JP2018116479A - IC card - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、ICカードに関する。 Embodiments described herein relate generally to an IC card.
ICカードシステムでは、IC(Integrated Circuit)カードと端末(リーダライタの端末)とが通信することで、各種の取引が行われる。
例えば、アンテナを用いて非接触で通信するICカードが知られている。また、それぞれ独立に動作する2個のICチップが1個のアンテナを共用するICカードが知られている。
In an IC card system, various transactions are performed by communication between an IC (Integrated Circuit) card and a terminal (terminal of a reader / writer).
For example, an IC card that performs non-contact communication using an antenna is known. There is also known an IC card in which two IC chips that operate independently share one antenna.
2個のICチップが1個のアンテナを共用するICカードでは、片方のICチップが外部の端末と非接触で通信するときに、当該端末から供給される電力を両方のICチップが消費してしまう場合があった。このため、このようなICカードでは、端末から選択されたICチップが負荷の重い処理を実行するときには、電力不足となって通信エラーが発生してしまう場合があった。ここで、負荷の重い処理は、例えば、書込み処理あるいは暗号処理などである。
実運用上、端末によって、非接触の通信に使用される磁界の強さは大小様々である。このため、2個のICチップが1個のアンテナを共用するICカードでは、実運用上、一連の取引が全くできなくなる可能性があった。
なお、ICカードの規格の要求により、迅速な応答性が要求されるため、ICカードでは、端末から非接触で信号が到来すると、2個のICチップの両方が反応してしまう。
In an IC card in which two IC chips share one antenna, when one IC chip communicates with an external terminal in a contactless manner, both IC chips consume power supplied from the terminal. There was a case. For this reason, in such an IC card, when an IC chip selected from a terminal executes a heavy load process, there is a case where a communication error occurs due to insufficient power. Here, the heavy processing is, for example, writing processing or encryption processing.
In actual operation, the strength of the magnetic field used for non-contact communication varies depending on the terminal. For this reason, in an IC card in which two IC chips share one antenna, there is a possibility that a series of transactions cannot be performed at all in actual operation.
In addition, since a quick response is required according to the requirement of the IC card standard, in the IC card, when a signal comes from the terminal without contact, both of the two IC chips react.
本発明が解決しようとする課題は、低消費電力で2個の処理部が共通のアンテナを共用することができるICカードを提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide an IC card in which two processing units can share a common antenna with low power consumption.
実施形態のICカードは、第1のICチップと、第2のICチップと、前記第1のICチップと前記第2のICチップに共用されるアンテナとを持つ。前記第1のICチップは、前記アンテナを用いて通信を行う場合に、前記第2のICチップの一部または全部の機能を停止させる。 The IC card of the embodiment has a first IC chip, a second IC chip, and an antenna shared by the first IC chip and the second IC chip. The first IC chip stops a part or all of the functions of the second IC chip when performing communication using the antenna.
以下、実施形態のICカードを、図面を参照して説明する。 Hereinafter, an IC card of an embodiment will be described with reference to the drawings.
(第1の実施形態)
図1は、実施形態の通信システム1を示す図である。
通信システム1は、ICカード11と、端末12を備える。ICカード11と端末12は、無線の通信路13を介して、通信する。
ここで、端末12は、ICカード11と通信するリーダライタ(R/W)の端末であり、ICカード11にとって外部の端末となる。ICカード11は、端末12からの指示(コマンド)を解釈して当該指示に応じた処理を実行し、その結果を端末12へ応答する。
本実施形態では、1枚のICカード11と1台の端末12とが通信する。
(First embodiment)
FIG. 1 is a diagram illustrating a communication system 1 according to the embodiment.
The communication system 1 includes an
Here, the
In this embodiment, one
ICカード11と端末12は、それぞれ、非接触方式のインターフェースを備える。非接触方式では、ICカード11と端末12とのそれぞれにループアンテナなどのアンテナが設けられて、端末12のアンテナとICカード11のアンテナ(図1の例では、アンテナ21)との間での電磁誘導により、端末12とICカード11とが通信する。この場合、電磁誘導が行われる空中の経路(無線の経路)が、無線の通信路13となる。
本実施形態では、ICカード11は電源を備えておらず、端末12からICカード11へ非接触方式で電力を供給する。
Each of the
In the present embodiment, the
ICカード11について説明する。
ICカード11は、アンテナ21と、第1の通信処理方式(例えば、第1の規格)に適合した第1のICチップ(ICチップ22)と、第1の通信処理方式とは異なる第2の通信処理方式(例えば、第2の規格)に適合した第2のICチップ(ICチップ23)と、スイッチ24を備える。本実施形態では、ICチップ22の方が、ICチップ23と比べて、非接触の通信に必要な電力(消費電力)が大きい構成となっている。また、本実施形態では、ICチップ22の方が、ICチップ23と比べて、高速処理が求められる構成となっている。
ここで、ICカード11に関する通信処理方式としては、例えば、いわゆるタイプA、タイプB、タイプCなどがある。
ICチップ22は、処理部31と、記憶部32を備える。処理部31は、通信処理部51と、スイッチ切替部52を備える。
ICチップ23は、処理部71と、記憶部72を備える。処理部71は、通信処理部91を備える。
The
The
Here, examples of the communication processing method related to the
The
The
アンテナ21は、例えば、ループアンテナなどである。
第1の通信処理方式を用いるICチップ22において、処理部31は、各種の処理を実行する。例えば、通信処理部51は、アンテナ21を用いて非接触で端末12との通信処理を実行する。また、スイッチ切替部52は、スイッチ24のオン状態とオフ状態とを切り替える。ICチップ22において、記憶部32は、各種のデータを記憶する。本実施形態では、処理部31は、CPU(Central Processing Unit)を有し、記憶部32の領域に記憶されたプログラムを実行して、各種の処理を実行する。
The
In the
第2の通信処理方式を用いるICチップ23において、処理部71は、各種の処理を実行する。例えば、通信処理部91は、アンテナ21を用いて非接触で端末12との通信処理を実行する。ICチップ23において、記憶部72は、各種のデータを記憶する。本実施形態では、処理部71は、CPUを有し、記憶部72の領域に記憶されたプログラムを実行して、各種の処理を実行する。
In the
スイッチ24は、アンテナ21とICチップ23とを接続する導線の途中に設けられている。スイッチ24は、外部からの制御信号にしたがって、当該導線の途中を導通することでアンテナ21とICチップ23とを電気的に接続する状態(オン状態)と、当該導線の途中を非導通とすることでアンテナ21とICチップ23とを電気的に接続しない状態(オフ状態)とを切り替える。
本実施形態では、ICチップ22のスイッチ切替部52が、制御信号をスイッチ24に出力することで、当該スイッチ24のオン状態とオフ状態とを切り替える。
ここで、スイッチ24は、例えば、トランジスタなどを用いて構成されている。一例として、スイッチ24はトランジスタであり、当該トランジスタのエミッタおよびコレクタのうちの一方がアンテナ21と接続されるとともに他方がICチップ23に接続され、当該トランジスタのベースにICチップ22のスイッチ切替部52からの制御信号が入力される。
The
In the present embodiment, the
Here, the
図2は、実施形態のICチップ22のハードウェアの構成の一例を示す図である。
ICチップ22は、プログラムなどを記憶するROM(Read Only Memory)111と、データを一時的に保持するRAM(Random Access Memory)112と、記憶内容が書き換え可能な不揮発性記憶装置(NVM:Non-Volatile Memory)であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)113と、CPU114と、コプロセッサ(Co-Processor)115と、これらを接続するシステムバス116を備える。図2の例では、記憶部32は、ROM111と、RAM112と、EEPROM113を用いて構成されている。なお、それぞれの情報を記憶するメモリとしては、様々なメモリが用いられてもよい。
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a hardware configuration of the
The
図2の例では、ICチップ22に、CPU114を補助するために特定の処理を実行するコプロセッサ115を設けてある。ここで、特定の処理は、例えば、データを暗号化する処理、および暗号化データを復号化する処理である。図2の例では、処理部31は、CPU114およびコプロセッサ115を用いて構成されている。
他の構成例として、ICチップ22にコプロセッサ115を備えずに、すべての処理をCPU114により実行してもよい。
In the example of FIG. 2, the
As another configuration example, all processing may be executed by the
ここで、図2では、実施形態のICチップ22のハードウェアの構成の一例を示したが、実施形態のICチップ23のハードウェアの構成の一例も同様である。
Here, FIG. 2 shows an example of the hardware configuration of the
図3は、実施形態のICカード11の概略構成の一例を示す図である。
図3に示されるように、ICカード11は、概略的に、アンテナ21と、第1のICモジュール(ICモジュール151)と、第2のICモジュール(ICモジュール152)を備える。なお、図3の例では、スイッチ24については図示を省略してある。また、ICカード11は、例えば、ディスプレイ画面などの他の構成部を備えてもよい。
ICモジュール151は、内部にICチップ22を備える。ICモジュール152は、内部にICチップ23を備える。
ICカード11は、例えば、プラスチックのカード基材161(カード本体の一例)に、アンテナ21と、2個のICモジュール151〜152を実装して構成されている。このように、ICカード11は、ICモジュール151〜152と、ICモジュール151〜152が埋め込まれたカード基材161を備える。
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a schematic configuration of the
As shown in FIG. 3, the
The
The
ここで、それぞれのICモジュール151〜152は、例えば、テープ上にICモジュールが複数配置されたCOT(Chip On Tape)などの形態で取引される。
また、それぞれのICチップ22〜23は、例えば、1チップのマイクロプロセッサなどのLSI(Large Scale Integration)を用いて構成される。
Here, each of the
Each of the IC chips 22 to 23 is configured using, for example, an LSI (Large Scale Integration) such as a one-chip microprocessor.
実施形態のICカード11において行われる処理について説明する。
本実施形態では、2個のICチップ22〜23のうちで非接触の通信に必要な電力が大きいICチップ22は、外部の端末12との通信に使用される信号入出力部(図1の例では、アンテナ21と接続されている部分)とは別に、制御信号の出力に使用される信号入出力部(図1の例では、スイッチ24と接続されている部分)を備えている。
Processing performed in the
In the present embodiment, among the two
端末12は、2個のICチップ22〜23のうちのいずれか一方のICチップの通信処理方式にしたがって、当該一方のICチップに対して信号を非接触で送信する。当該一方のICチップは、例えば、ICカード11を用いて行われる取引の内容などによって適宜選択される。
非接触の通信に必要な電力が大きいICチップ22は、端末12からアンテナ21を介して受信された信号に基づいて、自己(ICチップ22)が通信対象として選択されたか否かを判定する。
The terminal 12 transmits a signal to the one IC chip in a non-contact manner according to the communication processing method of one of the two
Based on the signal received from the terminal 12 via the
そして、ICチップ22は、自己(ICチップ22)が通信対象として選択されたと判定した場合には、スイッチ24をオフ状態にして、アンテナ21からの電力がICチップ23に供給されないようにする。これにより、ICカード11では、消費電力を抑制することが可能になり、電力不足による通信エラーが発生することを抑制して、選択されたICチップ22の正常動作を保証することができ、非接触の通信を安定化することができる。
一方、ICチップ22は、自己(ICチップ22)が通信対象として選択されなかったと判定した場合には、スイッチ24をオン状態にして、アンテナ21からの電力がICチップ23に供給されるようにする。この場合、ICチップ22は、例えば、低消費電力モードに遷移してもよい。
なお、ICチップ22は、スイッチ24の状態(オン状態またはオフ状態)が希望の状態である場合にはそのままの状態を保持し、スイッチ24の状態が希望の状態ではない場合には希望の状態に切り替える。
If the
On the other hand, when the
Note that the
このように、ICカード11では、非接触の通信処理方式が異なる2個のICチップ22〜23が1個のアンテナ21に並列に接続されている。そして、ICカード11では、端末12によって一方のICチップ22が選択された場合、選択された当該ICチップ22が他方のICチップ23の動作の一部または全部を停止させる。
As described above, in the
図4は、実施形態のスイッチ制御を行うICチップ22において行われる処理の手順の一例を示すフローチャートである。
初期の状態では、スイッチ24はオン状態であるとする。
FIG. 4 is a flowchart illustrating an example of a procedure of processing performed in the
In the initial state, the
(ステップS1)
端末12とICカード11との通信の開始時に、端末12からICカード11に対して、所定のコマンドの信号が非接触で送信される。ICチップ22は、通信処理部51により、アンテナ21を介して、当該コマンドの信号を受信する。
(Step S1)
When communication between the terminal 12 and the
(ステップS2)
ICチップ22は、通信処理部51により、受信されたコマンドの信号について、当該コマンドの通信処理方式を特定する。
(Step S2)
The
(ステップS3)
ICチップ22は、通信処理部51により、特定された通信処理方式が自己(当該ICチップ22)の通信処理方式であるか否かを判定する。
(Step S3)
The
(ステップS4)
ICチップ22は、通信処理部51により、特定された通信処理方式が自己(当該ICチップ22)の通信処理方式であると判定した場合には(ステップS3:YES)、スイッチ切替部52により、スイッチ24をオフ状態に切り替える。これにより、他のICチップ23はアンテナ21と切り離され、当該他のICチップ23の通信機能が抑制される(本実施形態では、オフにされる)。
(Step S4)
When the
(ステップS5)
続けて、ICチップ22は、自己(当該ICチップ22)の通信処理方式にしたがって、端末12との間で通信して、処理を実行する。その後、本フローの処理が終了する。
(Step S5)
Subsequently, the
一方、ステップS3の処理において、ICチップ22は、通信処理部51により、特定された通信処理方式が自己(当該ICチップ22)の通信処理方式ではないと判定した場合には(ステップS3:NO)、スイッチ24がオン状態であるままとする。そして、本フローの処理が終了する。この場合、他のICチップ23は、当該他のICチップ23の通信処理方式にしたがって、端末12との間で通信して、処理を実行する。
On the other hand, in the process of step S3, when the
ここで、一方のICチップ22が他方のICチップ23に関してオン状態からオフ状態へ切り替えるタイミング(本実施形態では、スイッチ24の状態を切り替えるタイミング)としては、様々なタイミングが用いられてもよい。
一例として、一方のICチップ22は、端末12から非接触で送信された初期のコマンドの信号を受信して解釈し、受信されたコマンドの信号が自己(当該ICチップ22)の通信処理方式に適合するものであると判定したタイミングで、他方のICチップ23に関してオン状態からオフ状態へ切り替えてもよい。この場合、例えば、他方のICチップ23では、端末12から非接触で送信された初期のコマンドの信号については受信して解釈する可能性があるが、それ以降に端末12から非接触で送信されてくるコマンドについては受信および解釈が行われなくなる。通常、コマンドの解釈では、暗号化および復号化の処理の負荷が大きいが、このような構成では、他方のICチップ23において、当該処理の負荷を軽減して、消費電力を低下させることが可能である。
Here, various timings may be used as the timing at which one
As an example, one
上記実施形態によれば、ICカード11において、第1のICチップ(本実施形態では、ICチップ22)と、第2のICチップ(本実施形態では、ICチップ23)と、第1のICチップと第2のICチップに共用されるアンテナ21と、を備え、第1のICチップは、アンテナ21を用いて通信を行う場合に、第2のICチップの一部または全部の機能(本実施形態では、全部の機能)を停止させる機能(本実施形態では、処理部31の機能)を備える。
これにより、ICカード11では、低消費電力で2個の処理部(本実施形態では、ICチップ22の処理部31、ICチップ23の処理部71)が共通のアンテナ21を共用することができる。
According to the above embodiment, in the
As a result, in the
上記実施形態によれば、ICカード11において、アンテナ21と第2のICチップとが導通された第1の状態(本実施形態では、オン状態)と非導通とされた第2の状態(本実施形態では、オフ状態)とを切り替えるスイッチ24を備え、第1のICチップ(本実施形態では、第1のICチップの処理部31の機能)は、スイッチ24を制御して第2の状態とすることで、第2のICチップの全部の機能を停止させる。
これにより、ICカード11では、一方のICチップ22により非接触の通信が行われる場合に、アンテナ21と他方のICチップ23とを非導通状態にすることで、アンテナ21から当該一方のICチップ22に供給される電力を十分に確保することができる。
According to the above-described embodiment, in the
Thereby, in the
上記実施形態によれば、ICカード11において、第1のICチップは、第2のICチップと比べて、アンテナ21を用いて通信を行う場合の消費電力が大きい。
これにより、アンテナ21を用いて通信を行う場合の消費電力が大きいICチップ22について、当該ICチップ22による非接触の通信で消費可能な電力を十分に確保することができる。
上記実施形態によれば、ICカード11において、第1のICチップは、第2のICチップと比べて、より高速処理を求められる。
これにより、より高速処理を求められるICチップ22について、当該ICチップ22による処理の速度(高速処理)を十分に確保することができる。
According to the above embodiment, in the
As a result, for the
According to the above embodiment, in the
As a result, the processing speed (high-speed processing) by the
上記実施形態によれば、一構成例として、ICカード11において、第1のICチップを有する第1のICモジュール(ICモジュール151)と、第2のICチップを有する第2のICモジュール(ICモジュール152)と、第1のICチップと第2のICチップにより共用されるアンテナ21と、第1のICモジュールと第2のICモジュールとアンテナ21が埋め込まれたカード本体(カード基材161)と、を備える構成とすることが可能である。
According to the above embodiment, as one configuration example, in the
(第2の実施形態)
図5は、実施形態のICカード211を示す図である。
概略的には、ICカード211は、図1に示される端末12と同様な端末と、無線の通信路を介して、通信する。
(Second Embodiment)
FIG. 5 is a diagram illustrating the
Schematically, the
ICカード211は、アンテナ311と、第1の通信処理方式(例えば、第1の規格)に適合した第1のICチップ(ICチップ312)と、第1の通信処理方式とは異なる第2の通信処理方式(例えば、第2の規格)に適合した第2のICチップ(ICチップ313)を備える。本実施形態では、ICチップ312の方が、ICチップ313と比べて、非接触の通信に必要な電力(消費電力)が大きい構成となっている。また、本実施形態では、ICチップ312の方が、ICチップ313と比べて、高速処理が求められる構成となっている。
ICチップ312は、処理部331と、記憶部332を備える。処理部331は、通信処理部351と、抑制部352を備える。
ICチップ313は、処理部371と、記憶部372を備える。処理部371は、通信処理部391を備える。
The
The
The
アンテナ311は、例えば、ループアンテナなどである。
第1の通信処理方式を用いるICチップ312において、処理部331は、各種の処理を実行する。例えば、通信処理部351は、アンテナ311を用いて非接触で端末との通信処理を実行する。また、抑制部352は、ICチップ313の処理部371について所定のオン状態と所定のオフ状態とを切り替える。ICチップ312において、記憶部332は、各種のデータを記憶する。本実施形態では、処理部331は、CPUを有し、記憶部332の領域に記憶されたプログラムを実行して、各種の処理を実行する。
The
In the
第2の通信処理方式を用いるICチップ313において、処理部371は、各種の処理を実行する。例えば、通信処理部391は、アンテナ311を用いて非接触で端末との通信処理を実行する。ICチップ313において、記憶部372は、各種のデータを記憶する。本実施形態では、処理部371は、CPUを有し、記憶部372の領域に記憶されたプログラムを実行して、各種の処理を実行する。
In the
ICチップ313の処理部371は、外部からの制御信号にしたがって、所定のオン状態と所定のオフ状態とが切り替わる。
本実施形態では、ICチップ312の抑制部352が、制御信号をICチップ313に出力することで、当該ICチップ313の処理部371について所定のオン状態と所定のオフ状態とを切り替える。
The
In the present embodiment, the
ここで、ICチップ313において、所定のオフ状態は、所定のオン状態であるときと比べて、消費電力が低下する状態である。所定のオン状態としては、例えば、通常の動作状態が用いられてもよい。また、所定のオフ状態としては、様々な状態が用いられてもよく、例えば、通信処理部391の通信機能がオフになった状態、あるいは、ICチップ313における処理部371を構成するCPUがスリープ状態となった状態が用いられてもよい。
Here, in the
具体例として、ICチップ312における抑制部352は、ICチップ313に供給される電源(本実施形態では、アンテナ311からの電力)をオンとしたオン状態と、ICチップ313に供給される電源をオフとしたオフ状態とを切り替えることが可能であってもよい。一例として、ICチップ313に供給される電源のオンとオフとを切り替えるスイッチが当該ICチップ313の内部に備えられて、ICチップ312における抑制部352が当該スイッチを制御してもよい。
他の具体例として、ICチップ313に供給される電源がオンにされたまま、ICチップ312における抑制部352が、当該ICチップ313が有する所定の一部または全部の機能をオフ(不可)としてもよい。一例として、ICチップ312における抑制部352が、ICチップ313に対して強制リセットの信号(制御信号の一例)を出力し続けることで、当該ICチップ313の動作を停止させてもよい。
As a specific example, the
As another specific example, while the power supplied to the
実施形態のICカード211において行われる処理について説明する。
本実施形態では、2個のICチップ312〜313のうちで非接触の通信に必要な電力が大きいICチップ312は、外部の端末との通信に使用される信号入出力部(図5の例では、アンテナ311と接続されている部分)とは別に、制御信号の出力に使用される信号入出力部(図5の例では、ICチップ313と接続されている部分)を備えている。
また、他方のICチップ313は、外部の端末との通信に使用される信号入出力部(図5の例では、アンテナ311と接続されている部分)とは別に、制御信号の入力に使用される信号入出力部(図5の例では、ICチップ312と接続されている部分)を備えている。
なお、このような制御信号としては、例えば、電圧のレベルがハイ(H)とロウ(L)との2値を有する制御信号が用いられてもよい。一例として、このような制御信号として、ICチップ313の所定の一部または全部の動作を停止させるためのコマンドの信号が用いられてもよい。
Processing performed in the
In the present embodiment, among the two
The
As such a control signal, for example, a control signal having a binary voltage level of high (H) and low (L) may be used. As an example, a command signal for stopping a predetermined part or all of the operation of the
端末は、2個のICチップ312〜313のうちのいずれか一方のICチップの通信処理方式にしたがって、当該一方のICチップに対して信号を非接触で送信する。当該一方のICチップは、例えば、ICカード211を用いて行われる取引の内容などによって適宜選択される。
非接触の通信に必要な電力が大きいICチップ312は、端末からアンテナ311を介して受信された信号に基づいて、自己(ICチップ312)が通信対象として選択されたか否かを判定する。
The terminal transmits a signal to the one IC chip in a non-contact manner in accordance with the communication processing method of one of the two
The
そして、ICチップ312は、自己(ICチップ312)が通信対象として選択されたと判定した場合には、ICチップ313を所定のオフ状態にして、アンテナ311からの電力がICチップ313で消費される電力を低下させる。これにより、ICカード211では、消費電力を抑制することが可能になり、電力不足による通信エラーが発生することを抑制して、選択されたICチップ312の正常動作を保証することができ、非接触の通信を安定化することができる。
一方、ICチップ312は、自己(ICチップ312)が通信対象として選択されなかったと判定した場合には、ICチップ313を所定のオン状態にして、ICチップ313を通常の動作状態とする。この場合、ICチップ313では、通常通りに、アンテナ311からの電力が消費される。また、この場合、ICチップ312は、例えば、低消費電力モードに遷移してもよい。
If the
On the other hand, when the
このように、ICカード211では、非接触の通信処理方式が異なる2個のICチップ312〜313が1個のアンテナ311に並列に接続されている。そして、ICカード211では、端末によって一方のICチップ312が選択された場合、選択された当該ICチップ312が他方のICチップ313の動作の一部または全部を停止させる。
As described above, in the
なお、ICチップ313の制御を行うICチップ312において行われる処理の手順の一例は、概略的に、図4に示されるフローチャートと同様である。
初期の状態では、ICチップ313はオン状態であるとする。
本実施形態では、図4に示される(ステップS4)の処理において、一方のICチップ312は、他方のICチップ313を直接制御することで、当該他方のICチップ313の所定の一部または全部の機能の起動の可否(起動のオンとオフ)について、当該起動を不可(オフ)とするように切り替える。
An example of the procedure of processing performed in the
In the initial state, it is assumed that the
In the present embodiment, in the processing of step S4 shown in FIG. 4, one
上記実施形態によれば、ICカード211において、第1のICチップ(本実施形態では、ICチップ312)と、第2のICチップ(本実施形態では、ICチップ313)と、第1のICチップと第2のICチップにより共用されるアンテナ311と、を備え、第1のICチップは、アンテナ311を用いて通信を行う場合に、第2のICチップの一部または全部の機能を停止させる機能(本実施形態では、処理部331の機能)を備える。
これにより、ICカード211では、低消費電力で2個の処理部(本実施形態では、ICチップ312の処理部331、ICチップ313の処理部371)が共通のアンテナ311を共用することができる。
According to the above embodiment, in the
Thereby, in the
上記実施形態によれば、ICカード211において、第1のICチップ(本実施形態では、第1のICチップの処理部331の機能)は、第2のICチップを直接制御することで、第2のICチップの一部または全部の機能を停止させる。
これにより、ICカード211では、一方のICチップ312により非接触の通信が行われる場合に、他方のICチップ313の一部または全部の機能を停止させることで、アンテナ311から当該一方のICチップ312に供給される電力を十分に確保することができる。
According to the above embodiment, in the
Accordingly, in the
上記実施形態によれば、ICカード211において、第1のICチップは、第2のICチップと比べて、アンテナ311を用いて通信を行う場合の消費電力が大きい。
これにより、アンテナ311を用いて通信を行う場合の消費電力が大きいICチップ312について、当該ICチップ312による非接触の通信で消費可能な電力を十分に確保することができる。
上記実施形態によれば、ICカード211において、第1のICチップは、第2のICチップと比べて、より高速処理を求められる。
これにより、より高速処理を求められるICチップ312について、当該ICチップ312による処理の速度(高速処理)を十分に確保することができる。
According to the above embodiment, in the
Thereby, for the
According to the above embodiment, in the
As a result, the processing speed (high-speed processing) by the
上記実施形態によれば、一構成例として、ICカード211において、第1のICチップを有する第1のICモジュールと、第2のICチップを有する第2のICモジュールと、第1のICチップと第2のICチップにより共用されるアンテナ311と、第1のICモジュールと第2のICモジュールとアンテナ311が埋め込まれたカード本体と、を備える構成とすることが可能である。
According to the embodiment, as one configuration example, in the
なお、図1に示されるように一方のICチップ22がスイッチ24を制御することで他方のICチップ23を制御する構成と、図5に示されるように一方のICチップ312が他方のICチップ313を直接制御する構成との両方を備えたICカードが実施されてもよい。
In addition, as shown in FIG. 1, one
(第3の実施形態)
図6は、実施形態のICカード411を示す図である。
ICカード411は、アンテナ21と、第1の通信処理方式(例えば、第1の規格)に適合した第1のICチップ(ICチップ22)と、第1の通信処理方式とは異なる第2の通信処理方式(例えば、第2の規格)に適合した第2のICチップ(ICチップ511)と、コンタクト部512と、スイッチ24を備える。本実施形態では、ICチップ22の方が、ICチップ511と比べて、非接触の通信に必要な電力(消費電力)が大きい構成となっている。また、本実施形態では、ICチップ22の方が、ICチップ511と比べて、高速処理が求められる構成となっている。
ICチップ22は、処理部31と、記憶部32を備える。処理部31は、通信処理部51と、スイッチ切替部52を備える。
ICチップ511は、処理部531と、記憶部532を備える。処理部531は、通信処理部551を備える。
(Third embodiment)
FIG. 6 is a diagram illustrating the
The
The
The
ここで、本実施形態のICカード411は、概略的には、図1に示されるICカード11と比べて、2個のICチップ22、511のうちの1個のICチップ511に対してコンタクト部512が設けられている。
本実施形態および図6では、説明の便宜上、図1に示される構成部と同様な構成部については同じ符号を付してある。
Here, the
In this embodiment and FIG. 6, for the convenience of explanation, the same reference numerals are given to the same components as those shown in FIG. 1.
ICチップ511は、図1に示されるICチップ23と同様な機能を有しており、さらに、コンタクト部512を介して外部の端末と通信する機能を有する。具体的には、処理部531および記憶部532は、それぞれ、図1に示される処理部71および記憶部72と同様な機能を有している。さらに、通信処理部551は、図1に示される通信処理部91と同様な機能と、コンタクト部512を介して外部の端末と通信する機能を有する。
本実施形態では、外部の端末は、ICカード411と非接触方式で通信する機能と、ICカード411と接触方式で通信する機能と、のいずれか一方または両方を有する。
The
In the present embodiment, the external terminal has one or both of a function of communicating with the
接触方式では、ICカード411と端末のそれぞれに金属の接触点(コンタクト部)が設けられて、端末の接触点とICカード411の接触点とが接触させられた状態で、端末とICカード411とが通信する。この場合、これらの接触点により接続される端末とICカード411とをつなぐ導電性の経路(有線の経路)が、有線の通信路となる。端末は、ICカード411が挿入されたときにそれぞれの金属の接触点が接触させられる構造を有する接触通信用の挿入口を備える。
In the contact method, a contact point of metal (contact part) is provided on each of the
図7は、実施形態のICカード411の概略構成の一例を示す図。
図7に示されるように、ICカード411は、概略的に、アンテナ21と、第1のICモジュール(ICモジュール151)と、第2のICモジュール(ICモジュール171)を備える。なお、図7の例では、スイッチ24については図示を省略してある。また、ICカード11は、例えば、ディスプレイ画面などの他の構成部を備えてもよい。
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of a schematic configuration of the
As shown in FIG. 7, the
ここで、本実施形態のICカード411は、概略的には、図3に示されるICカード11と比べて、2個のICチップ22、511のうちの1個のICチップ511に対してコンタクト部512が設けられている。
本実施形態および図7では、説明の便宜上、図3に示される構成部と同様な構成部については同じ符号を付してある。
Here, the
In the present embodiment and FIG. 7, the same reference numerals are given to the same components as those shown in FIG. 3 for convenience of explanation.
ICモジュール151は、内部にICチップ22を備える。ICモジュール171は、コンタクト部512を備え、内部にICチップ511を備える。
ICカード411は、例えば、プラスチックのカード基材181(カード本体の一例)に、アンテナ21と、2個のICモジュール151、171を実装して構成されている。このように、ICカード411は、ICモジュール151、171と、ICモジュール151、171が埋め込まれたカード基材181を備える。
The
The
コンタクト部512は、ICカード411が動作するために必要な各種信号の端子を有する。ここで、各種信号の端子は、例えば、電源電圧、クロック信号、リセット信号などの供給を端末から受ける端子、および、端末と通信するためのシリアルデータ入出力端子(SIO端子)を含む。端末から供給を受ける端子には、電源端子(VDD端子、GND端子)、クロック信号端子(CLK端子)、およびリセット信号端子(RST端子)が含まれる。
The
ここで、本実施形態では、ICチップ511が非接触方式の通信と接触方式の通信との両方を行うことが可能な点で、ICカード411はいわゆるコンビカードである。
なお、図6の例では、ICチップ511に対してコンタクト部512が設けられたが、他の構成例として、ICチップ511の代わりに、ICチップ22に対してコンタクト部512が設けられてもよい。
また、図6の例では、一方のICチップ22がスイッチ24を制御することで他方のICチップ511を制御する構成(図1に示されるのと同様な構成)が用いられたが、他の構成例として、一方のICチップ22が他方のICチップ511を直接制御する構成(図5に示されるのと同様な構成)が用いられてもよい。
In this embodiment, the
In the example of FIG. 6, the
In the example of FIG. 6, the configuration in which one
なお、端末とICカード411とが非接触方式で通信する場合に、ICチップ511の制御を行うICチップ22において行われる処理の手順の一例は、概略的に、図4に示されるフローチャートと同様である。
Note that an example of a processing procedure performed in the
上記実施形態によれば、ICカード411では、コンタクト部512を有するICチップ511を備えた構成において、例えば、第1の実施形態あるいは第2の実施形態と同様な効果を得ることができる。
According to the above embodiment, the
(第4の実施形態)
図8は、実施形態のICカード611を示す図である。
概略的には、ICカード611は、図1に示される端末12と同様な端末と、無線の通信路を介して、通信する。
(Fourth embodiment)
FIG. 8 is a diagram illustrating the
Schematically, the
ICカード611は、アンテナ711と、ICチップ712を備える。ICチップ712は、第1の通信処理方式(例えば、第1の規格)に適合した第1の処理部(処理部731)と、第1の通信処理方式とは異なる第2の通信処理方式(例えば、第2の規格)に適合した第2の処理部(処理部732)と、記憶部733を備える。処理部731は、通信処理部751と、抑制部752を備える。処理部732は、通信処理部771を備える。
本実施形態では、処理部731における通信処理部751の方が、処理部732における通信処理部771と比べて、非接触の通信に必要な電力(消費電力)が大きい構成となっている。また、本実施形態では、処理部731における通信処理部751の方が、処理部732における通信処理部771と比べて、高速処理が求められる構成となっている。
なお、図8の例では、ICチップ712において、2個の処理部731〜732に共通な記憶部733が備えられているが、他の構成例として、それぞれの処理部731〜732ごとに記憶部が備えられてもよい。
The
In the present embodiment, the
In the example of FIG. 8, the
アンテナ711は、例えば、ループアンテナなどである。
ICチップ712において、記憶部733は、各種のデータを記憶する。
ICチップ712において、第1の通信処理方式を用いる処理部731は、各種の処理を実行する。例えば、通信処理部751は、アンテナ711を用いて非接触で端末との通信処理を実行する。また、抑制部752は、処理部732について所定のオン状態と所定のオフ状態とを切り替える。本実施形態では、処理部731は、CPUを有し、記憶部733の領域に記憶されたプログラム(処理部731のためのプログラム)を実行して、各種の処理を実行する。
The
In the
In the
ICチップ712において、第2の通信処理方式を用いる処理部732は、各種の処理を実行する。例えば、通信処理部771は、アンテナ711を用いて非接触で端末との通信処理を実行する。本実施形態では、処理部732は、CPUを有し、記憶部733の領域に記憶されたプログラム(処理部732のためのプログラム)を実行して、各種の処理を実行する。
処理部732は、処理部731からの制御にしたがって、所定のオン状態と所定のオフ状態とが切り替わる。
本実施形態では、処理部731における抑制部752が、処理部732を制御して、当該処理部732について所定のオン状態と所定のオフ状態とを切り替える。
In the
The
In the present embodiment, the
ここで、処理部732において、所定のオフ状態は、所定のオン状態であるときと比べて、消費電力が低下する状態である。所定のオン状態としては、例えば、通常の動作状態が用いられてもよい。また、所定のオフ状態としては、様々な状態が用いられてもよく、例えば、通信処理部771の通信機能がオフになった状態、あるいは、処理部731と処理部732とが異なるCPUを用いて構成される場合に、処理部732を構成するCPUがスリープ状態となった状態が用いられてもよい。
Here, in the
実施形態のICカード611において行われる処理について説明する。
端末は、2個の処理部731〜732のうちのいずれか一方の処理部の通信処理方式にしたがって、当該一方の処理部に対して信号を非接触で送信する。当該一方の処理部は、例えば、ICカード611を用いて行われる取引の内容などによって適宜選択される。
本実施形態では、2個の処理部731〜732のうちで非接触の通信に必要な電力が大きい処理部731は、端末からアンテナ711を介して受信された信号に基づいて、自己(処理部731)が通信対象として選択されたか否かを判定する。
Processing performed in the
The terminal transmits a signal to the one processing unit in a non-contact manner in accordance with the communication processing method of one of the two processing
In the present embodiment, of the two processing
そして、処理部731は、自己(処理部731)が通信対象として選択されたと判定した場合には、処理部732を所定のオフ状態にして、アンテナ711からの電力が処理部732で消費される電力を低下させる。これにより、ICカード611では、消費電力を抑制することが可能になり、電力不足による通信エラーが発生することを抑制して、選択された処理部731の正常動作を保証することができ、非接触の通信を安定化することができる。
一方、処理部731は、自己(処理部731)が通信対象として選択されなかったと判定した場合には、処理部732を所定のオン状態にして、処理部732を通常の動作状態とする。この場合、処理部732では、通常通りに、アンテナ711からの電力が消費される。また、この場合、処理部731は、例えば、低消費電力モードに遷移してもよい。
If the
On the other hand, if the
このように、ICカード611では、非接触の通信処理方式が異なる2個の処理部731〜732を有するICチップ712が1個のアンテナ711に接続されている。そして、ICカード611では、端末によって一方の処理部731が選択された場合、選択された当該処理部731が他方の処理部732の動作の一部または全部を停止させる。
As described above, in the
なお、処理部732の制御を行う処理部731において行われる処理の手順の一例は、概略的に、図4に示されるフローチャートと同様である。
初期の状態では、処理部732はオン状態であるとする。
本実施形態では、図4に示される(ステップS4)の処理において、一方の処理部731は、他方の処理部732を制御することで、当該他方の処理部732の所定の一部または全部の機能の起動の可否(起動のオンとオフ)について、当該起動を不可(オフ)とするように切り替える。
An example of the procedure of processing performed in the
In the initial state, the
In the present embodiment, in the process of step S4 shown in FIG. 4, one
ここで、図8の例では、それぞれ異なるプログラムに基づいて動作する2個の処理部731〜732のうちの一方の処理部731が他方の処理部732を制御する構成を示したが、他の構成例として、2個の処理部731〜732により行われる処理が共通のプログラムによって記述されてもよい。この場合、当該共通のプログラムにおいて、一方の処理部731がアンテナ711を用いて非接触の通信を行うときには他方の処理部732の所定の一部または全部の機能をオフにすることが、記述される。なお、例えば、2個の処理部731〜732が、共通のCPUを用いて構成されてもよい。
Here, in the example of FIG. 8, a configuration is shown in which one
上記実施形態によれば、ICカード611において、第1の通信機能(本実施形態では、通信処理部751の機能)を含む第1の処理部(本実施形態では、処理部731)と、第2の通信機能(本実施形態では、通信処理部771の機能)を含む第2の処理部(本実施形態では、処理部732)と、第1の通信機能と第2の通信機能により共用されるアンテナ711と、を備え、第1の処理部は、第1の通信機能によりアンテナ711を用いて通信を行う場合に、第2の処理部の少なくとも一部の機能を停止させる。
これにより、ICカード611では、低消費電力で2個の処理部(本実施形態では、処理部731、処理部732)が共通のアンテナ711を共用することができる。
According to the above embodiment, in the
Thereby, in the
上記実施形態によれば、ICカード611において、第1の処理部は、第2の処理部と比べて、アンテナ711を用いて通信を行う場合の消費電力が大きい。
これにより、アンテナ711を用いて通信を行う場合の消費電力が大きい処理部731について、当該処理部731による非接触の通信で消費可能な電力を十分に確保することができる。
上記実施形態によれば、ICカード611において、第1の処理部は、第2の処理部と比べて、より高速処理を求められる。
これにより、より高速処理を求められる処理部731について、当該処理部731による処理の速度(高速処理)を十分に確保することができる。
According to the embodiment described above, in the
As a result, for the
According to the above embodiment, in the
Thereby, it is possible to sufficiently secure the processing speed (high-speed processing) of the
上記実施形態によれば、一構成例として、ICカード611において、第1の通信機能を含む第1の処理部と第2の通信機能を含む第2の処理部とを有するICモジュールと、第1の通信機能と第2の通信機能により共用されるアンテナ711と、当該ICモジュールとアンテナ711が埋め込まれたカード本体と、を備える構成とすることが可能である。
According to the above embodiment, as one configuration example, in the
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、ICカードにおいて、2個の処理部のうちの一方の処理部が、アンテナを用いて通信を行う場合に、他方の処理部の一部または全部の機能を停止させる機能を持つことにより、低消費電力で2個の処理部が共通のアンテナを共用することができる。 According to at least one embodiment described above, in an IC card, when one processing unit of two processing units performs communication using an antenna, part or all of the other processing unit is used. By having the function of stopping the function, the two processing units can share a common antenna with low power consumption.
以上の実施形態に関し、以下のように表現される構成とすることもできる。
第1のICチップと、第2のICチップと、前記第1のICチップと前記第2のICチップにより共用されるアンテナと、を備え、
前記第1のICチップは、前記アンテナを用いて通信を行う場合に、前記第2のICチップの一部または全部の機能を停止させる制御信号を出力する、
ICカード。
Regarding the above embodiment, a configuration expressed as follows may be adopted.
A first IC chip; a second IC chip; and an antenna shared by the first IC chip and the second IC chip.
The first IC chip outputs a control signal for stopping part or all of the functions of the second IC chip when performing communication using the antenna.
IC card.
以上の実施形態に関し、以下のように表現される構成とすることもできる。
第1の通信機能を含む第1の処理部と、第2の通信機能を含む第2の処理部と、前記第1の通信機能と前記第2の通信機能により共用されるアンテナと、を備え、
前記第1の処理部は、前記第1の通信機能により前記アンテナを用いて通信を行う場合に、前記第2の処理部の少なくとも一部の機能を停止させる制御を前記第2の処理部に対して実行する、
ICカード。
Regarding the above embodiment, a configuration expressed as follows may be adopted.
A first processing unit including a first communication function; a second processing unit including a second communication function; and an antenna shared by the first communication function and the second communication function. ,
The first processing unit controls the second processing unit to stop at least a part of the functions of the second processing unit when performing communication using the antenna by the first communication function. Run against
IC card.
以上に示した実施形態に係る各装置(例えば、ICカード11、211、411、611、端末12)の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、処理を行うことができる。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、オペレーティングシステム(OS:Operating System)あるいは周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
A program for realizing the function of each device (for example,
Here, the “computer system” may include an operating system (OS) or hardware such as a peripheral device.
“Computer-readable recording medium” refers to a flexible disk, a magneto-optical disk, a ROM, a writable nonvolatile memory such as a flash memory, a portable medium such as a DVD (Digital Versatile Disc), and a built-in computer system. A storage device such as a hard disk.
さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバあるいはクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)あるいは電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
このように、各機能部は、ソフトウェア機能部であってもよく、または、LSI等のハードウェア機能部であってもよい。
Furthermore, the “computer-readable recording medium” refers to a volatile memory (for example, DRAM (DRAM) inside a computer system that becomes a server or a client when a program is transmitted via a network such as the Internet or a communication line such as a telephone line. Dynamic Random Access Memory)), etc., which hold programs for a certain period of time.
The program may be transmitted from a computer system storing the program in a storage device or the like to another computer system via a transmission medium or by a transmission wave in the transmission medium. Here, the “transmission medium” for transmitting the program refers to a medium having a function of transmitting information, such as a network (communication network) such as the Internet or a communication line (communication line) such as a telephone line.
Further, the above program may be for realizing a part of the functions described above. Further, the above program may be a so-called difference file (difference program) that can realize the above-described functions in combination with a program already recorded in the computer system.
As described above, each function unit may be a software function unit or a hardware function unit such as an LSI.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1…通信システム、11、211、411、611…ICカード、12…端末、13…無線の通信路、21、311、711…アンテナ、22、23、312、313、511、712…ICチップ、24…スイッチ、31、71、331、371、531、731、732…処理部、32、72、332、372、532、733…記憶部、51、91、351、391、551、751、771…通信処理部、52…スイッチ切替部、111…ROM、112…RAM、113…EEPROM、114…CPU、115…コプロセッサ、116…システムバス、151〜152、171…ICモジュール、161、181…カード基材、352、752…抑制部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
Claims (7)
前記第1のICチップは、前記アンテナを用いて通信を行う場合に、前記第2のICチップの一部または全部の機能を停止させる、
ICカード。 A first IC chip; a second IC chip; and an antenna shared by the first IC chip and the second IC chip.
The first IC chip stops a part or all of the functions of the second IC chip when performing communication using the antenna.
IC card.
前記第1のICチップは、前記スイッチを制御して前記第2の状態とすることで、前記第2のICチップの全部の機能を停止させる、
請求項1に記載のICカード。 A switch for switching between a first state in which the antenna and the second IC chip are electrically connected and a second state in which the antenna is not electrically connected;
The first IC chip stops all functions of the second IC chip by controlling the switch to the second state.
The IC card according to claim 1.
請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のICカード。 The first IC chip stops a part or all of the functions of the second IC chip by directly controlling the second IC chip.
The IC card according to any one of claims 1 and 2.
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のICカード。 The first IC chip has a higher power consumption when communication is performed using the antenna than the second IC chip, or higher speed processing is required.
The IC card according to any one of claims 1 to 3.
前記第1のICチップは、前記アンテナを用いて通信を行う場合に、前記第2のICチップの一部または全部の機能を停止させる、
ICカード。 A first IC module having a first IC chip; a second IC module having a second IC chip; an antenna shared by the first IC chip and the second IC chip; 1 IC module, the second IC module, and a card body in which the antenna is embedded,
The first IC chip stops a part or all of the functions of the second IC chip when performing communication using the antenna.
IC card.
前記第1の処理部は、前記第1の通信機能により前記アンテナを用いて通信を行う場合に、前記第2の処理部の少なくとも一部の機能を停止させる、
ICカード。 A first processing unit including a first communication function; a second processing unit including a second communication function; and an antenna shared by the first communication function and the second communication function. ,
The first processing unit stops at least a part of functions of the second processing unit when performing communication using the antenna by the first communication function.
IC card.
前記第1の処理部は、前記第1の通信機能により前記アンテナを用いて通信を行う場合に、前記第2の処理部の少なくとも一部の機能を停止させる、
ICカード。 An IC module having a first processing unit including a first communication function and a second processing unit including a second communication function, and an antenna shared by the first communication function and the second communication function And a card body in which the IC module and the antenna are embedded,
The first processing unit stops at least a part of functions of the second processing unit when performing communication using the antenna by the first communication function.
IC card.
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