JP2018110754A - ラウンド用品セット - Google Patents

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Abstract

【課題】グリーンフォークを予め決められた範囲の角度で着脱可能に固定することが可能なラウンド用品セットを提供する。【解決手段】本発明のラウンド用品セットは、ボールマーカーと、グリーンフォークと、基台と、ボールマーカーにおいて、グリーンフォークと向かい合う面に設けられてグリーンフォークへボールマーカーを保持させる保持部と、グリーンフォークにおいてボールマーカーと向かい合う第一面に設けられてボールマーカーを載置する載置部と、グリーンフォークにおいて第一面の裏側である第二面に設けられて基台を保持するグリーンフォーク側保持手段と、基台においてグリーンフォークと向かい合う第三面に設けられてグリーンフォークを保持する基台側保持手段と、基台の第三面の裏面である第四面に設けられて基台を固定する固定手段を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフ競技中に、グリーン上のディポット跡やボールマークを修復する際に用いるグリーンフォーク、及び、ボールのあった位置に目印を付けるためのボールマーカーに関する。
ゴルフ競技においてグリーン上で用いるラウンド用品セットとしては、様々なものが存在する。例えばグリーン上のディポット跡やボールマーク(窪み)を修復する際に用いるグリーンフォークや、グリーン上で自分のボールがあった位置に目印をつけるためのボールマーカーなどが代表的なものである。
図8(A)に従来から使用されているグリーンフォーク100を示し、図8(B)に従来のボールマーカー110の例を示す。競技者は、グリーンフォーク100をグリーン上にできた窪み近傍に浅く刺し捻り、窪みの真ん中に向かって芝を寄せる。こうすることで芝の根を切らず、元の状態に芝を戻すことができる。またゴルフ競技の規則において、グリーン上では、ボールマーカー110で自分のボールの位置をマークしてからでないと、競技者はボールを拾い上げることができないため、ボールマーカー110は必須の用具となっている。ボールマーカー110には、ボールマーカーをグリーンに刺して固定するため、マーク部112から垂直に突出した針部115を備えるものも多い。
競技中に、多くの用具を持つことは煩雑なので、グリーンフォークとボールマーカーをまとめたラウンド用品セットが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
図8(C)は、グリーンフォーク100とボールマーカー110が、磁石で保持されるラウンド用品セットの上面図である。ボールマーカー110は、後述するように磁力によりグリーンフォーク100の端部近傍に着脱可能に固定される。
図8(D)には、上記のラウンド用品セットの断面図を示す。この例で、ラウンド用品セットは、使用者がグリーンフォーク100等を身につけるための固定具120を備える。固定具120は弾性体であり、固定具のグリーンフォーク側120Bの部分とグリーンフォーク100が一体化されている。使用者は、固定具のグリーンフォーク側120Bと、固定具の開放側120Aの間に、衣類や帽子のつばを挟み込み、挟持部130で押さえて挟持する。グリーンフォーク100は鉄などの強磁性体を含み、ボールマーカー110には、磁石140が固定されている。磁石140とグリーンフォーク100が磁力で引き合うことで、ボールマーカー110は、グリーンフォーク100に着脱可能に固定される。
特許第5959237号公報
しかし、特許文献1記載の技術では、グリーンフォーク100を利用する際に、固定具120が常に付いた状態であり、使い勝手が悪いという問題があった。
また、このグリーンフォーク100の場合、図8(A)に示すような、針部115を有するボールマーカーを取り付けることが難しいという問題があった。
更に、グリーンフォークのフォーク部105と固定具120の角度が一定になるため、グリーンフォーク100を常に着脱しやすい方向に着けることは容易でない。また固定具120を靴等に着ける場合には、歩きやすい向きへ常にフォーク部105を調節することも困難である。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、使用者が身につける靴や衣料品等に固定する固定手段を持ったラウンド用品セットであって、グリーンフォークとボールマーカーをコンパクトにまとめ、ボールマーカーやグリーンフォークを着脱可能に固定することが可能なラウンド用品セットを提供することを目的とする。
(1)本発明は、競技中にゴルフボールの代わりとして置くボールマーカーと、グリーン上のボールマークを直すグリーンフォークと、前記グリーンフォークを保持する基台と、前記ボールマーカーにおいて、前記グリーンフォークと向かい合う面に設けられて、前記グリーンフォークへ前記ボールマーカーを保持させる保持部と、前記グリーンフォークにおいて、前記ボールマーカーと向かい合う第一面に設けられて、前記ボールマーカーを載置する載置部と前記グリーンフォークにおいて、前記第一面の裏側である第二面に設けられて、前記基台を保持するグリーンフォーク側保持手段と前記基台において、前記グリーンフォークと向かい合う第三面に設けられて、前記グリーンフォークを保持する基台側保持手段と、前記基台の前記第三面の裏面である第四面に設けられて、使用者が身につける靴や衣料品等に前記基台を固定する固定手段を備えることを特徴とするラウンド用品セットを提供する。
上記(1)に記載する発明によれば、基台から、グリーンフォークとボールマーカーを自在に着脱することができるので、ラウンド中の脱着負担を大幅に軽減することが可能となる。また本発明に係るラウンド用品セットは、靴の紐など衣類の外側へ容易に取り付けることができるので、ボールマーカーやグリーンフォークをポケットに入れる必要がなくなり、ボールマーカーやグリーンフォークに付着する土によって衣類の内側が汚される可能性が低くなる効果を奏する。
(2)本発明は、前記グリーンフォーク側保持手段は、前記第二面において周方向に間隔を空けて複数配置され、かつ、前記基台側保持手段は、前記第三面において周方向に間隔を空けて複数配置されることを特徴とする上記(1)に記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(2)に記載する発明によれば、ボールマーカーとグリーンフォークが、互いに向かい合う側のそれぞれに、互いを保持する保持手段を備えており、その保持手段が周方向に間隔を開けて複数配置されているので、周方向に予め定められた範囲内の角度で保持し合うことが可能になるという優れた効果を奏する。
(3)本発明は、前記ボールマーカーの前記保持部と、前記グリーンフォークの前記載置部との間に働く、ボールマーカーとグリーンフォーク間保持力よりも、前記グリーンフォーク側保持手段と、前記基台側保持手段との間に働く、グリーンフォーク−基台間保持力が大きいことを特徴とする上記(1)または(2)に記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(3)に記載する発明によれば、ボールマーカーを使用したいときは、ボールマーカーのみをつまんで外すことができ、必要の無いグリーンフォークは基台に固定されたままにすることが可能であるという極めて優れた効果を奏する。
(4)本発明は、前記グリーンフォークと前記基台が重なって保持されている際、その重なる方向をZ軸方向と定義するとき、前記グリーンフォーク側保持手段と、前記基台側保持手段は、いずれも点対称に配置され、且つ、前記グリーンフォーク側保持手段の対称中心と、前記基台側保持手段の対称中心が、Z軸方向から見て、略一致することを特徴とする上記(2)に記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(4)に記載する発明によれば、グリーンフォーク側保持手段と基台側保持手段が、互いの対称中心を貫いてZ方向に伸びる軸を中心として、周方向に予め決めた複数の角度で着脱可能に固定できるという極めて優れた効果を奏する。
(5)本発明は、前記グリーンフォーク側保持手段と、前記基台側保持手段のうち少なくとも一方は、着磁された強磁性体であり、且つ、前記グリーンフォーク側保持手段と、前記基台側保持手段は、両者の間に働く磁力により引きつけ合って保持されることを特徴とする上記(1)乃至(4)のうちのいずれかに記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(5)に記載する発明によれば、グリーンフォーク側保持手段と、基台側保持手段の間に働く磁力により、グリーンフォークと基台が互いに保持しあうので、グリーンフォークを基台に対して、容易に着脱可能に固定することができるという優れた効果を奏する。
(6)本発明は、前記基台側保持手段が、前記グリーンフォークと向かい合う側が第一磁極に着磁されており、且つ、前記グリーンフォーク側保持手段が、前記基台と向かい合う側が前記第一磁極と逆極性である第二磁極に着磁されていることを特徴とする(5)に記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(6)に記載する発明によれば、基台側保持手段とグリーンフォーク側保持手段の向かい合う面が、互いに逆極性に着磁されているので、引き合う保持力が強くなり、確実に保持手段同士での固定が可能になるという優れた効果を奏する。
(7)本発明は、前記ボールマーカーの前記保持部が、強磁性体であることを特徴とする上記(5)または(6)に記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(7)に記載する発明によれば、ボールマーカーの保持部が強磁性体なので、ボールマーカーは、基台側保持手段とグリーンフォーク側保持手段のいずれか、または両者の磁力に引きつけられる。よってボールマーカーをグリーンフォークに着脱可能に保持することができるという効果を奏する。
(8)本発明は、前記グリーンフォークの前記載置部が、強磁性体であることを特徴とする上記(7)に記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(8)に記載する発明によれば、グリーンフォークの載置部が強磁性体なので、載置部をヨーク(継鉄)になることで、ボールマーカーをより強く引きつける保持力を実現するという優れた効果を奏する。
(9)本発明は、前記グリーンフォークの前記載置部が、着磁された強磁性体であることを特徴とする上記(8)に記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(9)に記載する発明によれば、着磁された載置部がボールマーカーの保持部を保持する磁力が強くなり、ボールマーカーがグリーンフォークから、より落ちにくくなるという優れた効果を奏する。
(10)本発明は、前記載置部が前記ボールマーカーと向かい合う面が第三磁極に着磁されており、且つ、前記保持部は前記グリーンフォークと向かい合う側が該第三磁極と逆極性である第四磁極に着磁されていることを特徴とする上記(9)に記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(10)に記載する発明によれば、互いに向かい合うグリーンフォークの載置部とボールマーカーの保持部が、強く引き合うことで、ボールマーカーがグリーンフォークから、より落ちにくくなるという優れた効果を奏する。
(11)本発明は、前記グリーンフォークが、非磁性体であることを特徴とする上記(5)乃至(10)のうちのいずれかに記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(11)に記載する発明によれば、グリーンフォークが非磁性体なので、グリーンフォーク自体が磁力を帯びることが無く、基台が強磁性体である場合にもグリーンフォーク保持手段のある位置以外に誤って固定され難くなるという極めて優れた効果を奏する。
(12)本発明は、前記ボールマーカーが、略平面状のマーク部と、前記マーク部から略垂直に突出した針部を有し、前記グリーンフォークは、前記針部を貫通させて収容する穴であるグリーンフォーク開口部を備えることを特徴とする上記(1)乃至(11)のうちのいずれかに記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(12)に記載する発明によれば、ボールマーカーがマーク部から略垂直に突出した針部を有している場合にも、グリーンフォーク側で針部を収容することが可能になる。
(13)本発明は、前記基台は、前記針部を貫通させて収容する孔である基台開口部を備えることを特徴とする上記(12)に記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(13)に記載する発明によれば、ボールマーカーの針部が長い場合であっても、基台側が針部の先端を収容することが可能になるという優れた効果を奏する。
(14)本発明は、前記グリーンフォークが、グリーン上のボールマークを直すため土を掘り起こすフォーク部と、前記使用者が掴んで把持する柄部を備え、前記柄部に前記グリーンフォーク開口部を有することを特徴とする上記(12)または(13)に記載のラウンド用品セットを提供する。
上記(14)に記載する発明によれば、グリーンフォークの柄部にボールマーカーの針部を収容するグリーンフォーク開口部を有するので、グリーンフォークのフォーク部の形状の制約を受けることなく針部を収容することが可能になり、針部付きボールマーカーとグリーンフォークをまとめたラウンド用品セットを実現できるという優れた効果を奏する。
(15)本発明は、グリーン上に自分のボールが乗った際に、前記ボールの代わりに置くボールマーカーと、ゴルフ場においてグリーン上のボールマークを直すためのグリーンフォークと、前記グリーンフォークを保持する基台を備え、前記ボールマーカーと前記グリーンフォークの間は、磁力によって保持され、前記グリーンフォークと前記基台は、前記グリーンフォークの長手方向の軸と、前記基台の長手方向の軸が、予め決められた少なくとも2つの角度をなすことが可能なように磁力で保持され、前記基台は、使用者が身につける靴や衣料品等に前記基台を保持するための固定手段を少なくとも一つ備えることを特徴とするラウンド用品セットを提供する。
上記(15)に記載する発明によれば、ボールマーカーとグリーンフォークを着脱可能にまとめたラウンド用品セットであって、当該ラウンド用品セットを靴や衣料品等に容易に固定ができる基台を持ち、しかも基台とグリーンフォークのなす角度が、予め決められた少なくとも2つの角度となるので、好みに応じた角度に固定することができ容易にグリーンフォークを使用することができるため競技もスムーズに侵攻させることができるという優れた効果を奏する。
本発明のラウンド用品セットによれば、使用者が身につける靴や衣料品等に固定する固定手段を持った基台に対して、グリーンフォークとボールマーカーをコンパクトにまとめ、ボールマーカーやグリーンフォークを着脱可能に固定することが可能となる。
(A)本発明の第一実施形態に係るラウンド用品セットの上面図である。(B)ラウンド用品セットを分解したものの断面図である。(C)ラウンド用品セットの断面図である。 (A)基台の断面図である。(B)基台の上面図である。(C)ボールマーカーの断面図である。(D)ボールマーカーの下面図である。 (A)グリーンフォークの断面図である。(B)グリーンフォークの上面図である。(C)グリーンフォークの下面図である。 (A)グリーンフォークの下面図である。(B)基台の上面図である。(C)グリーンフォークと基台が固定された態様を説明する説明図である。 (A)本発明の第二実施形態に係るラウンド用品セットが備えるグリーンフォークの下面図である。(B)基台の上面図である。(C)グリーンフォークと基台が固定された態様を説明する説明図である。 (A)本発明の第三実施形態に係るラウンド用品セットの分解したものの断面図である。(B)ラウンド用品セットの断面図である。 (A)本発明の第四実施形態に係るラウンド用品セットが備えるグリーンフォークの下面図である。(B)基台の上面図である。(C)グリーンフォークと基台が固定された態様を説明する説明図である。(D)予め定められた角度の範囲内で、グリーンフォークと基台が動きうることを示す説明図である (A)従来のグリーンフォークの上面図である。(B)従来のボールマーカーの概念図である。(C)ボールマーカー付きグリーフォークの上面図である。(D)ボールマーカー付きグリーンフォークの断面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図7は発明を実施する形態の一例であって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わす。なお、各図において一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。そして、部材の大きさ、形状、厚みなどを適宜誇張して表現する。
図1(A)は、本発明の第一実施形態に係るラウンド用品セット1の上面図である。ラウンド用品セット1は、競技中にゴルフボールの代わりとして置くボールマーカー20と、グリーン上のボールマークを直すグリーンフォーク10と、グリーンフォーク10を保持する基台30を備える。ボールマーカー20と、グリーンフォーク10と、基台30は、それぞれ平面状の形態であり、三者の軸方向を一致させた上でグリーンフォーク10をボールマーカー20と基台30で挟む態様になるように、順に重ねて配置される。
図1(B)は、ラウンド用品セット1を、それぞれボールマーカー20と、グリーンフォーク20と、基台30に分解したものの断面図である。
ボールマーカー20の保持部25と、グリーンフォーク10の載置部15との間に働く、ボールマーカー−グリーンフォーク間保持力MF1の大きさと、グリーンフォーク側保持手段12と、基台側保持手段35との間に働く、グリーンフォーク−基台間保持力MF2の大きさを比較すると、MF1よりもMF2の方が大きい。
ボールマーカー20は、グリーンフォーク10と向かい合う面に設けられて、グリーンフォーク10へボールマーカー20を保持させる保持部25を備える。
グリーンフォーク10は、ボールマーカー20と向かい合う第一面10Aに設けられて、ボールマーカー20を載置する載置部15と、第一面10Aの裏側である第二面10Bに設けられて、周方向に間隔を開けて複数配置され、基台30を保持するグリーンフォーク側保持手段12を備える。基台30は、グリーンフォーク10と向かい合う第三面30Aに設けられて、周方向に間隔を開けて複数配置され、グリーンフォーク10を保持する基台側保持手段35と、基台30の第三面30Aの裏面である第四面30Bに設けられて、使用者が身につける靴や衣料品等に基台30を固定する固定手段60(後述する図2(A)を参照)を備える。
図1(C)は、ボールマーカー20と、グリーンフォーク20と、基台30を順に組み合わせて完成形としたラウンド用品セットの断面図である。載置部15と保持部25が引きつけ合ってボールマーカー20とグリーンフォーク10が互いに保持し合い、グリーンフォーク側保持手段12と基台側保持手段35が互いに引きつけ合ってグリーンフォーク10と基台30が互いに保持し合う。
図2(A)は、基台30の断面図である。基台は金属製の薄板であり略長方形である。基台30は、後述するボールマーカー20の針部75を収容する基台開口部65を備える。すなわち、基台開口部65は、針部75を貫通させて収容する孔である。基台30の両端部を折り返すように折り曲げることでフック状にして固定手段60とすることが望ましい。基台30には、基台側保持手段35が備えられ、基台側保持手段35が設けられた第三面30Aの裏側に当たる第四面30Bには、固定手段60が基台30の両端に2つ設けられる。基台裏面37(第四面30B)と固定手段60の間の隙間62を、例えば靴紐に引っ掛けることで、基台30を固定することが可能である。基体裏面37にクリップ等を設けても良い。
図2(B)は、基台30の上面図である。基台開口部65は短辺の垂直二等分線上に中心を持つ円形の貫通孔であり、基台側保持手段35は、貫通孔と中心を共通にした正方形の頂点を基準として4つ配置される。すなわち基台側保持手段35は点対称に配置される。正方形の各辺は基台30の長辺、短辺とそれぞれ略平行である。基台側保持手段35は円筒状の強磁性体であり、円筒の両端面が磁極となるように着磁されている。すなわち基台側保持手段35は磁石である。基台側保持手段35は接着剤等によって基台30に固定される。4つの基台側保持手段35は、すべて同じ方向に着磁されている。すなわちグリーンフォーク10側が、例えばすべてS極である。
図2(C)ボールマーカー20の断面図である。ボールマーカー20は、略平面状のマーク部70と、マーク部70から略垂直に突出した針部75を有する。マーク部70の針部75が突出する側の面20Aには保持部25が設けられる。保持部25は着磁された強磁性体であり、例えば円環の端面のうちグリーンフォーク10側はS極である。保持部25は接着剤等でマーク部70に固定される。
図2(D)は、ボールマーカー20の下面図である。針部75は略円筒状であり、保持部25は円環状であり、マーク部70は平板な円筒である。針部75の軸と垂直な断面は円であり、その中心と、保持部25の円環の中心、及び、マーク部70の端面の円の中心は略共通である。針部75の軸と垂直な断面の円の直径は、基台開口部65の直径よりも小さいので、針部75は基台開口部65を貫通できる。
図3(A)は、グリーンフォーク10の断面図である。グリーンフォーク10は、非磁性体である。グリーンフォーク10は、グリーン上のボールマークを直すため土を掘り起こすフォーク部40と、使用者が掴んで把持する柄部45を備え、柄部に前記グリーンフォーク開口部50を有する。グリーンフォーク10は全体として平板であり、柄部45とフォーク部40の間には折り曲がり部42が存在し、フォーク部40が、ボールマーカー20側に折れ曲がっている。柄部45のボールマーカー20側には、載置部15が設けられ、基台30側にはグリーンフォーク側保持手段12が設けられる。載置部15も、グリーンフォーク側保持手段12もグリーンフォーク10に対して接着剤等で固定されている。
図3(B)は、グリーンフォーク10の上面図である。載置部15は円環状であり、円環の中心には、グリーンフォーク10においてボールマーカー20の針部75を貫通させて収容する穴であるグリーンフォーク開口部50と中心軸を共通にする同一直径の貫通孔を備える。針部75の軸と垂直な断面の円の直径は、グリーンフォーク開口部50の直径よりも小さいので、針部75はグリーンフォーク開口部50を貫通できる。
なお基台開口部65とグリーンフォーク開口部50の直径は略同一であることが望ましい。
載置部15は、着磁された強磁性体であり、例えば円環の端面のうちボールマーカー20側はN極である。すなわち、グリーンフォーク10の載置部15は着磁された強磁性体であり、ボールマーカー20と向かい合う面が第三磁極に着磁されているとき、ボールマーカー20の保持部25は、グリーンフォーク10と向かい合う側が、該第三磁極と逆極性である第四磁極に着磁されている。
図3(C)は、グリーンフォーク10の下面図である。グリーンフォーク10の基台30側には、グリーンフォーク側保持手段12が設けられる。グリーンフォーク開口部50と中心を共通にして、対角線をグリーンフォーク10の長手方向の軸に合わせた菱形の頂点を基準として、グリーンフォーク側保持手段12は4つ配置される。言い換えるとグリーンフォーク側保持手段12は点対称に配置される。
グリーンフォーク10と基台30が重なって保持されている際、その重なる方向をZ軸方向と定義するとき、グリーンフォーク側保持手段12の対称中心と、基台側保持手段35の対称中心は、Z軸方向から見て略一致する。また基台側保持手段35がなす正方形と、グリーンフォーク側保持手段12がなす菱形は合同である。基台側保持手段35とグリーンフォーク側保持手段12は、中心を共通にして45度回転させると一致する位置に配置される。
すなわちグリーンフォーク側保持手段12と、基台側保持手段35は、両者の間に働く磁力により引きつけ合って保持される。
グリーンフォーク側保持手段12は、円筒状の強磁性体であり、円筒の両端面が磁極となるように着磁されている。グリーンフォーク側保持手段12は磁石である。グリーンフォーク側保持手段12は接着剤等によってグリーンフォーク10に固定される。4つのグリーンフォーク側保持手段12は、すべて同じ方向であって、基台側保持手段35とは逆特性に着磁されている。すなわち基台30側が、例えばすべてN極である。
すなわち基台側保持手段35は、グリーンフォーク10と向かい合う側が第一磁極に着磁されており、且つ、グリーンフォーク側保持手段12は、基台30と向かい合う側が第一磁極と逆極性である第二磁極に着磁されている。
まとめると、本第一実施形態に係るラウンド用品セットは、グリーン上に自分のボールが乗った際にボールの代わりに置くボールマーカー20と、ゴルフ場においてグリーン上のボールマークを直すためのグリーンフォーク10と、グリーンフォーク10を保持する基台30を備え、ボールマーカー20とグリーンフォーク10の間は、磁力によって保持され、グリーンフォーク10と基台30は、グリーンフォーク10の長手方向の軸と、基台の長手方向の軸が、予め決められた少なくとも2つの角度をなすことが可能なように磁力で保持され、基台30は、使用者が身につける靴や衣料品等に基台30を保持するための固定手段60を少なくとも一つ備えることを特徴とする。
次に、上記した第一実施形態の動作を説明する。
図4(A)は、グリーンフォーク10の下面図である。グリーンフォーク側保持手段35の配置Aは、グリーンフォーク開口部50を中心にして菱形様である。
図4(B)に、基台30の上面図を示す。基台側保持手段35の配置は、基台開口部65を中心にして正方形様である。グリーンフォーク側保持手段12の配置と基台側保持手段35の配置Aは、中心を一致させて45度回転させると一致する。
図4(C)は、グリーンフォーク10と、基台30が固定される態様を説明する説明図である。Z軸方向上向きから見ると、利き腕が右の使用者にとって柄部45を掴みやすいRの配置と、利き腕が左の使用者にとって柄部45を掴みやすいLの配置が、互いに90度の角度をなして実現されることがわかる。
また、基台30とグリーンフォーク10の双方に、磁石となるグリーンフォーク側保持手段12及び基台側保持手段35が配置されるので、互いを磁力によって吸着させると、グリーンフォーク開口部50と基台開口部65のセンタリングが実現される。
本ラウンド用品セット1によれば、ボールマーカー20とグリーンフォーク10が、互いに向かい合う側のそれぞれに、互いを保持する保持手段を備えており、その保持手段が周方向に間隔を開けて複数配置されているので、周方向に予め定められた範囲内の角度で保持し合うことが可能になるという優れた効果を奏する。また本ラウンド用品セット1は、使用者が身につける靴や衣料品等に基台を固定する固定手段を備えるので、基台30に取り付けたラウンド用品を使用し易いよう、靴や衣料品に固定することができるという効果を奏する。また本ラウンド用品セット1は、靴の紐など衣類の外側へ容易に取り付けることができるので、ボールマーカーやグリーンフォークをポケットに入れる必要がなくなり、ボールマーカーやグリーンフォークに付着する土によって衣類の内側が汚される可能性が低くなる効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、ボールマーカー20を使用したいときは、ボールマーカー20のみをつまんで外すことができ、必要の無いグリーンフォーク10は基台30に固定されたままにすることが可能であるという極めて優れた効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、グリーンフォーク側保持手段12と基台側保持手段35が、互いの対称中心を貫いてZ方向に伸びる軸を中心として、周方向に予め決めた複数の角度で着脱可能に固定できるという極めて優れた効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、グリーンフォーク側保持手段12と、基台側保持手段35の間に働く磁力により、グリーンフォーク10と基台30が互いに保持しあうので、グリーンフォーク10を基台30に対して、容易に着脱可能に固定することができるという優れた効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、基台側保持手段12とグリーンフォーク側保持手段35の向かい合う面が、互いに逆極性に着磁されているので、引き合う保持力が強くなり、確実に保持手段同士での固定が可能になるという優れた効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、ボールマーカー10の保持部25が強磁性体なので、ボールマーカーは、基台側保持手段とグリーンフォーク側保持手段のいずれか、または両者の磁力に引きつけられる。よってボールマーカー20をグリーンフォーク10に着脱可能に保持することができるという効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、グリーンフォーク10の載置部15が強磁性体なので、載置部15をヨーク(継鉄)になることで、ボールマーカー20をより強くグリーンフォーク10側に引きつける保持力を実現するという優れた効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、着磁された載置部15がボールマーカー20の保持部25を保持する磁力が強くなり、ボールマーカー20がグリーンフォーク10から、より落ちにくくなるという優れた効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、互いに向かい合うグリーンフォーク10の載置部15とボールマーカー20の保持部25が、強く引き合うことで、ボールマーカー20がグリーンフォーク10から、より落ちにくくなるという優れた効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、グリーンフォーク10が非磁性体なので、グリーンフォーク10自体が磁力を帯びることが無く、基台30が強磁性体である場合にもグリーンフォーク側保持手段12のある位置以外に誤って固定され難くなるという極めて優れた効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、ボールマーカー20がマーク部70から略垂直に突出した針部75を有している場合にも、針部75を収容することが可能になり、針部付きボールマーカーとグリーンフォークをまとめたラウンド用品セット1を実現できるという優れた効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、グリーンフォーク10の柄部45にボールマーカー20の針部75を収容するグリーンフォーク開口部50を有するので、グリーンフォーク10のフォーク部40の形状の制約を受けることなく針部75を収容することが可能になり、針部付きボールマーカーとグリーンフォークをまとめたラウンド用品セットを実現できるという優れた効果を奏する。
本ラウンド用品セット1によれば、ボールマーカー20とグリーンフォーク10を着脱可能にまとめたラウンド用品セットであって、当該ラウンド用品セット1を靴や衣料品等に容易に固定ができる基台30を持ち、しかも基台30とグリーンフォーク10のなす角度が、予め決められた少なくとも2つの角度となるので、好みに応じた角度に固定することができ容易にグリーンフォーク10を使用することができるため、競技をスムーズに進行させることができるという優れた効果を奏する。
図5(A)は、本発明の第二実施形態に係るラウンド用品セットが備えるグリーンフォーク10の下面図である。図5(B)は基台30の上面図である。グリーンフォーク10と、基台30と、グリーンフォーク側保持手段12と、基台側保持手段35の個々の形態は、上述した第一実施形態と同一なため記載を省略する。異なる点は、グリーンフォーク側保持手段12の配置と、基台側保持手段35の配置である。いずれの配置もそれぞれグリーンフォーク開口部50、基台開口部65を中心とした点対称、正六角形の配置であるため、第一実施形態と異なり、グリーンフォーク10の長手方向の軸と、基台30の長手方向の軸を一致させると、グリーンフォーク側保持手段12の配置と基台側保持手段35の配置は一致する。
図5(C)は、グリーンフォーク10と、基台30が固定される態様を説明する説明図である。Z軸方向上向きから見ると、利き腕が右の使用者にとって柄部45を掴みやすいRの配置と、利き腕が左の使用者にとって柄部45を掴みやすいLの配置が、互いに120度の角度をなして実現される。またグリーンフォーク10と基台30の長手方向の軸が一致するMの配置も実現される。本第二実施形態のように、グリーンフォーク側保持手段12の配置と、基台側保持手段35の配置が一致していると、上記Mの配置のようにグリーンフォーク10と基台30が平行に組み立てられて保持しあうことができるので、互いにはみ出る部位無くコンパクトに収納が可能なラウンド用品セットが実現できるという優れた効果を奏する。
図6(A)は、本発明の第三実施形態に係るラウンド用品セットの分解したものの断面図である。上述の実施形態と異なり、グリーンフォーク10について、載置部15が省かれている。そして保持部25は強磁性体であるが着磁されていない。他の構成については上述の第一実施形態と同一なので記載を省略する。このような態様であってもグリーンフォーク側保持手段12からの磁力がグリーンフォーク10を引きつけることで、ボールマーカー20をグリーンフォーク10に保持することができる。
図6(B)は、ボールマーカー20と、グリーンフォーク20と、基台30を順に組み合わせて完成形としたラウンド用品セットの断面図である。保持部25がグリーンフォーク側保持手段12と引きつけ合ってボールマーカー20とグリーンフォーク10が互いに保持し合い、グリーンフォーク側保持手段12と基台側保持手段35が互いに引きつけ合ってグリーンフォーク10と基台30が互いに保持し合う。
図7(A)は、本発明の第四実施形態に係るラウンド用品セットが備えるグリーンフォークの下面図である。図7(B)は基台30の上面図である。グリーンフォーク10と、基台30の個々の形態は、上述した第一実施形態と同一なため記載を省略する。
本実施形態ではグリーンフォーク10と基台30が強磁性体である。また、基台側保持手段25は、グリーンフォーク10と向かい合う側が第一磁極に着磁されており、且つ、グリーンフォーク側保持手段12は、基台30と向かい合う側も同一の第一磁極に着磁されている。
更にグリーンフォーク側保持手段12の配置及び基台側保持手段35の配置は、それぞれグリーンフォーク開口部50、基台開口部65を中心とした点対称はあるが、正三角形の配置である。
図7(C)は、グリーンフォーク10と、基台30が固定される態様を説明する説明図である。グリーンフォーク側保持手段12と基台側保持手段35が向かい合う形で同一局性なので、互いに避ける方向に力を及ぼすが、基台側保持手段35は、強磁性体であるグリーンフォーク10の柄部45に引きつけられ、グリーンフォーク側保持手段12は、強磁性体である基台30に引きつけられ、互いに保持し合う。即ち、グリーンフォーク側保持手段12の正三角形と、基台側保持手段35の正三角形が、互いの周方向の位相をずらした状態で、互いに吸引し合う結果となる。
図7(D)はグリーンフォーク10と基台30の互いになす角度を変えた例である。図7(C)及び図7(D)で示すように、本実施形態においては、グリーンフォーク開口部50あるいは基台開口部65を中心として、グリーンフォーク側保持手段12と基台側保持手段35が重ならない予め定められた範囲内の角度で、グリーンフォーク10と基台30が保持し合う。
尚、本発明に係るラウンド用品セットは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば上述の実施形態においては、ボールマーカー20が針部75を有することを前提としたが、ボールマーカー20は針部75を持たない平板な態様でも良い。この場合、ボールマーカー20に突出部が無いので、グリーンフォーク10にはグリーンフォーク開口部50を設けなくて良い。また基台30にも、基台開口部65を設けなくて良い。
あるいは針部75の長さが短くて、基台開口部65が無くとも、グリーンフォーク開口部50だけで針部75を収容できる場合も考えられる。すなわちグリーンフォーク10は、針部75を貫通させて収容する穴であるグリーンフォーク開口部50を備えるが、基台30は、針部75を貫通させて収容する孔である基台開口部65を備えない場合も考えられる。またグリーンフォーク開口部50や基台開口部65は貫通孔ではなく、窪みである場合も考えられる。
1 ラウンド用品セット
10 グリーンフォーク
12 グリーンフォーク側保持手段
15 載置部
20 ボールマーカー
25 保持部
30 基台
35 基台側保持手段
40 フォーク部
45 柄部
50 グリーンフォーク開口部
60 固定手段
62 隙間
65 基台開口部
70 マーク部
75 針部
100 グリーンフォーク
105 フォーク部
110 ボールマーカー
112 マーク部
115 針部
120 固定具
130 挟持部材
140 磁石

Claims (15)

  1. 競技中にゴルフボールの代わりとして置くボールマーカーと、
    グリーン上のボールマークを直すグリーンフォークと、
    前記グリーンフォークを保持する基台と、
    前記ボールマーカーにおいて、前記グリーンフォークと向かい合う面に設けられて、前記グリーンフォークへ前記ボールマーカーを保持させる保持部と、
    前記グリーンフォークにおいて、前記ボールマーカーと向かい合う第一面に設けられて、前記ボールマーカーを載置する載置部と、
    前記グリーンフォークにおいて、前記第一面の裏側である第二面に設けられて、前記基台を保持するグリーンフォーク側保持手段と、
    前記基台において、前記グリーンフォークと向かい合う第三面に設けられて、前記グリーンフォークを保持する基台側保持手段と、
    前記基台の前記第三面の裏面である第四面に設けられて、使用者が身につける靴や衣料品等に前記基台を固定する固定手段を備えることを特徴とするラウンド用品セット。
  2. 前記グリーンフォーク側保持手段は、前記第二面において周方向に間隔を空けて複数配置され、かつ、前記基台側保持手段は、前記第三面において周方向に間隔を空けて複数配置されることを特徴とする請求項1に記載のラウンド用品セット。
  3. 前記ボールマーカーの前記保持部と、前記グリーンフォークの前記載置部との間に働く、ボールマーカー−グリーンフォーク間保持力よりも、
    前記グリーンフォーク側保持手段と、前記基台側保持手段との間に働く、グリーンフォーク−基台間保持力が大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラウンド用品セット。
  4. 前記グリーンフォークと前記基台が重なって保持されている際、その重なる方向をZ軸方向と定義するとき、
    前記グリーンフォーク側保持手段と、前記基台側保持手段は、いずれも点対称に配置され、
    且つ、
    前記グリーンフォーク側保持手段の対称中心と、前記基台側保持手段の対称中心が、Z軸方向から見て、略一致することを特徴とする請求項2に記載のラウンド用品セット。
  5. 前記グリーンフォーク側保持手段と、前記基台側保持手段のうち少なくとも一方は、着磁された強磁性体であり、
    且つ、
    前記グリーンフォーク側保持手段と、前記基台側保持手段は、両者の間に働く磁力により引きつけ合って保持されることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載のラウンド用品セット。
  6. 前記基台側保持手段は、前記グリーンフォークと向かい合う側が第一磁極に着磁されており、
    且つ、
    前記グリーンフォーク側保持手段は、前記基台と向かい合う側が前記第一磁極と逆極性である第二磁極に着磁されていることを特徴とする請求項5に記載のラウンド用品セット。
  7. 前記ボールマーカーの前記保持部は、強磁性体であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のラウンド用品セット。
  8. 前記グリーンフォークの前記載置部は、強磁性体であることを特徴とする請求項7に記載のラウンド用品セット。
  9. 前記グリーンフォークの前記載置部は、着磁された強磁性体であることを特徴とする請求項8に記載のラウンド用品セット。
  10. 前記載置部は、前記ボールマーカーと向かい合う面が第三磁極に着磁されており、
    且つ、
    前記保持部は、前記グリーンフォークと向かい合う側が該第三磁極と逆極性である第四磁極に着磁されていることを特徴とする請求項9に記載のラウンド用品セット。
  11. 前記グリーンフォークは、非磁性体であることを特徴とする請求項5から請求項10のうちのいずれか一項に記載のラウンド用品セット。
  12. 前記ボールマーカーは、
    略平面状のマーク部と、
    前記マーク部から略垂直に突出した針部を有し、
    前記グリーンフォークは、
    前記針部を貫通させて収容する穴であるグリーンフォーク開口部を備えることを特徴とする請求項1から請求項11のうちのいずれか一項に記載のラウンド用品セット。
  13. 前記基台は、
    前記針部を貫通させて収容する孔である基台開口部を備えることを特徴とする請求項12に記載のラウンド用品セット。
  14. 前記グリーンフォークは、
    グリーン上のボールマークを直すため土を掘り起こすフォーク部と、
    前記使用者が掴んで把持する柄部を備え、
    前記柄部に前記グリーンフォーク開口部を有することを特徴とする請求項12または請求項13に記載のラウンド用品セット。
  15. グリーン上に自分のボールが乗った際に、前記ボールの代わりに置くボールマーカーと、
    ゴルフ場においてグリーン上のボールマークを直すためのグリーンフォークと、
    前記グリーンフォークを保持する基台を備え、
    前記ボールマーカーと前記グリーンフォークの間は、磁力によって保持され、
    前記グリーンフォークと前記基台は、前記グリーンフォークの長手方向の軸と、前記基台の長手方向の軸が、予め決められた少なくとも2つの角度をなすことが可能なように磁力で保持され、
    前記基台は、使用者が身につける靴や衣料品等に前記基台を保持するための固定部を少なくとも一つ備えることを特徴とするラウンド用品セット。
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