JP2018129888A - 常電導接続部材及び超電導ケーブルの端末構造体 - Google Patents

常電導接続部材及び超電導ケーブルの端末構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】超電導ケーブルと常電導部とを接続する際に、好適な通電容量を確保しつつ、超電導ケーブルへの外部からの熱侵入量を低減すること。
【解決手段】超電導ケーブルに接続して、当該超電導ケーブルを常温側の機器に電気的に接続する常電導接続部材であって、超電導ケーブルに電気的に接続されるケーブル接続部と、機器に接続される端子部を有する導電フランジを複数備え、端子部とケーブル接続部とを連続させる導電部を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、超電導ケーブルの終端接続部等に用いられる常電導接続部材及び超電導ケーブルの端末構造体に関する。
従来、極低温で超電導状態になる超電導線材を導体として用いた超電導ケーブルが知られている。超電導ケーブルは、大電流を低損失で送電可能な電力ケーブルとして期待されており、実用化に向けて開発が進められている。
超電導ケーブルは、断熱管内に一心又は複数心のケーブルコアが収容された構造を有するものが知られている。一心のケーブルコアとしては、例えば中心から順に、フォーマ、超電導導体層、電気絶縁層、ケーブルシールド層、及び保護層等を有する。また、ケーブルコアとしては、フォーマの外周に、超電導導体層と、電気絶縁層とを交互に同心円状に配置した複数の超電導導体層を同一心で有する同軸型のケーブルコアが知られている。
断熱管は、ケーブルコアを収容し内部に冷媒(例えば液体窒素)が充填される内管(以下「断熱内管」)と、断熱内管の外周を覆う外管(以下「断熱外管」)を有する。断熱内管と断熱外管の間は、断熱のために真空状態とされる。
超電導ケーブルの終端接続部等に適用される超電導ケーブルの端末構造体においては、低温部となる低温容器に超電導ケーブルの端末部が収容され、超電導ケーブルの導体(例えば超電導導体層)がリード部の導体引出部を介して常温部に引き出される。低温容器は、超電導ケーブルの端末部を収容し運転時に液体窒素等の冷媒が充填される冷媒槽と、冷媒槽を収容し運転時に真空状態とされる真空槽とからなる二重構造を有する。
このような超電導ケーブルの端末構造体において、液体窒素が充填される冷媒槽内で、超電導ケーブルの超電導導体層と、導体引出部に接続された常電導接続部材とを接続する構造としては、例えば、特許文献1に示す超電導ケーブルの端末構造が知られている。
特許文献1の端末構造では、導体引出部に接続され円環状の常電導接続部材(電極に相当)の内部に、超電導テープを備える超電導ケーブルの芯材を挿入し、この常電導接続部材の側面に超電導テープが貼着されることで接続されている。なお、導体引出部と常電導接続部材はリード部に含まれる。
また、特許文献2では、円環状の外側フランジの内側に、超電導ケーブルの超電導テープが接続される円環状の内側フランジを、超電導ケーブルを中心に回転自在に電気的に取り付けた常電導接続部材が開示されている。
ところで、超電導ケーブルの終端にリード部を設置する構成では、外部からの熱侵入量を低くするために、伝導熱の経路を長くすることが考えられる。
特許文献2の常電導接続部材では、フランジの表裏面を貫通する同心円の複数のスロットを設けて、端子と内側フランジとの間の通電距離を確保している。
これにより、特許文献2の常電導接続部材は、特許文献1と比較して、通電部分を長くして伝導熱経路を長くし、当該伝導熱経路を伝達して、超電導ケーブルの超電導導体層に伝達する熱の進入を低減している。
特開2016−195485号公報 米国特許出願公開第2012/289405号明細書
特許文献2の常電導接続部材を大容量の超電導ケーブルに接続する場合、許容電流を確保するために通電部分の断面積を増大させる必要がある。この断面積を増大させる手段としては、常電導接続部材の厚みを厚くしているが、常電導接続部材の厚みが増すと、技術的に外フランジを貫通するスロットを開けることが困難になる。
また、特許文献2の常電導接続部材と超電導ケーブルとを接続して通電する際に、常電導接続部材は、直流通電の場合、直流電流は通電領域(導体)の全体に流れるが、交流通電時では、自己磁場の作用により、通電部分の表面にしか電流が流れなくなることが知られている。これは、所謂、表皮効果(Skin effect)として知られており、交流通電では、自己磁場の作用により、通電部分の中心に磁界が集中し、電流が流れにくくなり、スロット間の通電部分の表面の電流が大きくなる。
よって、特許文献2の常電導接続部材では、交流通電時に表皮効果により、通電に寄与しない非通電部分が増大してしまい、伝導熱は低減せずにジュール発熱が増大する、すなわち超電導導体層への熱侵入量を低減できないという恐れがある。
常電導接続部材を有するリードとしては、接続対象が超電導ケーブルであるので、電流量を大きくしつつ、外部からの熱侵入量を伝達しない構成が望まれている。
本発明の目的は、超電導ケーブルと常電導部とを接続する際に、好適な通電容量を確保しつつ、超電導ケーブルへの外部からの熱侵入量を低減することができる常電導接続部材及び超電導ケーブルの端末構造体を提供することである。
本発明に係る常電導接続部材は、
超電導ケーブルに接続して、当該超電導ケーブルを常温側の機器に電気的に接続する常電導接続部材であって、
前記超電導ケーブルに電気的に接続されるケーブル接続部と、前記機器に接続される端子部を有する導電フランジを複数備え、
前記端子部と前記ケーブル接続部とを連続させる導電部を有する構成を採る。
本発明に係る超電導ケーブルの端末構造体は、上記構成の常電導接続部材と、前記常電導接続部材に接続される超電導ケーブルと、を有する構成としても良い。
本発明によれば、超電導ケーブルと常電導部とを接続する際に、好適な通電容量を確保しつつ、超電導ケーブルへの外部からの熱侵入量を低減することができる。
本発明の一実施の形態に係る端末構造体を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る端末構造体における超電導ケーブルの概略構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態に係る端末構造体における常電導接続部材と超電導ケーブルの接続部分を示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係る端末構造体における常電導接続部材と超電導ケーブルの接続部分を示す側面である。 導電フランジの変形例を示す断面図である。 本実施の形態の常電導接続部材における通電領域を示し、図6Aは同常電導接続部材の平面図であり、図6Bは、図6AのB−B線断面図である。 本発明に係る実施の形態の超電導ケーブルの端末構造体における常電導接続部材の変形例を示す側面図である。 同変形例を示す側断面図である。 本実施の形態の変形例としての常電導接続部材における通電領域を示し、図9Aは同常電導接続部材の平面図であり、図9Bは、図9AのC−C線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る端末構造体1を示す図である。説明の便宜上、超電導ケーブル10が導入される側を後端側(図1では右側)、反対側を先端側(図1では左側であり挿入方向側ともいう)として説明する。
図1に示すように、端末構造体1は、超電導ケーブル10の端末部と、常電導接続部材30と、冷媒槽21及び真空槽22を有する低温容器20と、支持脚部(支持部)28を有する。
端末構造体1では、中央部に超電導ケーブル10が挿通された常電導接続部材30が所定間隔を空けて配置されている。常電導接続部材30間に、超電導ケーブル10を囲むように筒状の内側収容片211が架設されることに冷媒槽21が形成される。また、冷媒槽21を囲むように、筒状の外側収容片221が架設されることにより、真空槽22が形成されている。
すなわち、低温容器20は、常電導接続部材30及び内側収容片211で構成される内側の冷媒槽21と、常電導接続部材30及び外側収容片221で構成される外側の真空槽22とからなる二重構造となっている。
このように構成される低温容器20(詳細には冷媒槽21)に超電導ケーブル10の端末部が所定の状態で水平方向に延在するように収容された状態となっている。
低温容器20から、常電導接続部材30(詳細には、図3に示す常電導接続部材30の端子部301)を介して超電導ケーブル10の導体電流が電力機器等の実系統側に引き出される。
なお、常電導接続部材30と同様に、シールド通電部を設けて、このシールド通電部に超電導ケーブル10のケーブルシールド層114(図2参照)を接地してもよい。
本実施の形態の超電導ケーブル10は、超電導線材からなる複層の超電導導体層を有し、端末構造体1において、略水平方向に配置した超電導ケーブル10から超電導導体層毎に、水平方向で所定間隔を空けて、常電導接続部材30を介して導体電流を引き出される。
図2は、本発明の一実施の形態に係る端末構造体における超電導ケーブルの概略構成を示す断面図である。
図1及び図2に示すように、超電導ケーブル10は、断熱管12内に、電気絶縁層(導体絶縁層)113(113−1、113−2、113−3)を介して超電導導体層112(112−1、112−2、112−3)を同心円状に複数備えるケーブルコア11が収容された超電導ケーブルである。超電導ケーブル10は、各超電導導体層で位相の異なる電流を流す多相超電導ケーブルとしてもよい。ここでは、超電導導体層を、中心から、U相、V相、W相の電流を流す導体として3層で同軸上に有する三相同軸超電導ケーブルとしている。
ケーブルコア11は、例えば中心から順に、N冷却管である中央冷却管111、第1超電導導体層112−1、第1電気絶縁層(導体絶縁層)113−1、第2超電導導体層112−2、第2電気絶縁層(導体絶縁層)113−2、第3超電導導体層112−3、第3電気絶縁層(導体絶縁層)113−3、ケーブルシールド層114、及び保護層115等を有する。
各超電導導体層112及びケーブルシールド層114は、例えば、下層の外面に螺旋状に巻き付けた多数本の超電導テープ(テープ状の超電導線材)により構成されるものとした。超電導導体層を構成する各超電導テープは、互いに重ならずに配置されている。
超電導テープは、ここでは、REBaCu系(REは、Y、Nd、Sm、Eu、Gd及びHoから選択された1種以上の元素を示し、y≦2及びz=6.2〜7である。)の高温超電導薄膜を備える酸化物超電導材である。この超電導テープは、テープ状の金属基板上に成膜された中間層上に、テープ状の超電導薄膜である酸化物超電導層(以下、「超電導層」と称する)、安定化層が順に積層されることによって作製される。なお、超電導テープの金属基板としては、ニッケル(Ni)、ニッケル合金又はステンレス鋼である。また、中間層は、例えば、金属基板上に、酸化アルミニウム(Al)層、ガリウムドープ酸化亜鉛層(GdZr:GZO)、或いはイットリウム安定化ジルコニア(YSZ)等による第1層、Y又は酸化ランタンマンガン(LaMnO)等の層である第2層、酸化マグネシウム(MgO)等から成る第3層、LaMnO等の層である第4層、酸化セリウム(CeO)層である第5層を、順に積層することによって構成される。
超電導層は、有機金属酸塩あるいは有機金属化合物を原料とし、真空プロセスを使用せずに、MOD法(Metal Organic Deposition Processes:有機酸塩堆積法)により中間層上に成膜される。MOD法は、金属基板上に中間層を設けた複合基板上の金属有機酸塩を加熱して熱分解することによって複合基板上に超電導層である薄膜を形成する。
このように構成される超電導テープを、複合基板上において、下層の中央冷却管111、電気絶縁層113(113−1、113−2)の外周に、超電導層(超電導薄膜)が外周側、複合基板(基板)が内周側となるように、螺旋状に巻回することによって、各超電導導体層112は構成される。
電気絶縁層113は、それぞれ下層の超電導導体層112の外周に、例えば、半合成絶縁紙を巻回して構成される。
保護層115は、例えば、ケーブルシールド層114の外周にクラフト紙等を巻回して構成される。
超電導ケーブル10の端末部においては、図1に示すように、ケーブルコア11に段剥ぎ加工が施され、先端側から順に各層が露出する。各超電導導体層112(112−1、112−2、112−3)には、各超電導導体層112(112−1、112−2、112−3)に電気的に接続される常電導接続部材30(30−1、30−2、30−3)が接続されている。ここでは、常電導接続部材30は、超電導導体層112の外周に配置される。ケーブルシールド層114の外周には、ケーブルシールド層114に電気的に接続されるシールド接続端子が配置されてもよい。なお、本実施の形態では、超電導導体層112(112−1、112−2、112−3)の外周に配置される電気絶縁層113(113−1、113−2、113−3)の外周には、ストレスコーン等の電界緩和部15が配置されている。
断熱管12は、内側の断熱内管121と外側の断熱外管122とからなる二重管構造を有する。断熱内管121及び断熱外管122は、コルゲート状を有することが好ましい。断熱内管121及び断熱外管122は、例えば、ステンレス鋼(SUS)製のコルゲート管(波付き管)によりそれぞれ構成される。
断熱内管121は、ケーブルコア11を収容し、運転時には冷媒(例えば液体窒素)が充填される。これにより、超電導導体層112は、超電導状態に維持される。断熱内管121と断熱外管122の間は、断熱のために、運転時に真空状態に保持される。
このように超電導ケーブル10は、フォーマの外周側に、超電導導体層112と、波付き管である断熱内管121と断熱外管122とによる二重構造を採る断熱管12とを順に有する構成となっている。
断熱内管121は、シールド通電部の内周部に気密的に固定され、断熱外管122は、シールド通電部の外周部に気密的に固定される。
内側収容片211は、筒状であり、エポキシ樹脂や繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinforced Plastics)等の絶縁材料により構成される絶縁管である。すなわち、超電導ケーブル10の端末部は、冷媒槽21である絶縁管に収容された状態となる。
内側収容片211の内側は、常電導接続部材30に、超電導ケーブル10の延在方向(「軸方向」ともいう)に貫通して形成された貫通孔344(図3参照)を介して連通した状態となっている。
なお、冷媒槽21は、例えば真空槽22内に配置された架台(図示略)に載置してもよい。冷媒槽21には、運転時に冷媒循環装置(図示略)により冷媒が循環供給される。冷媒槽21に連通する断熱内管121の内部も冷媒で充填される。
外側収容片221は、外周にがい管部23を有する筒状であり、冷媒槽21を収容するように常電導接続部材30間に設けられる。外側収容片221は、例えばエポキシ樹脂やFRP等の絶縁材料で構成され、常電導接続部材30に気密的に固定される。
外側収容片221の内側は、常電導接続部材30に、超電導ケーブル10の延在方向に貫通して形成されたスロット311,313,315(図3参照)を介して連通した状態となっている。
がい管部23は、例えば、ポリマーがい管または磁器がい管により構成される。ここでは、がい管部23をポリマーがい管で構成したものとして説明する。
がい管部23は、例えば、絶縁筒の外周面に一体的にポリマー被覆体を一体的に設けて形成される。絶縁筒は、機械的強度の高いFRP(繊維強化プラスチック)で構成される。冷媒槽21内の超電導ケーブル10の外面に電界緩和部15を取り付けた場合には、この電界緩和層の周囲に、電界緩和部を囲む位置に配置される。ポリマー被覆体は、電気絶縁性能に優れる材料、例えばシリコーンポリマー(シリコーンゴム)などの高分子材料で構成され、外周面に、複数個の傘状の襞部が長手方向に離間して形成される。がい管部23の内部、つまり、真空槽22の内部は、運転時には真空引きされて真空状態となる。
常電導接続部材30及び外側収容片221により構成される真空槽22は、運転時に真空ポンプ(図示略)により真空引きされ、真空状態に保持される。真空槽22に連通する断熱内管121と断熱外管122の間の空間が真空状態に保持される。
図3は、本発明の一実施の形態に係る端末構造体における常電導接続部材と超電導ケーブルの接続部分を示す正面図であり、図4は、本発明の一実施の形態に係る端末構造体における常電導接続部材と超電導ケーブルの接続部分を示す側面である。また、図5は、導電フランジの変形例を示す断面図である。図6は、本実施の形態の常電導接続部材における通電領域を示し、図6Aは同常電導接続部材の平面図であり、図6Bは、図6AのB−B線断面図である。なお、図6では常電導接続部材の通電領域をドットで示している。
図3〜図6に示す常電導接続部材30は、内側収容片211(冷媒槽21)の内側の超電導ケーブル10の外周面に位置する超電導導体層の端末に電気的に接続される。
常電導接続部材30は、超電導ケーブル10を、端子部301を介して常温側の機器に電気的に接続する。
常電導接続部材30は、超電導ケーブル10の外周に電気的に接触して配置される筒状接触部32と、筒状接触部32の外周に配置され、内側収容片211が固定される内管リング34と、内管リング34の外周に配置される複数の導電フランジ36と、を有する。なお、筒状接触部32と内管リング34とにより超電導ケーブル10に電気的に接続されるケーブル接続部を構成する。
常電導接続部材30では、筒状接触部32、内管リング34、及び複数の導電フランジ36は、それぞれ互いに、導電部材により形成され、それぞれ電気的に接続される。なお、内管リング34と導電フランジ36は、接触子により筒状接触部32に対して、超電導ケーブル10を中心に相対的に回動自在となっている。
筒状接触部32は、内周面で超電導ケーブル10の外周の超電導導体層に密着して固定される。本実施の形態では、図4に示すように、内管リング34及び導電フランジ36の厚みよりも、超電導ケーブル10の延在方向に長い。
内管リング34の内周には接触子であるマルチコンタクト33が取り付けられ、このマルチコンタクト33を介して筒状接触部32が電気的に接続されつつ、周方向及び軸方向に摺動自在に外嵌されている。
内管リング34は、表裏面で、内側収容片211の開口端部が固定される円環板状の銅等からなる導電部材である。内管リング34は、外周部に、内側収容片211を固定する固定穴342が形成され、この固定穴342に気密的に固定された内側収容片211の内側部分に内周縁に沿って、冷媒が通る貫通孔344が厚み方向に貫通して複数設けられている。
内管リング34の外周には、接続相手と電気的に接続しつつ、相対的に可動可能にする接触子であるマルチコンタクト35が取り付けられている。このマルチコンタクト35を介して、内管リング34の外周には、複数の導電フランジ36が、電気的に接続されつつ、軸方向に並んで、周方向及び軸方向に摺動自在に外嵌されている。
複数の導電フランジ36は、それぞれ端子部301と、スロット部310と、スロット部310により規定され、端子部301と内管リング34とを連続させる導電部320と、を有する。なお、導電部320は、端子部301とケーブル接続部(筒状接触部32及び内管リング34の少なくとも一方を含む)とを連続させる。スロット部310により規定される導電部320は、内管リング34に形成されてもよい。
導電フランジ36(36−1、36−2)は、ここでは、対向する方向で鏡面対称に形成された2枚からなり、環状の導電板である。導電フランジ36(36−1、36−2)は、例えば、銅等の導電材料により形成され、外周面の一部から突出して端子部301が形成されている。なお、導電フランジの1枚の厚さは、通電条件(材料、周波数、温度)により決定される表皮深さの2倍未満であることが望ましい。導電フランジ1枚当たりの厚さを薄くすることにより、交流通電時の表皮効果による非通電領域の割合を減少させる、すなわち、同じ断面積でも通電領域を増加させることが可能となり、常電導接続部材一つ当たりのジュール発熱が低減し、熱侵入量が低減できる。ここで、熱侵入量は、常電導接続部材30の室温あるいは高温部から低温部に伝わる伝導熱と、通電時のジュール発熱の和で表される。
導電フランジ36では、表裏面の少なくとも一面に外周縁部362に外側収容片221(図1参照)が気密的に固定される。図1に示す常電導接続部材30―1の表面(ここでは、先端側の面)には、真空槽22の先端面となるカバーが気密的に固定される。
導電フランジ36の厚みは、内管リング34の厚みより薄く、2枚の厚みで内管リング34の厚みと略同様としている。本実施の形態の導電フランジ36−1、36−2は同様構成であるので同じ厚みに構成されている。
スロット部310は、複数のスロット311、313、315を有する。
スロット部310は、端子部301と、筒状接触部32の超電導ケーブル10との接触部分との間の導電部320の長さが、端子部301と、筒状接触部32の超電導ケーブル10との接触部分との間を少なくとも最短で結ぶ直線よりも長くなるように、導電部320を規定する。
本実施の形態では、スロット311、313、315は、それぞれ同心で且つ異なる直径の欠円状(円の一部を直線で切断した形状)をなしている。スロット311、313、315のうち、同心で且つ異なる直径で隣り合うスロット同士が、第1スロット及び第2スロットに相当する。
最外周側のスロット311において欠円部分を挟む端部311aは、半径方向で端子部301と重なる位置に位置させている。
これら複数のスロット311、313、315において、異なる直径で隣り合うスロット同士は、スロット311において欠円部分を挟む端部311aと、スロット313において欠円部分を挟む端部313aとは、同心を挟む位置に配置されている。また、異なる直径で隣り合うスロット313、315では、スロット313の欠円部分を挟む端部313aと、スロット315において欠円部分を挟む端部315aとは、同心を挟む位置に配置されている。
このように構成される導電フランジ36−1、36−2は、図4に示すように、内管リング34の外周面に、互いに離間して間隔Gを空けて配置されている。本実施の形態では、導電フランジ36−1、36−2同士の対向面の外周縁部及び内周縁部に絶縁材363が設けられている。これら絶縁材を介して、導電フランジ36−1、36−2は当接可能となっている。これにより、導電フランジ36−1、36−2は、電気的に接続せずに、軸方向に同時にスライド可能となる。
なお、図4に示す導電フランジ36−1、36−2同士を離間させずに配置する場合は、図5に示すように導電フランジ3601、3602のそれぞれが備える導電部の少なくとも一部(例えば、スロット311、313、315で規定される導電部320)同士に間隔G0を空けて配置すればよい。図5は、導電フランジの変形例を示す断面図であり、図5に示す常電導接続部材300は、常電導接続部材30の構成において、導電フランジの構成のみが異なる。
常電導接続部材300の導電フランジ3601、3602は、導電フランジ36−1、36−2の構成において、外周部及び内周部(マルチコンタクト35が接続される部分)間に配置され,且つ、スロット311、313、315で規定される導電部3200同士が軸方向で間隔G0が空くように形成されている。これにより、導電フランジ3601、3602同士は、導電部320に相当する導電部3200部分同士が間隔G0で離間した状態で、外周部及び内周部同士で軸方向に密着している。この構成の通電フランジ3601、3602では、外周部の外周面に突設された端子部(図示省略)から通電されるときに、導電部3200は、表皮効果によって、軸方向で離間する表裏面のそれぞれに電流が流れ、一枚の導電フランジよりも、好適な通電容量を確保しつつ、超電導ケーブル10への外部からの熱侵入量を低減できることになる。
図6は、本実施の形態の常電導接続部材30における通電領域を示し、図6Aは同常電導接続部材の平面図、図6Bは、図6AのB−B線断面図である。
図6に示す常電導接続部材30は、超電導ケーブル10に接続される筒状接触部32の外周に、内管リング34を介して複数の導電フランジ36−1、36−2を配置し、これらを介して超電導ケーブル10と端子部301とを導通させる。
このように、本実施の形態では、導電フランジを2枚有するので、スロットを有しながら必要な断面積を得ることが可能となる。なお、導電フランジにおいてスロットの加工が可能な限界厚さが40mm程度であるが、これ以上の厚さにも対応できる。
また、交流通電時の場合、1枚のフランジを介して通電させる従来構成と比較して、表皮効果により、通電領域が減少することがない。
したがって、超電導ケーブル10と常電導部とを接続する際に、好適な通電容量を確保しつつ、超電導ケーブルへの外部からの熱侵入量を低減することができる。
(変形例1)
図7は、本発明に係る実施の形態の超電導ケーブルの端末構造体における常電導接続部材の変形例を示す側面図である。図8は、本発明に係る実施の形態の超電導ケーブルの端末構造体における常電導接続部材の変形例を示す側断面図である。図9は同常電導接続部材の変形例1における通電領域を示す図であり、図9Aは、変形例1としての常電導接続部材の通電領域を示す平面図であり、図9Bは図9AのC−C線矢視断面図である。なお、図9では常電導接続部材における通電領域をドットで示している。
図7及び図8に示す常電導接続部材30Aは、常電導接続部材30と比較して、同様の基本的構成を有しており、導電フランジ36Aの数のみ異なる。よって、常電導接続部材30Aは、常電導接続部材30と、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
すなわち、常電導接続部材30Aは、超電導ケーブル10の外周に電気的に接触して配置される筒状接触部32と、筒状接触部32の外周に配置され、内側収容片211が固定される内管リング34と、内管リング34の外周に配置される複数の導電フランジ36Aと、を有する。
常電導接続部材30Aは、常電導接続部材30と同様に、筒状接触部32と内管リング34の間、及び、内管リング34と複数の導電フランジ36A(36−3、36−4、36−5)との間には相対的に回動自在で電気的に接続させる接触子(マルチコンタクト33、35Aを介して電気的に接続している。これにより、冷却時において、超電導ケーブル10(具体的には、超電導導体層)が熱収縮して、軸方向に収縮したり、またねじれる方向に移動したりしても、これに追従して移動する筒状接触部32により、内管リング34及び複数の導電フランジ36Aが移動して損傷することなく、超電導ケーブル10に電気的に接続した状態を維持できる。
また、超電導ケーブル10の外周に固定される筒状接触部32を囲む内管リング34の外周面には、マルチコンタクト35Aを介して、電気的に接続される3枚の導電フランジ36Aが超電導ケーブル10を中心に相対的に回動自在に且つ互いに間隔G1を空けて設けられている。
本実施の形態の導電フランジ36A(36−3、36−4、36−5)のそれぞれは、同様の材料で同様に構成された円環板状をなしている。導電フランジ36A(36−3、36−4、36−5)のそれぞれには、端子部301とケーブル接続部(内管リング34及び筒状接触部32)との間に形成されたスロット部310により規定され、端子部301とケーブル接続部(筒状接触部32、内管リング34)とを連続させる導電部320が設けられている。
なお、導電フランジ36Aでは、導電部320が形成された領域は、導電フランジ36Aの外縁部及び内縁部よりも薄く形成されてもよい。すなわち、導電フランジ36−3、36−4,36−5において軸方向で対向する対向面は、中央に凹部が形成された形状としてもよい。導電フランジ36Aにおいて各導電フランジの外周縁部及び内周縁部には絶縁材(図示省略)が設けられている。
導電フランジ36Aでは、軸方向で対向する対向面の外縁部及び内縁部の少なくともどちらか一方に絶縁材が介設されている。これにより、導電フランジ36−3、36−4、36−5は、電気的に接続せずに、軸方向に同時にスライド可能となる。
図8及び図9に示すように、導電フランジ36A(36−3、−36−4、36−5)を3枚で構成しトータルの厚みを、実施の形態とほぼ同様にしているので、図9に示すように、さらに表皮効果による通電容量の減少を防ぐことができる。よって、超電導ケーブルと常電導部とを接続する際に、好適な通電容量を確保しつつ、超電導ケーブルへの外部からの熱侵入量を低減することができる。
また、本実施の形態の端末構造体1においては、複数層の超電導導体層を有する超電導ケーブル10、特に3相超電導ケーブルとしたが、これに限らず、超電導導体層が一層で一相の超電導ケーブル10を用いた構成としてもよい。
また、スロット部310の形状はどの様に形成されてもよく、葛折り状、枠状、渦巻状等として、端子部301と、内管リング34に至る距離を長くして、超電導ケーブル10に接続される筒状接触部32までの距離を常電導接続部材の中心から端部までの直線よりも長くする構成としてもよい。
なお、実施の形態の常電導接続部材30及び変形例1において、導電フランジ36−1〜36−5の外周をグラスウール等の断熱材7(図6A及び図9Aに二点鎖線で示す)で覆うようにしてもよい。これにより、外側フランジ36に外部からの熱侵入をより防止できる。なお、図5に示す、導電フランジ3601、3602の外周にも同様にグラスウール等の断熱材で覆うようにしてもよい。
[実施例1]
図3に示す常電導接続部材30を、無酸素銅に銀メッキした材料を用いて、図1に示す端末構造体を製造した。常電導接続部材30は、通電フランジ36を通電部分(導電部320部分の厚みに相当)の断面19.5mm厚の2枚を1mm空け内管リング34の外周に設けた構成とした。
[実施例2]
実施例1と同様の構成において、導電フランジのみ変更し、通電部断面12.7mm×3枚(積層間隔:1mm)として、図9に示す端末構造体を実施例2として製造した。
[比較例1]
実施例1と同様の構成において、導電フランジのみ変更し、通電部断面40mm×1枚として、比較例1として製造した。
これら実施例1、2及び比較例1のそれぞれについて、通電電流AC3000A(実効値)、周波数60Hzで通電して、熱侵入量を測定したところ、実施例1は315Wであり、実施例2は298Wであり、比較例1は346Wであった。なお、熱侵入量は、カロリメトリック法にて測定した。
測定の結果、実施例1では、比較例1に対して91%、実施例2は、比較例1に対して86%の熱侵入量となり、比較例1と比較して減少することが判った。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 端末構造体
10 超電導ケーブル
11 ケーブルコア
12 断熱管
20 低温容器
21 冷媒槽
22 真空槽
23 がい管部
30、30A、300 常電導接続部材
32 筒状接触部(ケーブル接続部)
33、35、35A マルチコンタクト
34 内管リング(ケーブル接続部)
36、36−1、36−2、36−3、36−4、36−5、36A、3601、3602 導電フランジ
111 中央冷却管
112 超電導導体層
113 電気絶縁層
114 ケーブルシールド層
115 保護層
121 断熱内管
122 断熱外管
211 内側収容片
221 外側収容片
301 端子部
310 スロット部
311、313、315 スロット
320、3200 導電部
342 固定穴
344 貫通孔
362 外周縁部
363 絶縁材
311a、313a、315a 端部
G、G0、G1 間隔

Claims (8)

  1. 超電導ケーブルに接続して、当該超電導ケーブルを常温側の機器に電気的に接続する常電導接続部材であって、
    前記超電導ケーブルに電気的に接続されるケーブル接続部と、前記機器に接続される端子部を有する導電フランジを複数備え、
    前記端子部と前記ケーブル接続部とを連続させる導電部を有する、
    常電導接続部材。
  2. 複数の前記導電フランジのそれぞれが備える前記導電部の少なくとも一部同士が、間隔を空けて配置されている、
    請求項1記載の常電導接続部材。
  3. 複数の前記導電フランジは間隔を空けて配置されている、
    請求項1記載の常電導接続部材。
  4. 複数の前記導電フランジ間には、絶縁材が配設されている、
    請求項3記載の常電導接続部材。
  5. 前記導電フランジのそれぞれには、前記導電部が、前記端子部と前記ケーブル接続部との間に形成されたスロット部により規定されている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の常電導接続部材。
  6. 前記スロット部は、同心で且つ異なる直径の欠円状の複数のスロットを有し、且つ、前記同心部分に前記超電導ケーブルが接続されている、
    請求項5記載の常電導接続部材。
  7. 前記複数のスロットは、同心で且つ異なる直径で隣り合う欠円状の第1スロット及び第2スロットを含み、
    前記第1スロットにおいて欠円部分を挟む端部と、前記第2スロットにおいて欠円部分を挟む端部とは、前記同心を挟む位置に配置されている、
    請求項6記載の常電導接続部材。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の前記常電導接続部材と、
    前記常電導接続部材に接続される超電導ケーブルと、
    を有する、
    超電導ケーブルの端末構造体。
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