JP2018124614A - ポイント管理システムおよび制約判定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるポイント管理システム1について説明する。図1は、ポイント管理システムの構成を示すブロック図である。
このポイント管理システム1は、主な構成として、ポイント管理部10と制約判定部20とから構成されている。
指標情報提供装置40は、通信ネットワークNWに接続されて、株価、投資信託基準価格、為替レート、金利などの経済的な指標値を提供する一般的なサーバ装置である。
一般に、利用者が物品やサービスを購入する際、利用者を誘引する手段としてその取引に付随して、景品、特典、ポイントなどの景品類が提供される場合がある。景品表示法では、景品類により質の良くないものや価格の高いものを買わされて、利用者が不利益を受けることを避けることを目的として、このような景品類の価額に対する最高額が規定されている。特に、物品やサービスの取引金額に対して一定の付与率で付与されるポイントは、景品表示法の「総付景品」というカテゴリに含まれ、取引金額が1000円以上の場合には、取引金額の2/10(=20%)が景品類すなわちポイント価額の最高額と定められている。この2/10が本発明でいう制約比率の具体的な一例に相当する。
本発明は、このような指標連動型ポイントの管理に特有の課題に着目し、利用者の要求に応じてポイントを景品などの交換対象とを交換するポイント交換処理が、制約比率に基づく制約下におけるポイント交換であるか否かを判定するようにしたものである。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかるポイント管理部10について詳細に説明する。
ポイント管理部10には、主な機能部として、記憶部11、ポイントDB12、ポイント付与部13、ポイント更新部14、およびポイント交換部15が設けられている。このうち、ポイント付与部13、ポイント更新部14、およびポイント交換部15は、CPUとプログラムとが協働してなる演算処理部により実現される。
ポイント付与率は、ポイント付与時に利用者が支払った購入金額に対してどの程度の割合でポイントを付与するかを示す利率であり、例えば購入金額1円当たりに付与するポイント数で表される。ポイント換算率は、ポイントと貨幣価値との換算利率であり、例えば1ポイント当たりの金額(円)で表される。
なお、ポイント交換処理については、一般的なポイント管理システムで行われる処理と同等であり、ここでは、交換対象価額分のポイント数を利用者のポイント残高から減算して、消費ポイント数に加算する処理のほか、交換対象を利用者へ提供する手続きが行われる。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる制約判定部20について詳細に説明する。
制約判定部20には、主な機能部として、記憶部21、制約上限計算部22、および比較判定部23が設けられている。このうち、制約上限計算部22および比較判定部23は、CPUとプログラムとが協働してなる演算処理部により実現される。
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかるポイント管理部10の動作について説明する。図2は、第1の実施の形態にかかるポイント管理部のポイント交換処理を示す説明図である。
ポイント管理部10は、通信ネットワークNWを介した利用者端末30からのポイント交換要求に応じて、図2のポイント交換処理を実行する。以下では、本発明にかかるポイント管理システム1で管理するポイントが株価連動型ポイント(stock point)であり、その数量をspという。
次に、図3を参照して、本実施の形態にかかる制約判定部20の動作について説明する。図3は、ポイント交換時における制約判定処理(価額比較方式)を示す説明図である。
制約判定部20は、ポイント管理部10からの制約判定要求に応じて、図3の制約判定処理を実行する。本実施の形態では、価額で比較する価格比較方式について説明する。
この際、制約判定要求に消費ポイント数が含まれていることから、消費ポイント数2000spに対して予め記憶部21に設定されているポイント換算率1円/spを乗算することにより、消費ポイント価額2000円を計算し、上限価額10000円から差し引くことにより、調整上限価額8000円を計算する。
利用者は、スマートホンなどの利用者端末30を操作して、ポイント交換の内容を示す申請情報を入力する。これに応じて、利用者端末30は、申請情報と予め設定されている利用者IDなどのシステム管理情報とを含むポイント交換要求を、ポイント管理システム1に対して通知する。図4(a)はポイント交換要求の確認画面であり、ここでは、交換対象がA社株式であり、ポイント交換に用いるポイント数が1600spであることが利用者端末30の画面に表示されている。
この後、交換完了に応じて、ポイント管理システム1のポイント交換部15から、図4(c)に示すポイント交換完了画面が通知され、利用者端末30で画面表示される。これにより、利用者はポイント交換が完了したことを確認する。
このように、本実施の形態は、ポイント交換処理が予め設定されている制約比率に基づく制約下におけるポイント交換であるか否かを判定する制約判定部20を設け、ポイント管理部10が、予めポイントと関連付けられている経済的な指標値と連動してポイント残高を更新し、利用者端末30からのポイント交換要求に応じて、利用者のポイント残高の一部または全部を消費して指定された交換対象と交換するポイント交換処理を行う際、制約判定部20での判定結果に基づいて、ポイント交換処理が制約下におけるポイント交換であることが確認された場合にのみポイント交換処理を実行するようにしたものである。
これにより、利用者がすでにポイント交換に消費した消費有価価値が上限有価価値から差し引かれるため、消費ポイント数を考慮したより正確な制約判定を実現することができる。
これにより、利用者がすでにポイント交換に消費した消費有価価値に相当する消費取引金額が取引金額から差し引かれるため、消費ポイント数を考慮したより正確な制約判定を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態にかかるポイント管理システム1について説明する。
第1の実施の形態では、制約判定処理で用いる比較方式が、価額で比較する価額比較方式である場合を例として説明した。本実施の形態では、制約判定処理で用いる比較方式として、ポイント数で比較するポイント数比較方式と、比率で比較する比率比較方式とについて説明する。なお、ポイント管理システム1の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
制約上限計算部22は、制約判定要求に含まれる購入金額累計50000円を取引金額50000円とし、これに対して予め記憶部21に設定されている制約比率20%を乗算することにより上限価額10000円を計算する。
この際、制約判定要求に消費ポイント数が含まれていることから、消費ポイント数2000spを上限ポイント10000spから差し引くことにより、調整上限ポイント数8000spを計算する。
制約上限計算部22は、制約判定要求に消費ポイント数が含まれていることから、消費ポイント数2000spに対して予め記憶部21に設定されているポイント換算率1円/spを乗算することにより、消費ポイント価額2000円を計算し、これに対して予め記憶部21に設定されている制約比率20%を乗算することにより消費取引金額10000円を計算する。次に、制約上限計算部22は、制約判定要求に含まれる購入金額累計50000円を取引金額50000円とし、ここから消費取引金額10000円を差し引くことにより、調整取引金額40000円を計算する。
この場合、交換比率25%>制約比率20%であることから、このポイント交換は制約比率20%に基づく制約外のポイント交換であると判定し、その判定結果をポイント管理部10へ返送する。これにより、ポイント管理部10は、利用者に対して指定された交換対象へのポイント交換は不可である旨を通知する。
このように、本実施の形態の一例は、制約判定部20に制約上限計算部22と比較判定部23とを設け、制約上限計算部22が、制約判定要求に含まれている利用者の購入金額累計からなる取引金額と制約比率とから、ポイント交換処理で交換可能な対価の上限を示す上限有価価値(上限ポイント数)を計算し、比較判定部23が、制約判定要求に含まれている交換対象の交換対象有価価値(交換対象ポイント数)を上限有価価値と比較し、交換対象有価価値が上限有価価値以下であるか否かに基づいてポイント交換処理が制約下におけるポイント交換であるか否かを判定するようにしたものである。
これにより、利用者がすでにポイント交換に消費した消費有価価値が上限有価価値から差し引かれるため、消費ポイント数を考慮したより正確な制約判定を実現することができる。
これにより、利用者がすでにポイント交換に消費した消費有価価値に相当する消費取引金額が取引金額から差し引かれるため、消費ポイント数を考慮したより正確な制約判定を実現することができる。
これにより、利用者がすでにポイント交換に消費した消費有価価値に相当する消費取引金額が取引金額から差し引かれるため、消費ポイント数を考慮したより正確な制約判定を実現することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態にかかるポイント管理システム1について説明する。
前述した第1および第2の実施の形態では、利用者に付与するポイントが、利用者による物品やサービスの購入金額に基づくものである場合を例として説明したが、場合によっては、利用者の行為への対価としてポイントが付与される場合がある。
本実施の形態では、このような制約外ポイントに着目し、ポイント交換の際、予め利用者ごとに設定されている優先度に基づいて制約外ポイントの使用可否を判定し、使用可の場合には制約外ポイントを考慮して制約判定を行うようにしたものである。
次に、図7を参照して、本実施の形態にかかる制約判定部20の動作について説明する。図7は、ポイント交換時における制約判定処理(価額比較方式/制約外ポイントあり)を示す説明図である。
制約判定部20は、ポイント管理部10からの制約判定要求に応じて、図7の制約判定処理を実行する。なお、制約判定要求には、制約外ポイント数が含まれているものとする。この際、ポイント交換時に制約外ポイント数を用いるか否かについては、利用者ごとの設定に基づき決定し、制約外ポイント数を用いない設定である場合には、例えば前述した図2の制約判定処理が実行されることになる。
この際、制約判定要求に制約外ポイント数が含まれていることから、制約外ポイント数3000spに対して予め記憶部21に設定されているポイント換算率1円/spを乗算することにより制約外ポイント価額3000円を計算し、これに対して上限価額10000円に加算することにより調整上限価額13000円を計算する。
また、判定結果が制約下におけるポイント交換であることを示す場合には、制約判定に加味した制約外ポイント数が判定結果とともにポイント管理部10へ返送される。これにより、ポイント管理部10でのポイント交換処理において、返送された制約外ポイント数が優先して用いられることになる。
このように、本実施の形態は、制約上限計算部22が、制約判定要求に制約比率に基づく制約が適用されない、利用者の制約外有価価値(制約外ポイント数)が含まれている場合、制約外有価価値を上限有価価値(上限価額または上限ポイント数)に加算することにより、制約外有価価値を考慮した調整上限有価価値(調整上限価額または調整ポイント数)を計算し、比較判定部23が、判定の際、上限有価価値として調整上限有価価値を用いるようにしたものである。
これにより、制約判定要求に制約比率に基づく制約が適用されない制約外有価価値が、上限有価価値に加算されるため、制約外ポイント数を考慮したより正確な制約判定を実現することができる。
これにより、制約判定要求に制約比率に基づく制約が適用されない制約外有価価値に相当する制約外取引金額が取引金額に加算されるため、制約外ポイント数を考慮したより正確な制約判定を実現することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態にかかるポイント管理システム1について説明する。
第1〜第3の実施の形態では、ポイント交換時における制約判定処理について説明した。本実施の形態では、ポイント付与時における制約判定処理について説明する。
本発明は、このような指標連動型ポイントの管理に特有の課題に着目し、利用者の要求に応じてポイントを付与するポイント付与処理が、制約比率に基づく制約下におけるポイント付与であるか否かを判定するようにしたものである。
次に、図8を参照して、本実施の形態にかかるポイント管理部10の動作について説明する。図8は、第4の実施の形態にかかるポイント管理部のポイント付与処理を示す説明図である。
ポイント管理部10は、通信ネットワークNWを介した利用者端末30からのポイント付与要求に応じて、図8のポイント付与処理を実行する。以下では、本発明にかかるポイント管理システム1で管理するポイントが株価連動型ポイント(stock point)であり、その数量をspという。
次に、図9を参照して、本実施の形態にかかる制約判定部20の動作について説明する。図9は、ポイント付与時における制約判定処理(価額比較方式)を示す説明図である。
制約判定部20は、ポイント管理部10からの制約判定要求に応じて、図9の制約判定処理を実行する。なお、制約判定処理で用いる比較方式については、価額で比較する価額比較方式のほか、比率で比較する比率比較方式が考えられる。本実施の形態では、価額で比較する価格比較方式について説明する。
一方、比較判定部23は、制約判定要求から付与ポイント数500spを取得し、これに対して予め記憶部21に設定されているポイント換算率0.01株/spを乗算して付与株数5株を計算する。
利用者は、スマートホンなどの利用者端末30を操作して、商品に添付されていたQRコードを読み込んで、ポイント付与に必要な申請情報を入力する。これに応じて、利用者端末30は、申請情報と予め設定されている利用者IDなどのシステム管理情報とを含むポイント交換要求を、ポイント管理システム1に対して通知する。図10(a)はポイント付与要求の確認画面であり、ここでは、カメラで撮影したQRコードが画面表示されている。
このように、本実施の形態は、ポイント付与処理が予め設定されている制約比率に基づく制約下におけるポイント付与であるか否かを判定する制約判定部20を設け、ポイント管理部10が、利用者に付与した、特定の経済的な指標値と連動するポイントのポイント残高を管理し、通信ネットワークNWを介して接続された利用者端末30からのポイント付与要求に応じて、利用者が支払った購入金額から予め設定されているポイント付与率に基づいて求めた付与ポイント数を利用者の新たなポイントとして付与するポイント付与処理を行う際、制約判定部20での判定結果に基づいて、ポイント付与処理が制約下におけるポイント付与であることが確認された場合にのみポイント付与処理を実行するようにしたものである。
次に、本発明の第5の実施の形態にかかるポイント管理システム1について説明する。
第4の実施の形態では、制約判定処理で用いる比較方式が、価額で比較する価額比較方式である場合を例として説明した。本実施の形態では、制約判定処理で用いる比較方式として、比率で比較する比率比較方式とについて説明する。なお、ポイント管理システム1の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
まず、制約上限計算部22は、制約判定要求に含まれる購入金額5000円を取引金額5000円として取得する。
一方、比較判定部23は、制約判定要求から付与ポイント数500spを取得し、これに対して予め記憶部21に設定されているポイント換算率0.01株/spを乗算して付与株数5株を計算する。
この場合、付与比率25%>制約比率20%であることから、このポイント付与は制約比率20%に基づく制約外のポイント付与であると判定し、その判定結果をポイント管理部10へ返送する。これにより、ポイント管理部10は、利用者に対して要求されたポイント付与は不可である旨を通知する。
このように、本実施の形態は、第4の実施の形態において、比較判定部23が、判定の際、上限価額と付与対象価額の比較に代えて、上限価額と付与対象価額との交換比を制約比率と比較し、交換比が制約比率以下であるか否かに基づいて制約下におけるポイント交換であるか否かを判定するようにしたものである。
これにより、ポイント付与時における制約判定処理が、本実施の形態のような比率比較方式であっても、第4の実施の形態で説明した価額比較方式の場合と同様にして、利用者から要求されたポイント付与処理が制約比率に基づく制約下におけるポイント付与であるか否かを判定することができ、第4の実施の形態と同様の作用効果を得ることが可能となる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (11)
- 通信ネットワークを介して接続された利用者端末からのポイント付与要求に応じて、予め設定されているポイント付与率に基づいて利用者が支払った購入金額から求めた付与ポイント数を前記利用者のポイントとして付与するとともに前記ポイントのポイント残高を管理するポイント管理システムであって、
予め関連付けられている経済的な指標値と連動して前記ポイント残高を更新し、前記利用者端末からのポイント交換要求に応じて、前記利用者のポイント残高の一部または全部を消費して指定された交換対象と交換するポイント交換処理を行うポイント管理部と、
前記ポイント管理部からの制約判定要求に応じて、前記ポイント交換処理が予め設定されている購入金額と交換対象価額との比を示す制約比率に基づく制約下におけるポイント交換であるか否かを判定し、得られた判定結果を前記ポイント管理部へ返送する制約判定部とを備え、
前記ポイント管理部は、前記ポイント交換処理を行う際、前記制約判定部に対して前記ポイント交換処理に関する制約判定要求を通知し、これに応じて前記制約判定部から返送された判定結果に基づいて、前記ポイント交換処理が前記制約下におけるポイント交換であることが確認された場合にのみ前記ポイント交換処理を実行する
ことを特徴とするポイント管理システム。 - 請求項1に記載のポイント管理システムにおいて、
前記制約判定部は、
前記利用者の購入金額累計からなる取引金額と前記制約比率とから、前記ポイント交換処理で交換可能な対価の上限を示す上限有価価値を計算する制約上限計算部と、
前記交換対象の交換対象有価価値を前記上限有価価値と比較し、前記交換対象有価価値が前記上限有価価値以下であるか否かに基づいて前記ポイント交換処理が前記制約下におけるポイント交換であるか否かを判定する比較判定部と
を備えることを特徴とするポイント管理システム。 - 請求項2に記載のポイント管理システムにおいて、
前記比較判定部は、前記判定の際、前記上限有価価値と前記交換対象有価価値の比較に代えて、前記上限有価価値と前記交換対象有価価値との交換比率を前記制約比率と比較し、前記交換比率が前記制約比率以下であるか否かに基づいて前記制約下におけるポイント交換であるか否かを判定することを特徴とするポイント管理システム。 - 請求項2に記載のポイント管理システムにおいて、
前記制約上限計算部は、前記利用者がすでにポイント交換に消費した消費有価価値が存在する場合、前記消費有価価値を前記上限有価価値から減算することにより、前記消費有価価値を考慮した調整上限有価価値を計算し、
前記比較判定部は、前記判定の際、前記上限有価価値として前記調整上限有価価値を用いる
ことを特徴とするポイント管理システム。 - 請求項2に記載のポイント管理システムにおいて、
前記制約上限計算部は、前記利用者がすでにポイント交換に消費した消費有価価値が存在する場合、前記消費有価価値に相当する消費取引金額を前記取引金額から減算して得られた調整取引金額と前記制約比率とから、前記消費有価価値を考慮した調整上限有価価値を計算し、
前記比較判定部は、前記判定の際、前記上限有価価値として前記調整上限有価価値を用いる
ことを特徴とするポイント管理システム。 - 請求項2に記載のポイント管理システムにおいて、
前記制約上限計算部は、前記制約比率に基づく制約が適用されない、前記利用者の制約外有価価値が存在する場合、前記制約外有価価値を前記上限有価価値に加算することにより、前記制約外有価価値を考慮した調整上限有価価値を計算し、
前記比較判定部は、前記判定の際、前記上限有価価値として前記調整上限有価価値を用いる
ことを特徴とするポイント管理システム。 - 請求項2に記載のポイント管理システムにおいて、
前記制約上限計算部は、前記制約比率に基づく制約が適用されない、前記利用者の制約外有価価値が存在する場合、前記制約外有価価値を前記取引金額に加算して得られた調整取引金額と前記制約比率とから、前記制約外有価価値を考慮した調整上限有価価値を計算し、
前記比較判定部は、前記判定の際、前記上限有価価値として前記調整上限有価価値を用いる
ことを特徴とするポイント管理システム。 - 通信ネットワークを介して接続された利用者端末からのポイント付与要求に応じて、利用者にポイントを付与するとともに、前記ポイントのポイント残高を管理するポイント管理システムであって、
前記ポイント付与要求に応じて、ポイント換算率が予め関連付けられている経済的な指標値と連動するポイントを、前記利用者が支払った購入金額から予め設定されているポイント付与率に基づいて求めた付与ポイント数だけ、前記利用者の新たなポイントとして付与するポイント付与処理を行うポイント管理部と、
前記ポイント管理部からの制約判定要求に応じて、新たに取得した前記指標値から前記付与ポイント数の対価を示す付与対象価額を計算し、前記付与対象価額に基づいて前記ポイント付与処理が予め設定されている購入金額と付与対象価額との比を示す制約比率に基づく制約下におけるポイント付与であるか否かを判定し、得られた判定結果を前記ポイント管理部へ返送する制約判定部とを備え、
前記ポイント管理部は、前記ポイント付与処理を行う際、前記制約判定部に対して前記ポイント付与処理に関する制約判定要求を通知し、これに応じて前記制約判定部から返送された判定結果に基づいて、前記ポイント付与処理が前記制約下におけるポイント付与であることが確認された場合にのみ前記ポイント付与処理を実行する
ことを特徴とするポイント管理システム。 - 請求項8に記載のポイント管理システムにおいて、
前記制約判定部は、
前記購入金額からなる取引金額と前記制約比率とから、前記ポイント付与処理で付与可能な上限ポイント数の対価を示す上限価額を計算する制約上限計算部と、
前記付与ポイント数から計算した前記付与対象価額を前記上限価額と比較し、前記付与対象価額が前記上限価額以下であるか否かに基づいて前記ポイント付与処理が前記制約下におけるポイント付与であるか否かを判定する比較判定部と
を備えることを特徴とするポイント管理システム。 - 請求項9に記載のポイント管理システムにおいて、
前記比較判定部は、前記判定の際、前記上限価額と前記付与対象価額の比較に代えて、前記上限価額と前記付与対象価額との付与比率を前記制約比率と比較し、前記付与比率が前記制約比率以下であるか否かに基づいて前記制約下におけるポイント交換であるか否かを判定することを特徴とするポイント管理システム。 - 通信ネットワークを介して接続された利用者端末からのポイント付与要求に応じて、予め設定されているポイント付与率に基づいて利用者が支払った購入金額から求めた付与ポイント数を前記利用者のポイントとして付与するとともに前記ポイントのポイント残高を管理するポイント管理システムで用いられる制約判定装置であって、請求項1〜請求項10のいずれかに記載のポイント管理システムの制約判定部とを備えることを特徴とする制約判定装置。
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