JP2018110605A - 検査システム、検査方法及び検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査に用いるレンズを自動的に切り替える。
【解決手段】検査システムSは、検査用画像を表示装置に表示させる制御装置2と、表示装置4に表示された検査用画像を視認する際に被検査者が装着する検査装置1と、を備える。検査装置1は、入射光を第1の向きに出射する第1レンズ12と、第1レンズ12に隣接して設けられており、入射光を、第1の向きと異なる第2の向きに出射する第2レンズ13と、第1レンズ12を通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第1フィルム14と、第2レンズ13を通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第2フィルム15と、を有する。また、制御装置2は、第1フィルム14及び第2フィルム15のそれぞれが光を透過させるか否かを切り替える切替制御部222を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、脳の検査に用いられる検査システム、検査方法及び検査装置に関する。
視覚と身体の動きとの関係に基づいて、脳の障害を検査する方法が知られている。非特許文献1及び非特許文献2には、ディスプレイに表示した点状の検査用画像を被検査者に見せた後に、被検査者が目を閉じた状態で、検査用画像にできるだけ近い位置に指を触れてもらうという動作を繰り返すことにより、小脳の障害の有無を検査する方法が開示されている。小脳が正常である場合、被検査者は、視覚と身体の動きとの間のずれを補正するように学習することができるので、動作を繰り返すことにより、検査用画像と被検査者が触れた位置との距離が短くなる。そこで、検査用画像と被検査者が触れた位置との距離の変化に基づいて、小脳が正常であるか否かを判定することができる。
橋本祐二等、「手の到達運動におけるプリズム適応による人間の小脳依存の運動学習の定量的評価」、プロスワン(PLOS ONE)、journal.pone.01 19376、2015年3月18日 国立大学法人東京医科歯科大学、「世界初、小脳運動学習を定量的に評価するシステムを開発」、[online]、平成27年3月18日、[平成29年1月2日検索]、インターネット<http://www.tmd.ac.jp/archive-tmdu/kouhou/20150319.pdf>
上記の検査の精度を向上させるためには、検査用画像と被検査者が触れた位置との距離が大きな状態から小さな状態に変化するまでの繰り返し動作を、何度か実施することが必要である。しかしながら、被検査者が視覚と身体の動きとの間のずれを補正するように学習してしまうと、検査用画像と被検査者が触れた位置との距離が大きな状態にならない。そこで、被検査者にゴーグルを装着してもらい、ゴーグルに取り付けるレンズの種類を入れ替えることにより、光の進行方向を切り替えるという方法が採用されている。
この方法によれば、入射光を真直ぐに進行させるアクリルレンズをゴーグルに取り付けた状態で、検査用画像と被検査者が触れた位置との距離が大きな状態から小さな状態に変化するまでの繰り返し動作を被検査者に実行させた後に、入射光を真直ぐに進行させないプリズムレンズに入れ替える。このように、所定の回数ごとにレンズの種類を入れ替えることにより、検査用画像と被検査者が触れた位置との距離が大きな状態に戻すことができる。
しかしながら、従来は、手動によりレンズを入れ替える必要があったため、レンズの入れ替え作業が煩雑であるとともに、レンズの入れ替え時間が長いという問題があった。レンズの入れ替え時間が長いと、レンズを入れ替えている間に被検査者が表示装置を視認できてしまう場合があるため、検査の精度が低下するという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、検査に用いるレンズを自動的に切り替えることができる検査システム、検査方法及び検査装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の検査システムは、検査用画像を表示装置に表示させる制御装置と、前記表示装置に表示された前記検査用画像を視認する際に被検査者が装着する検査装置と、を備える検査システムであって、前記検査装置は、入射光を第1の向きに出射する第1レンズと、前記第1レンズに隣接して設けられており、前記入射光を、前記第1の向きと異なる第2の向きに出射する第2レンズと、前記第1レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第1シャッター部と、前記第2レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第2シャッター部と、を有し、前記制御装置は、前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部のそれぞれが光を透過させるか否かを切り替える切替制御部を有する。
被検査者の操作状態を特定する操作特定部をさらに有し、前記切替制御部は、前記操作特定部が特定した前記操作状態に応じて、前記第1シャッター部又は前記第2シャッター部が光を透過させる状態から、前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部が光を透過させない状態に切り替えてもよい。
前記制御装置は、前記表示装置に検査用画像を表示させる表示制御部をさらに有し、前記第1レンズと前記第2レンズとは、上下方向に並んで配置されており、前記第1シャッター部と前記第2シャッター部とは、上下方向に並んで配置されており、前記表示制御部は、前記第1シャッター部が光を透過させる第1モードにおいて、前記表示装置の第1位置に前記検査用画像を表示させ、前記第2シャッター部が光を透過させる第2モードにおいて、前記第1位置よりも上方又は下方の第2位置に前記検査用画像を表示させてもよい。
前記被検査者が前記表示装置に触れた位置を検出する検出部と、前記表示制御部が前記検査用画像を表示させた位置と、前記検出部が検出した位置との間の距離を計測する計測部と、をさらに有し、前記切替制御部は、前記計測部が計測した距離が、所定の閾値以下に達したことを条件として、前記第1シャッター部に光を透過させる第1モードと、前記第2シャッター部に光を透過させる第2モードとを切り替えてもよい。
前記被検査者が前記表示装置に触れたことを検出する検出部をさらに有し、前記切替制御部は、前記被検査者が前記表示装置に触れた回数が所定の閾値に達するたびに、前記第1シャッター部に光を透過させる第1モードと、前記第2シャッター部に光を透過させる第2モードとを切り替えてもよい。
本発明の第2の態様の検査方法は、コンピュータが実行する、入射光を第1の向きに出射する第1レンズと、前記第1レンズに隣接して設けられており、前記入射光を、前記第1の向きと異なる第2の向きに出射する第2レンズと、前記第1レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第1シャッター部と、前記第2レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第2シャッター部と、を有する装着検査装置を用いる被検査者の検査方法であって、前記第2シャッター部が光を透過させず、前記第1シャッター部が光を透過させる状態で、表示装置に第1検査用画像を表示させる第1表示ステップと、前記第1検査用画像を表示させた後に、前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部が光を透過させない状態に切り替える第1切替ステップと、前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部が光を透過させない状態で、前記被検査者が前記表示装置に触れたことを検出する第1検出ステップと、前記被検査者が前記表示装置に触れたことを検出した後に、前記第1シャッター部が光を透過させる状態に切り替える第2切替ステップと、を有する。
上記の検査方法は、前記コンピュータが前記第1表示ステップ、前記第1切替ステップ、前記第1検出ステップ及び前記第2切替ステップの後に実行する、前記第1シャッター部が光を透過させず、前記第2シャッター部が光を透過させる状態で、前記表示装置に前記第1検査用画像と異なる位置に第2検査用画像を表示させる第2表示ステップと、前記第2検査用画像を表示させた後に、前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部が光を透過させない状態に切り替える第3切替ステップと、前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部が光を透過させない状態で、前記被検査者が前記表示装置に触れたことを検出する第2検出ステップと、前記被検査者が前記表示装置に触れたことを検出した後に、前記第2シャッター部が光を透過させる状態に切り替える第4切替ステップと、をさらに有してもよい。
本発明の第3の態様の検査装置は、表示装置に表示された検査用画像を視認する際に被検査者が装着する検査装置であって、入射光を第1の向きに出射する第1レンズと、前記第1レンズに隣接して設けられており、前記入射光を、前記第1の向きと異なる第2の向きに出射する第2レンズと、外部装置から入力された制御信号に基づいて、前記第1レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替える第1シャッター部と、前記制御信号に基づいて、前記第2レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替える第2シャッター部と、を有する。
本発明によれば、検査に用いるレンズを自動的に切り替えることができるという効果を奏する。
本実施形態の検査システムの概要を説明するための図である。 ゴーグルの構成を示す図である。 制御装置の構成を示す図である。 検査の流れを示す図である。 検査の流れを示す図である。 検査結果の例を示す図である。 制御装置の動作フローチャートである。 第1モードの検査における制御装置の動作フローチャートである。 第2モードの検査における制御装置の動作フローチャートである。
[検査システムSの概要]
図1は、検査システムSの概要を説明するための図である。検査システムSは、検査装置1と、制御装置2と、スイッチ3と、表示装置4と、を有する。
検査装置1は、被検査者が目の周辺に装着して使用する装置であり、本実施の形態においてはゴーグルの形状を有する。検査装置1の詳細については後述するが、検査装置1には、光の通過経路がそれぞれ異なる2種類のレンズが設けられている。また、検査装置1には、制御装置2から入力される制御信号に基づいて光を透過させる状態と光を透過させない状態とを切り替えるシャッター部として機能するフィルムが設けられている。検査装置1は、シャッター部の状態を切り替えることにより、検査装置1に入射する光が第1の向きに被検査者の目に入る状態(以下、第1モードという場合がある)と、検査装置1に入射する光が第2の向きに被検査者の目に入る状態(以下、第2モードという場合がある)とを切り替えることができる。
制御装置2は、検査装置1、スイッチ3及び表示装置4を制御して検査を実行するためのコンピュータである。制御装置2は、被検査者によるスイッチ3を用いた操作に応じて、検査装置1が第1モードと第2モードとを切り替えるように制御するとともに、表示装置4が表示する検査用画像を切り替えるように制御する。
スイッチ3は、操作者の操作を受け付ける操作部である。スイッチ3は、例えば耳に装着されるプッシュスイッチを有している。スイッチ3は、ユーザがプッシュスイッチを押した状態であるか押していない状態であるかを示す操作信号を制御装置2に対して出力する。人は、目を閉じた状態であっても、手を耳の位置まで正確に動かすことができることが知られており、被検査者が耳にスイッチ3を装着することにより、被検査者自身が検査を進行させることが可能になる。
表示装置4は、検査用画像を表示するタッチパネルディスプレイである。表示装置4は、制御装置2から入力される表示指示信号に基づいて、例えば点状の検査用画像を表示する。表示装置4は、検査用画像を表示する位置を変化させる。例えば、表示装置4は、画面を縦3行、横3列の9個に分割した分割領域のうち、中央の分割領域を除く周辺の分割領域のいずれかからランダムに選択した一つの分割領域に検査用画像を表示する。表示装置4が検査用画像を表示する位置を変化させることで、被検査者の手を動かす感覚が初期化されるので、検査の精度を向上させることができる。
以下、検査装置1及び制御装置2の詳細について説明する。
[検査装置1の構成]
図2は、検査装置1の構成を示す図である。検査装置1は、筐体11と、第1レンズ12と、第2レンズ13と、第1フィルム14と、第2フィルム15とを有する。第1フィルム14には第1制御線16が接続されており、第2フィルム15には第2制御線17が接続されている。
筐体11は、例えばゴーグルの筐体部であり、第1レンズ12、第2レンズ13、第1フィルム14、及び第2フィルム15が固定されている。被検査者は、不図示のバンドを用いて、筐体11を頭部の前側に装着する。なお、筐体11は、メガネのフレームであってもよい。
第1レンズ12は、入射光を第1の向きに出射するレンズであり、例えば、入射光が屈折しないアクリルレンズである。第1の向きは、例えば、入射光の向きと同じ向きである。第2レンズ13は、第1レンズ12に隣接して設けられている。具体的には、第2レンズ13は、被検査者の視線の方向と直交する方向において第1レンズ12に隣接している。第2レンズ13は、入射光を、第1の向きと異なる第2の向きに出射するレンズであり、例えばフレネルレンズにより構成されるプリズムレンズである。本実施形態において、被検査者は、第2レンズ13を通して検査用画像を視認することにより、第1レンズ12を通して検査用画像を視認した場合に比べてプリズムの度数に相当する角度だけ右側に検査用画像を視認する。
第1フィルム14は、第1レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第1シャッター部である。第1フィルム14は、例えば所定の閾値以上の電圧が印加されると光を透過させない状態になり、閾値未満の電圧が印加されると光を透過させる状態になるフィルムであり、例えば日本板硝子ウムプロダクツ株式会社製のUMU(登録商標)フィルムである。第1フィルム14においては、複数のUMUフィルムが重ねられており、光を透過させない状態において、被検査者が検査用画像を視認できない状態にすることができる。第2フィルム15は、第2レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第2シャッター部である。第1フィルム14と第2フィルム15とは同等の特性を有しており、制御装置2は、第1フィルム14及び第2フィルム15を独立して制御することができる。
第1制御線16及び第2制御線17は、制御装置2が出力する制御信号を伝送する。第1制御線16及び第2制御線17は、例えば、1本のケーブル18に収容されている。第1制御線16は第1フィルム14に接続されており、制御装置2から入力された第1制御信号を第1フィルム14に入力する。第2制御線17は第2フィルム15に接続されており、制御装置2から入力された第1制御信号を第2フィルム15に入力する。
図2(b)は、第1フィルム14が光を透過し、第2フィルム15が光を透過しない状態になっている検査装置1を示している。第1制御信号がハイレベルの電圧になっており、第2制御信号がロウレベルの電圧になっている場合に、第1フィルム14は光を透過し、第2フィルム15は光を透過しない状態になる。この状態において、被検査者は、視線をやや上方に向けることにより、第1フィルム14及び第1レンズ12を介して検査用画像を視認することができる。なお、本明細書において、上方は、被検査者の目を基準として眉毛の側であり、下方は、被検査者の目を基準として口の側である。
図2(c)は、第1フィルム14が光を透過せず、第2フィルム15が光を透過する状態になっている検査装置1を示している。第1制御信号がロウレベルの電圧になっており、第2制御信号がハイレベルの電圧になっている場合に、第1フィルム14は光を透過せず、第2フィルム15は光を透過する状態になる。この状態において、被検査者は、視線をやや下方に向けることにより、第2フィルム15及び第2レンズ13を介して検査用画像を視認することができる。
[制御装置2の構成]
制御装置2は、記憶部21と、制御部22とを有する。記憶部21は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びハードディスク等の記憶媒体を含む。記憶部21は、制御部22が実行するプログラムを記憶する。
制御部22は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部22は、記憶部21に記憶されたプログラムを実行することにより、操作特定部221、切替制御部222、表示制御部223、検出部224、及び計測部225として機能する。
操作特定部221は、スイッチ3が出力した操作信号が示す操作状態を特定する。すなわち、操作特定部221は、被検査者がスイッチ3を押しているか否かを特定する。操作特定部221は、特定した結果を切替制御部222及び表示制御部223に通知する。
切替制御部222は、第1フィルム14及び第2フィルム15のそれぞれに光を透過させるか否かを切り替える。具体的には、切替制御部222は、操作特定部221が特定した被検査者によるスイッチ3の操作状態に基づいて、第1フィルム14に印加する第1電圧及び第2フィルム15に印加する第2電圧を変化させることにより、第1フィルム14及び第2フィルム15の光透過度合を切り替える。
切替制御部222は、例えば、被検査者がスイッチ3を押している状態において、第1フィルム14及び第2フィルム15のうち検査に用いる方を、光を透過させる状態にする。切替制御部222は、被検査者がスイッチ3から手を離したことにより、第1フィルム14及び第2フィルム15を、光を透過させない状態に切り替える。
また、切替制御部222は、第1フィルム14及び第2フィルム15が光を透過させない状態になっている間に、被検査者が表示装置4に触れた回数が所定の閾値に達するたびに、第1フィルム14に光を透過させる第1モードと、第2フィルム15に光を透過させる第2モードとを切り替える。
表示制御部223は、表示装置4に検査用画像を表示させる。表示制御部223は、第1の検査用画像を表示させた状態で、被検査者が画面にタッチしたことを示す情報を検出部224から受け取ると、所定の第1時間(例えば100ミリ秒)が経過した後に、第1の検査用画像の表示を停止する。その後、所定の第2時間が経過した後に、第1の検査用画像と異なる位置に第2の検査用画像を表示させる。表示制御部223は、検査用画像を表示させた状態で被検査者が画面にタッチする動作を所定の回数繰り返すまで、位置を変えながら検査用画像を表示させる。表示制御部223は、検査用画像を表示させた位置を計測部225に通知する。
また、表示制御部223は、被検査者が表示装置4に触れた回数が所定の閾値(例えば100回)に達するたびに、第1フィルム14に光を透過させる第1モードと、第2フィルム15に光を透過させる第2モードとを切り替える。具体的には、まず、表示制御部223は、第2フィルム15が常に光を透過させず、被検査者が第1フィルム14及び第1レンズ12を介して検査用画像を視認可能な第1モードにおいて、第1フィルム14が光を透過する状態で検出部224が検査用画像を表示する。その後、表示制御部223は、第1フィルム14及び第2フィルム15が光を透過せず、被検査者が検査用画像を視認できない状態で被検査者が表示装置4の画面にタッチした回数を検出部224から取得する。
表示制御部223は、被検査者が画面にタッチした回数が所定の回数に達していない場合、第1モードにおいて検査用画像を表示する動作を継続する。また、表示制御部223は、被検査者が画面にタッチした回数が所定の回数に達した場合、第1フィルム14が常に光を透過させず、被検査者が第2フィルム15及び第2レンズ13を介して検査用画像を視認可能な第2モードに切り替える。
表示制御部223は、第2モードにおいて、第2フィルム15が光を透過する状態で検出部224が検査用画像を表示した後に、第2フィルム15が光を透過しない状態でユーザが表示装置4の画面にタッチした回数を検出部224から取得する。そして、表示制御部223は、被検査者に第2フィルム15及び第2レンズ13を介して検査用画像を視認させてから表示装置4の画面にタッチした回数が所定の回数に達したと判定すると、第1モードに切り替える。
検出部224は、表示装置4のタッチパネルから出力される信号に基づいて、表示装置4に検査用画像が表示された状態で被検査者が表示装置4の画面にタッチしたことを検出する。検出部224は、被検査者が表示装置4の画面にタッチしたことを表示制御部223に通知する。また、検出部224は、被検査者がタッチした位置を計測部225に通知する。
計測部225は、表示制御部223から通知された検査用画像の表示位置と、検出部224から通知された被検査者のタッチ位置との距離を計測する。計測部225は、計測した距離を、第1モード又は第2モードでの検査を開始した後に被検査者が表示装置4にタッチした回数に関連付けて記憶部21に記憶させる。
[検査の流れ]
図4及び図5は、検査の流れを示す図である。図4は、第1モードの検査の流れを示しており、図5は、第2モードの検査の流れを示している。
図4を参照すると、時刻T1において被検査者がスイッチ3を押すと、切替制御部222は、第1フィルム14が光を透過する状態に切り替えて、被検査者が表示装置4に表示された検査用画像を視認できるようにする。この間に、被検査者は、検査用画像が表示されている位置を記憶する。
続いて、時刻T2において被検査者がスイッチ3から手を離すと、切替制御部222は、第1フィルム14が光を透過しない状態に切り替えて、被検査者が検査用画像を視認できない状態にする。切替制御部222は、被検査者がスイッチ3を離さなくても、時刻T1から所定の時間(例えば5秒)が経過した後に、第1フィルム14が光を透過しない状態に自動的に切り替えてもよい。このようにすることで、切替制御部222は、被検査者が検査用画像を視認する時間の差によって検査結果がばらつくことを抑制できる。
続いて、時刻T3において被検査者が表示装置4にタッチすると、切替制御部222は、第1フィルム14が光を透過する状態に切り替えて、所定の時間(例えば100ミリ秒)、被検査者がタッチした位置と検査用画像の表示位置との関係を視認できるようにする。表示制御部223は、所定の時間が経過して時刻T4になると、検査用画像の表示を停止する。その後、所定の時間(例えば200ミリ秒)が経過して時刻T5になると、切替制御部222は第1フィルム14が光を透過しない状態に切り替える。また、表示制御部223は、直前に検査用画像を表示していた位置と異なる位置に、新たな検査用画像を表示する。検査システムSは、検査用画像の表示位置を変化させながら、図4に示す第1モードの検査を所定の回数繰り返した後に、図5に示す第2モードの検査を開始する。
図5に示す第2モードの検査の流れは、被検査者が検査用画像を視認できる状態と視認できない状態とを切り替える際に、第1フィルム14の代わりに第2フィルム15に光を透過させるか否かを切り替える点で、図4に示した第1モードの検査の流れと異なり、その他の点で同じである。検査システムSは、図4に示した第1モードの検査と図5に示した第2モードの検査とを繰り返すことにより、被検査者の小脳が正常に動作しているか否かを判定することができる。
[検査結果の例]
図6は、検査結果の例を示す図である。図6(a)は、小脳に異常がない場合の検査結果の例を示しており、図6(b)は、小脳に異常がある場合の検査結果の例を示している。図6における横軸は、検査回数、すなわち被検査者が表示装置4にタッチした回数を示しており、縦軸は、計測部225が計測した検査用画像の表示位置と被検査者のタッチ位置との距離(ずれ量)を示している。また、曲線aは、第1モードで検査をした結果を示しており、曲線bは、第2モードで検査をした結果を示している。
図6(a)においては、第1モードと第2モードとを切り替えた直後のずれ量が大きいが、検査の回数が増えるにつれて、ずれ量が低下している。これは、小脳に異常がない被検査者が検査を受けた場合、検査用画像の表示位置とタッチ位置とのずれを視認した結果に基づいて、視認した位置とタッチする位置との関係を学習し、検査用画像を視認した位置に近い位置にタッチできるようになっていくことを示している。
これに対して、図6(b)においては、検査の回数が増えてもずれ量が低下していない。これは、小脳に異常がある被検査者が検査を受けた場合、視認した位置とタッチする位置との関係を学習することができないことが原因であると考えられる。検査システムSにおいては、切替制御部222が、第1レンズ12を用いる第1モードと第2レンズ13を用いる第2モードとを自動的に切り替えるので、検査を効率よく実施することができる。
[制御装置2の動作フローチャート]
図7は、制御装置2の動作フローチャートである。まず、切替制御部222は、被検査者が第1フィルム14及び第1レンズ12を介して検査用画像を視認する第1モードに設定する(S1)。第1モードにおいて、切替制御部222は、第2フィルム15を常に光を透過しない状態にし、第1フィルム14が光を透過する状態と光を透過しない状態とを切り替える。
切替制御部222は、第1モードにおいて被検査者が表示装置4にタッチした回数が所定の回数(例えばN回、Nは自然数)に達したと判定すると(S2においてYES)、被検査者が第2フィルム15及び第2レンズ13を介して検査用画像を視認する第2モードに設定する(S3).第2モードにおいて、切替制御部222は、第1フィルム14を常に光を透過しない状態にし、第2フィルム15が光を透過する状態と光を透過しない状態とを切り替える。
切替制御部222は、第2モードにおいて被検査者が表示装置4にタッチした回数が所定の回数(例えばN回、Nは自然数)に達したと判定すると(S4においてYES)、第1モードでN回の検査を実施した回数及び第2モードでN回の検査を実施した回数が所定の回数に達したかどうかを判定する(S5)。切替制御部222は、第1モード及び第2モードでの検査回数が所定の回数に達したと判定すると(S5においてYES)、検査を終了する。切替制御部222は、第1モード及び第2モードでの検査回数が所定の回数に達していないと判定すると(S5においてNO)、ステップS1に戻って第1モードに設定する。
図8は、第1モードの検査における制御装置2の動作フローチャートである。図9は、第2モードの検査における制御装置2の動作フローチャートである。
第1モードにおいて、まず、表示制御部223が検査用画像を表示装置4に表示させる(S11)。また、切替制御部222は、第1フィルム14及び第2フィルム15が光を透過しない状態にする(S12)。この間、操作特定部221は、被検査者がスイッチ3を押したかどうかを監視する。操作特定部221が、被検査者がスイッチ3を押してオン状態になったことを検出すると(S13においてYES)、切替制御部222は、第1レンズ12(例えばアクリルレンズ)の側の第1フィルム14が光を透過し、第2レンズ13(例えばプリズムレンズ)の側の第2フィルム15が光を透過しない状態にする(S14)。
操作特定部221が、被検査者がスイッチ3から手を離してスイッチ3がオフ状態になったことを検出すると(S15においてYES)、切替制御部222は、第1フィルム14及び第2フィルム15が光を透過しない状態にする(S16)。この間、検出部224は、被検査者が表示装置4にタッチしたかどうかを監視する。検出部224が、被検査者が表示装置4にタッチしたことを検出すると(S17においてYES)、計測部225は、検査用画像とタッチ位置との距離を計測する(S18)。
表示制御部223は、被検査者が表示装置4にタッチしてから所定の時間(例えば100ミリ秒)、検査用画像を表示装置4に表示させた状態を維持した後に(S19においてYES)、検査用画像の表示をオフする(S20)。続いて、表示制御部223は、ステップS11からS20までの動作を所定の回数(例えば100回)行ったか否かを判定する(S21)。表示制御部223が、所定の回数の動作が終了していないと判定した場合(S21においてNO)、S22の各部は、S11からS20までの動作を繰り返す。表示制御部223が、所定の回数の動作が終了したと判定した場合(S21においてYES)、第1モードの検査を終了し、図9に示す第2モードの検査に移行する。
図9に示す第2モードの検査における動作フローチャートは、図8に示す動作フローチャートと同等であるが、S31において、表示制御部223が、S11で検査用画像を表示させた位置と異なる位置に検査用画像を表示させる点で、図8に示す動作フローチャートと異なる。また、S34において、切替制御部222が、第2レンズ13の側の第2フィルム15が光を透過し、第1レンズ12の側の第1フィルム14が光を透過しない状態にする点で、図9におけるS14と異なる。
[変形例1]
上記の説明においては、切替制御部222が、被検査者が表示装置4に触れた回数が所定の閾値に達するたびに、第1モードと第2モードとを切り替えたが、切替制御部222が第1モードと第2モードとを切り替えるタイミングは、これに限らない。切替制御部222は、計測部225が計測した検査用画像の表示位置とタッチ位置との距離が所定の閾値以下に達したことを条件として、第1モードと第2モードとを切り替えてもよい。
この際、切替制御部222は、検査用画像の表示位置とタッチ位置との距離が所定の回数以上連続して所定の閾値以下に維持されていることを条件として、第1モードと第2モードとを切り替えてもよい。このようにすることで、切替制御部222は、被検査者が学習できたことを検出した時点で第1モードと第2モードとを切り替えることができるので、検査の回数を減らし、検査時間を短縮することが可能になる。
[変形例2]
上記の説明においては、検査装置1の上方にアクリルレンズが設けられ、検査装置1の下方にプリズムレンズが設けられていたが、アクリルレンズとプリズムレンズの位置関係は、これに限らない。検査装置1の下方にアクリルレンズが設けられ、検査装置1の上方にプリズムレンズが設けられていてもよい。また、検査装置1の右側にアクリルレンズが設けられ、検査装置1の左側にプリズムレンズが設けられるようにしてもよい。逆に、検査装置1の左側にアクリルレンズが設けられ、検査装置1の右側にプリズムレンズが設けられるようにしてもよい。
[変形例3]
上記の説明においては、検査装置1が、光の透過方向が異なるレンズとしてアクリルレンズとプリズムレンズを例示したが、第1レンズ12及び第2レンズ13のレンズの種類はこれに限らず任意である。
[変形例4]
上記の説明において、操作特定部221は、スイッチ3が出力した操作信号に基づいて被検査者の操作状態を特定したが、操作特定部221が操作状態を特定する方法は任意である。例えば、操作特定部221は、被検査者を撮影した画像における被検査者の手の位置又は動きに基づいて操作状態を特定してもよい。この場合、切替制御部222は、例えば、被検査者の手が撮影画像に写っている状態において、第1フィルム14及び第2フィルム15のうち検査に用いる方を、光を透過させる状態にする。切替制御部222は、被検査者の手が撮影画像に写っていない状態において、第1フィルム14及び第2フィルム15を、光を透過させない状態に切り替える。
[変形例5]
上記の説明において、第1レンズ12及び第2レンズ13が筐体11に固定されている例を示したが、第1レンズ12又は第2レンズ13が、着脱可能に筐体11に取り付けられていてもよい。例えば、第2レンズ13のプリズムレンズが着脱可能になっていることにより、被検査者に適した度数のプリズムレンズに入れ替えて検査をすることができる。
[検査システムSによる効果]
以上説明したように、検査システムSにおいては、検査装置1に、第1レンズ12と第2レンズ13とが並んで配置されており、第1レンズ12と重ねて第1フィルム14が設けられ、第2レンズ13と重ねて第2フィルム15が設けられている。そして、切替制御部222が、第1フィルム14が光を透過するか否か、及び第2フィルム15が光を透過するか否かを切り替えることができる。
このようにすることで、検査システムSにおいては、検査装置1に複雑な機械構造を設けることなく、被検査者がアクリルレンズを介して検査用画像を視認する第1モードと、被検査者がプリズムレンズを介して検査用画像を視認する第2モードとを自動的に切り替えることができる。その結果、検査システムSを用いることで、検査中のレンズの切り替え時間を短縮することができる。したがって、検査時間を短縮するとともに、レンズの切り替え中に非検査者が表示装置4を視認しないので、検査の精度を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 検査装置
2 制御装置
3 スイッチ
4 表示装置
11 筐体
12 第1レンズ
13 第2レンズ
14 第1フィルム
15 第2フィルム
16 第1制御線
17 第2制御線
18 ケーブル
21 記憶部
22 制御部
221 操作特定部
222 切替制御部
223 表示制御部
224 検出部
225 計測部

Claims (8)

  1. 検査用画像を表示装置に表示させる制御装置と、前記表示装置に表示された前記検査用画像を視認する際に被検査者が装着する検査装置と、を備える検査システムであって、
    前記検査装置は、
    入射光を第1の向きに出射する第1レンズと、
    前記第1レンズに隣接して設けられており、前記入射光を、前記第1の向きと異なる第2の向きに出射する第2レンズと、
    前記第1レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第1シャッター部と、
    前記第2レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第2シャッター部と、
    を有し、
    前記制御装置は、前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部のそれぞれが光を透過させるか否かを切り替える切替制御部を有する、
    検査システム。
  2. 被検査者の操作状態を特定する操作特定部をさらに有し、
    前記切替制御部は、前記操作特定部が特定した前記操作状態に応じて、前記第1シャッター部又は前記第2シャッター部が光を透過させる状態から、前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部が光を透過させない状態に切り替える、
    請求項1に記載の検査システム。
  3. 前記制御装置は、前記表示装置に検査用画像を表示させる表示制御部をさらに有し、
    前記第1レンズと前記第2レンズとは、上下方向に並んで配置されており、
    前記第1シャッター部と前記第2シャッター部とは、上下方向に並んで配置されており、
    前記表示制御部は、前記第1シャッター部が光を透過させる第1モードにおいて、前記表示装置の第1位置に前記検査用画像を表示させ、前記第2シャッター部が光を透過させる第2モードにおいて、前記第1位置よりも上方又は下方の第2位置に前記検査用画像を表示させる、
    請求項1又は2に記載の検査システム。
  4. 前記被検査者が前記表示装置に触れた位置を検出する検出部と、
    前記表示制御部が前記検査用画像を表示させた位置と、前記検出部が検出した位置との間の距離を計測する計測部と、
    をさらに有し、
    前記切替制御部は、前記計測部が計測した距離が、所定の閾値以下に達したことを条件として、前記第1シャッター部に光を透過させる第1モードと、前記第2シャッター部に光を透過させる第2モードとを切り替える、
    請求項3に記載の検査システム。
  5. 前記被検査者が前記表示装置に触れたことを検出する検出部をさらに有し、
    前記切替制御部は、前記被検査者が前記表示装置に触れた回数が所定の閾値に達するたびに、前記第1シャッター部に光を透過させる第1モードと、前記第2シャッター部に光を透過させる第2モードとを切り替える、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の検査システム。
  6. コンピュータが実行する、入射光を第1の向きに出射する第1レンズと、前記第1レンズに隣接して設けられており、前記入射光を、前記第1の向きと異なる第2の向きに出射する第2レンズと、前記第1レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第1シャッター部と、前記第2レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替え可能な第2シャッター部と、を有する装着検査装置を用いる被検査者の検査方法であって、
    前記第2シャッター部が光を透過させず、前記第1シャッター部が光を透過させる状態で、表示装置に第1検査用画像を表示させる第1表示ステップと、
    前記第1検査用画像を表示させた後に、前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部が光を透過させない状態に切り替える第1切替ステップと、
    前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部が光を透過させない状態で、前記被検査者が前記表示装置に触れたことを検出する第1検出ステップと、
    前記被検査者が前記表示装置に触れたことを検出した後に、前記第1シャッター部が光を透過させる状態に切り替える第2切替ステップと、
    を有する検査方法。
  7. 前記コンピュータが前記第1表示ステップ、前記第1切替ステップ、前記第1検出ステップ及び前記第2切替ステップの後に実行する、
    前記第1シャッター部が光を透過させず、前記第2シャッター部が光を透過させる状態で、前記表示装置に前記第1検査用画像と異なる位置に第2検査用画像を表示させる第2表示ステップと、
    前記第2検査用画像を表示させた後に、前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部が光を透過させない状態に切り替える第3切替ステップと、
    前記第1シャッター部及び前記第2シャッター部が光を透過させない状態で、前記被検査者が前記表示装置に触れたことを検出する第2検出ステップと、
    前記被検査者が前記表示装置に触れたことを検出した後に、前記第2シャッター部が光を透過させる状態に切り替える第4切替ステップと、
    をさらに有する請求項6に記載の検査方法。
  8. 表示装置に表示された検査用画像を視認する際に被検査者が装着する検査装置であって、
    入射光を第1の向きに出射する第1レンズと、
    前記第1レンズに隣接して設けられており、前記入射光を、前記第1の向きと異なる第2の向きに出射する第2レンズと、
    外部装置から入力された制御信号に基づいて、前記第1レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替える第1シャッター部と、
    前記制御信号に基づいて、前記第2レンズを通過した光を透過させるか否かを切り替える第2シャッター部と、
    を有する検査装置。


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