JP2018112816A - プリンタードライバーのアンインストール方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリンタードライバーの機種別アンインストーラーにおいて、Genericドライバーのフレンドリ名に機種名が含まれなくてもアンインストールを可能とする。
【解決手段】アンインストールすべきプリンターキューのフレンドリ名とハードウェアIDを特定する処理とS100、前記フレンドリ名を含むフレンドリ名を持つプリンターキューを全てアンインストールする第一のアンインストール処理S200および前記ハードウェアIDと一致するハードウェアIDを持つプリンターキューを全てアンインストールする第二のアンインストール処理S300を行なう。
【選択図】図5
【解決手段】アンインストールすべきプリンターキューのフレンドリ名とハードウェアIDを特定する処理とS100、前記フレンドリ名を含むフレンドリ名を持つプリンターキューを全てアンインストールする第一のアンインストール処理S200および前記ハードウェアIDと一致するハードウェアIDを持つプリンターキューを全てアンインストールする第二のアンインストール処理S300を行なう。
【選択図】図5
Description
本発明はプリンタードライバーのアンインストール方法に関する。
ユーザーが簡単にコンピューターにプリンタードライバーをインストールしたりアンインストールしたりできるように、各プリンターベンダーはプリンタードライバーのインストーラーやアンインストーラーを作成して配布を行っている。また、複合機においては一つのデバイスに対して複数のプリンタードライバーを必要とすることがある。例えばプリンタードライバーとFaxドライバーなどである。なお、Faxドライバーもプリンタードライバーの一種であるため、今後は区別せずにどちらもプリンタードライバーと呼ぶことにする。
この場合、ユーザーが各プリンタードライバーをインストールするためにそれぞれのインストーラーを実行するのは手間である。このため一つのインストーラーでその機種用の複数のプリンタードライバーを一度にインストールできるインストーラーが存在する。上記インストーラーを本明細書内では機種別コンポジットインストーラーとよぶことにする。
さらに、一般的にはプリンタードライバーはプリンターの機種ごとに異なるが、複数の機種に対して一つのプリンタードライバーで印刷可能なGenericドライバーという種類のドライバーが存在する。Genericドライバーは接続先のプリンターの機種に応じて使用可能な機能を動的に切り替えることで、複数の機種のプリンターに対して印刷を行うことができる。
ここで、機種別コンポジットインストーラーでGenericドライバーをインストールすることも可能である。機種別コンポジットインストーラーは内部的にGenericドライバーのインストーラーを実行することでGenericドライバーをインストールすることができる。Genericドライバーは通常プリンターキューの名称(以降、フレンドリ名と呼ぶ)に機種名が入っていないため、ユーザーはどの機種用のプリンターキューかを見極めるのが難しい。
そこで機種別コンポジットインストーラーはGenericドライバーをインストールした後、作成したプリンターキューのフレンドリ名をその機種の名称を含む文字列に変更する。これによりユーザーはどの機種用のプリンタードライバーなのかを見分けやすくなるため便利である。なお、「プリンターキュー」とはそのデバイス用のプリンタードライバーのインスタンスのことであり、印刷時にユーザーが選ぶプリンターの単位となる。一方、機種別コンポジットアンインストーラーも内部的にGenericドライバーのアンインストーラーを実行してGenericドライバーをアンインストールする。
この際、機種別コンポジットアンインストーラーはフレンドリ名にその機種の名称が含まれるプリンターキューのみをアンインストールすることで他の機種用に使われているGenericドライバーを一緒にアンインストールしないようにできる。
また、複数のプリンタードライバーをアンインストールする方法として特許文献1で開示された方法では、インストール時に別途保存しておいた情報を元にアンインストールを行うことで適切なプリンタードライバーのアンインストールを可能にしている。
また、複数のプリンタードライバーをアンインストールする方法として特許文献1で開示された方法では、インストール時に別途保存しておいた情報を元にアンインストールを行うことで適切なプリンタードライバーのアンインストールを可能にしている。
プリンターキューのフレンドリ名はUSB接続かネットワーク接続かで異なることがある。これは、USB接続のプリンターキュー作成時に機種別コンポジットインストーラーが動作しておらず、フレンドリ名が変更されないことがあるためである。これにより、機種別コンポジットアンインストーラーによるアンインストール時にフレンドリ名にその機種の名称が含まれていない場合にアンインストールができないという課題がある。
本発明では上記課題を解決するために、プリンタードライバーのアンインストール処理において、アンインストールすべきプリンターキューのフレンドリ名とハードウェアIDを特定する処理(S100)、前記フレンドリ名を含むフレンドリ名(1710)を持つプリンターキュー(1620)を全てアンインストールする第一のアンインストール処理(S200)、および前記ハードウェアIDと一致するハードウェアID(1820)を持つプリンターキュー(1620)を全てアンインストールする第二のアンインストール処理(S300)を有するプリンタードライバーのアンインストーラー(1400)を使用する。
本発明を実施することで、USB接続時にも機種別コンポジットアンインストーラーがその機種用のプリンタードライバーを正しくアンインストールする事が可能になる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施例1]
図1は実施例1の印刷システムにおけるコンピューター1000、複合機A2000、複合機B3000の接続形態を示す図である。コンピューター1000と複合機A2000はUSBで接続されており、コンピューター1000と複合機B3000はネットワークで接続されている。
図1は実施例1の印刷システムにおけるコンピューター1000、複合機A2000、複合機B3000の接続形態を示す図である。コンピューター1000と複合機A2000はUSBで接続されており、コンピューター1000と複合機B3000はネットワークで接続されている。
図2はコンピューター1000の内部構成をブロック図として示した図である。コンピューター1000はCPU1041とメモリ1042により構成される制御部1040が全体を制御している。表示部1010はディスプレイなどの出力装置、操作部1020はマウスやキーボードなどの入力装置を示す。また、記憶部1030にはOS1032、各種アプリケーション1033、及びプリンタードライバー1031などのソフトウェアが保存されている。それらのプログラムは必要に応じてメモリ1042にロードされ、CPU1041によって実行される。
OS1032はコンピューター1000の基本動作をつかさどるソフトウェアである。ネットワーク通信部1050はネットワークに接続して外部装置とのデータの入出力を行う。USB通信部1060は外部装置とUSB接続によるデータの入出力を行う。本実施例における処理は、記憶部1030に記憶されたソフトウェアを制御部1040におけるメモリ1042にロードしてCPU1041が実行することによって実現される。なお、CPUはCentral Processing Unitの略である。
図3は複合機A2000の内部構成をブロック図として示した図である。複合機B3000の内部構成は複合機A2000と同等であるためここでは説明を割愛する。複合機A2000はCPU2041とメモリ2042により構成される制御部2040が全体を制御している。表示部2010は液晶パネルなどの出力装置、操作部2020はタッチパネルや各種ボタンによる入力装置を示す。また、記憶部2030にはOS2032やファームウェア2031、及びその上で動作する各種アプリケーション2033が保存されている。
これらのソフトウェアは必要に応じてメモリ2042にロードされ、CPU2041によって実行される。OS2032は複合機A2000の基本動作をつかさどるソフトウェアである。ネットワーク通信部2050はネットワークに接続して外部装置とのデータの入出力を行う。USB通信部1060は外部装置とUSB接続によるデータの入出力を行う。また、不図示のFax通信部は電話回線との接続によるデータの入出力を行う。読取部2070は制御部2040の指示に従って原稿用紙に描かれた文字や写真などを読み取り、デジタルデータとしてメモリ2042に取り込む。
具体的には、用紙に光を当てて反射光の強さや光をセンサーで測定し、デジタル化することでスキャン画像を得る。印刷部2080は制御部2040の指示に従ってメモリ2042内のデジタルデータを物理用紙に印刷する。印刷の方法はインク方式でもトナー方式でもよい。
図4は本実施例におけるプリンタードライバーの機種別インストーラー1200と機種別アンインストーラー1400の構成を示すブロック図である。
図4(a)は複合機A2000に対応するプリンタードライバーを全てインストールするための機種別コンポジットインストーラー1200の構成を示している。機種別コンポジットインストーラー1200は内部にGenericドライバーインストーラー1300とFaxドライバーインストーラー1350を保持している。Genericドライバーインストーラー1300は内部にGenericドライバー1310を保持している。
Genericドライバー1310はコンピューター1000のOS1032にインストールされることで、コンピューター1000上のアプリケーション1033から複合機A2000に対して印刷が可能となる。同様に、Faxドライバーインストーラー1350は内部にFaxドライバー1360を保持している。Faxドライバー1360はコンピューター1000のOS1032にインストールされることで、コンピューター1000上のアプリケーション1033から複合機A2000を経由してさらに外部のFax受信機に対して印刷が可能となる。
ここで、本実施例において機種別コンポジットインストーラー1200が複合機A2000や複合機B3000に対応するプリンタードライバーをコンピューター1000に対してインストールする手順について説明する。機種別コンポジットインストーラー1200はコンピューター1000上でユーザーによって実行されるとユーザーにネットワーク接続かUSB接続かを選択させる。
ネットワーク接続が選択された場合、機種別コンポジットインストーラー1200はネットワーク内にその機種が接続されているはずなのでネットワーク上の複合機B3000を探索する。見つかったらその複合機B3000用にポートを作成し、Genericドライバーインストーラー1300に対してGenericドライバー1310をそのポートでインストールするように指示する。その後、Genericドライバーインストーラー1300はGenericドライバーをインストールし、指定されたポートでプリンターキューを作成する。
プリンターキューが作成されることで、ユーザーは初めて複合機B3000に対して印刷指示を行うことができるようになる。続けて、機種別コンポジットインストーラー1200はFaxドライバーインストーラー1350に対してFaxドライバー1360をそのポートでインストールするように指示する。Faxドライバーインストーラー1360はFaxドライバー1360をインストールし、指定されたポートでプリンターキューを作成する。それぞれのプリンターキューが作成されると、次に機種別コンポジットインストーラー1200は作成されたそれぞれのプリンターキューのフレンドリ名をその機種の名称を含む文字列に変更して動作を終了する。
一方、USB接続が選択された場合、機種別コンポジットインストーラー1200はGenericドライバーインストーラー1300に対してGenericドライバー1310をインストールするように指示する。GenericドライバーインストーラーはGenericドライバー1310をインストールするがプリンターキューは作成しない。続けて、機種別コンポジットインストーラー1200はFaxドライバーインストーラー1360に対してFaxドライバー1360をインストールするように指示する。Faxドライバーインストーラー1350はFaxドライバー1360をインストールするがプリンターキューは作成しない。
そして機種別コンポジットインストーラー1200は動作を終了する。その後、ユーザーがコンピューター1000に複合機A2000をUSB接続した際にOSのプラグ&プレイ機能が動作してそれぞれのプリンターキューが生成される。プラグ&プレイ機能とは複合機A2000がUSB上で宣言するハードウェアIDに対応したプリンタードライバーをOSが検索して、最もふさわしいプリンタードライバーのプリンターキューを自動で作成する機能である。USB接続時には上記でインストールされたGenericドライバー1310とFaxドライバー1360が最もふさわしいプリンタードライバーと判断されてそれぞれのプリンターキューが生成される。
なお、プラグ&プレイ機能により作成されたプリンターキューのフレンドリ名はプリンタードライバーのモデル名がそのまま使用されるため、Genericドライバーのフレンドリ名はその機種の名称を含んでいない。プリンタードライバーのモデル名とフレンドリ名の違いは後述する。
以上のように、ネットワーク接続かUSB接続かによってプリンタードライバーのフレンドリ名は異なることになる。
図4(b)は複合機A2000に対応するプリンタードライバーをアンインストールするための機種別コンポジットアンインストーラー1400の構成を示している。機種別コンポジットアンインストーラー1400はその機種用にインストールされているプリンタードライバーを全てアンインストールするためのものである。機種別コンポジットアンインストーラー1400は内部にGenericドライバーアンインストーラー1500とFaxドライバーアンインストーラー1550を保持している。
機種別コンポジットアンインストーラー1400はコンピューター1000上でユーザーによって実行されると、その機種用のGenericドライバーで使うフレンドリ名の文字列を特定する。これは先述のネットワーク接続でのインストール時にフレンドリ名を変更する時の文字列である。さらに機種別コンポジットアンインストーラー1400はその機種のハードウェアIDを特定する。機種別コンポジットアンインストーラーはGenericドライバーアンインストーラー1500と異なり機種ごとに存在するためハードウェアIDの情報をもともと保持している。
次に上記で特定したフレンドリ名の文字列とハードウェアIDをGenericドライバーアンインストーラー1500に伝えて該当するプリンタードライバーのアンインストールを指示する。以降、その後のGenericドライバーアンインストーラー1500の処理を、フローチャートを用いて詳細に説明する。
図5は実施例1におけるGenericドライバーアンインストーラー1500のアンインストール処理の全体フローを示す図である。なお、ここでのアンインストールとは機種別コンポジットアンインストーラー1400に関係のあるGenericドライバーのみをアンインストールするものである。すべてのGenericドライバーをアンインストールする「クリーンアップ」とは異なるので注意が必要である。Genericドライバーアンインストーラー1500は初めに機種別コンポジットアンインストーラー1400からアンインストールすべきフレンドリ名の文字列およびハードウェアIDを受信する(S100)。
その後、Genericドライバーアンインストーラー1500は前記フレンドリ名の文字列を用いてプリンタードライバーのアンインストール処理を行う(S200)。処理の詳細は後述する。次に、Genericドライバーアンインストーラー1500は前記ハードウェアIDを用いてプリンタードライバーのアンインストール処理を行う(S300)。こちらも処理の詳細は後述する。そしてGenericドライバーアンインストーラー1500はアンインストール処理を終了する。
図6は前記フレンドリ名を用いてプリンタードライバーのアンインストール処理を行うステップ(S200)の詳細フローを示す図である。まず、Genericドライバーアンインストーラー1500はOS1032にインストールされたプリンターキューの中からサポート対象のプリンターキューを特定する(S201)。具体的にはそのGenericドライバーのモデル名を持つプリンターキューを選定する。これはOS1032上に複数存在する可能性がある。また、Genericドライバー1310の特性上、これらの中には他の機種用に使用されているプリンターキューも存在する可能性がある。
次に、Genericドライバーアンインストーラー1500はそれらのうちの一つに対してフレンドリ名を確認し、機種別コンポジットアンインストーラー1400から指定された文字列を含むかどうかを確認する(S202)。ここで、指定された文字列を含んでいる場合は、Genericドライバーアンインストーラー1500はその機種用に使用されていたプリンターキューであると判断してアンインストール処理を行う(S203)。指定された文字列を含まない場合、Genericドライバーアンインストーラー1500はアンインストール処理を行わない。
次にGenericドライバーアンインストーラー1500はS201で特定したすべてのプリンターキューに関して確認を行っていれば処理を終了し、未確認のプリンターキューが残っている場合はS202の処理に戻る(S204)。これらの処理によってネットワーク接続でインストールされたプリンターキューに関して必要なものは全てアンインストールすることができる。
図7は前記ハードウェアIDを用いてプリンタードライバーのアンインストール処理を行うステップ(S300)の詳細フローを示す図である。まず、Genericドライバーアンインストーラー1500はOS1032にインストールされたプリンターキューの中からサポート対象のUSBプリンターキューを特定する(S301)。具体的には、S201と同様に特定したプリンターキューのうち、ポートがUSBポートであるものに限定して特定する。これもOS1032上に複数存在する可能性がある。
次に、Genericドライバーアンインストーラー1500はそれらのプリンターキューのうちの一つに対してUSBのハードウェアIDを取得する(S302)。具体的には、USB接続時のハードウェアIDはUSBポートに関する情報としてOS1032が管理しているので、Genericドライバーアンインストーラー1500はその情報を取得する。次にGenericドライバーアンインストーラー1500は取得したハードウェアIDが機種別コンポジットアンインストーラー1400から指定されたハードウェアIDと一致する場合かどうかを確認する(S303)。
一致している場合、Genericドライバーアンインストーラー1500はそのプリンターキューのアンインストール処理を行う(S304)。一致していない場合、Genericドライバーアンインストーラー1500はアンインストール処理を行わない。次にGenericドライバーアンインストーラー1500はS301で特定したすべてのプリンターキューに関して確認を行っていれば処理を終了し、未確認のプリンターキューが残っている場合はS302の処理に戻る(S305)。これらの処理によってUSB接続でインストールされたプリンターキューに関しても必要なものは全てアンインストールすることができる。
以上、Genericドライバーアンインストーラー1500のアンインストール処理について説明したが、Faxドライバーアンインストーラー1550に関しても同様であるため、ここでは説明を割愛する。
最後に図10から図12を用いて本実施例における「プリンターキュー」について具体的に説明する。ここではWindows(登録商標)のユーザーインタフェースを例に説明する。
図10に示すのはOS1032が管理しているプリンターキューの一覧を表示する「デバイスとプリンター」ダイアログ1600の外観である。図の例では「MFP A Printer」1610と「MFP B Printer」1620の二つのプリンターキューがインストールされていることを示している。プリンターキューはそれぞれアイコンで表されており、アイコンの下に記載されている名称「MFP A Printer」1610および「MFP B Printer」1620がそれぞれのフレンドリ名である。
図11に示すのは、図10におけるプリンターキューの1つであるアイコン「MFP B Printer」1620を右クリックして「プリンターのプロパティ」を選択した時に表示されるダイアログ1700の外観である。領域1710は編集可能なエディットボックスとなっており、その中にフレンドリ名である「MFP B Printer」が表示されている。領域1720に表示されているのはプリンタードライバーのモデル名である。モデル名はプリンタードライバーを作成するベンダーによって定義されており、ユーザーが変更する事はできない。
図12に示すのは、図10におけるプリンターキューの1つであるアイコン「MFP B Printer」1620を右クリックして「プロパティ」を選択し、さらに「プロパティ」を選択した時に表示されるダイアログ1800の外観である。領域1810のコンボボックスにはさまざまなプロパティがリストされている。そのうちの「ハードウェアID」を選択するとその下の「値」リストボックス1820にそのプリンターキューに対応する複合機B3000のハードウェアIDが表示される。上記ステップS302で取得するハードウェアIDは具体的にはリストボックス1820に表示される文字列のことである。
[実施例2]
実施例1ではフレンドリ名とハードウェアIDを用いてドライバーキューをアンインストールする処理について説明した。しかし、フレンドリ名がユーザーによって変更されていた場合など、適切に削除できないケースも存在する。実施例2ではこの課題を解決するためのより柔軟な印刷システムについて説明する。なお、実施例2の印刷システムにおける接続形態やそれぞれの構成要素などは実施例1と同じであるため説明を割愛し、差分のみの説明を行う。
実施例1ではフレンドリ名とハードウェアIDを用いてドライバーキューをアンインストールする処理について説明した。しかし、フレンドリ名がユーザーによって変更されていた場合など、適切に削除できないケースも存在する。実施例2ではこの課題を解決するためのより柔軟な印刷システムについて説明する。なお、実施例2の印刷システムにおける接続形態やそれぞれの構成要素などは実施例1と同じであるため説明を割愛し、差分のみの説明を行う。
図8は実施例2におけるGenericドライバーアンインストーラー1500のアンインストール処理の全体フローを示す図である。ステップS100、S200、S300までは実施例1と同じであるので説明は省略する。ステップS300の後にGenericドライバーアンインストーラー1500はそれまでの処理で1つでもプリンターキューをアンインストールしたかを確認する(S400)。もしまだ1つもプリンターキューをアンインストールしていない場合、Genericドライバーアンインストーラー1500はユーザーに対してUI表示を使用したアンインストール処理を行い(S500)、終了する。
図9は前記UI表示を使用したアンインストール処理(S500)の詳細フローを示す図である。まず、Genericドライバーアンインストーラー1500はOSにインストールされたプリンターキューの中からサポート対象のプリンターキューを特定する(S501)。具体的な処理はステップS301で説明したものと同等である。次に、Genericドライバーアンインストーラー1500はUI表示を行い、アンインストールするプリンターキューをユーザーに選択させる(S502)。具体的には、ステップS501で特定したプリンターキューを全てリスト表示する。
そしてプリンターキューのうち、ユーザーが削除したいプリンターキューを選択させる。その後、選択されたプリンターキューのアンインストールを行い(S503)、終了する。これにより、フレンドリ名をユーザーが変更したことによりステップS200でアンインストールされなかったプリンターキューもユーザーの選択によってアンインストールすることが可能となる。これらの処理を実施することで、ユーザーがアンインストーラーを実行した際に意図せず一つもプリンタードライバーがアンインストールされないといった事態を回避することができる。
以上、実施例1と実施例2を用いて本発明の実施形態とその効果について図面を用いて説明した。なお、本発明の効果と関係のない公知技術に関しては割愛して説明した。また、実際の処理フローなど、詳細に関しては本実施例の通りの実装でなくても構わない。
1000 コンピューター
2000 複合機A
3000 複合機B
1200 機種別コンポジットインストーラー
1300 Genericドライバーインストーラー
1400 機種別コンポジットアンインストーラー
1500 Genericドライバーアンインストーラー
2000 複合機A
3000 複合機B
1200 機種別コンポジットインストーラー
1300 Genericドライバーインストーラー
1400 機種別コンポジットアンインストーラー
1500 Genericドライバーアンインストーラー
Claims (2)
- プリンタードライバーのアンインストール処理において、
アンインストールすべきプリンターキューのフレンドリ名とハードウェアIDを特定する処理(S100)、前記フレンドリ名を含むフレンドリ名(1710)を持つプリンターキュー(1620)を全てアンインストールする第一のアンインストール処理(S200)、および前記ハードウェアIDと一致するハードウェアID(1820)を持つプリンターキュー(1620)を全てアンインストールする第二のアンインストール処理(S300)、
を有することを特徴とするプリンタードライバーのアンインストーラー(1400)。 - 前記プリンタードライバーのアンインストール処理において、
前記第一のアンインストール処理(S100)でも前記第二のアンインストール処理(S200)に加えてユーザーに対してアンインストールするプリンターキューを選択させる処理(S502)、およびユーザーにより選択されたプリンターキューをアンインストールする第三のアンインストール処理(S503)、
を有することを特徴とする請求項1に記載のプリンタードライバーのアンインストーラー(1400)。
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JP2017001783A JP2018112816A (ja) | 2017-01-10 | 2017-01-10 | プリンタードライバーのアンインストール方法 |
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