JP2018121798A - 汚染防止用カバーキャップ及び医療用インスツルメントの感染防止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】治療用インスツルメントにおいて、滅菌可、滅菌不可を問わずに診療中の唾液や血液の飛散、感染から治療用インスツルメントを保護せんとするものである。【解決手段】汚染防止用カバーの装着可能な医療用インスツルメントであって、前記医療用インスツルメントの先端には滅菌可能で着脱可能な治療部材を設け、前記汚染防止用カバーを前記医療用インスツルメントに装着時に汚染防止用カバーから露出する治療部材を貫通する穴の隙間を埋めるための汚染防止用カバー密閉手段を設けるように構成する。【選択図】図2

Description

本発明は医療用インスツルメントに装着可能な汚染防止用カバーキャップ及び医療用インスツルメントの感染防止方法に関するものである。
従来の汚染予防としては公開特許公報2016−39846号に示されるような治療器具用カバー部材がある。
この従来の治療器具用カバー部材の先端部分には治療部材を連結するために穴をあけておく必要があり、結果として実際の治療部材である、例えばスケーラ―チップとインスツルメント本体の先端部分との連結個所を覆うことはできない。
従って、従来の治療器具用カバー部材では、治療部材とインスツルメント本体の先端部分との連結部分の隙間から診療中に唾液や血液の飛散、感染が生じるのを防止することはできない。
公開特許2016−39846号公報
本発明の目的は、治療用インスツルメントにおいて、滅菌可、滅菌不可を問わずに診療中の唾液や血液の飛散、感染から治療用インスツルメントを保護することのできる汚染防止用カバーキャップを提供せんとするものである。
本発明の他の目的は医療用インスツルメントの感染防止方法を提供せんとするにある。
本発明汚染防止用カバーキャップの装着可能な医療用インスツルメントは、医療用インスツルメント本体と、滅菌可能で着脱可能な治療部材と、汚染防止用カバーと、前記治療部材を前記医療用インスツルメント本体に装着する際に前記汚染防止用カバーから露出する治療部材貫通穴の隙間を埋めるための汚染防止用カバー密閉手段とを設けたことを特徴とする。
また、本発明医療用インスツルメントでは、前記汚染防止用カバー密閉手段は滅菌可能な弾性材料で成形し、前記汚染防止用カバーを挟んで前記医療用インスツルメント先端に着脱可能に装着する。
本発明医療用インスツルメントでは、前記滅菌可能な弾性材料は熱硬化性樹脂とする。
本発明医療用インスツルメントでは、前記汚染防止用カバーはディスポーザブルカバーとする。
本発明医療用インスツルメントでは、前記医療用インスツルメントは歯科用スケーラとし、前記治療部材はスケーラチップとする。
本発明医療用インスツルメントでは、前記医療用インスツルメントは歯科用タービンまたは歯科用マイクロモータハンドピースとし、前記治療部材は切削バーとする。
本発明医療用インスツルメントの感染防止方法は、医療用インスツルメント本体の先端に滅菌可能で着脱可能な治療部材(スケーラ―チップ、切削バー)を設け、汚染防止用カバー(密閉手段)を前記医療用インスツルメントに装着する際に汚染防止用カバー密着キャップを使用して、前記汚染防止用カバーから露出する前記治療部材を貫通する穴の隙間を埋め、これにより汚染防止用カバーの前記穴からの感染を防止することを特徴とする。
本発明では、ディスポーザブルカバー(以下、ディスポカバーと称する)を装着するインスツルメントにおいて、ディスポカバーから露出する作業部位を通す穴の隙間からの感染を、本発明汚染防止用カバーキャップを装着し、隙間を埋めることで感染を、防止することが可能である。
また、本発明では、本発明汚染防止用カバーキャップを用いることで滅菌環境がない現場でも、インスツルメントを感染から防ぐことが可能である。
更に、本発明汚染防止用カバーキャップはシリコンゴム等の滅菌可能な熱硬化性樹脂を使用することで何度でも滅菌して再利用が可能である。
本発明医療用インスツルメントは歯科用スケーラとし、図2、図1a、図1b及び図1c並びに図3に示すように構成する。図3は図1cのA−A断面の先端部を示す。また、図2には歯科用スケーラ本体2にスケーラチップを装着した先端部の断面図を示す。この先端部には図3に示すようにスケーラチップ固定具3を嵌合し、この固定具3の先端4の外周には雄ネジ5を形成する。
なお、本実施例ではスケーラ本体2の先端部にスケーラチップ固定具3を嵌合して構成した例を示すが、スケーラチップ固定具3と歯科用スケーラ本体2と一体に形成し、歯科用スケーラ本体2とし、先端4の外周に雄ネジを形成してもよい。
歯科用スケーラ本体2にはその外側に汚染防止用カバー6によって歯科用スケーラ本体2を包み、その先端に突出させたスケーラチップ固定具3の先端部分4は前記汚染防止用カバー6に開けた孔30から突出させ、この突出先端部分4に図6に示す治療部材であるスケーラチップ7を螺着して、歯科用スケーラとして使用可能状態にしている。
患者の治療部位と直接接触するスケーラチップ7は着脱可能であり治療前にオートクレーブ等で患者ごとに滅菌して使用する。
しかし、このまま歯科治療を行うと、螺着したスケーラチップ7と汚染防止用カバー6との接触部から、治療中に唾液や血液が歯科用スケーラ本体2の表面へ飛散したり、内部へ侵入したりし、歯科用スケーラ本体2が汚染されるため、感染の原因となり歯科用スケーラを滅菌しなければ再び使用し得ない状態となる。
本発明では、螺着したスケーラチップ7の外側に、図4に断面図、図5に斜視図で示す汚染防止用カバー密閉手段として汚染防止用カバーキャップ8を嵌合する。この嵌合に当たって図7に示すトルクレンチ9を使用し、このトルクレンチ9に前記スケーラチップ7を差し込み、図8に示すように、このスケーラチップ7の雌ネジ形成部10に、汚染防止用カバー密閉手段としてのカバー密閉キャップ8を差し込み、この状態で前記固定具3の先端4の外周に設けた雄ネジ5を前記トルクレンチ9により前記スケーラチップ7の雌ネジ形成部10に螺着し、緊締した後トルクレンチ9をスケーラチップ7から引き抜いて、歯科用スケーラを治療可能状態にする。
なお前記汚染防止用カバー6はポリエチレン等の安価な素材を使用することで使い捨てのディスポカバーとすることができる。
また前記カバー密閉キャップ8は熱硬化性樹脂、例えばシリコンゴム等を使用することでオートクレーブ等の滅菌器で滅菌することができる。
斯様に構成した歯科用スケーラを患者に使用して歯科治療を行なえば、患者の血液の飛散、感染が生じることはありえず、同一の歯科用スケーラを複数回使用可能となる。
本例では、医療用インスツルメントとして回転式歯科用タービンの例を示す。本例では、図9a、図9bに示すように、歯科用タービン20の周囲全体に亘って汚染防止用カバー21により囲み、歯科用タービン20の先端部のみ治療部材としての切削バー22を取り付けるための孔31をあける。なお前記切削バー22は着脱可能であり、治療前にオートクレーブ等で患者ごとに滅菌して使用する。
この状態では切削バー22の取り付け個所から唾液や血液の飛散、感染等の恐れが生じる。本例では、切削バー22の取り付け個所に汚染防止用カバー密閉手段としての汚染防止用カバー密閉部材23を取り付け、唾液や血液の飛散、感染等の防止を行ない得るようにする。
この汚染防止用カバー密閉キャップ23は図10に示すように、治療部材としての切削バー22と接触するリップ部24を有し、充分にシール性を有するものとして構成する。
本例では斯様にリップ式の充分なシール性を有する汚染防止用カバー密閉部材を用いることによって唾液や血液の飛散、感染等の防止を行ない得るようにしている。
斯かる本例の汚染防止用カバー密閉キャップは回転式歯科用マイクロモータハンドピースにも使用し得ること勿論である。
図1aは本発明医療用インスツルメントのスケーラチップを取り外したインスツルメント本体の一例の構成を示す側面図、図1bは本発明医療用インスツルメントのスケーラチップを取り外したインスツルメント本体の一例の構成を示す平面図、図1cは本発明医療用インスツルメントのスケーラチップ固定具のみを装着した状態のインスツルメント本体の一例の構成を示す平面図である。 図2は図1cのインスツルメント本体のスケーラチップを装着した状態の一部のA−A線上の断面図である。 図3はスケーラチップ固定具をインスツルメント本体の先端部に取り付けた状態を示す断面図である。 図4は汚染防止用カバー密閉キャップの断面図である。 図5は汚染防止用カバー密閉キャップの斜視図である。 図6はスケーラチップの構造を示す側面図である。 図7はトルクレンチの形状を示す斜視図である。 図8は本発明医療用インスツルメントのスケーラチップをインスツルメント本体に取り付ける工程を示す説明図である。 図9aは本発明医療用インスツルメントの歯科用タービンに汚染防止用カバー密閉キャップを装着する状態を示す斜視図、図9bは本発明医療用インスツルメントの歯科用タービンに汚染防止用カバー密閉キャップを装着する状態を示す側面図、図9cは汚染防止用カバー密閉キャップの斜視図である。 図10は切削バーに対する汚染防止用カバーの密着状態を示す説明図である。
2 歯科用スケーラ本体
3 スケーラチップ固定具
4 固定具3の先端
5 雄ネジ
6 汚染防止用カバー
7 スケーラチップ
8 汚染防止用カバーキャップ
9 トルクレンチ
10 雌ネジ形成部
20 歯科用タービン
21 汚染防止用カバー
22 切削バー
23 汚染防止用カバー密閉部材
24 リップ部
30 孔
31 孔

Claims (7)

  1. 医療用インスツルメント本体と、滅菌可能で着脱可能な治療部材と、汚染防止用カバーと、前記治療部材を前記医療用インスツルメント本体に装着する際に前記汚染防止用カバーから露出する治療部材貫通穴の隙間を埋めるための汚染防止用カバー密閉手段とを設けたことを特徴とする汚染防止用カバーの装着可能な医療用インスツルメント。
  2. 前記汚染防止用カバー密閉手段は滅菌可能な弾性材料で成形され、前記汚染防止用カバーを挟んで前記医療用インスツルメント先端に着脱可能に装着されること特徴とする請求項1に記載の医療用インスツルメント。
  3. 前記滅菌可能な弾性材料は熱硬化性樹脂とすることを特徴とする請求項2に記載の医療用インスツルメント。
  4. 前記汚染防止用カバーはディスポーザブルカバーとすることを特徴とする請求項1に記載の医療用インスツルメント。
  5. 前記医療用インスツルメントは歯科用スケーラであり前記治療部材はスケーラチップであること特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の医療用インスツルメント。
  6. 前記医療用インスツルメントは歯科用タービンまたは歯科用マイクロモータハンドピースであり、前記治療部材は切削バーであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の医療用インスツルメント。
  7. 医療用インスツルメント本体の先端に滅菌可能で着脱可能な治療部材を設け、汚染防止用カバーを前記医療用インスツルメントに装着する際に汚染防止用カバー密着キャップを使用して、前記汚染防止用カバーから露出する前記治療部材を貫通する穴の隙間を埋め、これにより汚染防止用カバーの前記穴からの感染を防止することを特徴とする医療用インスツルメントの感染防止方法。
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