JP2018119342A - 浮体併用による重量構造物の移動方法並びに橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法 - Google Patents

浮体併用による重量構造物の移動方法並びに橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】水域建造物に設備されている重量構造物の撤去移動作業が容易に行われる浮体併用による重量構造物の移動方法並びに橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法を提供すること。【解決手段】橋脚1Aに固定されている仮設重量構造物2Aに、浮力を有する浮体4を付設し、この仮設重量構造物2Aを引上げ装置5に連結した後、仮設重量構造物2Aを橋脚1Aから固定解除することにより水6上に落下させ、前記浮体4により水6に浮かんでいる仮設重量構造物2Aを前記引上げ装置5で地上3へ移動させる。【選択図】図2

Description

本発明は、河川や海などの水域に設けられている橋脚などの水域建造物から、この水域建造物に設備されている重量構造物を撤去して地上へと移動させる際に行う浮体併用による重量構造物の移動方法並びに橋脚の補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる支持ブラケットの撤去移動方法に関するものである。
河川や海などに架けられた橋は、その橋脚30に経年劣化や地震などにより損傷を生じると、補修・補強工事を行う。
具体的には、橋脚30の周囲に筒状の仮締切り構造体31を構築し、この仮締切り構造体31によって水がその内側に入らないようにして作業スペース(ドライエリア)を確保する(例えば、特許文献1参照)。
また、仮締切り構造体31の設置手順を説明すると、例えば、橋脚30の上方の非水没箇所に足場支持用のブラケット32を固定し、このブラケット32上に仮設足場を組み、この仮設足場を利用して、底部に橋脚30を貫通配設する貫通孔部33が設けられ橋脚30の外周を囲むように設置される仮締切り構造体31を構築してこの仮締切り構造体31をブラケット32上に支持し、次いで、ブラケット32を橋脚30から撤去し、ブラケット32撤去により降下可能となった仮締切り構造体31を水中に降下させて、この仮締切り構造体31による前記作業スペースを水中に確保する。
特開2008−297748号公報
ところで、前述のブラケット32は、かなりの重量物であり、このブラケット32(仮設重量構造物32)を仮締切り構造体31構築後に橋脚30から撤去しなければならないが、この撤去作業が非常に厄介な作業となっていた。
即ち、このブラケット32の撤去方法を図4に基づいて説明すると、先ず、図4(a)に示すように、ブラケット32上に支持されている仮締切り構造体31を昇降装置(図示省略)により少し上昇させておき、ブラケット32の上腕部に地上40から第一のクレーン装置34のワイヤー35(第一ワイヤー35)を連結すると共に、ブラケット32の上腕部の先端(外端)に付設したシャックル36に、地上40から第二のクレーン装置37のワイヤー38(第二ワイヤー38)を連結し(図4(b)参照)、次いで、二台のクレーン装置34・37でブラケット32を吊りながらブラケット32を橋脚30に固定しているアンカー39を切断し(図4(c)参照)、次いで、ブラケット32が第二ワイヤー38にのみ吊られた状態となるように、第一ワイヤー35を緩め(図4(d)参照)た後、第一ワイヤー35をブラケット32から連結解除して第二のクレーン装置37によりブラケット32を地上40へと移動させて撤去する(図4(e)参照)ものであり、この撤去方法によると、クレーン装置が二台も必要な非常に大掛かりな作業となると共に、事前に二台のクレーン装置の作業半径の検討も必要となるなど、手間と時間のかかる作業となってしまっていた。
本発明は、このような現状に鑑みて開発されたもので、水域に設けられている建造物からの重量構造物の撤去移動作業が短時間で容易に行われる浮体併用による重量構造物の移動方法並びに橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
河川や海などの水域に設けられている水域建造物1から、この水域建造物1に設備されている重量構造物2を撤去して地上3へと移動させる際に行われる浮体併用による重量構造物の移動方法であって、前記水域建造物1に設備されている前記重量構造物2に、浮力を有する浮体4を付設し、この重量構造物2を引上げ装置5に連結した後、重量構造物2を前記水域建造物1から固定解除することにより水6上に落下させ、前記浮体4により水6に浮かんでいる重量構造物2を前記引上げ装置5で地上3へ移動させることを特徴とする浮体併用による重量構造物の移動方法に係るものである。
また、前記重量構造物2に、この重量構造物2に働く重力と同等の浮力を生じる若しくはこの重量構造物2に働く重力以上の浮力を有する前記浮体4を付設することを特徴とする請求項1記載の浮体併用による重量構造物の移動方法に係るものである。
また、前記水域建造物1に設備されている前記重量構造物2に、シャックル7Aやカラビナなどの連結金具7を付設し、この連結金具7を介して重量構造物2を前記引上げ装置5に連結することを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の浮体併用による重量構造物の移動方法に係るものである。
また、河川や海などの水域に設けられている橋脚1Aの上方に固定されて、橋脚補修・補強工事用の仮締切り構造体8を橋脚1A上方の非水没箇所に支持している仮設重量構造物2Aを、仮締切り構造体8を水6中に降下させるために橋脚1Aから撤去する際に行われる橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法であって、前記橋脚1Aに固定されている前記仮設重量構造物2Aに、浮力を有する浮体4を付設し、この仮設重量構造物2Aを引上げ装置5に連結した後、仮設重量構造物2Aを橋脚1Aから固定解除することにより水6上に落下させ、前記浮体4により水6に浮かんでいる仮設重量構造物2Aを前記引上げ装置5で地上3へ移動させることを特徴とする橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法に係るものである。
本発明は上述のように、水域建造物に設備されている重量構造物に、浮力を有する浮体を付設し、この重量構造物を引上げ装置に連結した後、重量構造物を前記水域建造物から固定解除することにより水上に落下させ、前記浮体により水に浮かんでいる重量構造物を前記引上げ装置で地上へ移動させるから、使用する引上げ装置が一台だけで良く、そのため二台のクレーン装置を用いる大掛かりな従来作業に比べて、短時間で容易に行うことができる極めて実用性に優れた浮体併用による重量構造物の移動方法となる。
また、請求項2記載の発明においては、水上に落下させた重量構造物が水に浮かんで地上から目視可能な状態となるので、重量構造物を目視しつつ引上げ装置で安全に地上へ移動できる一層実用性に優れた構成の浮体併用による重量構造物の移動方法となる。
また、請求項3記載の発明においては、重量構造物と引上げ装置との連結構造を簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成の浮体併用による重量構造物の移動方法となる。
また、請求項4記載の発明においては、橋脚に固定されている仮設重量構造物に、浮力を有する浮体を付設し、この仮設重量構造物を引上げ装置に連結した後、仮設重量構造物を橋脚から固定解除することにより水上に落下させ、前記浮体により水に浮かんでいる仮設重量構造物を前記引上げ装置で地上へ移動させるから、使用する引上げ装置が一台だけで良く、そのため二台のクレーン装置を用いる大掛かりな従来作業に比べて、短時間で容易に行うことができる極めて実用性に優れた橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法となる。
橋脚の周囲に仮締切り構造体を構築し、この仮締切り構造体を橋脚の外周面に固定したブラケットにより非水没箇所に支持した状態を示す説明正面図である。 本実施例を示す説明図である。 図2のブラケット撤去作業に続いて、仮締切り構造体を水中に降下させた状態を示す説明正面図である。 従来のブラケット撤去方法を示す説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
河川や海などの水域に設けられている水域建造物1から、この水域建造物1に設備されている重量構造物2を撤去して地上3へと移動させる際に行われる浮体併用による重量構造物の移動方法の場合は、先ず、前記重量構造物2に、浮力を有する浮体4を付設する。
次いで、この重量構造物2を引上げ装置5に連結した後、重量構造物2を前記水域建造物1から固定解除することにより水6上に落下させ、前記浮体4により水6に浮かんでいる重量構造物2を前記引上げ装置5で地上3へ移動させる。
また、河川や海などの水域に設けられている橋脚1Aの上方に固定されて、橋脚補修・補強工事用の仮締切り構造体8を橋脚1A上方の非水没箇所に支持している仮設重量構造物2Aを、仮締切り構造体8を水中に降下させるために橋脚1Aから撤去する際に行われる橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法の場合には、先ず、前記橋脚1Aに固定されている前記仮設重量構造物2Aに、浮力を有する浮体4を付設する。
次いで、この仮設重量構造物2Aを引上げ装置5に連結した後、仮設重量構造物2Aを橋脚1Aから固定解除することにより水6上に落下させ、前記浮体4により水6に浮かんでいる仮設重量構造物2Aを前記引上げ装置5で地上3へ移動させる。
従って、本発明によれば、重量構造物2(仮設重量構造物2A)の撤去移動作業に用いる引上げ装置5が一台で足りるため、従来のように二台のクレーン装置を用いた大掛かりな作業は不要で、それだけ水域建造物1(橋脚1A)に設備されている重量構造物2(仮設重量構造物2A)の撤去移動作業が短時間で容易に行われる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、河川や海などの水域に設けられている水域建造物1から、この水域建造物1に設備されている重量構造物2を撤去して地上3へと移動させる際に行われる浮体併用による重量構造物の移動方法に係るものである。
具体的には、水域建造物1としての橋の橋脚1A(以下、本実施例では、水域建造物1を橋脚1Aと称す。)が損傷を生じた場合に行われる、橋脚1Aの補修・補強工事に用いる仮締切り構造体8の設置工法において、橋脚1Aの上方に固定されて前記仮締切り構造体8を橋脚1A上方の非水没箇所に支持している重量構造物2としての仮設重量構造物2Aを、仮締切り構造体8を水6中に降下させるために橋脚1Aから撤去する際に行われる橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体8設置時に用いる仮設重量構造物2Aの撤去移動方法に係るものである。
尚、本発明はこの実施例に限らず、何らかの水域建造物1から、この水域建造物1に設備されている重量構造物2を撤去して地上3へと移動させる場合にも適用可能である。
以下、橋脚1Aへの仮締切り構造体8の設置手順を説明する。
先ず、橋脚1Aの周囲の水面上に図示省略の浮桟橋を設置し、橋脚1Aの水面より上方位置(非水没箇所)に、仮設重量構造物2Aとして足場支持用のブラケット2A(以下、本実施例では、仮設重量構造物2A(重量構造物2)をブラケット2Aと称す。)をアンカー9を用いて仮設固定し、このブラケット2A上に図示省略の作業用足場を設置する。
次いで、この作業用足場を利用して、底部に橋脚1Aを貫通配設する貫通孔部10が設けられ橋脚1Aの外周を囲むように設置される仮締切り構造体8を構築する。
具体的には、仮締切り構造体8は、分割壁材11として採用した湾曲板状のライナープレート11を、前記橋脚1Aの周方向および高さ方向に複数組み合せ連結して所要高さの円筒状体に形成され、この円筒状仮締切り構造体8の底側中心孔部が前記貫通孔部10として構成されている。
次いで、橋脚1Aの上方の数箇所(例えば四箇所)に降下索12を設置し、この各降下索12を前記仮締切り構造体8に連結して、仮締切り構造体10を橋脚1Aに吊り下げる(図1参照)と共に、例えば、橋脚1Aと仮締切り構造体8とに、図示省略の降下用ガイドを設置する。
また、この各降下索12は、チェーンブロックなどの昇降装置15によって昇降駆動可能に構成されており、昇降装置15の制御により仮締切り構造体8を降下用ガイドを介して降下移動し得るように設けられている。
次いで、前記作業用足場を撤去し、仮締切り構造体8を水6中に降下設置させるために前記ブラケット2Aも撤去する。
ここで、本実施例の要部である、橋脚1A補修・補強工事用仮締切り構造体8設置時に用いる仮設重量構造物2A(ブラケット2A)の撤去移動方法、即ち仮締切り構造体8を橋脚1A上方の非水没箇所に支持している前記ブラケット2Aを、仮締切り構造体8を水6中に降下設置させるために橋脚1Aから撤去する際に行われる橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法について、図2に基づいて説明する。
先ず、図2(a)に示すように、前記ブラケット2A上に支持されている仮締切り構造体8を、前記昇降装置15により前記降下用ガイドを介して橋脚1Aに対し少し上昇させ、橋脚1Aに固定されている前記ブラケット2Aの上腕部上に、浮力を有する浮体4を適宜な付設手段により付設する(図2(b)参照)。尚、浮体4のブラケット2Aへの付設手段は、適宜設計変更可能である。
また、この浮体4は、浮力を有するものであれば何でも良いが、本実施例では、内部に気体(空気など)を充填することによって浮力を生じる浮き輪のような構造の浮体4を採用している。
また、この浮体4は、ブラケット2Aに働く重力と同等の浮力を生じる若しくはこのブラケット2Aに働く重力以上の浮力を有するものであることが好ましく、このような浮体4を採用することにより、水6上に落下させたブラケット2Aが地上3から目視可能な状態で水6に浮かぶことになるので、後述するブラケット2Aを引上げ装置5で地上3へ移動させる作業が、ブラケット2Aを目視しながら安全に行われることとなる。
続いて、ブラケット2Aを橋脚1Aに固定している複数のアンカー9のうち、二本程度を残して切断し、ブラケット2Aの上腕部の先端(外端)に、シャックル7Aを採用した連結金具7を適宜な付設手段により付設し、このシャックル7Aに、予め水域付近の地上3に用意された引上げ装置5としてのクレーン装置5のブーム先端から巻き出された連結索14(ワイヤー14)を連結する(図2(c)参照)。
尚、引上げ装置5は、本実施例で採用したクレーン装置に限らず、ウインチなどの連結索巻上げ機や手動による連結索巻上げ機を採用しても良いし、他の構成の引上げ装置を採用しても良い。また、連結金具7のブラケット2Aへの付設手段も適宜設計し得るものである。
続いて、先の作業で切断しなかった前記アンカー9を全て切断することにより、ブラケット2Aを橋脚1Aから固定解除して水6上に落下させ(図2(d)参照)、前記浮体4により水6に浮かんでいるブラケット2Aを前記引上げ装置5で地上3へ移動させて(図2(e)参照)、ブラケット2Aの撤去完了となる。
次いで、前記昇降装置15により前記降下用ガイドを介して橋脚1Aに対し仮締切り構造体8を水6中に降下させ(図3参照)、その後、例えば、仮締切り構造体8の上縁部より上方に図示省略の浮上防止ブラケットを配して橋脚1Aに固定し、この浮上防止ブラケットが仮締切り構造体8の上縁部に接することによって、浮力により上昇しようとする仮締切り構造体8を水6中に止め、仮締切り構造体8の貫通孔部10と橋脚1Aの外周面若しくは基礎35との間の間隙部を止水し、仮締切り構造体8内に入り込んでいる水をポンプ等により排水して仮締切り構造体8内を作業用ドライエリアとし、施工完了となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 水域建造物
1A 橋脚
2 重量構造物
2A 仮設重量構造物
3 地上
4 浮体
5 引上げ装置
6 水
7 連結金具
7A シャックル
8 仮締切り構造体
本発明は、河川や海などの水域に設けられている橋脚などの水域建造物から、この水域建造物に設備されている重量構造物を撤去して地上へと移動させる際に行う浮体併用による重量構造物の移動方法並びに橋脚の補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる支持ブラケットの撤去移動方法に関するものである。
河川や海などに架けられた橋は、その橋脚30に経年劣化や地震などにより損傷を生じると、補修・補強工事を行う。
具体的には、橋脚30の周囲に筒状の仮締切り構造体31を構築し、この仮締切り構造体31によって水がその内側に入らないようにして作業スペース(ドライエリア)を確保する(例えば、特許文献1参照)。
また、仮締切り構造体31の設置手順を説明すると、例えば、橋脚30の上方の非水没箇所に足場支持用のブラケット32を固定し、このブラケット32上に仮設足場を組み、この仮設足場を利用して、底部に橋脚30を貫通配設する貫通孔部33が設けられ橋脚30の外周を囲むように設置される仮締切り構造体31を構築してこの仮締切り構造体31をブラケット32上に支持し、次いで、ブラケット32を橋脚30から撤去し、ブラケット32撤去により降下可能となった仮締切り構造体31を水中に降下させて、この仮締切り構造体31による前記作業スペースを水中に確保する。
特開2008−297748号公報
ところで、前述のブラケット32は、かなりの重量物であり、このブラケット32(仮設重量構造物32)を仮締切り構造体31構築後に橋脚30から撤去しなければならないが、この撤去作業が非常に厄介な作業となっていた。
即ち、このブラケット32の撤去方法を図4に基づいて説明すると、先ず、図4(a)に示すように、ブラケット32上に支持されている仮締切り構造体31を昇降装置(図示省略)により少し上昇させておき、ブラケット32の上腕部に地上40から第一のクレーン装置34のワイヤー35(第一ワイヤー35)を連結すると共に、ブラケット32の上腕部の先端(外端)に付設したシャックル36に、地上40から第二のクレーン装置37のワイヤー38(第二ワイヤー38)を連結し(図4(b)参照)、次いで、二台のクレーン装置34・37でブラケット32を吊りながらブラケット32を橋脚30に固定しているアンカー39を切断し(図4(c)参照)、次いで、ブラケット32が第二ワイヤー38にのみ吊られた状態となるように、第一ワイヤー35を緩め(図4(d)参照)た後、第一ワイヤー35をブラケット32から連結解除して第二のクレーン装置37によりブラケット32を地上40へと移動させて撤去する(図4(e)参照)ものであり、この撤去方法によると、クレーン装置が二台も必要な非常に大掛かりな作業となると共に、事前に二台のクレーン装置の作業半径の検討も必要となるなど、手間と時間のかかる作業となってしまっていた。
本発明は、このような現状に鑑みて開発されたもので、水域に設けられている建造物からの重量構造物の撤去移動作業が短時間で容易に行われる浮体併用による重量構造物の移動方法並びに橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
域に設けられている水域建造物1から、この水域建造物1に設備されている重量構造物2を撤去して地上3へと移動させる際に行われる浮体併用による重量構造物の移動方法であって、前記水域建造物1に設備されている前記重量構造物2に、浮力を有する浮体4を付設し、この重量構造物2を引上げ装置5に連結した後、重量構造物2を前記水域建造物1から固定解除することにより水6上に落下させ、前記浮体4により水6に浮かんでいる重量構造物2を前記引上げ装置5で地上3へ移動させることを特徴とする浮体併用による重量構造物の移動方法に係るものである。
また、前記重量構造物2に、この重量構造物2に働く重力と同等の浮力を生じる若しくはこの重量構造物2に働く重力以上の浮力を有する前記浮体4を付設することを特徴とする請求項1記載の浮体併用による重量構造物の移動方法に係るものである。
また、前記水域建造物1に設備されている前記重量構造物2に連結金具7を付設し、この連結金具7を介して重量構造物2を前記引上げ装置5に連結することを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の浮体併用による重量構造物の移動方法に係るものである。
また、水域に設けられている橋脚1Aの上方に固定されて、橋脚補修・補強工事用の仮締切り構造体8を橋脚1A上方の非水没箇所に支持している仮設重量構造物2Aを、仮締切り構造体8を水6中に降下させるために橋脚1Aから撤去する際に行われる橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法であって、前記橋脚1Aに固定されている前記仮設重量構造物2Aに、浮力を有する浮体4を付設し、この仮設重量構造物2Aを引上げ装置5に連結した後、仮設重量構造物2Aを橋脚1Aから固定解除することにより水6上に落下させ、前記浮体4により水6に浮かんでいる仮設重量構造物2Aを前記引上げ装置5で地上3へ移動させることを特徴とする橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法に係るものである。
本発明は上述のように、水域建造物に設備されている重量構造物に、浮力を有する浮体を付設し、この重量構造物を引上げ装置に連結した後、重量構造物を前記水域建造物から固定解除することにより水上に落下させ、前記浮体により水に浮かんでいる重量構造物を前記引上げ装置で地上へ移動させるから、使用する引上げ装置が一台だけで良く、そのため二台のクレーン装置を用いる大掛かりな従来作業に比べて、短時間で容易に行うことができる極めて実用性に優れた浮体併用による重量構造物の移動方法となる。
また、請求項2記載の発明においては、水上に落下させた重量構造物が水に浮かんで地上から目視可能な状態となるので、重量構造物を目視しつつ引上げ装置で安全に地上へ移動できる一層実用性に優れた構成の浮体併用による重量構造物の移動方法となる。
また、請求項3記載の発明においては、重量構造物と引上げ装置との連結構造を簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成の浮体併用による重量構造物の移動方法となる。
また、請求項4記載の発明においては、橋脚に固定されている仮設重量構造物に、浮力を有する浮体を付設し、この仮設重量構造物を引上げ装置に連結した後、仮設重量構造物を橋脚から固定解除することにより水上に落下させ、前記浮体により水に浮かんでいる仮設重量構造物を前記引上げ装置で地上へ移動させるから、使用する引上げ装置が一台だけで良く、そのため二台のクレーン装置を用いる大掛かりな従来作業に比べて、短時間で容易に行うことができる極めて実用性に優れた橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法となる。
橋脚の周囲に仮締切り構造体を構築し、この仮締切り構造体を橋脚の外周面に固定したブラケットにより非水没箇所に支持した状態を示す説明正面図である。 本実施例を示す説明図である。 図2のブラケット撤去作業に続いて、仮締切り構造体を水中に降下させた状態を示す説明正面図である。 従来のブラケット撤去方法を示す説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
河川や海などの水域に設けられている水域建造物1から、この水域建造物1に設備されている重量構造物2を撤去して地上3へと移動させる際に行われる浮体併用による重量構造物の移動方法の場合は、先ず、前記重量構造物2に、浮力を有する浮体4を付設する。
次いで、この重量構造物2を引上げ装置5に連結した後、重量構造物2を前記水域建造物1から固定解除することにより水6上に落下させ、前記浮体4により水6に浮かんでいる重量構造物2を前記引上げ装置5で地上3へ移動させる。
また、河川や海などの水域に設けられている橋脚1Aの上方に固定されて、橋脚補修・補強工事用の仮締切り構造体8を橋脚1A上方の非水没箇所に支持している仮設重量構造物2Aを、仮締切り構造体8を水中に降下させるために橋脚1Aから撤去する際に行われる橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法の場合には、先ず、前記橋脚1Aに固定されている前記仮設重量構造物2Aに、浮力を有する浮体4を付設する。
次いで、この仮設重量構造物2Aを引上げ装置5に連結した後、仮設重量構造物2Aを橋脚1Aから固定解除することにより水6上に落下させ、前記浮体4により水6に浮かんでいる仮設重量構造物2Aを前記引上げ装置5で地上3へ移動させる。
従って、本発明によれば、重量構造物2(仮設重量構造物2A)の撤去移動作業に用いる引上げ装置5が一台で足りるため、従来のように二台のクレーン装置を用いた大掛かりな作業は不要で、それだけ水域建造物1(橋脚1A)に設備されている重量構造物2(仮設重量構造物2A)の撤去移動作業が短時間で容易に行われる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、河川や海などの水域に設けられている水域建造物1から、この水域建造物1に設備されている重量構造物2を撤去して地上3へと移動させる際に行われる浮体併用による重量構造物の移動方法に係るものである。
具体的には、水域建造物1としての橋の橋脚1A(以下、本実施例では、水域建造物1を橋脚1Aと称す。)が損傷を生じた場合に行われる、橋脚1Aの補修・補強工事に用いる仮締切り構造体8の設置工法において、橋脚1Aの上方に固定されて前記仮締切り構造体8を橋脚1A上方の非水没箇所に支持している重量構造物2としての仮設重量構造物2Aを、仮締切り構造体8を水6中に降下させるために橋脚1Aから撤去する際に行われる橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体8設置時に用いる仮設重量構造物2Aの撤去移動方法に係るものである。
尚、本発明はこの実施例に限らず、何らかの水域建造物1から、この水域建造物1に設備されている重量構造物2を撤去して地上3へと移動させる場合にも適用可能である。
以下、橋脚1Aへの仮締切り構造体8の設置手順を説明する。
先ず、橋脚1Aの周囲の水面上に図示省略の浮桟橋を設置し、橋脚1Aの水面より上方位置(非水没箇所)に、仮設重量構造物2Aとして足場支持用のブラケット2A(以下、本実施例では、仮設重量構造物2A(重量構造物2)をブラケット2Aと称す。)をアンカー9を用いて仮設固定し、このブラケット2A上に図示省略の作業用足場を設置する。
次いで、この作業用足場を利用して、底部に橋脚1Aを貫通配設する貫通孔部10が設けられ橋脚1Aの外周を囲むように設置される仮締切り構造体8を構築する。
具体的には、仮締切り構造体8は、分割壁材11として採用した湾曲板状のライナープレート11を、前記橋脚1Aの周方向および高さ方向に複数組み合せ連結して所要高さの円筒状体に形成され、この円筒状仮締切り構造体8の底側中心孔部が前記貫通孔部10として構成されている。
次いで、橋脚1Aの上方の数箇所(例えば四箇所)に降下索12を設置し、この各降下索12を前記仮締切り構造体8に連結して、仮締切り構造体10を橋脚1Aに吊り下げる(図1参照)と共に、例えば、橋脚1Aと仮締切り構造体8とに、図示省略の降下用ガイドを設置する。
また、この各降下索12は、チェーンブロックなどの昇降装置15によって昇降駆動可能に構成されており、昇降装置15の制御により仮締切り構造体8を降下用ガイドを介して降下移動し得るように設けられている。
次いで、前記作業用足場を撤去し、仮締切り構造体8を水6中に降下設置させるために前記ブラケット2Aも撤去する。
ここで、本実施例の要部である、橋脚1A補修・補強工事用仮締切り構造体8設置時に用いる仮設重量構造物2A(ブラケット2A)の撤去移動方法、即ち仮締切り構造体8を橋脚1A上方の非水没箇所に支持している前記ブラケット2Aを、仮締切り構造体8を水6中に降下設置させるために橋脚1Aから撤去する際に行われる橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法について、図2に基づいて説明する。
先ず、図2(a)に示すように、前記ブラケット2A上に支持されている仮締切り構造体8を、前記昇降装置15により前記降下用ガイドを介して橋脚1Aに対し少し上昇させ、橋脚1Aに固定されている前記ブラケット2Aの上腕部上に、浮力を有する浮体4を適宜な付設手段により付設する(図2(b)参照)。尚、浮体4のブラケット2Aへの付設手段は、適宜設計変更可能である。
また、この浮体4は、浮力を有するものであれば何でも良いが、本実施例では、内部に気体(空気など)を充填することによって浮力を生じる浮き輪のような構造の浮体4を採用している。
また、この浮体4は、ブラケット2Aに働く重力と同等の浮力を生じる若しくはこのブラケット2Aに働く重力以上の浮力を有するものであることが好ましく、このような浮体4を採用することにより、水6上に落下させたブラケット2Aが地上3から目視可能な状態で水6に浮かぶことになるので、後述するブラケット2Aを引上げ装置5で地上3へ移動させる作業が、ブラケット2Aを目視しながら安全に行われることとなる。
続いて、ブラケット2Aを橋脚1Aに固定している複数のアンカー9のうち、二本程度を残して切断し、ブラケット2Aの上腕部の先端(外端)に、シャックル7Aを採用した連結金具7を適宜な付設手段により付設し、このシャックル7Aに、予め水域付近の地上3に用意された引上げ装置5としてのクレーン装置5のブーム先端から巻き出された連結索14(ワイヤー14)を連結する(図2(c)参照)。
尚、引上げ装置5は、本実施例で採用したクレーン装置に限らず、ウインチなどの連結索巻上げ機や手動による連結索巻上げ機を採用しても良いし、他の構成の引上げ装置を採用しても良い。また、連結金具7のブラケット2Aへの付設手段も適宜設計し得るものである。
続いて、先の作業で切断しなかった前記アンカー9を全て切断することにより、ブラケット2Aを橋脚1Aから固定解除して水6上に落下させ(図2(d)参照)、前記浮体4により水6に浮かんでいるブラケット2Aを前記引上げ装置5で地上3へ移動させて(図2(e)参照)、ブラケット2Aの撤去完了となる。
次いで、前記昇降装置15により前記降下用ガイドを介して橋脚1Aに対し仮締切り構造体8を水6中に降下させ(図3参照)、その後、例えば、仮締切り構造体8の上縁部より上方に図示省略の浮上防止ブラケットを配して橋脚1Aに固定し、この浮上防止ブラケットが仮締切り構造体8の上縁部に接することによって、浮力により上昇しようとする仮締切り構造体8を水6中に止め、仮締切り構造体8の貫通孔部10と橋脚1Aの外周面若しくは基礎35との間の間隙部を止水し、仮締切り構造体8内に入り込んでいる水をポンプ等により排水して仮締切り構造体8内を作業用ドライエリアとし、施工完了となる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 水域建造物
1A 橋脚
2 重量構造物
2A 仮設重量構造物
3 地上
4 浮体
5 引上げ装置
6 水
7 連結金具
8 仮締切り構造体

Claims (4)

  1. 河川や海などの水域に設けられている水域建造物から、この水域建造物に設備されている重量構造物を撤去して地上へと移動させる際に行われる浮体併用による重量構造物の移動方法であって、前記水域建造物に設備されている前記重量構造物に、浮力を有する浮体を付設し、この重量構造物を引上げ装置に連結した後、重量構造物を前記水域建造物から固定解除することにより水上に落下させ、前記浮体により水に浮かんでいる重量構造物を前記引上げ装置で地上へ移動させることを特徴とする浮体併用による重量構造物の移動方法。
  2. 前記重量構造物に、この重量構造物に働く重力と同等の浮力を生じる若しくはこの重量構造物に働く重力以上の浮力を有する前記浮体を付設することを特徴とする請求項1記載の浮体併用による重量構造物の移動方法。
  3. 前記水域建造物に設備されている前記重量構造物に、シャックルやカラビナなどの連結金具を付設し、この連結金具を介して重量構造物を前記引上げ装置に連結することを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の浮体併用による重量構造物の移動方法。
  4. 河川や海などの水域に設けられている橋脚の上方に固定されて、橋脚補修・補強工事用の仮締切り構造体を橋脚上方の非水没箇所に支持している仮設重量構造物を、仮締切り構造体を水中に降下させるために橋脚から撤去する際に行われる橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法であって、前記橋脚に固定されている前記仮設重量構造物に、浮力を有する浮体を付設し、この仮設重量構造物を引上げ装置に連結した後、仮設重量構造物を橋脚から固定解除することにより水上に落下させ、前記浮体により水に浮かんでいる仮設重量構造物を前記引上げ装置で地上へ移動させることを特徴とする橋脚補修・補強工事用仮締切り構造体設置時に用いる仮設重量構造物の撤去移動方法。
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