JP2018113573A - 光伝送装置、および、光伝送方法 - Google Patents

光伝送装置、および、光伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光伝送路において周波数の利用効率を向上させる。
【解決手段】光伝送装置は、複数のサブチャネルを含むスーパーチャネルでデータを伝送するために用いられる。光伝送装置は、第1の波長制御部と第2の波長制御部とを備える。第1の波長制御部は、スーパーチャネルの中心波長の周波数の変動分に応じて、複数のサブチャネルのうちの基準チャネルを制御する。第2の波長制御部は、基準チャネルに基づき、複数のサブチャネルのうちの基準チャネル以外のサブチャネルの波長間隔を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、光伝送装置、および、光伝送方法に関する。
従来、情報通信の分野において、通信速度の高速化と情報通信網の大容量化の観点から、光波長分割多重通信(WDM:Wavelength Division Multiplex)が用いられている。WDMは一本の光ファイバケーブルを用いて、互いに異なる波長の複数の光信号を伝送する技術である。
またこれに加え、1本の光ファイバケーブルあたりの伝送容量をさらに拡大するため、1つの周波数領域に複数の光信号を多重化して伝送するスーパーチャネル(SC:Super Channel)技術が利用されている。SC技術は、例えば直角位相振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)方式等の変調方式を用いて、1つの周波数領域での光信号の多重化を行う。ここでSC技術において多重化される各光信号を、サブチャネルと呼ぶものとする。また以下、サブチャネルという文言を周波数領域、時間領域等における光信号として用いる。SC技術においては、多重化された複数のサブチャネルを収容するために割り当てられる、150GHz、162GHz等の一定の周波数帯域があり、この周波数帯域において伝送される複数のサブチャネルをまとめてスーパーチャネルと呼ぶ。また周波数帯域(波長帯域)を以下、帯域とも呼ぶ。
WDMにおいては、光信号同士の干渉を防ぐために、互いの波長間隔が十分に設けられている。例えば、100GHzの光信号の場合、互いに隣接する波長間隔は例えば50GHzとされる場合がある。
しかし、SC技術においては、互いに隣接するサブチャネル同士は、互いに接近している。これにより、これらのサブチャネルの周波数帯域が互いに重なることがあり、サブチャネル同士が互いに干渉し合うことがある。このためSC技術を用いる場合には、ナイキストフィルタ等を用いてスペクトル整形を行い、各サブチャネルの帯域幅を狭め、互いに隣接するサブチャネル同士の干渉を抑制する場合がある。
また、サブチャネル同士の干渉防止のために、サブチャネルを送信するための光源である例えばレーザーからの出射光(以下、レーザー光とも呼ぶ)の周波数のゆらぎ(以下、周波数ゆらぎとも呼ぶ)の分をトレランスとして設け、サブチャネルの間隔を設定する方法がある。ここで、レーザー光の周波数は、経時変動等によりゆらぎを生じる。このため、このゆらぎを考慮して、サブチャネルの間隔を設定する。
ただし、このようにトレランスを設け波長間隔を設定する方法であって、以下に述べる波長制御を行わない方法によれば、例えば150GHzの幅を持つ周波数領域に4つのサブチャネルを収めることはできない。また4つのサブチャネルを収める周波数領域の幅が、例えば162.5GHz以上となる場合もある。この結果、例えば最大帯域幅が4500GHzである光ファイバケーブルで伝送できるサブチャネル数は最大でも108となる。
サブチャネル同士の干渉を防ぐ他の方法として、例えば、サブチャネルの間隔を一定に保つ波長制御が知られている。この波長制御により、一部のレーザー光の周波数ゆらぎを見込まなくともよくなり、4つのサブチャネルを例えば150GHzの幅の周波数領域に収容でき、光ファイバケーブルで伝送できる最大のサブチャネル数は120となる。波長制御の一例として、4つのサブチャネルのうちの1つを基準とし(以下、基準とされたサブチャネルを基準チャネルと呼ぶ)、基準チャネル以外の各サブチャネルを基準チャネルに基づき制御するものがある。
特開2014−78915号公報 特開2014−209685号公報 特開2016−10040号公報
しかし、上述した波長制御においては、基準チャネルを制御の対象としていない。このことから、基準チャネルの光源のレーザー光の周波数ゆらぎを無視することができない。これにより、基準チャネルについては、光伝送路の帯域において、隣接するサブチャネルとの間のマージンを確保しなければならない。
本発明の1つの側面に係る目的は、光伝送路において周波数の利用効率を向上させることである。
光伝送装置は、複数のサブチャネルを含むスーパーチャネルでデータを伝送するために用いられる。光伝送装置は、第1の波長制御部と第2の波長制御部とを備える。第1の波長制御部は、スーパーチャネルの中心波長の周波数の変動分に応じて、複数のサブチャネルのうちの基準チャネルを制御する。第2の波長制御部は、基準チャネルに基づき、複数のサブチャネルのうちの基準チャネル以外のサブチャネルの波長間隔を制御する。
光伝送路において周波数の利用効率を向上させることができる。
本実施形態の一例に係る光伝送システムの概略図である。 従来の波長間隔に基づく波長制御を説明する図である。 本実施形態の一例に係る光伝送システムにおける各装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係る波長制御処理の一例を示すシーケンス図である。 本実施形態の一例に係る各光伝送装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係る光伝送装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態の一例に係る波長制御処理の効果を示す図である。 本実施形態の一例に係る波長制御処理の効果を示す図である。
図1に示されるのは、本実施形態に係るシステム1を示す一例である。この例におけるシステムは、上位装置2と第1の光伝送装置3と第2の光伝送装置4と第1のモニタ5と第2のモニタ6とを備える。なお、広義の意味において、上位装置2も、第1のモニタ5も光伝送装置の概念に含まれるものとする。
第1の光伝送装置3は、送受信器3A、送受信器3B、送受信器3Cを含む。第2の光伝送装置4は、送受信器4A、送受信器4B、送受信器4Cを含む。各送受信器は、送信機能と受信機能を有しており、図1においては、各送受信器の送信機能に係る部分と受信機能に係る部分とを分けてそれぞれ送信器、受信器として表している。
第1の光伝送装置3と第2の光伝送装置4は、光ファイバ等の光伝送路により接続されている。第1のモニタ5は、第1の光伝送装置3と第2の光伝送装置4の間の光伝送路に設けられている。第2のモニタ6は、図1において例示的に示されているように、第1の光伝送装置3の送受信器3A、3Bおよび3Cに設けられている。第1と第2の光伝送装置の各送受信器(送受信器をトランスポンダとも呼ぶ)に備えられてもよい。上位装置2は、第1と第2の光伝送装置の各送受信器、第1のモニタ5に、光伝送路、有線LAN、無線LAN等により接続されている。
第1の光伝送装置3は、送受信器3A、送受信器3B、送受信器3Cを備える。また第2の光伝送装置4は、送受信器4A、送受信器4B、送受信器4Cを備える。
本実施の形態の一例ではSC技術を用いる。送受信器3A、3B、3Cのそれぞれは、送受信器4A、4B、4Cのそれぞれと、サブチャネルA、B、Cの送受信を行うものとする。ここで第2の光伝送装置4から第1の光伝送装置3へサブチャネルA、B、Cが送信されるものとして以下説明を行う。
本実施形態の一例では、第1の光伝送装置3と第2の光伝送装置4の各々が有する送受信器の数は3つである。また送受信器間でやりとりされるサブチャネルの数は3つであるとしているが、これに限定されない。例えば、送受信器3Aと送受信器4Bとの間でやり取りされるサブチャネルがあってもよく、第1の光伝送装置3と第2の光伝送装置4との間でやりとりされるサブチャネルの数は4つ以上であっても、また例えば2つでもよい。また、他の送受信器を有し、光伝送路を介して接続され、他のサブチャネルを第1の光伝送装置3または第2の光伝送装置4とやり取りする、他の光伝送装置があってもよい。また第1の光伝送装置3と第2の光伝送装置4それぞれの有する送受信器の数は3つとは限らない。
ここで、スーパーチャネルを収容するために割り当てられた、一定の帯域をスーパーチャネルの帯域とも呼ぶものとする。このスーパーチャネルの帯域は、例えば、150GHz、162GHzの帯域である。
本実施形態の一例においては、サブチャネルAとサブチャネルBは互いに隣接し、サブチャネルBとサブチャネルCは互いに隣接するものとする。またサブチャネルA、B、Cのうちの少なくとも1つを基準チャネルとする。また本実施の形態の一例では、サブチャネルBを基準チャネルとする。ただし、これに限定されず、サブチャネルA、Cのいずれかが基準チャネルであってもよい。
第1のモニタ5は、図1に示されるように、第1の光伝送装置3と第2の光伝送装置4とを結ぶ光伝送路によるネットワーク(以下、光ネットワークとも呼ぶ)に設けられる。第1のモニタ5は、例えば、ROADM(Reconfigurable optical add−drop multiplexer)である。ただし、これに限定されない。
本実施の形態の一例では、第1のモニタ5は、絶対値モニタとしての機能を有する。ここで、絶対値モニタとしての機能とは、スーパーチャネルの中心波長を、絶対的な波長として監視するものである。また本実施の形態の一例によれば、第1のモニタ5は、レーザー光源の経時変動等による周波数ゆらぎが検出できるものである。また後述する相対値モニタとしての第2のモニタ6よりも精度が高くなくてもよい。
この第1のモニタ5による、スーパーチャネルの中心波長の監視を通して基準チャネルの周波数領域における位置調整が行われる。以下、より詳細に説明する。
第1のモニタ5は、上位装置2からスーパーチャネルについて通知を受ける。この通知は、スーパーチャネルの帯域の通知でもよい。そして第1のモニタ5は、サブチャネルA、B、Cのスペクトルを取得する。ここでスペクトルとは、周波数領域(波長領域)における、周波数(波長)成分毎の値であり、周波数(波長)成分の関数である。
第1のモニタ5は、取得したスペクトルから、スーパーチャネルの中心波長を求める。第1のモニタ5により求められたスーパーチャネルの中心波長を、中心波長の実測値と呼ぶものとする。なお、スペクトルにはスムージング等の処理がなされていてもよい。第1のモニタ5は、求めたスーパーチャネルの中心波長の実測値を上位装置2へ通知する。
上位装置2は、第1のモニタ5から取得したスーパーチャネルの中心波長の実測値と、スーパーチャネルの中心波長の期待値との差分(この差分を、Δλ、またはスーパーチャネルの中心波長の変動分とも呼ぶ)を求める。ここで、スーパーチャネルの中心波長の期待値とは、スーパーチャネルの帯域における中心波長をいうものとする。上位装置2は、スーパーチャネルの中心波長の期待値をテーブルや関係データベース等の形式にて記憶、またはスーパーチャネルの中心波長の期待値を求めるための関数を記憶していてもよい。
上位装置2は、この差分Δλを用いて、基準チャネルの波長制御量(第1の波長制御量とも呼ぶ)を求める。ここで、サブチャネルの波長制御量とは、サブチャネルの光源からの出射光の波長を制御するための制御量をいうものとする。第1の波長制御量を求める方法としては、例えば、以下のものがある。
上位装置2は、基準チャネルに割り当てられている帯域(基準チャネルの帯域)の情報を予め有している。そして例えば、基準チャネルの帯域の中心波長と、スーパーチャネルの中心波長の期待値との間の差分(Δλcenter−Bとする)を、上位装置2は有している。この差分Δλcenter−Bと、上述したΔλを用いて、第1の波長制御量を求めてもよい。
上位装置2は、本実施の形態の一例によれば、求めた第1の波長制御量を送受信器4Bへ通知する。送受信器4Bは、第1の波長制御量に基づき、サブチャネルBの波長制御を行う。
第2のモニタ6は、相対値モニタとしての機能を有する。この相対値モニタとしての機能とは、サブチャネル間の波長間隔を監視するものとし、第2のモニタ6はサブチャネル間の間隔を一定にするために用いられる。第2のモニタ6は、例えば、後述する波長間隔モニタ705である。
SC技術においては、スーパーチャネル内のサブチャネル同士の波長間隔が狭い。そのため、各送受信器は、隣接するサブチャネルの一部を、自己が受信するよう設定等されているサブチャネル(自チャネルと呼ぶ)と共に受信してしまうことがある。第2のモニタ6は、受信した隣接チャネルと自チャネルから、これら光信号の合波のスペクトルを取得する。そして第2のモニタ6は、このスペクトルを用いて波長間隔を求める。第2のモニタ6は求めた波長間隔を、上位装置2に通知する。
本実施形態の一例において求められる波長間隔は、サブチャネルAとサブチャネルBとの間の波長間隔と、サブチャネルBとサブチャネルCとの間の波長間隔である。ここでサブチャネルAとサブチャネルBとの間の波長間隔をΔλAB、サブチャネルBとサブチャネルCとの間の波長間隔をΔλBCとする。ΔλAB、ΔλBCのそれぞれは、送受信器3Aと送受信器3Cに備えられた第2のモニタ6で求められてもよい。またはΔλAB、ΔλBCは送受信器3Bに備えられた第2のモニタ6を用いて求められてもよい。
基準チャネル以外のサブチャネルに対する、基準チャネルとの間の波長間隔の制御(電車制御とも呼ぶ)は、従来、互いに対向する光伝送装置間において実行されている。この波長制御について説明すると、例えば、受信器3Aのモニタ6の有する隣接間隔モニタ機能により、送信器4Aからの出射光の波長ずれが検出される。そして、送信器4Aのレーザー光源からのレーザー光の波長を制御するために周波数変調機能を用いて、送信器3Aは対向側へ波長制御量の情報を伝達する。そして対向側では周波数変調された光信号からの波長制御量を取り出し、レーザー波長を補正している。
図2は、この従来の波長制御について説明するための、各送受信器の機能ブロック図であり、また波長制御の簡単なフローである。ここでは、送受信器4Aのレーザー光源からのレーザー光の波長制御を一例として説明する。なお、送信側デジタル信号処理部、DAC(Digital to Analog Converter)、変調器、LD(Laser Diode)、受信FE、ADC(Analog to Digital Converter)、受信側デジタル信号処理部、主信号データ取得部の各機能は、後述する本実施の形態の一例に係るものと同様であるので、ここでは説明を省略する。またここで図2を用いて説明する処理以外は、後述する処理と同様であるので、説明を省略する。
図2において、波長間隔モニタ部300は、後述する波長間隔モニタ705と同様、主信号データ取得部により取得された主信号データからスペクトルを求め、サブチャネルAとサブチャネルとの間の波長間隔を求める。また波長間隔モニタ部300は、求めた波長間隔から送受信器4AのLDの出射光の波長制御量を求める。求められた波長制御量は、波長間隔モニタ300から周波数変調パタン生成部301に出力され、周波数変調パタン生成部301は波長制御量を周波数変調のパタンに組み込む。送信側デジタル信号処理部302は、周波数変調パタン301より入力された周波数変調のパタンに従って主信号の送信デジタル側デジタル信号に周波数変調を施す。これにより、波長制御量に係る情報が、送受信器4Aへの光信号に重畳されて伝送される。
続けて図2を用いて送受信器4Aにおける処理を説明すると、受信側デジタル信号処理部400からデジタル化された主信号が周波数オフセットモニタ部401に入力される。周波数オフセットモニタ部401は、主信号の周波数変調の有無をモニタし、周波数変調パタンがあれば、これを周波数変調パタン復号部402へ出力する。周波数変調パタン復号部402は周波数変調パタンを復号し、波調制御部403へ出力し、波長制御部403は復号された周波数変調パタンに対応する波長制御量を基に、LDの出射光を制御する。
図2に示す従来の電車制御、すなわち基準チャネルを基にした波長間隔制御を、本実施形態の中心波長を利用して基準チャネルを制御する装置と組み合わせて実施してもよい。
本実施の形態の一例では、モニタ6において取得された波長間隔の情報を上位装置2が取得し、これに基づき、基準チャネル以外のサブチャネルの、波長間隔に基づく制御を行ってもよい。ただし、これには限定されない。
波長間隔ΔλABを第1の光伝送装置3から取得した上位装置2は、送受信器4Aの光源からの出射光の波長制御量を、取得したΔλABを用いて求めてもよい。またΔλBCを第1の光伝送装置3から取得した上位装置2は、送受信器4Cの光源からの出射光の波長制御量を、取得したΔλBCを用いて求めてもよい。ここで基準チャネル以外のサブチャネルの生成光源からの出射光の波長制御量を第2の波長制御量と呼ぶものとする。
上位装置2による、送受信器4Aの光源からの出射光の第2の波長制御量の求め方の一例として、ΔλABと共に第1の波長制御量とを用いてもよい。上述したΔλABは、基準チャネルに対して波長制御が行われる前の、サブチャネルAとサブチャネルBとの間の間隔である。このため、送受信器4Aに通知する第2の波長制御量として、上位装置2が求めるものは、サブチャネルAとサブチャネルBとの間の間隔と共に第1の波長制御量を用いて求めるものでもよい。これにより、波長制御が行われた後のサブチャネルBを基準にすることができる。
サブチャネルAについての第2の波長制御量を求めた上位装置2は、送受信器4Aにこれを通知する。
同様に、送受信器4Cの光源からの出射光の波長制御量が求められ、上位装置2は送受信器4Cにこれを通知する。
図3に、本実施形態の一例に係る、光伝送装置7(第1の光伝送装置3または第2の光伝送装置4)と、第1のモニタ5と、上位装置2の機能ブロック図を示す。なお、図3に示す第1の波長制御部91と第2の波長制御部92はそれぞれ、第1の波長制御量と第2の波長制御量を算出する機能を有するブロックである。本実施の形態の一例では、第1の波長制御部91と第2の波長制御部92の機能は、後述する波長制御量算出部20が有しているものとする。ただし、これには限定されずに、例えば、第1の波長制御部の機能を波長制御量算出部20が実現し、第2の波長制御部92の機能を、後述する光伝送装置7の制御部73が実現してもよい。また例えば、第1の波長制御部の機能を波長制御量算出部20が実現し、第2の波長制御部92の機能を、後述するトランスポンダ70Eの波長制御部714が実現してもよい。また例えば、第1の波長制御部91と第2の波長制御部92の機能を、光伝送装置7の制御部73が実現してもよい。また例えば、第1のモニタ5が第1の波長制御部91の機能ブロックを含んでもよい。
光伝送装置7は、複数のトランスポンダ70と、光合分波部71と、増幅部72と、制御部73とを備える。トランスポンダ70は上述した送受信器であり、ルータ等の通信機器と接続されている。光合分波部71は、複数のトランスポンダ70から入力された光信号を合波するマルチプレクサ(MUX)と、光ネットワーク側からトランスポンダ70側への光信号を分波するデマルチプレクサ(DMUX)とを含む。各トランスポンダ70と光合分波部71とは光ファイバケーブル等の光伝送路を介して接続され、光信号をやりとりする。増幅部72は、トランスポンダ70側から光ネットワーク側への光信号を増幅する光アンプと、光ネットワーク側からトランスポンダ70側への光信号を増幅する光アンプとを含む。光合分波部71のマルチプレクサと、光ネットワーク側への光信号を増幅する光アンプは光伝送路を介して接続されている。同様に、光合分波部71のデマルチプレクサと、トランスポンダ70側への光信号を増幅する光アンプは、光伝送路を介して接続されている。
制御部73は、各トランスポンダ70と、光合分波部71と、増幅部72とに制御線を介して接続されている。制御部73は、例えば、通信回路を有しており、上位装置2との間の通信処理を行う。また制御部73は、マルチコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、シングルコアプロセッサ等を含み、各トランスポンダ70と、光合分波部71と、増幅部72の動作制御を行う。
次に第1のモニタ5の機能ブロックについて説明を行う。第1のモニタ5は、光伝送装置7の外部の光ネットワークに配置され、光伝送路を介して光伝送装置7と接続されている。本実施の形態に一例において、第1のモニタ5をROADM5とする。
ROADM5は、複数の増幅部50と、複数のWSS(WSS:Wave Length Selective Switch)51と、光スイッチ(光SWとする)52と、OCM(Optical Channel monitor)53と、制御部54とを備える。なお、OCM53を取得部とも呼ぶ。各増幅部50と各WSS51は光伝送路を介して接続され、光SW52は複数のWSS51と光伝送路を介して接続され、光SW52はOCM53と光伝送路を介して接続され、制御部54はOCM53と光SW52とに対し制御線を介して接続されている。
接続された増幅部50とWSS51の各組み合わせは、互いに異なる方向への光信号を伝送させる。例えば、光伝送装置7から光ネットワーク側の方向(光ネットワーク方向とも呼ぶ)へ光信号を伝送させるものと、光ネットワーク側から光伝送装置7への方向(ローカル方向とも呼ぶ)へ光信号を伝送させるものがある。本実施の形態の一例では、接続された増幅部50とWSS51の組み合わせは、光ネットワーク方向へ光信号を伝送させるものと、ローカル方向へ光信号を伝送させるものの2つであるものとする。ただし、これには限定されないものとする。
増幅部50は光アンプ等の光増幅回路を有し、入力された光信号を増幅する。WSS51は、入力された、WDMにおける多重化された光信号を、帯域毎に異なる出力ポートへ出力する。光SW52は光信号の分岐動作や出力先の切替動作などを行う。
OCM53は、入力される光信号を電流へと変換し、波長毎の強度を求めることにより、光信号のスペクトルを得る。制御部54は、プロセッサ等を含み、OCM53や光SW52等のモジュールを制御する。
以下、ROADM5の動作について説明する。ここでROADM5には、上位装置2から、波長制御の対象となるサブチャネルを含むスーパーチャネルについて通知を受ける。この通知は例えば、スーパーチャネルの帯域の情報でもよい。
光伝送装置7からの光信号は、増幅部50により増幅された後、WSS51に伝送される。WSS51に伝送された全ての光信号は、WSS51で分岐され、光SW52に入力される。光SW52は、入力された光信号のうち、スーパーチャネルの帯域等に係る情報に基づき、波長制御の対象のスーパーチャネルを選択する。OCM53は、光SW52よりスーパーチャネルのスペクトルを取得し、スーパーチャネルの中心波長の実測値を取得する。OCM53は、取得した、スーパーチャネルの中心波長の実測値を、上位装置2に対して通知する。なお、この通知はOCM53により直接行われてもよいし、または図示されていない通信部を介して上位装置2へ送信されてもよい。
ROADM5は、本実施の形態の一例では、上位装置2と別個のものとして示されているが、上位装置2に含まれていてもよく、後述する第3の通知部23と一体のもの等でもよい。
上位装置2は、波長制御量算出部20と、第1の通知部21と、第2の通知部22と、第3の通知部23と、を備える。 第3の通知部23は、ROADM5に対し、スーパーチャネルについて通知する。この通知は、スーパーチャネルの帯域についての通知でもよい。スーパーチャネルについての情報は、予め波長制御量算出部20が有していてもよい。また第3の通知部23は、ROADM5より、スーパーチャネルの中心波長の実測値の通知を受け、これを波長制御量算出部20に出力する。
第2の通知部22は、光伝送装置7より、サブチャネル間の波長間隔について通知を受け、取得したサブチャネル間の波長間隔を波長制御量算出部20へ出力する。
スーパーチャネルの中心波長の実測値を取得した波長制御量算出部20は、スーパーチャネルの中心波長の実測値と期待値の差分Δλを求める。波長制御量算出部20は、この差分をもとに基準チャネルの波長制御量である第1の波長制御量を求める。波長制御量算出部20はまた、第2の通知部22から取得したサブチャネル間の波長間隔を用いて、第2の波長制御量を求める。第2の波長制御量を求める際に、サブチャネル間の波長間隔と共に第1の波長制御量が用いられてもよい。本実施の形態の一例では、第1の波長制御量はサブチャネルBの波長制御量である。一方、第2の波長制御量は、サブチャネルBを基準とするサブチャネルAの波長制御量と、サブチャネルBを基準とするサブチャネルCの波長制御量である。波長制御量算出部20は、求めた第1、第2の波長制御量を第1の通知部21へ出力する。第1の波長制御量は、絶対値モニタとして動作する第1のモニタ5の出力に基づき、第2の波長制御量は相対値モニタとして動作する第2のモニタ6の出力に基づく。
本実施の形態の一例では、第1の通知部21は、波長制御量算出部20より取得した第1と第2の波長制御量を、サブチャネルの送信側の光伝送装置7へ通知する。なお、第1の波長制御量と第2の波長制御量それぞれの上位装置2から光伝送装置7への通知は、同時に行われても別々に行われてもよい。
光伝送装置7の制御部73は、第1の波長制御量を、基準チャネルを送信するトランスポンダ70へ出力する。また同様に、制御部73は第2の波長制御量を、基準チャネル以外のサブチャネルの送信を行うトランスポンダ70へ出力する。本実施の形態の一例では、第1の波長制御量は、送受信器4Bに出力される。また第2の波長制御量のうちの、サブチャネルAの波長制御量は、送受信器4Aに出力される。また第2の波長制御量のうちの、サブチャネルCの波長制御量は、送受信器4Cに出力される。
以下、サブチャネルBの波長制御について、図4に示すシーケンス図を用いて説明する。図4において、上位装置2は、第3の通知部23を介してROADM5に対し、波長制御の対象となるスーパーチャネルについて通知する(S101)。このスーパーチャネルについての通知は、スーパーチャネルの帯域の通知でもよく、本実施の形態の一例ではスーパーチャネルの帯域が通知されてもよい。ROADM5は、OCM53でスーパーチャネルを監視できるように、光SW52を切り替える(S102)。ここで、ROADM5は、通知されたスーパーチャネルの帯域中のスーパーチャネルを監視するために光SW52を切り替えてもよい。OCM53は、モニタリングの対象となるスーパーチャネルの中心波長の実測値を求める(S103)。ROADM5は、求めたスーパーチャネルの中心波長の実測値を、上位装置2に通知する(S104)。なお、上記ではROADM5はスーパーチャネルの中心波長の実測値を求め、これを上位装置2に通知しているが、上位装置2からROADM5に、求められたスーパーチャネルの中心波長の実測値の有無についての応答を、例えば定期的に、要求してもよい。
上位装置2の波長制御量算出部20は、ROADM5から第3の通知部23を介して取得したスーパーチャネルの中心波長の実測値と、自己の保有するスーパーチャネルの中心波長の期待値との差分を求める(S105)。続いて、上位装置2は、求めた差分に基づく第1の波長制御量を、基準チャネルの送信を行うトランスポンダ70、本実施の形態の一例における送受信器4Bを宛先等として、第1の通知部21から制御部73へ通知する(S106)。
また、波長制御量算出部20は、第2の通知部22よりサブチャネル間の波長間隔を取得し、波長間隔から第2の波長制御量を求め、求めた第2の波長制御量を第1の通知部21から光伝送装置7の制御部73へ通知する。本実施の形態の一例では、上位装置2は、第2の波長制御量のうちサブチャネルAの波長制御量を、送受信器4Aを宛先等とし、第2の光伝送装置4の制御部73へ通知する。また同様に、上位装置2は、第2の波長制御量のうちサブチャネルCの波長制御量を、送受信器4Cを宛先等とし、第2の光伝送装置4の制御部73へ通知する。
以下の説明では、第2のモニタ6を有する送受信器をトランスポンダ70Dとし、トランスポンダ70Dへサブチャネルを送信する送受信器をトランスポンダ70Eとする。以下、図5を用いて、波長間隔取得の動作、第2の波長制御量の算出の動作、上位装置2からトランスポンダ70Eへ第2の波長制御量を通知する動作、第2の波長制御量を取得したトランスポンダ70Eによる波長制御の動作を示す。
トランスポンダ70Dは、受信FE(FE:Front End)700とADC(Analog to Digital Converter)701と受信側デジタル信号処理部702と検出部703とを備える。受信FE700とADC701は信号線を介して接続されている。ADC701と受信側デジタル信号処理部702、受信側デジタル信号処理部702と検出部703は、それぞれ制御線を介して接続されている。検出部703は、互いに制御線により接続された主信号データ取得部704と波長間隔モニタ部705とを備える。波長間隔モニタ部705は、トランスポンダ70Dを備える光伝送装置7の制御部73(制御部73Dと呼ぶ)と制御線を介して接続されている。
トランスポンダ70Eは、送信側デジタル信号処理部710と、DAC711と、変調器712と、LD713と、波長制御部714とを備える。送信側デジタル信号処理部710とDAC711は信号線を介して接続されている。またDAC711と変調器712は信号線を介して接続されている。LD713と波長制御部714は制御線を介して接続されている。波長制御部714は、トランスポンダ70Eを備える光伝送装置7の制御部73(制御部73Eと呼ぶ)と制御線を介して接続されている。
なお、上記トランスポンダ70Dの機能ブロックは、受信と波長間隔の取得等に係る機能を説明するために本実施の形態の一例にて示されたものであるが、トランスポンダ70Eが有する各部を備えていてもよい。また、同様に、トランスポンダ70Eもトランスポンダ70Dの有する各部を有していてもよい。またトランスポンダ70Dの機能ブロックを、上述した送受信器3Bが有していてもよく、トランスポンダ70Eの機能ブロックを上述した送受信器4Bが有していてもよい。
以下、トランスポンダ70Dとトランスポンダ70Eと上位装置2との間の、サブチャネルの送受信の動作と波長制御のための処理を説明する。なお図5はトランスポンダ70D、70Eの機能ブロックを示すのと同時に、この処理のフローを示す。また以下、トランスポンダ70D、70Eの各機能を実現するハード構成の一例について説明を行うことにより、図5はトランスポンダ70D、70Eのハードウェア構成の一例をも示す。そして図4における光伝送装置7における、トランスポンダ70以外の各機能ブロックのハードウェア構成の一例と、トランスポンダ70D、70Eのハードウェア構成の一例を併せることにより、図4は光伝送装置7のハードウェア構成の一例をも示すものであるとする。
以下、トランスポンダ70D、70Eについて詳細に説明する。トランスポンダ70Eの送信側デジタル信号処理部710は、スペクトル整形等の処理がされた送信用のデジタル信号(送信デジタル信号と呼ぶ)を生成し、生成した送信デジタル信号をDAC711へ出力する。この送信側デジタル信号処理部710は、例えばマルチコアプロセッサやデュアルコアプロセッサやシングルコアプロセッサを含み、スペクトル整形等を行うためのフィルタを含む。
DAC711は取得した送信デジタル信号をアナログ信号(アナログ駆動信号と呼ぶ)に変換し、変調器712へアナログ駆動信号を出力する。変調器712は、入力されたアナログ駆動信号を用いて、LD713からの出射光を変調し、変調して得られた光信号をトランスポンダ70Dへ送信する。
トランスポンダ70Dの受信FE700は光ネットワークを介して光信号を受信する。また受信FE700は、光信号からアナログ電気信号を生成するため、例えば光電気変換回路を含む。受信FE700は生成したアナログ電気信号をADC701へ出力する。受信FE700は、光通信インタフェースにより実現することができる。
ADC701は、受信FE700から取得したアナログ電気信号をデジタル電気信号へ変換し、変換されたデジタル電気信号を受信側デジタル信号処理部702へ出力する。
受信側デジタル信号処理部702は、例えば可変光分散補償器等を備え、ADC701により入力されたデジタル電気信号に対し、波長分散処理等を施し、生成されたデジタル信号を検出部703の主信号データ取得部704に入力する。受信側デジタル信号処理部702や以下の主信号データ取得部704や波長間隔モニタ705の機能は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現されることができる。
主信号データ取得部704は、受信側デジタル信号処理部702により入力されたデジタル信号から、波長間隔の検出のために十分なデータ長の主信号データを取得する。
波長間隔モニタ部705は、主信号データ取得部704により取得された主信号データに対し、FFT(Fast Fourier Transform)解析等を行い、主信号データからスペクトルを求める。ここでFFT解析により得られるスペクトルには、トランスポンダ70Eからのサブチャネル(以下、サブチャネルEまたは自チャネルとも呼ぶ)に対応するスペクトルの他に、サブチャネルEに隣接するサブチャネル(以下、隣接チャネルとも呼ぶ)のスペクトルが含まれる。波長間隔モニタ部705は、取得したスペクトルから、これらのサブチャネル間の波長間隔を求める。この波長間隔の求め方は、既知の手法であることから説明を省略する。
波長間隔モニタ705は、求めた波長間隔を制御部73Dへと出力する。制御部73Dは、波長間隔を上位装置2の第2の通知部22へ通知する。
トランスポンダ70Dからの波長間隔の通知を受けた上位装置2の第2の通知部22は、これを波長制御量算出部20へと出力する。波長制御量算出部20は、通知された波長間隔を用いて、トランスポンダEからのサブチャネルの第2の波長制御量を求める。この際に、上述したように、第1の波長制御量を用いてもよい。求められた第2の波長制御量は、波長制御量算出部20から第1の通知部21へと出力される。上位装置2は第1の通知部21により、トランスポンダ70Eを備える光伝送装置7の制御部73Eにこれを通知する。
制御部73Eは、上位装置2から受信した第2の波長制御量をトランスポンダ70Eの波長制御部714に出力する。波長制御部714は、LD713からの出射光の波長を、第2の波長制御量に応じて制御する。また波長制御部714は、上位装置2から第1の波長制御量の通知を受け、第1と第2の波長制御量を用いてLD713からの出射光の波長を制御してもよい。
図6は、上位光伝送装置2のハードウェア構成の一例である。図3、5に示す上位装置2の機能は図6に示す情報処理装置8により実現可能である。
図6の情報処理装置8は、プロセッサ80、メモリ81、ネットワーク接続装置82を備える。これらはバス83により互いに接続されている。
プロセッサ80には、シングルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ等が含まれる。
メモリ81は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、半導体メモリである。
プロセッサ80は、メモリ81内の種々のプログラムを実行し、上記処理を行う。プロセッサ80およびメモリ81は、上述した波長制御量算出部20の機能を実現する。
なお、図示されてはいないが、情報処理装置8は記憶装置を設けていてもよい。波長制御量算出処理に用いられるデータやプログラムは記憶装置に記憶されていてもよく、メモリ81はこの記憶装置からデータやプログラムを読み込んで、波長制御量算出処理を行ってもよい。この記憶装置は可搬型記憶媒体等でもよい。
ネットワーク接続装置82は、光伝送路、または有線もしくは無線のLAN等の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換やデータの転送等を行う通信インタフェースである。ネットワーク接続装置82により、第1の通知部21、第2の通知部22、第3の通知部23の機能が実現される。
以下、図7を用いて、本実施形態の一例による波長制御を行った場合に、光伝送路の帯域利用効率等がどのように従来技術のおける場合と異なるのかを説明する。図7には、3つの表が示され、いずれも光伝送路の全帯域幅は4500GHzである。上段、中段、下段の表のいずれも第1列目はSC技術を用いていない場合で波長間隔を50GHzとした場合が示される。この第1列目は、第2列目から第4列目における場合の比較対象として示される。第2列目から第4列目はSC技術を用いた場合が示される。第2列目は波長制御を用いない場合が示される。また第3列目は、基準チャネル以外のサブチャネルに対して波長制御が行われ、基準チャネルに対しては波長制御が行われない場合が示される。第4列目は、本実施形態の一例による波長制御が行われた場合が示される。
各表の第1行目は4つの光信号の帯域を収容するための所要帯域を示し、SC技術を用いない場合には、各表の第1行第1列目に示すように所要帯域は200GHzとなる。上段の表は、第1行目の第2列目から第4列目に示されるように、SC技術を用いる場合において、4つのサブチャネルを162.5GHzの帯域に収容する場合を示すものである。同様に中段の表は、第1行目の第2列目から第4列目に示されるように、SC技術を用いる場合において、4つのサブチャネルを150GHzの帯域に収容する場合を示すものである。さらに下段の表は、第1行目の第2列目から第4列目に示されるように、SC技術を用いる場合に、4つのサブチャネルを137.5GHzの帯域に収容する場合を示すものである。
各表の第2行目は、4500GHzの帯域幅を有する光伝送路において収容することができるチャネルの数を示す。各表において、第2行第1列目は、4500GHz中、50GHzの光信号の帯域が90収容されることができることを示す。また上段の表の第2行目の、第2列目から第4列目は4つのサブチャネルを一まとめにしてスーパーチャネルとする場合に、4500GHz中、収容できるサブチャネル数を表し、これは108となることがわかる。同様に中段の表の第2行目の、第2列目から第4列目も同様に、4つのサブチャネルを一まとめにして、全帯域中に120のチャネルが収容されることができることを示す。またさらに下段の表の第2行目の、第2列目から第4列目も同様にして、4つのサブチャネルを一まとめにして、全帯域中に128のチャネルが収容されることができることを示す。
各表の第3行目は、SC技術を用いない場合において光伝送路の全帯域に収容することができる光信号の帯域の数の上限値である90を基準にした、収容することができるサブチャネルの数の上限の増加率を帯域利用効率として、パーセンテージにて表したものである。例えば上段の第3行目の第2列目から第4列目から、SC技術を用いたことにより、帯域利用効率が1.2倍となっていることがわかる。同様に中段、下段の表からはそれぞれ、SC技術により帯域利用効率が33.3%、42.2%向上したことがわかる。
ここで各表の第8行目に着目する。第8行目は、所要帯域の外縁マージンを示す。外縁マージンとは、スーパーチャネルの帯域における外縁部分を示し、サブチャネルが収容されていない部分であって、マージンとなる部分である。この外縁マージンが確保されていることにより、スーパーチャネルは伝送されることができる。
上段の表における第8行目第4列目は本実施形態の一例における波長制御を用いた場合の外縁マージンであり、これは12.5GHzの帯域であることがわかる。この値は、第8行目第2列目に示す、波長制御なしの場合における外縁マージンである8.5GHzの帯域よりも広い。また同様に、この値は、第3列目に示す、基準チャネルに波長制御を行わない場合における外縁マージン11.5GHzの帯域よりも広い。このことから、本実施形態の一例に係る波長制御を行うことにより外縁マージンが従来よりも広いものとなったことがわかる。そして、外縁マージンが広くなったことに伴い、スーパーチャネル中の各サブチャネルの伝送距離がのびる。
同様に、中段の表における第8行目に着目すると、本実施形態の一例による波長制御を行った場合に対応する第4列目に示す6.25GHzは、第2列目の2.25GHzと、第3列目の5.25GHzより広い帯域である。このことより、所要帯域が150GHzの場合においても、本実施の形態の一例に係る波長制御により、スーパーチャネル中の各サブチャネルの伝送距離がのびることがわかる。
また下段の表における第8行目に着目すると、第2列目と第3列目では、外縁マージンの広さが負の値となることが示される。この第2列目の負数は、スーパーチャネルの伝送を行えないことを意味する。また第3列目の負数もまた、スーパーチャネルの伝送を行えないことを意味する。一方、本実施の形態の一例に係る波長制御を用いる場合、第4列目から外縁マージンが0GHzであることがわかる。これにより、本実施形態の一例に係る波長制御を用いる場合には、137.5GHzの帯域のスーパーチャネルを伝送することが可能であることがわかる。そしてその場合には、第3列目に示されるように、帯域利用効率を42.2%向上させられることがわかり、所要帯域を150GHzまたは162.5GHzとする場合よりも光伝送路の帯域を有効に利用できることがわかる。
図8に、帯域利用効率を横軸、外縁マージンを縦軸とした場合の、上記3つの表における各値に対応する点を示す。図8において、ひし形の点で示される点は、上述した表において第2列目の、波長制御を行わない場合における帯域利用効率と外縁マージンを示す。また、四角の点で示される点は、上述した表において第3列目の、基準チャネルに波長制御を行わない場合の、帯域利用効率と外縁マージンを示す。また、三角の点で示される点は、上述した表において第4列目の、本実施の形態の一例に係る波長制御を行う場合における、帯域利用効率と外縁マージンを示す。3つのひし形の点と、3つの四角の点と、3つの三角の点をそれぞれ線で結ぶと、三角の点を結ぶ線が、他の線より右上にあることがわかる。このことから、本実施の形態の一例における波長制御を行った場合、他の場合よりも、帯域利用効率が高く、かつ外縁マージンが広いことより、伝送距離が長いことがわかる。
図8において、斜線部で示される部分は光信号の伝送が不可能な部分である。本実施の一例に係る波長制御を用いる場合に、スーパーチャネルの伝送が可能である一方、本実施の形態以外の場合においては、スーパーチャネルを伝送できない場合があることが示される。
上述したように、本実施形態の一例では、基準チャネルに対し波長制御を行う。これにより、出射光の周波数ゆらぎの分のマージンをチャネル間において小さくすることができる。そしてこれにより、複数のサブチャネルを従来よりも狭い帯域に収容しても、サブチャネルの伝送を行うことができ、またより多くのサブチャネルを光伝送路の帯域に収容することができ、光伝送路の帯域の利用効率を向上させることが出来る。すなわち、基準チャネルに対して、レーザー光の周波数ゆらぎをマージンとして見込む必要がなくなるため、周波数の利用効率を向上させることができる。
(その他の実施形態)
上記実施の形態においては上位装置2において、第1の波長制御量と第2の波長制御量とを求めたが、例えば、上位装置2の機能を光伝送装置7の制御部73にもたせて、第1の波長制御量と第2の波長制御量を制御部73が求めてもよい。例えば、すなわち、図3や図5に示すように第1の波長制御部91と第2の波長制御部92の機能は、制御部73により実現されてもよい。
この場合、トランスポンダ70Dを有する光伝送装置7とトランスポンダ70Eを有する光伝送装置7のいずれか少なくとも一方の制御部73から、ROADM5にスーパーチャネルについて通知を行ってもよい。ここで、制御部73Dが第1の波長制御部91と第2の波長制御部92の機能を実現し、制御部73Dが上述した上位光伝送装置2の機能を実現する場合、第1の通知部21と第3の通知部23のそれぞれに対応する機能ブロックを制御部73Dは有していてもよい。
また、制御部73Eが、第1の波長制御部91の機能を実現してもよい。この場合、制御部73Eが、第3の通知部23の機能を実現し、通知部ROADM5にスーパーチャネルについての通知を行い、ROADM5からスーパーチャネルの中心波長の実測値の通知を受けてもよい。そして波長制御量を求めてもよい。また制御部73Eは、第1の通知部21の機能に対応する機能として、トランスポンダへ直接、波長制御量を通知する機能を実現する機能ブロックを有していてもよい。また、制御部73Eが、第2の波長制御部92と第2の通知部22の機能を実現する機能ブロックを有し、トランスポンダ70Dの制御部73Dから、波長間隔について通知を受け、第2の波長制御量を求めてもよい。
また第1の波長制御部91と第2の波長制御量算出部92と第1の通知部21の機能を実現する機能ブロックをトランスポンダ70Dが有し、第3の通知部23の機能を実現する機能ブロックを制御部73Dが有してもよい。この場合、制御部73Dにより求められた波長制御量を、トランスポンダ70Dが主信号に対して周波数変調等を用いて重畳するなどして、トランスポンダ73Eに通知してもよい。
また、第1の波長制御部91の機能をROADM5の例えば制御部54にもたせ、第1の波長制御量を求めてもよい。
なお、第1の波長制御量と第2の波長制御量を求める部分は上述したものに限定されない。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態および変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲内およびそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形も、本発明の範囲内とみなされる。
1 光伝送システム
2 上位装置
3 第1の光伝送装置
3A、3B、3C、4A、4B、4C 送受信器、送信器、受信器
4 第2の光伝送装置
5 第1のモニタ
6 第2のモニタ
7 光伝送装置
8 情報処理装置
20、403 波長制御量算出部
21 第1の通知部
22 第2の通知部
23 第3の通知部
50 増幅部
51 WSS
52 光SW
53 OCM、取得部
54 制御部
70、70D、70E トランスポンダ
71 光合分波部
72 増幅部
73、73D、73E 制御部
80 プロセッサ
81 メモリ
82 ネットワーク接続装置
83 バス
91 第1の波長制御部
92 第2の波長制御部
301 周波数変調パタン生成部
401 搬送波周波数オフセットモニタ部
402 周波数変調パタン復号部
700 受信FE
701 ADC
400、702 受信側デジタル信号処理部
703 検出部
704 主信号データ取得部
300、705 波長間隔モニタ部
302、710 送信側デジタル信号処理部
711 DAC
712 変調器
713 LD
714 波長制御部

Claims (8)

  1. 複数のサブチャネルを含むスーパーチャネルでデータを伝送するために用いられる光伝送装置であって、
    前記スーパーチャネルの中心波長の周波数の変動分に応じて、前記複数のサブチャネルのうちの基準チャネルを制御する第1の波長制御部と、
    前記基準チャネルに基づき、前記複数のサブチャネルのうちの前記基準チャネル以外のサブチャネルの波長間隔を制御する第2の波長制御部と、
    を備えることを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記第1の波長制御部は、
    前記スーパーチャネルの中心波長の実測値を求める取得部と、
    前記スーパーチャネルの中心波長の実測値の通知を受け、前記実測値と期待値とに基づく前記中心波長の周波数の変動分に応じて、前記基準チャネルを制御する基準チャネル制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記取得部は、
    前記スーパーチャネルの伝送経路に設けられる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光伝送装置。
  4. 前記取得部は、第1のモニタを備えることを特徴とする、請求項2または3に記載の光伝送装置。
  5. 前記基準チャネル制御部は、上位装置を備えることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の光伝送装置。
  6. 前記第2の波長制御部は、
    第2のモニタを備え、
    前記スーパーチャネルのうちの複数のサブチャネルの互いの間の波長間隔を取得し、
    前記取得した波長間隔に基づいて、前記複数のサブチャネルのうちの前記基準チャネル以外のサブチャネルの波長間隔を制御する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光伝送装置。
  7. 前記第1の波長制御部は、ROADMを備える、
    または、
    前記第2の波長制御部は、上位装置を備える、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に光伝送装置。
  8. 複数のサブチャネルを含むスーパーチャネルでデータを伝送するために用いられる光伝送装置により実行される方法であって、
    前記スーパーチャネルの中心波長の周波数の変動分に応じて、前記複数のサブチャネルのうちの基準チャネルを制御するステップと、
    前記基準チャネルに基づき、前記複数のサブチャネルのうちの前記基準チャネル以外のサブチャネルの波長間隔を制御するステップと、
    を備えることを特徴とする光伝送方法。
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