JP2018120926A - 防水された装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水キャップを連絡孔に対して挿抜する場合でも、止水部材が圧縮された状態でスライドせず、防水性能が低下することがない防水された装置を提供する。【解決手段】ケース2の内外を連絡する連絡孔3と、連絡孔3を塞ぐ防水キャップ4を備える防水された装置10において、連絡孔3内に、第1突き当て面31と第2突き当て面32とを設け、第2弾性部材42を有する第1弾性部材41で形成された防水キャップ4の長さL’は連絡孔3の長手方向の長さLよりも長くし、第1弾性部材41を撓ませて第1突き当て面31に突き当てて防水キャップ4を連絡孔3に取り付けるようにした。この結果、防水キャップが第1弾性部材41の復元力で連絡孔3に保持され、第2弾性部材42が第2突き当て面32に当接して止水するようになる。【選択図】図4

Description

本出願は防水された装置に関する。
近年、電子機器などがバッテリを内蔵し、屋外でも使用されるようになってきており、屋外使用される可搬型の電子機器、例えば携帯端末等は、雨にぬれても大丈夫なように防水された装置となっていることが多い。また、可搬型の電子装置に限らず、屋外で使用される装置には、防水された装置が多く存在する。
図1(a)は、防水された装置1の一例としての携帯端末1の斜視図を示している。なお、以後、防水された装置1の一例としての携帯端末1を説明するが、両者には同じ符号を付して説明する。また、防水された装置1は、携帯端末1のような可搬型の電子機器に限らず、屋外で使用される据え置き型の装置も含む。携帯端末1には表示部や操作部が備えられており、そのケース2には、ヘッドホンや記憶媒体等の外部機器との接続用端子が設けられた連絡孔3が装備されている。そして、一般に連絡孔3は、図1(b)に示すように、ケース2に対して着脱可能なキャップ4で塞がれている。また、携帯端末1が防水仕様の場合、連絡孔3を塞ぐキャップ4は、止水機能が備えられている防水キャップ4である。ここで、防水キャップ4の比較技術における構造を図1(c)から図1(e)を用いて説明する。
図1(c)は、図1(b)に示した防水キャップ4のA−A線における断面を拡大して示す拡大断面図であり、図1(d)は、図1(a)に示した携帯端末1の側面図である。そして、図1(e)は、図1(d)に示した携帯端末1のB−B線における断面図であり、防水キャップ4の比較技術の構造を示すものである。
防水キャップ4には平板部7と平板部7に突設された連続壁である周壁8が設けられており、周壁8の先端部近傍の外周部には、止水部材として周壁8を周回するOリング9が装着されている。Oリング9は一般にゴムなどの弾性部材で形成される。一方、ケース2に設けられた連絡孔3には、Oリング9が突き当てられる内壁3Aと、防水キャップ4の周壁8の先端部8Tが突き当てられる突き当て部6が、ケース2の内部と外部を連通する連通部5の周囲に設けられている。そして、防水キャップ4の平板部7が連絡孔3を塞いだ状態では、図1(e)に示すように、Oリング9が連絡孔3の内壁3Aに圧縮状態で押し付けられており、Oリング9によって止水が行われると共に、防水キャップ4の連絡孔3からの外れが防止されている。
特開平10−334981号公報
特開2011−244247号公報
ところが、比較技術における防水キャップでは、連絡孔の挿抜方向に対して、Oリングが直交方向に圧縮されることにより止水を行う。そのため、防水キャップを連絡孔に対して挿抜する時には、Oリングが圧縮された状態でスライドが行われるため、挿抜の繰り返しによりOリングに傷等が発生し易く、防水性能低下の要因となるという課題がある。この課題を解決するには、Oリングの挿抜方向と同じ方向にOリングを圧縮する構造が考えられるが、この場合は、キャップの平板部の強度を上げるか、Oリングを別部材で保持するなどが必要となり、装置の大型化や、デザイン性低下の要因となる。
1つの側面では、防水された装置のケースに設けられた連絡孔に対して防水キャップを挿抜する場合でも、防水キャップに設けられた止水部材が圧縮された状態でスライドせず、防水性能が低下することがない、防水された装置を提供することを目的とする。
1つの形態によれば、ケースの内外を連絡する連絡孔と、連絡孔を塞ぐ防水キャップを備える防水された装置であって、連絡孔内に、第1突き当て面と第2突き当て面とが段差をもって設けられ、防水キャップは、連絡孔の長手方向の長さよりも長い長さを備える板状の第1弾性部材と、第1弾性部材の連絡孔側の面に設けられた第2弾性部材で形成され、第1弾性部材が撓ませられて第1突き当て面に突き当てられると、第1弾性部材の復元力で防水キャップが連絡孔の内壁に保持され、第2弾性部材が第2突き当て面に当接して止水される防水された装置が提供される。
開示の防水された装置では、ケースに設けられた連絡孔に対する防水キャップの着脱時に、止水部材が圧縮されるだけであり、連絡孔の内壁に対してスライドせず、止水部材に傷等が発生し難いので、防水性能が低下せずに信頼性が向上するという効果がある。
(a)は、防水された装置の一例の携帯端末の斜視図、(b)は、(a)に示した携帯端末から防水キャップを取り外した状態を示す斜視図、(c)は、防水キャップの比較技術の構造を、(b)に示したA−A線における断面で示す図、(d)は、(a)に示した携帯端末の側面図、(e)は、防水された装置の防水キャップの比較技術の構造を、(d)に示したB−B線における断面で示す図である。 (a)は、図1(b)に示した防水キャップの、本出願の第1実施例の構造を示す斜視図、(b)は、(a)に示した防水キャップの側面図、(c)は、(a)に示した防水キャップのC−C線における断面図である。 (a)は、図2(a)に示した防水キャップの長手方向の両端部に力を加えた時の、防水キャップの変形形状を示す斜視図、(b)は、(a)に示した防水キャップの側面図、(c)は、(a)に示した防水キャップのD−D線における断面図である。 (a)は、図3に示した防水キャップが嵌め込まれる第1実施例の連絡孔を備える携帯端末の斜視図、(b)は、図2に示した防水キャップが図3に示した形状に変形されて、(a)に示した連絡孔に嵌め込まれる工程を説明する工程図、(c)は、(b)の工程により連絡孔に防水キャップが嵌め込まれた状態を示す部分斜視図である。 (a)は、開示する第1形態の携帯端末の平面図、(b)は、(a)に示した携帯端末の側面図、(c)は、(b)に示した携帯端末のケースのみの断面図、(d)は、(c)に示したG部の拡大断面図である。 (a)は、図5(d)に示した連絡孔と防水キャップの寸法関係を説明する拡大断面図、(b)は、(a)に示したH部における応力を説明する拡大断面図である。 図5(d)に示した連絡孔に対する防水キャップの保持力を説明する拡大断面図である。 第1実施例の連絡孔に嵌め込まれる防水キャップの第2実施例の構造を示す拡大断面図である。 (a)は、第2実施例の連絡孔を備える第1形態の変形例の携帯端末の側面図、(b)は、(a)に示した携帯端末の斜視図、(c)は、(b)のJ部の拡大斜視図である。 (a)は、第3実施例の連絡孔に第3実施例の防水キャップが取り付けられた状態の第2形態の防水された装置の、防水キャップ部分の構造を示す拡大断面図、(b)は、(a)に示した第2形態の防水された装置から防水キャップが取り外された状態を示す拡大断面図である。 (a)は、第4実施例の連絡孔に第1実施例の防水キャップを取り付ける前の状態を示す第3形態の防水された装置の側面図、(b)は、第4実施例の連絡孔に第1実施例の防水キャップが取り付けられた状態を示す防水された装置の側面図、(c)は、(b)のK−K線における拡大断面図である。 (a)は、第1実施例の連絡孔の第1変形例に、第1実施例の防水キャップの第1変形例が取り付けられた状態を示す部分拡大断面図、(b)は、第1実施例の連絡孔の第2変形例に、第1実施例の防水キャップの第2変形例が取り付けられた状態を示す部分拡大断面図、(c)は、第1実施例の連絡孔の第3変形例に、第1実施例の防水キャップが取り付けられた状態の防水された装置の一部分を示す部分斜視図である。 (a)は、第5実施例の連絡孔に、第4実施例の防水キャップが取り付けられた状態の第4形態の防水された装置の部分断面図、(b)は、第5実施例の連絡孔に、第4実施例の変形例の防水キャップが取り付けられた状態の第4形態の防水された装置の変形例の部分断面図である。 (a)は、第3形態の防水された装置における防水キャップとスライダとの係合に、図12(a)に示した構造を採用した実施例を示す部分断面図、(b)は、第3形態の防水された装置における防水キャップとスライダとの係合に、図12(b)に示した構造を採用した実施例を示す部分断面図、(c)は、第3形態の防水された装置における防水キャップとスライダとの係合に、図13(a)に示した構造を採用した実施例を示す部分断面図、(d)は、第3形態の防水された装置における防水キャップとスライダとの係合に、図13(b)に示した構造を採用した実施例を示す部分断面図、(e)は、第3形態の防水された装置における防水キャップとスライダとの係合に、(c)に示した実施例の変形例の構造を採用した実施例を示す部分断面図、(f)は、第3形態の防水された装置における防水キャップとスライダとの係合に、(d)に示した実施例の変形例の構造を採用した実施例を示す部分断面図である。 (a)は、第1実施例の連絡孔に第5実施例の防水キャップが取り付けられた第5形態の防水された装置の斜視図、(b)は、(a)のM部の拡大斜視図、(c)は、(b)に示した取り出しノブが引き出された状態を示す拡大斜視図、(d)は、第5実施例の防水キャップの長手方向の断面図である。 (a)は、第1実施例の連絡孔に第6実施例の防水キャップが取り付けられた第5形態の防水された装置の変形例の斜視図、(b)は、(a)のN部の拡大斜視図、(c)は、(b)に示した取り出しレバーが引き起こされた状態を示す拡大斜視図である。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態においては、同一または類似の要素には共通の参照符号を付し、理解を容易にするために、図面の縮尺を適宜変更している。
図2(a)は、図1(b)に示した防水キャップ4の、本出願の第1実施例の防水キャップ4−1の構造を示す斜視図であり、図1(b)は図1(a)に示した防水キャップ4−1の側面図である。また、図1(c)は図1(a)に示した防水キャップ4−1のC−C線における断面図である。なお、以後に説明する実施例では、符号4を防水キャップの代表符号とし、符号4−Nは防水キャップ4のN番目の実施例を示すものとする。また同様に、以後に説明する実施例では、符号3を連絡孔の代表符号とし、符号3−Nは連絡孔のN番目の実施例を示すものとし、符号10を携帯端末の代表符号とし、符号10−Nは形態端末のN番目の実施形態を示すものとする。
防水キャップ4−1は、板状の第1弾性部材41を備えており、第1弾性部材41の上には周壁48が突設されていて、周壁48の先端部に第2弾性部材42が取り付けられている。第1弾性部材41は、後述する連絡孔に設けられた第1突き当て面に付き当たる突き当て面を含み、連絡孔に取り付ける際には、突き当て面同士が付き当たる位置まで連絡孔に挿入される。一般に、第1弾性部材41と周壁48は、可撓性を備えた合成樹脂で形成することができ、第2弾性部材42は接合面を止水できるシリコンゴム等の柔軟な部材で形成することができる。ここでは、第1弾性部材41の短手方向の長さ(幅)をWとし、長手方向の長さをL’とする。
図3(a)は、図2(a)に示した防水キャップ4−1の長手方向の両端面41Aに力Qを加えた時の、防水キャップ4−1の変形形状を示す斜視図であり、図1(b)は図1(a)に示した防水キャップ4−1の側面図である。また、図1(c)は図1(a)に示した防水キャップ4−1のD−D線における断面図を示している。
防水キャップ4−1の第1弾性部材41の長手方向の両端面41Aを力Qで押すと、第1弾性部材41は全体が湾曲し、長手方向の長さは、元々の長さL‘から長さL(L‘>L)へと変化し、第2弾性部材42は半径Xで湾曲する。このとき、第1弾性部材41は弾性限度内で変形させる。図中の符号tは第2弾性部材の高さ、符号Tは第1弾性部材41の表面から第2弾性部材42の先端部までの高さである。
図4(a)は、図3に示した防水キャップ4−1が嵌め込まれる第1実施例の連絡孔3−1を備える第1形態の防水された装置である携帯端末10−1の斜視図である。携帯端末10−1のケース2の側面に設けられた連絡孔3−1は、短手方向の長さW3と長手方向の長さLを備える。図4(b)は図2に示した防水キャップ4−1が図3に示した形状に変形されて、図4(a)に示した連絡孔3−1に嵌め込まれる工程を説明する工程図である。
図4(b)には、連絡孔3−1の形状が詳細に示されていると共に、連絡孔3−1に取り付けられる防水キャップ4−1を変形させる工程が示されている。防水キャップ4−1は両側から力Qで押されて第2弾性部材42側が凸になるように湾曲させられる。連絡孔3−1は、内壁3Aの内側に第1突き当て面31を備え、第1突き当て面31の内側に第2突き当て面32を備えている。第2突き当て面32の内側には、ケース2の内側と外側を連通する連通孔35が設けられている。第1突き当て面31と第2突き当て面32は湾曲面である。
湾曲した防水キャップ4−1は、第1弾性部材41が第1突き当て面31に突き当たるまで連絡孔3−1に挿入され、第1弾性部材41が第1突き当て面31に突き当たった状態で、第2弾性部材42が第2突き当て面32に突き当たる。このため、第2突き当て面32の半径はXに形成されている。湾曲させた第1弾性部材41は、端面41Aを連絡孔3−1の内壁3Aに突き当て、湾曲させたまま連絡孔3−1に取り付けられる。実際に防水キャップ4−1を連絡孔3−1に取り付ける際には、第1弾性部材41の一方の端面41Aを連絡孔3−1の内壁3Aに突き当て、第1弾性部材41の中央部を押しながら他方の端面41Aを連絡孔3−1の内壁3Aに嵌めれば良い。図4(c)は、第1実施例の第1弾性部材41が第1実施例の連絡孔3−1に嵌め込まれて取り付けられた状態を示している。第1実施例の第1弾性部材41が第1実施例の連絡孔3−1に嵌め込まれて取り付けられた状態では、湾曲させられた第1弾性部材41はケース2の内側に窪んでおり、連絡孔3−1の内壁3Aの一部が露出している。
図5(a)は、開示する第1形態の携帯端末10−1の平面図であり、図5(b)は図5(a)に示した携帯端末10−1の側面図である。また、図5(c)は図5(b)に示した携帯端末10−1のケース2のみの断面図であり、図5(d)は図5(c)に示したG部の拡大断面図である。図5(c)、(d)には、連絡孔3−1に防水キャップ4−1が取り付けられた状態が示されている。防水キャップ4−1を変形状態を維持して連絡孔3−1に装着することにより、防水キャップ4−1自体の剛性を大幅に上げることなく、防水キャップ4−1と連絡孔3−1の接合部からの浸水を防ぐことが可能となる。
図6から図8は第1弾性部材41が連絡孔3−1に嵌め込まれて取り付けられた状態における各部位の寸法および連絡孔3−1と防水キャップ4−1の間に作用する力関係を示すものである。第1弾性部材41が連絡孔3−1に嵌め込まれると、連絡孔3−1の長手方向の長さは図6(a)に示すようにLであるので、元々の長さがL’であった第1弾性部材41は元に戻ろうとする。このため、図6(b)と図7に示すように、第1弾性部材41の端面41Aが連絡孔3−1の内壁3Aを押す。また、連絡孔3−1のケース2の表面から第2突き当て面32までの深さは、図3(b)に示した第1弾性部材41の表面から第2弾性部材42の先端部までの距離Tよりも小さい。このため、第1弾性部材41が連絡孔3−1に嵌め込まれると、第2弾性部材42は圧縮され、第2弾性部材42の高さはtより小さくなる。
ここで、第1弾性部材41の端面41Aと連絡孔3−1の内壁3Aとの間の静摩擦係数をμ、第1弾性部材41の変形による反力をP、第2弾性部材42の圧縮による反力をFとする。すると、第1弾性部材41が連絡孔3−1に嵌め込まれ、嵌め込まれた位置を保持するための条件は、μP>Fとなる。よって、この条件に適合するように、第1弾性部材41及び第2弾性部材42の材料、連絡孔3−1の寸法を決めて、静摩擦係数μ、反力P及び反力Fの値がμP>Fを満足するようにする。一般的には、第1弾性部材41には、樹脂、金属、硬質ゴムなど使用し、第2弾性部材42には、より柔らかい軟質ゴム等を使用すれば、防水性能を維持しながら、操作性の良い防水キャップ4−1を形成することができる。
以上説明した第1実施例では、第1弾性部材41の両端面41Aを連絡孔3−1の内壁3Aに突き当てることによって、第1弾性部材41を連絡孔3−1に取り付けていた。一方、図8に示すように、第1弾性部材41の両端面41Aに突き当て部43を形成した第2実施例の第1弾性部材41が可能である。第1弾性部材41は、突き当て部43を連絡孔3−1の内壁3Aに突き当てることによって、連絡孔3−1に保持させることができる。開示の第1形態の携帯端末10−1では、第1弾性部材41の突き当て面(長手及び奥行方向)と第2弾性部材42の当て面が連絡孔3−1に存在すれば成立するため、第1弾性部材41の奥行方向の突き当て面を移動することが可能である。
図9(a)は、第2実施例の連絡孔3−2を備える第1形態の変形例の携帯端末10−1の側面図であり、図9(b)は図9(a)に示した携帯端末10−1の側面図であり、図9(c)は図9(b)のJ部の部分拡大斜視図である。第1形態の変形例の携帯端末10−1では、ケース2に、連絡孔3−2の周囲に連通する切欠き33が設けられている。この構造では、防水キャップ4−1は、切欠き33に、図示は省略したが、棒のような取り外し治具や爪を挿入し、防水キャップ4−1の裏側を外側に押し出すことによって、連絡孔3−2から容易に取り外すことができる。
図10(a)は、第3実施例の連絡孔3−3に、第3実施例の防水キャップ4−3が取り付けられた状態の第2形態の防水された装置(携帯端末)10−2の、防水キャップ部分の構造を示す部分拡大断面図である。また、図10(b)は図10(a)に示した防水された装置10−2から防水キャップ4−3が取り外された状態を示す部分拡大断面図である。
第2形態の防水された装置10−2では、防水キャップ4の長手方向の一方の端部に、防水キャップ4の一部が長手方向に延伸され、先端部にフック45を有するスロート44が設けられている。連絡孔3には、防水キャップ4が取り付けられる時に、スロート44が挿入されるスロート受入穴34が設けられている。そして、スロート受入穴34内には、スロート受入穴34に挿入されたスロート44のフック45に係合して、フック45のスロート受入穴34からの抜け出しを防止する係止突起36が設けられている。防水キャップ4−3は、スロート44が連絡孔3−3のスロート受入穴34に挿入された状態で連絡孔3−3に取り付けられる。そして、防水キャップ4−3は、連絡孔3−3から取り外されると、スロート受入穴34内にあるスロート44がスロート受入穴34内から引き出されていくが、最後にスロート44の先端部のフック45が係止突起36に当接する。このため、防水キャップ4−3は、ケース2に対してスロート44で繋がった状態のままとなり、防水キャップ4−3はケース2から分離されない。第2形態の防水された装置10−2では、防水キャップ4−3を連絡孔3−3から外した時に、防水キャップ4−3の紛失を防止することができる。
図11(a)から図11(c)は、第3形態の防水された装置である携帯端末10−3の構造を示すものである。携帯端末10−3は、第4実施例の連絡孔3−4と第1実施例の防水キャップ4−1を備える。図11(a)には、第4実施例の連絡孔3−4に、第1実施例の防水キャップ4−1を取り付ける前の状態が示されている。また、図11(b)には、図11(a)に示した状態から防水キャップ4−1が連絡孔3−4に取り付けられた状態が示されている。更に、図11(c)は、図11(b)のK−K線における断面図である。
携帯端末10−3に設けられた連絡孔3−4の長手方向の一方の端部には、スライダ22を収容するスライダ収容溝37が設けられており、スライダ収容溝37内には、スライダ22をケース2から離れる方向に移動させるレール21が設けられている。防水キャップ4−1は、スライダ22がスライダ収容溝37内に収容されている状態で、連絡孔3−4に取り付けることができる。携帯端末10−3では、連絡孔3−4から防水キャップ4−1を取り外す時に、図11(a)に示すように、スライダ22をレール21に沿ってケース2から離れる方向に移動させるだけで、連絡孔3−4から防水キャップ4−1を容易に取り外すことができる。
図12(a)は、第1実施例の連絡孔3−1の第1変形例に、第1実施例の防水キャップ4−1の第1変形例が取り付けられた携帯端末10−1を示す部分拡大断面図である。第1変形例では、第1弾性部材41の端面41Aに凹部46が設けられており、第1弾性部材41の端面41Aが当接する連絡孔3−1の内壁3Aに凸部38が設けられており、凸部38は凹部46と係合している。この凸部38と凹部46の係合により、衝撃があっても第1弾性部材41が連絡孔3−1から外れ難くなる。第1弾性部材41の端面41Aと連絡孔3−1の内壁3Aに設ける凹凸は逆であっても良い。
図12(b)は、第1実施例の連絡孔3−1の第2変形例に、第1実施例の防水キャップ4−1の第2変形例が取り付けられた携帯端末10−1を示す部分拡大断面図である。第2変形例では、第1弾性部材41の端部の内側に突条47が設けられており、第1弾性部材41の端部が当接する連絡孔3−1の内壁3Aの外側に係合突起39が設けられており、係合突起39は突条47と係合している。この係合突起39と突条47の係合により、衝撃があっても第1弾性部材41が連絡孔3−1から外れ難くなる。
図12(c)は、第1実施例の連絡孔3−1の第3変形例に、第1実施例の防水キャップ4−1が取り付けられた状態の携帯端末10−1の一部分を示す部分斜視図である。第3変形例では、防水キャップ4−1が連絡孔3−1に取り付けられた状態で、連絡孔3−1の内壁3Aの露出する部分の中央部に、ドーム状の突出部23が突設されている。突出部23は露出する内壁3Aの一方だけに設けられていても、露出状態で対向する両方の内壁3Aに設けられていても良い。この突出部23の存在により、衝撃があっても第1弾性部材41が連絡孔3−1から外れ難くなる。
図13(a)は、第5実施例の連絡孔3−5に、第4実施例の防水キャップ4−4が取り付けられた状態の第4形態の携帯端末10−4の一部分の断面図を示している。第5実施例の連絡孔3−5には、内壁3Aの内側に単一の突き当て面30が設けられており、突き当て面30の内側に連通孔35が設けられている。また、第4実施例の防水キャップ4−4は、連絡孔3−5の長手方向の長さよりも長い長さを備える板状の第1弾性部材41を備えており、第1弾性部材41の連絡孔3−5側の面の、突き当て面30に対向する位置に周壁48が突設されている。周壁48の先端部には環状凹部40が形成されており、環状凹部40の中に第2弾性部材42が、環状凹部40からはみ出るように挿入される。
そして、第1弾性部材41は、ケース2側が凸になるように湾曲され、周壁48の先端部が突き当て面30に当接する状態で連絡孔3−5に取り付けられ、第1弾性部材41の端面41Aが連絡孔3−5の内壁3Aに当接する。この状態では、周壁48の先端部に設けられた環状凹部40からはみ出た部分の第2弾性部材42が、連絡孔3−5の突き当て面30に押し付けられ、止水を行なう。
図13(b)は、第5実施例の連絡孔3−5に、第4実施例の変形例の防水キャップ4−4が取り付けられた状態の第4形態の携帯端末10−4の変形例の一部分の断面を示している。第5実施例の連絡孔3−5には、内壁3Aの内側に単一の突き当て面30が設けられており、突き当て面30の内側に連通孔35が設けられている。また、第4実施例の防水キャップ4−4は、連絡孔3−5の長手方向の長さよりも長い長さを備える板状の第1弾性部材41を備えており、第1弾性部材41の連絡孔3−5側の面の、突き当て面30に対向する位置に周壁48が突設されている。周壁48の先端部には環状段部49が形成されており、環状段部49には第2弾性部材42が、環状段部49からはみ出るように保持されている。
そして、第1弾性部材41は、ケース2側が凸になるように湾曲され、周壁48の先端部が突き当て面30に当接する状態で連絡孔3−5に取り付けられ、第1弾性部材41の端面41Aが連絡孔3−5の内壁3Aに当接する。この状態で、周壁48の先端部に設けられた環状段部49からはみ出た部分の第2弾性部材42が、連絡孔3−5の突き当て面30に押し付けられ、止水が行なわれる。
以上説明した実施例を組み合わせた変形例が可能であり、その組み合わせのいくつかの例を図14を用いて説明する。図14(a)は、第3形態の携帯端末10−3における防水キャップ4−1とスライダ22との係合に、図12(a)に示した構造を採用した実施例を示す部分断面図である。図14(b)は、第3形態の携帯端末10−3における防水キャップ4−1とスライダ22との係合に、図12(b)に示した構造を採用した実施例を示す部分断面図である。第1弾性部材41の端面41Aとスライダ22の側面との間に凹凸を設けることにより、第1弾性部材41が連絡孔3−4から外れ難くなる。
また、図14(c)は、第3形態の携帯端末10−3における防水キャップ4−4とスライダ22との係合に、図13(a)に示した構造を採用した実施例を示す部分断面図である。また図14(d)は、第3形態の携帯端末10−3における防水キャップ4−4とスライダ22との係合に、図13(b)に示した構造を採用した実施例を示す部分断面図である。
これらの変形例では、連絡孔3−5の長手方向の一方の端部に、スライダ22を収容するスライダ収容溝37が設けられており、スライダ収容溝37内には、スライダ22をケース2から離れる方向に移動させるレール21が設けられている。防水キャップ4−4は、スライダ22がスライダ収容溝37内に収容されている状態で、連絡孔3−5に取り付けることができる。
更に、図14(e)は、第3形態の携帯端末10−3における防水キャップ4−4とスライダ22との係合に、図14(c)に示した実施例の変形例の構造を採用した実施例を示す部分断面図である。更にまた、図14(f)は、第3形態の携帯端末10−3における防水キャップ4−4とスライダ22との係合に、図14(d)に示した実施例の変形例の構造を採用した実施例を示す部分断面図である。これらの変形例では、第1弾性部材41の端面41Aとスライダ22の側面との間に設けられた凹凸により、第1弾性部材41が連絡孔3−4から外れ難くなる。
図15(a)は、第1実施例の連絡孔3−1に第5実施例の防水キャップ4−5が取り付けられた第5形態の携帯端末10−5の斜視図である。図15(d)に示すように、第1弾性部材41の中央部には貫通孔55が設けられており、貫通孔55には引出しノブ50が取り付けられている。
引出しノブ50は、貫通孔55を挿通すると共に第1弾性部材41の肉厚よりも長い長さを備える軸部53と、軸部53の露出側の端部に設けられた頭部51と、軸部53の反対側に設けられたストッパ54とから形成されている。また、軸部51の一部には、爪等を引掛けて軸部51を引き出すための切れ込み52が設けられている。図15(b)に示す状態にある第1弾性部材41を連絡孔3−1から取り外す時には、まず、図15(c)に示すように軸部51を引き出す。次いで、軸部51を引っ張れば、ストッパ54が第1弾性部材41を裏側から押し出すので、防水キャップ4−5を連絡孔3−1から容易に取り外すことができる。
図16(a)は、第1実施例の連絡孔3−1に第6実施例の防水キャップ4−6が取り付けられた第5形態の変形例の携帯端末10−5の斜視図である。図16(b)に示すように、第1弾性部材41の中央部に引き出しレバー60が設けられている。引き出しレバー60は、第1弾性部材41の上に設けられた一対のブラケット61と、一対のブラケット61の間に掛け渡された回転軸62と、回転軸62に取り付けられたレバー63とを備えている。第1弾性部材41を連絡孔3−1から取り外す時には、レバー63を第1弾性部材41の上から引き起こし、引っ張ることにより、防水キャップ4−6を連絡孔3−1から容易に取り外すことができる。
以上説明したように、開示した携帯端末10を含む防水された装置10では、ケース2に設けられた連絡孔3に、防水キャップ4が長手方向に撓ませられた状態で装着される。このため、第1弾性部材41が無変形の状態よりも、止水用の第2弾性部材42の反発力に対する耐力が向上し、第1弾性部材41の薄型化が実現できる。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1) ケースの内外を連絡する連絡孔と、前記連絡孔を塞ぐ防水キャップを備える防水された装置であって、
前記連絡孔内に、第1突き当て面と第2突き当て面とが段差をもって設けられ、
前記防水キャップは、前記連絡孔の長手方向の長さよりも長い長さを備える板状の第1弾性部材と、前記第1弾性部材の前記連絡孔側の面に設けられた第2弾性部材で形成され、
前記第1弾性部材が撓ませられて前記第1突き当て面に突き当てられると、前記第1弾性部材の復元力で前記防水キャップが前記連絡孔の内壁に保持され、前記第2弾性部材が前記第2突き当て面に当接して止水される防水された装置。
(付記2) 前記第1突き当て面と第2突き当て面は、前記第1弾性部材が湾曲した時の形状に適合する曲面に形成されていることを特徴とする付記1に記載の防水された装置。
(付記3) 前記第1弾性部材には、前記第2突き当て面に対向する位置に周壁が設けられており、前記第2弾性部材は、前記周壁の先端面に設けられていることを特徴とする付記1または2に記載の防水された装置。
(付記4) 前記ケースには前記連絡孔の周囲に連通する切欠きが設けられており、前記防水キャップは前記切欠きに取り外し治具が挿入されることによって、前記連絡孔から取り外せるようになっていることを特徴とする付記1から3の何れかに記載の防水された装置。
(付記5) 前記第1弾性部材の端面と前記連絡孔の内壁との間には、前記第1弾性部材の前記連絡孔からの外れを防止する凹凸が設けられていることを特徴とする付記1から4の何れかに記載の防水された装置。
(付記6) 前記連絡孔に前記防水キャップが取り付けられた状態で露出する前記連絡孔の内壁には、前記防水キャップの外れを防止するための突出部が設けられていることを特徴とする付記2に記載の防水された装置。
(付記7) 前記防水キャップの長手方向の一方の端部に、前記防水キャップの一部が前記長手方向に延伸され、先端部にフックを有するスロートが設けられており、
前記連絡孔には、前記防水キャップが取り付けられる時に、前記スロートが挿入されるスロート受入穴が設けられており、
前記スロート受入穴内には、前記スロート受入穴に挿入された前記スロートの前記フックに係合して、前記フックの前記スロート受入穴からの抜け出しを防止する係止突起が設けられており、
前記防水キャップは、前記連絡孔から取り外されると、前記フックと前記係止突起との係合により、前記スロートを通じて前記ケースに繋がったままになることを特徴とする付記1から4の何れかに記載の防水された装置。
(付記8) 前記連絡孔の長手方向の一方の端部に、スライダを収容するスライダ収容溝が設けられており、
前記スライダ収容溝内には、前記スライダを前記ケースから離れる方向に移動させるレールが設けられており、
前記防水キャップは、前記スライダが前記スライダ収容溝内に収容されている状態で、前記連絡孔に取り付けることができることを特徴とする付記1から4の何れかに記載の防水された装置。
(付記9) ケースの内外を連絡する連絡孔と、前記連絡孔を塞ぐ防水キャップを備える防水された装置であって、
前記連絡孔内に突き当て面が設けられ、
前記防水キャップは、前記連絡孔の長手方向の長さよりも長い長さを備える板状の第1弾性部材と、前記第1弾性部材の前記連絡孔側の面の前記突き当て面に対向する面に設けられ、先端部が前記突き当て面に当接する周壁と、前記周壁に保持された第2弾性部材で形成され、
前記第1弾性部材が撓ませられた状態で前記周壁の先端部が前記突き当て面に突き当てられると、前記第1弾性部材の復元力で前記防水キャップが前記連絡孔の内壁に保持され、前記第2弾性部材が前記突き当て面に当接して止水される防水された装置。
(付記10) 前記周壁の先端部に環状凹部が設けられており、前記第2弾性部材は、その一部が前記環状凹部に収容されていることを特徴とする付記9に記載の防水された装置。
(付記11) 前記周壁の先端部の内側に環状段部が設けられており、前記第2弾性部材は、その一部が前記環状段部に保持されていることを特徴とする付記9に記載の防水された装置。
(付記12) 前記第1弾性部材の端面と前記スライダの側面との間には、前記第1弾性部材の前記連絡孔からの外れを防止する凹凸が設けられていることを特徴とする付記8に記載の防水された装置。
(付記13) 前記連絡孔の長手方向の一方の端部に、スライダを収容するスライダ収容溝が設けられており、
前記スライダ収容溝内には、前記スライダを前記ケースから離れる方向に移動させるレールが設けられており、
前記防水キャップは、前記スライダが前記スライダ収容溝内に収容されている状態で、前記連絡孔に取り付けることができることを特徴とする付記9から11の何れかに記載の防水された装置。
(付記14) 前記第1弾性部材の端面と前記スライダの側面との間には、前記第1弾性部材の前記連絡孔からの外れを防止する凹凸が設けられていることを特徴とする付記13に記載の防水された装置。
(付記15) 前記第1弾性部材の中央部には貫通孔が設けられており、
前記貫通孔には引出しノブが取り付けられており、
前記引出しノブは、前記貫通孔を挿通すると共に前記第1弾性部材の肉厚よりも長い長さを備える軸部と、前記軸部の露出側の端部に設けられた頭部と、前記軸部の反対側に設けられたストッパとを備え、
前記第1弾性部材を前記連絡孔から取り外す時に、前記頭部が引き出されると、前記第1弾性部材の裏側が前記ストッパによって押し出されることを特徴とする付記1から14の何れかに記載の防水された装置。
(付記16) 前記第1弾性部材の中央部に引き出しレバーが設けられており、
前記引き出しレバーは、前記第1弾性部材の上に設けられた一対のブラケットと、前記一対のブラケットの間に掛け渡された回転軸と、前記回転軸に取り付けられたレバーとを備え、
前記第1弾性部材を前記連絡孔から取り外す時に、前記レバーが前記第1弾性部材の上から引き起こされて引っ張られることを特徴とする付記1から14の何れかに記載の防水された装置。
3、3−1〜3−5 連絡孔
4、4−1〜4−6 防水キャップ
10,10−1〜10−5 防水された装置(携帯端末)
21 レール
22 スライダ
30 突き当て面
31 第1突き当て面
32 第2突き当て面
41 第1弾性部材
42 第2弾性部材
48 周壁
50 引出しノブ
60 引出しレバー

Claims (5)

  1. ケースの内外を連絡する連絡孔と、前記連絡孔を塞ぐ防水キャップを備える防水された装置であって、
    前記連絡孔内に、第1突き当て面と第2突き当て面とが段差をもって設けられ、
    前記防水キャップは、前記連絡孔の長手方向の長さよりも長い長さを備える板状の第1弾性部材と、前記第1弾性部材の前記連絡孔側の面に設けられた第2弾性部材で形成され、
    前記第1弾性部材が撓ませられて前記第1突き当て面に突き当てられると、前記第1弾性部材の復元力で前記防水キャップが前記連絡孔の内壁に保持され、前記第2弾性部材が前記第2突き当て面に当接して止水される防水された装置。
  2. 前記第1突き当て面と第2突き当て面は、前記第1弾性部材が湾曲した時の形状に適合する曲面に形成されている請求項1に記載の防水された装置。
  3. 前記第1弾性部材には、前記第2突き当て面に対向する位置に周壁が設けられており、前記第2弾性部材は、前記周壁の先端面に設けられている請求項1または2に記載の防水された装置。
  4. ケースの内外を連絡する連絡孔と、前記連絡孔を塞ぐ防水キャップを備える防水された装置であって、
    前記連絡孔内に突き当て面が設けられ、
    前記防水キャップは、前記連絡孔の長手方向の長さよりも長い長さを備える板状の第1弾性部材と、前記第1弾性部材の前記連絡孔側の面の前記突き当て面に対向する面に設けられ、先端部が前記突き当て面に当接する周壁と、前記周壁に保持された第2弾性部材で形成され、
    前記第1弾性部材が撓ませられた状態で前記周壁の先端部が前記突き当て面に突き当てられると、前記第1弾性部材の復元力で前記防水キャップが前記連絡孔の内壁に保持され、前記第2弾性部材が前記突き当て面に当接して止水される防水された装置。
  5. 前記周壁の先端部に環状凹部が設けられており、前記第2弾性部材は、その一部が前記環状凹部に収容されている請求項4に記載の防水された装置。
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