JP2018120527A - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの嗜好に基づいて適切な商品を推薦する。【解決手段】画像処理装置は、ユーザを被写体として含む1以上のユーザ画像データのそれぞれから、前記ユーザが着用している各服飾品の種類及び各服飾品の画像領域の第1の特徴量を抽出する抽出部と、商品としての服飾品を含む1以上の商品画像データのそれぞれに関して、各商品に係る服飾品の種類及び各商品の画像領域の第2の特徴量を取得する取得部と、前記種類ごとに、当該種類に係る前記第1の特徴量に基づいて、前記ユーザの嗜好を示す第3の特徴量を特定する特定部と、前記種類ごとに、当該種類に係る前記第2の特徴量と、当該種類に係る前記第3の特徴量との比較に基づいて推薦する商品を特定し、特定された商品の組み合わせに関する情報を出力する出力部と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システムに関する。
服飾品等の商品を購入する場合、2種類以上の商品を調和するように組み合わせた複数の商品(以下、調和するように組み合わせた複数の商品を「コーディネート」という。)、又はコーディネートのうち一つの商品を選択して購入する場合がある。そこで、ユーザに応じた適切な商品又はコーディネートを推薦する方法が考えられている。
従来の方法では、商品の閲覧又は購入といったユーザの行動及び購買の履歴データと、商品に付与されているメタデータ(テキストタグ)に含まれる種類、型番、価格、ブランド又はサイズカテゴリといった商品属性とを関連付けることで、商品又はコーディネートの推薦が行われていた。
また、行動及び購買の履歴データが与えられていない状況においても、服飾品等の画像を解析することで、適切な商品又はコーディネートを推薦する方法が知られている(例えば特許文献1)。
しかしながら、従来の画像解析により適切な商品又はコーディネートを推薦する技術では、推薦する商品は、コーディネートの参考となる参考用写真集合におけるコーディネートに依存しており、必ずしもユーザの好みに合った商品が推薦されるとは限らないという問題があった。また、参考用写真集合中の1種のアイテム(例えば、上衣)から得られる情報のみに着目して、商品又はコーディネートが推薦されるため、1種のアイテムからだけでは得られない情報(例えば、ユーザが好んで着用している下衣の色、形、柄などの情報)を反映することができないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ユーザの嗜好に基づいて適切な商品を推薦することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、画像処理装置は、ユーザを被写体として含む1以上のユーザ画像データのそれぞれから、前記ユーザが着用している各服飾品の種類及び各服飾品の画像領域の第1の特徴量を抽出する抽出部と、商品としての服飾品を含む1以上の商品画像データのそれぞれに関して、各商品に係る服飾品の種類及び各商品の画像領域の第2の特徴量を取得する取得部と、前記種類ごとに、当該種類に係る前記第1の特徴量に基づいて、前記ユーザの嗜好を示す第3の特徴量を特定する特定部と、前記種類ごとに、当該種類に係る前記第2の特徴量と、当該種類に係る前記第3の特徴量との比較に基づいて推薦する商品を特定し、特定された商品の組み合わせに関する情報を出力する出力部と、を有する。
ユーザの嗜好に基づいて適切な商品を推薦することができる。
第1の実施の形態における画像処理システムの構成例を示す図である。 第1の実施の形態における画像処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施の形態における画像処理装置100の機能構成例を示す図である。 第1の実施の形態におけるユーザ画像特徴量を抽出する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態におけるユーザ情報データベース700の構成例を示す図である。 第1の実施の形態における商品画像特徴量を抽出する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態における商品データベース800の構成例を示す図である。 第1の実施の形態におけるコーディネートを推薦する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態におけるユーザ画像特徴量を抽出する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態におけるユーザ情報データベース700の構成例を示す図である。 第2の実施の形態におけるコーディネートを推薦する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態における各クラスタの代表特徴量の例を示す図である。 第2の実施の形態におけるクラスタの要素数のヒストグラムの例を示す図である。 第2の実施の形態におけるトピックモデルによるモデル化を示す図である。 第2の実施の形態におけるトピックモデルを記述したグラフィカルモデルの例を示す図である。 第2の実施の形態におけるトピック比率の算出結果の一例を示す図である。 第2の実施の形態における出現確率の算出結果の一例を示す図である。 第2の実施の形態におけるユーザに対するトピック比率とトピックに対する代表特徴量の出現確率との類似度を算出する例を示す図である。 第3の実施の形態における画像処理装置300の機能構成例を示す図である。 第3の実施の形態におけるユーザ嗜好特徴量を抽出する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態におけるユーザ嗜好データベースの構成例を示す図である。 第3の実施の形態におけるコーディネートを推薦する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第4の実施の形態における画像処理装置400の機能構成例を示す図である。 第4の実施の形態におけるユーザ画像特徴量を抽出する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第4の実施の形態におけるユーザ情報データベース700の構成例を示す図である。 第4の実施の形態におけるコーディネートを推薦する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第4の実施の形態におけるクラスタの要素数のヒストグラムの例を示す図である。 第4の実施の形態におけるトピックモデルによるモデル化を示す図である。 第4の実施の形態におけるトピックモデルを記述したグラフィカルモデルの例を示す図である。 第4の実施の形態におけるトピック比率の算出結果の一例を示す図である。 第4の実施の形態における顔IDに対するトピック比率とトピックに対する代表特徴量の出現確率との類似度を算出する例を示す図である。 第5の実施の形態における画像処理装置500の機能構成例を示す図である。 第5の実施の形態におけるコーディネートを推薦する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第5の実施の形態におけるフォトブック作成手順の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1は、第1の実施の形態における画像処理システムの構成例を示す図である。図1において、画像処理システムは、画像処理装置100、ネットワーク600、ユーザ情報データベース700、商品データベース800及びユーザ嗜好データベース900を含む。
画像処理装置100は、ネットワーク600を介して、ユーザ情報データベース700、商品データベース800及びユーザ嗜好データベース900と接続される。画像処理装置100は、これらデータベースからデータを読み込んだり、これらデータベースへデータを書き込んだりして処理を行う。
ネットワーク600は、例えば、インターネット等を含み、公開されたネットワークであってもよい。ネットワーク600は、有線であっても無線であってもよい。
ユーザ情報データベース700、商品データベース800及びユーザ嗜好データベース900は、記憶装置を用いて実現される。これらデータベースは、一部又は全部が共通のデータベースとして構成されてもよいし、一部又は全部が画像処理装置100に含まれてもよい。
ユーザ情報データベース700は、例えば、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話又はスマートフォン等の撮影装置で撮影したユーザを被写体として含む画像データをネットワーク600を介して受信して記録することができる。ユーザ情報データベース700に蓄積された画像データは、画像データを記録するユーザごとに管理され、ユーザID及びパスワードが入力されることでアクセス可能となる。また、例えば、SNS(Social Networking Service)等にユーザの画像が掲載されている場合には、当該ユーザが当該SNSへのアクセスをユーザ情報データベース700に許可することで、当該SNS上に掲載されている画像が自動的にユーザ情報データベース700に取り込まれるようにしてもよい。この場合、ユーザがユーザ情報データベース700に画像データを入力する手間を大幅に低減できる。また、ユーザ情報データベース700には、ユーザの画像データに関する画像処理装置100による処理結果のデータが記録される。
商品データベース800は、商品画像と商品に付与されているメタデータ(商品種別、型番、価格、ブランド及びサイズ等の商品属性)とを、記録及び管理する。また、商品データベース800には、画像処理装置100による商品の画像の処理結果に関するデータが記録される。なお、本実施の形態において、商品とは、服飾品に関する商品をいう。
ユーザ嗜好データベース900は、ユーザの画像を処理して得られたユーザの嗜好に関するデータ(詳細は後述)を記録する。
図2は、第1の実施の形態における画像処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。図2の画像処理装置100は、それぞれバスBで相互に接続されているCPU(Central Processing Unit)1001、ネットワークインタフェース1002、入出力インタフェース1003、補助記憶装置1004及びメモリ装置1005等を有する。
画像処理装置100での処理を実現するプログラムは、補助記憶装置1004に格納される。補助記憶装置1004は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置1005は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置1004からプログラムを読み出して格納する。CPU1001は、メモリ装置1005に格納されたプログラムに従って画像処理装置100に係る機能を実行する。
ネットワークインタフェース1002は、ユーザ情報データベース700、商品データベース800及びユーザ嗜好データベース900等との通信を行うための有線又は無線のインタフェースである。
入出力インタフェース1003は、USB(Universal Serial Bus)機器、ハードウェアキー、状態通知用LED、液晶ディスプレイ等の様々な入出力装置との接続を行うためのインタフェースである。
なお、ユーザ情報データベース700、商品データベース800及びユーザ嗜好データベース900も図2と同様のハードウェア構成を有していてもよい。
図3は、第1の実施の形態における画像処理装置100の機能構成例を示す図である。図3に示される画像処理装置100は、通信部101、領域特定部102、特徴抽出部103、ユーザ嗜好推定部104、類似度算出部105、コーディネート決定部106及びコーディネート送信部107等を有する。これら各部は、画像処理装置100にインストールされた1以上のプログラムがCPU1001に実行させる処理により実現される。
通信部101は、ユーザ情報データベース700、商品データベース800及びユーザ嗜好データベース900等との通信を行う。
領域特定部102は、ユーザ情報データベース700から取得したユーザが所有する画像データ(以下、「ユーザ所有画像データ」という。)、又は商品データベース800から取得した商品の画像データ(以下、「商品画像データ」という。)及び商品メタデータ(種類、型番、価格、ブランド又はサイズカテゴリといった商品属性を示す情報)を解析する。当該解析により、領域特定部102は、画像データに表示されている服飾の種類(トップス、ジャケット、パンツ、スカート、ワンピース、シューズ、バッグ、ベルト、帽子等である。以下、「服飾種類」という。)と、服飾が表示されている画像領域(領域の幅、高さ及び領域の始点の座標等で示される。以下、「服飾領域」という。)とを特定する。なお、ユーザ所有画像データは、メタデータ(撮影日時、撮影場所等)を含んでもよい。
特徴抽出部103は、領域特定部102が特定したユーザ所有画像データの服飾領域ごとに画像特徴量(以下、「ユーザ画像特徴量」という。)を抽出する。抽出されたユーザ画像特徴量は、抽出元であるユーザ所有画像データに関連付けられてユーザ情報データベース700に記録される。特徴抽出部103は、また、領域特定部102が特定した商品画像データの服飾領域ごとに画像特徴量(以下、「商品画像特徴量」という。)を抽出する。抽出された商品画像特徴量は、抽出元である商品画像データに関連付けられて商品データベース800に記録される。
ユーザ嗜好推定部104は、ユーザからの商品又はコーディネートの送信要求情報を通信部101を介して取得すると、当該ユーザに関してユーザ情報データベース700に記録されているユーザ画像特徴量に基づいて、ユーザの嗜好を示す特徴量(以下、「ユーザ嗜好特徴量」という。)を推定する。コーディネートとは、調和するように組み合わせた複数の商品をいう。
類似度算出部105は、ユーザ嗜好推定部104が推定したユーザ嗜好特徴量と、商品データベース800に記録されている商品画像特徴量との類似度を算出する。
コーディネート決定部106は、類似度算出部105が算出した類似度に基づいて、コーディネートを決定する。
コーディネート送信部107は、コーディネート決定部106が決定したコーディネートに用いる商品情報(以下、「コーディネート用商品データ」という。)を商品データベース800から取得し、コーディネート用商品データを、通信部101を介して、ユーザへ送信する。
以下、画像処理システムにおいて実行される処理手順の一例について説明する。
図4は、第1の実施の形態におけるユーザ画像特徴量を抽出する手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS1201において、領域特定部102は、通信部101を介してユーザ情報データベース700からユーザ所有画像データを1枚取得する。以下、取得されたユーザ所有画像データを解析対象画像データと呼ぶ。
続いて、解析対象画像データがまだ解析されていなければ、ステップS1203へ進み(S1202でYes)、解析対象画像データが既に解析済であればステップS1205へ進む(S1202でNo)。
ステップS1203において、領域特定部102は、解析対象画像データを解析し、服飾種類及び服飾領域を特定する。服飾種類及び服飾領域の特定には、既存の解析方法を用いることができる。例えば、以下の文献に記載された方法が利用されてもよい。
「"Fashion apparel detection: The role of deep convolutional neural network and pose-dependent priors", Kota Hara, Vignesh Jagadeesh, Robinson Piramuthu, IEEE Winter Conference on Applications of Computer Vision (WACV) 2016」
「"Parsing Clothing in Fashion Photographs", Kota Yamaguchi, M Hadi Kiapour, Luis E Ortiz, Tamara L Berg, CVPR 2012.」
「"Semantic Object Parsing with Graph LSTM", Xiaodan Liang, Xiaohui Shen, Jiashi Feng, Liang Lin, and Shuicheng Yan, Proc. of European Conference on Computer Vision (ECCV), 2016.」
第1の実施の形態では、服飾種類及び服飾領域の特定には上述したもの以外の解析方法が用いられてもよい。なお、1枚の解析対象画像データから特定される服飾種類及び服飾領域は、複数であってもよい。
続いて、特徴抽出部103は、領域特定部102が特定した服飾領域ごとに、予め定められた定義に基づいて、画像特徴量を抽出する(S1204)。ここで抽出される画像特徴量が、ユーザ画像特徴量である。画像特徴量の定義としては、服飾の色やテクスチャ、形状等任意の特徴量を用いることができる。画像特徴量の例としては、カラーヒストグラムやLBP(Local Binary Pattern)画像特徴量、GIST画像特徴量、HOG(Histgrams of Oriented Gradients)画像特徴量などが挙げられる。
また、他の方法としては、近年注目されている技術の一つである深層学習、DeepLearningと呼ばれる手法を用いる方法が挙げられる。DeepLearningはニューラルネットワークを多層化することで精度の向上を実現する手法であり、Autoencoderを取り入れている。Autoencoderは、出力が入力を再現する学習を行うことで、入力の次元圧縮を行い、特徴を抽出するアルゴリズムである。Autoencoderを積み重ねて多層化したStacked Autoencoderと呼ばれるアルゴリズムを用いて画像特徴量を抽出する方法を用いてもよい。
また、抽出される画像特徴量は、服飾種類によって異なる抽出方法に基づく画像特徴量であってもよい。また、ステップS1203で服飾領域が特定できなかった場合或いは服飾が写っていないと判断される場合には、特徴抽出部103は、ユーザ画像特徴量の抽出処理は行わない。なお、第1の実施の形態で用いる画像特徴量には上述した画像特徴量以外のものが用いられてもよい。
特徴抽出部103は、解析結果を解析対象画像データに関連付けて、通信部101を介してユーザ情報データベース700に記録する。
図5は、第1の実施の形態におけるユーザ情報データベース700の構成例を示す図である。
図5に示されるように、ユーザ情報データベース700には、「ユーザID」、「画像ファイル名」、「服飾種類」及び「ユーザ画像特徴量」が関連付けられて記録される。ユーザIDは、ユーザを識別する情報である。画像ファイル名は、ユーザ所有画像データを識別する情報である。服飾種類及びユーザ画像特徴量は、解析によって得られる情報である。
ユーザ情報データベース700に保存された全てのユーザ所有画像データが解析された場合(S1205でYes)、図4の処理は終了する。解析されていないユーザ所有画像データが有る場合(S1205でNo)、ステップS1201へ進み処理が継続する。
なお、ユーザ情報データベース700に保存されたユーザ所有画像データ全てが解析対象とされなくてもよい。例えば、直近1か月にユーザがユーザ情報データベース700に保存されたユーザ所有画像データのみを解析対象画像データに選定する方法、又はユーザがユーザ情報データベース700に直近に保存した指定枚数(例えば、20枚等)のユーザ所有画像データのみを解析対象画像データに選定する方法等が採用されてもよい。ユーザの嗜好は時間の経過に応じて変化することが考えられるため、このような方法が採用されることにより、ユーザの直近の嗜好を反映したコーディネートを推薦することが可能となる。また、他の方法として、ユーザに前回コーディネートを推薦した時点より後にユーザ情報データベース700に保存されたユーザ所有画像データのみを解析対象画像データに選定する方法が採用されてもよい。当該方法が採用された場合、前回コーディネートを推薦した際に解析対象画像データとしたユーザ所有画像データとは異なるユーザ所有画像データが解析対象画像データとされるため、前回コーディネートの推薦とは異なるコーディネートの推薦を行うことができる。したがって、同一ユーザに同一のコーディネートが推薦される可能性を低減することが可能となる。
なお、図4の処理は、ユーザ情報データベース700に画像が保存されるタイミングで実行されてもよいし、それ以外のタイミングで実行されてもよい。例えば、一日に一度、一週間に一度、一か月に一度等、定期的に当該処理が実行されてもよい。
図6は、第1の実施の形態における商品画像特徴量を抽出する手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS1301において、領域特定部102は、通信部101を介して商品データベース800から商品画像データ及び当該商品に係る商品メタデータを1つ取得する。以下、取得された商品画像データを解析対象画像データと呼ぶ。
続いて、解析対象画像データがまだ解析されていなければ、ステップS1303へ進み(S1302でYes)、解析対象画像データが既に解析済であればステップS1305へ進む(S1302でNo)。
ステップS1303において、領域特定部102は、解析対象画像データ及び商品メタデータを解析し、服飾種類及び服飾領域を特定する。服飾種類は、商品メタデータに含まれる情報から特定される。また、服飾種類は、図4のステップS1203と同様に、解析対象画像データを解析することによって特定されてもよい。服飾領域を特定する方法は、以下の2通りがある。
第1の方法は、解析対象画像データに商品のみが撮影されている場合に、解析対象画像データ全体を、服飾領域として特定する方法である。第2の方法は、解析対象画像データに商品を着用したモデルが撮影されている場合に、図4のステップS1203と同様の解析方法を用いる方法である。第1の方法と第2の方法のいずれを使用するかの判別には、例えば、既存の顔認識技術等が用いられてもよい。顔認識技術に基づいて解析対象画像データに顔が含まれていないと判断された場合には、第1の方法が使用され、顔が含まれていると判断された場合には、第2の方法が使用される。第1の実施の形態では、服飾が表示されている画像領域の特定に用いる解析方法には上述したもの以外が用いられてもよい。なお、1枚の解析対象画像データ及び商品メタデータから特定される服飾種類及び服飾領域は、複数であってもよい。
続いて、特徴抽出部103は、領域特定部102が特定した服飾領域に、予め定められた定義に基づいて、画像特徴量を抽出する(S1304)。ここで抽出される画像特徴量が、商品画像特徴量である。商品画像特徴量は、図4のステップS1204で算出したユーザ画像特徴量と同一の定義で算出される。ユーザ画像特徴量と商品画像特徴量の類似度を算出するために、同一の定義に基づく算出が必要となる。
特徴抽出部103は、解析結果を解析対象画像データに関連付けて、通信部101を介して商品データベース800に記録する。
図7は、第1の実施の形態における商品データベース800の構成例を示す図である。図7に示されるように、商品データベース800には、「商品ID」、「商品画像ファイル名」、商品メタデータの各項目、「商品画像特徴量」が関連付けられて記録される。商品IDは、商品を識別する情報である。商品画像ファイル名は、商品画像を識別する情報である。商品メタデータの項目は、例えば、「服飾種類」、「型番」、「価格」、「ブランド」、「サイズカテゴリ」等を含む。商品画像特徴量は、解析によって得られる情報である。
商品データベース800に保存された全ての商品画像データが解析された場合(S1305でYes)、図6の処理は終了する。解析されていない商品画像データが有る場合(S1305でNo)、ステップS1301へ進み処理が継続する。
なお、商品データベース800に保存された商品画像データ全てが解析対象とされなくてもよい。例えば、季節に適した商品のみ(季節が春の場合には、春物の商品)を解析対象画像データに選定する方法が採用されてもよい。当該方法が採用されることにより、季節に応じた商品を対象にコーディネートを推薦することが可能となる。
なお、図6の処理は、商品データベース800に商品のデータが保存されるタイミングで実行されてもよいし、それ以外のタイミングで実行されてもよい。例えば、一日に一度、一週間に一度、一か月に一度等、定期的に当該処理が実行されてもよい。
図8は、第1の実施の形態におけるコーディネートを推薦する手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS1401において、ユーザ嗜好推定部104は、通信部101を介して、ユーザによって入力された送信要求情報を取得する。例えば、ユーザは、自らが利用する端末に送信要求情報を入力する。ステップS1401では、当該端末から送信される送信要求情報が取得される。なお、送信要求情報には、当該ユーザのユーザIDが含まれている。
続いて、ユーザ嗜好推定部104は、通信部101を介してユーザ情報データベース700から、当該ユーザのユーザ画像特徴量を取得する(S1402)。すなわち、送信要求情報に含まれているユーザIDに関連付けられているユーザ画像特徴量が取得される。
続いて、ユーザ嗜好推定部104は、当該ユーザのユーザ嗜好特徴量を推定する(S1403)。ユーザ嗜好特徴量を推定する方法の例としては、服飾種類ごとのユーザ画像特徴量の平均値、中央値又は最頻値を用いる方法等がある。例えば、ユーザ画像特徴量の平均値をユーザ嗜好特徴量とする場合、当該ユーザのトップスのユーザ嗜好特徴量Uトップス(mean)は、ユーザ画像特徴量がn次元であれば[Uトップス(mean)1,Uトップス(mean)2,Uトップス(mean)3,・・・,Uトップス(mean)n]と表現される。ここで、Uトップス(mean)kは、当該ユーザのトップスのユーザ画像特徴量のk次元目の平均値を表す。
同様に、ユーザ画像特徴量の中央値を用いた場合、当該ユーザのトップスのユーザ嗜好特徴量Uトップス(median)は、ユーザ画像特徴量がn次元であれば[Uトップス(median)1,Uトップス(median)2,Uトップス(median)3,・・・,Uトップス(median)n]と表現される。ここで、Uトップス(median)kは、当該ユーザのトップスのユーザ画像特徴量のk次元目の中央値を表す。
同様に、ユーザ画像特徴量の最頻値をユーザ嗜好特徴量とする場合、当該ユーザのトップスのユーザ嗜好特徴量Uトップス(mode)は、ユーザ画像特徴量がn次元であれば[Uトップス(mode)1,Uトップス(mode)2,Uトップス(mode)3,・・・,Uトップス(mode)n]と表現される。ここで、Uトップス(mode)kは、当該ユーザのトップスのユーザ画像特徴量のk次元目の最頻値を表す。
上述の方法によれば、ユーザのユーザ嗜好特徴量は、当該ユーザが着用していた服飾のユーザ画像特徴量から統計的に算出されるため、当該ユーザの特性又は嗜好が反映された特徴量であるといえる。なお、ユーザ画像特徴量に含まれる服飾種類と、ユーザ嗜好特徴量に含まれる服飾種類とは同一となり、服飾種類の数も同一となる。
ステップS1404において、類似度算出部105は、商品データベース800から商品画像特徴量を取得する。
続いて、類似度算出部105は、商品画像特徴量ごとに、当該商品画像特徴量の服飾種類に対応するユーザ嗜好特徴量との類似度を算出する(S1405)。
類似度の算出方法の例としては、商品画像特徴量と、当該商品画像特徴量の服飾種類に対応するユーザ嗜好特徴量とのベクトル間の類似度を算出する方法がある。例えば、当該商品画像特徴量の服飾種類がトップスの場合は、商品画像特徴量のベクトルPトップスと、当該ユーザのトップスのユーザ嗜好特徴量のベクトルUトップスとの類似度が算出され、当該商品画像特徴量の服飾種類がパンツの場合は、商品画像特徴量のベクトルPパンツと、当該ユーザのパンツのユーザ嗜好特徴量のベクトルUパンツとの類似度が算出される。第1の実施の形態では、ベクトル間の類似度の算出方法として、ユークリッド距離、マハラノビス距離、コサイン類似度又はピアソン相関係数を用いた方法等任意の方法を用いることが可能であり、これらに限定されない。
ステップS1406において、コーディネート決定部106は、類似度算出部105が算出した類似度に基づいて、当該ユーザへ推薦するコーディネートを決定する。ユーザ嗜好特徴量に含まれる服飾種類ごとに、類似度に基づいて1個又はN個の商品が選択される。コーディネートの決定方法としては、類似度が高いものから順に選択する方法、類似度の高い上位N個の商品を選択しn番目(nは1からN)の商品を組み合わせる方法、類似度の高い上位N個の商品を選択し全ての商品を組み合わせる方法、類似度の高い上位N個の商品をクラスタ分析によりクラスタリングを行いクラスタの中心に最も近い商品を組み合わせる方法等がある。
例えば、類似度が高いものから順に選んでいく方法では、コーディネート決定部106は、当該ユーザのトップスのユーザ嗜好特徴量と最も類似度の高いトップスの商品Aを選ぶ。同様に、コーディネート決定部106は、当該ユーザのパンツのユーザ嗜好特徴量と最も類似度の高いパンツの商品Bを選ぶ。このように当該ユーザの服飾種類ごとのユーザ嗜好特徴量との類似度が最も高い商品を選び、当該商品を組み合わせることで、推薦するコーディネートを決定する。
また、例えば、類似度が高い上位N個の商品のうち上位n番目同士の商品を組み合わせる方法(nは1からNの値)では、コーディネート決定部106は、当該ユーザのユーザ嗜好特徴量に含まれる服飾種類ごとに類似度の高い商品をN個ずつ選択し、選択した各商品を組み合わせる。服飾種類ごとに上位n番目同士の商品を組み合わせることで、コーディネート決定部106は、N通りのコーディネートを決定する。このとき、コーディネート決定部106は、当該ユーザのコーディネートとして、N通りの全てを決定しなくてもよく、N通りの中から更に絞り込んだコーディネートを決定してもよい。
また、例えば、類似度が高い上位N個の商品を全て組み合わせる方法では、コーディネート決定部106は、当該ユーザのユーザ嗜好特徴量に含まれる服飾種類ごとに類似度の高い商品をN個ずつ選択し、選択した各商品を全て組み合わせる。N個の商品を全て組み合わせることで、コーディネート決定部106は、服飾種類の数がnである場合、N通りのコーディネートを決定する。このとき、コーディネート決定部106は、当該ユーザのコーディネートとして、N通りの全てを決定しなくてもよく、N通りの中から更に絞り込んだコーディネートを決定してもよい。
また、例えば、類似度が高い上位N個の商品をクラスタ分析により絞り込んで組み合わせる方法では、コーディネート決定部106は、当該ユーザのユーザ嗜好特徴量に含まれる服飾種類ごとに類似度の高い商品をN個ずつ選択し、当該N個の商品にクラスタ分析を実施する。すなわち、コーディネート決定部106は、各服飾種類から選択した上位N個の商品画像特徴量を用いてクラスタリングを行い、クラスタの中心に最も近い商品を選択することにより、コーディネートに用いる商品を絞り込む。クラスタ分析に用いる方法の例としては、K−meansアルゴリズムがある。K−meansアルゴリズムとは、予め定めたクラスタ数KとそのK個のクラスタ中心をランダムに決め、サンプル点とK個のクラスタ中心との距離を計算し、最も近いクラスタに分類することでクラスタリングを行う方法である。クラスタリング時に、同一クラスタに該当するサンプル点の重心を計算し、クラスタ中心の更新を繰り返し、クラスタ中心の更新が収束したら処理を終了させる。分割数(クラスタ数K)は、予め決定しておいた分割数を使用するか、又は商品選択数(N個)等に応じて経験的に決定する。なお、K−meansアルゴリズム以外にも、K−meansアルゴリズムの初期値の選択方法を改良したK−means++アルゴリズム、分割数(クラスタ数)を自動的に推定するX−meansアルゴリズム等を用いてもよい。K−means++アルゴリズムについては、例えば、「"k-means++: the advantages of careful seeding", David Arthur, Sergei Vassilvitskii, Vassilvitskii, SODA '07 Proceedings of the eighteenth annual ACM-SIAM symposium on Discrete algorithms Pages 1027-1035」に詳しい。X−meansアルゴリズムについては、例えば、「"X-means: Extending k-means with efficient estimation of the number of clusters", Dan Pelleg, Andrew W. Moore, ICML '00 Proceedings of the Seventeenth International Conference on Machine Learning Pages 727-734」に詳しい。クラスタ分析によって、類似する商品をクラスタとしてまとめることが可能となるため、コーディネート決定部106は、類似した商品ばかりを用いたコーディネートの推薦を防ぎ、バリエーションのある商品を用いたコーディネートを決定することが可能となる。
続いて、コーディネート送信部107は、コーディネート決定部106が決定したコーディネートに用いる商品の情報を商品データベース800から取得する(S1407)。
続いて、コーディネート送信部107は、商品データベース800から取得した当該コーディネートに用いる商品の情報を、通信部101を介して当該ユーザへ送信する(S1408)。
上述したように、第1の実施の形態によれば、画像処理装置100は、ユーザ所有画像データを解析してユーザの嗜好を推定し、商品画像データを解析して当該ユーザの嗜好を反映した商品を選択してコーディネートを決定することができる。その結果、画像処理装置100は、ユーザの嗜好に基づいて適切な商品を推薦することができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では第1の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第1の実施の形態と同様でもよい。
第2の実施の形態では、図4の代わりに図9の手順が実行される。図9は、第2の実施の形態におけるユーザ画像特徴量を抽出する手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS2201、ステップS2202及びステップS2203は、図4のステップS1201、ステップS1202及びステップS1203と同様である。
ステップS2204において、ステップS2203で服飾領域が特定できなかった場合或いは服飾が写っていないと判断した場合には、特徴抽出部103は、ユーザ画像特徴量の抽出処理は行わずに、ユーザ画像特徴量を0とする。第2の実施の形態で用いる画像特徴量は上述したもの以外を用いてもよく、これらに限定されない。
続いて、特徴抽出部103は、解析対象画像データに撮影されている人物ごとに(人物ごとに行うとは、複数人が写っている場合に、各人物に対して行うことをいう。)、解析対象画像データの全ての服飾領域から抽出したユーザ画像特徴量を、一つのデータに格納する。すなわち、トップスから抽出したユーザ画像特徴量、ジャケットから抽出したユーザ画像特徴量、パンツから抽出したユーザ画像特徴量、スカートから抽出したユーザ画像特徴量、・・・、帽子から抽出したユーザ画像特徴量のような、服飾種類ごとのユーザ画像特徴量を複数集めて、一つのデータとして格納する。当該データをコーディネート画像特徴量という。特徴抽出部103は、コーディネート画像特徴量を解析対象画像データに関連付けて、通信部101を介してユーザ情報データベース700に記録する。
図10は、第2の実施の形態におけるユーザ情報データベース700の構成例を示す図である。図10に示されるように、ユーザ情報データベース700には、「ユーザID」、「画像ファイル名」、「コーディネート画像特徴量」が関連付けられて記録される。コーディネート画像特徴量は、上述のように服飾種類別にユーザ画像特徴量を複数含む。なお、第2の実施の形態では、異なる人物から抽出されたコーディネート画像特徴量であっても、同一のユーザID(解析対象画像データに関連付けられているユーザID)に関連付けられる。
ステップS2205は、図4のステップS1205と同様である。
図11は、第2の実施の形態におけるコーディネートを推薦する手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS2401は、図8のステップS1401と同様である。
続いて、ユーザ嗜好推定部104は、通信部101を介してユーザ情報データベース700から、送信要求情報に含まれているユーザIDに係るユーザのコーディネート画像特徴量を取得する(S2402)。
続いて、ユーザ嗜好推定部104は、ユーザ情報データベース700から取得したコーディネート画像特徴量をクラスタ分析することによって得られる各クラスタの代表特徴量を算出する(S2403)。クラスタ分析に用いる方法は、図8のステップS1406と同様に、K−meansアルゴリズム、K−means++アルゴリズム又はX−meansアルゴリズム等を用いてよい。代表特徴量は、各クラスタの中心のコーディネート画像特徴量でもよいし、各クラスタの中心に一番近い位置に存在するコーディネート画像特徴量でもよい。
図12は、第2の実施の形態における各クラスタの代表特徴量の例を示す図である。代表特徴量は、コーディネート画像特徴量と同じ構成を有し、クラスタごとに生成される。
続いて、ユーザ嗜好推定部104は、各クラスタの要素数(各クラスタに属するコーディネート画像特徴量の数)をカウントし、当該要素数のヒストグラムを生成する(S2404)。
図13は、第2の実施の形態におけるクラスタの要素数のヒストグラムの例を示す図である。図13では、「ユーザID」ごとに、各クラスタを代表する代表特徴量に関連付けられて要素数が記録されている。なお、図13では、複数のユーザIDについて、ヒストグラムが示されているが、送信要求情報に含まれているユーザIDに対してのみのヒストグラムが生成されてもよい。
続いて、ユーザ嗜好推定部104は、生成されたヒストグラムに基づいて、嗜好モデルを生成する(S2405)。第2の実施の形態において、ユーザ嗜好推定部104は、トピックモデルを用いて、嗜好モデルを生成する。トピックモデルとは、データに含まれるトピック(潜在意味)を抽出する手法であり、文書又は画像等様々な分野で応用されている。なお、トピックモデルについては、例えば、以下の文献に詳しい。
「"トピックモデル", 岩田具治(著), 講談社(2015/4/8)」
「"トピックモデルによる統計的潜在意味解析", 佐藤一誠 (著), 奥村学 (監修), コロナ社; A5版 (2015/3/13)」
トピックモデルには、PLSA(Probabilistic Latent Semantic Analysis)、LDA(Latent Dirichlet Allocation)等の手法があるが、第2の実施の形態では、トピックモデルの具体的な手法については限定しない。第2の実施の形態では、いずれの手法が用いられてもよい。
第2の実施の形態では、ユーザが好みのコーディネートを選択する過程を、ユーザが好むトピックが複数存在し、あるトピックが確率的に選択され、更に当該トピックから出現しやすいコーディネートが選択される、とモデル化する。
図14は、第2の実施の形態におけるトピックモデルによるモデル化を示す図である。ここで、第2の実施の形態におけるトピックとは、例えば、「カジュアルなコーディネート」、「シンプルなコーディネート」、「ガーリーなコーディネート」、「フォーマルなコーディネート」等のファッションコーディネートの印象、雰囲気又はテイスト等を指す。図14において、ユーザとトピックを結ぶ線の太さは、ユーザのトピックへの嗜好の強さを示し、トピックと代表特徴量を結ぶ線の太さは、代表特徴量がトピックから生成される確率の大きさを示す。ユーザと太い線で結ばれている代表特徴量は、当該ユーザが当該代表特徴量を選択する確率が高いこと、すなわち、代表特徴量への嗜好度が高いことを示す。
図15は、第2の実施の形態におけるトピックモデルを記述したグラフィカルモデルの例を示す図である。ユーザがあるトピックを選択する確率をトピック比率θという。トピック比率θに従って、トピックZが選択され、代表特徴量Cは、各トピックからの出現確率φに従って選択される。トピック比率θは、当該ユーザの好みを表している。
続いて、ユーザ嗜好推定部104は、ステップS2404で生成したヒストグラムを入力として、EMアルゴリズム、変分ベイズ推定又はギブスサンプリング等を用いて嗜好モデルを生成し、トピック比率θと出現確率φを算出する(S2405)。
図16は、第2の実施の形態におけるトピック比率の算出結果の一例を示す図である。図16に示されるように、ユーザと複数のトピックとの組み合わせごとに、トピック比率θが算出される。トピック比率θが高い組み合わせは、当該ユーザから当該トピックへの生起確率が高いことを表す。すなわち、トピック比率θが高い組み合わせは、当該ユーザが当該トピックを選択する確率が高いことを示す。一方、トピック比率θが低い組み合わせは、当該ユーザから当該トピックへの生起確率が低いことを表す。すなわち、トピック比率θが低い組み合わせは、当該ユーザが当該トピックを選択する確率が低いことを示す。なお、図16では、複数のユーザIDについてトピック比率が算出されている例が示されているが、送信要求情報に含まれているユーザIDに対してのみトピック比率が算出されてもよい。
また、図17は、第2の実施の形態における出現確率の算出結果の一例を示す図である。図17に示されるように、トピックと複数の代表特徴量(複数のクラスタ)との組み合わせごとに、出現確率φが算出される。出現確率φが高い組み合わせは、当該トピックから当該代表特徴量(当該クラスタ)の生起確率が高いことを示す。一方、出現確率φが低い組み合わせは、当該トピックから当該代表特徴量の生起確率が低いことを示す。
続いて、ユーザ嗜好推定部104は、ステップS2405で生成した嗜好モデルに基づいて、送信要求情報に含まれているユーザIDに係るユーザのユーザ嗜好特徴量を推定する(S2406)。当該ユーザのユーザ嗜好特徴量を推定する方法としては、類似度が高い代表特徴量を選択する方法、又は嗜好度の高い代表特徴量を選択する方法等がある。
例えば、類似度が高い代表特徴量を選択する方法では、ユーザ嗜好推定部104は、当該ユーザのトピック比率と各代表特徴量の出現確率との類似度を算出して、当該ユーザのトピック比率との類似度が高い代表特徴量をユーザ嗜好特徴量に選択する。類似度の算出方法の例としては、当該ユーザのトピック比率と代表特徴量の出現確率とのベクトル間の類似度を算出する方法、又は確率分布の類似度を算出する方法等がある。
図18は、第2の実施の形態におけるユーザに対するトピック比率とトピックに対する代表特徴量の出現確率との類似度を算出する例を示す図である。図18に示されるように、当該ユーザ(ユーザIDがU001のユーザ)のトピック比率のベクトルと、各代表特徴量の出現確率のベクトルとの類似度が算出される。ベクトル間の類似度としては、図8のステップS1405と同様に、ユークリッド距離、マハラノビス距離、コサイン類似度又はピアソン相関係数を用いた方法等任意の類似度を用いることができる。確率分布の類似度としては、バタチャリヤ距離、KL−ダイバージェンス、Jensen−Shannonダイバージェンスを用いた方法等任意の類似度を用いることができる。ここで、当該ユーザのトピック比率と、各代表特徴量の出現確率とを確率分布として扱うために、それぞれの合計が1となるように正規化した後に類似度を算出するものとする。第2の実施の形態では、類似度を算出する方法は、上述したもの以外の方法を用いてもよい。ユーザ嗜好特徴量としては、類似度が最も高い代表特徴量が一つだけ選択されてもよいし、類似度が高い順にN個の代表特徴量が選択されてもよい。
一方、嗜好度の高い代表特徴量を選択する方法では、ユーザ嗜好推定部104は、当該ユーザの代表特徴量の嗜好度を算出し、当該ユーザの嗜好度が高い代表特徴量をユーザ嗜好特徴量として選択する。
以下、嗜好度の算出方法について説明する。ユーザuが、トピックZを嗜好する確率p(Z|u)は、トピック比率θに従う。代表特徴量cが或るトピックZから出現する確率p(c|Z)は、出現確率φに従う。p(Z|u)とp(c|Z)とから、ユーザuの代表特徴量cに対する嗜好度p(c|u)は、数1に基づいて求めることができる。
Figure 2018120527
嗜好度p(c|u)を全ての代表特徴量において算出し、ユーザuの嗜好度が最も高い代表特徴量が一つだけ選択されてもよいし、嗜好度が高い順にN個の代表特徴量が選択してもよい。
なお、ユーザ嗜好特徴量は、第1の実施の形態のようにユーザ画像特徴量の平均値、中央値又は最頻値を用いて算出されてもよい。
続いて、類似度算出部105は、商品データベース800から商品画像特徴量を取得する(S2407)。
続いて、類似度算出部105は、商品データベース800から取得した商品画像特徴量ごとに、該ユーザのユーザ嗜好特徴量のうち、当該商品画像特徴量に対応する部分との類似度を算出する(S2408)。「対応する」とは、服飾種類が同じであることを意味する。例えば、商品データベース800から取得した商品画像特徴量に対応する商品がトップスである場合、当該商品画像特徴量と、ユーザ嗜好特徴量のうちトップスに対応する部分との類似度が算出され、商品データベース800から取得した商品画像特徴量に対応する商品がジャケットである場合、当該商品画像特徴量と、ユーザ嗜好特徴量のうちジャケットに対応する部分との類似度が算出される。図8のステップS1405同様に、ベクトル間の類似度の算出方法としては、ユークリッド距離、マハラノビス距離、コサイン類似度又はピアソン相関係数を用いた方法等任意の方法を用いることができる。第2の実施の形態では、上述したもの以外の方法を用いてもよく、これらに限定されない。類似度算出部105は、ユーザ嗜好特徴量に対応する全ての商品画像特徴量に対して類似度の算出を行う。
ステップS2409において、コーディネート決定部106は、類似度算出部105が算出した類似度に基づいて、当該ユーザへ推薦するコーディネートを決定する。ユーザ嗜好特徴量に含まれる服飾種類ごとに、類似度に基づいて1個又はN個の商品が選択される。ステップS2406においてユーザ嗜好特徴量として複数の代表特徴量が選択された場合、各々の代表特徴量に対して、当該代表特徴量に含まれる服飾種類ごとに、類似度に基づいて1個又はN個の商品が選択される。図8のステップS1406と同様に、コーディネートの決定方法としては、類似度が高いものから順に選択する方法、類似度の高い上位N個の商品を選択しn番目(nは1からN)の商品を組み合わせる方法、類似度の高い上位N個の商品を選択し全ての商品を組み合わせる方法、類似度の高い上位N個の商品をクラスタ分析によりクラスタリングを行いクラスタの中心に最も近い商品を組み合わせる方法等がある。
ステップS2410とステップS2411は、図8のステップS1407とステップS1408と同様である。
上述したように、第2の実施の形態によれば、画像処理装置100は、ユーザ所有画像データを解析して、ユーザの嗜好をトピックモデルによるモデル化を行って推定し、商品画像データを解析して当該ユーザの嗜好を反映した商品を選択してコーディネートを決定することができる。その結果、画像処理装置100は、ユーザの嗜好に基づいて適切な商品又はコーディネートを推薦することができる。
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では第2の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第2の実施の形態と同様でもよい。
図19は、第3の実施の形態における画像処理装置300の機能構成例を示す図である。図19に示される画像処理装置300は、通信部301、領域特定部302、特徴抽出部303、ユーザ嗜好推定部304、類似度算出部305、コーディネート決定部306及びコーディネート送信部307等を有する。通信部301は通信部101、領域特定部302は領域特定部102、特徴抽出部303は特徴抽出部103、ユーザ嗜好推定部304はユーザ嗜好推定部104、類似度算出部305は類似度算出部105、コーディネート決定部306はコーディネート決定部106、コーディネート送信部307はコーディネート送信部107と同様の機能を有する。更に、ユーザ嗜好推定部304及び類似度算出部305は、通信部301を介して、図1に示されるユーザ嗜好データベース900と接続して処理を行う。更に、類似度算出部305は、通信部301を介して、ユーザから送信要求情報を取得する。
図20は、第3の実施の形態におけるユーザ嗜好特徴量を抽出する手順の一例を説明するためのフローチャートである。第3の実施の形態では、図9の代わりに図20の手順が実行される。
ステップS3201からステップS3204は、図9のステップS2201からステップS2204と同様である。
ステップS3205において、ユーザ情報データベース700に保存されたユーザ所有画像データが全て解析された場合(S3205でYes)、ステップS3206へ進み、全て解析されていない場合(S3205でNo)、ステップS3201へ進み処理を継続する。
ステップS3206からステップS3208は、図11のステップS2403からS2405と同様である。但し、ステップS3207において、ヒストグラムは、複数のユーザIDのそれぞれについて生成される。また、ステップS3208において、嗜好モデルは、複数のユーザIDのそれぞれについて生成される。
ステップS3209において、複数のユーザIDのそれぞれについて、図11のステップS2406と同様の方法でユーザ嗜好特徴量が算出される。算出されたユーザ嗜好特徴量は、対応するユーザIDに関連付けられてユーザ嗜好データベース900に記録される。
図21は、第3の実施の形態におけるユーザ嗜好データベースの構成例を示す図である。図21に示されるように、ユーザ嗜好データベース900には、「ユーザID」と「ユーザ嗜好特徴量」が関連付けられて記録される。なお、ユーザ嗜好特徴量は、第2の実施の形態のようにトピックモデルを用いて算出されてもよいし、第1の実施の形態のようにユーザ画像特徴量の平均値、中央値又は最頻値を用いて算出されてもよい。
図22は、第3の実施の形態におけるコーディネートを推薦する手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS3401において、類似度算出部305は、通信部301を介して送信要求情報を取得する。
続いて、類似度算出部305は、通信部301を介して、当該送信要求情報に含まれているユーザIDに関連付けられてユーザ嗜好データベース900に記憶されているユーザ嗜好特徴量を取得する(S3402)。
ステップS3403からステップS3407は、図11のステップS2407からステップS2411と同様である。
上述したように、第3の実施の形態によれば、画像処理装置300は、ユーザ所有画像データを解析してユーザの嗜好を推定し、嗜好を示す情報をデータベースに記録する。当該データベースに記録された当該ユーザの嗜好を示す情報と商品画像データを解析した結果との類似度を算出することにより、ユーザの嗜好を反映した商品を選択してコーディネートを決定することができる。その結果、画像処理装置300は、ユーザの嗜好に基づいて適切な商品又はコーディネートを推薦することができる。
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態では第2の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第2の実施の形態と同様でもよい。
図23は、第4の実施の形態における画像処理装置400の機能構成例を示す図である。図23に示される画像処理装置400は、通信部401、顔属性識別部402、領域特定部403、特徴抽出部404、ユーザ嗜好推定部405、類似度算出部406、コーディネート決定部407及びコーディネート送信部408等を有する。通信部401は通信部101、領域特定部403は領域特定部102、特徴抽出部404は特徴抽出部103、ユーザ嗜好推定部405はユーザ嗜好推定部104、類似度算出部406は類似度算出部105、コーディネート決定部407はコーディネート決定部106、コーディネート送信部408はコーディネート送信部107と同様の機能を有する。
顔属性識別部402は、ユーザの画像に撮影されている人物の性別、年齢及び顔等識別を行い、顔識別情報を生成する。なお、第4の実施の形態において、ユーザ情報データベース700には、ユーザ所有画像として、ユーザ本人だけではなく、家族等の他の人物も撮影されている画像が記録されている状況が想定される。
図24は、第4の実施の形態におけるユーザ画像特徴量を抽出する手順の一例を説明するためのフローチャートである。第4の実施の形態では、図9の代わりに図24の手順が実行される。
ステップS4201は、図4のステップS1201と同様である。
続いて、解析対象画像データがまだ解析されていなければ(S4202でYes)、ステップS4203へ進み、解析対象画像データが既に解析済であれば(S4202でNo)、ステップS4206へ進む。
ステップS4203において、顔属性識別部402は、解析対象画像データを解析し、撮影されている人物の性別、年齢、顔等を識別する(S4203)。顔属性識別の方法は、既存の画像認識技術を用いる。例えば、統計的機械学習による手法により、画像中の局所的な組み合わせによって認識及び推定する方法等が知られている。
顔属性識別の結果は、解析対象画像データに関連付けられてユーザ情報データベース700に記録される。
図25は、第4の実施の形態におけるユーザ情報データベース700の構成例を示す図である。図25に示されるように、ユーザ情報データベース700には、「ユーザID」、「画像ファイル名」、「顔ID」、「推定性別」、「推定年齢」、各コーディネート画像特徴量が関連付けられて記録される。「顔ID」は、同一人物であるか否かを示す識別情報である。「推定性別」は、当該顔IDで識別される人物について推定された性別である。「推定年齢」は、当該顔IDで識別される人物について推定された年齢である。なお、コーディネート画像特徴量は、後述のステップS4205で生成される。
ステップS4204は、図4のステップS1204と同様である。
ステップS4205において、図4のステップS1205と同様に、特徴抽出部404は、コーディネート画像特徴量を抽出する。特徴抽出部404は、抽出されたコーディネート画像特徴量と対応する顔IDを関連付けて、通信部401を介して、ユーザ情報データベース700に記録する。
図26は、第4の実施の形態におけるコーディネートを推薦する手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS4401からステップS4403は、図11のステップS2401からステップS2403と同様である。
ステップS4404において、図11のステップS2404と同様に、ユーザ嗜好推定部405は、代表特徴量(クラスタ)ごとのコーディネート画像特徴量のヒストグラムを生成する。ユーザ嗜好推定部405は、顔IDごとに、分類されたクラスタに属するコーディネート画像特徴量の要素数を、当該クラスタが対応する代表特徴量に対応付けたヒストグラムを生成する。
図27は、第4の実施の形態におけるクラスタの要素数のヒストグラムの例を示す図である。図27に示されるように、「顔ID」ごとに、複数の代表特徴量(クラスタ)に関してそれぞれの要素数が記録される。
ステップS4405において、図11のステップS2405と同様に、ユーザ嗜好推定部405は、生成された代表特徴量のヒストグラムに基づいて、嗜好モデルを生成する。ユーザ嗜好推定部405は、顔IDごとに、トピックモデルを用いて嗜好モデルを生成する。
図28は、第4の実施の形態におけるトピックモデルによるモデル化を示す図である。図28において、顔IDとトピックを結ぶ線の太さは、顔IDにより識別される人物のトピックへの嗜好の強さを示し、トピックと代表特徴量を結ぶ線の太さは、代表特徴量がトピックから生成される確率の大きさを示す。顔IDと太い線で結ばれている代表特徴量は、当該顔IDにより識別される人物が当該代表特徴量を選択する確率が高いこと、すなわち、代表特徴量への嗜好度が高いことを示す。
図29は、第4の実施の形態におけるトピックモデルを記述したグラフィカルモデルの例を示す図である。顔IDにより識別される人物があるトピックを選択する確率をトピック比率θという。トピック比率θに従って、トピックZが選択され、代表特徴量Cは、各トピックからの出現確率φに従って選択される。トピック比率θは、当該顔IDにより識別される人物の好みを表している。
図30は、第4の実施の形態におけるトピック比率の算出結果の一例を示す図である。図30に示されるように、顔IDと複数のトピックとの組み合わせごとに、トピック比率θが算出される。顔IDとトピックの関係性は、図16におけるユーザとトピックの関係性と同様である。
ステップS4406において、ユーザ嗜好推定部405は、図11のステップS2406と同様に、ステップS4405で生成した嗜好モデルに基づいて、当該顔IDにより識別される人物が嗜好する代表特徴量をユーザ嗜好特徴量として推定する。当該顔IDにより識別される人物のユーザ嗜好特徴量を推定する方法としては、類似度が高い代表特徴量を選択する方法、又は嗜好度の高い代表特徴量を選択する方法等がある。
例えば、類似度が高い代表特徴量を選択する方法では、ユーザ嗜好推定部405は、当該顔IDにより識別される人物のトピック比率と代表特徴量の出現確率との類似度を算出して、当該顔IDにより識別される人物のトピック比率との類似度が高い代表特徴量をユーザ嗜好特徴量に選択する。類似度の算出方法の例としては、当該顔IDにより識別される人物のトピック比率と代表特徴量の出現確率とのベクトル間の類似度を算出する方法、又は確率分布の類似度を算出する方法等がある。
図31は、第4の実施の形態における顔IDに対するトピック比率とトピックに対する代表特徴量の出現確率との類似度を算出する例を示す図である。図31に示されるように、顔ID:F101により識別される人物に対するトピック比率のベクトルと、各代表特徴量の出現確率のベクトルとの類似度が算出される。ベクトル間の類似度については第2の実施の形態において説明した通りである。ユーザ嗜好特徴量としては、類似度が最も高い代表特徴量が一つだけ選択されてもよいし、類似度が高い順にN個の代表特徴量が選択されてもよい。
また、例えば、嗜好度の高い代表特徴量を選択する方法では、ユーザ嗜好推定部405は、当該顔IDにより識別される人物の代表特徴量の嗜好度を算出し、当該顔IDにより識別される人物の嗜好度が高い代表特徴量をユーザ嗜好特徴量に選択する。
以下、嗜好度の算出方法について説明する。ユーザ:u、顔ID:fにより識別される人物が、トピックZを嗜好する確率p(Z|uf)は、トピック比率θに従う。代表特徴量cが或るトピックZから出現する確率p(c|Z)は、出現確率φに従う。p(Z|uf)とp(c|Z)とから、ユーザ:u、顔ID:fにより識別される人物の代表特徴量cに対する嗜好度p(c|uf)は、数2に基づいて求めることができる。
Figure 2018120527
嗜好度p(c|uf)を全ての代表特徴量において算出し、ユーザ:u、顔ID:fにより識別される人物の嗜好度が最も高い代表特徴量が一つだけ選択されてもよいし、嗜好度が高い順にN個の代表特徴量が選択されてもよい。
なお、ユーザ嗜好特徴量は、第1の実施の形態のようにユーザ画像特徴量の平均値、中央値又は最頻値を用いて算出されてもよい。
続くステップS4407及びステップS4408は、図11のステップS2407及びステップS2408と同様である。
ステップS4409において、コーディネート決定部407は、類似度算出部406が算出した類似度に基づいて、当該ユーザへ推薦する顔IDごとのコーディネートを決定する。当該顔IDのユーザ嗜好特徴量に含まれる服飾種類ごとに、顔属性識別による情報(推定性別、推定年齢等)と商品情報(サイズカテゴリ等)とから当該顔IDにより識別される人物に適合する商品を絞り込んだ後、類似度に基づいて1個又はN個の商品が選択される。ステップS4406においてユーザ嗜好特徴量として複数の代表特徴量が選択された場合、各々の代表特徴量に対して、当該代表特徴量に含まれる服飾種類ごとに、類似度に基づいて1個又はN個の商品が選択される。コーディネートの決定方法は、図11のステップS2406と同様でよい。
ステップS4410とステップS4411は、図8のステップS1407とステップS1408と同様である。
上述したように、第4の実施の形態によれば、画像処理装置400は、ユーザ所有画像データを解析して顔属性識別を行い、識別された顔に対応する人物の嗜好をトピックモデルによるモデル化を行って推定し、商品画像データを解析して当該人物の嗜好及び顔属性識別による情報(推定性別、推定年齢等)を反映した商品を選択してコーディネートを決定することができる。その結果、画像処理装置400は、ユーザの嗜好に基づいて適切な商品又はコーディネートを推薦することができる。
次に、第5の実施の形態について説明する。第5の実施の形態では第4の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第4の実施の形態と同様でもよい。
図32は、第5の実施の形態における画像処理装置500の機能構成例を示す図である。図32に示される画像処理装置500は、通信部501、顔属性識別部502、領域特定部503、特徴抽出部504、ユーザ嗜好推定部505、類似度算出部506、コーディネート決定部507、コーディネート送信部508、広告作成部509、広告送信部510、フォトブック作成部511、フォトブック送信部512及び印刷部513等を有する。通信部501は通信部401、顔属性識別部502は顔属性識別部402、領域特定部503は領域特定部403、特徴抽出部504は特徴抽出部404、ユーザ嗜好推定部505はユーザ嗜好推定部405、類似度算出部506は類似度算出部406、コーディネート決定部507はコーディネート決定部407、コーディネート送信部508はコーディネート送信部408と同様の機能を有する。
広告作成部509は、コーディネート用商品データをレイアウトし、広告原稿データを作成する。
広告送信部510は、広告原稿データを印刷部513へ送信する。
フォトブック作成部511は、通信部501を介してユーザから送信要求情報を取得して、ユーザ情報データベース700から取得した顔属性識別結果に基づいて、フォトブック原稿データを作成する。
フォトブック送信部512は、フォトブック原稿データを印刷部513へ送信する。
印刷部513は、広告送信部510から取得した広告原稿データ及びフォトブック送信部512から取得したフォトブック原稿データを印刷又は通信部501を介してユーザへ送信する。
なお、第4の実施の形態と同様、ユーザ情報データベース700には、ユーザ所有画像として、ユーザ本人だけではなく、家族等他の人物も撮影されている画像が記録されている状況が想定される。
図33は、第5の実施の形態におけるコーディネートを推薦する手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS5401が実行される以前に、ユーザ画像特徴量又はコーディネート画像特徴量は、第4の実施の形態と同様に算出されてユーザ情報データベース700に記録されているものとする。また、商品画像特徴量は、第4の実施の形態と同様に算出されて商品データベース800に記録されているものとする。
ステップS5401からステップS5411は、図26のステップS4401からステップS4411と同様である。なお、ステップS5406において算出されるユーザ嗜好特徴量は、第1の実施の形態のようにユーザ画像特徴量の平均値、中央値又は最頻値を用いて算出されてもよい。また、第3の実施の形態のように、予めユーザ嗜好特徴量がユーザ情報データベース700に記録されており、ユーザ嗜好推定部505は、当該ユーザ嗜好特徴量をユーザ情報データベース700から通信部501を介して取得してもよい。
ステップS5412において、広告作成部509は、コーディネート送信部508から取得したコーディネート用商品データに基づいて原稿のレイアウトを行い、広告原稿データを作成する。或る商品に関する広告原稿データのレイアウト方法は、ステップS5408でユーザ嗜好特徴量に対して算出した類似度が高い順に当該商品を大きくレイアウトする方法であってもよいし、当該商品を含むコーディネート用商品データに使用する商品の合計価格が高い順又は安い順に大きくレイアウトする方法であってもよい。
続いて、広告送信部510は、作成された広告原稿データを印刷部513へ送信する(S5413)。
図34は、第5の実施の形態におけるフォトブック作成手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS5501において、フォトブック作成部511は、通信部501を介してユーザから送信要求情報を取得する。
続いて、フォトブック作成部511は、通信部501を介してユーザ情報データベース700から、送信要求情報に含まれているユーザIDに対応する顔属性識別結果及びユーザ所有画像データを取得する(S5502)。
ステップS5503において、フォトブック作成部511は、当該顔属性識別結果に基づいて、フォトブック原稿データの各ページで使用するユーザ所有画像データを選定する。フォトブック原稿データの作成にあたり、予めサイズ、ページ数及びレイアウトテンプレート等の条件が与えられる。予め与えられる条件により、選定する画像数の上限等が決定される。フォトブック原稿データの各ページで使用するユーザ所有画像データの選定は、取得した各ユーザ所有画像データの顔属性識別結果(顔ID、推定性別、推定年齢等)に基づいてなされる。各ページで使用するユーザ所有画像データの選定方法としては、例えば、ページごとに同一の顔IDにより識別される人物が撮影されている画像を選定する方法(或るページはAさん中心に選定され、他のページはBさん中心に選定される、等)であってもよい。当該方法によれば、ページごとに同一人物が撮影されているフォトブックが作成されることから、統一感のあるフォトブック原稿データを作成することが可能である。また、他のユーザ所有画像データの選定方法としては、顔が認識された回数が多い画像、すなわち多くの顔IDが識別された画像を中心に選定する方法であってもよい。当該方法によれば、大勢の人が集まった集合写真又は記念写真が中心のフォトブック原稿データを作成することが可能である。また、ユーザ所有画像データを選定する方法は、顔属性識別結果のみに基づく方法に限定されるものではなく、例えば、ユーザ所有画像データのメタデータ(撮影日時、撮影場所等)を利用し、ユーザ所有画像データの撮影日ごと又は撮影場所ごとに各ページの画像が選定されてもよい。なお、フォトブック原稿データの各ページで使用するユーザ所有画像データは、ユーザが選定してもよいし、フォトブック作成部511により選定された後ユーザに再度選定させてもよいし、ユーザが選定したユーザ所有画像データのみからフォトブック作成部511が選定してもよい。
続いて、フォトブック作成部511は、選定されたユーザ所有画像データを予め与えられたレイアウトテンプレートに割り当て、フォトブック原稿データを作成してフォトブック送信部へ出力する(S5504)。選定されたユーザ所有画像データを各ページにレイアウトする方法として、認識された顔の大きさが大きい順に、画像を大きくレイアウトする方法がある。また、他の方法として、年齢が小さい順に配置する方法(赤ちゃん及び子供中心のレイアウト)、認識された顔の数が多い順に画像を大きくレイアウトする方法、ランダムにレイアウトする方法等がある。また、ステップS5504でフォトブック作成部511が各ページに使用する画像をレイアウトした後に、ユーザにレイアウトを変更させてもよいし、最初からユーザがレイアウトしてもよい。
続いて、フォトブック送信部512は、当該フォトブック原稿データを印刷部513へ送信する。
続いて、印刷部513は、ステップS5413で送信された広告原稿データ及びステップS5505で送信されたフォトブック原稿データを受信して、印刷する。また、印刷部513は、通信部501を介してユーザへ広告原稿データ及びフォトブック原稿データを送信してもよい。
上述したように、第5の実施の形態によれば、画像処理装置500は、ユーザの嗜好を反映した商品を選択してコーディネートを決定した後、当該コーディネートに応じた広告を作成し、顔属性識別結果を利用して使用するユーザの画像を選定したフォトブックを作成することができる。その結果、画像処理装置500は、ユーザの嗜好に基づいて適切な商品又はコーディネートを推薦することができる。また、画像処理装置500は、フォトブックの印刷に合わせて、ユーザの特性及び嗜好に合わせた商品又はコーディネートを推薦することで、ユーザにフォトブックの印刷に要する費用を還元することができる。また、商品販売主は、対象者(ユーザ)の特性及び嗜好に合わせた商品又はコーディネートを推薦することが広告の印刷によって可能となり、購買率を向上することが可能となる。
なお、各実施の形態において、画像処理装置100、300、400及び500は、複数の装置から構成されてもよい。例えば、画像処理装置100、300、400及び500は、複数のコンピュータを含む画像処理システムであってもよい。
なお、第1から第5の実施の形態において、ユーザ所有画像データは、ユーザ画像データの一例である。服飾の種類(トップス、ジャケット、パンツ、スカート、ワンピース、シューズ、バッグ、ベルト、帽子等)は、服飾品の種類の一例である。服飾が表示されている画像領域(領域の幅、高さ及び領域の始点の座標等で示される)は、服飾品の画像領域の一例である。特徴抽出部103は、抽出部及び取得部の一例である。ユーザ画像特徴量は、第1の特徴量の一例である。商品画像特徴量は、第2の特徴量の一例である。ユーザ嗜好特徴量は、第3の特徴量の一例である。ユーザ嗜好推定部104は、特定部の一例である。類似度の算出は、比較の一例である。類似度算出部105、コーディネート決定部106及びコーディネート送信部107は、出力部の一例である。コーディネート特徴量は、第4の特徴量の一例である。代表特徴量は、代表値の一例である。トピック比率θは、トピックがユーザによって選択される比率の一例である。出現確率φは、クラスタのトピックごとの出現比率の一例である。顔IDは、同一人物であるか否かを示す情報の一例である。広告作成部509は、第1の生成部の一例である。広告原稿データは、広告データの一例である。フォトブック作成部511は、第2の生成部の一例である。フォトブック原稿データは、データの一例である。レイアウトテンプレートは、所定のレイアウトの一例である。レイアウトは、配列の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 画像処理装置
101 通信部
102 領域特定部
103 特徴抽出部
104 ユーザ嗜好推定部
105 類似度算出部
106 コーディネート決定部
107 コーディネート送信部
300 画像処理装置
301 通信部
302 領域特定部
303 特徴抽出部
304 ユーザ嗜好推定部
305 類似度算出部
306 コーディネート決定部
307 コーディネート送信部
400 画像処理装置
401 通信部
402 顔属性識別部
403 領域特定部
404 特徴抽出部
405 ユーザ嗜好推定部
406 類似度算出部
407 コーディネート決定部
408 コーディネート送信部
500 画像処理装置
501 通信部
502 顔属性識別部
503 領域特定部
504 特徴抽出部
505 ユーザ嗜好推定部
506 類似度算出部
507 コーディネート決定部
508 コーディネート送信部
509 広告作成部
510 広告送信部
511 フォトブック作成部
512 フォトブック送信部
513 印刷部
600 ネットワーク
700 ユーザ情報データベース
800 商品データベース
900 ユーザ嗜好データベース
B バス
1001 CPU
1002 ネットワークインタフェース
1003 入出力インタフェース
1004 補助記憶装置
1005 メモリ装置
特開2012−014544号公報

Claims (10)

  1. ユーザを被写体として含む1以上のユーザ画像データのそれぞれから、前記ユーザが着用している各服飾品の種類及び各服飾品の画像領域の第1の特徴量を抽出する抽出部と、
    商品としての服飾品を含む1以上の商品画像データのそれぞれに関して、各商品に係る服飾品の種類及び各商品の画像領域の第2の特徴量を取得する取得部と、
    前記種類ごとに、当該種類に係る前記第1の特徴量に基づいて、前記ユーザの嗜好を示す第3の特徴量を特定する特定部と、
    前記種類ごとに、当該種類に係る前記第2の特徴量と、当該種類に係る前記第3の特徴量との比較に基づいて推薦する商品を特定し、特定された商品の組み合わせに関する情報を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特定部は、前記種類ごとに、当該種類に係る前記第1の特徴量の平均値、中央値、又は最頻値に基づいて前記第3の特徴量を特定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記特定部は、前記ユーザ画像データごとに、当該ユーザ画像データから抽出された前記種類ごとの特徴量の集合である第4の特徴量を生成し、
    前記第4の特徴量を複数のクラスタに分類し、
    各クラスタに分類された前記第4の特徴量の数に基づいて、トピックモデルを用いて、各トピックが前記ユーザによって選択される比率と、前記各クラスタのトピックごとの出現比率とを算出し、
    前記各トピックの比率と、前記各クラスタのトピックごとの出現比率とに基づいて、前記クラスタごとの前記第4の特徴量に関する代表値の中から前記第3の特徴量を特定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記特定部は、前記各クラスタのトピックごとの出現比率のうち、前記各トピックの比率に最も類似するトピックごとの出現比率に係るクラスタに分類された前記第4の特徴量に関する代表値を前記第3の特徴量として特定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記特定部は、前記各クラスタについて、トピックごとの、当該トピックの比率と、当該クラスタの当該トピックの出現比率との積の総和を算出し、前記総和が最大のクラスタに分類された前記第4の特徴量に関する代表値の中から前記第3の特徴量を特定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  6. 前記抽出部は、同一人物ごとに、当該人物が着用している各服飾品の種類及び各服飾品の画像領域の前記第1の特徴量を抽出し、
    前記特定部は、同一人物ごと、かつ、前記種類ごとに、当該人物及び当該種類に係る前記第1の特徴量に基づいて、前記人物の嗜好を示す第3の特徴量を特定し、
    前記出力部は、同一人物ごと、かつ、前記種類ごとに、当該人物及び当該種類に係る前記第2の特徴量と、当該人物及び当該種類に係る前記第3の特徴量との比較に基づいて、当該人物に推薦する商品を特定し、特定された商品の組み合わせに関する情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の画像処理装置。
  7. 前記推薦する商品に関する広告データを生成する第1の生成部、
    を有することを特徴とする請求項1乃至6いずれか一項記載の画像処理装置。
  8. 前記同一人物ごとに、当該同一人物を被写体として含むユーザ画像データが所定のレイアウトで配列されたデータを生成する第2の生成部、
    を有することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  9. ユーザを被写体として含む1以上のユーザ画像データのそれぞれから、前記ユーザが着用している各服飾品の種類及び各服飾品の画像領域の第1の特徴量を抽出する抽出手順と、
    商品としての服飾品を含む1以上の商品画像データのそれぞれに関して、各商品に係る服飾品の種類及び各商品の画像領域の第2の特徴量を取得する取得手順と、
    前記種類ごとに、当該種類に係る前記第1の特徴量に基づいて、前記ユーザの嗜好を示す第3の特徴量を特定する特定手順と、
    前記種類ごとに、当該種類に係る前記第2の特徴量と、当該種類に係る前記第3の特徴量との比較に基づいて推薦する商品を特定し、特定された商品の組み合わせに関する情報を出力する出力手順と、
    を実行することを特徴とする画像処理方法。
  10. ユーザを被写体として含む1以上のユーザ画像データのそれぞれから、前記ユーザが着用している各服飾品の種類及び各服飾品の画像領域の第1の特徴量を抽出する抽出部と、
    商品としての服飾品を含む1以上の商品画像データのそれぞれに関して、各商品に係る服飾品の種類及び各商品の画像領域の第2の特徴量を取得する取得部と、
    前記種類ごとに、当該種類に係る前記第1の特徴量に基づいて、前記ユーザの嗜好を示す第3の特徴量を特定する特定部と、
    前記種類ごとに、当該種類に係る前記第2の特徴量と、当該種類に係る前記第3の特徴量との比較に基づいて推薦する商品を特定し、特定された商品の組み合わせに関する情報を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする画像処理システム。
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