JP2018133136A - 電池モジュールの製造方法および製造システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 セル配列体の状態において電池セルに寸法公差がある場合であっても、電池セルの各端子に装着部品を装着する作業の自動化を図ることができる電池モジュールの製造方法および製造システムを提供する。【解決手段】 電池モジュール1の製造方法は、互いに重なる複数の電池セル20を有するとともに各電池セル20の端子24が一方向に並んで配置された端子面10aを有するセル配列体10において、端子面10aにおける端子24の位置情報を検出するステップS1(位置検出ステップ)と、ステップS1において検出した端子24の位置情報から、セル配列体10の積層方向において隣り合う端子24間全ての間隔dを算出するステップS2(間隔決定ステップ)と、各端子24に装着されるべきワイヤハーネス15の端子15aを、ステップS2で算出した間隔dに基づいて自動機43により装着するステップS3(装着ステップ)とを備える。【選択図】 図5

Description

本発明は、電池モジュールの製造方法および製造システムに関する。
従来より、電気自動車又はフォークリフトなど、車両のバッテリとして使用される電池パックが知られている。このような電池パックには、その筐体内に、積層された複数の電池セルを含むセル配列体を有する電池モジュールが収容されている。
上述した電池セルそれぞれにはたとえば上端面に端子が設けられており、セル配列体の状態では、各電池セルの端子対はセル配列体の積層方向に沿って並んでいる(下記特許文献1参照)。
特開2011−49047号公報
一般に、各セルの端子には、バスバーや電圧検出用端子といった装着部材が、セル配列体の状態で装着される。このような装着作業を自動化することで、作業の効率化や量産化を図ることができる。
しかしながら、各電池セルの厚さは必ずしも設計通りの厚さにはなっておらず、電池セルには所定の厚さバラツキ(いわゆる、寸法公差)が存在する。このような寸法公差が、装着作業の自動化を阻害していた。
発明者らは、鋭意研究の末、電池セルに寸法公差がある場合であっても、上記装着作業の自動化を図ることができる技術を新たに見出した。
本発明は、寸法公差を有する電池セル上記装着作業の自動化を図ることができる技術を新たに見出した。
本発明は、セル配列体の状態において電池セルに寸法公差がある場合であっても、電池セルの各端子に装着部品を装着する作業の自動化を図ることができる電池モジュールの製造方法および製造システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電池モジュールの製造方法は、互いに重なる複数のセルを有するとともに各セルの端子が一方向に並んで配置された端子面を有するセル配列体において、端子面における端子の位置情報を検出する位置検出ステップと、位置検出ステップにおいて検出した端子の位置情報から、セル配列体の積層方向において隣り合う端子間全ての間隔を決定する間隔決定ステップと、各端子に装着されるべき装着部材を、間隔決定ステップで決定した間隔に基づいて自動機により装着する装着ステップとを備える。
上記電池モジュールの製造方法では、間隔決定ステップにおいて、位置検出ステップにおいて検出した端子の位置情報からセル配列体の積層方向において隣り合う端子間全ての間隔が決定されるため、装着ステップでは、その間隔に基づいた装着部材の装着を自動機によりおこなうことができる。
また、他の態様に係る電池モジュールの製造方法は、位置検出ステップにおいて、セル配列体の端子面を撮像し、撮像結果に基づいて端子の位置情報を検出する。
さらに、他の態様に係る電池モジュールの製造方法は、位置検出ステップにおいて、セル配列体の積層方向に関する両端のセルの端子の位置を検出し、間隔決定ステップにおいて、両端のセルの端子の位置情報から、セル配列体の積層方向において隣り合う端子間全ての間隔を決定する。
また、他の態様に係る電池モジュールの製造方法は、自動機が、装着部材を均等間隔で保持可能な保持部を複数有し、装着ステップにおいて、自動機の各保持部に保持された装着部材を各端子に装着する。
さらに、他の態様に係る電池モジュールの製造方法は、自動機は、複数の保持部の位置を変えて保持部が保持する装着部材の均等間隔を変える機構を有する。
本発明の一態様に係る電池モジュールの製造システムは、互いに重なる複数のセルを有するとともに各セルの端子が一方向に並んで配置された端子面を有するセル配列体において、端子面における端子の位置情報を検出し、検出した端子の位置情報から、セル配列体の積層方向において隣り合う端子間全ての間隔を決定する制御部と、各端子に装着されるべき装着部材を、制御部で決定した間隔に基づいて装着する自動機とを備える。
上記電池モジュールの製造システムでは、制御部により、端子面における端子の位置情報が検出されるとともに検出された端子の位置情報からセル配列体の積層方向において隣り合う端子間全ての間隔が決定されるため、自動機は、制御部において決定された間隔に基づいて装着部材の装着をおこなうことができる。
他の態様に係る電池モジュールの製造システムは、自動機が、装着部材を均等間隔で保持可能な保持部を複数有し、かつ、複数の保持部の位置を変えて保持部が保持する装着部材の均等間隔を変える機構を有する。
本発明によれば、セル配列体の状態において電池セルに寸法公差がある場合であっても、電池セルの各端子に装着部品を装着する作業の自動化を図ることができる電池モジュールの製造方法および製造システムが提供される。
図1は、実施の一態様に係る電池モジュールを示した概略斜視図である。 図2は、図1に示した電池モジュールの平面図である。 図3は、図1に示した電池モジュールの分解斜視図である。 図4は、図1に示した電池モジュールに装着されるワイヤハーネスを示した図である。 図5は、電池モジュールを作製する手順を示したフローチャートである。 図6(a)〜(c)は、図4に示した工程における電池モジュールの様子を示した図得である。 図7は、図5の端子間隔を算出する工程の際に採用し得る算出方法の一例を示した図である。 図8は、電池モジュールを作製する際に採用し得る自動機の構成を示した概略斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一又は同等の要素については同一の符号を付し、説明が重複する場合にはその説明を省略する。
まず、図1、図2および図3を参照しつつ、電池パックの筐体内に収容される電池モジュール1について説明する。
図1に示すように、電池モジュール1は、セル配列体10を備えている。このセル配列体10は、互いに重なる複数(図では7つ)の電池セルユニット14により構成されている。
電池モジュール1は、さらに、セル配列体10の電池セルユニット14の並設方向両端に一対のエンドプレート16を備えており、一対のエンドプレート16により複数の電池セルユニット14が拘束されている。一対のエンドプレート16は、たとえば、一方のエンドプレート16に挿通されて他方のエンドプレート16の向きに延びる4本のボルト19A〜19Dが、各電池セルユニット14および他方のエンドプレート16を挿通して、他方のエンドプレート16側でナットに螺合されることで固定される。各エンドプレート16には、固定部材18が固定されている。各エンドプレート16は、高い剛性が求められるため、鉄で構成されている。
セル配列体10は、図2に示すように、鉛直方向に延びる電池パックの筐体Hに固定部材18を介して片持ち支持されるように固定される。
各電池セルユニット14は、図3に示すように、電池セル20と、樹脂ホルダ28と、伝熱プレート30とによって構成されている。
電池セル20は、ケース21と、ケース21内に収容された図示しない電極組立体と、ケース21に設けられた電極組立体に接合される一対の端子24とを備えている。ケース21は、導電材料(たとえば、アルミニウム)で構成されており、有底角筒状のケース本体部22とケース本体部22の開口を覆う蓋板23とを有する。ケース本体部22は、矩形平板状の底板22aと、底板22aの4つの辺から立設する4つの側面22b〜22eとからなる。以下、説明の便宜上、4つの側面22b〜22eのうち、電池セルユニット14の並設方向と交わる2つの側面を第1側面22b、第2側面22cと称し、他の2つの側面を第3側面22d、第4側面22eと称する。
一対の端子24は、電池セル20の電極組立体の電力を外部に取り出す端子である。本実施の形態では、複数の電池セル20は、図2に示すように、直列に接続されるよう隣り合う極性の異なる端子24同士がバスバー25を介して接続されている。また、セル配列体10全体としては14個の端子24を有し、14個の端子24はセル配列体10の上面(以下、端子面とも称す。)10aにおいてセル配列体10の積層方向に沿って2列に並んでいる。
図3に示すように、樹脂ホルダ28は、樹脂によって一体成型された枠体であって、蓋板23上に配置される配線部28aと、ケース本体部22の底板22aと対向する底面部28bと、ケース本体部22の第3側面22d、第4側面22eと各々対向する一対の立設部28cとを備える。
配線部28aは、各端子24を囲むように立設された周囲壁29aと、一対の立設部28cから鉛直方向上方に延びる一対の外壁29bと、周囲壁29aを挟んで外壁29bと反対側に設けられた仕切壁29cと、周囲壁29aと仕切壁29cとの間にそれぞれ設けられた一対の第1ボルトガイド部29dと、を有する。
仕切壁29cは、電池セルユニット14の並設方向に沿って延在している。仕切壁29cにおける端子24側には、上述したボルト19A、19Bを案内するガイド孔27A、27Bを有する一対の第1ボルトガイド部29dが設けられている。
樹脂ホルダ28には、さらに、上述したボルト19C、19Dを案内するガイド孔27C、27Dを有する一対の第2ボルトガイド部28dが、底面部28bと一対の立設部28c各々とで画成される角部に設けられている。
伝熱プレート30は、ケース本体部22の第1側面22bおよび第3側面22dを覆うように配置された、L字状の金属プレートであり、たとえばアルミニウムで構成されている。このような伝熱プレート30は、たとえば金属平板の曲げ加工により形成される。伝熱プレート30は、第1側面22bを覆うセル被覆部30aにおいて電池セル20の熱を受け入れて、第3側面22dを覆う側面部30bの外面31から壁Wに放熱することができる。すなわち、伝熱プレート30の側面部30bの外面31が、電池セル20に生じた熱をユニット外部(本実施形態では電池パックの筐体H)に放出する伝熱面となっている。
上述した樹脂ホルダ28は、ケース本体部22の第1側面22bおよび第2側面22cを覆う部分を有していないため、伝熱プレート30は、樹脂ホルダ28に保持された電池セル20の第1側面22bと接する。電池セル20の第1側面22bおよび第2側面22cには、その外縁領域を除く全面に、両面接着テープ26が貼付されている。そのため、伝熱プレート30は、両面接着テープ26を介して、電池セル20の第1側面22bと接着される。図3に示すように、電池セル20の第2側面22cの側にも、隣接する電池セルユニット14の伝熱プレート30が存在するため、電池セルユニット14の並設方向の両側に位置する電池セル20を除く各電池セル20は、両面接着テープ26を介して、一対の伝熱プレート30で挟まれている。
電池モジュール1は、図4に示すように、上述したセル配列体10に取り付けられるワイヤハーネス15を備えている。ワイヤハーネス15の一端は、図示しないECUユニットと接続するための接続端子17となっている。ワイヤハーネス15の他端は、適宜分岐されて複数の端子15aが設けられている。本実施形態では、ワイヤハーネス15は、セル配列体10の端子24と同数の14個の端子15aを有し、7個の端子15aが2列に並ぶように構成されている。また、各端子15aは、円環状の形状を有しており、各端子24のピンが挿通可能な形状となっている。ワイヤハーネス15の各端子15aをセル配列体10の対応する端子24に接続することで、たとえば、ECUユニットが各電池セル20の電圧を検出するセンサとして機能する。
次に、上述した電池モジュール1を作製する手順について、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
電池モジュール1を作製する際には、まず、図6(a)に示すように、セル配列体10の表面のうちの端子24がされた端子面10aを撮像装置41により撮像して、端子面10aにおける端子24の位置を検出する(ステップS1)。
この工程では、撮像装置41は端子面10aの全面を撮像する。たとえば、端子面10a上を走査して、端子面10aの全面の画像を取得してもよい。撮像装置41で得られた端子面10aの画像は、制御部42により画像処理されて、端子24の中心位置に関する位置情報が得られる。本実施形態では、図7に示すように、4つの端子24(24A〜24D)の中心位置が得られる。端子24A、24Bは、セル配列体10の真ん中に位置する電池セル20の端子である。端子24C、24Dは、セル配列体10の両端に位置する電池セル20の端子であって、同じ側に位置する端子である。制御部42は、端子24A、24Bの中央位置から、その中間点を端子面10aの中心位置C1として特定する。なお、撮像装置41の撮像領域Zに対して端子面10aが傾いている場合には、中心位置における傾角θも求めることができる。
次に、制御部42において、セル配列体10の端子間全ての間隔を算出する(ステップS2)。この工程では、制御部42は、ステップS1で得た端子24の位置情報を用いて、セル配列体10の両端に位置する電池セル20の端子24C、24Dの中心位置の離間距離Dを算出し、それを等分(本実施形態では6等分)することで、セル配列体10の積層方向において隣り合う端子24間の間隔dを算出する。すなわち、セル配列体10の端子間全てにおいて同一の間隔dが決定される。
続いて、ステップS2において制御部42が算出した間隔dに応じて、ワイヤハーネス15を保持する自動機43のチャック間隔を調整する(ステップS3)。
ここで、ワイヤハーネス15を保持する自動機43について、図8を参照しつつ説明する。
図8に示すように、自動機43は、ワイヤハーネス15の各端子15aと同数の14個のチャック(保持部)44を有し、均等間隔で2列に並ぶようにして7対のチャック44が設けられている。各チャック44は、セル配列体10の端子面10aに対面する姿勢でワイヤハーネス15の各端子15aを保持する構成を有しており、たとえば把持したり吸着したりして端子15aを保持する。7対のチャック44の各対は支持板45によって互いの離間距離が維持された状態で支持されている。支持板45同士は互いに平行となっており、マジックハンド(LazyTongs)と同様のリンク機構46によって、支持板45間の距離が変えられるようになっている。このようなリンク機構46によれば、支持板45間のそれぞれの距離を均等に保ちつつ、支持板45間の距離を変えることができる。そのため、各支持板45に支持されたチャック対44の間隔についても、均等間隔に保ちつつ変えることができる。リンク機構46の駆動は、ピニオン47および一対のラック48を用いたラック・アンド・ピニオン機構によりおこなわれる。すなわち、ピニオン47を回動させて、一対のラック48を互いに近づけたり遠ざけたりすることで、各ラック48に取り付けたリンク機構46を伸縮させる。つまり、この工程では、制御部42が、自動機43のピニオン47を所定角度だけ所定の向きに回動させることで、各列のチャック44の間隔を、算出した間隔dに応じた間隔に調整することができる。換言すると、自動機43は、リンク機構46とラック・アンド・ピニオン機構47、48との協働により、各チャック44の位置を均等間隔で変える機構を有しており、それにより、各チャック44に保持されたワイヤハーネス15の各端子15aの位置も均等間隔で変えることができる。
その後、自動機43をセル配列体10の端子面10aに向けて下降して、セル配列体10の各端子24に装着されるべき装着部材であるワイヤハーネス15の各端子15aを、セル配列体10の各端子24に装着する(ステップS4)。このとき、チャック44で保持されたワイヤハーネス15の端子15a間全ての間隔が、セル配列体10の端子24間全ての間隔と同じ間隔dになっており、装着が確実におこなわれる。なお、自動機43を下降させる際、端子面10aに対する自動機43の位置調整には、ステップS1で得られた端子面10aの中心位置C1および傾角θが利用され得る。
以上において説明したとおり、電池モジュール1の製造方法は、互いに重なる複数の電池セル20を有するとともに各電池セル20の端子24が一方向に並んで配置された端子面10aを有するセル配列体10において、端子面10aにおける端子24の位置情報を検出するステップS1(位置検出ステップ)と、ステップS1において検出した端子24の位置情報から、セル配列体10の積層方向において隣り合う端子24間全ての間隔dを算出するステップS2(間隔決定ステップ)と、各端子24に装着されるべきワイヤハーネス15の端子15aを、ステップS2で算出した間隔dに基づいて自動機43により装着するステップS3(装着ステップ)とを備える。
上記電池モジュール1の製造方法では、ステップS2において、ステップS1において検出した端子24の位置情報からセル配列体10の積層方向において隣り合う端子24間全ての間隔dが決定されるため、ステップS3では、その間隔dに基づいたワイヤハーネス15の端子15aの装着を自動機43によりおこなうことができる。
各電池セル20の厚さは必ずしも設計通りの厚さにはなっていないことがあり、電池セル20には所定の厚さバラツキが存在することがあるが、このような場合であっても、上記製造方法によれば自動機43による装着作業の自動化が実現される。
また、少なくとも上述した制御部42と自動機43とにより、電池モジュール1の製造システム40が構成されている。製造システム40は、セル配列体10において、端子面10aにおける端子24の位置情報を検出し、検出した端子24の位置情報から、セル配列体10の積層方向において隣り合う端子24間全ての間隔を決定する制御部42と、各端子24に装着されるべきワイヤハーネス15の端子15aを、制御部42で決定した間隔dに基づいて装着する自動機43とを備える。
上記電池モジュール1の製造システム40では、制御部42により、端子面10aにおける端子24の位置情報が検出されるとともに検出された端子24の位置情報からセル配列体10の積層方向において隣り合う端子24間全ての間隔dが決定されるため、自動機43は、制御部42において決定された間隔dに基づいてワイヤハーネス15の端子15aの装着をおこなうことができる。
以上では、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
たとえば、装着部材としてワイヤハーネス15の端子15aを示したが、装着部材は端子24に装着されるバスバー25であってもよい。この場合であっても、上述した製造方法により、所定の自動機による装着作業の自動化を実現できる。
1…電池モジュール、10…セル配列体、10a…上面、15…ワイヤハーネス、15a…端子、20…電池セル、24…端子、40…製造システム、41…撮像装置、42…制御部、43…自動機、44…チャック、46…リンク機構、47…ピニオン、48…ラック。

Claims (7)

  1. 互いに重なる複数のセルを有するとともに各セルの端子が一方向に並んで配置された端子面を有するセル配列体において、前記端子面における前記端子の位置情報を検出する位置検出ステップと、
    前記位置検出ステップにおいて検出した前記端子の位置情報から、前記セル配列体の積層方向において隣り合う端子間全ての間隔を決定する間隔決定ステップと、
    前記各端子に装着されるべき装着部材を、前記間隔決定ステップで決定した間隔に基づいて自動機により装着する装着ステップと
    を備える、電池モジュールの製造方法。
  2. 前記位置検出ステップにおいて、前記セル配列体の端子面を撮像し、撮像結果に基づいて前記端子の位置情報を検出する、請求項1に記載の電池モジュールの製造方法。
  3. 前記位置検出ステップにおいて、前記セル配列体の積層方向に関する両端のセルの端子の位置を検出し、
    前記間隔決定ステップにおいて、両端のセルの端子の位置情報から、前記セル配列体の積層方向において隣り合う端子間全ての間隔を決定する、請求項1または2に記載の電池モジュールの製造方法。
  4. 前記自動機が、前記装着部材を均等間隔で保持可能な保持部を複数有し、
    前記装着ステップにおいて、前記自動機の各保持部に保持された前記装着部材を各端子に装着する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電池モジュールの製造方法。
  5. 前記自動機は、前記複数の保持部の位置を変えて前記保持部が保持する装着部材の均等間隔を変える機構を有する、請求項4に記載の電池モジュールの製造方法。
  6. 互いに重なる複数のセルを有するとともに各セルの端子が一方向に並んで配置された端子面を有するセル配列体において、前記端子面における前記端子の位置情報を検出し、検出した前記端子の位置情報から、前記セル配列体の積層方向において隣り合う端子間全ての間隔を決定する制御部と、
    前記各端子に装着されるべき装着部材を、前記制御部で決定した間隔に基づいて装着する自動機と
    を備える、電池モジュールの製造システム。
  7. 前記自動機が、前記装着部材を均等間隔で保持可能な保持部を複数有し、かつ、前記複数の保持部の位置を変えて前記保持部が保持する前記装着部材の均等間隔を変える機構を有する、請求項6に記載の電池モジュールの製造システム。
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