて変更後の通信キャリアの同一サービスに対してサービスの利用及び動作設定処理を自ら行う。これにより、ユーザ及び第三者事業者によるサービスの再申請処理が不要になり、同一サービスの利用・動作設定に係るユーザ及び第三者事業者の負担を軽減することができる。以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。
本実施の形態に係るシステム構成を図1に示す。このシステム構成では、1つのAPI利用装置1と、1つのAPI仲介装置3と、2つのAPI提供装置5と、1つの設定入力装置7と、1つのユーザ端末9と、を備えて構成される。これら各装置の総数は例であり、例えばAPI提供装置5を3つ以上備えてもよい。
ユーザ端末9は、例えば携帯電話やスマートフォンなど、エンドユーザにより使用され、通信キャリアで提供されるサービスを実行するためのクライアント端末である。
API利用装置1は、第三者事業者により管理され、通信キャリアのAPI提供装置5で提供されるAPIを活用して実現される第三者事業者のサービスをユーザ端末9へ提供する装置である。例えば、Webサーバが提供するWebサービスに係るユーザインターフェース(Webサービスの利用・動作に関する設定を行うための設定画面)を提供する。
ここで、通信キャリアの提供サービスを利用したい場合、ユーザにより、そのサービスを利用・動作するための申請処理が行われる。このとき、API利用装置1では、ユーザにより指定されたサービスの利用・動作を設定するためのAPIリクエストをAPI仲介装置3を介して通信キャリアへ送信する処理が行われる。
API仲介装置3は、定期的に各API提供装置5へそれぞれアクセスして通信キャリア情報(顧客情報を含む)を取得し、ユーザが利用中の通信キャリアを特定して、API利用装置1からのAPIリクエストを現在利用中の通信キャリアのAPI提供装置5へ中継する機能を備える。なお、API仲介装置3の所有者又は管理者は不在又は任意であり、例えば、API利用装置1の第三者事業者、API提供装置5の通信キャリア、その他の独立事業者で管理等してもよい。
2つのAPI提供装置5は、それぞれ、互いに異なる2社の通信キャリアにより管理され、各通信キャリアの提供サービスの利用・動作を設定するためのAPIをAPI仲介装置3を介してAPI利用装置1へ提供する機能を備える。また、2つのAPI提供装置5は、それぞれ、自社通信キャリアの通信網を介してサービス提供装置に接続されており、API利用装置1からのAPIリクエストをサービス提供装置へ送信し、そのAPIリクエストで要求されたサービスに対してユーザ設定情報を設定する機能を備える。
設定入力装置7は、各通信キャリアでそれぞれ使用されるAPIリクエスト及びAPIレスポンスのAPI仕様情報をAPI仲介装置3に入力する機能を備える。
次に、API仲介装置3の機能について説明する。本実施の形態において、API仲介装置3は、図1に示す通り、API利用装置1又はAPIリクエスト生成部18からのAPIリクエストを処理するAPIリクエスト処理部11と、API提供装置5からのAPIレスポンスを処理するAPIレスポンス処理部12と、ユーザが利用中の通信キャリアを判定する通信キャリア判定部13と、APIリクエスト及びAPIレスポンスから抽出されるユーザ設定情報を保存させる設定結果保存部14と、そのユーザ設定情報と後述する通信キャリア情報とを記憶するユーザ情報記憶部15と、ユーザが利用中の通信キャリアに関する通信キャリア情報を取得する通信キャリア情報取得部16と、通信キャリアの変更を検出する通信キャリア変更検出部17と、通信キャリアの変更を検出後、記憶していたユーザ設定情報を用いてAPIリクエストを生成するAPIリクエスト生成部18と、各通信キャリアのAPI仕様情報に基づきAPIリクエストの内容(API仕様・APIフォーマット)を変換するAPI仕様変換部19と、設定入力装置7で入力された各通信キャリアのAPI仕様情報を受け付ける設定受付部20と、そのAPI仕様情報を記憶するAPI仕様記憶部21と、を備えて構成される。
次に、API仲介装置3の動作について説明する。ここでは、API利用装置1と各API提供装置5は、直接的・間接的を問わず、予めサービス利用・動作設定用のAPIを利用する締結契約に基づき動作するものとする。また、通信キャリアを変更しても変わらないユーザ識別子(電話番号などの不変の値・一意の値)が存在し、サービス利用・動作設定用のAPIリクエストには該ユーザ識別子が含まれるものとする。
まず、API仲介装置3の全体動作(サービスの利用動作設定方法)について説明する。API仲介装置3の全体処理フローを図2に示す。
最初に、ステップS1において、API仲介装置3は、各通信キャリアの顧客情報に関する顧客情報APIを使用し、各通信キャリアのAPI提供装置5を介して、定期的に各ユーザが利用中の通信キャリアに関する通信キャリア情報(顧客情報を含む)を取得する。
次に、ステップS2において、API仲介装置3は、API利用装置1からサービス利用・動作設定用のAPIリクエストを受信した後、そのAPIリクエストに含まれるユーザ識別子と通信キャリア情報とを参照してユーザが利用中の通信キャリアを特定し、その利用中のAPI提供装置5に対してAPIリクエストを転送する。
次に、ステップS3において、API仲介装置3は、転送先の通信キャリアから返信されたAPIレスポンスが正常応答である場合、そのAPIレスポンスに対応するAPIリクエストを解析し、そのAPIリクエスト及びAPIレスポンスから抽出したユーザ設定情報を記憶する。
最後に、ステップS4において、API仲介装置3は、ユーザによる通信キャリアの変更を検出後、変更前と同様のサービスをユーザに提供するため、記憶していたユーザ設定情報を用いて変更後の通信キャリアのサービス(変更前のサービスと同等のサービス)の利用・動作を設定するためのAPIリクエストを自ら生成し、変更後の通信キャリアのAPI提供装置5へ送信する。
なお、ステップS1において、API仲介装置3は、各通信キャリアが個々に管理する通信キャリア情報(顧客情報を含む)へアクセスする代わりに、複数の通信キャリアが共同で保有する顧客情報の共有データをAPIなどを介して取得してもよい。また、ユーザが通信キャリアを変更した後に、変更後の通信キャリアが通信キャリア情報をAPI仲介装置3へ通知してもよい。
また、ステップS2において、API仲介装置3は、各通信キャリアが使用するAPIの仕様が異なる場合、APIリクエスト及びAPIレスポンスの内容(API仕様・APIフォーマット)を変換してもよい。
また、ステップS4において、API仲介装置3は、各通信キャリアの提供サービスの種別が同一か否かについて、例えば、サービスの種類を示すサービス種別識別子を各サービスに付与しておき、通信キャリアの変更前と変更後のサービスに係るサービス種別識別子を比較することによりサービスの同一性を判断してもよい。
続いて、API仲介装置3を構成する各機能部の動作について説明する。
まず、APIリクエスト処理部11の動作について説明する。APIリクエスト処理部11の処理フローを図3に示す。
最初に、ステップS11において、APIリクエスト処理部11は、API利用装置1又はAPIリクエスト生成部18からAPIリクエストを受信する。このAPIリクエストには、少なくともユーザ識別子とサービスに対するユーザ設定情報とが含まれている。
次に、ステップS12において、APIリクエスト処理部11は、そのAPIリクエストに含まれる情報(ユーザ識別子を含む)を通信キャリア判定部13へ送信し、リクエスト要求元のユーザが利用中の通信キャリアを判定する処理を要求する。
次に、ステップS13において、APIリクエスト処理部11は、通信キャリア判定部13から返信された利用中の通信キャリアの情報とAPIリクエストに含まれる情報とをAPI仕様変換部19へ送信し、APIリクエストの内容(API仕様・APIフォーマット)を変換する処理を要求する。
最後に、ステップS14において、APIリクエスト処理部11は、仕様変換されたAPIリクエストを利用中の通信キャリアのAPI提供装置5へ送信する。
次に、APIレスポンス処理部12の動作について説明する。APIレスポンス処理部12の処理フローを図4に示す。
最初に、ステップS21において、APIレスポンス処理部12は、通信キャリアのAPI提供装置5からAPIレスポンスを受信する。
次に、ステップS22において、APIレスポンス処理部12は、そのAPIレスポンスに含まれる情報をAPI仕様変換部19へ送信し、APIレスポンスの内容(API仕様・APIフォーマット)を変換する処理を要求する。
次に、ステップS23において、APIレスポンス処理部12は、そのAPIレスポンスが正常な処理完了を示すか否かを判定する。例えば、APIレスポンスに含まれるAPIリクエストの処理結果(OK又はNG)を元に判定する。
次に、APIレスポンスが正常な処理完了を示す場合、ステップS24において、APIレスポンス処理部12は、上記APIレスポンスに対応するAPIリクエストに含まれる情報(ユーザ設定情報を含む)を設定結果保存部14へ送信し、その情報を保存する処理を要求する。一方、APIレスポンスが正常な処理完了を示していない場合、ステップS24をスキップしてステップS25へ進む。
最後に、ステップS25において、APIレスポンス処理部12は、APIレスポンスをAPIリクエスト元(API利用装置1又はAPIリクエスト生成部18)へ送信する。
次に、通信キャリア判定部13の動作について説明する。通信キャリア判定部13の処理フローを図5に示す。
最初に、ステップS31において、通信キャリア判定部13は、APIリクエスト処理部11からのAPIリクエストを解析し、対象ユーザのユーザ識別子を抽出する。
次に、ステップS32において、通信キャリア判定部13は、抽出したユーザ識別子を元に、その対象ユーザが利用中の通信キャリアの情報をユーザ情報記憶部15から取得する。
次に、ステップS33において、通信キャリア判定部13は、そのユーザの通信キャリアの情報をユーザ情報記憶部15から取得できたか否かを判定する。
次に、そのユーザの通信キャリアの情報をユーザ情報記憶部15から取得できた場合、通信キャリア判定部13は、取得した通信キャリアの情報をAPIリクエスト処理部11へ送信して処理を終了する。一方、そのユーザの通信キャリアの情報をユーザ情報記憶部15から取得できない場合、ステップS34において、ユーザ識別子を通信キャリア情報取得部16へ送信し、そのユーザ識別子に対応する通信キャリアの情報を通信キャリアから取得する処理を要求してステップS32へ戻る。
次に、設定結果保存部14の動作について説明する。設定結果保存部14の処理フローを図6に示す。
最初に、ステップS41において、設定結果保存部14は、APIレスポンス処理部12から送信されたAPIリクエストに含まれる情報を解析し、対象ユーザのユーザ識別子を抽出する。
次に、ステップS42において、設定結果保存部14は、そのAPIリクエストと該APIリクエストに対応するAPIレスポンスとを解析し、APIリクエスト又はAPIレスポンスに含まれるユーザ設定情報を抽出する。
最後に、ステップS43において、設定結果保存部14は、抽出したユーザ設定情報をユーザ識別子に関連付けてユーザ情報としてユーザ情報記憶部15に記憶する。ユーザ情報の例を図7に示す。
次に、通信キャリア情報取得部16の動作について説明する。通信キャリア情報取得部16の処理フローを図8に示す。
最初に、ステップS51において、通信キャリア情報取得部16は、各通信キャリアが提供する顧客情報APIを利用して通信キャリア情報(顧客情報を含む)を取得する。
最後に、ステップS52において、通信キャリア情報取得部16は、取得した通信キャリア情報をユーザ情報記憶部15に記憶する。通信キャリア情報の例を図9に示す。通信キャリア情報には、ユーザ識別子と現在利用中(契約中)の通信キャリアの識別子とが関連付けて格納されている。
次に、通信キャリア変更検出部17の動作について説明する。通信キャリア変更検出部17の処理フローを図10に示す。
最初に、ステップS61において、通信キャリア変更検出部17は、ユーザ情報記憶部15を参照し、通信キャリア情報(図9)を元に通信キャリアが変更された全ユーザのユーザ識別子を抽出し、ユーザ情報(図7)を元に該ユーザ識別子に対応するユーザ設定情報を抽出する。
次に、ステップS62において、通信キャリア変更検出部17は、抽出したユーザ設定情報をAPIリクエスト生成部18へ送信し、APIリクエストを生成する処理を要求する。
最後に、ステップS63において、通信キャリア変更検出部17は、抽出した全ユーザのユーザ設定情報についてAPIリクエストの生成処理を要求したか否かを判定し、処理要求が完了した場合、ステップS61へ戻り、処理要求が完了していない場合、ステップS62へ戻る。ステップS61〜ステップS63は、定期的に繰り返し実行される。
次に、APIリクエスト生成部18の動作について説明する。APIリクエスト生成部18の処理フローを図11に示す。
最初に、ステップS71において、APIリクエスト生成部18は、通信キャリア変更検出部17からのユーザ設定情報を元にユーザが利用中の全サービスに関する情報を抽出する。図7の場合、例えばユーザ利用中のサービスXに対応するユーザの設定情報(amount:300 frequency:“monthly”など)を抽出する。
次に、ステップS72において、APIリクエスト生成部18は、抽出したサービスを利用するため、そのサービスの利用・動作を設定するためのサービス利用・動作設定用のAPIリクエストを生成する。
次に、ステップS73において、APIリクエスト生成部18は、生成したAPIリクエストをAPIリクエスト処理部11へ送信し、そのAPIリクエストを送信する処理を要求する。
最後に、ステップS74において、APIリクエスト生成部18は、抽出した全サービスについて処理が完了したか否かを判定し、処理が完了した場合、本処理を終了し、処理が完了していない場合、ステップS72へ戻る。
次に、API仕様変換部19の動作について説明する。API仕様変換部19の処理フローを図12に示す。
最初に、ステップS81において、API仕様変換部19は、APIリクエスト処理部11又はAPIレスポンス処理部12からのデータが、APIリクエストかAPIレスポンスかを判定する。
次に、APIリクエストの場合、ステップS82において、API仕様変換部19は、その通信キャリアに対応するAPIリクエストの仕様情報をAPI仕様記憶部21から取得し、ステップS83において、その仕様情報で受信したAPIリクエストの内容(API仕様・APIフォーマット)を変換する。
一方、APIレスポンスの場合、ステップS84において、API仕様変換部19は、該当の通信キャリアのAPIレスポンスの仕様情報をAPI仕様記憶部21から取得し、ステップS85において、その仕様情報で受信したAPIレスポンスの内容(API仕様・APIフォーマット)を変換する。
次に、設定受付部20の動作について説明する。設定受付部20の処理フローを図13に示す。
最初に、ステップS91において、設定受付部20は、設定入力装置7で入力された各通信キャリアのAPIの仕様情報を取得する。
最後に、ステップS92において、設定受付部20は、取得したAPI仕様情報をAPI仕様記憶部21に記憶する。API仕様情報の例を図14に示す。図14に示す通り、APIのフォーマットは通信キャリア毎に異なるので、ユーザによる通信キャリアの変更が発生した場合には、そのフォーマットを変換する必要がある。
以上より、本実施の形態によれば、API仲介装置3が、通信キャリアのサービスに対するユーザの設定情報を記憶しておき、そのユーザが通信キャリアを変更した後、その記憶していたユーザの設定情報を用いて生成した同一のサービスの利用・動作を設定するためのAPIリクエストを変更後の通信キャリアのAPI提供装置5へ送信するので、ユーザが通信キャリアを変更した場合でも、ユーザ端末9及びAPI利用装置1はサービスの利用・動作設定について特段の対応を行うことなく従前のサービスと同じサービスを引き続き享受でき、同一サービスの利用・動作設定に係るユーザ及び第三者事業者の負担を軽減することができる(図15参照)。
最後に、本実施の形態で説明したAPI仲介装置3は、コンピュータで実現できる。また、API仲介装置3としてコンピュータを機能させるためのAPI仲介プログラム、そのAPI仲介プログラムの記憶媒体を作成することも可能である。
1…API利用装置
3…API仲介装置
5…API提供装置
7…設定入力装置
9…ユーザ端末
11…APIリクエスト処理部(送信部)
12…APIレスポンス処理部
13…通信キャリア判定部
14…設定結果保存部
15…ユーザ情報記憶部(記憶部)
16…通信キャリア情報取得部
17…通信キャリア変更検出部
18…APIリクエスト生成部
19…API仕様変換部
20…設定受付部
21…API仕様記憶部
3…API仲介装置
5…API提供装置
7…設定入力装置
9…ユーザ端末
11…APIリクエスト処理部(送信部)
12…APIレスポンス処理部
13…通信キャリア判定部
14…設定結果保存部
15…ユーザ情報記憶部(記憶部)
16…通信キャリア情報取得部
17…通信キャリア変更検出部
18…APIリクエスト生成部
19…API仕様変換部
20…設定受付部
21…API仕様記憶部
Claims (2)
- 通信キャリアのサービスに対するユーザの設定情報を記憶しておく記憶部と、
前記ユーザが通信キャリアを変更した後、前記設定情報を用いて生成した同一のサービスの利用又は動作を設定するためのAPI(Application Programming Interface)リクエストを変更後の通信キャリアのAPI提供装置へ送信する送信部と、
を備えることを特徴とするAPI仲介装置。 - API仲介装置で行うサービスの利用動作設定方法において、
前記API仲介装置が、
通信キャリアのサービスに対するユーザの設定情報を記憶部に記憶しておくステップと、
前記ユーザが通信キャリアを変更した後、前記設定情報を用いて生成した同一のサービスの利用又は動作を設定するためのAPI(Application Programming Interface)リクエストを変更後の通信キャリアのAPI提供装置へ送信するステップと、
を行うことを特徴とするサービスの利用動作設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017027700A JP2018133762A (ja) | 2017-02-17 | 2017-02-17 | Api仲介装置及びサービスの利用動作設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017027700A JP2018133762A (ja) | 2017-02-17 | 2017-02-17 | Api仲介装置及びサービスの利用動作設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018133762A true JP2018133762A (ja) | 2018-08-23 |
Family
ID=63248725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017027700A Pending JP2018133762A (ja) | 2017-02-17 | 2017-02-17 | Api仲介装置及びサービスの利用動作設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018133762A (ja) |
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2017
- 2017-02-17 JP JP2017027700A patent/JP2018133762A/ja active Pending
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