JP2018130305A - 遊技機 - Google Patents

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【課題】外観部のデザインを容易に変更することが可能な遊技機を提供する。【解決手段】前扉2は、操作部(BETスイッチユニット23、演出スイッチユニット24、スタートレバー25、3個のストップスイッチ、リジェクトスイッチ27)が設けられ、筐体5に対して開閉可能に取り付けられる第1フレーム101と、装飾部(第1演出ランプ12、左右の第2演出ランプ13a,13b、装飾部材16)が設けられ、第1フレーム101の前側に取り付けられて第1フレーム101の前側を覆う第2フレーム151とを有し、第2フレーム151が第1フレーム101の前側を覆う状態で、第1フレーム101に設けられた操作部が前側に露出して操作部の操作を行うことが可能であり、第2フレーム151を第1フレーム101に対して着脱させることが可能である。【選択図】図4

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機に関する。
遊技機の一種であるスロットマシンは、リールを回転させるリールユニットと、リールユニットの作動制御を行う主制御装置と、遊技の結果に応じてメダルを払い出す払出装置と、これらを収容する箱状の本体筐体(本体部材)と、本体筐体の前面開口部を開閉可能な前扉(開閉部材)とを備えて構成されている(例えば、特許文献1を参照)。また、前扉には、電飾装置やスピーカー等の演出装置と、所定の演出画像を表示可能な画像表示装置と、演出装置および画像表示装置等の制御を行う副制御装置とが取り付けられている。
特開2011−200499号公報
従来の遊技機では、外観部のデザインを変更する際、前扉を全体的に設計変更する必要があり、手間が掛かっていた。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、外観部のデザインを容易に変更することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る遊技機(例えば、実施形態におけるスロットマシン1)は、前方に開口部を有する本体部材(例えば、実施形態における筐体5)と、前記本体部材に対して前記開口部を開閉可能に取り付けられる開閉部材(例えば、実施形態における前扉2)と、前記開閉部材に設けられて遊技を行うための操作が行われる操作部(例えば、実施形態におけるBETスイッチユニット23、演出スイッチユニット24、スタートレバー25、3個のストップスイッチ201a,201b,201c、リジェクトスイッチ27)と、前記開閉部材に設けられた装飾部(例えば、実施形態における第1演出ランプ12、左右の第2演出ランプ13a,13b、装飾部材16)とを備え、前記開閉部材は、前記操作部が設けられ、前記本体部材に対して前記開口部を開閉可能に取り付けられる第1フレームと、前記装飾部が設けられ、前記第1フレームの前側に取り付けられて前記第1フレームの前側を覆う第2フレームとを有し、前記第2フレームが前記第1フレームの前側を覆う状態で、前記第1フレームに設けられた前記操作部が前側に露出して前記操作部の操作を行うことが可能であり、前記第2フレームを前記第1フレームに対して着脱させることが可能である。
本発明によれば、遊技機の外観部のデザインを容易に変更することができる。
スロットマシンの正面図である。 スロットマシンの前扉を後方から見た図である。 スロットマシンの内部構造を示す正面図である。 前扉の第1フレームから第2フレームを取り外した状態を示す斜視図である。 前扉の分解斜視図である。 第1フレームの斜視図である。 第1フレームの背面図である。 ストップスイッチユニットの斜視図である。 スロットマシンにおけるメダル払出装置の近傍を示す側断面図である。 第2フレームの背面図である。 ストップスイッチカバーの正面図である。 ストップスイッチカバーを後方から見た斜視図である。 前扉の下側部分の側断面図である。 画像表示ユニットの分解斜視図である。 (a)は画像表示ユニットの第2保持部材の正面図であり、(b)は第2保持部材の背面図である。 揺動支持部材の斜視図である。 前扉の上部後側から画像表示ユニットが取り外された状態を示す斜視図である。 前扉の上部後側に画像表示ユニットが取り付けられる途中の状態を示す斜視図である。 前扉の上部後側に画像表示ユニットが取り付けられた状態を示す斜視図である。 前扉の下側部分の側断面図である。 回転部材が合体した状態の演出装置を示す斜視図である。 演出装置の分解斜視図である。 回転部材が分離した状態の演出装置を下方から見た斜視図である。 回転部材が分離した状態の演出装置を上方から見た斜視図である。 回転部材が合体した状態の演出装置の側断面図である。 回転部材が合体した状態の演出装置の平断面図である。 回転部材が分離・合体する状態を示す正面図である。 回転部材が分離・合体する状態を示す背面図である。 回転部材が合体する途中の状態を示す正面図である。 回転部材が合体する途中の状態を示す背面図である。 中継基板ケースユニットの斜視図である。 中継基板ケースユニットの分解斜視図である。 (a)は結合部材を一端側から見た斜視図であり、(b)は結合部材を側方から見た斜視図であり、(c)は結合部材を他端側から見た斜視図である。 中継基板ケースユニットが前扉の後面側に取り付けられる途中の第1の状態を示す斜視図である。 中継基板ケースユニットが前扉の後面側に取り付けられる途中の第2の状態を示す斜視図である。 中継基板ケースユニットが前扉の後面側に取り付けられる途中の第3の状態を示す斜視図である。 中継基板ケースユニットが前扉の後面側に取り付けられる途中の第4の状態を示す斜視図である。 中継基板ケースユニットが前扉の後面側に取り付けられた状態を示す斜視図である。 中継基板ケースユニットが前扉の後面側に取り付けられる途中の第2の状態を示す側断面図である。 中継基板ケースユニットが前扉の後面側に取り付けられた状態を示す側断面図である。 メダル投入ユニットの正面図である。 メダル投入ユニットの背面図である。 メダル投入ユニットの分解斜視図である。 メダル投入ユニットの側断面図である。 変形例に係る画像表示ユニットの近傍を示す分解斜視図である。 変形例に係る画像表示ユニットの近傍を示す分解側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。まず、本発明に係る遊技機の一例であるスロットマシンの基本的な構成について、図1〜図3を参照して説明する。なお、以下の説明では、図4において各矢印で示す方向をそれぞれ、上下方向、前後方向、左右方向として説明する。
<スロットマシンの外部構成>
本実施形態に係るスロットマシン1は、図1〜図3に示すように、前面(前方)が開口した箱状の筐体5と、筐体5の前面開口部に開閉可能に取り付けられた前扉2とを備えている。前扉2は、正面視において、筐体5の左側板5aの前部に配設されたヒンジ機構6a〜6cを用いて筐体5の前面開口部に対し横開き開閉可能に取り付けられている。
前扉2の上部には、その裏面側に配設された画像表示装置251の表示画面252が前方を臨むように配置されている。前扉2の上部前面側における表示画面252の上側周辺部には、第1演出ランプ12と、左右の第2演出ランプ13a,13bが設けられている。前扉2の上部前面側における表示画面252の下側周辺部には、左右の上部スピーカー15a,15bと、所定の装飾が施された装飾部材16が設けられている。
前扉2の中間部には、筐体5内に横並びに配設された3個のリール3a,3b,3cの表面が臨むリール窓Wが設けられている。前扉2の中間部におけるリール窓Wの下方には、操作パネル21が設けられている。操作パネル21の上面側には、遊技メダル(遊技媒体)を投入するためのメダル投入部材630と、クレジットされた範囲内で遊技メダルをベットするためのBETスイッチユニット23と、演出に関する操作を行うための演出スイッチユニット24が設けられている。操作パネル21の前面側には、全リール3a〜3cを回転開始させる際に操作されるスタートレバー(スタートスイッチ)25と、各リール3a,3b,3cの回転を個別に停止させるための3個のストップスイッチ201a,201b,201c(図中左側のストップスイッチ201aは左リール3aに対応し、中央のストップスイッチ201bは中リール3bに対応し、右側のストップスイッチ201cは右リール3cに対応する)と、メダル投入部材630のメダル投入口631から投入されて滞留した遊技メダルを返却するためのリジェクトスイッチ27が設けられている。また、前扉2の中間部における操作パネル21の右方には、前扉2を開閉させるためのシリンダー錠28が設けられている。
メダル投入口631から延びるメダル通路は、投入された遊技メダルが有効に受け入れられる場合に当該遊技メダルが通過する受入通路(後述のホッパー51に通ずる)と、投入された遊技メダルが受け入れられない場合に当該遊技メダルが通過する返却通路(後述の遊技メダル払出口41に通ずる)とに分岐しており、その分岐部にはメダルセレクタ650(図2を参照)が設けられている。メダルセレクタ650は、投入された遊技メダルが有効に受け入れられる期間においては、メダル投入口631に投入された遊技メダルを受入通路に導き、それ以外の期間においては、メダル投入口631に投入された遊技メダルを返却通路に導くように、受入通路と返却通路を選択的に、一方を開状態に他方を閉状態にできるように構成されている。
メダルセレクタ650は、図2に示すように、前扉2の後面側に配置される。前扉2の
後面側におけるメダルセレクタ650の下部左側には、受入通路を構成するメダルガイド部材680が設けられている。前扉2の後面側におけるメダルセレクタ650の下側には、返却通路を構成する返却通路部材690が設けられている。なお、前扉2の後面側には、メダルセレクタ650の他、後述の副制御装置80と、中継基板ケースユニット500および配線カバー590が設けられている。
リール窓Wは、図1に示すように、3個のリール3a〜3cが全て停止した際に、リール毎に3個の図柄、合計9個の図柄が遊技者から視認可能に表示されるように構成されている。リール3a〜3cの各中段の図柄表示領域を水平(横一直線)に結ぶ入賞ライン29は、規定数の遊技メダルがベットされることにより有効化される入賞ラインであり、有効化された入賞ライン29上に停止表示された図柄組合せにより遊技役の成立の有無が判定されるように構成されている。以下、有効化された入賞ライン29のことを、適宜「有効ライン29」と称する。
また、スロットマシン1には、LEDランプ等により構成される各種の表示用ランプが設けられている。本実施形態では、表示用ランプとして、MAX‐BETスイッチ表示ランプ(図示せず)、BET数表示ランプ46b、投入可能表示(INSERT)ランプ46c、遊技開始表示(START)ランプ46d、再遊技表示(REPLAY)ランプ46e、状態表示(GAME OVER)ランプ46f、貯留枚数表示(CREDIT)ランプ46h、および払出数表示(PAYOUT)ランプ46jを備えている。これらの表示用ランプは、後述の主制御装置70により制御されるように構成されている。
MAX‐BETスイッチ表示ランプ(図示せず)は、遊技メダルをベットすることができる状況下で点灯されるものであり、BETスイッチユニット23に設けられたMAX‐BETスイッチ(図示せず)の内部に配置され、点灯時にはMAX‐BETスイッチを部分的または全体的に光らせるようになっている。その他の表示用ランプは、リール窓Wの側部または下部に配置されている。
BET数表示ランプ46bは、ベットされた遊技メダルの枚数を表示するもので、ベットされた遊技メダルが、1枚の場合に点灯される1‐BET表示ランプ46bCと、2枚の場合に点灯される2‐BET表示ランプ46bBと、3枚の場合に点灯される3‐BET表示ランプ46bAとから構成されている。投入可能表示ランプ46cは、遊技メダルを投入することができる状況下で点灯されるものであり、遊技開始表示ランプ46dは、スタートレバー25を操作して遊技を開始させることができる状況下で点灯されるものである。再遊技表示ランプ46eは、任意の遊技において再遊技役(遊技メダルの払出しはないが、遊技者が保有する遊技メダルの数を減らすことなく(新たに遊技媒体を投入することなく)次の遊技を行うことが許可される遊技役)が成立し、自動ベット処理(遊技者が保有する遊技メダルの数を減らすことなく、前回の遊技におけるベット数と同数の遊技メダルがベットされた状態を設定する処理)により遊技メダルが自動的にベットされた際に点灯されるものである。
状態表示ランプ46fは、ベットされている遊技メダル、および/または貯留されている遊技メダルを精算するときに点灯される。貯留枚数表示ランプ46hは、貯留(クレジット)された遊技メダルの枚数を7セグメント表示するものであり、払出数表示ランプ46jは、小役(成立時に所定枚数の遊技メダルが払い出されるように構成された遊技役)が成立した際に払い出される遊技メダルの枚数を7セグメント表示するものである。
また、払出数表示ランプ46jは、スロットマシン1に何らかの異常(エラー)が発生した際に、そのエラーの種類を示す文字(アルファベット)や数字を表示するようにも構成されている。さらに、払出数表示ランプ46jは、各ストップスイッチ201a〜20
1cの操作順(押し順)を示すナビ番号(記号や数字)を表示する機能も有している。
前扉2の下部前面側には、透明な下パネルカバー31が取り付けられている。下パネルカバー31の裏面側には、所定の図柄が設けられた半透明の下パネルベースおよび下パネル照明灯(いずれも図示せず)が取り付けられており、この下パネル照明灯を点灯させることにより、下パネルベースの図柄を後面側から照明するように構成されている。前扉2の下部前面側における下パネルカバー31の左右には、左右の下部スピーカー32a,32bが設けられている。
前扉2の下端部には、受け皿アッセンブリ40が設けられている。受け皿アッセンブリ40には、遊技メダルを払い出すための遊技メダル払出口41が開設されているとともに、遊技メダル払出口41に臨むようにして遊技メダルを貯留するための遊技メダル貯留皿42が設けられている。なお、遊技メダル貯留皿42には、灰皿(図示せず)が設けられるようにしてもよい。
<スロットマシンの内部構成>
図3に示すように、筐体5内の下部(底板5d上)には、遊技の結果、所定の入賞態様が構成された場合に獲得される遊技メダルを払い出すメダル払出装置50が設けられている。メダル払出装置50は、遊技メダルを検出するためのメダル検出部(図示せず)と、投入されて有効に受け入れられた遊技メダルを物理的に収容する(貯留する)ホッパー51とを有している。メダル払出装置50の近傍位置には、ホッパー51から溢れた遊技メダルを収納するための補助収納庫53が設けられるとともに、この補助収納庫53が満杯状態(補助収納庫53から遊技メダルが溢れる可能性のある状態)であるか否かを検出する満杯検出部(図示せず)が設けられている。また、メダル払出装置50の左方位置には、スロットマシン1に搭載された種々の装置に電力を供給する電源装置55が設けられている。
筐体5内の中央部には、左右の側板5a,5bに架け渡されるように中板5fが設けられており、この中板5f上にリールユニット60が設けられている。リールユニット60は、上述の3個のリール3a,3b,3cと、これらのリール3a〜3cをそれぞれ回転させる3個のステッピングモータ(図示せず)とを有して構成されている。リール3a〜3cはそれぞれ、透光性を有する部材により構成されており、その外周面には、複数種類の図柄が表示された、透光性を有するリールテープが貼り付けられている。また、リール3a〜3cの内面側にはそれぞれバックランプ(図示せず)が配設されており、これらのバックランプを点灯させることにより、リール窓W内に臨む各リール3a,3b,3cの領域を内面側から全体的に照明したり、停止表示された所定の図柄組合せ(例えば、有効ライン29上や、有効ライン29上とは異なる入賞ライン上に並んだ遊技役の対応図柄等)を目立たせるように各リール3a,3b,3cの一部領域のみを照明したりするように構成されている。
筐体5内の上部(背板5eの上部内面)には、遊技の進行に係る主たる制御(リール3a〜3cの駆動制御や役決定処理等を含む)を行う主制御装置70が設けられている。なお、遊技状況に応じて遊技の興趣向上等を目的とする種々の演出制御(画像表示装置251による演出画像表示制御や、上部スピーカー15a,15b等のスピーカーによる音声発生制御等)を行う副制御装置80は前扉2の後面側に設けられている。主制御装置70と副制御装置80はケーブルハーネスを用いて電気通信可能に接続されており、これら装置間の情報伝達は、主制御装置70から副制御装置80への一方向のみ行うことが可能となっている。
<遊技を行うための基本操作>
スロットマシン1で遊技を行うには、まず実際にメダル投入口631に遊技メダルを投入することによりベットするか、BETスイッチユニット23に設けられた1‐BETスイッチまたはMAX‐BETスイッチ(図示せず)の何れかを操作してクレジットの範囲内で規定数の遊技メダルをベットすることにより、複数の入賞ラインのうち入賞ライン29を有効化する。本実施形態では、3枚の遊技メダルがベットされると入賞ライン29が有効化される構成であるが、規定数を適宜変更したり、遊技メダルのベット数に応じて有効化される入賞ラインを変更するようにしてもよい。
次に、遊技者がスタートレバー25を操作すると、ベット数が確定する(ベットされた遊技メダルが遊技の用に供される)とともに、役決定処理が行われ、その後、最小遊技時間(1つの遊技において全リールが回転開始してから、次の遊技において全リールを回転開始させるまでに最低限確保しなければならないとされる時間(例えば、4.1秒間)の
こと)が経過したことを確認した後、各リール3a〜3cが回転を開始し、リール3a〜3cの外周表面に表示された複数種類の図柄がリール窓W内を上下に(通常、上から下に)移動表示される。そして、リール3a〜3cの回転が所定の速度に達して定速回転となり、かつ、全てのリールのインデックスを検知すると各ストップスイッチ201a〜201cが有効化され(ストップスイッチの操作が有効に受付け可能とされ)、遊技者が左側のストップスイッチ201aを操作すると左リール3aの回転が停止し、中央のストップスイッチ201bを操作すると中リール3bの回転が停止し、右側のストップスイッチ201cを操作すると右リール3cの回転が停止するように構成されている。
ここで、有効ライン29上に停止表示された図柄組合せが予め定めた入賞態様(遊技メダルを獲得することができる遊技役の対応図柄)となっている場合には、各入賞態様に対応した枚数の遊技メダルがメダル払出装置50により払い出されるか、またはクレジットとして加算される。
<前扉の構成>
次に、本実施形態に係る前扉2の構成について図4〜図13を参照して説明する。前扉2は、図4および図5に示すように、第1フレーム101と、第1フレーム101の前側を覆う第2フレーム151とから構成される。第1フレーム101は、図6および図7に示すように、樹脂材料と金属板材を用いて、筐体5の前面開口部の形状に合わせた枠状に形成される。第1フレーム101は、前述のヒンジ機構6a〜6cを用いて、筐体5の前面開口部に対し横開き開閉可能に取り付けられる。第1フレーム101は、操作パネル21よりも上側に形成される第1上側フレーム部111と、操作パネル21から下側に形成される第1下側フレーム部116とを有している。
図5に示すように、第1上側フレーム部111の左上部後側に、画像表示装置251を備えた画像表示ユニット250を揺動自在に支持する揺動支持ユニット121が結合される。第1上側フレーム部111の右上部後側に、画像表示ユニット250を固定保持するための固定保持部材131が結合される。画像表示ユニット250は、揺動支持ユニット121および固定保持部材131により第1上側フレーム部111(第1フレーム101)の上部後側に取り付けられる。図4に示すように、第1フレーム101から第2フレーム151が取り外された状態でも、第1上側フレーム部111の開口部分を通じて、画像表示装置251の表示画面252を前方から視認できるようになっている。
図5に示すように、第1上側フレーム部111(第1フレーム101)の上部における左右側部に、上側係止爪部112が形成される。上側係止爪部112は、第1フレーム101の前側に第2フレーム151が装着されると、第2フレーム151の左右の内側上部に形成された上側係止溝部(図示せず)に係止し、第1フレーム101に対して第2フレーム151が着脱可能に固定される。なお、図示省略するが、第1フレーム101の縁部
の複数箇所に、第1フレーム101の前側に第2フレーム151を取り付け固定するためのフレーム固定ネジ(図示せず)が挿通されるネジ挿通穴が形成されている。
第1フレーム101の中間部に位置する第1上側フレーム部111の下側に、前述のリール窓Wを備えた中パネル部材140が後方から取り付けられる。中パネル部材140は、第1上側フレーム部111の開口部分の下側を後方から塞ぐ板状に形成される。中パネル部材140には、リール窓Wと、BET数表示ランプ46b、投入可能表示ランプ46c、遊技開始表示ランプ46d、再遊技表示ランプ46e、状態表示ランプ46f、貯留枚数表示ランプ46h、および払出数表示ランプ46j等が設けられる(図5においては詳細な図示を省略する)。
第1下側フレーム部116の上側に、操作パネル21が前方から取り付けられる。操作パネル21は、図5および図6に示すように、第1下側フレーム部116の上側を前方から覆うステージ状に形成される。操作パネル21の上面側には、メダル投入部材630と、BETスイッチユニット23と、演出スイッチユニット24が取り付けられる。操作パネル部材145の前面側には、スタートレバー25と、ストップスイッチユニット200と、リジェクトスイッチ27が取り付けられる。なお、操作パネル21の上端部は、中パネル部材140の下端部の前面側に重なるように配置される。
ストップスイッチユニット200は、図8に示すように、前述した3個のストップスイッチ201a,201b,201cと、3個のストップスイッチ201a,201b,201cを保持するスイッチ保持部202とを有して構成される。スイッチ保持部202の前面側の左右2箇所に、後述のストップスイッチカバー190(図5および図12を参照)のガイドピン部193が挿入可能なガイド穴部203が形成される。また、スイッチ保持部202の前面側の左右2箇所(ガイド穴部203の近傍)に、ストップスイッチカバー190の係合ピン部194が係合可能な係合穴部204が形成される。
第1下側フレーム部116の下側に、板状の下パネル部材145が取り付けられる。下パネル部材145の前面側に、左右の下部スピーカー32a,32bが取り付けられる。下パネル部材145の後面側に、返却通路部材690および中継基板ケースユニット500が取り付けられる。第1下側フレーム部116(第1フレーム101)の下端部に、受け皿アッセンブリ40が設けられる。
第1下側フレーム部116(第1フレーム101)の下部における左右側部に、下側係止爪部117が形成される。下側係止爪部117は、第1フレーム101の前側に第2フレーム151が装着されると、第2フレーム151の左右の内側下部に形成された下側係止溝部(図示せず)に係止し、第1フレーム101に対して第2フレーム151が着脱可能に固定される。
図9に示すように、下パネル部材145の後面側において返却通路部材690が取り付けられる部分に、メダル当接部118が設けられる。なお、返却通路部材690の下部後側には、メダル払出装置50に設けられた遊技メダルの射出口52と位置整合するようにメダル通過口691が形成されている。メダル当接部118は、下パネル部材145と返却通路部材690との間に形成される返却通路内においてメダル通過口691と対向するように配置され、鉛直面に対して僅かに下方に傾斜した傾斜面を有している。
メダル払出装置50の射出口52から略水平方向に射出された遊技メダルは、図9の二点鎖線で概略的に示すように、返却通路部材690のメダル通過口691を通過してメダル当接部118に当接し、メダル当接部118において斜め下方に弾き返されるようになっている。メダル当接部118において斜め下方に弾き返された遊技メダルは、返却通路
を通過して受け皿アッセンブリ40の遊技メダル払出口41から払い出され、遊技メダル貯留皿42に貯留される。これにより、メダル払出装置50から射出された遊技メダルが、メダル当接部で正反対方向に弾き返されて、メダル払出装置50から次に射出される遊技メダルと衝突することを防止することができるため、メダル払出装置50により円滑に遊技メダルを連続的に払い出すことができる。また、メダル当接部で正反対方向に弾き返された遊技メダルが、メダル払出装置50の射出口52まで戻ってしまい、メダル払出装置50において遊技メダルの詰まりや誤検出等のエラーが生じることを防止することができる。
第2フレーム151は、図5および図10に示すように、樹脂材料を用いて、前面側に装飾が施された扉状に形成される。第2フレーム151は、第1フレーム101の前側に着脱可能に取り付けられて、第1フレーム101の前側を覆うように構成される。なお、図示省略するが、第2フレーム151の後側縁部の複数箇所に、第1フレーム101のネジ挿通穴(図示せず)と位置整合したネジ固定穴が形成されている。これにより、第2フレーム151を第1フレーム101の前側に装着した状態で、フレーム固定ネジ(図示せず)を第1フレーム101のネジ挿通穴に挿通させて第2フレーム151のネジ固定穴にネジ固定することで、第2フレーム151が第1フレーム101の前側に取り付け固定される。第2フレーム151は、第1フレーム101における操作パネル21よりも上側の部分(第1上側フレーム部111)を覆う第2上側フレーム部161と、操作パネル21から下側の部分(第1下側フレーム部116)を覆う第2下側フレーム部171とを有している。
第2上側フレーム部161の上部に、第1フレーム101(第1上側フレーム部111)の上部後側に配設された画像表示装置251の表示画面252を前方から視認可能にする上側視認部162が開口形成される。上側視認部162の前部に、画面保護カバー163(図20も参照)が取り付けられる。画面保護カバー163は、透明の樹脂材料を用いて板状に形成され、上側視認部162の開口部分を塞いで表示画面252の前方を覆うようになっている。第2上側フレーム部161の後側における上側視認部162の周辺部に、左右の上部スピーカー15a,15bと、後述の演出装置300が取り付けられる。
第2上側フレーム部161の前面側における上側視認部162の上側周辺部に、第1演出ランプ12と、左右の第2演出ランプ13a,13bが取り付けられる。第2上側フレーム部161の前面側における上側視認部162の下側周辺部に、左右の上部スピーカーカバー164a,164bと、装飾部材16が取り付けられる。左右の上部スピーカーカバー164a,164bは、左右の上部スピーカー15a,15bの前方を覆うとともに、左右の上部スピーカー15a,15bから発生する音を前方に放音可能に構成される。
第2フレーム151の中間部に位置する第2上側フレーム部161の下部に、第1フレーム101に取り付けられた中パネル部材140のリール窓Wを前方に露出させる視認露出部166が開口形成される。なお、中パネル部材140に設けられたBET数表示ランプ46b、投入可能表示ランプ46c、遊技開始表示ランプ46d、再遊技表示ランプ46e、状態表示ランプ46f、貯留枚数表示ランプ46h、および払出数表示ランプ46j等は、視認露出部166を介して前方から視認できるようになっている。
第2下側フレーム部171の上端部に、第1フレーム101に取り付けられた操作パネル21の上面側を露出させる上面側露出部172が形成される。上面側露出部172は、操作パネル21の上面に合わせて左右方向に延びるとともに、後側が視認露出部166に繋がるように開口形成される。これにより、操作パネル21の上面側に、メダル投入部材630と、BETスイッチユニット23と、演出スイッチユニット24が取り付けられた状態でも、第1フレーム101に対して第2フレーム151を前後方向に着脱させること
ができる。
第2下側フレーム部171の上部前面側に、スタートスイッチ露出部173と、ストップスイッチ挿通部174と、リジェクトスイッチ露出部177が形成される。スタートスイッチ露出部173は、前後方向に貫通した穴状に形成され、操作パネル21の前面側に取り付けられたスタートレバー25を挿通させて前方に露出させる。リジェクトスイッチ露出部177は、前後方向に貫通した穴状に形成され、操作パネル21の前面側に取り付けられたリジェクトスイッチ27を挿通させて前方に露出させる。また、リジェクトスイッチ露出部177の右方には、シリンダー錠28を挿通させて前方に露出させるシリンダー錠露出部178が形成される。
ストップスイッチ挿通部174は、前後方向に貫通した長穴状に形成され、操作パネル21の前面側に取り付けられたストップスイッチユニット200の前部が挿通されるようになっている。第2下側フレーム部171の上部前面側におけるストップスイッチ挿通部174の周辺部に、ストップスイッチカバー190を取り付け可能なカバー取付部175が形成される。カバー取付部175は、ストップスイッチカバー190を受容可能な段差状に形成される。カバー取付部175の左右の底部に、カバー取付部175に対してストップスイッチカバー190を固定するためのカバー固定穴部176が形成される。
ストップスイッチカバー190は、図11に示すように、樹脂材料を用いて、カバー取付部175の外周形状に合わせた板状に形成される。ストップスイッチカバー190は、カバー取付部175に取り付けられた状態で、操作パネル21に取り付けられたストップスイッチユニット200の前面側を覆うようになっている。ストップスイッチカバー190に、3個のストップスイッチ露出穴191a,191b,191cが左右方向に並んで形成される。左側のストップスイッチ露出穴191aは、前後方向に貫通した穴状に形成され、ストップスイッチユニット200の左側のストップスイッチ201aを挿通させて前方に露出させる。中央のストップスイッチ露出穴191bは、前後方向に貫通した穴状に形成され、ストップスイッチユニット200の中央のストップスイッチ201bを挿通させて前方に露出させる(図13を参照)。右側のストップスイッチ露出穴191cは、前後方向に貫通した穴状に形成され、ストップスイッチユニット200の右側のストップスイッチ201cを挿通させて前方に露出させる。
図12に示すように、ストップスイッチカバー190の中間部後側の左右2箇所に、ストップスイッチユニット200のガイド穴部203に挿入可能なガイドピン部193が形成される。また、ストップスイッチカバー190の中間部後側の左右2箇所(ガイドピン部193の近傍)に、ストップスイッチユニット200の係合穴部204に係合可能な係合ピン部194が形成される。ストップスイッチカバー190の左右端部の後側に、カバー固定ネジ(図示せず)によりカバー取付部175のカバー固定穴部176に固定される固定ボス部196が形成される。なお、カバー取付部175の外周部は、ストップスイッチカバー190の外周部よりも若干大きくなるように形成される。カバー取付部175のカバー固定穴部176は、ストップスイッチカバー190の固定ボス部196よりも若干大きくなるように形成される。
第2下側フレーム部171の下部前面側に、下パネルカバー31(並びに、下パネルベースおよび下パネル照明灯)が取り付けられる。第2下側フレーム部171の下部前面側における下パネルカバー31の左右に、左右の下部スピーカーカバー179a,179bが取り付けられる。左右の下部スピーカーカバー179a,179bは、第1フレーム101に取り付けられた左右の下部スピーカー32a,32bの前方を覆うとともに、左右の下部スピーカー32a,32bから発生する音を前方に放音可能に構成される。
以上のように構成される前扉2を組み立てるには、まず、第1フレーム101の前側に第2フレーム151を前方から装着する。このとき、第1フレーム101の上側係止爪部112および下側係止爪部117が、第2フレーム151の上側係止溝部および下側係止溝部(図示せず)に係止し、第1フレーム101に対して第2フレーム151が着脱可能に固定される。なお、第1フレーム101が筐体5から取り外された状態であっても、第1フレーム101が筐体5に取り付けられた状態であっても、第1フレーム101に対して第2フレーム151を着脱可能に装着することが可能である。
次に、第2フレーム151を第1フレーム101の前側に装着した状態で、フレーム固定ネジ(図示せず)を第1フレーム101のネジ挿通穴(図示せず)に挿通させて第2フレーム151のネジ固定穴(図示せず)にネジ固定する。これにより、第2フレーム151が第1フレーム101の前側に取り付け固定される。なおこのとき、操作パネル21の前面側は第2フレーム151に覆われるが、操作パネル21の前面側に取り付けられた、スタートレバー25、ストップスイッチユニット200、およびリジェクトスイッチ27は、第2フレーム151のスタートスイッチ露出部173、ストップスイッチ挿通部174、およびリジェクトスイッチ露出部177に挿通されて前方に露出する。
次に、ストップスイッチカバー190を第2フレーム151のカバー取付部175に取り付けるようにして、ストップスイッチカバー190のガイドピン部193をストップスイッチユニット200のガイド穴部203に挿入し、ストップスイッチカバー190の係合ピン部194をストップスイッチユニット200の係合穴部204に係合させる。これにより、ストップスイッチカバー190は、カバー取付部175に取り付けられて、ストップスイッチユニット200の前面側を覆う状態で保持される。
そして、カバー固定ネジ(図示せず)を第1フレーム101の後方から、第1フレーム101に形成された逃げ穴(図示せず)と、カバー取付部175のカバー固定穴部176に形成されたネジ挿通穴(図示せず)に挿通させて、ストップスイッチカバー190の固定ボス部196にネジ固定する。これにより、ストップスイッチカバー190の固定ボス部196がカバー取付部175のカバー固定穴部176に固定されて、ストップスイッチカバー190が第2フレーム151のカバー取付部175に取り付け固定される。なおこのとき、ストップスイッチユニット200の前面側はストップスイッチカバー190に覆われるが、ストップスイッチユニット200に設けられた3個のストップスイッチ201a,201b,201cは、ストップスイッチカバー190の3個のストップスイッチ露出穴191a,191b,191cに挿通されて前方に露出する。
このようにして、第2フレーム151が第1フレーム101の前側に着脱可能に取り付けられる。これにより、第1フレーム101の構成は同じのままで、第2フレーム151の外観部のデザインのみを変更することが可能になり、スロットマシン1の外観部のデザインを容易に変更することができる。従来、前扉に設けられる演出ランプ等の装飾部は、前扉を構成するアッセンブリ(例えば、上パネルアセンブリ、中パネルアセンブリ、下パネルアセンブリ等)毎に別々に取り付けられていた。本実施形態では、前扉2において第2フレーム151が第1フレーム101の前側を覆うフレーム構造を採用することで、スロットマシンの製品コンセプトに応じて、前扉の装飾部を容易に変更することができる。
また、第1フレーム101から第2フレーム151が取り外されて、第1フレーム101のみが筐体5に取り付けられた状態でも、第1フレーム101に設けられたスタートレバー25や各ストップスイッチ201a〜201c等を操作することにより、完成品の場合と同様の遊技を行うことができる。またこのとき、第1フレーム101に設けられた画像表示装置251の表示画面252に、完成品の場合と同様の画像を表示することができる。これにより、第2フレーム151が未装着の状態でスロットマシンの動作確認(デバ
ッグ等)を行うことが可能になり、スロットマシンの製造効率を向上させることができる。従来、画像表示ユニットは、前扉を構成する上パネルアセンブリ(上部マスク)の後側に取り付けられていた。本実施形態において、画像表示ユニット250は、揺動支持ユニット121および固定保持部材131により第1フレーム101の上部後側に取り付けられる。これにより、第2フレーム151が未装着の状態(例えば、第2フレーム151のデザイン開発が完了していない状態等)でも、画像表示装置251の表示画面252に、完成品の場合と同様の画像を表示することができ、スロットマシンの動作確認(デバッグ等)を先行して行うことが可能である。
なお、ストップスイッチカバー190の係合ピン部194とストップスイッチユニット200の係合穴部204により、ストップスイッチユニット200に対してストップスイッチカバー190が位置決めされる。そのため、第1フレーム101に対する第2フレーム151の組み付け誤差により、第1フレーム101に取り付けられたストップスイッチユニット200と、第2フレーム151のカバー取付部175との相対位置が(設計的な相対位置より)変化しても、ストップスイッチユニット200とストップスイッチカバー190との相対位置を所定の範囲内に収めることができる。これにより、ストップスイッチカバー190のストップスイッチ露出穴191a,191b,191cに挿通された3個のストップスイッチ201a,201b,201cのうち少なくともいずれかが、ストップスイッチカバー190に片当たりして摩耗等するのを防止することができる。
また、カバー取付部175の外周部は、ストップスイッチカバー190の外周部よりも若干大きくなるように形成される。カバー取付部175のカバー固定穴部176は、ストップスイッチカバー190の固定ボス部196よりも若干大きくなるように形成される。そのため、第1フレーム101に対する第2フレーム151の組み付け誤差により、ストップスイッチユニット200に対して位置決めされるストップスイッチカバー190と、第2フレーム151のカバー取付部175との相対位置が(設計的な相対位置より)変化しても、ストップスイッチカバー190の相対位置のズレを第2フレーム151のカバー取付部175で吸収することができる。
<画像表示ユニットの構成>
次に、本実施形態に係る画像表示ユニット250の構成について図14〜図20を参照して説明する。画像表示ユニット250は、図5および図14に示すように、所定の画像を表示画面252に表示可能な画像表示装置251と、画像表示装置251を保持する表示装置保持部261とから構成される。画像表示ユニット250は、前述したように、揺動支持ユニット121および固定保持部材131により、前扉2の第1フレーム101(第1上側フレーム部111)の上部後側に取り付けられる。
揺動支持ユニット121は、図5および図17に示すように、支持ベース部材123と、上下の揺動支持部材125a,125bとから構成される。支持ベース部材123は、金属板材を用いて上下方向に細長く延びる板状に形成され、ネジ等の結合手段(図示せず)を用いて第1フレーム101(第1上側フレーム部111)の左上部内側に結合される。支持ベース部材123の上部に、上側揺動支持部材125aが結合され、支持ベース部材123の下部に、下側揺動支持部材125bが結合される。
上側揺動支持部材125aは、図16および図17に示すように、樹脂材料を用いてブロック状に形成され、ネジ等の結合手段(図示せず)を用いて支持ベース部材123の上部に結合される。下側揺動支持部材125bは、上側揺動支持部材125aと同様に形成され、ネジ等の結合手段(図示せず)を用いて支持ベース部材123の下部に結合される。上下の揺動支持部材125a,125bは、前扉2における第2フレーム151の上側視認部162(および、第1フレーム101の上部の開口部分)の後側で、表示画面25
2が前方を向くように画像表示装置251を保持する保持位置(図20を参照)と、当該保持位置から後方に揺動した揺動位置(図19を参照)との間で、表示装置保持部261を揺動自在に支持する。
上側揺動支持部材125aの下部に、上方を向いて開口した有底穴状の支持穴部126aが形成される。上側揺動支持部材125aの支持穴部126aは、表示装置保持部261の上側揺動軸部278aと回転自在に係合し、表示装置保持部261を揺動自在に支持する。上側揺動支持部材125aの上部右側に、後方に突出した突起状の着脱規制部127aが形成される。上側揺動支持部材125aの着脱規制部127aは、表示装置保持部261が前述の揺動位置と同じ揺動角度で上側揺動支持部材125aに対して着脱される場合にのみ、表示装置保持部261の上側揺動軸部278aおよび上側揺動アーム部276aを通過させるようになっている。
下側揺動支持部材125bにも、上側揺動支持部材125aと同様に、支持穴部126bと、着脱規制部127bが形成される。下側揺動支持部材125bの支持穴部126bは、表示装置保持部261の下側揺動軸部278bと回転自在に係合し、表示装置保持部261を揺動自在に支持する。下側揺動支持部材125bの着脱規制部127bは、表示装置保持部261が前述の揺動位置と同じ揺動角度で下側揺動支持部材125bに対して着脱される場合にのみ、表示装置保持部261の下側揺動軸部278bおよび下側揺動アーム部276bを通過させるようになっている。
固定保持部材131は、図5および図17に示すように、金属板材を用いて上下方向に細長く延びる板状に形成され、ネジ等の結合手段(図示せず)を用いて第1フレーム101(第1上側フレーム部111)の右上部内側に結合される。固定保持部材131の上下に、ロック受け部132a,132bが形成される。上下のロック受け部132a,132bは、表示装置保持部261が保持位置に揺動する状態で、表示装置保持部261に設けられた上下のロック機構部274a,274bと係合可能に構成される。なお、上下のロック受け部132a,132bに、上下のロック機構部274a,274bに設けられたガイドピン275a,275bが挿通可能なガイド穴部133a,133bが形成される。
表示装置保持部261は、図5および図14に示すように、画像表示装置251の後側を保持する第1保持部材271と、画像表示装置251の前側を保持する第2保持部材281とから構成される。第1保持部材271は、樹脂材料を用いて前方が開口した箱状に形成される。なお、第1保持部材271の後側に、副制御装置80が取り付けられる。第1保持部材271の前側に、画像表示装置251の後側を収容保持する収容保持部272が形成される。収容保持部272の底部に、第2保持部材281の係合ピン部284が係合可能なベゼル係合穴部273が形成される。
第1保持部材271の左側部上側に、上側揺動アーム部276aが左方に突出して形成される。上側揺動アーム部276aの先端部に、上側揺動軸部278aが下方に突出して形成される。上側揺動軸部278aは、上側揺動支持部材125aの支持穴部126aと回転自在に係合する。第1保持部材271の左側部下側に、下側揺動アーム部276bが左方に突出して形成される。下側揺動アーム部276bの先端部に、下側揺動軸部278bが下方に突出して形成される。下側揺動軸部278bは、下側揺動支持部材125bの支持穴部126bと回転自在に係合する。
第1保持部材271の右側部に、上下のロック機構部274a,274bが設けられる。上下のロック機構部274a,274bは、表示装置保持部261が前述の保持位置に揺動する状態で、固定保持部材131の上下のロック受け部132a,132bと係合可
能に構成される。上下のロック機構部274a,274bが上下のロック受け部132a,132bと係合した状態で、固定保持部材131により表示装置保持部261が保持位置で固定保持される。なお、上下のロック機構部274a,274bと、上下のロック受け部132a,132bの構成は、図5等に示すような回転操作によりロックを行う構成に限られるものではなく、例えば、スライド操作によりロックを行う構成等、公知の構成を用いることが可能である。上下のロック機構部274a,274bには、先端部が円錐状のガイドピン275a,275bが形成される。上下のガイドピン275a,275bは、表示装置保持部261が保持位置に揺動すると、固定保持部材131の上下のガイド穴部133a,133bに挿通されるようになっている。
なお、上下の揺動アーム部276a,276b(揺動軸部278a,278b)が並ぶ方向と、上下のロック機構部274a,274bが並ぶ方向は、第1保持部材271の側部の延伸方向に対して前後に傾斜している。そして、揺動支持ユニット121および固定保持部材131により、画像表示ユニット250が第1フレーム101(第1上側フレーム部111)の上部後側に取り付けられると、表示装置保持部261に保持された画像表示装置251の表示画面252が、鉛直面に対し下方に傾斜するようになっている(図20を参照)。画像表示装置251の表示画面252の鉛直面に対する傾斜角度は、(スロットマシン1が設置される)遊技施設の照明器具(図示せず)から射出される照明光が画像表示装置251の表示画面252で反射しても、(設計的な)遊技者の眼の位置に達し難い角度に設定される。これにより、画像表示装置251の表示画面252の視認性を向上させることができる。
第2保持部材281は、図14および図15に示すように、樹脂材料を用いて、画像表示装置251の外周形状に合わせた枠状に形成される。第2保持部材281は、ネジ等の結合手段(図示せず)を用いて第1保持部材271の前側に結合され、表示画面252を露出させた状態で画像表示装置251の前側を保持する。第2保持部材281の前部に、額縁状のベゼル部282が形成される。ベゼル部282は、演出装置300の窓枠部311と同じ色(例えば、黒色)を有し、表示画面252を囲む画像表示装置251のフレーム部253を前方から覆うようになっている。第2保持部材281の後側に、第1保持部材271のベゼル係合穴部273に係合可能な係合ピン部284が形成される。
以上のように構成される画像表示ユニット250を前扉2の第1フレーム101(第1上側フレーム部111)の上部後側に取り付けるには、まず、図18に示すように、表示装置保持部261を揺動支持ユニット121および固定保持部材131の後方に移動させる。このとき、表示装置保持部261の上下の揺動軸部278a,278bを、揺動支持ユニット121における上下の揺動支持部材125a,125bの上部に近接させる。またこのとき、表示装置保持部261を前述の揺動位置と同じ揺動角度となるように保持する。
次に、図19に示すように、表示装置保持部261を下方に移動させて、表示装置保持部261の上下の揺動軸部278a,278bを上下の揺動支持部材125a,125bの支持穴部126a,126bと係合させる。これにより、表示装置保持部261は、上下の揺動支持部材125a,125bに、前述の保持位置と揺動位置との間で揺動自在に支持される。なお、上下の揺動支持部材125a,125bに支持された表示装置保持部261が揺動位置以外の位置(例えば、保持位置)で上方に移動しようとすると、表示装置保持部261の上下の揺動アーム部276a,276bが上下の揺動支持部材125a,125bの着脱規制部127a,127bに当接する。そのため、上下の揺動支持部材125a,125bに支持された表示装置保持部261が揺動位置以外の位置で着脱されるのを防止することができる。
そして、図20に示すように、表示装置保持部261を揺動位置から保持位置に揺動させて、表示装置保持部261の上下のロック機構部274a,274bを、固定保持部材131の上下のロック受け部132a,132bと係合させる。上下のロック機構部274a,274bが上下のロック受け部132a,132bと係合した状態で、固定保持部材131により表示装置保持部261が保持位置で固定保持される。これにより、画像表示ユニット250は、揺動支持ユニット121および固定保持部材131により、前扉2の第1フレーム101(第1上側フレーム部111)の上部後側に取り付けられる。
本実施形態では、表示装置保持部261の上下のロック機構部274a,274bと、固定保持部材131の上下のロック受け部132a,132bとの係合を解除することで、表示装置保持部261を一時的に保持位置から後方に揺動させることができる。これにより、図20に示すような通常の組み立て状態では、画像表示装置251と上側視認部162(画面保護カバー163)との間の部分にアクセスすることが難しくても、表示装置保持部261を一時的に保持位置から後方に揺動させることにより、画像表示装置251と上側視認部162との間の部分にアクセスすることができる。そのため、表示装置保持部261を一時的に保持位置から後方に揺動させることにより、例えば、画像表示装置251の表示画面252や画面保護カバー163の後面側の洗浄を行うことができる。また例えば、後述の演出装置300に設けられる第1回転部材321および第2回転部材361の回転位置を正規の回転位置に戻す調整を行うことができる。また例えば、スロットマシン1を輸送する際に、スポンジ等の仮固定部材により、後述の演出装置300に設けられる第1可動ユニット320および第2可動ユニット360を仮固定することができる。
このように、画像表示装置251を保持する表示装置保持部261が、保持位置と揺動位置とに揺動可能に構成されることで、スロットマシン1のメンテナンス性を向上させることが可能になる。また、上下の揺動支持部材125a,125bを備えた揺動支持ユニット121は、筐体5に配設されたヒンジ機構6a〜6cと同じ側の、前扉2(第1フレーム101)の左側に設けられる。そのため、前扉2を一時的に開いた状態で、表示装置保持部261を一時的に保持位置から後方に揺動させると、前扉2と筐体5との間が開く側と、表示装置保持部261と画面保護カバー163との間が開く側が、同じ右側になるため、画像表示装置251と画面保護カバー163との間の部分に容易にアクセスすることができ、スロットマシン1のメンテナンス性を向上させることが可能になる。
<演出装置の構成>
次に、本実施形態に係る演出装置300の構成について図21〜図30を参照して説明する。演出装置300は、図21および図22に示すように、ベースユニット310と、第1回転部材321を有する第1可動ユニット320と、第2回転部材361を有する第2可動ユニット360と、第1可動ユニット320を揺動させる第1駆動ユニット420と、第2可動ユニット360を揺動させる第2駆動ユニット460とから構成される。演出装置300は、前扉2において、第2フレーム151(第2上側フレーム部161)の後側における上側視認部162の周辺部に取り付けられる(図10を参照)。これにより、演出装置300は、第1フレーム101(第1上側フレーム部111)の上部後側に配設された画像表示装置251と、第2フレーム151の画面保護カバー163との間に配置される(図20を参照)。
ベースユニット310は、図21および図22に示すように、樹脂材料を用いて、第2フレーム151における上側視認部162の周辺部の大きさに合わせた枠状に形成される。ベースユニット310の内側に、上側視認部162を介して画像表示装置251の表示画面252を前方から視認可能にする窓枠部311が開口形成される。窓枠部311の後端部の開口形状は、画像表示装置251の表示画面252の外周形状に合わせて形成される。
なお、前述したように、画像表示装置251のフレーム部253は、窓枠部311と同じ色を有した表示装置保持部261(第2保持部材281)のベゼル部282に覆われている。そのため、第1フレーム101に対する第2フレーム151の組み付け誤差により、第1フレーム101に取り付けられた画像表示ユニット250と、第2フレーム151に取り付けられた演出装置300との相対位置が(設計的な相対位置より)変化しても、画像表示装置251のフレーム部253が窓枠部311の内側に露出して美観が損なわれるのを防止することができる。
ベースユニット310の上部右側に、第1可動ユニット支持部312が形成される。第1可動ユニット支持部312は、図27および図28に示すように、第1回転部材321を第2回転部材361と合体させる第1合体位置と、第1回転部材321を第2回転部材361から上方に分離させる第1分離位置との間で、第1可動ユニット320の第1支持部材331を上下方向に揺動自在に支持する。ベースユニット310の上部左側に、第1可動ユニット収容部313が形成される。第1可動ユニット収容部313は、第1分離位置まで揺動した第1支持部材331および第1回転部材321(すなわち、第1可動ユニット320)を収容可能に構成される。第1可動ユニット支持部312には、第1駆動ユニット420が設けられる。
ベースユニット310の下部左側に、第2可動ユニット支持部314が形成される。第2可動ユニット支持部314は、図27および図28に示すように、第2回転部材361を第1回転部材321と合体させる第2合体位置と、第2回転部材361を第1回転部材321から下方に分離させる第2分離位置との間で、第2可動ユニット360の第2支持部材371を上下方向に揺動自在に支持する。ベースユニット310の下部右側に、第2可動ユニット収容部315が形成される。第2可動ユニット収容部315は、第2分離位置まで揺動した第2支持部材371および第2回転部材361(すなわち、第2可動ユニット360)を収容可能に構成される。第2可動ユニット支持部314には、第2駆動ユニット460が設けられる。
図28に示すように、ベースユニット310の左上部後側に、中継基板取付部316が形成される。中継基板取付部316には、演出用中継基板305が実装面を後方に向けて取り付けられる。演出用中継基板305は、実装面に配設された複数の電気コネクタ307を介して、第2フレーム151に配設された電気部品(第1演出ランプ12、左右の第2演出ランプ13a,13b、左右の上部スピーカー15a,15b、および演出装置300の各電気部品等)と電気的に接続される。また、演出用中継基板305の実装面には、演出用中継コネクタ306が配設される。演出用中継コネクタ306は、副制御装置80から延びるケーブルのコネクタ(図示せず)と電気的に接続される。副制御装置80から演出用中継基板305に向けて延びるケーブル(図示せず)は、上下を揺動アーム部276a,276bに挟まれた画像表示ユニット250と揺動支持ユニット121との間隙部に挿通される。これにより、第2フレーム151に配設された電気部品を一括で、第1フレーム101(第1上側フレーム部111)の上部後側に配設された副制御装置80と電気的に接続させることが可能になり、第2フレーム151を第1フレーム101の前側に取り付ける際の手間を低減させることができる。
第1可動ユニット320は、図22に示すように、第1回転部材321と、第1支持部材331と、回転部材駆動部346とを有して構成される。第1回転部材321は、透光性を有する樹脂材料を用いて、略扇形の板状に形成される。第1回転部材321は、図23に示すように、第1支持部材331に取り付けられた回転軸337と連結されて、第1支持部材331に回転自在に支持される。第1回転部材321における回転軸337との連結部近傍の側面に、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体する際に第2回
転部材361に当接する第1当接部322が形成される。図23に示すように、第1当接部322には、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体した状態を保持するための第1合体補助磁石323が2個内蔵されている。
図21および図23に示すように、第1支持部材331の第1回転支持部336の前面側に(全体的に)重なる状態となる第1回転部材321の回転位置を、第1基準回転位置とする。第1回転部材321の後面側に、第1回転部材321が第1基準回転位置に回転移動したことを検出するための基準回転位置検出片(図示せず)が取り付けられる。図26に示すように、第1回転部材321の外周部近傍には、第1回転部材321を第1基準回転位置で保持するように付勢力を与える第1回転側付勢磁石324が内蔵されている。
第1支持部材331は、樹脂材料を用いて形成され、図22に示すように、細長く延びる板状に形成された第1揺動アーム部332と、第1揺動アーム部332の先端部に略扇形の板状に形成された第1回転支持部336とを有している。第1揺動アーム部332の基端部に、ベースユニット310の第1可動ユニット支持部312と枢結される第1連結穴部333が形成される。これにより、第1支持部材331は、第1可動ユニット支持部312に前述の第1合体位置と第1分離位置との間で揺動自在に支持される。図28および図30に示すように、第1揺動アーム部332の側部に、第1揺動アーム部332の延伸方向に沿って延びる第1スライド穴部334が形成される。第1スライド穴部334には、第1駆動ユニット420の第1揺動リンク部材433に設けられたスライドピン(図示せず)がスライド移動自在に連結される。なお、図30において、第1揺動リンク部材433の図示を省略している。
図23に示すように、第1回転支持部336の前面側に、第1回転部材321と連結された回転軸337が取り付けられる。第1回転支持部336の内周側端部に、第1回転部材321とともに回転軸337を回転自在に支持する軸支持部338が設けられる。図28および図30に示すように、第1回転支持部336の後面側に、合体検出片339が取り付けられる。合体検出片339は、図28に示すように、第1可動ユニット320の第1支持部材331が第1合体位置に揺動し、第2可動ユニット360の第2支持部材371が第2合体位置に揺動して、第1支持部材331の第1回転支持部336と第2支持部材371の第2回転支持部376とが合体すると、第2回転支持部376に設けられた合体検出センサ379の検出部に達するように配置される。
図26に示すように、第1回転支持部336の外周部近傍には、第1回転部材321を第1基準回転位置で保持するように付勢力を与える第1支持側付勢磁石340が内蔵されている。第1回転部材321の第1回転側付勢磁石324と、第1回転支持部336の第1支持側付勢磁石340とは、第1回転部材321が第1基準回転位置に回転移動すると、互いに対向するように配置される。このとき、第1回転側付勢磁石324は、第1支持側付勢磁石340に対して磁石のN極とS極のうち一方を向けて配置され、第1支持側付勢磁石340は、第1回転側付勢磁石324に対して磁石のN極とS極のうち他方を向けて配置される。これにより、第1回転側付勢磁石324および第1支持側付勢磁石340は、磁力を用いた引力により、第1回転部材321を第1基準回転位置で保持するように付勢力を与える。
図22に示すように、第1回転支持部336の前面内周側に、第1装飾ランプ基板341が取り付けられる。第1装飾ランプ基板341には、第1回転部材321もしくは第2回転部材361を発光させるための発光素子(図示せず)と、基準回転位置検出センサ342とが配設される。基準回転位置検出センサ342は、第1回転部材321が第1基準回転位置に回転移動すると、第1回転部材321に取り付けられた基準回転位置検出片(図示せず)を検出し、基準回転位置検出信号を出力する。
回転部材駆動部346は、図23に示すように、回転駆動モータ347と、回転駆動機構348とを有して構成され、第1回転支持部336の内周側に設けられる。回転駆動モータ347は、第1回転支持部336の後面内周側に取り付けられ、第1回転支持部336の軸支持部338に回転自在に支持された回転軸337を回転駆動する。回転駆動機構348は、第1回転支持部336の内部に取り付けられた歯車機構等から構成され、回転駆動モータ347の回転駆動力を回転軸337に伝達する。これにより、回転部材駆動部346は、回転軸337を介して第1回転部材321を回転駆動する。
第2可動ユニット360は、図22に示すように、第2回転部材361と、第2支持部材371とを有して構成される。第2回転部材361は、透光性を有する樹脂材料を用いて、略扇形の板状に形成される。第2回転部材361は、図24に示すように、第2支持部材371に取り付けられた回転連結部材377と連結されて、第2支持部材371に回転自在に支持される。第2回転部材361における回転連結部材377との連結部近傍の側面に、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体する際に第1回転部材321(第1当接部322)に当接する第2当接部362が形成される。第1回転部材321の第1当接部322と第2回転部材361の第2当接部362とが当接して、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体すると、図21に示すように、2つの扇形が組み合わさるようにして、略回転対称に形成された1つの合体演出部材が形成されるように構成される。
第2当接部362には、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体した状態を保持するための第2合体補助磁石363が2個内蔵されている。第1回転部材321の第1合体補助磁石323と、第2回転部材361の第2合体補助磁石363とは、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体すると、互いに対向するように配置される。このとき、第1合体補助磁石323は、第2合体補助磁石363に対して磁石のN極とS極のうち一方を向けて配置され、第2合体補助磁石363は、第1合体補助磁石323に対して磁石のN極とS極のうち他方を向けて配置される。これにより、第1合体補助磁石323および第2合体補助磁石363は、磁力を用いた引力により、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体した状態を保持するように付勢力を与える。
図21および図24に示すように、第2支持部材371の第2回転支持部376の前面側に(全体的に)重なる状態となる第2回転部材361の回転位置を、第2基準回転位置とする。図25に示すように、第2回転部材361の外周部近傍には、第2回転部材361を第2基準回転位置で保持するように付勢力を与える第2回転側付勢磁石364が内蔵されている。
第2支持部材371は、樹脂材料を用いて形成され、図22に示すように、細長く延びる板状に形成された第2揺動アーム部372と、第2揺動アーム部372の先端部に略扇形の板状に形成された第2回転支持部376とを有している。第2揺動アーム部372の基端部に、ベースユニット310の第2可動ユニット支持部314と枢結される第2連結穴部373が形成される。これにより、第2支持部材371は、第2可動ユニット支持部314に前述の第2合体位置と第2分離位置との間で揺動自在に支持される。図28および図30に示すように、第2揺動アーム部372の側部に、第2揺動アーム部372の延伸方向に沿って延びる第2スライド穴部374が形成される。第2スライド穴部374には、第2駆動ユニット460の第2揺動リンク部材473に設けられたスライドピン(図示せず)がスライド移動自在に連結される。なお、図30において、第2揺動リンク部材473の図示を省略している。
図23に示すように、第2回転支持部376の内周部に、第2回転部材361と連結さ
れた回転連結部材377が取り付けられる。図22に示すように、第2回転支持部376の内周部に、第2回転部材361とともに回転連結部材377を回転自在に支持する回転ガイド部378が設けられる。回転ガイド部378は、断面視円弧状に延びる筒状に形成される。回転ガイド部378の切欠き部分は、第1回転支持部336の回転軸337を通過させることが可能な幅に設定される。回転ガイド部378の内側の空間部分に、回転連結部材377の軸挿通部377aに挿通される第1回転支持部336の回転軸337を受容可能な軸受容部378aが形成される。
回転連結部材377は、図24および図30に示すように、断面視円弧状に延びる板状に形成される。回転連結部材377は、外周部が回転ガイド部378の内周面に摺接した状態で、回転ガイド部378に回転自在に支持される。なお、回転連結部材377および回転ガイド部378の円弧の中心角は、180度よりも大きくなるように設定され、回転連結部材377が1回転以上回転しても、回転ガイド部378の切欠き部分から回転連結部材377が外れないようになっている。また、回転連結部材377の前後の外縁部は、回転ガイド部378の前後に重なるように形成されて、回転ガイド部378の前後方向に回転連結部材377が外れないようになっている。
回転連結部材377の切欠き部分は、第1回転支持部336の回転軸337を通過させることが可能な幅に設定される。回転連結部材377の内側の空間部分には、回転連結部材377の切欠き部分を通過した第1回転支持部336の回転軸337を挿通させることが可能な軸挿通部377aが形成される。回転連結部材377は、第1回転支持部336の回転軸337が挿通部377aに挿通された状態で、回転軸337の周辺部において同軸で回転することができるように構成される。回転連結部材377の切欠き部分は、第2回転部材361が第2基準回転位置に位置するときに、回転ガイド部378の切欠き部分と位置整合するように構成される。第1回転支持部336の回転軸337は、第2回転部材361が第2基準回転位置に位置するときに、回転連結部材377および回転ガイド部378の切欠き部分を通過して、回転連結部材377の軸挿通部377aまで移動することができる。
なお、回転ガイド部378の切欠き部分は、回転連結部材377の切欠き部分よりも若干大きい幅を有している。そのため、第1回転支持部336の回転軸337は、第2回転部材361が第2基準回転位置から若干ずれた回転位置に位置して、回転連結部材377の切欠き部分が回転ガイド部378の切欠き部分に対して若干ずれる場合でも(図29および図30を参照)、回転連結部材377および回転ガイド部378の切欠き部分を通過して、回転連結部材377の軸挿通部377aまで移動することができる。回転連結部材377における切欠き部分と接する端部には、回転連結部材377の切欠き部分が回転ガイド部378の切欠き部分に対して若干ずれる場合でも、回転連結部材377の切欠き部分に達した回転軸337を軸挿通部377aに導くことが可能な軸ガイド部377bが形成されている。これにより、第2回転部材361が第2基準回転位置から若干ずれた回転位置に位置する場合でも、第1回転支持部336の回転軸337を回転連結部材377の軸挿通部377aに挿通させて、第1回転部材321と第2回転部材361とを合体させることが可能になる。
図28および図30に示すように、第2回転支持部376の後面側に、合体検出センサ379が取り付けられる。合体検出センサ379は、図28に示すように、第1可動ユニット320の第1支持部材331が第1合体位置に揺動し、第2可動ユニット360の第2支持部材371が第2合体位置に揺動して、第1支持部材331の第1回転支持部336と第2支持部材371の第2回転支持部376とが合体すると、第1回転支持部336に設けられた合体検出片339を検出し、合体検出信号を出力する。
図25に示すように、第2回転支持部376の外周部近傍には、第2回転部材361を第2基準回転位置で保持するように付勢力を与える第2支持側付勢磁石380が内蔵されている。第2回転部材361の第2回転側付勢磁石364と、第2回転支持部376の第2支持側付勢磁石380とは、第2回転部材361が第2基準回転位置に回転移動すると、互いに対向するように配置される。このとき、第2回転側付勢磁石364は、第2支持側付勢磁石380に対して磁石のN極とS極のうち他方(第1回転側付勢磁石324と逆の方の極)を向けて配置され、第2支持側付勢磁石380は、第2回転側付勢磁石364に対して磁石のN極とS極のうち一方(第1支持側付勢磁石340と逆の方の極)を向けて配置される。これにより、第2回転側付勢磁石364および第2支持側付勢磁石380は、磁力を用いた引力により、第2回転部材361を第2基準回転位置で保持するように付勢力を与える。
なお、第1回転部材321の第1回転側付勢磁石324と、第2回転支持部376の第2支持側付勢磁石380とは、第1回転部材321と第2回転部材361とが(合体して)一体的に各基準回転位置から180度だけ回転移動すると、互いに対向するように配置される。このとき、第2支持側付勢磁石380は、第1回転側付勢磁石324に対して第1支持側付勢磁石340と逆の方の極を向けて配置される。これにより、第1回転側付勢磁石324と第2支持側付勢磁石380との間に、磁力を用いた反発力が作用し、第1回転部材321が第1基準回転位置から180度だけ回転移動した回転位置で留まり難いように付勢力を与える。
また、第2回転部材361の第2回転側付勢磁石364と、第1回転支持部336の第1支持側付勢磁石340とは、第1回転部材321と第2回転部材361とが(合体して)一体的に各基準回転位置から180度だけ回転移動すると、互いに対向するように配置される。このとき、第2回転側付勢磁石364は、第1支持側付勢磁石340に対して第1回転側付勢磁石324と逆の方の極を向けて配置される。これにより、第2回転側付勢磁石364と第1支持側付勢磁石340との間に、磁力を用いた反発力が作用し、第2回転部材361が第2基準回転位置から180度だけ回転移動した回転位置で留まり難いように付勢力を与える。このように、第1回転側付勢磁石324および第1支持側付勢磁石340のN極とS極の向きを、第2回転側付勢磁石364および第2支持側付勢磁石380のN極とS極の向きに対して逆に配置することで、第1回転部材321および第2回転部材361に対して不要な付勢力が作用することを防止している。
図22に示すように、第2回転支持部376の前面内周側に、第2装飾ランプ基板381が取り付けられる。第2装飾ランプ基板381には、第1回転部材321もしくは第2回転部材361を発光させるための発光素子(図示せず)が配設される。第1回転支持部336の第1装飾ランプ基板341と、第2回転支持部376の第2装飾ランプ基板381とは、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体した状態で、第1回転部材321および第2回転部材361の後方において略円環状に並んで配置され、合体した第1回転部材321および第2回転部材361を一体的に発光させることができるようになっている。
第1駆動ユニット420は、図22〜図24に示すように、第1駆動モータ421と、第1駆動力伝達機構431とを有して構成され、ベースユニット310の第1可動ユニット支持部312の内部側に設けられる。第1駆動モータ421は、第1可動ユニット支持部312に揺動自在に支持された第1可動ユニット320の第1支持部材331を駆動する。第1駆動力伝達機構431は、第1歯車機構432と、第1揺動リンク部材433とを有して構成される。第1歯車機構432は、第1駆動モータ421の回転駆動力を第1揺動リンク部材433に伝達する。第1揺動リンク部材433は、樹脂材料を用いて板状に形成される。第1揺動リンク部材433の基端側は、第1可動ユニット支持部312に
回転自在に連結されて第1歯車機構432と噛合される。第1揺動リンク部材433の先端側に不図示のスライドピンが設けられ、当該スライドピンが第1支持部材331(第1揺動アーム部332)の第1スライド穴部334にスライド移動自在に連結される。
第1揺動リンク部材433は、第1歯車機構432から伝達される回転駆動力を受けて(前方から見て)時計回りに回転すると、第1支持部材331(第1揺動アーム部332)を時計回りに揺動させる。一方、第1揺動リンク部材433は、第1歯車機構432から伝達される回転駆動力を受けて反時計回りに回転すると、第1支持部材331を反時計回りに揺動させる。第1揺動リンク部材433は、第1支持部材331を前述の第1合体位置まで揺動させる回転角度位置と、第1支持部材331を前述の第1分離位置まで揺動させる回転角度位置との間で、1回転未満の回転角度範囲で回転可能に構成される。このようにして、第1駆動ユニット420は、第1合体位置と第1分離位置との間で、第1可動ユニット320の第1支持部材331を上下方向に揺動させる。
第1駆動力伝達機構431における第1揺動リンク部材433の近傍には、第1合体位置検出センサ434と、第1分離位置検出センサ435とが設けられる。第1合体位置検出センサ434は、第1支持部材331を第1合体位置まで揺動させる回転角度位置に回転した第1揺動リンク部材433を検出し、第1合体位置検出信号を出力する。第1分離位置検出センサ435は、第1支持部材331を第1分離位置まで揺動させる回転角度位置に回転した第1揺動リンク部材433を検出し、第1分離位置検出信号を出力する。
第2駆動ユニット460は、図22〜図24に示すように、第2駆動モータ461と、第2駆動力伝達機構471とを有して構成され、ベースユニット310の第2可動ユニット支持部314の内部側に設けられる。第2駆動モータ461は、第2可動ユニット支持部314に揺動自在に支持された第2可動ユニット360の第2支持部材371を駆動する。第2駆動力伝達機構471は、第2歯車機構472と、第2揺動リンク部材473とを有して構成される。第2歯車機構472は、第2駆動モータ461の回転駆動力を第2揺動リンク部材473に伝達する。第2揺動リンク部材473は、樹脂材料を用いて板状に形成される。第2揺動リンク部材473の基端側は、第2可動ユニット支持部314に回転自在に連結されて第2歯車機構472と噛合される。第2揺動リンク部材473の先端側に不図示のスライドピンが設けられ、当該スライドピンが第2支持部材371(第2揺動アーム部372)の第2スライド穴部374にスライド移動自在に連結される。
第2揺動リンク部材473は、第2歯車機構472から伝達される回転駆動力を受けて(前方から見て)時計回りに回転すると、第2支持部材371(第2揺動アーム部372)を時計回りに揺動させる。一方、第2揺動リンク部材473は、第2歯車機構472から伝達される回転駆動力を受けて反時計回りに回転すると、第2支持部材371を反時計回りに揺動させる。第2揺動リンク部材473は、第2支持部材371を前述の第2合体位置まで揺動させる回転角度位置と、第2支持部材371を前述の第2分離位置まで揺動させる回転角度位置との間で、1回転未満の回転角度範囲で回転可能に構成される。このようにして、第2駆動ユニット460は、第2合体位置と第2分離位置との間で、第2可動ユニット360の第2支持部材371を上下方向に揺動させる。
第2駆動力伝達機構471における第2揺動リンク部材473の近傍には、第2合体位置検出センサ474と、第2分離位置検出センサ475とが設けられる。第2合体位置検出センサ474は、第2支持部材371を第2合体位置まで揺動させる回転角度位置に回転した第2揺動リンク部材473を検出し、第2合体位置検出信号を出力する。第2分離位置検出センサ475は、第2支持部材371を第2分離位置まで揺動させる回転角度位置に回転した第2揺動リンク部材473を検出し、第2分離位置検出信号を出力する。
以上のように構成される演出装置300において、通常の遊技状態のとき、図24および図25に示すように、第1可動ユニット320の第1支持部材331が第1駆動ユニット420により第1分離位置に揺動し、第2可動ユニット360の第2支持部材371が第2駆動ユニット460により第2分離位置に揺動する。これにより、第1可動ユニット320がベースユニット310の第1可動ユニット収容部313に収容され、第2可動ユニット360がベースユニット310の第2可動ユニット収容部315に収容されるため、(第2フレーム151の上側視認部162および)ベースユニット310の窓枠部311を介して画像表示装置251の表示画面252のみを前方から視認可能な状態となる。
このとき、第1可動ユニット320の第1回転部材321は、回転部材駆動部346により第1基準回転位置に回転移動する。第1回転部材321の第1回転側付勢磁石324と、第1回転支持部336の第1支持側付勢磁石340とは、磁力を用いた引力により、第1回転部材321を第1基準回転位置で保持するように付勢力を与える。第1可動ユニット320が略水平方向を向いて第1可動ユニット収容部313に収容された状態で、第1回転支持部336において第1基準回転位置で保持された第1回転部材321は、第1当接部322が真下を向くようになっている。同様に、第1回転部材321と連結された回転軸337は、第1回転支持部336の下側に位置するようになっている。
またこのとき、第2可動ユニット360の第2回転部材361は、重心の関係で外周側が下方に位置するように回転することで、重力を利用して第2基準回転位置に回転移動する。第2回転部材361の第2回転側付勢磁石364と、第2回転支持部376の第2支持側付勢磁石380とは、磁力を用いた引力により、第2回転部材361を第2基準回転位置で保持するように付勢力を与える。第2可動ユニット360が略水平方向を向いて第2可動ユニット収容部315に収容された状態で、第2回転支持部376において第2基準回転位置で保持された第2回転部材361は、第2当接部362が真上を向くようになっている。同様に、第2回転部材361と連結された回転連結部材377は、第2回転支持部376の上側に位置して、回転連結部材377(および回転ガイド部378)の切欠き部分が上方を向くようになっている。
所定の遊技状態のとき、図27および図28に示すように、第1可動ユニット320の第1支持部材331が第1駆動ユニット420により第1分離位置から下方の第1合体位置に揺動し、第2可動ユニット360の第2支持部材371が第2駆動ユニット460により第2分離位置から上方の第2合体位置に揺動する。これにより、画像表示装置251の表示画面252の前方に、第1可動ユニット320および第2可動ユニット360が出現した状態となる。
そうすると、第1回転支持部336において第1基準回転位置で保持された第1回転部材321と、第2回転支持部376において第2基準回転位置で保持された第2回転部材361とが合体する。また、第1回転部材321を支持する第1回転支持部336と、第2回転部材361を支持する第2回転支持部376とが合体する。このとき、第1回転部材321の第1当接部322と第2回転部材361の第2当接部362とが当接して、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体すると、2つの扇形が組み合わさるようにして、略回転対称に形成された1つの合体演出部材が形成される。第1回転支持部336と第2回転支持部376とが合体すると、2つの扇形が組み合わさるようにして、合体演出部材と同様の外周形状を有する1つの合体支持部が形成される。
またこのとき、第1回転支持部336の回転軸337は、第2回転支持部376における回転連結部材377および回転ガイド部378の切欠き部分を通過して、回転連結部材377の軸挿通部377aまで移動する。これにより、第1回転支持部336の回転軸337が回転連結部材377の挿通部377aに挿通され、回転連結部材377は、回転軸
337の周辺部において同軸で回転可能となる。そのため、第1回転支持部336の回転軸337と連結された第1回転部材321と、第2回転支持部376の回転連結部材377と連結された第2回転部材361とは、合体した状態で一体的に回転可能となる。
次に、第1可動ユニット320の回転部材駆動部346が第1回転部材321を回転駆動する。回転部材駆動部346の回転駆動力は、第1回転部材321に対して作用するだけでなく、第1回転部材321の第1当接部322と第2回転部材361の第2当接部362とを介して、第2回転部材361に対しても作用する。これにより、第1回転部材321と第2回転部材361とは、第1回転側付勢磁石324および第1支持側付勢磁石340の付勢力と、第2回転側付勢磁石364および第2支持側付勢磁石380の付勢力に抗して、合体した状態で一体的に回転する。
次に、第1可動ユニット320の回転部材駆動部346が、回転駆動している第1回転部材321を第1基準回転位置で停止させる。このとき、第1回転部材321と合体した第2回転部材361は、第2基準回転位置で停止する。なお、第2回転支持部376の合体検出センサ379が第1回転支持部336の合体検出片339を検出して合体検出信号を出力する状態でのみ、第1可動ユニット320の回転部材駆動部346が第1回転部材321を(第1基準回転位置以外の回転位置へ)回転駆動することができるようになっている。これにより、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体していない状態で、回転部材駆動部346が第1回転部材321を回転駆動するのを防止することができる。
そして、第1可動ユニット320の第1支持部材331が第1駆動ユニット420により第1合体位置から上方の第1分離位置に揺動し、第2可動ユニット360の第2支持部材371が第2駆動ユニット460により第2合体位置から下方の第2分離位置に揺動する。そうすると、第1回転支持部336において第1基準回転位置で保持された第1回転部材321と、第2回転支持部376において第2基準回転位置で保持された第2回転部材361とが分離する。また、第1回転部材321を支持する第1回転支持部336と、第2回転部材361を支持する第2回転支持部376とが分離する。このとき、第1回転支持部336の回転軸337は、第2回転支持部376における回転連結部材377および回転ガイド部378の切欠き部分を通過して、回転連結部材377の軸挿通部377aから離脱する。
このように、本実施形態では、第1支持部材331が第1合体位置に揺動し、第2支持部材371が第2合体位置に揺動して、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体すると、第1可動ユニット320の回転部材駆動部346により、第1回転部材321と第2回転部材361とが一体的に回転可能となるように構成される。これにより、回転部材駆動部346を1つだけ設ければよいため、第2の回転部材駆動部を省いた分だけ演出装置300の取り付けスペースを確保することが容易になり、演出装置300を大型化することが可能になる。
また、第1回転部材321が第1基準回転位置で保持されるとともに、第2回転部材361が第2基準回転位置で保持される状態で、第1支持部材331が第1合体位置に揺動し、第2支持部材371が第2合体位置に揺動すると、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体する。そして、第1可動ユニット320の回転部材駆動部346により、第1回転側付勢磁石324および第1支持側付勢磁石340の付勢力と、第2回転側付勢磁石364および第2支持側付勢磁石380の付勢力に抗して、第1回転部材321と第2回転部材361とが一体的に回転可能となるように構成される。これにより、分離した状態における第1回転部材321と第2回転部材361との相対位置関係が一定となるため、第1回転部材321と第2回転部材361とを確実に合体させることができる。
また、第1可動ユニット320の方に回転部材駆動部346を設けることで、第2可動ユニット360の方が軽くなるため、第2可動ユニット360の第2支持部材371を第2分離位置から上方の第2合体位置に揺動させる第2駆動ユニット460の負荷を低減させることができる。また、前述したように、第2支持部材371が第2分離位置に揺動したとき、第2回転部材361は(回転部材駆動部を用いずに)重力を利用して第2基準回転位置に回転移動することができるからである。
なお、電源断の状態から復帰する際、第1駆動ユニット420および第2可動ユニット360は、第1支持部材331および第2支持部材371を第1合体位置および第2合体位置に揺動させて、第1回転部材321と第2回転部材361とを一旦合体させた後、第1支持部材331および第2支持部材371を第1分離位置および第2分離位置に揺動させる。なおこのとき、回転部材駆動部346は、第1回転部材321を第1基準回転位置に回転移動させる。これにより、電源断の状態から復帰する際、電源断が生じる前の作動状態に拘わらず、第1回転部材321および第2回転部材361が第1基準回転位置および第2基準回転位置で保持される状態で、第1支持部材331および第2支持部材371を第1分離位置および第2分離位置に揺動させることができる。
<中継基板ケースユニットの構成>
次に、本実施形態に係る中継基板ケースユニット500の構成について図31〜図40を参照して説明する。中継基板ケースユニット500は、図31および図32に示すように、中継基板501と、中継基板501を収容する中継基板ケース511とを主体に構成される。また、中継基板ケースユニット500の上方近傍に、配線カバー590が取り付けられるようになっている。中継基板501は、BETスイッチユニット23、スタートレバー25、ストップスイッチユニット200、およびメダルセレクタ650と、主制御装置70とに電気的に接続され、BETスイッチユニット23、スタートレバー25、ストップスイッチユニット200、およびメダルセレクタ650から出力された各種検出信号を主制御装置70に対して送信可能に構成される。
中継基板501は、電気コネクタ等の各種電気部品を備えて構成される。中継基板501の右下部(図32における左下部)に、中継基板501を中継基板ケース511の中継基板ケース本体521に対して固定するための第1固定穴部502が形成される。中継基板501の右下部における第1固定穴部502の上下に、中継基板ケース511の第1ケース結合部材541を仮固定するための一対の第1係合穴部503が形成される。中継基板501の左上部に、中継基板501を中継基板ケース本体521に対して固定するための第2固定穴部504が形成される。中継基板501の左上部における第2固定穴部504の上下に、中継基板ケース511の第2ケース結合部材551を仮固定するための一対の第2係合穴部505が形成される。中継基板501の右上部に、中継基板501を中継基板ケース本体521に対して固定するための第3固定穴部506が形成される。中継基板501の左下部に、中継基板501を中継基板ケース本体521に対して固定するための第4固定穴部508が形成される。
中継基板ケース511は、中継基板ケース本体521と、中継基板ケース蓋531と、第1および第2ケース結合部材541,551とを有し、第1および第2ケース結合部材541,551を用いて中継基板ケース本体521と中継基板ケース蓋531とが結合されて形成されるケース内部に、中継基板501を収容可能に構成される。中継基板ケース本体521は、透明の樹脂材料を用いて一方が開口した矩形箱状に形成される。中継基板ケース本体521は、ネジ等の固定手段(図示せず)を用いて、前扉2における下パネル部材145の後面側に取り付け固定される。
中継基板ケース本体521の左右側部に、中継基板ケース蓋531の係止爪部532が係止可能な係止穴部522が形成される。中継基板ケース本体521の右上部(図32における左上部)に、操作スイッチ用コネクタカバー571のフランジ部572が上方から挿入されるカバー受容部523が形成される。図34に示すように、中継基板ケース本体521の左上部に、スタートスイッチカバー561のカバー結合部563と係合可能なスイッチカバー係合部524が形成される。中継基板ケース本体521の中央上部に、中継基板501を中継基板ケース本体521の底部に仮固定するための固定爪部525が形成される。
図39に示すように、中継基板ケース本体521の底部の右下部に、中継基板501の右下部を支持する第1ボス部526が形成される。第1ボス部526は、中央にネジ穴を有して構成される。部材固定ネジ555が、第1ケース結合部材541の挿通穴部542と、中継基板501の第1固定穴部502とに挿通されて第1ボス部526に結合されることで、第1ケース結合部材541の挿通穴部542および中継基板501の第1固定穴部502が第1ボス部526に対して固定される。中継基板ケース本体521の底部の右上部に、中継基板501の右上部を支持する第3ボス部528が形成される。第3ボス部528は、中央に半球状の突起部を有して構成される。第3ボス部528の突起部が中継基板501の第3固定穴部506と係合することで、中継基板501の第3固定穴部506が第3ボス部528に対して(上下左右方向において)固定される。
詳細な図示を省略するが、中継基板ケース本体521の底部の左上部に、中継基板501の左上部を支持する第2ボス部(図示せず)が形成される。第2ボス部は、第1ボス部526と同様に構成される。部材固定ネジ(図示せず)が、第2ケース結合部材551の挿通穴部と、中継基板501の第2固定穴部504とに挿通されて第2ボス部に結合されることで、第2ケース結合部材551の挿通穴部および中継基板501の第2固定穴部504が第2ボス部に対して固定される。中継基板ケース本体521の底部の左下部に、中継基板501の左下部を支持する第4ボス部(図示せず)が形成される。第4ボス部は、第3ボス部528と同様に構成される。第4ボス部の突起部が中継基板501の第4固定穴部508と係合することで、中継基板501の第4固定穴部508が第4ボス部に対して(上下左右方向において)固定される。
図31および図32に示すように、スタートスイッチカバー561は、透明の樹脂材料を用いて有底筒状に形成される。スタートスイッチカバー561は、スタートレバー(スタートスイッチ)25の後側を覆って前扉2における操作パネル21の後面側に取り付けられる。スタートスイッチカバー561の後部下側に、スタートレバー25から延びるスタートスイッチケーブル(図示せず)が挿通される溝穴部562が下方に延びて形成される。溝穴部562の下端部に、中継基板ケース本体521のスイッチカバー係合部524と係合可能なカバー結合部563が形成される(図34を参照)。なお、中継基板501におけるカバー結合部563の下方に、スタートスイッチ用コネクタ(図示せず)が配設され、スタートスイッチカバー561の内部側から溝穴部562に挿通されたスタートスイッチケーブルが、当該スタートスイッチ用コネクタと電気的に接続される。スタートスイッチカバー561の後端部中央に、カバー結合部材569をスタートスイッチカバー561に対して固定するための固定穴部564が形成される。スタートスイッチカバー561の後端部における固定穴部564の上下に、カバー結合部材569を仮固定するための係合穴部565が形成される。
中継基板ケース蓋531は、透明の樹脂材料を用いて一方が開口した矩形蓋状に形成される。中継基板ケース蓋531の左右側部に、中継基板ケース本体521の係止穴部522に係止可能な係止爪部532が形成される。中継基板ケース蓋531の右側(図32における左側)に、中継基板501の第1固定穴部502に固定された第1ケース結合部材
541と係合可能な第1結合部材係合部533が形成される。中継基板ケース蓋531の左側に、中継基板501の第2固定穴部504に固定された第2ケース結合部材551と係合可能な第2結合部材係合部534が形成される。
中継基板ケース蓋531の上部右側(図32における上部左側)に、中継基板501の上部右側に配設された電気コネクタ(ストップスイッチ用コネクタ、ベットスイッチ用コネクタ、表示器用コネクタ等)を露出させる操作スイッチ用コネクタ露出部536が形成される。中継基板ケース蓋531の上部左側に、中継基板501に配設された前述のスタートスイッチ用コネクタ(図示せず)を露出させるスタートスイッチ用コネクタ露出部537が形成される。中継基板ケース蓋531の下部に、中継基板501の下部に配設されたメダルセレクタ用コネクタ(図示せず)を露出させるメダルセレクタ用コネクタ露出部538が形成される。
図40に示すように、第1結合部材係合部533は、天井部を有する筒状に形成されて第1ケース結合部材541と係合可能に構成される。第1結合部材係合部533の内周部に、第1ケース結合部材541の係合爪部547と係合可能な一対の係合溝部533aが形成される。第1結合部材係合部533の天井部の中央部分は、他の部分よりも薄くなるように形成されており、ドライバー等の工具(図示せず)が第1結合部材係合部533の天井部を突き破って部材固定ネジ555に到達できるようになっている。
第2結合部材係合部534は、第1結合部材係合部533と同様に形成されて第2ケース結合部材551と係合可能に構成される。そのため、第2結合部材係合部534の各部についての詳細な説明および図示を省略する。
図33および図39に示すように、第1ケース結合部材541は、樹脂材料を用いてブロック状に形成される。第1ケース結合部材541の前側に、前後方向に延びて部材固定ネジ555が挿通される挿通穴部542が形成される。第1ケース結合部材541の前端部に、中継基板501の第1係合穴部503と係合可能な突起状の一対の仮固定部543が形成される。仮固定部543が中継基板501の第1係合穴部503と係合すると、第1ケース結合部材541の挿通穴部542と、中継基板501の第1固定穴部502とが位置整合した状態で、第1ケース結合部材541が中継基板501に対して固定されるようになっている。第1ケース結合部材541の後側に、挿通穴部542よりも大きな径を有して前後方向に延びる受容穴部546が形成される。受容穴部546は、前側が挿通穴部542に繋がるとともに後側が開口するように形成され、挿通穴部542に挿通された部材固定ネジ555の頭部が受容されるようになっている。第1ケース結合部材541の外周部に、中継基板ケース蓋531における第1結合部材係合部533の係合溝部533aと係合可能な一対の係合爪部547が形成される。
第2ケース結合部材551は、第1ケース結合部材541と同様に形成される。そのため、第2ケース結合部材551の各部についての詳細な説明および図示を省略する。
図31および図32に示すように、中継基板ケース蓋531のスタートスイッチ用コネクタ露出部537と、スタートスイッチカバー561の溝穴部562とに跨って、スタートスイッチ用コネクタカバー566が取り付けられる。スタートスイッチ用コネクタカバー566は、透明の樹脂材料を用いて蓋状に形成される。スタートスイッチ用コネクタカバー566は、カバー結合部材569を用いて、中継基板501のスタートスイッチ用コネクタ(図示せず)と、スタートスイッチカバー561の溝穴部562に挿通されたスタートスイッチケーブル(図示せず)とを覆うように、スタートスイッチカバー561の後部に結合される。スタートスイッチ用コネクタカバー566の下端部に、中継基板ケース蓋531におけるスタートスイッチ用コネクタ露出部537の縁部内側に重なるオーバー
ラップ部567が形成される。スタートスイッチ用コネクタカバー566の上部に、スタートスイッチカバー561の固定穴部564に固定されたカバー結合部材569と係合可能なカバー結合部材係合部568が形成される。
カバー結合部材係合部568は、中継基板ケース蓋531の第1結合部材係合部533と同様に形成されてカバー結合部材569と係合可能に構成される。そのため、カバー結合部材係合部568の各部についての詳細な説明および図示を省略する。カバー結合部材569は、第1ケース結合部材541と同様に形成される。そのため、カバー結合部材569の各部についての詳細な説明および図示を省略する。なお、部材固定ネジ(図示せず)が、カバー結合部材569の挿通穴部に挿通されてスタートスイッチカバー561の固定穴部564に結合されることで、カバー結合部材569の挿通穴部がスタートスイッチカバー561の固定穴部564に対して固定される。また、カバー結合部材569の仮固定部がスタートスイッチカバー561の係合穴部565と係合すると、カバー結合部材569の挿通穴部と、スタートスイッチカバー561の固定穴部564とが位置整合した状態で、カバー結合部材569がスタートスイッチカバー561に対して固定されるようになっている。
中継基板ケース蓋531の操作スイッチ用コネクタ露出部536には、操作スイッチ用コネクタカバー571が取り付けられる。操作スイッチ用コネクタカバー571は、透明の樹脂材料を用いて蓋状に形成される。操作スイッチ用コネクタカバー571は、中継基板501の上部右側(図32における上部左側)に配設された電気コネクタ(ストップスイッチ用コネクタ、ベットスイッチ用コネクタ、表示器用コネクタ等)を覆うように、中継基板ケース蓋531の上部右側に配設される。操作スイッチ用コネクタカバー571の右側部に、上方から中継基板ケース本体521のカバー受容部523に挿入可能なフランジ部572が形成される。操作スイッチ用コネクタカバー571の下端部に、中継基板ケース蓋531における操作スイッチ用コネクタ露出部536の縁部内側に重なるオーバーラップ部573が形成される。操作スイッチ用コネクタカバー571の上部後側に、ネジ等の固定部材(図示せず)が挿通される凹部574が形成される。
操作スイッチ用コネクタカバー571は、中継基板ケース蓋531の操作スイッチ用コネクタ露出部536の上側近傍から、中継基板501の実装面に沿って下方に移動させることで、操作スイッチ用コネクタ露出部536に係合するように取り付けられる。また、操作スイッチ用コネクタカバー571は、ネジ等の固定部材(図示せず)を凹部574に挿通させて中継基板ケース本体521に結合させることにより、中継基板ケース本体521に対して固定される。
中継基板ケース蓋531のメダルセレクタ用コネクタ露出部538には、メダルセレクタ用コネクタカバー576が取り付けられる。メダルセレクタ用コネクタカバー576は、透明の樹脂材料を用いて蓋状に形成される。メダルセレクタ用コネクタカバー576は、中継基板501のメダルセレクタ用コネクタ(図示せず)を覆うように、中継基板ケース蓋531の下部に枢結される。メダルセレクタ用コネクタカバー576は、上下方向に揺動可能に中継基板ケース蓋531の下部に枢結され、メダルセレクタ用コネクタ露出部538を開閉可能に構成される。メダルセレクタ用コネクタカバー576の中間部に、中継基板ケース蓋531に形成された係合爪539と係合可能な係合穴577が形成される。中継基板ケース蓋531の係合爪539は、メダルセレクタ用コネクタカバー576の係合穴577と係合した状態で、メダルセレクタ用コネクタカバー576を閉止保持する。
以上のように構成される中継基板ケースユニット500を組み立てて前扉2の後面側に取り付けるには、まず、図34に示すように、ネジ等の固定手段(図示せず)を用いて、
中継基板ケース本体521を前扉2における下パネル部材145の後面側に取り付け固定する。次に、中継基板ケース本体521の固定爪部525等を利用して、中継基板501を中継基板ケース本体521の底部に仮固定する。これにより、部材固定ネジ555を用いなくても、中継基板501が中継基板ケース本体521に対して固定され、中継基板501の脱落等が防止される。次に、スタートスイッチカバー561を前扉2における操作パネル21の後面側に取り付ける。このとき、スタートスイッチカバー561のカバー結合部563を中継基板ケース本体521のスイッチカバー係合部524と係合させる。
次に、図35に示すように、第1および第2ケース結合部材541,551を中継基板501とともに中継基板ケース本体521の底部に固定し、カバー結合部材569をスタートスイッチカバー561の後端部に固定する。第1ケース結合部材541を固定するには、第1ケース結合部材541の仮固定部543を中継基板501の第1係合穴部503と係合させる。そうすると、第1ケース結合部材541の挿通穴部542と、中継基板501の第1固定穴部502とが位置整合した状態で、第1ケース結合部材541が中継基板501および中継基板ケース本体521に対して固定される。これにより、部材固定ネジ555を用いなくても、第1ケース結合部材541が中継基板501および中継基板ケース本体521に対して固定され、第1ケース結合部材541の脱落等が防止される。そして、部材固定ネジ555を、第1ケース結合部材541の挿通穴部542と、中継基板501の第1固定穴部502とに挿通させて、中継基板ケース本体521の第1ボス部526に結合させる。これにより、図39に示すように、第1ケース結合部材541が中継基板501(第1固定穴部502)とともに中継基板ケース本体521の第1ボス部526に対して固定される。
第2ケース結合部材551を固定するには、第2ケース結合部材551の仮固定部を中継基板501の第2係合穴部505と係合させる。そうすると、第2ケース結合部材551の挿通穴部と、中継基板501の第2固定穴部504とが位置整合した状態で、第2ケース結合部材551が中継基板501および中継基板ケース本体521に対して固定される。これにより、部材固定ネジを用いなくても、第2ケース結合部材551が中継基板501および中継基板ケース本体521に対して固定され、第2ケース結合部材551の脱落等が防止される。そして、部材固定ネジを、第2ケース結合部材551の挿通穴部と、中継基板501の第2固定穴部504とに挿通させて、中継基板ケース本体521の第2ボス部に結合させる。これにより、第2ケース結合部材551が中継基板501(第2固定穴部504)とともに中継基板ケース本体521の第2ボス部に対して固定される。
カバー結合部材569を固定するには、カバー結合部材569の仮固定部をスタートスイッチカバー561の係合穴部565と係合させる。そうすると、カバー結合部材569の挿通穴部と、スタートスイッチカバー561の固定穴部564とが位置整合した状態で、カバー結合部材569がスタートスイッチカバー561に対して固定される。これにより、部材固定ネジを用いなくても、カバー結合部材569がスタートスイッチカバー561に対して固定され、カバー結合部材569の脱落等が防止される。そして、部材固定ネジを、カバー結合部材569の挿通穴部に挿通させて、スタートスイッチカバー561の固定穴部564に結合させる。これにより、カバー結合部材569がスタートスイッチカバー561に対して固定される。
次に、図36に示すように、スタートスイッチカバー561に対して固定されたカバー結合部材569と、スタートスイッチ用コネクタカバー566のカバー結合部材係合部568とを係合させて、スタートスイッチ用コネクタカバー566をスタートスイッチカバー561の後部に結合させる。このとき、カバー結合部材569がカバー結合部材係合部568の内部に挿入されて、カバー結合部材569の係合爪部がカバー結合部材係合部568の係合溝部と係合する。これにより、カバー結合部材569は、後方からカバー結合
部材係合部568に覆われて受容穴部の開口部分が閉じられた状態で、スタートスイッチカバー561とスタートスイッチ用コネクタカバー566とを結合させる。そのため、スタートスイッチ用コネクタカバー566(カバー結合部材係合部568)を破壊しない限り、カバー結合部材569や、カバー結合部材569の受容穴部に受容された部材固定ネジの頭部にアクセスすることが困難となり、スタートスイッチ用コネクタカバー566の不正な開放を防止することができる。
次に、図37に示すように、中継基板501とともに中継基板ケース本体521に対して固定された第1および第2ケース結合部材541,551と、中継基板ケース蓋531の第1および第2結合部材係合部533,534とを係合させて、中継基板ケース蓋531を中継基板ケース本体521の後側に結合させる。なお、中継基板ケース蓋531を中継基板ケース本体521の後側に結合させる際、中継基板ケース蓋531の係止爪部532を中継基板ケース本体521の係止穴部522に係止させる。
このとき、第1ケース結合部材541が第1結合部材係合部533の内部に挿入されて、第1ケース結合部材541の係合爪部547が第1結合部材係合部533の係合溝部533aと係合する。これにより、第1ケース結合部材541は、後方から第1結合部材係合部533に覆われて受容穴部546の開口部分が閉じられた状態で、中継基板ケース本体521と中継基板ケース蓋531とを結合させる(図40を参照)。そのため、中継基板ケース蓋531(第1結合部材係合部533)を破壊しない限り、第1ケース結合部材541や、第1ケース結合部材541の受容穴部546に受容された部材固定ネジ555の頭部にアクセスすることが困難となり、中継基板ケース蓋531の不正な開放を防止することができる。
またこのとき、第2ケース結合部材551が第2結合部材係合部534の内部に挿入されて、第2ケース結合部材551の係合爪部が第2結合部材係合部534の係合溝部と係合する。これにより、第2ケース結合部材551は、後方から第2結合部材係合部534に覆われて受容穴部の開口部分が閉じられた状態で、中継基板ケース本体521と中継基板ケース蓋531とを結合させる。そのため、中継基板ケース蓋531(第2結合部材係合部534)を破壊しない限り、第2ケース結合部材551や、第2ケース結合部材551の受容穴部に受容された部材固定ネジの頭部にアクセスすることが困難となり、中継基板ケース蓋531の不正な開放を防止することができる。
そして、図38に示すように、操作スイッチ用コネクタカバー571を、中継基板ケース蓋531の操作スイッチ用コネクタ露出部536の上側近傍から、中継基板501の実装面に沿って下方に移動させて、操作スイッチ用コネクタ露出部536に取り付ける。このとき、ネジ等の固定部材(図示せず)を操作スイッチ用コネクタカバー571の凹部574に挿通させて中継基板ケース本体521に結合させることにより、操作スイッチ用コネクタカバー571を中継基板ケース本体521に対して固定する。また、メダルセレクタ用コネクタカバー576を中継基板ケース蓋531のメダルセレクタ用コネクタ露出部538に取り付ける。このようにして、中継基板ケースユニット500が組み立てられて前扉2の後面側に取り付けられる。
なお、ドライバー等の工具(図示せず)により、中継基板ケース蓋531の第1結合部材係合部533の天井部を突き破って、第1ケース結合部材541の受容穴部546に受容された部材固定ネジ555の頭部にアクセスすることで、部材固定ネジ555を第1ケース結合部材541等から取り外すことができる。また、ドライバー等の工具により、中継基板ケース蓋531の第2結合部材係合部534の天井部を突き破って、第2ケース結合部材551の受容穴部に受容された部材固定ネジの頭部にアクセスすることで、部材固定ネジを第2ケース結合部材551等から取り外すことができる。これにより、第1およ
び第2ケース結合部材541,551が中継基板ケース本体521に対して固定されない状態となるので、中継基板ケース蓋531の係止爪部532と中継基板ケース本体521の係止穴部522との係止状態を解除した上で、中継基板ケース蓋531を(第1および第2ケース結合部材541,551とともに)中継基板ケース本体521から取り外すことができる。
また、ドライバー等の工具により、スタートスイッチ用コネクタカバー566のカバー結合部材係合部568の天井部を突き破って、カバー結合部材569の受容穴部に受容された部材固定ネジの頭部にアクセスすることで、部材固定ネジをカバー結合部材569等から取り外すことができる。これにより、カバー結合部材569がスタートスイッチカバー561に対して固定されない状態となるので、中継基板ケース蓋531を中継基板ケース本体521から取り外した上で、スタートスイッチ用コネクタカバー566を(カバー結合部材569とともに)スタートスイッチカバー561から取り外すことができる。
<メダル投入ユニットの構成>
次に、本実施形態に係るメダル投入ユニット600の構成について図41〜図44を参照して説明する。メダル投入ユニット600は、図41〜図43に示すように、ブラケット部材610と、上部保護部材620と、前述のメダル投入部材630と、前述のメダルセレクタ650とから構成される。
ブラケット部材610は、図43に示すように、金属板材を用いて、上部および左右側部が後方に折り曲げられた板状に形成される。ブラケット部材610の上部に、メダル投入部材固定穴611が形成される。メダル投入部材固定ネジ612を下方からメダル投入部材固定穴611に挿通させて、メダル投入部材630の固定ボス部635に結合させることにより、ブラケット部材610の上部に上部保護部材620およびメダル投入部材630が固定される。ブラケット部材610の右側部(図43における左側部)の上下2箇所に、メダルセレクタ固定穴616が形成される。メダルセレクタ固定穴616には、メダルセレクタ650の固定ボス部661が係合するようになっている。ブラケット部材610の右側部の中間部に、ユニット固定ネジ(図示せず)によりメダル投入ユニット600(ブラケット部材610)を前扉2の後面側に固定するためのユニット固定片部618が形成される。
上部保護部材620は、図41〜図43に示すように、樹脂材料を用いて板状に形成され、ブラケット部材610の上部とメダル投入部材630との間に挟まれて取り付けられるようになっている。上部保護部材620の前上部に、メダル投入部材受容部621が形成される。メダル投入部材受容部621は、メダル投入部材630におけるメダル投入部632の下端部の外周形状に合わせて枠状に形成される。上部保護部材620の前上部におけるメダル投入部材受容部621の後側に隣接して、メダル投入部材630のメダル投入部632が取り付けられ、メダル投入部632の下端部が前方からメダル投入部材受容部621に覆われるようになっている。これにより、メダル投入ユニット600に対する不正行為を防止することができる。なお、上部保護部材620の前上部におけるメダル投入部材受容部621の後側に、メダル投入部材630の固定ボス部635が挿通される挿通孔(図示せず)が形成される。上部保護部材620の後部に、ダクト挿通部623が形成される。ダクト挿通部623は、メダル投入部材630の通路ダクト部637の外周形状に合わせて後方に切り欠かれるように形成される。ダクト挿通部623には、メダル投入部材630の通路ダクト部637が挿通されるようになっている。
メダル投入部材630は、樹脂材料を用いて形成され、遊技メダルを投入可能なメダル投入口631が設けられるメダル投入部632と、メダル投入口631に投入された遊技メダルが通過可能な投入側メダル通路636(図44を参照)が設けられる通路ダクト部
637とを有している。メダル投入部632は、後側に壁部を有する円板状に形成される。メダル投入部632には、後側の壁部に沿って上方を向いて開口したメダル投入口631が形成される。メダル投入部632の上面に、投入ガイド部633が形成される。投入ガイド部633は、遊技メダルの外周形状に合わせて下方に湾曲した曲面状に形成される。メダル投入部632の上面に達した遊技メダルは、投入ガイド部633に沿って後方へ移動するとメダル投入口631まで案内されるようになっている。投入ガイド部633の右縁部に、補助ガイド部634が形成される。補助ガイド部634は、投入ガイド部633の左縁部よりも高さが低くて幅が広くなるように形成される。これにより、利き手が右利きの遊技者は、メダル投入部632の右方からメダル投入口631に向けて遊技メダルを投入し易くなる。通路ダクト部637は、メダル投入部632の下部後側から下方に延びて形成される。通路ダクト部637の内部には、メダル投入口631から真下に延びる投入側メダル通路636が形成される。
メダルセレクタ650は、前述したように、投入された遊技メダルが有効に受け入れられる期間においては、メダル投入口631に投入された遊技メダルを受入通路に導き、それ以外の期間においては、メダル投入口631に投入された遊技メダルを返却通路に導くように、受入通路と返却通路を選択的に、一方を開状態に他方を閉状態にできるように構成されている。図44に示すように、メダルセレクタ650の内部には、前述した受入通路および受入通路の他、上流端部が上方を向いて開口したセレクタ側メダル通路651が形成される。セレクタ側メダル通路651の上流端部は、メダルセレクタ650の上部においてメダル投入部材630の投入側メダル通路636の下流端部と対向して配置され、メダル投入部材630の投入側メダル通路636を通過した遊技メダルがメダルセレクタ650のセレクタ側メダル通路651を通過するようになっている。セレクタ側メダル通路651は、前述した受入通路と返却通路との分岐部まで延びて形成される。
図42および図43に示すように、メダルセレクタ650の右側部(図43における左側部)の上下2箇所に、固定ボス部661が形成される。メダルセレクタ650の固定ボス部661をブラケット部材610のメダルセレクタ固定穴616に係合させた状態で、メダルセレクタ固定ネジ662を用いてメダルセレクタ650の左側部をメダルセレクタ650の左側部に結合させることで、メダルセレクタ650がブラケット部材610の後面側に固定される。これにより、メダル投入部材630(および上部保護部材620)とメダルセレクタ650とが、ブラケット部材610に固定保持される。メダルセレクタ650の下部左側に、ネジ等の固定手段(図示せず)を用いてメダルガイド部材680が結合される。
以上のように構成されるメダル投入ユニット600は、操作パネル21に取り付けられる。このとき、操作パネル21の上面部が、メダル投入部材630の外縁部と上部保護部材620との間に設けられた溝部に挿通されることで、メダル投入部材630が操作パネル21の上面側に露出して配置され、メダルセレクタ650が操作パネル21の後面側に隠れて配置される。本実施形態では、メダル投入部材630(および上部保護部材620)とメダルセレクタ650とが、ブラケット部材610に固定保持される。これにより、前扉2において第1フレーム101に対して第2フレーム151が着脱可能に構成される場合であっても、高い位置精度が要求される、メダル投入部材630の投入側メダル通路636と、メダルセレクタ650のセレクタ側メダル通路651との位置関係を一定に保つことができる。従来、メダル投入部材およびメダルセレクタは、前扉に対して別々に取り付けられ、ブラケット部材等により一体的に保持されていなかった。そのため、メダル投入部材およびメダルセレクタのそれぞれの取り付け誤差等により、メダル投入部材の投入側メダル通路と、メダルセレクタのセレクタ側メダル通路との間に位置ズレが生じると、この部分で遊技メダルが詰まる可能性があった。
なお、メダルセレクタ650とともに操作パネル21の後面側に配置されたブラケット部材610の一部は、シリンダー錠28を有する施錠装置(図示せず)の金属板に当接するようになっている。これにより、ブラケット部材610および施錠装置(図示せず)の金属板を介して、遊技メダルがメダルセレクタ650を通過する際に生じる静電気を外部に逃がすことができる。
<本実施形態における特徴構成>
<演出装置の特徴構成>
本実施形態において、演出装置300の第1支持部材331が第1合体位置に揺動し、第2支持部材371が第2合体位置に揺動して、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体すると、第1可動ユニット320の回転部材駆動部346により、第1回転部材321と第2回転部材361とが一体的に回転可能となるように構成される。これにより、回転部材駆動部346を1つだけ設ければよいため、第2の回転部材駆動部を省いた分だけ演出装置300の取り付けスペースを確保することが容易になり、演出装置300を大型化することが可能になる。
また、第1回転部材321が第1基準回転位置で保持されるとともに、第2回転部材361が第2基準回転位置で保持される状態で、第1支持部材331が第1合体位置に揺動し、第2支持部材371が第2合体位置に揺動すると、第1回転部材321と第2回転部材361とが合体する。そして、第1可動ユニット320の回転部材駆動部346により、第1回転側付勢磁石324および第1支持側付勢磁石340の付勢力と、第2回転側付勢磁石364および第2支持側付勢磁石380の付勢力に抗して、第1回転部材321と第2回転部材361とが一体的に回転可能となるように構成される。これにより、分離した状態における第1回転部材321と第2回転部材361との相対位置関係が一定となるため、第1回転部材321と第2回転部材361とを確実に合体させることができる。
<前扉の特徴構成>
本実施形態において、前扉2の第2フレーム151が第1フレーム101に対して着脱可能に構成される。これにより、第1フレーム101の構成は同じのままで、第2フレーム151の外観部のデザインのみを変更することが可能になり、スロットマシン1の外観部のデザインを容易に変更することができる。また、第1フレーム101から第2フレーム151が取り外されて、第1フレーム101のみが筐体5に取り付けられた状態でも、第1フレーム101に設けられたスタートレバー25や各ストップスイッチ201a〜201c等を操作することにより、完成品の場合と同様の遊技を行うことができる。そのため、第2フレーム151が未装着の状態でスロットマシンの動作確認(デバッグ等)を行うことが可能になり、スロットマシンの製造効率を向上させることができる。
また、第2フレーム151は、第2フレーム151が第1フレーム101の前側を覆う状態で、第1フレーム101に設けられた画像表示装置251の表示画面252を視認可能にする上側視認部162を有して構成される。これにより、第1フレーム101から第2フレーム151が取り外されて、第1フレーム101のみが筐体5に取り付けられた状態でも、第1フレーム101に設けられた画像表示装置251の表示画面252に、完成品の場合と同様の画像を表示することができる。そのため、第2フレーム151が未装着の状態でスロットマシンの動作確認(デバッグ等)を行うことが可能になり、スロットマシンの製造効率を向上させることができる。
<画像表示ユニットの特徴構成>
本実施形態において、画像表示ユニット250の表示装置保持部261は、前扉2における第2フレーム151の上側視認部162(および、第1フレーム101の上部の開口部分)の後側で、表示画面252が前方を向くように画像表示装置251を保持する保持
位置と、当該保持位置から後方に揺動した揺動位置とに揺動可能に構成される。これにより、通常の組み立て状態では、画像表示装置251と上側視認部162(画面保護カバー163)との間の部分にアクセスすることが難しくても、表示装置保持部261を一時的に保持位置から後方に揺動させることにより、画像表示装置251と上側視認部162との間の部分にアクセスすることができる。そのため、表示装置保持部261を一時的に保持位置から後方に揺動させることにより、例えば、画像表示装置251の表示画面252の洗浄を行うことができる。このように、画像表示装置251を保持する表示装置保持部261が、保持位置と揺動位置とに揺動可能に構成されることで、スロットマシン1のメンテナンス性を向上させることが可能になる。
また、前扉2の第2フレーム151が第1フレーム101に対して着脱可能に構成されており、表示装置保持部261は、第1フレーム101の後側に取り付けられる。これにより、第1フレーム101から第2フレーム151が取り外されて、第1フレーム101のみが筐体5に取り付けられた状態でも、第1フレーム101の方に配設された画像表示装置251の表示画面252に、完成品の場合と同様の画像を表示することができる。そのため、第2フレーム151が未装着の状態でスロットマシンの動作確認(デバッグ等)を行うことが可能になり、スロットマシンの製造効率を向上させることができる。
<中継基板ケースユニットの特徴構成>
本実施形態において、中継基板ケース本体521と中継基板ケース蓋531とを結合させる第1および第2ケース結合部材541,551は、部材固定ネジ555が挿通されて中継基板ケース本体521の底部(後面側)に固定される挿通穴部542と、挿通穴部542に挿通された部材固定ネジ555の頭部を受容可能な受容穴部546とを有し、中継基板ケース蓋531は、第1および第2ケース結合部材541,551と係合して受容穴部546の開口部分を閉じる第1および第2結合部材係合部533,534を有して構成される。これにより、中継基板ケース蓋531(第1および第2結合部材係合部533,534)を破壊しない限り、第1および第2ケース結合部材541,551や、第1および第2ケース結合部材541,551の受容穴部546に受容された部材固定ネジ555の頭部にアクセスすることが困難となり、中継基板ケース蓋531の不正な開放を防止することができる。
同様に、スタートスイッチカバー561とスタートスイッチ用コネクタカバー566とを結合させるカバー結合部材569は、部材固定ネジが挿通されてスタートスイッチカバー561の後端部に固定される挿通穴部と、挿通穴部に挿通された部材固定ネジの頭部を受容可能な受容穴部とを有し、スタートスイッチ用コネクタカバー566は、カバー結合部材569と係合して受容穴部の開口部分を閉じるカバー結合部材係合部568を有して構成される。これにより、スタートスイッチ用コネクタカバー566(カバー結合部材係合部568)を破壊しない限り、カバー結合部材569や、カバー結合部材569の受容穴部に受容された部材固定ネジの頭部にアクセスすることが困難となり、スタートスイッチ用コネクタカバー566の不正な開放を防止することができる。
また、第1および第2ケース結合部材541,551は、部材固定ネジ555を用いなくても中継基板ケース本体521に対して第1および第2ケース結合部材541,551を固定することが可能な仮固定部543を有して構成される。これにより、部材固定ネジ555により第1および第2ケース結合部材541,551を固定するまでの間における第1および第2ケース結合部材541,551の脱落等を防止することができるため、中継基板ケース本体521と中継基板ケース蓋531の組み立て作業を容易にすることができる。
同様に、カバー結合部材569は、部材固定ネジを用いなくてもスタートスイッチカバ
ー561に対してカバー結合部材569を固定することが可能な仮固定部を有して構成される。これにより、部材固定ネジによりカバー結合部材569を固定するまでの間におけるカバー結合部材569の脱落等を防止することができるため、スタートスイッチカバー561とスタートスイッチ用コネクタカバー566の組み立て作業を容易にすることができる。
また、第1および第2ケース結合部材541,551は、部材固定ネジ555により、中継基板501とともに中継基板ケース本体521の底部(後面側)に固定されるように構成される。これにより、部材固定ネジ555を兼用することで、中継基板ケース511の部品点数を減らして製造コストを低減させることができる。また、第1および第2ケース結合部材541,551の専用の設置スペースを省くことができるため、中継基板ケース511の大型化を防止することができる。
<変形例>
上述の実施形態において、画像表示ユニット250は、前扉2の第1フレーム101を構成する第1上側フレーム部111の上部(後側)に取り付けられているが、これに限られるものではない。例えば、画像表示ユニットは、第1上側フレーム部111の下側(後側)に配設されてもよい。そこで、画像表示ユニットの変形例について、図45〜図46を参照して説明する。変形例に係る画像表示ユニット750は、図45に示すように、所定の画像を表示画面752に表示可能な画像表示装置751と、画像表示装置751を保持する表示装置保持部761とから構成される。変形例に係る画像表示装置751は、上述の実施形態の画像表示ユニット250よりも大型であり、画像表示装置751の下側に透明のリール窓W2が形成されている。画像表示装置751の表示画面752は、画像表示装置751の前面におけるリール窓W2を除いた領域に形成される。
第1上側フレーム部111の下側には、上述の実施形態よりも上下方向に長い中パネル部材700が後方から取り付けられる。変形例に係る画像表示ユニット750は、この変形例に係る中パネル部材700の後面側に重ねて結合される。変形例に係る中パネル部材700は、画面保護カバー721と、カバー保持部731とから構成され、補強部材711を利用して第1上側フレーム部111の下側に取り付け固定される。
補強部材711は、樹脂材料を用いて、左右方向に延びる梁状に形成される。補強部材711の左右端部に、板状のフレーム側結合部712が形成される。フレーム側結合部712は、第1上側フレーム部111の左右の上部前側に結合される。補強部材711の中間部に、フレーム側結合部712に対し後方にオフセットして左右方向に延びるカバー側結合部713が形成される。カバー側結合部713は、中パネル部材700におけるカバー保持部731の上辺部に結合される。このような補強部材711により、比較的大型の画像表示ユニット750が第1上側フレーム部111の下側に配設される場合であっても、第1上側フレーム部111の強度を保つことができる。
画面保護カバー721は、透明の樹脂材料を用いて、第1上側フレーム部111の開口部分の下側を後方から塞ぐ板状に形成される。画面保護カバー721は、画像表示ユニット750が中パネル部材700の後面側に重ねて結合された状態で、画像表示装置751の表示画面752を視認可能に覆うようになっている。
カバー保持部731は、樹脂材料を用いて枠状に形成され、画面保護カバー721の外周部を保持する。カバー保持部731の上辺部は、ネジ等の結合手段(図示せず)を用いて補強部材711のカバー側結合部713に結合される。カバー保持部731の左辺部は、ネジ等の結合手段(図示せず)を用いて第1上側フレーム部111の左下側に結合される。カバー保持部731の右辺部は、ネジ等の結合手段(図示せず)を用いて第1上側フ
レーム部111の右下側に結合される。
カバー保持部731の上辺部に、左側揺動支持部735および右側揺動支持部745が後方に突出して形成される。左側揺動支持部735および右側揺動支持部745は、前扉における第2フレームの視認露出部(図示せず)の後側で、表示画面752が前方を向くように画像表示装置751を保持する保持位置と、当該保持位置から後方に揺動した揺動位置との間で、画像表示ユニット750の表示装置保持部761を揺動自在に支持する。
なお、詳細な図示を省略するが、変形例における第2フレームの視認露出部は、中パネル部材700および画像表示ユニット750の形状に合わせて、上述の実施形態よりも上下方向に長くなるように形成される。変形例における第2フレームも第1フレーム101に対して着脱可能に構成される。これにより、第1フレーム101の構成は略同じのままで、第2フレームの外観部のデザインのみを変更することが可能であるため、画像表示ユニット750の形状に合わせて、スロットマシンの外観部のデザインを容易に変更することができる。また、画像表示ユニットの形状に合わせて補強部材等を変更することで、第1フレーム101においても、第1上側フレーム部111に設けられる画像表示ユニットの設計変更を容易に行うことが可能になる。
左側揺動支持部735の先端部に、右方に開口した軸受状の軸受部736が形成される。左側揺動支持部735の軸受部736は、表示装置保持部761の揺動軸部766と回転自在に係合し、表示装置保持部761を揺動自在に支持する。左側揺動支持部735の側部に、左側ロック部材705が係合可能なロック穴部737が形成される。右側揺動支持部745の先端部に、右方に延びる軸状のガイド受部746が形成される。ガイド受部746は、表示装置保持部761の揺動ガイド部776と回転自在に係合し、表示装置保持部761を揺動自在に支持する。右側揺動支持部745の右端部に、右側ロック部材706が係合可能なロック穴部747が形成される。
カバー保持部731の下辺部に、左側ロック受け部732および右側ロック受け部733が形成される。左側ロック受け部732および右側ロック受け部733は、表示装置保持部761の左側ロック機構部762および右側ロック機構部763と係合可能に構成される(図46も参照)。
表示装置保持部761は、樹脂材料を用いて枠状に形成され、画像表示装置751の外周部を保持する。表示装置保持部761の上辺部に、左側揺動アーム部765および右側揺動アーム部775が上方に突出して形成される。なお、表示装置保持部761の後側に、副制御装置80が取り付けられる。
左側揺動アーム部765の先端部に、左方に延びる軸状の揺動軸部766が形成される。左側揺動アーム部765の揺動軸部766は、カバー保持部731における左側揺動支持部735の軸受部736と回転自在に係合する。揺動軸部766の左端部に、左側ロック部材705が係合可能なロック穴部(図示せず)が形成される。左側ロック部材705が左方から、左側揺動支持部735のロック穴部737と、左側揺動アーム部765のロック穴部とに係合した状態で、表示装置保持部761の上辺部左側が固定保持される。
右側揺動アーム部775の先端部に、鉤状の揺動ガイド部776が形成される。右側揺動アーム部775の揺動ガイド部776は、カバー保持部731における右側揺動支持部745のガイド受部746と回転自在に係合する。右側揺動アーム部775の右側部に、右側ロック部材706が係合可能なロック穴部(図示せず)が形成される。右側ロック部材706が右方から、右側揺動アーム部775のロック穴部と、右側揺動支持部745のロック穴部747とに係合した状態で、表示装置保持部761の上辺部右側が固定保持さ
れる。
表示装置保持部761の下辺部に、左側ロック機構部762および右側ロック機構部763が設けられる。左側ロック機構部762がカバー保持部731の左側ロック受け部732と係合した状態で、表示装置保持部761の下辺部左側が固定保持される。右側ロック機構部763がカバー保持部731の右側ロック受け部733と係合した状態で、表示装置保持部761の下辺部右側が固定保持される。
以上のように構成される画像表示ユニット750を、中パネル部材700の後側に重ねて結合させるには、まず、表示装置保持部761(左側揺動アーム部765)の揺動軸部766とカバー保持部731(左側揺動支持部735)の軸受部736とを係合させるとともに、表示装置保持部761(右側揺動アーム部775)の揺動ガイド部776とカバー保持部731(右側揺動支持部745)のガイド受部746とを係合させる。そして、画像表示ユニット750を中パネル部材700の後側に重ねた状態で、左側ロック部材705を左方から、左側揺動支持部735のロック穴部737と、左側揺動アーム部765のロック穴部とに係合させてロックする。また、右側ロック部材706を右方から、右側揺動アーム部775のロック穴部と、右側揺動支持部745のロック穴部747とに係合させてロックする。また、表示装置保持部761の左側ロック機構部762および右側ロック機構部763を、カバー保持部731の左側ロック受け部732および右側ロック受け部733と係合させる。
これにより、画像表示ユニット750が中パネル部材700の後側に重ねて結合される。変形例においては、左右のロック部材705,706および左右のロック機構部762,763による係合を解除した状態で、表示装置保持部761を、画像表示ユニット750が中パネル部材700の後側に重ねて結合される結合位置から少しだけ右方に移動させる。そうすると、表示装置保持部761の左右の揺動アーム部765,775は、カバー保持部731の左右の揺動支持部735,745に対して係合したまま右方にスライド移動する。これにより、表示装置保持部761は、中パネル部材700の後側で画像表示装置751を保持しつつ、中パネル部材700に対して後方に揺動することが可能な保持位置に変位するようになっている。
このようにして、表示装置保持部761を一時的に結合位置から保持位置に変位させることで、中パネル部材700に対して後方に揺動させることができる。これにより、通常の組み立て状態では、画像表示装置751と画面保護カバー721との間の部分にアクセスすることが難しくても、表示装置保持部761を一時的に結合位置から保持位置に変位させて後方に揺動させることにより、画像表示装置751と画面保護カバー721との間の部分にアクセスすることができる。そのため、表示装置保持部761を一時的に結合位置から保持位置に変位させて後方に揺動させることにより、例えば、画像表示装置751の表示画面752の洗浄を行うことができる。このように、画像表示装置751を保持する表示装置保持部761が、保持位置と揺動位置とに揺動可能に構成されることで、スロットマシンのメンテナンス性を向上させることが可能になる。
上述の実施形態において、演出装置300は、第1回転部材321を回転可能に支持する第1支持部材331が第1分離位置と第1合体位置とに揺動可能となり、第2回転部材361を回転可能に支持する第2支持部材371が第2分離位置と第2合体位置とに揺動可能となるように構成されているが、これに限られるものではない。例えば、第1支持部材が第1分離位置と第1合体位置とに上下方向(もしくは左右方向)に平行移動可能となり、第2支持部材が第2分離位置と第2合体位置とに上下方向(もしくは左右方向)に平行移動可能となるように構成されてもよい。また、第1支持部材および第2支持部材のうち一方が固定されるように構成されてもよく、第1回転部材と第2回転部材とが分離する
分離位置と、第1回転部材と第2回転部材とが合体する合体位置とに、第1支持部材と第2支持部材とが相対移動可能に構成されていればよい。
上述の実施形態において、前扉2の後面側に設けられた中継基板ケースユニット500に、中継基板501が収容される中継基板ケース本体521と中継基板ケース蓋531とを結合させる第1および第2ケース結合部材541,551が設けられているが、これに限られるものではない。例えば、筐体5内の上部に設けられた主制御装置70に、主制御基板が収容される主基板ケース本体と主基板ケース蓋とを結合させるケース結合部材が設けられてもよい。また例えば、前扉2の後面側に設けられた副制御装置80に、副制御基板が収容される副基板ケース本体と副基板ケース蓋とを結合させるケース結合部材が設けられてもよい。
上述の実施形態において、中継基板ケース本体521と中継基板ケース蓋531とを結合させる2つのケース結合部材541,551が設けられているが、これに限られるものではなく、例えば、3つのケース結合部材が設けられてもよく、1つだけケース結合部材が設けられるようにしてもよい。
上述の実施形態において、第1ケース結合部材541、第2ケース結合部材551、およびカバー結合部材569は、部材固定ネジ555(丸皿小ねじ、なべ小ねじ等)を用いて固定されているが、これに限られるものではなく、六角穴付ボタンボルト等を用いて固定されてもよい。
上述の実施形態において、左右の上部スピーカー15a,15bは、前扉2における第2フレーム151に取り付けられているが、これに限られるものではなく、第1フレーム101に取り付けられてもよい。また、左右の下部スピーカー32a,32bは、第1フレーム101に取り付けられているが、これに限られるものではなく、第2フレーム151に取り付けられてもよい。
上述の実施形態において、受け皿アッセンブリ40は、第1フレーム101(第1下側フレーム部116)の下端部に設けられているが、これに限られるものではなく、第2フレーム151(第2下側フレーム部171)の下端部に設けられてもよい。
上述の実施形態において、演出用中継基板305に設けられた演出用中継コネクタ306と、演出用中継コネクタ306と電気的に接続される(副制御装置80から延びるケーブルの)コネクタとに、ドロワコネクタが用いられてもよい。
上述の実施形態において、本実施形態の演出装置300や中継基板ケース511等が適用される遊技機の一例として、遊技メダルを使用するスロットマシン(回胴式遊技機)1を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、遊技球を使用する回胴式遊技機や、雀球遊技機、アレンジボール機、パチンコ機などについても同様に適用し、同様の効果を得ることができる。
1 スロットマシン(遊技機)
2 前扉(開閉部材)
5 筐体(本体部材)
12 第1演出ランプ(装飾部)
13a,13b 第2演出ランプ(装飾部)
16 装飾部材
21 操作パネル
23 BETスイッチユニット(操作部)
24 演出スイッチユニット(操作部)
25 スタートレバー(操作部)
27 リジェクトスイッチ(操作部)
101 第1フレーム
151 第2フレーム
161 第2上側フレーム部
162 上側視認部
163 画面保護カバー
166 視認露出部
171 第2下側フレーム部
172 上面側露出部
173 スタートスイッチ露出部
174 ストップスイッチ挿通部
175 カバー取付部
177 リジェクトスイッチ露出部
178 シリンダー錠露出部
190 ストップスイッチカバー
191a〜191c ストップスイッチ露出穴
200 ストップスイッチユニット
201a〜201c ストップスイッチ(操作部)
250 画像表示ユニット
251 画像表示装置
252 表示画面
261 表示装置保持部
300 演出装置
310 ベースユニット
320 第1可動ユニット
321 第1回転部材
322 第1当接部
323 第1合体補助磁石
324 第1回転側付勢磁石
331 第1支持部材
332 第1揺動アーム部
336 第1回転支持部
340 第1支持側付勢磁石
346 回転部材駆動部
360 第2可動ユニット
361 第2回転部材
362 第2当接部
363 第2合体補助磁石
364 第2回転側付勢磁石
371 第2支持部材
372 第2揺動アーム部
376 第2回転支持部
380 第2支持側付勢磁石
420 第1駆動ユニット(第1移動手段)
460 第2駆動ユニット(第2移動手段)
500 中継基板ケースユニット
501 中継基板
511 中継基板ケース
521 中継基板ケース本体(ベース部)
531 中継基板ケース蓋(カバー部)
533 第1結合部材係合部(533a 係合溝部)
534 第2結合部材係合部
541 第1ケース結合部材
542 挿通穴部
543 仮固定部
546 受容穴部
551 第2ケース結合部材
555 部材固定ネジ(固定部材)
561 スタートスイッチカバー(ベース部)
566 スタートスイッチ用コネクタカバー(カバー部)
568 カバー結合部材係合部
569 カバー結合部材
750 画像表示ユニット(変形例)
751 画像表示装置
752 表示画面
761 表示装置保持部

Claims (2)

  1. 前方に開口部を有する本体部材と、
    前記本体部材に対して前記開口部を開閉可能に取り付けられる開閉部材と、
    前記開閉部材に設けられて遊技を行うための操作が行われる操作部と、
    前記開閉部材に設けられた装飾部とを備え、
    前記開閉部材は、
    前記操作部が設けられ、前記本体部材に対して前記開口部を開閉可能に取り付けられる第1フレームと、
    前記装飾部が設けられ、前記第1フレームの前側に取り付けられて前記第1フレームの前側を覆う第2フレームとを有し、
    前記第2フレームが前記第1フレームの前側を覆う状態で、前記第1フレームに設けられた前記操作部が前側に露出して前記操作部の操作を行うことが可能であり、
    前記第2フレームを前記第1フレームに対して着脱させることが可能であることを特徴とする遊技機。
  2. 前記開閉部材に設けられて所定の画像を画面に表示可能な画像表示装置を備え、
    前記第1フレームに前記画像表示装置が設けられ、
    前記第2フレームは、前記第2フレームが前記第1フレームの前側を覆う状態で、前記第1フレームに設けられた前記画像表示装置の前記画面を視認可能にする視認部を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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