JP2018123793A - オイルポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】アウターロータのせん断抵抗を低減しつつ吐出効率を維持することができるオイルポンプを提供する。【解決手段】吸入ポート12及び吐出ポート13を有するハウジング11と、ハウジング11内に回転自在に設けられ外周面21aがハウジング11の内周面11aに摺接するアウターロータ21と、アウターロータ21の内側に、回転自在に設けられるインナーロータ28と、を具備し、インナーロータ28とアウターロータ21との間に画成された油室Rの容積を増減させることによって、吸入ポート12から吸入されたオイルを吐出ポート13に吐出するオイルポンプ10であって、アウターロータ21の外周面21aには、吸入ポート12と吐出ポート13とを画成しつつハウジング11の内周面11aに対する隙間を増大させるための溝部22が形成されることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、回転駆動されるオイルポンプに関するものである。
一般に、自動車等の車両に使用されるオイルポンプとして、トロコイド型のオイルポンプが知られている。トロコイド型のオイルポンプは、複数のなだらかな山型の凸部を備えるインナーロータと、これらの複数のなだらかな山型の凸部が入り込むなだからな谷型の凹部が形成されるアウターロータとから形成される。ここで、山型の凸部よりも谷型の凹部の数の方が多く形成されるため、凸部と凹部との間にできた隙間の容積が連続的に変化することでオイルの圧送が行われる。
ここで、トロコイドポンプの作動時のエネルギー損失は、アウターロータの作動流体であるオイルのせん断抵抗の寄与度が大きい。特に、アウターロータの外周部は径が大きく、ハウジングとの間の摺動面積も大きいため、エネルギー損失の寄与度が大きくなる。このエネルギー損失が大きいと、車両の燃費が悪化する。
そこで、このオイルによるせん断抵抗を低減するため、インナーロータの側面且つ外周面に、インナーロータの外周全体に亘って溝が形成されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、インナーロータの側面は、作動流体であるオイルの吸入口や吐出口と隣接している。このため、インナーロータの側面をも含む溝をインナーロータの外周全体に亘って形成してしまうと、常にオイルの吸入口と吐出口との一部が、上記溝を介して連通することとなる。すると、溝を介して連通した部分においてオイルが入り込むこととなり、オイルが吸入口から吐出口まで一部連通することで、吐出効率が低下するという問題があった。さらに、この構成で、よりせん断抵抗を低減しようとして溝の面積を大きくしようすると、吸入口と吐出口とを連通する溝が大きくなることとなるため、吐出効率がより低下してしまう。このため、オイルによるせん断抵抗を低減しつつ吐出効率を維持することは困難であった。
特開2011−208533号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、アウターロータのせん断抵抗を低減しつつ吐出効率を維持することができるオイルポンプを提供することにある。
上記課題を解決するため本発明にかかるオイルポンプ(10)は、吸入口(例えば、実施形態における吸入ポート12)及び吐出口(例えば、実施形態における吐出ポート13)を有するハウジング(11)と、前記ハウジング内に回転自在に設けられ外周面(21a)が前記ハウジングの内周面(11a)に摺接するアウターロータ(21,21A,21B)と、前記アウターロータの内側に、前記アウターロータに対して偏心した状態で回転自在に設けられるインナーロータ(28)と、を具備し、前記インナーロータと前記アウターロータとの間に画成された油室(R)の容積を増減させることによって、前記吸入口から吸入されたオイルを前記吐出口に吐出するオイルポンプであって、前記アウターロータの前記外周面には、前記吸入口と前記吐出口とを画成しつつ前記ハウジングの前記内周面に対する隙間を増大させるための溝部(例えば、実施形態における溝部22,22A,22B)が形成されることを特徴とする。
このように、アウターロータの外周面に形成される溝部が、吸入口と吐出口とを画成する機能を阻害しない形状とすることで、吸入口と吐出口とが一部連通してしまうことを防止することができる。また、アウターロータの外周面にハウジングの内周面に対する隙間を増大させるための溝部が形成されると、アウターロータ外周面とハウジング内周面の隙間が大きくなることで、オイルのせん断抵抗を低減させることができる。
また、上記オイルポンプにおいて、前記アウターロータの前記外周面には、前記アウターロータの少なくとも一方の側面(21b)と前記溝部とを隔てる隔設部(X)が、前記アウターロータの前記側面と前記アウターロータの前記外周面との間に全周に亘って形成されることを特徴としてもよい。このように、隔設部がアウターロータの片側又は両側の側面と外周面とを隔てるため、アウターロータの側面から供給されたオイルが溝部に入り込むことを防止し、吸入ポートと吐出ポートとが溝部を介して連通することはなく、吐出効率を維持することができる。
また、上記オイルポンプにおいて、前記溝部の周方向の長さ(L1)は、前記吸入口から前記吐出口までの周方向の長さ(L2,L3)よりも短いことを特徴としてもよい。溝部の周方向の長さを前記吸入口から前記吐出口までの周方向の長さより短く構成することで、アウターロータの回転により、溝部がハウジングの内周面を通過する際、溝部は、吸入口か吐出口かいずれか一方のみに対向することとなる。すなわち、溝部が、吸入口と吐出口の両方に対向することを防止することができるため、吸入口と吐出口とを確実に隔てることとなる。
また、上記オイルポンプにおいて、前記溝部は、前記アウターロータの前記外周面に複数形成され、隣接する他の溝部との周方向の距離(L4)が、前記吸入口が前記アウターロータの前記外周面に対向する周方向の長さ(L5)及び前記吐出口が前記アウターロータの前記外周面に対向する周方向の長さ(L6)よりも長いことを特徴としてもよい。このように構成することで、アウターロータの外周面における溝部間の部分が吸入口又は吐出口に嵌まることを防止する。また、アウターロータの外周面で溝部のない部分が吸入口又は吐出口を通過する際、隣接する溝部が同時に吸入口又は吐出口に対向することがない。これにより、滑らかな回転を保持しがら、吐出効率を維持することができる。
また、上記オイルポンプにおいて、前記溝部における前記アウターロータの外周の径方向の厚みが、均一であることを特徴としてもよい。このように、アウターロータの外周の径方向の厚みを均一に形成することとすると、成形型によってアウターロータを形成する場合に、材料に生じる成形収縮を抑制することができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかるオイルポンプによれば、アウターロータのせん断抵抗を低減しつつ吐出効率を維持することができる。
オイルポンプの全体構成を示す側面図である。 第1実施形態のアウターロータの溝部の説明図で、(a)はアウターロータの斜視図、(b)はオイルポンプの側面図である。 第2実施形態のアウターロータの溝部の説明図で、(a)はアウターロータの斜視図、(b)はオイルポンプの側面図である。 第3実施形態のアウターロータの溝部の説明図で、(a)はアウターロータの斜視図、(b)はオイルポンプの側面図である。
〔第1実施形態〕
以下、添付図面を参照して本発明の第1実施形態を詳細に説明する。図1は、オイルポンプ10の全体構成を示す側面図である。図1に示すオイルポンプ10は、車両用の変速機において、ギヤなどの機械構造の潤滑並びに冷却用の作動流体(オイル)の移送に用いられる。オイルポンプ10は、エンジンの駆動力で回転するクランク軸(図示せず)の回転が伝達されて回転する機械式のオイルポンプである。
オイルポンプ10は、ハウジング11の外部に、吸入管30と吐出管40とをそれぞれ連結する部分が形成され、吸入管30から吸入したオイルを吐出管40に移送するものである。ハウジング11の内部には、オイルを圧送するためのポンプ部20と、吸入管30からポンプ部20へオイルを吸入するための吸入ポート12と、ポンプ部20から吐出管40へオイルを吐出するための吐出ポート13とを備える。
ポンプ部20は、回転自在に設けられ外周面がハウジング11の内周面11aに対して外周面21aが摺接するアウターロータ21と、アウターロータ21の内側に、アウターロータ21に対して偏心した状態で回転自在に設けられるインナーロータ28とを具備する。
本実施形態のオイルポンプ10は、トロコイド型のオイルポンプである。このため、オイルポンプ10は、複数のなだらかな山型の凸部28cを備えるインナーロータ28と、これらの複数のなだらかな山型の凸部28cが入り込むなだからな谷型の凹部21cが形成されるアウターロータ21とから形成される。
ここで、インナーロータ28の凸部28cよりもアウターロータ21の凹部21cの数の方が多く形成されるため、インナーロータ28の凸部28cとアウターロータ21の凹部21cとの間には、油室Rが形成される。また、吸入ポート12と吐出ポート13は、図1の点線で示すように、アウターロータ21の外周面21aと側面21bに対向するように形成される。
このため、アウターロータ21の側面21bから油室Rに供給されたオイルは、アウターロータ21及びインナーロータ28の回転に伴って容積が連続的に増減する油室R内で圧送される。これによって、吸入ポート12から吸入されたオイルを吐出ポート13に吐出する。エンジンから伝達される回転の増減に応じて、オイルの圧送量も増減する。
図2は、本実施形態のアウターロータ21の溝部22の説明図で、(a)はアウターロータ21の斜視図、(b)はオイルポンプ10の側面図である。図2(b)において、説明のために不要な符号は省略する。
図2に示すように、アウターロータ21は、ハウジング11内に回転自在に設けられ、その外周面21aが、ハウジング11の内周面11aに摺接する。アウターロータ21の外周面21aには、外周面21aより窪むように形成された溝部22が複数形成される。この溝部22が形成されることによって、溝部22とハウジング11の内周面11aの隙間が大きくなることで、内周面11aと外周面21aとの間のオイルのせん断抵抗を低減することとなる。
アウターロータ21の外周面21aには、アウターロータ21の側面21bと溝部22とを隔てる隔設部X(図2(a)における斜線部分)が形成される。隔設部Xは、外周面21aの一部をなし、アウターロータ21の側面21bと外周面21aとの間に設けられ、且つ、アウターロータ21の外周の軸方向端部に全周に亘って形成される。すると、ハウジング11の内周面11aと溝部22とが対向している場合、アウターロータ21の側面21b側から当該溝部22にオイルが入り込むことを防止する。
溝部22の周方向の長さは、吸入ポート12から吐出ポート13までのいずれの周方向の長さよりも短い。すなわち、図2(a)に示す溝部22の周方向の長さL1と、図2(b)に示す吸入ポート12から吐出ポート13までの上部の周方向の長さL2及び下部の周方向の長さL3とを比較すると、L1<L2及びL1<L3という関係になる。
以上のように、本実施形態にかかるオイルポンプ10は、アウターロータ21の外周面21aには、吸入ポート12と吐出ポート13とを画成しつつハウジング11の内周面11aに対する隙間を増大させるための溝部22が形成される。このように、アウターロータ21の外周面21aに形成される溝部22が、吸入ポート12と吐出ポート13とを画成する機能を果たすことで、吸入ポート12と吐出ポート13とが一部連通してしまうことを防止し、吐出効率の低下を防止する。
また、アウターロータ21の外周面21aにハウジング11の内周面11aに対する隙間を増大させるための溝部22が形成されると、オイルが溝部22に流入することで、オイルのせん断抵抗を低減させることができる。これにより、アウターロータ21のせん断抵抗を低減しつつ吐出効率を維持することができる。
また、アウターロータ21の外周面21aには、アウターロータ21の側面21bと溝部22とを隔てる隔設部Xが、アウターロータ21の少なくとも一方の側面21bとアウターロータ21の外周面21aとの間に全周に亘って形成される。このように、隔設部Xがアウターロータ21の側面21bと外周面21aとを隔てると、アウターロータ21の側面21bから供給されたオイルが溝部22に入り込むことを防止し、吸入ポート12と吐出ポート13とが溝部22を介して連通することはなく、吐出効率を維持することができる。
なお、本実施形態においては、隔設部Xは、アウターロータ21の両方の側面21bに形成されたが、これに限るものではない。吸入ポート12又は吐出ポート13の位置に応じて、隔設部Xを片側のみに形成することとしてもよい。
また、溝部22の周方向の長さL1は、吸入ポート12から吐出ポート13までの周方向の長さL2,L3よりも短い。溝部22の周方向の長さL1を吸入ポート12から吐出ポート13までの周方向の長さL2,L3より短く構成することで、アウターロータ21の回転により、溝部22がハウジング11の内周面11aを通過する際、一つの溝部22は、吸入ポート12か吐出ポート13かいずれか一方のみに対向することとなる。すなわち、溝部22が、吸入ポート12と吐出ポート13の両方に対向することを防止することができるため、吸入ポート12と吐出ポート13とを確実に隔てることとなる。
〔第2実施形態〕
以下、添付図面を参照して本発明の第2実施形態を詳細に説明する。上述の同様の構成については、図面に同符号を付し、説明を省略する。図3は、第2実施形態のアウターロータ21Aの溝部22Aの説明図で、(a)はアウターロータ21Aの斜視図、(b)はオイルポンプ10の側面図である。図3(b)において、説明のために不要な符号は省略する。
図3に示すように、アウターロータ21Aの外周面21aには、外周面21aより窪むように形成された溝部22Aが、複数形成される。溝部22Aは、周方向において、断続的に窪んでいる。なお、本実施形態の溝部22Aには、前述の実施形態の隔設部Xはない。
溝部22Aは、隣接する他の溝部22Aとの周方向の距離L4が、吸入ポート12がアウターロータ21Aの外周面21aに対向する周方向の長さL5及び吐出ポート13がアウターロータ21Aの外周面21aに対向する周方向の長さL6よりも長い。すなわち、図3(a)に示す溝部22Aと隣接する他の溝部22Aとの周方向の距離L4と、図3(b)に示す吸入ポート12がアウターロータ21Aの外周面21aに対向する周方向の長さL5及び吐出ポート13がアウターロータ21Aの外周面21aに対向する周方向の長さL6とを比較すると、L4>L5及びL4>L6という関係になる。
以上のように構成することで、アウターロータ21Aの外周面21aにおける溝部22A間の部分が吸入ポート12又は吐出ポート13に嵌まることを防止する。また、アウターロータ21Aの外周面21aで溝部22Aのない部分が吸入ポート12又は吐出ポート13を通過する際、隣接する溝部22Aが同時に吸入ポート12又は吐出ポート13に対向することがない。これにより、滑らかな回転を保持しながら、吐出効率を維持することができる。
〔第3実施形態〕
以下、添付図面を参照して本発明の第3実施形態を詳細に説明する。上述の同様の構成については、図面に同符号を付し、説明を省略する。図4は、第3実施形態のアウターロータ21Bの溝部22Bの説明図で、(a)はアウターロータ21Bの斜視図、(b)はオイルポンプ10の側面図である。図4(b)において、説明のために不要な符号は省略する。
図4に示すように、アウターロータ21Bの外周面21aには、外周面21aより窪むように形成された溝部22Bが、複数形成される。溝部22Bは、周方向において、断続的に窪んでいる。
本実施形態の溝部22Bは、アウターロータ21Bの内周に形成される凹部21cに沿った形状となるような深さに形成される。すなわち、図4(a)に示すように、アウターロータ21Bの凹部21cの内周面がアウターロータ21Bの外周面から最も遠く(長さA1)なる部分P1に対応する溝部22Bの深さD1は、深く形成される。一方、アウターロータ21Bの凹部21cの内周面がアウターロータ21Bの外周面から比較的近く(長さA2)なる部分P2に対応する溝部22Bの深さD2は、深さD1よりも浅く形成される。このようにアウターロータ21Bを形成することで、本実施形態では、アウターロータ21Bの外周の径方向の厚みを均一にしている。
アウターロータ21Bの外周面21aには、アウターロータ21Bの側面21bと溝部22Bとを隔てる隔設部Xが、アウターロータ21Bの側面21bとアウターロータ21Bの外周面21aとの間に全周に亘って形成される。
溝部22Bの周方向の長さは、吸入ポート12から吐出ポート13までのいずれの周方向の長さよりも短い。すなわち、図4(a)に示す溝部22Bの周方向の長さL1と、図4(b)に示す吸入ポート12から吐出ポート13までの上部の周方向の長さL2及び下部の周方向の長さL3とを比較すると、L1<L2及びL1<L3という関係になる。
以上のように、アウターロータ21Bの外周の径方向の厚みを均一に形成することとすると、成形型によってアウターロータ21Bを形成する場合に、材料に生じる成形収縮を抑制することができる。なお、アウターロータ21Bの材質を限定するものではないが、成形型でアウターロータ21Bを成形する場合、材質は樹脂材であることが好ましい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
10…オイルポンプ
11…ハウジング
11a…内周面
12…吸入ポート
13…吐出ポート
20…ポンプ部
21,21A,21B…アウターロータ
21a…外周面
21b…側面
21c…凹部
22,22A,22B…溝部
28…インナーロータ
28c…凸部
30…吸入管
40…吐出管
R…油室
X…隔設部

Claims (5)

  1. 吸入口及び吐出口を有するハウジングと、
    前記ハウジング内に回転自在に設けられ外周面が前記ハウジングの内周面に摺接するアウターロータと、
    前記アウターロータの内側に、前記アウターロータに対して偏心した状態で回転自在に設けられるインナーロータと、を具備し、
    前記インナーロータと前記アウターロータとの間に画成された油室の容積を増減させることによって、前記吸入口から吸入されたオイルを前記吐出口に吐出するオイルポンプであって、
    前記アウターロータの前記外周面には、前記吸入口と前記吐出口とを画成しつつ前記ハウジングの前記内周面に対する隙間を増大させるための溝部が形成される
    ことを特徴とするオイルポンプ。
  2. 前記アウターロータの前記外周面には、前記アウターロータの少なくとも一方の側面と前記溝部とを隔てる隔設部が、前記アウターロータの前記側面と前記アウターロータの前記外周面との間に全周に亘って形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のオイルポンプ。
  3. 前記溝部の周方向の長さは、前記吸入口から前記吐出口までの周方向の長さよりも短い
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のオイルポンプ。
  4. 前記溝部は、前記アウターロータの前記外周面に複数形成され、隣接する他の溝部との周方向の距離が、前記吸入口が前記アウターロータの前記外周面に対向する周方向の長さ及び前記吐出口が前記アウターロータの前記外周面に対向する周方向の長さよりも長い
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のオイルポンプ。
  5. 前記溝部における前記アウターロータの外周の径方向の厚みが、均一である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のオイルポンプ。
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