JP2018117289A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018117289A JP2018117289A JP2017007758A JP2017007758A JP2018117289A JP 2018117289 A JP2018117289 A JP 2018117289A JP 2017007758 A JP2017007758 A JP 2017007758A JP 2017007758 A JP2017007758 A JP 2017007758A JP 2018117289 A JP2018117289 A JP 2018117289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- image
- lip
- whitening
- image processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/80—Camera processing pipelines; Components thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
- H04N23/61—Control of cameras or camera modules based on recognised objects
- H04N23/611—Control of cameras or camera modules based on recognised objects where the recognised objects include parts of the human body
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
Description
画像内に含まれる人物の顔領域に対して、肌の色を白くする美白処理を施す美白処理手段と、
前記美白処理が施される人物の顔領域内で、当該美白処理を軽減すべき部分を特定する軽減部分特定手段と、
前記特定された前記美白処理を軽減すべき部分に対して、当該美白処理を軽減する処理を施す軽減処理手段と、
を備えることを特徴とする。
撮像装置1は、例えば、デジタルカメラとして構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を撮像画像のデータとしてCPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
このため、本実施形態の撮像装置1では、薄くなった唇の色に対して、3つの要素のうち、彩度低減のみを復元し、他の効果は維持するようにして、唇の色を適切な色に補正する。
本実施形態の美白画像は、図2に示すように、画像全体に対して美白処理を施した画像(以下、「元画像」という。)から唇を含む領域を切り出す。そして、唇を含む領域に対して、美白処理によって薄くなってしまった唇の色を適切な色に再現するように色補正の処理を施して画像(以下、「色補正画像」という。)を作成する。色補正画像は、唇以外の画像全体に対して色補正がされているため、唇のみに色補正の効果がでるように、唇以外をマスクするマスク画像を用いて、元画像と色補正画像とをαブレンドによる画像合成をして、唇のみが色補正された画像(以下、「唇色補正画像」という。)を作成する。マスク画像は、αブレンドによる画像合成の際にα値となる。
その後、作成した唇色補正画像を元画像の切り出し位置に合成して、美白画像を生成する。
図3は、マスク画像の作成例を示す模式図である。
本実施形態においては、美白処理により薄くなってしまった唇部分の色を再現する補正処理を施すために、唇に相当する領域に対応したマスク画像を生成する。
マスク画像は、図3に示すように、黒い部分ほど色補正画像の合成の割合が低く、白い部分ほど色補正画像の合成の割合が高いことを示している。本実施形態においては、唇の中心部分は色補正が強く施されており、唇の外縁に近い部分は、肌との影響を少なくするために色補正が強く施されるように構成される。
HUEマップは、切り出し画像において唇の色に相当する箇所を特定したマップである。HUEマップは、まず、YUV色空間の切り出し画像をHSV(色相:Hue,彩度:Saturation・Chroma,明度:Value・Lightness・Brightness)色空間に変換する。その後、ノイズを除去するために、εフィルタでぼかした上で、HSV変換後の画像を解析(HSV解析処理)する。そして、HSV解析処理の処理結果から算出した値をHUEマップのマップ値として、HUEマップを作成する。
唇色レベルの設定では、まず、図2に示す器官検出で検出した点P1〜P6から計測領域として上下の唇の中央付近に計測領域R1,R2を設定し、各計測領域におけるHSVそれぞれのヒストグラムを作成する。なお、ヒストグラムの作成に係る唇における計測領域は、唇の色が取得可能な領域であれば、領域の数、種々の形状、位置、サイズであってもよい。
即ち、HUEマップのマップ値は、以下の式(1)により算出される。
HUEマップのマップ値(Map)=Lh×Ls×Lv・・・(1)
なお、「Lh」はHの唇色レベルを示し、「Ls」はSの唇色レベルを示し、「Lv」はVの唇色レベルを示す。
図5は、固定マップの作成を説明するための模式図である。
固定マップは、図5(a)に示すように、データから縮小サイズのマップを展開する。
そして、図5(b)示すように、画像における唇の輪郭情報(本実施形態においては、2点P5,P6の位置)から唇の傾きの角度を算出して、当該角度に対応して固定マップを回転させる。
最後に、固定マップは、画像に対応するサイズに、リサイズして、HUEマップにおいて唇以外の部分を除去するために、HUEマップと合成されて使用される。合成に際しては、HUEマップと固定マップの最小値をとるようにする。
色補正画像は、本実施形態においては、器官検出によって検出された左右の瞳の下方の肌領域から計測したYUV色空間のV値に応じて決定された補正強度により、切り出し画像を補正処理して作成される。なお、左右の瞳の下方の肌領域は、目の下のクマを避けた位置であり、顔において肌の色を最も表わしている位置として決定されたものであり、顔における肌の色を抽出可能な位置であれば種々の位置であってもよい。
図6は、V補正のLUT(Look Up Table)を示す図である。
V補正のLUTでは、図6に示すように、唇の色が濃い部分にV補正がかかるように構成される。
唇色補正画像は、色補正画像と、切り出し画像とを、マスク画像に基づいて、αブレンドして画像合成して作成される。作成された色補正画像を元画像の切り出し位置に貼り付けて、美白画像を生成する。即ち、唇の領域のみに色補正が施され、それ以外の肌の部分は美白処理が施された色補正画像が、同一の美白処理の施された元画像に貼り付けられて美白画像が生成される。
美白画像生成処理とは、撮影された人の顔を含む元画像に対して、美白処理を施すと共に、肌に色が近似しており美白処理の影響を受けて色が薄くなった唇を適正な色に補正して美白画像を生成する一連の処理をいう。
固定マップ記憶部72には、マスク画像の作成に用いる固定マップのデータが記憶される。なお、固定マップは、データ量削減のため、唇の模した円弧形状であるため、円弧を分割して4分の1にしたデータを記憶しておくようにしてもよい。この場合、処理時に円弧となるように固定マップを展開する。
具体的には、画像処理部53は、例えば、主に、彩度低減、明度アップ、青色方向への色相回転の3点の要素の補正を行う美白処理を実行する。また、画像処理部53は、図2に示すように、元画像から唇を含む領域を切り出す。また、画像処理部53は、切り出し画像と、作成した色補正画像とを、作成したマスク画像に基づいて、αブレンドして画像合成する。その結果、唇色補正画像が作成される。また、画像処理部53は、元の切り出し位置に画像を貼り付ける。その結果、美白画像が生成される。
具体的には、色補正画像作成処理部55は、検出された左右の瞳の下方の肌領域のV値を計測する。そして、色補正画像作成処理部55は、切り出し画像に対して、計測したV値に応じて、色補正を行う。その結果、切り出し画像に対して色補正がされた色補正画像が作成される。
美白画像生成処理は、ユーザによる入力部17への美白画像生成処理開始の操作により開始される。
美白画像生成処理開始の操作は、撮影指示操作であって、この撮影指示操作に応じて撮像部16により撮像された画像に、現像処理が行われた撮像画像のデータに対して、引き続き美白画像生成処理を行ってもよく、また、画像記憶部71に記憶されている撮像画像のデータを選択し、その選択された撮像画像のデータに対する美白画像生成処理開始の操作であってもよい。
顔が検出されなかった場合には、ステップS12においてNOと判定されて、美白画像生成処理は終了する。
顔が検出された場合には、ステップS12においてYESと判定されて、処理はステップS13に進む。
その後、美白画像生成処理が終了する。
そこで、本実施形態の撮像装置1においては、人物を撮影した画像の輪郭を検出した結果を用いて、検出した顔領域から唇領域を抽出し、唇色を鮮やかにしたり、リップを塗ったように補正したりすることができる。唇色領域の抽出はHSV色空間で表現される画像(HSV画像)を解析し、HSV画像からαブレンド用のマスク画像を作成する。補正する際は、YUV色空間で表現される画像を解析し、YUV(特にV)それぞれで補正することができる。
画像処理部53は、画像内に含まれる人物の顔領域に対して、肌の色を白くする美白処理を施す。
マスク画像作成処理部54は、美白処理が施される人物の顔領域内で、当該美白処理を軽減すべき部分を特定する。
色補正画像作成処理部55は、特定された美白処理を軽減すべき部分に対して、当該美白処理を軽減する処理を施す。
これにより、撮像装置1においては、唇の色を適切に特定することができ、人物の顔領域全体に対して施す美白処理に使用することができ、人物の顔全体に適切な美白処理を施すことができる。
マスク画像作成処理部54は、複数種類の処理からなる美白処理が施される人物の顔領域内で、複数種類の処理のうちの一部の処理の効果を軽減し、他の処理の効果を維持すべき部分を特定する。
これにより、撮像装置1においては、例えば、彩度低減、明度アップ、青色方向への色相回転の3つの要素で美白処理が行われていた場合に、彩度低減のみを復元することで、唇の色を適切に特定することができ、人物の顔領域全体に対して施す美白処理に使用することができる。
また、画像処理部53は、特定された肌色部分に対して美白処理を施す。
マスク画像作成処理部54は、特定された肌色部分に含まれる部分であって、色相値が肌の色と近似する肌以外の部分を、美白処理を軽減すべき部分であると特定する。
これにより、撮像装置1においては、特定された肌色部分に含まれる部分であって、色相値が肌の色と近似する肌以外の部分を、美白処理を軽減すべき部分であると特定するため、人物の顔全体に適切な美白処理を施すことができる。
顔検出部52は、特定された顔の部位であって、HSV色空間の色情報が肌の色と近似する肌以外の部分を、美白処理を軽減すべき部分であると特定する。
これにより、撮像装置1においては、HSV色空間の色情報が肌の色と近似する肌以外の部分を、美白処理を軽減すべき部分であると特定するために、人物の顔全体に適切な美白処理を施すことができる。
色補正画像作成処理部55は、特定された濃度に応じて美白処理を軽減する処理を施す。
これにより、撮像装置1においては、唇の色を適切に特定することができ、人物の顔領域全体に対して施す美白処理に使用することができる。
これにより、撮像装置1においては、唇の位置を適切に特定することができ、人物の顔全体に適切な美白処理を施すことができる。
人物の顔の唇部分を、美白処理を軽減すべき部分とすることで、人物の顔全体に適切な美白処理を施すことができる。
マスク画像作成処理部54は、特定された唇部分におけるHSV色空間の色情報に基づき、唇の色を特定する。
これにより、撮像装置1においては、唇の色を適切に特定することができ、人物の顔領域全体に対して施す美白処理に使用することができる。
これにより、撮像装置1においては、唇の色を適切に特定することができ、人物の顔領域全体に対して施す美白処理に使用することができる。
これにより、撮像装置1においては、唇の色を適切に特定することができ、人物の顔領域全体に対して施す美白処理に使用することができる。
これにより、撮像装置1においては、唇の位置を適切に特定することができ、人物の顔領域全体に対して施す美白処理に使用することができる。
これにより、撮像装置1においては、唇色に応じた画像処理を行うことができる。
例えば、本発明は、美白処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図7の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図7の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
画像内に含まれる人物の顔領域に対して、肌の色を白くする美白処理を施す美白処理手段と、
前記美白処理が施される人物の顔領域内で、当該美白処理を軽減すべき部分を特定する軽減部分特定手段と、
前記特定された前記美白処理を軽減すべき部分に対して、当該美白処理を軽減する処理を施す軽減処理手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
[付記2]
前記美白処理は複数種類の処理からなり、
前記軽減部分特定手段は、複数種類の処理からなる美白処理が施される人物の顔領域内で、複数種類の処理のうちの一部の処理の効果を軽減し、他の処理の効果を維持すべき部分を特定する、
ことを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
[付記3]
HSV色空間の色情報に基づき、画像内の肌色部分を特定する肌色部分特定手段を、更に備え、
前記美白処理手段は、前記特定された肌色部分に対して美白処理を施し、
前記軽減部分特定手段は、前記特定された肌色部分に含まれる部分であって、色相値が肌の色と近似する肌以外の部分を、前記美白処理を軽減すべき部分であると特定する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の画像処理装置。
[付記4]
HSV色空間の色情報とは異なる基準に基づき、顔の部位を特定する部位特定手段を、更に備え、
前記部位特定手段は、前記特定された顔の部位であって、前記HSV色空間の色情報が肌の色と近似する肌以外の部分を、前記美白処理を軽減すべき部分であると特定する、
ことを特徴とする付記3に記載の画像処理装置。
[付記5]
前記特定された美白処理を軽減すべき部分の色の濃度をYUV色空間の色情報に基づき特定する濃度特定手段を、更に備え、
前記軽減処理手段は、前記特定された濃度に応じて前記美白処理を軽減する処理を施す、
ことを特徴とする付記3又は4に記載の画像処理装置。
[付記6]
前記部位特定手段は、更に、予め用意されている顔の部位の形の基準となる情報を使用して、前記美白処理を軽減すべき部分を特定する、
ことを特徴とする付記3乃至5の何れか1つに記載の画像処理装置。
[付記7]
前記軽減部分特定手段は、人物の顔の唇部分を、前記美白処理を軽減すべき部分として特定する、
ことを特徴とする付記1乃至6の何れか1つに記載の画像処理装置。
[付記8]
HSV色空間の色情報とは異なる基準に基づき、画像内に含まれる人物の顔の唇部分を特定する唇部分特定手段と、
前記特定された前記唇部分における前記HSV色空間の色情報に基づき、唇の色を特定する唇色特定手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
[付記9]
前記唇色特定手段は、前記HSV色空間において、前記特定された唇部分の色情報が所定の範囲で肌の色の色情報と近似する色を、唇の色として特定する、
ことを特徴とする付記8に記載の画像処理装置。
[付記10]
前記唇色特定手段は、前記HSV色空間において、前記特定された唇部分の色情報の分布に基づき、唇の色を特定する、
ことを特徴とする付記8又は9に記載の画像処理装置。
[付記11]
前記唇部分特定手段は、HSV色空間の色情報とは異なる基準に基づき、前記唇部分を特定する、
ことを特徴とする付記8乃至10の何れか1つに記載の画像処理装置。
[付記12]
前記特定された唇色に応じて、前記唇部分特定手段により特定された人物の顔の唇部分にYUV色空間の色情報による所定の画像処理を行う画像処理手段を、更に備える、
ことを特徴とする付記8乃至11の何れか1つに記載の画像処理装置。
[付記13]
画像内に含まれる人物の顔領域に対して、肌の色を白くする美白処理と、
前記美白処理が施される人物の顔領域内で、当該美白処理を軽減すべき部分を特定する軽減部分特定処理と、
前記特定された前記美白処理を軽減すべき部分に対して、当該美白処理を軽減する処理を施す軽減処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
[付記14]
HSV色空間の色情報とは異なる基準に基づき、画像内に含まれる人物の顔の唇部分を特定する唇部分特定処理と、
前記特定された前記唇部分におけるHSV色空間の色情報に基づき、唇の色を特定する唇色特定処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
[付記15]
コンピュータに、
画像内に含まれる人物の顔領域に対して、肌の色を白くする美白処理を施す美白処理手段、
前記美白処理が施される人物の顔領域内で、当該美白処理を軽減すべき部分を特定する軽減部分特定手段、
前記特定された前記美白処理を軽減すべき部分に対して、当該美白処理を軽減する処理を施す軽減処理手段と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
[付記16]
コンピュータに、
HSV色空間の色情報とは異なる基準に基づき、画像内に含まれる人物の顔の唇部分を特定する唇部分特定手段、
前記特定された前記唇部分におけるHSV色空間の色情報に基づき、唇の色を特定する唇色特定手段、
を実現させることを特徴とするプログラム。
Claims (16)
- 画像内に含まれる人物の顔領域に対して、肌の色を白くする美白処理を施す美白処理手段と、
前記美白処理が施される人物の顔領域内で、当該美白処理を軽減すべき部分を特定する軽減部分特定手段と、
前記特定された前記美白処理を軽減すべき部分に対して、当該美白処理を軽減する処理を施す軽減処理手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記美白処理は複数種類の処理からなり、
前記軽減部分特定手段は、複数種類の処理からなる美白処理が施される人物の顔領域内で、複数種類の処理のうちの一部の処理の効果を軽減し、他の処理の効果を維持すべき部分を特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - HSV色空間の色情報に基づき、画像内の肌色部分を特定する肌色部分特定手段を、更に備え、
前記美白処理手段は、前記特定された肌色部分に対して美白処理を施し、
前記軽減部分特定手段は、前記特定された肌色部分に含まれる部分であって、色相値が肌の色と近似する肌以外の部分を、前記美白処理を軽減すべき部分であると特定する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - HSV色空間の色情報とは異なる基準に基づき、顔の部位を特定する部位特定手段を、更に備え、
前記部位特定手段は、前記特定された顔の部位であって、前記HSV色空間の色情報が肌の色と近似する肌以外の部分を、前記美白処理を軽減すべき部分であると特定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記特定された美白処理を軽減すべき部分の色の濃度をYUV色空間の色情報に基づき特定する濃度特定手段を、更に備え、
前記軽減処理手段は、前記特定された濃度に応じて前記美白処理を軽減する処理を施す、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。 - 前記部位特定手段は、更に、予め用意されている顔の部位の形の基準となる情報を使用して、前記美白処理を軽減すべき部分を特定する、
ことを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 前記軽減部分特定手段は、人物の顔の唇部分を、前記美白処理を軽減すべき部分として特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。 - HSV色空間の色情報とは異なる基準に基づき、画像内に含まれる人物の顔の唇部分を特定する唇部分特定手段と、
前記特定された前記唇部分における前記HSV色空間の色情報に基づき、唇の色を特定する唇色特定手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記唇色特定手段は、前記HSV色空間において、前記特定された唇部分の色情報が所定の範囲で肌の色の色情報と近似する色を、唇の色として特定する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。 - 前記唇色特定手段は、前記HSV色空間において、前記特定された唇部分の色情報の分布に基づき、唇の色を特定する、
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の画像処理装置。 - 前記唇部分特定手段は、HSV色空間の色情報とは異なる基準に基づき、前記唇部分を特定する、
ことを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 前記特定された唇色に応じて、前記唇部分特定手段により特定された人物の顔の唇部分にYUV色空間の色情報による所定の画像処理を行う画像処理手段を、更に備える、
ことを特徴とする請求項8乃至11の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 画像内に含まれる人物の顔領域に対して、肌の色を白くする美白処理と、
前記美白処理が施される人物の顔領域内で、当該美白処理を軽減すべき部分を特定する軽減部分特定処理と、
前記特定された前記美白処理を軽減すべき部分に対して、当該美白処理を軽減する処理を施す軽減処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - HSV色空間の色情報とは異なる基準に基づき、画像内に含まれる人物の顔の唇部分を特定する唇部分特定処理と、
前記特定された前記唇部分におけるHSV色空間の色情報に基づき、唇の色を特定する唇色特定処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータに、
画像内に含まれる人物の顔領域に対して、肌の色を白くする美白処理を施す美白処理手段、
前記美白処理が施される人物の顔領域内で、当該美白処理を軽減すべき部分を特定する軽減部分特定手段、
前記特定された前記美白処理を軽減すべき部分に対して、当該美白処理を軽減する処理を施す軽減処理手段と、
を実現させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータに、
HSV色空間の色情報とは異なる基準に基づき、画像内に含まれる人物の顔の唇部分を特定する唇部分特定手段、
前記特定された前記唇部分におけるHSV色空間の色情報に基づき、唇の色を特定する唇色特定手段、
を実現させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017007758A JP6720882B2 (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
CN202010025007.4A CN111526279B (zh) | 2017-01-19 | 2017-12-22 | 图像处理装置、图像处理方法和记录介质 |
CN201711400064.0A CN108337426A (zh) | 2017-01-19 | 2017-12-22 | 图像处理装置、图像处理方法和记录介质 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017007758A JP6720882B2 (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019228751A Division JP7015009B2 (ja) | 2019-12-19 | 2019-12-19 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018117289A true JP2018117289A (ja) | 2018-07-26 |
JP6720882B2 JP6720882B2 (ja) | 2020-07-08 |
Family
ID=62923319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017007758A Active JP6720882B2 (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6720882B2 (ja) |
CN (2) | CN111526279B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111047520A (zh) * | 2018-10-11 | 2020-04-21 | 卡西欧计算机株式会社 | 图像处理装置、图像处理方法以及记录介质 |
JP2020154979A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | カシオ計算機株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
JP2020154639A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107451548B (zh) * | 2017-07-19 | 2020-02-21 | 维沃移动通信有限公司 | 一种图像处理方法、移动终端及计算机可读存储介质 |
CN110706187B (zh) * | 2019-05-31 | 2022-04-22 | 成都品果科技有限公司 | 一种均匀肤色的图像调整方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012085083A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-26 | Nikon Systems Inc | 画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラム |
JP2012098808A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Omron Corp | 画像処理装置、画像処理方法、および制御プログラム |
JP2013171433A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Nikon Corp | デジタルカメラおよび画像処理プログラム |
JP2016012890A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | カシオ計算機株式会社 | 撮影装置、画像生成方法及びプログラム |
JP2016520349A (ja) * | 2013-04-09 | 2016-07-14 | イーエルシー マネージメント エルエルシー | 肌診断及び画像処理方法 |
JP2017004258A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | カシオ計算機株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4831259B1 (ja) * | 2011-03-10 | 2011-12-07 | オムロン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、および制御プログラム |
CN103077368A (zh) * | 2011-10-25 | 2013-05-01 | 上海银晨智能识别科技有限公司 | 人脸图像的嘴部定位方法与装置、嘴形识别方法及系统 |
CN104298961B (zh) * | 2014-06-30 | 2018-02-16 | 中国传媒大学 | 基于口型识别的视频编排方法 |
JP6458570B2 (ja) * | 2015-03-12 | 2019-01-30 | オムロン株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
JP2016173791A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-29 | カシオ計算機株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
CN105488472B (zh) * | 2015-11-30 | 2019-04-09 | 华南理工大学 | 一种基于样本模板的数字化妆方法 |
CN105654420A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-06-08 | 小米科技有限责任公司 | 人脸图像处理方法及装置 |
-
2017
- 2017-01-19 JP JP2017007758A patent/JP6720882B2/ja active Active
- 2017-12-22 CN CN202010025007.4A patent/CN111526279B/zh active Active
- 2017-12-22 CN CN201711400064.0A patent/CN108337426A/zh active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012085083A (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-26 | Nikon Systems Inc | 画像処理装置、撮像装置および画像処理プログラム |
JP2012098808A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Omron Corp | 画像処理装置、画像処理方法、および制御プログラム |
JP2013171433A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Nikon Corp | デジタルカメラおよび画像処理プログラム |
JP2016520349A (ja) * | 2013-04-09 | 2016-07-14 | イーエルシー マネージメント エルエルシー | 肌診断及び画像処理方法 |
JP2016012890A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | カシオ計算機株式会社 | 撮影装置、画像生成方法及びプログラム |
JP2017004258A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | カシオ計算機株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111047520A (zh) * | 2018-10-11 | 2020-04-21 | 卡西欧计算机株式会社 | 图像处理装置、图像处理方法以及记录介质 |
CN111047520B (zh) * | 2018-10-11 | 2024-01-26 | 卡西欧计算机株式会社 | 图像处理装置、图像处理方法以及记录介质 |
JP2020154639A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
JP7400196B2 (ja) | 2019-03-19 | 2023-12-19 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
JP2020154979A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | カシオ計算機株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
JP7318251B2 (ja) | 2019-03-22 | 2023-08-01 | カシオ計算機株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN111526279B (zh) | 2022-10-11 |
CN108337426A (zh) | 2018-07-27 |
JP6720882B2 (ja) | 2020-07-08 |
CN111526279A (zh) | 2020-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10885616B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and recording medium | |
JP6421794B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP6720882B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP6720881B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
CN107871309B (zh) | 检测方法、检测装置以及记录介质 | |
CN109639959B (zh) | 图像处理装置、图像处理方法以及记录介质 | |
JP6677221B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
US10861140B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and recording medium | |
JP2017102642A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP6677222B2 (ja) | 検出装置、画像処理装置、検出方法、及び画像処理方法 | |
JP2000242775A (ja) | 画像処理方法および装置並びに記録媒体 | |
JP7015009B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP6795062B2 (ja) | 検出装置、検出方法及びプログラム | |
JP7318251B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP7279741B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP7400196B2 (ja) | 電子機器、画像処理方法、及び画像処理プログラム | |
JP7375313B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム | |
JP2010199866A (ja) | 画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191023 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200519 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200601 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6720882 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |