JP2018128744A - 通知装置、通知方法及び通知プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】現実の空間において発生しているコミュニケーションへの新規参加者の参加を支援する。【解決手段】通知装置1は、所定の会場に存在する複数の参加者の間においてオフラインで行われているコミュニケーションを特定するコミュニケーション特定部141と、特定されたコミュニケーションの所定の会場における位置を特定する位置特定部143と、特定されたコミュニケーションの話題を特定する話題特定部144と、特定された位置及び話題を含む通知情報を通知する通知部146と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、コミュニケーションに関する情報を通知する通知装置、通知方法及び通知プログラムに関する。
従来、複数の人の間で行われるコミュニケーションを支援する装置が知られている。例えば、特許文献1には、複数のユーザが情報交換を行うためのイベント機能を有し、イベントとユーザとの親和度に基づいてユーザ端末にレコメンドを行うことにより、ユーザのコミュニケーションの機会を増大させる装置について開示されている。
特開2014−78182号公報
ところで、特許文献1に記載の装置は、インターネット等のネットワークを介して提供されるオンラインのコミュニケーションを提供するサービスに対応するものであり、複数の人がコミュニケーションを行う懇親会場等の現実の空間におけるコミュニケーション、すなわち、オフラインコミュニケーションの支援を行うものではない。これに対して、現実の空間において複数のコミュニケーションが発生していても、コミュニケーションに新規に参加しようとする参加者は、複数のコミュニケーションの詳細を把握することができず、どのコミュニケーションに参加すべきか判断することが難しいという問題がある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、現実の空間において発生しているコミュニケーションへの新規参加者の参加を支援することができる通知装置、通知方法及び通知プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る通知装置は、所定の会場に存在する複数の参加者の間においてオフラインで行われているコミュニケーションを特定するコミュニケーション特定部と、特定されたコミュニケーションの前記所定の会場における位置を特定する位置特定部と、特定されたコミュニケーションの話題を特定する話題特定部と、特定された位置及び話題を含む通知情報を通知する通知部と、を備える。
複数の前記参加者は、電波を発信する無線通信装置を所持し、前記所定の会場には、前記無線通信装置が発信した電波を受信する受信装置が複数設置されており、前記コミュニケーション特定部は、複数の前記受信装置のそれぞれにおける電波の受信状況を示す受信状況情報を複数の前記受信装置から取得し、当該受信状況情報に基づいて前記コミュニケーションを特定してもよい。
前記所定の会場には、音声の入力を受け付ける音声入力装置が複数設けられており、前記コミュニケーション特定部は、複数の前記音声入力装置のそれぞれにおける音声の入力状況に基づいて前記コミュニケーションを特定してもよい。
複数の前記参加者は、電波を発信する無線通信装置を所持し、前記所定の会場には、電波を受信する受信装置が複数設置されており、前記位置特定部は、複数の前記受信装置のそれぞれが設置されている位置と、複数の前記受信装置のそれぞれにおける電波の受信状況を示す情報とに基づいて前記コミュニケーションの位置を特定してもよい。
前記通知装置は、特定されたコミュニケーションに参加している参加者を特定する参加者特定部をさらに備え、前記通知部は、特定された参加者に係る情報を含む前記通知情報を通知してもよい。
前記所定の会場には、音声の入力を受け付ける音声入力装置が複数設けられており、前記話題特定部は、前記音声入力装置が受け付けた音声を示す音声情報をテキスト情報に変換し、当該テキスト情報に基づいて、特定されたコミュニケーションの話題を特定してもよい。
前記話題特定部は、前記テキスト情報の形態素解析を行うことにより前記テキスト情報が示すテキストの特徴を示す特徴語を特定し、当該特徴語に基づいて、特定されたコミュニケーションの話題を特定してもよい。
前記通知装置は、特定されたコミュニケーションの状態を特定する状態特定部をさらに備え、前記通知部は、特定された前記状態を示す状態情報を含む前記通知情報を通知してもよい。
前記所定の会場には、音声の入力を受け付ける音声入力装置が複数設けられており、前記状態特定部は、特定されたコミュニケーションに対応する前記音声入力装置が受け付けた音声に基づいて、特定されたコミュニケーションの盛り上がり度合いを特定し、当該盛り上がり度合いを前記状態として特定してもよい。
前記状態特定部は、特定されたコミュニケーションに対応する前記音声入力装置が受け付けた音声に基づいて、特定されたコミュニケーションに参加している複数の前記参加者における発話が一方向であるかを特定し、当該発話が一方向であるかを前記状態として特定してもよい。
前記状態特定部は、特定されたコミュニケーションに対応する前記音声入力装置が受け付けた音声を示す音声情報をテキスト情報に変換し、当該テキスト情報に基づいて、特定されたコミュニケーションの専門性を示す度合いを特定し、当該度合いを前記状態として特定してもよい。
前記状態特定部は、前記コミュニケーションが特定された時刻からの経過時間を前記状態として特定してもよい。
前記通知装置は、新たにコミュニケーションに参加する新規参加者の興味を示す情報、当該新規参加者が過去に参加したコミュニケーションに対応する前記話題、又は当該新規参加者が過去に参加したコミュニケーションに参加した前記参加者と、前記コミュニケーション特定部が特定したコミュニケーションに対応する前記話題、前記参加者、又は前記状態とに基づいて、当該新規参加者に参加を促すコミュニケーションを選択する選択部をさらに備え、前記通知部は、前記新規参加者が所持する端末に、選択したコミュニケーションに対応する前記通知情報を通知してもよい。
前記通知部は、新たにコミュニケーションに参加する新規参加者が所持する端末から、前記コミュニケーション特定部が特定したコミュニケーションの少なくともいずれかの選択を受け付けると、選択されたコミュニケーションに対応する前記話題及び前記参加者の少なくともいずれかの関連情報を特定し、当該関連情報を前記端末に通知してもよい。
本発明の第2の態様に係る通知方法は、コンピュータが実行する、所定の会場に存在する複数の参加者の間においてオフラインで行われているコミュニケーションを特定するステップと、特定されたコミュニケーションの前記所定の会場における位置を特定するステップと、特定されたコミュニケーションの話題を特定するステップと、特定された位置及び話題を含む通知情報を通知するステップと、を備える。
本発明の第3の態様に係る通知プログラムは、コンピュータを、所定の会場に存在する複数の参加者の間においてオフラインで行われているコミュニケーションを特定するコミュニケーション特定部、特定されたコミュニケーションの前記所定の会場における位置を特定する位置特定部、特定されたコミュニケーションの話題を特定する話題特定部、及び、特定された位置及び話題を含む通知情報を通知する通知部、として機能させる。
本発明によれば、現実の空間において発生しているコミュニケーションへの新規参加者の参加を支援することができるという効果を奏する。
第1実施形態に係る通知システムの概要を示す図である。 第1実施形態に係る通知装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る各特徴語の専門度の算出例を示す図である。 第1実施形態に係る通知情報の表示例を示す図である。 第2実施形態に係る通知装置の構成を示す図である。
<第1実施形態>
[通知システムSの概要]
図1は、第1実施形態に係る通知システムSの概要を示す図である。図2は、第1実施形態に係る通知装置1の構成を示す図である。通知システムSは、所定会場Pに存在する複数の参加者の間においてオフラインで行われているコミュニケーションの位置と話題とを、新たにコミュニケーションに参加する参加者等に通知するためのシステムである。ここで、所定会場Pは、複数の参加者が実際に会ってコミュニケーションを行う場であり、例えば、パーティ会場等である。
通知システムSは、図2に示すように、通知装置1と、複数の受信装置2と、複数の無線通信装置3と、複数のマイク4とを備える。所定会場Pには、テーブル等の会場に固定された設備が設けられており、複数の受信装置2のそれぞれは、当該テーブル等に設置されている。複数の無線通信装置3は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信用の電波を発信する。第1実施形態において、所定会場Pに存在する複数の参加者のそれぞれは、無線通信装置3を所持するものとする。受信装置2のそれぞれは、複数の無線通信装置3が発信する電波を受信する。複数のマイク4のそれぞれは、受信装置2の近傍に設置されている。複数のマイク4のそれぞれは、音声入力装置として機能し、所定会場Pに存在する複数の参加者のそれぞれが発する音声の入力を受け付ける。
通知装置1は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを介して他の装置と通信可能なサーバである。通知装置1は、複数の受信装置2のそれぞれにおける電波の受信状況に基づいてコミュニケーションを特定し(図1の(1))、当該受信状況に基づいてコミュニケーションの位置を特定する(図1の(2))。通知装置1は、マイク4が受け付けた音声に基づいてコミュニケーションの話題を特定する(図1の(3))。
通知装置1は、コミュニケーションの位置及び話題を含む通知情報を、通知装置1が備える表示部12等に表示させることにより、コミュニケーションの位置及び話題を、新たにコミュニケーションに参加する参加者等に通知する(図1の(4))。このようにすることで、通知装置1は、現実の空間としての所定会場Pにおいて発生しているコミュニケーションへの新規参加者の参加を支援することができる。
[通知装置1の構成例]
続いて、通知装置1の構成について説明する。
通知装置1は、図2に示すように、通信部11と、表示部12と、記憶部13と、制御部14とを備える。
通信部11は、通信ネットワークと接続するための通信インターフェイスであり、例えばLANコントローラを含んでいる。通信部11は、複数の受信装置2、及び複数の無線通信装置3と通信を行う。
表示部12は、ディスプレイであり、例えば所定会場Pに設置されている。表示部12は、制御部14の制御に応じて通知情報を表示する。
記憶部13は、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等である。記憶部13は、通知装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部13は、通知装置1の制御部14を、後述するコミュニケーション特定部141、参加者特定部142、位置特定部143、話題特定部144、状態特定部145、及び通知部146として機能させる通知プログラムを記憶する。
制御部14は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部14は、記憶部13に記憶されている各種プログラムを実行することにより、通知装置1に係る機能を制御する。制御部14は、記憶部13に記憶されている通知プログラムを実行することにより、コミュニケーション特定部141、参加者特定部142、位置特定部143、話題特定部144、状態特定部145、及び通知部146として機能する。
コミュニケーション特定部141は、所定会場Pに存在する複数の参加者間において行われているコミュニケーションを特定する。具体的には、コミュニケーション特定部141は、通信部11を介して複数の受信装置2から受信状況情報を取得する。
受信状況情報は、電波を受信する複数の受信装置2のそれぞれにおける、無線通信装置3が発信した電波の受信状況を示す情報である。受信状況情報は、受信装置2を識別する受信装置識別情報と、受信装置2が複数の無線通信装置3のそれぞれから受信した電波の強度を示す受信電波強度と、当該電波を発信した無線通信装置3の通信装置識別情報と、当該電波を受信した時刻とを含む。
コミュニケーション特定部141は、受信状況情報に基づいて、コミュニケーションが行われていることを特定する。例えば、コミュニケーション特定部141は、1台の受信装置2から取得した受信状況情報が、複数の無線通信装置3のそれぞれが発信した電波を連続して受信していることを示し、かつ、受信した当該電波の電波強度がいずれも所定強度以上であることを示している場合に、当該受信装置2から所定範囲内でコミュニケーションが行われていることを特定する。
参加者特定部142は、コミュニケーションが行われていることが特定されると、当該コミュニケーションに参加している参加者を特定する。
例えば、所定会場Pの管理者等は、無線通信装置3の通信装置識別情報と、当該無線通信装置3を所持する参加者の氏名等を示す参加者識別情報と、当該参加者の所属、趣味等の参加者補足情報とを関連付けた参加者情報を記憶部13に記憶させておく。
参加者特定部142は、特定されたコミュニケーションに対応する受信状況情報を参照し、現在時刻から所定時間内に受信した電波のうち、受信電波強度が所定強度以上の電波に対応する通信装置識別情報を特定する。そして、参加者特定部142は、参加者情報を参照し、特定した通信装置識別情報に関連付けられている参加者識別情報を、特定されたコミュニケーションに参加している参加者の参加者識別情報として特定する。参加者特定部142は、記憶部13に記憶されている参加者情報を参照し、特定した参加者識別情報に関連付けられている参加者補足情報を特定してもよい。
位置特定部143は、コミュニケーションが行われていることが特定されると、当該コミュニケーションの所定会場Pにおける位置を特定する。例えば、記憶部13には、受信装置2の受信装置識別情報と、所定会場Pにおける受信装置2の位置を示す受信装置位置情報とが関連付けられて予め記憶されている。位置特定部143は、特定されたコミュニケーションに対応する受信状況情報に含まれている受信装置識別情報を特定する。そして、位置特定部143は、受信装置位置情報を参照し、特定された受信装置識別情報に関連付けられている位置情報が示す位置を、特定されたコミュニケーションの所定会場Pにおける位置として特定する。
なお、位置特定部143は、複数の受信装置2のそれぞれが設置されている位置と、複数の受信装置2のそれぞれにおける電波の受信状況を示す受信状況情報とに基づいて、コミュニケーションの位置を特定してもよい。
具体的には、位置特定部143は、特定されたコミュニケーションに対応する受信状況情報を参照し、当該コミュニケーションに参加する参加者が所持する無線通信装置3を特定する。位置特定部143は、複数の受信装置2のそれぞれから取得した受信状況情報を参照し、特定した無線通信装置3が発信した電波を受信した1以上の受信装置2を特定する。そして、位置特定部143は、特定した1以上の受信装置2のそれぞれにおける、特定した無線通信装置3が発信した電波の受信状況に基づいて、コミュニケーションの位置を特定する。
例えば、第1の受信装置2と、第2の受信装置2と、第3の受信装置2とのそれぞれにおいて、特定した無線通信装置3が発信した電波を受信しているものとする。この場合において、それぞれの受信装置2において、当該電波の受信電波強度が同じ場合には、位置特定部143は、第1の受信装置2と、第2の受信装置2と、第3の受信装置2との中間の位置を、特定したコミュニケーションの位置として特定する。
話題特定部144は、特定されたコミュニケーションの話題を特定する。具体的には、話題特定部144は、特定されたコミュニケーションの位置、又は当該位置の近傍に設置されているマイク4が受け付けた音声を示す音声情報をテキスト情報に変換する。そして、話題特定部144は、当該テキスト情報に基づいて、特定されたコミュニケーションの話題を特定する。
より具体的には、話題特定部144は、音声情報から変換されたテキスト情報の形態素解析を行い、TF(Term Frequency)−IDF(Inverse Document Frequency)に基づいて、テキスト情報が示すテキストの特徴を示す特徴語を特定する。そして、話題特定部144は、当該特徴語に基づいて、特定されたコミュニケーションの話題を特定する。
なお、話題特定部144は、テキスト情報を予め定められたカテゴリに分類し、分類されたカテゴリを、コミュニケーションの話題として特定してもよい。この場合において、記憶部13は、例えば、大カテゴリと、大カテゴリに属するキーワードである中カテゴリと、中カテゴリに属する小カテゴリとを関連付けた階層構造を有するカテゴリ情報を記憶する。話題特定部144は、例えば、カテゴリ情報に含まれる1つのカテゴリに分類されるテキスト情報を教師データとし、当該教師データを用いて機械学習を行うことにより予め学習モデルを作成する。話題特定部144は、音声情報から変換したテキスト情報を学習モデルに入力することにより、当該テキスト情報に対応する1つのカテゴリを特定する。そして、話題特定部144は、特定したカテゴリを、コミュニケーションの話題として特定する。
状態特定部145は、特定されたコミュニケーションの状態を特定する。ここで、コミュニケーションの状態は、コミュニケーションの盛り上がり度合い、コミュニケーションにおける参加者の発話が一方向であるか否か、コミュニケーションの専門性、コミュニケーションが初めて特定されてからの経過時間の少なくともいずれかである。
状態特定部145は、特定されたコミュニケーションの位置に設置されているマイク4が受け付けた音声に基づいて、当該コミュニケーションの盛り上がり度合いを特定する。具体的には、まず記憶部13に、複数のコミュニケーションにおける参加者の発話間隔、発話の大きさ、発話の速さ、笑い声の頻度の平均値を予め記憶させておく。状態特定部145は、マイク4が受け付けた音声を示す音声情報を解析することにより、特定されたコミュニケーションにおける参加者の発話間隔、発話の大きさ、発話の速さ、笑い声の頻度を算出する。状態特定部145は、記憶部13に記憶されている発話間隔、発話の大きさ、発話の速さ、笑い声の頻度の平均値と、算出した発話間隔、発話の大きさ、発話の速さ、笑い声の頻度とに基づいて、盛り上がり度合いを算出する。例えば、状態特定部145は、算出した発話間隔、発話の大きさ、発話の速さ、笑い声の頻度のそれぞれの平均値からの乖離度の合計値を、盛り上がり度合いとして算出する。ここでは、乖離度の合計値が高いものほど、コミュニケーションが盛り上がっているものとする。
状態特定部145は、特定されたコミュニケーションの位置に設置されているマイク4が受け付けた音声に基づいて、当該コミュニケーションに参加している複数の参加者における発話が一方向であるかを特定する。具体的には、状態特定部145は、コミュニケーションに参加している複数の参加者のそれぞれの発話時間を算出し、算出した複数の発話時間の分散を算出する。状態特定部145は、算出した分散が所定値以上の場合には、一部の参加者の発話頻度が高く、複数の参加者における発話が一方向であると特定する。また、状態特定部145は、算出した分散が所定値未満の場合には、複数の参加者における発話が双方向であると特定する。
状態特定部145は、特定されたコミュニケーションに対応するマイク4が受け付けた音声を示す音声情報をテキスト情報に変換し、当該テキスト情報に基づいて、特定されたコミュニケーションの専門性を示す度合いを特定する。具体的には、状態特定部145は、特定された話題に対応するカテゴリにおける特徴語の出現頻度と、当該カテゴリとは異なる他カテゴリにおける特徴語の出現頻度との比率を予め算出し、当該比率を、特徴語に対応する専門度として記憶部13に記憶しておく。
図3は、第1実施形態に係る各特徴語の専門度の算出例を示す図である。図3では、特定カテゴリが「OS」であり、特徴語が、OS_A、OS_B、OS_C、OS_Dである場合を例としている。図3に示す例では、OSカテゴリにおけるOS_Aの出現頻度が1000回で、他カテゴリにおけるOS_Aの出現頻度が8000回である。状態特定部145は、OSカテゴリにおけるOS_Aの出現頻度を、他カテゴリにおけるOS_Aの出現頻度で除算し、OS_Aの専門度を0.125と算出する。同様に、状態特定部145は、OS_Bの専門度を0.5、OS_Cの専門度を2.0、OS_Dの専門度を6.0と特定し、記憶部13にこれらの専門度を記憶する。
状態特定部145は、特定されたコミュニケーションに対応するマイク4が受け付けた音声から変換されたテキスト情報から、特徴語としてOS_Dを5回、OS_Cを3回抽出したとする。この場合、状態特定部145は、出現回数と専門度との乗算値を合計することにより、コミュニケーションの専門度を36と算出する。
状態特定部145は、コミュニケーションが特定された時刻からの経過時間を特定してもよい。例えば、状態特定部145は、コミュニケーションが特定されたことに応じて、当該コミュニケーションの位置及び話題に基づいてコミュニケーションを識別するコミュニケーション識別情報を生成する。状態特定部145は、記憶部13に、生成したコミュニケーション識別情報と、コミュニケーションが特定された時刻とを関連付けて、コミュニケーション詳細情報として記憶する。状態特定部145は、コミュニケーションが特定されたことに応じて、コミュニケーション詳細情報を参照し、当該コミュニケーションが初めて特定された時刻から現在時刻までの経過時間を算出することにより、経過時間を特定する。
また、状態特定部145は、コミュニケーション詳細情報に参加者識別情報を記憶させてもよい。状態特定部145は、コミュニケーション詳細情報に含まれる参加者識別情報に基づいて、参加者のコミュニケーションへの平均参加時間を算出してもよい。
状態特定部145は、コミュニケーションの状態を特定すると、コミュニケーション詳細情報に、コミュニケーションに参加する参加者の参加者識別情報、コミュニケーションの位置、話題、状態を示す情報を関連付けて記憶する。
通知部146は、特定されたコミュニケーションの位置、話題、参加者及び状態に係る情報を含む通知情報を通知する。具体的には、通知部146は、コミュニケーション詳細情報を参照し、現在時刻において特定されているコミュニケーションの位置、話題、参加者及び状態に係る情報を取得する。通知部146は、取得したこれらの情報を含む通知情報を生成し、当該通知情報を表示部12に表示させる。
図4は、第1実施形態に係る通知情報の表示例を示す図である。図4に示す例では、会場位置を示すマップ上の、特定された4つのコミュニケーションに係る位置に対応して、コミュニケーションの話題、参加者及び状態を示す情報が表示されていることが確認できる。
[第1実施形態における効果]
以上のとおり、第1実施形態に係る通知システムSでは、通知装置1は、所定会場Pに存在する複数の参加者の間において行われているコミュニケーションを特定し、特定されたコミュニケーションの所定の会場における位置と、コミュニケーションの話題とを特定し、特定された位置及び話題を含む通知情報を通知する。このようにすることで、新規参加者は、通知情報を確認して、自身に適したコミュニケーションを容易に特定し、当該コミュニケーションに参加することができる。よって、通知装置1は、現実の空間としての所定会場Pにおいて発生しているコミュニケーションへの新規参加者の参加を支援することができる。
<第2実施形態>
[無線通信装置3から取得する情報のみに基づいてコミュニケーションを特定する]
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、所定会場Pに設置されているテーブル等に受信装置2が設けられており、通知装置1が、当該受信装置2から受信した受信状況情報に基づいてコミュニケーションが行われていることを特定した。これに対して、第2実施形態では、所定会場Pに受信装置2が設けられておらず、通知装置1が無線通信装置3から取得する情報のみに基づいてコミュニケーションが行われていることを特定する点で第1実施形態と異なる。以下、第2実施形態に係る通知システムSについて説明する。なお、第1実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
本実施形態において、無線通信装置3は、複数の参加者のそれぞれが所持するスマートフォン等の携帯端末である。当該携帯端末は、近距離無線通信用の電波を発信可能であるものとする。また、当該携帯端末は、マイク4として機能する。複数の参加者のそれぞれは、携帯端末を操作することによりコミュニケーション用のアプリケーションをダウンロードし、携帯端末に記憶しているものとする。携帯端末は、所定会場Pにおいてコミュニケーションを行う前に、当該アプリケーションを実行しているものとする。なお、本実施形態において携帯端末が、無線通信装置3及びマイク4として機能するものとしたが、これに限らない。携帯端末が無線通信装置3として機能し、携帯端末に接続されるヘッドセット等の機器がマイク4として機能するようにしてもよい。
無線通信装置3は、参加者から近距離無線通信に対応する電波が届く所定範囲内の他の無線通信装置3から電波を受信する。無線通信装置3は、電波の受信状況を示す情報である受信状況情報を通知装置1に送信する。第2実施形態に係る受信状況情報には、電波を受信する側の無線通信装置3を識別する通信装置識別情報と、当該無線通信装置3の位置を示す通信装置位置情報と、受信した電波の強度を示す受信電波強度と、当該電波を発信した無線通信装置3の通信装置識別情報と、電波を受信した時刻とが含まれている。
第2実施形態に係るコミュニケーション特定部141は、複数の無線通信装置3のそれぞれから受信した受信状況情報に基づいて、コミュニケーションが行われていることを特定する。例えば、コミュニケーション特定部141は、1台の無線通信装置3から取得した受信状況情報が、複数の無線通信装置3から電波を連続して受信していることを示し、かつ、受信した当該電波の電波強度がいずれも所定強度以上であることを示している場合に、当該無線通信装置3から所定範囲内でコミュニケーションが行われていることを特定する。
ここで、コミュニケーション特定部141は、複数の無線通信装置3から受信した受信状況情報のそれぞれに基づいてコミュニケーションを特定すると、複数の受信状況情報に基づいて同一のコミュニケーションを重複して特定することがある。このため、コミュニケーション特定部141は、例えば、所定範囲内に位置する複数の無線通信装置3のそれぞれから受信した受信状況情報のうち、いずれかの1つの受信状況情報に基づいて、コミュニケーションが行われていることを特定してもよい。また、コミュニケーション特定部141は、複数の無線通信装置3のそれぞれの位置情報に基づいて、コミュニケーションが行われていることを特定してもよい。
また、無線通信装置3が、Bluetoothのように指向性のない通信手段に対応する電波を受信する場合、当該無線通信装置3の近傍に位置する無線通信装置3であって、他のコミュニケーションに参加しているユーザが所持する無線通信装置3が発した電波を受信することがある。この場合には、他のコミュニケーションの参加者を、同じコミュニケーションの参加者と誤認識する可能性がある。
このため、コミュニケーション特定部141は、マイク4として機能する複数の無線通信装置3における音声の入力状況に基づいてコミュニケーションを特定してもよい。例えば、コミュニケーション特定部141は、所定範囲内に位置する複数の無線通信装置3から取得した音声情報を解析し、同じ時間における発話の音声強度の一致率が所定値以上の音声情報を特定する。コミュニケーション特定部141は、特定した音声情報の取得元の無線通信装置3を特定する。コミュニケーション特定部141は、特定した無線通信装置3を所持する参加者間でコミュニケーションが行われていることを特定する。
参加者特定部142は、音声情報に基づいてコミュニケーションが行われていることが特定されると、特定した音声情報の取得元の無線通信装置3を所持する参加者を、当該コミュニケーションに参加している参加者として特定する。
[第2実施形態における効果]
以上のとおり、第2実施形態に係る通知システムSでは、通知装置1は、複数の無線通信装置3のそれぞれから受信した受信状況情報に基づいて、コミュニケーションが行われていることを特定する。このようにすることで、通知装置1は、受信装置2が所定会場Pに設けられていない場合であってもコミュニケーションを特定することができる。
また、通知装置1は、マイク4として機能する複数の無線通信装置3における音声の入力状況に基づいてコミュニケーションを特定する。このようにすることで、通知装置1は、他のコミュニケーションの参加者を、同じコミュニケーションの参加者と誤認識する可能性を低減することができる。
<第3実施形態>
[新規参加者に好ましいコミュニケーションを特定する]
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態に係る通知システムSにおいて、通知装置1は、新規参加者が参加するのに好ましいコミュニケーションを特定し、新規参加者にレコメンドする点で第1実施形態と異なる。
図5は、第3実施形態に係る通知装置1の構成を示す図である。図5に示すように、制御部14は、選択部147をさらに備える。選択部147は、新たにコミュニケーションに参加する新規参加者の興味を示す情報、当該新規参加者が過去に参加したコミュニケーションに対応する話題、又は当該新規参加者が過去に参加したコミュニケーションに参加した参加者と、コミュニケーション特定部141が特定したコミュニケーションに対応する話題、参加者、又は状態とに基づいて、当該新規参加者が参加すべきコミュニケーションを選択する。
具体的には、まず記憶部13は、複数の参加者のそれぞれについて、参加者に関連する参加者関連情報を記憶する。参加者関連情報は、参加者が興味を示す興味情報、参加者が過去に参加したコミュニケーションに対応する話題及び状態、当該コミュニケーションに参加した参加者を識別する参加者識別情報を含んでいる。
選択部147は、参加者関連情報を参照し、コミュニケーション特定部141が特定した複数のコミュニケーションのそれぞれについて、当該コミュニケーションの話題と、新規参加者に対応する興味情報との類似度x1を算出する。選択部147は、新規参加者に対応する興味情報と、当該コミュニケーションの参加者に対応する興味情報との類似度x2を算出する。選択部147は、新規参加者と、当該コミュニケーションの参加者とのコミュニケーションの頻度x3を算出する。また、選択部147は、特定されたコミュニケーションの状態を示す指標(専門度、盛り上がり度、方向性、経過時間)の、新規参加者が過去に参加したコミュニケーションの状態を示す指標に対する偏差値x4を算出する。
選択部147は、算出した類似度x1、x2、頻度x3、偏差値x4に基づいて、特定された複数のコミュニケーションのそれぞれの推奨スコアを算出し、当該推奨スコアに基づいて、新規参加者が参加を促すコミュニケーションを選択する。
なお、通知部146は、推奨スコアを算出し、当該推奨スコアに基づいて、新規参加者が参加を促すコミュニケーションを選択したが、これに限らない。例えば、通知部146は、算出した類似度x1、x2、コミュニケーションx3、偏差値x4を素性データとし、参加者が参加したコミュニケーションを正例、参加しなかったコミュニケーションを負例として機械学習を行うことにより、参加者ごとに学習モデルを生成してもよい。通知部146は、特定されたコミュニケーションについて、新規参加者に対応する学習モデルを用いて、新規参加者が参加すべきか否かを選択してもよい。また、コミュニケーションの終了後に参加者から満足度の高かったコミュニケーションを正例、満足度の低かったコミュニケーションを負例とし、機械学習を行うことにより学習モデルを生成してもよい。
本実施形態において、無線通信装置3は、第2実施形態と同様に参加者が所持する携帯端末である。通知部146は、新規参加者が所持する携帯端末に、選択したコミュニケーションに対応する通知情報を送信し、当該携帯端末に通知情報を表示させる。このようにすることで、新規参加者に好ましいコミュニケーションを当該新規参加者に把握させることができる。
通知部146は、新規参加者が所持する携帯端末に、コミュニケーション特定部141が特定したコミュニケーションの位置及び話題を表示させてもよい。そして、通知部146は、携帯端末から、特定したコミュニケーションの少なくともいずれかの選択を受け付けると、選択されたコミュニケーションに対応する話題及び参加者の少なくともいずれかの関連情報を特定し、当該関連情報を携帯端末に通知してもよい。
通知部146は、選択されたコミュニケーションに対応する音声情報から変換されたテキスト情報を、関連情報として携帯端末に通知してもよい。この場合、状態特定部145が、コミュニケーションに対応する音声情報から変換されたテキスト情報と、コミュニケーションが特定された時刻と関連付けて記憶部13に記憶するものとする。このようにすることで、新規参加者は、選択したコミュニケーションにおいてどのようなやりとりが行われているか把握できるので、当該コミュニケーションに参加しやすくなる。
また、通知部146は、当該テキスト情報に含まれる特徴情報に関連する情報を、通信ネットワークを介して外部装置から取得してもよい。例えば、通知部146は、テキスト情報に含まれる特徴情報を検索エンジンに入力し、特徴情報に関連する情報を検索エンジンから取得してもよい。そして、通知部146は、特徴情報に関連する情報を関連情報として携帯端末に通知してもよい。このようにすることで、新規参加者は、コミュニケーションに対応する特徴情報に関する知識を有していない場合であっても、当該特徴情報がどのような情報であるかをコミュニケーション参加前に確認することができるので、当該コミュニケーションに参加しやすくなる。
なお、通知部146は、新規参加者が所持する携帯端末に、コミュニケーション特定部141が特定したコミュニケーションの位置及び話題を表示させる場合に、各コミュニケーションの位置及び話題に関連付けて推奨スコアを表示させてもよい。また、推奨スコアが相対的に高いコミュニケーションについて、推奨スコアや話題の色を変化させて、当該コミュニケーションが目立つように表示態様を変化させてもよい。
[第3実施形態における効果]
以上のとおり、第3実施形態に係る通知システムSでは、通知装置1は、新たにコミュニケーションに参加する新規参加者の興味を示す情報、当該新規参加者が過去に参加したコミュニケーションに対応する話題、又は当該新規参加者が過去に参加したコミュニケーションに参加した参加者と、コミュニケーション特定部141が特定したコミュニケーションに対応する話題、参加者、又は状態とに基づいて、当該新規参加者が参加すべきコミュニケーションを選択する。このようにすることで、通知装置1は、参加者やコミュニケーションの状態等に基づいて、ユーザの好みに合ったコミュニケーションを選択することができる。
また、通知装置1は、選択したコミュニケーションに関する通知情報を新規参加者の携帯端末に通知する。このようにすることで、新規参加者は、途中からコミュニケーションに参加する場合に、コミュニケーションが行われている背景や関連知識を理解した上で参加することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態を組み合わせたり、上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。例えば、上述の実施形態では、通知装置1は、自身の表示部12に通知情報を表示させたが、これに限らない。例えば、通知装置1は、自身と接続された表示装置に通知情報を表示させてもよい。また、特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・通知装置、11・・・通信部、12・・・表示部、13・・・記憶部、14・・・制御部、141・・・コミュニケーション特定部、142・・・参加者特定部、143・・・位置特定部、144・・・話題特定部、145・・・状態特定部、146・・・通知部、147・・・選択部、2・・・受信装置、3・・・無線通信装置、4・・・マイク、S・・・通知システム

Claims (16)

  1. 所定の会場に存在する複数の参加者の間においてオフラインで行われているコミュニケーションを特定するコミュニケーション特定部と、
    特定されたコミュニケーションの前記所定の会場における位置を特定する位置特定部と、
    特定されたコミュニケーションの話題を特定する話題特定部と、
    特定された位置及び話題を含む通知情報を通知する通知部と、
    を備える通知装置。
  2. 複数の前記参加者は、電波を発信する無線通信装置を所持し、
    前記所定の会場には、前記無線通信装置が発信した電波を受信する受信装置が複数設置されており、
    前記コミュニケーション特定部は、複数の前記受信装置のそれぞれにおける電波の受信状況を示す受信状況情報を複数の前記受信装置から取得し、当該受信状況情報に基づいて前記コミュニケーションを特定する、
    請求項1に記載の通知装置。
  3. 前記所定の会場には、音声の入力を受け付ける音声入力装置が複数設けられており、
    前記コミュニケーション特定部は、複数の前記音声入力装置のそれぞれにおける音声の入力状況に基づいて前記コミュニケーションを特定する、
    請求項1又は2に記載の通知装置。
  4. 複数の前記参加者は、電波を発信する無線通信装置を所持し、
    前記所定の会場には、電波を受信する受信装置が複数設置されており、
    前記位置特定部は、複数の前記受信装置のそれぞれが設置されている位置と、複数の前記受信装置のそれぞれにおける電波の受信状況を示す情報とに基づいて前記コミュニケーションの位置を特定する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の通知装置。
  5. 特定されたコミュニケーションに参加している参加者を特定する参加者特定部をさらに備え、
    前記通知部は、特定された参加者に係る情報を含む前記通知情報を通知する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の通知装置。
  6. 前記所定の会場には、音声の入力を受け付ける音声入力装置が複数設けられており、
    前記話題特定部は、前記音声入力装置が受け付けた音声を示す音声情報をテキスト情報に変換し、当該テキスト情報に基づいて、特定されたコミュニケーションの話題を特定する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の通知装置。
  7. 前記話題特定部は、前記テキスト情報の形態素解析を行うことにより前記テキスト情報が示すテキストの特徴を示す特徴語を特定し、当該特徴語に基づいて、特定されたコミュニケーションの話題を特定する、
    請求項6に記載の通知装置。
  8. 特定されたコミュニケーションの状態を特定する状態特定部をさらに備え、
    前記通知部は、特定された前記状態を示す状態情報を含む前記通知情報を通知する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の通知装置。
  9. 前記所定の会場には、音声の入力を受け付ける音声入力装置が複数設けられており、
    前記状態特定部は、特定されたコミュニケーションに対応する前記音声入力装置が受け付けた音声に基づいて、特定されたコミュニケーションの盛り上がり度合いを特定し、当該盛り上がり度合いを前記状態として特定する、
    請求項8に記載の通知装置。
  10. 前記状態特定部は、特定されたコミュニケーションに対応する前記音声入力装置が受け付けた音声に基づいて、特定されたコミュニケーションに参加している複数の前記参加者における発話が一方向であるかを特定し、当該発話が一方向であるかを前記状態として特定する、
    請求項9に記載の通知装置。
  11. 前記状態特定部は、特定されたコミュニケーションに対応する前記音声入力装置が受け付けた音声を示す音声情報をテキスト情報に変換し、当該テキスト情報に基づいて、特定されたコミュニケーションの専門性を示す度合いを特定し、当該度合いを前記状態として特定する、
    請求項9又は10に記載の通知装置。
  12. 前記状態特定部は、前記コミュニケーションが特定された時刻からの経過時間を前記状態として特定する、
    請求項9から11のいずれか1項に記載の通知装置。
  13. 新たにコミュニケーションに参加する新規参加者の興味を示す情報、当該新規参加者が過去に参加したコミュニケーションに対応する前記話題、又は当該新規参加者が過去に参加したコミュニケーションに参加した前記参加者と、前記コミュニケーション特定部が特定したコミュニケーションに対応する前記話題、前記参加者、又は前記状態とに基づいて、当該新規参加者に参加を促すコミュニケーションを選択する選択部をさらに備え、
    前記通知部は、前記新規参加者が所持する端末に、選択したコミュニケーションに対応する前記通知情報を通知する、
    請求項9から12のいずれか1項に記載の通知装置。
  14. 前記通知部は、新たにコミュニケーションに参加する新規参加者が所持する端末から、前記コミュニケーション特定部が特定したコミュニケーションの少なくともいずれかの選択を受け付けると、選択されたコミュニケーションに対応する前記話題及び前記参加者の少なくともいずれかの関連情報を特定し、当該関連情報を前記端末に通知する、
    請求項9から13のいずれか1項に記載の通知装置。
  15. コンピュータが実行する、
    所定の会場に存在する複数の参加者の間においてオフラインで行われているコミュニケーションを特定するステップと、
    特定されたコミュニケーションの前記所定の会場における位置を特定するステップと、
    特定されたコミュニケーションの話題を特定するステップと、
    特定された位置及び話題を含む通知情報を通知するステップと、
    を備える通知方法。
  16. コンピュータを、
    所定の会場に存在する複数の参加者の間においてオフラインで行われているコミュニケーションを特定するコミュニケーション特定部、
    特定されたコミュニケーションの前記所定の会場における位置を特定する位置特定部、
    特定されたコミュニケーションの話題を特定する話題特定部、及び、
    特定された位置及び話題を含む通知情報を通知する通知部、
    として機能させる通知プログラム。
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