JP2018122175A5 - - Google Patents

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請求項1に記載の本発明は、外周部分の内外両面においてそれぞれ周方向に延びる環状溝が形成されることにより環状の括れ状部が設けられて、該括れ状部よりも外周側が環状固定部とされていると共に、中央部分にスリットが形成されており、流体流路の開口部分に配されて雄コネクタが該スリットへ繰り返し挿抜可能とされるディスク状の弾性弁体を備えており、該弾性弁体の内外両面に形成された該環状溝に対してそれぞれ係止突部が係止されることによって、該弾性弁体を該流体流路の開口部分に保持せしめた医療用弁であって、前記弾性弁体の内面において前記係止突部の先端部が前記環状溝に当たって係止されていると共に、該係止突部の内周側を周方向に延びる凹溝部が該弾性弁体の内面に向かって開口して形成されており、前記雄コネクタが前記スリットに挿し入れられた際に該凹溝部の内面形状の弾性変形が許容されるようになっている一方、前記雄コネクタが前記スリットを貫通して挿入されるようになっていると共に、該雄コネクタが該スリットを貫通した挿入状態において、該中央部の外面が該雄コネクタの外周面に対して当接されることを特徴とする医療用弁を、構成上の特徴とする。
また、本発明では、例えば以下の第1〜3の態様が各別に或いは組み合わされて適宜に採用され得る。
すなわち、本発明において併せて採用され得る第1の態様は、前記雄コネクタが前記スリットを貫通した挿入状態において、前記弾性弁体の前記中央部の内面が前記流体流路の開口部分の内周面に対して当接される態様である。
また、本発明において併せて採用され得る第2の態様は、前記雄コネクタが前記スリットを貫通した挿入状態において、前記弾性弁体の前記中央部に形成された前記スリットの内部の面が該雄コネクタの周りで下方に向けられる態様である。
また、本発明において併せて採用され得る第3の態様は、前記係止突部の形成位置よりも内方にのびる筒状部が設けられており、前記雄コネクタが前記スリットを貫通した挿入状態において前記弾性弁体が下方に弾性変形して位置せしめられる該筒状部の内周面が、前記係止突部の内周面よりも広がっている態様である。
また、本発明において併せて採用され得る第4の態様は、前記弾性弁体が装着される開口部分から内方にのびる筒状部には、前記雄コネクタとしてのルアーロックコネクタの雌ねじが螺合する雄ねじが外周面に形成されている態様である
なお、以下に参考のために、本件の親出願の各請求項における構成上の特徴を記載しておく。
親出願の請求項1に記載の本発明は、略円板形状の中央部と、該中央部の外周を全周に亘って囲む略円環形状の環状固定部と、該中央部と該環状固定部との間に形成された内外両面の各環状溝とを有している一方、該中央部にはスリットが形成されており、流体流路の開口部分に配されて雄コネクタが該スリットへ繰り返し挿抜可能とされる略ディスク形状の弾性弁体を備えていると共に、該弾性弁体の内外両面に形成された前記各環状溝に対して前記流体流路の開口部分に設けられた内外の係止突部が差し入れられて、該内外の係止突部の突出先端が対向して該内外の環状溝に係止されることによって、該弾性弁体が該流体流路の開口部分に保持された医療用弁であって、前記弾性弁体の内面において前記係止突部の前記突出先端が前記環状溝に当たって係止されていると共に、該弾性弁体の内面に形成された該環状溝の内周側には前記中央部の内面における外周面が面する凹溝部が設けられている一方、該弾性弁体の内面に形成された該環状溝において該係止突部の該突出先端が当接される溝底面が該凹溝部の溝底面よりも該弾性弁体の外面側となる上方に位置しており、前記雄コネクタが前記スリットへ挿入されることで、該中央部の内面が前記流体流路の開口部分の内周面に対して当接可能とされている医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項2に記載の本発明は、外周部分の内外両面をそれぞれ周方向に延びる環状溝が対向することで環状の括れ状部が設けられて、該括れ状部よりも外周側が環状固定部とされている一方、中央部にはスリットが形成されており、流体流路の開口部分に配されて雄コネクタが該スリットへ繰り返し挿抜可能とされる略ディスク形状の弾性弁体を備えていると共に、該弾性弁体の内外両面に形成された前記各環状溝に対して前記流体流路の開口部分に設けられた内外の係止突部が差し入れられて、該内外の係止突部が該括れ状部を係止することによって、該弾性弁体が該流体流路の開口部分に保持された医療用弁であって、前記弾性弁体の内面において前記係止突部の突出先端が前記環状溝に当たって係止されていると共に、該弾性弁体の内面に形成された該環状溝の内周側には前記中央部の内面における外周面が面する凹溝部が設けられている一方、該弾性弁体の内面に形成された該環状溝において該係止突部の該突出先端が当接される溝底面が該凹溝部の溝底面よりも該弾性弁体の外面側となる上方に位置しており、前記雄コネクタが前記スリットへ挿入されることで、該中央部の内面が前記流体流路の開口部分の内周面に対して当接可能とされている医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項3に記載の本発明は、外周部分の内外両面をそれぞれ周方向に延びる環状溝が対向することで環状の括れ状部が設けられて、該括れ状部よりも外周側が環状固定部とされている一方、中央部にはスリットが形成されており、流体流路の開口部分に配されて雄コネクタが該スリットへ繰り返し挿抜可能とされる略ディスク形状の弾性弁体を備えていると共に、該弾性弁体の内外両面に形成された前記各環状溝に対して前記流体流路の開口部分に設けられた内外の係止突部が差し入れられて、該内外の係止突部が該括れ状部を係止することによって、該弾性弁体が該流体流路の開口部分に保持された医療用弁であって、前記弾性弁体の内面において前記係止突部の突出先端が前記環状溝に当たって係止されていると共に、該弾性弁体の内面に形成された該環状溝の内周側には前記中央部の内面における外周面が面する凹溝部が設けられている一方、該弾性弁体の内面に形成された該環状溝において該係止突部の該突出先端が当接される溝底面が該凹溝部の溝底面よりも該弾性弁体の外面側となる上方に位置しており、該弾性弁体の内面において該中央部の外周面が中心から2mm以上離れていると共に、前記雄コネクタが前記スリットへ挿入されることで、該中央部の内面が前記流体流路の開口部分の内周面に対して当接可能とされている医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項4に記載の本発明は、前記弾性弁体において、前記括れ状部が、前記中央部の厚さ方向で内面寄りの位置に形成されている請求項2又は3に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項5に記載の本発明は、前記弾性弁体の前記中央部の厚さ寸法が1〜3mmとされている請求項1〜4の何れか一項に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項6に記載の本発明は、前記弾性弁体の直径が5〜6.5mmとされている請求項1〜5の何れか一項に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項7に記載の本発明は、前記流体流路の開口部分には、径方向内方に突出する弁受座が形成されており、該弁受座の内周縁部には、外方に向けて突出して前記弾性弁体の内面に形成された前記環状溝に係止される前記係止突部が形成されている請求項1〜6の何れか一項に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項8に記載の本発明は、前記弾性弁体における前記中央部は、内外両面に形成された前記環状溝の各溝底面からの内外への突出高さが異ならされており、該中央部における内面側の該環状溝の溝底面からの厚さよりも外面側の該環状溝の溝底面からの厚さの方が厚肉とされている請求項1〜7の何れか一項に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項9に記載の本発明は、前記弾性弁体における前記中央部の外周面が、該弾性弁体の外面側より内面側の方が小さくされている請求項1〜8の何れか一項に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項10に記載の本発明は、前記弾性弁体の前記スリットへの前記雄コネクタの挿入状態において、該雄コネクタのルアーチップが該弾性弁体のみで保持されて、前記流体流路の開口部分の内周面に対して非接触とされる請求項1〜9の何れか一項に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項11に記載の本発明は、前記流体流路の開口部分には前記係止突部の形成位置から内方に延びる筒壁部が設けられており、前記雄コネクタが前記スリットに挿し入れられることで前記弾性弁体が変形して入り込む該筒壁部の内周面が、該係止突部の内周面よりも広がっている請求項1〜10の何れか一項に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項12に記載の本発明は、前記雄コネクタが前記スリットに挿し入れられることで前記弾性弁体の前記凹溝部の内面が前記係止突部の内周面に当接して隙間の発生が防止されている請求項1〜11の何れか一項に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項13に記載の本発明は、前記弾性弁体の前記環状固定部は、径方向の厚さ寸法に比して軸方向の長さ寸法が大きくされた略矩形断面形状をもって周方向に連続して延びていると共に、該環状固定部の軸方向上端面が前記中央部の軸方向上端面よりも軸方向内方に低くされている請求項1〜12の何れか一項に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。
親出願の請求項14に記載の本発明は、前記流体流路の開口部分における外周面には、前記雄コネクタとしてのルアーロックコネクタの雌ねじ部が螺合する雄ねじ部が形成されている請求項1〜13の何れか一項に記載の医療用弁を、構成上の特徴とする。

Claims (5)

  1. 外周部分の内外両面においてそれぞれ周方向に延びる環状溝が形成されることにより環状の括れ状部が設けられて、該括れ状部よりも外周側が環状固定部とされていると共に、中央部分にスリットが形成されており、流体流路の開口部分に配されて雄コネクタが該スリットへ繰り返し挿抜可能とされるディスク状の弾性弁体を備えており、該弾性弁体の内外両面に形成された該環状溝に対してそれぞれ係止突部が係止されることによって、該弾性弁体を該流体流路の開口部分に保持せしめた医療用弁であって、
    前記弾性弁体の内面において前記係止突部の先端部が前記環状溝に当たって係止されていると共に、該係止突部の内周側を周方向に延びる凹溝部が該弾性弁体の内面に向かって開口して形成されており、前記雄コネクタが前記スリットに挿し入れられた際に該凹溝部の内面形状の弾性変形が許容されるようになっている一方、
    前記雄コネクタが前記スリットを貫通して挿入されるようになっていると共に、該雄コネクタが該スリットを貫通した挿入状態において、該中央部の外面が該雄コネクタの外周面に対して当接されることを特徴とする医療用弁。
  2. 前記雄コネクタが前記スリットを貫通した挿入状態において、前記弾性弁体の前記中央部の内面が前記流体流路の開口部分の内周面に対して当接される請求項1に記載の医療用弁。
  3. 前記雄コネクタが前記スリットを貫通した挿入状態において、前記弾性弁体の前記中央部に形成された前記スリットの内部の面が該雄コネクタの周りで下方に向けられる請求項1又は2に記載の医療用弁。
  4. 前記係止突部の形成位置よりも内方に延びる筒状部が設けられており、前記雄コネクタが前記スリットを貫通した挿入状態において前記弾性弁体が下方に弾性変形して位置せしめられる該筒状部の内周面が、前記係止突部の内周面よりも広がっている請求項1〜3の何れか1項に記載の医療用弁。
  5. 前記弾性弁体が装着される開口部分から内方に延びる筒状部には、前記雄コネクタとしてのルアーロックコネクタの雌ねじが螺合する雄ねじが外周面に形成されている請求項1〜4の何れか1項に記載の医療用弁。
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