JP2018117924A - お面型図画教材 - Google Patents

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Abstract

【課題】凹面に顔の絵を描いて、絵の学習とともにホロウマスク効果を学習することができ、絵を描く際にガタガタせず、絵の描きやすいお面型図画教材を提供する。
【解決手段】本発明のお面型図画教材100は、表面が凹面に形成され少なくとも人または動物の顔面を描画可能な顔面用凹面1と、顔面用凹面1の裏面側に突出し、顔面用凹面1を少なくとも3点支持する架台部3とを備える。顔面用凹面1の周縁から外方へ延出し顔面用凹面1の表面に描いた顔面の周囲を描画可能な平面部2を備えるとよい。
【選択図】図1

Description

この発明は、小学校や中学校で使用する図画教材に関し、特に人や動物の顔を模したお面状の凹凸を有する図画教材に関する。
従来、奥側へ凹む凹面に描かれた顔の絵が、錯視により手前側に突出するように見えたり、描いた顔が観察者の見る方に顔を向けるように見えたりする、ホロウマスク効果という現象が知られている(例えば、非特許文献1)。
一方で、圧縮パルプ等でお皿状に形成された無地のお面型の図画教材が市販されている(例えば、非特許文献2参照)。かかるお面型の図画教材は、生徒たちに凸面側となる表面に好きに絵を描かせて、一人ひとり違ったお面を作成するものである。
そして、本発明者は、かかるお面型の図画教材の裏面側に顔の絵を描けば、ホロウマスク効果を体験できることに想到する。即ち、お面の裏側に顔の絵を描かせることで、かかるお面型図画教材に、図画の教材としての機能に加え、ホロウマスク効果を学習する理科の教材としての機能を付与することができると、考えたものである。
「イリュージョンフォーラム」ホームページの「ホロウマスク錯視」のページ2017年1月18日検索<http://www.kecl.ntt.CO.JP/IllusionForum/v/hollowMask/ja/> 「知育カタログ」ホームページの「万能お面」のページ2017年1月18日検索<http://www.I・tiiku.com/g_page/55300.html>
しかし、お面型教材の裏面側に絵を描こうとすると、曲面が下側となるため教材がガタガタと動いて絵が描きづらいという問題が有る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ホロウマスク効果が学習できるとともに、凹面側となる面に顔面の絵を描く際もガタガタせず、絵の描きやすいお面型図画教材の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、凹面に形成され少なくとも人または動物の顔面を描画可能な顔面用凹面と、前記顔面用凹面が凹む側に突出し、前記顔面用凹面を少なくとも3点支持する架台部とを備えたお面型図画教材である。
ここで、「顔面」とは、顔全体でなく、顔半分だけのように、顔の一部であってもよいものとする。また、「3点支持する」とは、支持に供する3点のうち、2点、又は3点が1つの曲線や1つの面上にある場合を含むものとする。
このように、本発明のお面型図画教材では前記顔面用凹面が凹む側に突出し、前記顔面用凹面を少なくとも3点支持する架台部を設けたので、お面型図画教材を机の上等に置いてもガタガタしないため、煩わしい思いをすることなく絵を描くことができる。
本発明のお面型図画教材は、前記顔面用凹面の周縁から外方へ延出し前記顔面用凹面に描いた顔面の周囲を描画可能な平面部を備えることが好ましい。こうすることで、顔面だけでなく、耳や、髪の毛、首、肩、背景などを描くことができる。
前記顔面用凹面が、目、鼻、口、及び頬のうち少なくとも1つを模した凹部、及び/又は凸部を備えることが好ましい。こうすることでより、鼻や頬や唇が突出したり、目が窪んだりしたリアリティーのある錯視を体験することができる。
前記顔面用凹面は、その凹凸に沿って湾曲する顔面用曲面板の表面に設けられ、当該顔面用曲面板の最も裏面側に突出する部分である突出端が架台部を兼ねることが好ましい。こうすることで、絵を描く際に、当該お面型図画教材をより安定させることができる。
前記架台部は、前記平面部の外周に沿って枠状に設けられていることが好ましい。こうすることで、絵を描く際に、さらに当該お面型教材を安定させることができるとともに、その剛性を高めることができる。
以上説明したように、本発明のお面型図画教材によれば、ホロウマスク効果を体験できるとともに、顔の絵を描く際に、しっかりと顔面用凹面を安定させることができる。
本発明の第1実施形態に係るお面型図画教材を表面側の右斜め前から見た斜視図である。 図1のお面型図画教材を表面側の左斜め前から見た斜視図である。 図1のお面型図画教材を裏面側の右斜め後ろから見た斜視図である。 図1のお面型図画教材を裏面側の左斜め後ろから見た斜視図である。 図1のお面型図画教材を表面側から見た正面図である。 図1のお面型図画教材の左側面図である。 図1のお面型図画教材の底面図である。 図5におけるII−II線断面図である。 図5におけるI−I線断面図である。 図1のお面型図画教材に人の顔を描いた状態の正面図である。 図10の状態のお面型教材を右斜め前から見た斜視図である。 図10の状態のお面型教材を左斜め前から見た斜視図である。
以下、適宜図面を用いながら本発明の実施形態について詳述する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1乃至図9は、本発明の一の実施の形態に係るお面型図画教材100を示している。お面型図画教材100は、圧縮パルプにより一体成型され、下方(図7における下方)に開放したやや裾広がりの直方体状の箱型をなし、該直方体の上面の中央に設けられる顔面用凹面1と、顔面用凹面1を囲繞するように設けられる平面部2と、平面部2に隣接する4つの側面からなる架台部3とを備えている。ただし、本発明のお面型図面教材は、圧縮パルプに限らず、樹脂や石膏など公知の材料を適宜に用いることができる。また、顔面用凹面1を平面部2と分離して設けてもよく、平面部2を架台部3と離して設けてもよい。
顔面用凹面1は、人面を模した略卵型のお椀状に表面(図7の上面)側から裏面(図7の下面)側へ凹むよう形成された顔面用曲面板10の表面からなる。顔面用凹面1は、額の出っ張りに合わせて裏面側へ窪んだ額部11と、目の彫りの窪みに合わせて表面側へ盛り上がった左右一対の目部12,12と、鼻の突出に合わせて裏面側へ窪ませた鼻部13と、頬の盛り上がりに合わせて裏面側に窪ませた左右一対の頬部14,14と、唇の盛り上がりに合わせて裏面側へ窪ませた口部15と、顎の盛り上がりに合わせて裏面側に窪ませた顎部16とを有している。目部12の中央は、平面状をなし、孔が開いておらず、これにより、目部に瞳を描き込むことができる。
平面部2は、顔面用曲面板10の周縁から鍔状に外方へ延出する平板状部20の表面からなり、外周縁が顔面用凹面1の顔の上下方向(図5の上下方向)を長手とする長方形をなしている。このように、平面部を長方形とすることで、絵を描いた複数の顔面用曲面版を壁に掲示する際に整列して掲示しやすく、また、壁に生徒全員の作品を並べて掲示すると、一斉に生徒全員の顔が立体となって動いて見えて壮観である。
架台部3は、平面部2の外周から下方(図7の下方へ)へ延出するよう設けられ、図8、図9に示すように、鼻部13と等しい高さに設けられている。即ち、お面型図画教材100を、顔面用凹面1を上にして机の上面に載置した場合、架台部3と、鼻部13とが共に机の上面に接することとなる。図示は省略したが、架台部3に、壁に吊るすための紐を通す穴を設けてもよい。架台部3をフックとして壁にかけるようにしてもよい。
お面型図画教材100には、肩から頭部にかけての肖像を描く。その手順としては、例えば、顔面用凹面1全体を肌色に着色する。次に、額部11と目部12の境界近傍の適宜の位置に眉を描きいれ、目部12に、その中央の平面状の部分に瞳を描きいれるようにして目を描き入れ、鼻部13に鼻を描きいれ、口部15に上下の唇を描き入れる。耳は、顔面用凹面1の左右の周縁に隣接するよう平面部2上に描き入れる。額部11の上縁と、その外側となる平面部2に髪の毛を描き入れ、平面部2の顎部16の下側となる位置に首と肩を描き入れる。顔全体が、図10に示したように正面視で正面側(紙面手前側)を向くように左右対称に描く。
このように描いた肖像は、顔が、実際は裏面側へ凹んでいるにも関わらず、ホロウマスク効果により表面側へ盛り上がっているように見える。また、図1、及び図11に示すように右から見ると肖像の顔も右を向いているように見え、図2、及び図12に示したように、左から見ると肖像の顔も左を向いているように見える。
本発明のお面型図画教材は、上記の実施形態に限られず、例えば、目部や鼻部、口部は必ずしも全てに凹凸を設ける必要はなく、その一部だけ凹凸を設けるようにしてもよいし、いずれの部分にも凹凸を設けず、顔面用凹面を、単に、のっぺらな、お椀状の凹曲面に設けてもよい。平面部は、外形を長方形に限らず、三角形や円形、楕円形、その他適宜に公知の形状にすることができる。架台部3は、枠状に限らず、4本足、3本足、その他、顔面用凹面が安定するよう支持できれば、公知の形状を適宜に用いることができる。また、お面用図画教材は、平面部を設けず顔面用凹面と架台部のみで構成してもよい。顔面用凹面は、顔全体ではなく顔の一部のみを描く形状にしてもよいし、顔面用凹面に続けて、上半身、全身を含む部分まで凹部に形成してもよい。
お面型図画教材100
顔面用曲面板10
顔面用凹面1
目部12
鼻部(突出端)13
頬部14
口部15
平面部2
架台部3

Claims (5)

  1. 凹面に形成され少なくとも人または動物の顔面を描画可能な顔面用凹面と、
    前記顔面用凹面が凹む側に突出し、前記顔面用凹面を少なくとも3点支持する架台部と
    を備えたお面型図画教材。
  2. 前記顔面用凹面の周縁から外方へ延出し前記顔面用凹面に描いた顔面の周囲を描画可能な平面部を備える請求項1に記載のお面型図画教材。
  3. 前記顔面用凹面が、目、鼻、口、及び頬のうち少なくとも1つを模した凹部、及び/又は凸部を備える請求項1、又は請求項2に記載のお面型図画教材。
  4. 前記顔面用凹面は、その凹凸に沿って湾曲する顔面用曲面板の表面に設けられ、当該顔面用曲面板の最も裏面側に突出する部分である突出端が架台部を兼ねる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のお面型図画教材。
  5. 前記架台部は、前記平面部の外周に沿って枠状に設けられている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のお面型図画教材。
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