JP2018110404A - 画面画像転送方法、画像復元方法、画面画像転送システム、画像復元システム、画面画像転送プログラム、画像復元プログラム、画像圧縮方法、画像圧縮システム、画像圧縮プログラム - Google Patents

画面画像転送方法、画像復元方法、画面画像転送システム、画像復元システム、画面画像転送プログラム、画像復元プログラム、画像圧縮方法、画像圧縮システム、画像圧縮プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】パーソナルコンピュータのディスプレイの画面画像を、画質の劣化を防止し効率的に転送でき、処理を行うPCの負荷を低減することを可能とする画面画像転送方法を提供すること。
【解決手段】分割されたブロック画像毎に連続時刻のブロック画像を比較し差分の有無とそれぞれのブロックの連続数で差分の位置情報を示す位置情報データを作成し算出された値が等しくないブロックを差分ブロックとし同時刻の差分ブロックの数から同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出し差分ブロックの画像を並列数算出ステップで算出された並列ブロック数分の差分ブロックの画像を横に並べる毎に下段に並べていくことを繰り返し余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像としてJPEGで圧縮して圧縮画像を作成して蓄積する圧縮画像作成ステップを含むものとする。
【選択図】図8

Description

本発明は、コンピュータの画面に表示された画像を転送する画面画像転送方法及び転送した画面画像について元の画像に復元する画面画像復元方法に関する。
従来、使用等により時間変化するパーソナルコンピュータ(PC)のディスプレイの画面の内容を他の装置(例えば録画サーバ)にリアルタイムで転送する画面画像転送方法としては、ビットマップ形式で転送するとデータ量が大きくなるため、JPEG形式に変えて転送したり、差分だけを転送したり、差分をJPEG形式に変えて転送する等によって、解像度の縮小、色の階調を落とす、映像を粗くするなどの画像の加工が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−10871号公報
しかし、従来の画面画像転送方法で、ビットマップ形式での転送では容量がけた違いに大きくなるという問題があり、この問題を回避するためJPEG形式に変える転送では、JPEG圧縮率を上げたり解像度を小さくしたりすることにより容量は小さくなるが解像度が落ちる等の問題があった。
解像度が起きる問題を回避するために、解像度を変えずに変化のあった部分(差分)だけを検出し、転送する方法では、色数を減らしたりデータの持ち方を工夫する等して容量を減らせるが、処理を行うPCの負荷が大きくなることがあり、また容量を十分には減らせていないという問題があった。
すなわち、従来の画面画像転送方法では、圧縮・解凍すると解像度が低くなって画像が劣化したり、あるいは転送するデータ量が大きかったり、処理を行うPCの負荷が大きくなるという問題があった。
したがって、本発明の目的は、上記した課題を解決し、パーソナルコンピュータのディスプレイの画面画像を、画質の劣化を防止し効率的に転送でき、処理を行うPCの負荷を低減することを可能とする画面画像転送方法を提供することにある。
本発明の第1の態様は、上記目的を達成するため、ネットワークを介してサーバと接続されたパーソナルコンピュータが、ディスプレイの画面に表示した全画面の画像データを一定間隔時間毎に取得する全画面画像取得ステップ、
所定の録画時間毎に前記全画面画像取得ステップで取得した全画面画像をJPEGに圧縮して圧縮全画面画像を作成して蓄積し、圧縮全画面画像を作成する毎に所定の録画時間経過までは圧縮全画面画像を作成せず次のステップに進む圧縮全画面画像作成ステップ、
前記全画面画像作成ステップで作成した圧縮全画面画像を含む全画面データファイルを作成してサーバに転送する全画面画像転送ステップ、
前記全画面画像取得ステップで取得した全画面の画像データを画面領域の一端から縦8画素×横8画素のブロック画像に分割する分割ステップ、
前記分割ステップで分割されたブロック画像毎に、連続する2つの時刻におけるブロック画像を比較し、差分の有無とそれぞれのブロックの連続数で差分の位置情報を示す位置情報データを作成する位置情報作成ステップ、
前記位置情報作成ステップで差分ありとされたブロックを差分ブロックとし、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出ステップ、
前記差分ブロックのブロック画像を、前記並列数算出ステップで算出された並列ブロック数分の前記差分ブロックのブロック画像を横に並べる毎に下段に並べていくことを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像としてJPEGに圧縮して圧縮差分画像を作成して蓄積する圧縮差分画像作成ステップ、
前記圧縮差分画像と各位置情報データとを含む差分データファイルを作成してサーバに転送する差分画像転送ステップ、
を含むことを特徴とする画面画像転送方法を提供する。
本発明の第1の態様によれば、差分画像だけで1つの画像にしてJPEG圧縮して転送するので、パーソナルコンピュータのディスプレイの画面画像を、画質の劣化を防止し効率的に転送でき、処理を行うPCの負荷を低減することを可能とする。
なお、「画像」は、静止画像と動画像の両方の意味を含む言葉であるが、本願においては、静止画像を「画像」、動画像を「映像」と表示して、区別するものとする。
縦8画素×横8画素のブロック画像は、JPEG構成要素の最小単位の画像であり、圧縮転送解凍の各ステップで最も効率的なサイズとなる。
さらに、前記位置情報作成ステップにおいて、前記比較は、それぞれのブロック画像についてハッシュ値を生成して比較し、算出された値が等しくないブロックを差分あり、算出された値が等しいブロックを差分なしとするものであって、
前記位置情報データが、差分の有無を示す先頭の1ビットと差分の有無が同じである連続ブロック数を7ビット又は15ビットで示す1バイト又は2バイトのデータであることが好ましい。
転送する位置情報のデータ量を極めて小さくできる。なお、前記位置情報データは、前記ディスプレイにおける座標データであってもよい。データ量は大きいが、データを見ただけで位置が分かるというメリットがある。
前記所定の録画時間経過までは、前記全画面画像転送ステップを除き全画面画像取得ステップから圧縮差分画像作成ステップまでを繰り返し、その後、前記圧縮差分画像転送ステップの代わりに、前記圧縮全画面画像と所定の録画時間経過までに蓄積された前記圧縮差分画像と各位置情報データとを含む蓄積データファイルを作成してサーバに転送する蓄積画像転送ステップを含むことが好ましい。
無駄なヘッダ情報を減らすことができ、最小限の情報量で済む。
あるいは、画面画像取得ステップから差分画像転送ステップまで一定間隔時間毎に繰り返すものであってもよい。
差分データファイルを毎回転送するため、ヘッダ情報分は情報量が増えるが、リアルタイムでの閲覧が可能となる。
本発明の第2の態様は、上述した本発明の第1の態様の画面画像転送方法によってサーバに転送された画像の復元方法であって、
前記圧縮差分画像から前記画像集合体を復元して差分ブロックのブロック画像を復元する差分ブロック復元ステップ、
1つ前の時刻の全画面画像に、前記差分ブロックのブロック画像を前記位置情報データに基づいて配置して、次の時刻の全画面画像を作成することを前記所定の録画時間分まで繰り返す全画面画像復元ステップ、
を含むことを特徴とする画面画像転送方法を提供する。
本発明の第2の態様によれば、解像度の高い画像を復元できるので、高解像度の動画を再生できる。
本発明において、「ネットワーク」には、LANやインターネット、Wi−Fi回線、3G/LTE回線、専用線等の通信網及びそれらの組合せから構成されるネットワークを含む。録画される側のパーソナルコンピュータのディスプレイ(録画PC)の群は、前記録画サーバとLANネットワークで接続される必要がなく、3G/LTE回線を介してインターネットに接続された録画PCであっても、復元して解像度の高い動画を再生できるデータを、情報量を極めて小さくして録画サーバに転送でき、監視できるPCの範囲が広くなる。なお、録画サーバはクラウドサーバであってもよい。録画PCの群から取得した画像について、動画への圧縮形式は、現時点で高圧縮であるH.264であることがさらに好ましい。軽量で、ハードウェア、ソフトウェアいずれであっても実装が容易である。
本発明によれば、パーソナルコンピュータのディスプレイの画面画像を、画質の劣化を防止し効率的に転送でき、処理を行うPCの負荷を低減することを可能とする。
本発明の画面画像転送方法の実施例1を利用するPC画面監視システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明の画面画像転送方法の実施例1における録画PCの構成図である。 本発明の画面画像転送方法の実施例1における録画PCの差分画像作成のイメージ図である。 本発明の画面画像転送方法の実施例1における録画サーバの構成図である。 本発明の画面画像転送方法の実施例1のフローにおける録画PCから録画サーバまでの転送方法と録画サーバでの保存方法の説明図である。 本発明の画面画像転送方法の実施例1における端末(モバイル)の構成図である。 本発明の画面画像転送方法の実施例1における端末(PC)の構成図である。 本発明の画面画像転送方法の実施例1における録画PCの画面撮影から録画サーバでの蓄積までの手順概要を示すフロー図である。 本発明の画面画像転送方法の実施例2における録画PCの画面撮影から録画サーバでの蓄積までの手順概要を示すフロー図である。
以下、本発明について、実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
{構成}
パーソナルコンピュータ(PC)のディスプレイの画面は、ユーザによるPCの使用やプログラムの実行等によって、時々刻々変化する。本発明の実施例1の画面画像転送方法及び実施例1の画面画像転送方法は、このようなPCの画面を1又は複数モニターして監視するPC画面監視システムに利用可能な方法である。
本実施例において、ネットワークを介して接続された録画サーバに画面の画像を転送してモニターされる対象となるパーソナルコンピュータを「録画PC」とする。
本発明の実施例1の画面画像転送方法は、ネットワークを介して録画サーバと接続された録画PCから録画サーバに画面画像を、所定の録画時間分まとめて転送する画面画像転送方法である。本発明の実施例1の画像復元方法は、本発明の実施例1の画面画像転送方法により録画サーバに収集された画像を録画サーバが編集して画像を復元する方法である。本発明の実施例1の画像復元方法によって復元された画像を録画サーバが保存し、録画サーバからモニターする側のユーザの端末に、ネットワークを介してモニターする録画PCの画像を送信しうる。
上記PC画面監視システムは、実施例1の画像復元方法によって復元された画像を圧縮して保存し、復元された画像を端末等に送信して、過去の画像の再生・巻戻し・早送りも行うものである。本実施例では、録画PCの画面の画像について、一定時間分ずつ、しかも差分画像を極めて小さいサイズとすることができるため、転送する情報量を最小限に減らすことができ、録画PCから録画サーバへの転送容量を少なくでき、現地に録画サーバを設置せずにクラウドサーバ等での録画PCの画面画像収集が可能となる。また、単純な録画PCの画面の画像収集に比べて、通信上のデータ量を減らすことができ、ネットワークへの負担が少ないことに加え、画像復元したときに解像度の高い画像でのモニターが可能となる。
本発明の実施例1の画面画像転送方法は、画像をブロック単位で圧縮・解凍する際に隣り合ったブロックの画像に影響を受けないというJPEGの特性を生かすことで、画像の劣化を最小限にとどめ、JPEGとすることですなわち圧縮がされるので、別途の圧縮工程を設けなくてすむこと、すなわち、どのようにデータ量を少なくするか、少なくなったデータをどう圧縮するかという問題をJPEGに収めることで今までの工程を失くすことができることを発見し、色数やデータの持ち方を変えずに差分をそのままJPEG画像にすることによって自動的に最短で差分データを作成でき、しかも高圧縮な状態になっているという状態を実現したものである。
図1は、本発明の画面画像転送方法の実施例1を利用するPC画面監視システムのシステム構成の一例を示す図である。LANやインターネット、Wi−Fi回線、3G/LTE回線、専用線等の通信網の組み合わせから構成されるネットワーク500上には、(1)モニター対象として、複数台の録画PC400A〜F、(2)録画PC400A〜Fにネットワーク500を介して接続され、録画PC400から画像データを取得し蓄積し端末に送信する録画サーバ100、(3)録画サーバ100にネットワーク500を介して接続され、録画サーバ100からの画像データを受信して表示する端末として、スマートフォンなどのモバイル端末200A、Bや、デスクトップPC(パーソナルコンピュータ)やノートPCなどの閲覧PC300A〜Cが接続されている。図1中では、録画PCで撮影された画像データの流れの例を点線矢印で図示している。なお、以下、モバイル端末と閲覧PCとをまとめるときは、「端末」又は「Viewer」という。
録画サーバ100は、モニター対象の録画PC400B〜Dとは、インターネットを含むネットワーク500を介して接続されている。本実施例では、録画サーバ100と同じ
LAN以外のネットワーク上にも、録画PC400A、E、Fのようにモニター対象の録画PCを設けることができる。録画サーバ100が接続されたLANとルータ600Aを介して接続されたインターネット網には、3G/LTE回線が接続され、またルータ600Cを介して別のLANが接続されている。録画PC400Bは、ルータ600Bと3G/LTE回線を介してインターネット網に接続されている。録画PC400C、Dは、録画サーバ100とは異なるLANに接続されている。図1は、録画PCや閲覧PCやモバイル端末を、録画サーバと複数のネットワークを介して接続した接続例を示すものであり、これに限定されない。本実施例では、録画PC400と録画サーバ100との通信は、セッションを確立してから通信を開始する信頼性の高いTCPで行う。
録画PCだけでなく、画像表示用の端末である閲覧PC300も、録画サーバ100と同じLAN内に存在する場合に限らず、インターネットやLANやWi-Fi回線等、複
数のネットワークを介して録画サーバ100と接続されていてもよい。画像表示用の端末であるモバイル端末200についても、LAN、インターネット、携帯電話用ネットワーク(Wi−Fi回線や3G/LTE回線等)等、複数のネットワークを介して録画サーバ100と接続されていてもよい。なお、LANとインターネット間や、録画PCとインターネット間は、ルータ600を介する。
1台の録画サーバ100は、複数台の録画PC400から、録画PC400のディスプレイ403に表示された画面の画像を連続して取得することができる。本実施例では、録画PC400側から所定のタイミングで画像データが録画サーバ100に転送されるため、通信が不通になったときに録画サーバ側で状況把握できないが、転送される情報量が小さくネットワークトラフィックにかかる負担は小さく、ルータのポート変更の必要がない。
なお、本実施例では、録画PCが起動状態となると、録画サーバと接続の認証処理を行うことにより録画PCが起動状態となったことを通知し、録画サーバがその応答で録画開始指示を録画PCに行うと、録画PCにおいて画面の画像の取得をし、あとは録画PCのタイマーによって所定間隔で画面の画像を取得する。本実施例では、録画PC内のタイマーで、一定間隔時間毎、例えば1秒、5秒などのタイミングで画像取得を行い、最初の1回でJPEGの圧縮全画面画像を作成する以外は全てJPEGの圧縮差分画像を作成し、所定の録画時間、例えば10分間など、を経過するまで繰り返したら、所定の録画時間分の圧縮全画面画像と圧縮差分画像をまとめて一つのファイルとして録画サーバに転送することを、繰り返す。JPEGに圧縮するとき、画質の劣化を0とすることが可能である。また、人の目の許す範囲でJPEGの圧縮率を上げることも可能である。
従来の画面画像転送方法を用いたPC画面監視システムでは、容量が大きかったり、圧縮工程が別途必要となったり、画質の劣化が生じたりしたが、本実施例では、パーソナルコンピュータのディスプレイの画面画像を、画質の劣化を防止し効率的に転送でき、処理を行うPCの負荷を低減することを可能とするので、容量が十分小さく、インターネット上、また、携帯端末等、3G/LTE回線上にもモニター対象となる録画PCを設けることができるため、自由度が非常に高くなる。
図2は、本発明の画面画像転送方法の実施例1における録画PCの構成図である。録画PC400は、キャッシュメモリであるメモリ402を伴うCPU401やデバイスドライバ等を有する制御・演算装置と、DRAM等の主記憶装置やハードディスク等の補助記憶装置を有する記憶装置410と、ネットワークインターフェース404等の通信制御装置や表示装置としてのディスプレイ403、キーボード405、マウス406等で構成される入出力装置とを備えている。記憶装置410には、蓄積フォルダ411や環境設定フォルダやプログラム413やオペレーティングシステム414が格納されている。プログ
ラム413は、通常、記憶装置410の補助記憶装置に格納されており、実行時には主記憶装置にロードされる。
蓄積フォルダ411は、画像を保存するフォルダであって、蓄積フォルダ411には、録画PCのディスプレイ403のスクリーンショットの撮影によって取得した全画面の全画像をJPEGで圧縮した圧縮全画面画像と、先に撮影した全画像と次に撮影した全画像との差分によって作成した画像集合体と、を蓄積する。環境設定フォルダには、画像集合体作成条件、撮影間隔条件、録画時間条件、圧縮率条件等が蓄積されている。
プログラム413には、画像録画・送信プログラム等、各種プログラムを含む。録画PC400は、録画サーバ100から画像要求を受けると、接続認証処理(アクティベーション)を行う。かかる認証でお互いに暗号化キー等を持ち合い、それをもって接続を行う。暗号化キー等が異なれば、接続自体できない。これにより無関係なサーバへ録画PCの情報が流出することを防止できる。
録画PC400は、本実施例では、録画PCが起動状態となると、録画サーバと接続の認証処理が開始され、これにより、録画サーバに、録画PCが起動状態となったことが通知され、録画サーバ100によって録画開始指示が行われると、録画PC400において、まず最初の画面の画像の取得を行い、あとは録画PCのタイマーによって一定間隔毎に画面の画像を取得し、所定のファイルを作成して録画サーバ100に送信する。
録画PC400は、CPU401が、画像録画・送信プログラム413をメモリ402にロードして実行することにより本実施例の画面画像転送方法を利用する監視方法における画像取得から編集保存、そして録画サーバへの送信までが可能なコンピュータの機能を実現する。CPU401は、通常のコンピュータに搭載する演算処理装置であり、各種プログラムを実行し、各種制御等を行う。
本実施例では、画像録画・送信プログラム413は、コンピュータに、(1)ネットワークを介して接続された録画サーバからの録画PCとの接続要求を受信する接続機能、(2)ディスプレイの画面に表示した全画面の画像データを一定間隔時間毎に取得する全画面画像取得機能、(3)所定の録画時間毎に全画面画像取得機能によって取得した全画面画像をJPEGに圧縮して圧縮全画面画像を作成して蓄積し、圧縮全画面画像を作成する毎に所定の録画時間経過までは圧縮全画面画像を作成せず次のステップに進む圧縮全画面画像作成機能、(4)全画面画像取得機能によって取得した全画面の画像データを画面領域の一端から縦横所定画素数であるブロック画像に分割する分割機能、(5)分割機能によって分割されたブロック画像毎に、連続する2つの時刻におけるブロック画像を比較し、差分の有無とそれぞれのブロックの連続数で差分の位置情報を示す位置情報データを作成する位置情報作成機能、(6)位置情報作成機能によって差分有とされたブロックを差分ブロックとし、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出機能、(7)差分ブロックのブロック画像を、並列数算出機能によって算出された並列ブロック数分の差分ブロックのブロック画像を横に並べる毎に下段に並べていくことを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像としてJPEGに圧縮して圧縮差分画像を作成して蓄積する圧縮差分画像作成機能、(8)所定の録画時間経過までは、全画面画像取得から圧縮差分画像作成までを繰り返すリピート機能、(9)圧縮全画面画像と所定の録画時間経過までに蓄積された前記圧縮差分画像と各位置情報データとを含む蓄積データファイルを作成してサーバに転送する蓄積画像転送機能、を実現させるためのプログラムである。
上述した一定間隔時間は、例えば、1秒、5秒等とすることができ、所定の録画時間は
、例えば、10分等とすることができる。したがって、圧縮全画面画像(Iフレーム)が作成されるのは、所定の録画時間の開始時、例えば10分毎であって、その間の一定間隔時間毎、例えば1秒毎に作成されるのは、圧縮差分画像(Jフレーム)である。本実施例では、所定の録画時間分まとめて、すなわち1枚の圧縮全画面画像と、多数の圧縮差分画像及び位置情報データを含む1つのファイルとして、蓄積データファイルが作成される。なお、蓄積データファイルには、ヘッダ等必要な情報が付加される。
本実施例においては、分割機能では、ブロック画像は縦8画素×横8画素とする。JPEGにおける最小の単位であり、したがって、情報量を最低限とすることと解像度を低下させないことを両立する。
本実施例では、位置情報作成機能は、さらに、それぞれのブロック画像についてハッシュ値を生成して比較し、算出された値が等しくないブロックを差分あり、算出された値が等しいブロックを差分なしとするものであって、位置情報データが、差分の有無を示す先頭の1ビットと差分の有無が同じである連続ブロック数を7ビット又は15ビットで示す1バイト又は2バイトのデータである。1バイトの場合は127まで連続数を表現でき、2バイトの場合は、32767まで連続数を表現できる。
それぞれのブロック画像についてハッシュ値を生成して比較する際、1つ前に取得した画像の縦8画素×横8画素(ドット又はピクセル)に対して、64ビットのハッシュ値(1)を生成する。次に今回取得した画像の縦8画素×横8画素(ドット又はピクセル)に対して、64ビットのハッシュ値(2)を生成する。ハッシュ値(1)とハッシュ値(2)とを比較して値が同じであれば、差分(変化)がないと判断し、ハッシュ値(1)とハッシュ値(2)とを比較して値が異なる場合は、差分(変化)があると判断する。
図3は、本発明の画面画像転送方法の実施例1における録画PCの差分画像作成のイメージ図である。1つ前に取得した画像(A画像)と今回取得した画像(B画像)についてそれぞれ縦8画素×横8画素のブロックに分割したうえで、A画像とB画像の同じ位置のブロックにおいて画像が異なるブロック(差分ブロック)のみを順番に並べる。並べるとき、全て並べて余白が最小となる矩形を形成させる。そのために横に並べる並列ブロック数を算出する。算出された並列ブロック数分の差分ブロックのブロック画像を横に並べる毎に所定画素数分、本実施例では、8画素分、下段に改行して並べて、すなわち、算出された並列ブロック数分毎に下段に並べていくことを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像としてJPEGに圧縮して圧縮差分画像を作成する。例えば、時刻t1における差分ブロックの数が11個であった場合、余白が最小となる矩形とするには、縦3個×横4個となるため、一つ目から4つ目までを1段目に左から順に並べ、5つ目から8つ目までをその下の2段目、9つ目から11個目までを3段目で左から順に並べる。三段目の一番右側が余白の空白となる。したがって、差分ブロックと余白で縦24画素×横32画素の一つの画像集合体を1つの画像としてJPEGに圧縮する。縦8画素×横8画素というJPEGの最小単位を用いるため、解凍した際に、隣り合ったブロックに影響されず元の差分ブロックを得ることができる。
元の差分ブロックが得られても、どの位置のブロックか分からないと元の画像にならないため、録画サーバに転送する際、それぞれの画像集合体に対して位置情報を付加してある。例えば、1バイトの場合、ブロックが差分(変化)なし120、差分(変化)あり300となったとき、差分ありを1、差分なしを2として、位置情報は、0:120、1:300であるので、差分の有無を先頭のビットとして、ビットで表現すると、01111000(1つめの位置情報:変化なし(0)が120)、11111111(2つ目の位置情報:変化あり(1)が127個)、11111111(3つ目の位置情報:変化あり(1)が127個)、10101110(4つ目の位置情報:変化あり(1)が46個(=
300-127-127))となる。2バイトにした場合、管理できる数を増やすことができる。
録画PCと録画サーバとの接続はTCP/IP方式で行い、録画PCを特定するため、録画サーバ側で設定したユーザIDとパスワードで認証を行ってからカメラ画像の撮影等の要求を行う。認証は、録画サーバ上の認証用データベースによる認証が好ましい。
録画サーバが録画PCと同じLAN上になくてもルータを介してネットワークで繋がっていれば、録画サーバのIPアドレス、ポート番号に、録画PCから接続する。
図4は、本発明の画面画像転送方法の実施例1における録画サーバの構成図である。録画サーバ100は、キャッシュメモリであるメモリ102を伴うCPU101やデバイスドライバ等を有する制御・演算装置と、DRAM等の主記憶装置やハードディスク等の補助記憶装置を有する記憶装置110と、ネットワークインターフェース104等の通信制御装置や表示装置としてのディスプレイ103、キーボード105、マウス106等で構成される入出力装置とを備えている。記憶装置110には、蓄積フォルダ111と一次映像フォルダ115と二次映像フォルダ112とプログラム113と認証用データベースと環境設定フォルダ等の他、オペレーティングシステム114が格納されている。プログラム113は、通常、記憶装置110の補助記憶装置に格納されており、実行時には主記憶装置にロードされる。
蓄積フォルダ111は、画像を保存するフォルダであって、蓄積フォルダ111には、録画PC400から取得した、圧縮全画面画像と圧縮差分画像とを含む蓄積データファイルを蓄積し、一次映像フォルダ115には、蓄積フォルダ111に蓄積された圧縮全画面画像と圧縮差分画像から復元した全画面画像で構成される全画像のみからなる動画、すなわち全てIフレームのみからなる動画を一次映像データとして蓄積し、二次映像フォルダには、一次映像フォルダ115内に蓄積された一定時間分の一次映像データを、動画圧縮変換して二次映像データとして蓄積する。
圧縮差分画像から全画面画像を復元する方法は、例えば、図3のB画像を復元する場合、画像集合体に付加された位置情報の1つ目(01111000)から、変化なしのブロック数(120個)分について、ひとつ前の画像(図3ではA画像)の左上から同数(120個)のブロック画像とし、次に位置情報の2つ目から4つ目(11111111、11111111、10101110)から、変化ありのブロック数(300個)分については、画像集合体の左上から順に同数(300個)のブロック画像とする。次に、5つ目以降の、0から始まる連続した1又は複数の位置情報から、変化なしのブロック数(仮に100個とする)分について、A画像における421個目のブロック画像から同数(100個)のブロック画像とし、次に1から始まる連続した1又は複数の位置情報から、変化ありのブロック数(仮に50個とする)分について、画像集合体の左上から301個目のブロック画像から同数(50個)のブロック画像とする。これを繰り返してB画像を復元する。PC画面は、光の揺らぎや風などが吹く自然環境のカメラ画像と異なり、画面内で変化のある部分が小さいことが多いので、画像集合体は極めて小さい容量とすることができる。
図5は、本発明の画面画像転送方法の実施例1のフローにおける録画PCから録画サーバまでの転送方法と録画サーバでの保存方法の説明図である。図5において、圧縮全画面画像をIフレーム、圧縮差分画像をJフレームとして表現している。二次映像データに動画圧縮変換する際は、Iフレームを減らし、例えば、1つのファイルにまとめて転送される録画時間を10分として、10分当たり3枚程度まで減らし、Pフレームのほか、Bフレームを多く挿入して、劣化せずに容量を削減する。その場合、録画PCから録画サーバ
へ転送するJフレームの数は、Jフレームの撮影間隔は1秒毎であるので、10分当たり、599枚となる。一次映像データでは全てIフレームとするので、録画時間10分で、Iフレームが600枚となる。録画時間10分で、二次映像データでは、例えば、Iフレーム3枚、Pフレーム197枚、Bフレーム400枚のように圧縮できる。
プログラム113には、収集・編集プログラムや送信プログラム等、各種プログラムを含む。認証用データベースには、ID、パスワード、各画面PC400、701やモバイル端末200や閲覧PC300の接続端末を個体識別情報(UID)として蓄積している。本実施例では、録画サーバ100は、録画サーバと端末が一体となっており、自ら画像を表示する端末の役割も果たすため、また、メンテナンスや管理のため、ディスプレイ103、また入力手段としてのキーボード105やマウス106を有している。録画サーバで録画PCの画像の再生を要しない場合は、画像表示装置としての端末機能はなくてもよい。環境設定フォルダには、各録画PCとの認証条件、一次映像データや二次映像データの作成間隔、圧縮条件等が蓄積されている。録画サーバ100は、設置型のサーバであるが、クラウドサーバであってもよい。
録画PC400は、録画サーバ100に接続し、その通信の応答により、画像要求された場合に画像の送信が行われる。録画PCのタイマーは、画像の送信(1秒、5秒、10分など)の間隔で設置される。
録画サーバ100は、CPU101が、収集・編集プログラムをメモリ102にロードして実行することにより本実施例の画面画像転送方法を利用するPC画面監視方法における録画PCからの画像取得から編集保存までが可能なコンピュータの機能を実現する。録画サーバ100は、CPU101が、送信プログラムをメモリ102にロードして実行することにより端末への画像送出処理が可能なコンピュータの機能を実現する。CPU101は、通常のコンピュータに搭載する演算処理装置であり、各種プログラムを実行し、各種制御等を行う。
録画サーバ100は、1台のサーバとする他、複数の録画サーバからなるサーバ群であってもよい。例えば、二次映像フォルダについて、一定期間(例えば24時間)経過後の二次映像データについては、保存先を、圧縮全画面画像と圧縮差分画像を取得する録画サーバと別の録画サーバに設けた二次映像フォルダとしてもよい。頻繁には再生しない過去の保存データを別にすることで、さらに多くの台数の録画PCを同一ネットワーク上で監視可能となる。
収集・編集プログラムは、コンピュータに、(1)録画PCとの接続を行う録画PC接続機能、(2)接続した録画PCから転送される蓄積データファイルを録画サーバに受信させる画像取得機能、(3)録画PCから取得した蓄積データファイルを蓄積フォルダに蓄積する蓄積機能、(4)蓄積された蓄積データファイルに含まれる圧縮差分画像それぞれから画像集合体を復元して差分ブロックのブロック画像を復元する差分ブロック復元機能、(5)1つ前の時刻の全画面画像に、差分ブロックのブロック画像を位置情報データに基づいて配置して、次の時刻の全画面画像を作成することを圧縮差分画像全てについて行う全画面画像復元機能、(6)復元した全画面画像の集合から蓄積データファイル単位で1つの動画とした一次映像データを作成して一次映像データフォルダに保存する一次映像データ保存機能を実現させるためのプログラムである。
本実施例では、収集・編集プログラムは、より好ましい態様として、さらに、コンピュータに、一次映像データを、一定時間分(例えば10分分)毎に結合させタイムスタンプを付して動画形式で圧縮した、すなわち一次映像データを最適化した、二次映像データに変換する二次映像データ作成機能をも実現させるためのプログラムである。一次映像デー
タは、全て全画像(Iフレーム(イントラフレーム))であり、二次映像データは、動画形式に圧縮し、例えば、Iフレームを10分当たり3枚程度の割合とし、Pフレーム(予測インターフレーム)だけでなくBフレーム(双方向予測インターフレーム)を組み合わせて挿入し、劣化せずに容量を削減する。本実施例では、未来のIフレームを参照することができるので、Bフレームを挿入できる。Bフレームは前後比較差分であるので、Pフレームよりも小さくなる。
本実施例においては、送信プログラムは、コンピュータに、端末との接続を行う端末接続機能、端末に録画PC一覧を表示して端末からの録画PCの選択を受け付ける画像選択受付機能、選択された録画PCについて二次映像データの画像を端末に送信する再生画像送信機能、端末より再生画像からの巻戻しや早送りの要求を受け付ける再生画像巻戻し・早送り受付機能、巻戻し・早送り要求毎に、端末に前回送信した画像より一定時間分(例えば1秒分)過去又は未来の時点の二次映像データを抽出して巻戻し画像又は早送り画像として端末に送信する巻戻し・早送り画像送信機能をも実現させるためのプログラムである。なお、二次映像データと同様にして一次映像データの画像を端末に送信して、再生、巻戻し、早送りを行うこともできる。
本実施例では、端末200、300と録画サーバ100との接続もTCP/IP方式で行い、ユーザIDとパスワードで認証を行って、端末が録画サーバに登録してある端末であることを確認してから画像送信を行う。認証は、録画サーバ上の認証用データベースによる認証が好ましい。
録画サーバが端末と同じLAN上になくてもルータを介してネットワークで繋がっていれば、録画サーバのIPアドレス、ポート番号に、端末から接続する。端末の接続には、端末認証時に登録したUIDを利用して端末の認証を行う。
録画サーバ100は、モバイル端末200の接続開始時にUIDを用いた端末固有情報を元に端末を特定するため、ユーザIDとパスワードの認証及び端末固有情報の一致により画像表示を可能とする。
図6は、本発明の画面画像転送方法の実施例1における端末(モバイル)の構成図である。モバイル端末200は、メモリ202を伴うCPU201やデバイスドライバ等を有する制御・演算装置と、記憶装置210、データの送受信等を行う通信制御装置、表示装置としてのディスプレイ203、操作ボタンあるいはタッチパネル等の入出力装置を備えている。記憶装置210には、画像表示プログラム213やオペレーティングシステム214が格納されている。モバイル端末200は、例えばスマートフォン等の携帯電話等であり、CPU201が画像表示プログラム213をメモリ202にロードして実行することにより本発明の画像表示が可能なコンピュータの機能を実現する。CPU201は、通常のモバイル端末に搭載する演算処理装置であり、各種プログラムを実行し、各種制御等を行う。
図7は、本発明の画面画像転送方法の実施例1における端末(PC)の構成図である。閲覧PC300は、メモリ302を伴うCPU301やデバイスドライバ等を有する制御・演算装置と、DRAM等の主記憶装置やハードディスク等の補助記憶装置を有する記憶装置310と、ネットワークインターフェース304等の通信制御装置や表示装置としてのディスプレイ303、キーボード305、マウス306等で構成される入出力装置とを備えている。記憶装置310には、画像表示プログラム313やオペレーティングシステム314が格納されている。閲覧PC300は、例えばデスクトップPCやノートPC、タブレット端末等であり、CPU301が画像表示プログラム313をメモリ302にロードして実行することにより本発明の画像表示が可能なコンピュータの機能を実現する。
CPU301は、通常のPCに搭載する演算処理装置であり、各種プログラムを実行し、各種制御等を行う。
画像表示プログラムは、コンピュータに、録画サーバとの接続を行う録画サーバ接続機能、録画サーバから送信された画像を表示する画像表示機能を実現させるためのプログラムである。
画像表示プログラムは、より好ましい態様として、さらに、コンピュータに、再生画像表示中に、巻戻し要求の入力を受け付け、巻戻し画像を録画サーバに要求する巻戻し開始要求機能、巻戻し画像表示中に、再生画像の要求間隔より短い一定時間(例えば0.2秒)毎に、巻戻し画像を録画サーバに要求する巻戻し継続要求機能、巻戻し画像表示中に、ユーザからの早送り要求の入力を受け付け、早送り画像を録画サーバに要求する巻戻し画像早送り開始要求機能、早送り画像表示中に、再生画像の要求間隔より短い一定時間(例えば0.2秒)毎に、早送り画像を録画サーバに要求する巻戻し画像早送り継続要求機能をも実現させるためのプログラムである。
本実施例においては、録画サーバ100と閲覧PC300と録画PC400とは、ともにパーソナルコンピュータとして構成され、通常のパーソナルコンピュータが有するクロック機能等を備えている。モバイル端末200もクロック機能等を備えている。
実施例1における録画PC400は、ネットワークを介して録画サーバ100と接続されたパーソナルコンピュータであって、(1)録画サーバ100からの録画PCとの接続要求を受信する接続手段、(2)ディスプレイ403の画面に表示した全画面の画像データを一定間隔時間毎に取得する全画面画像取得手段、(3)所定の録画時間毎に全画面画像取得手段によって取得した全画面画像をJPEGに圧縮して圧縮全画面画像を作成して蓄積し、圧縮全画面画像を作成する毎に所定の録画時間経過までは圧縮全画面画像を作成せず次のステップに進む圧縮全画面画像作成手段、(4)全画面画像取得手段によって取得した全画面の画像データを画面領域の一端から縦横所定画素数であるブロック画像に分割する分割手段、(5)分割手段によって分割されたブロック画像毎に、連続する2つの時刻におけるブロック画像を比較し、差分の有無とそれぞれのブロックの連続数で差分の位置情報を示す位置情報データを作成する位置情報作成手段、(6)位置情報作成手段によって差分有とされたブロックを差分ブロックとし、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出手段、(7)差分ブロックのブロック画像を、並列数算出手段によって算出された並列ブロック数分の差分ブロックのブロック画像を横に並べる毎に下段に並べていくことを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像としてJPEGに圧縮して圧縮差分画像を作成して蓄積する圧縮差分画像作成手段、(8)所定の録画時間経過までは、全画面画像取得から圧縮差分画像作成までを繰り返すリピート手段、(9)圧縮全画面画像と所定の録画時間経過までに蓄積された圧縮差分画像と各位置情報データとを含む蓄積データファイルを作成してサーバに転送する蓄積画像転送手段、を設けてある。
録画PC400は、前述のハードウェア構成と画像録画・送信プログラムによって、(1)〜(9)の手段として機能する。
実施例1における録画サーバ100は、(1)録画PCとの接続を行う録画PC接続手段、(2)接続した録画PCから転送される蓄積データファイルを録画サーバ100に受信させる画像取得手段、(3)録画PC400から取得した蓄積データファイルを蓄積フォルダ111に蓄積する蓄積手段、(4)蓄積された蓄積データファイルに含まれる圧縮差分画像それぞれから画像集合体を復元して差分ブロックのブロック画像を復元する差分
ブロック復元手段、(5)1つ前の時刻の全画面画像に、差分ブロックのブロック画像を位置情報データに基づいて配置して、次の時刻の全画面画像を作成することを圧縮差分画像全てについて行う全画面画像復元手段、(6)復元した全画面画像の集合から蓄積データファイル単位で1つの動画とした一次映像データを作成して一次映像データフォルダ115に保存する一次映像データ保存手段を設けてある。
録画サーバ100は、前述のハードウェア構成と収集・編集プログラムによって、(1)〜(6)の手段として機能する。また、録画サーバ100は、前述のハードウェア構成と送信プログラムによって、端末への再生画像や巻戻し再生や早送り再生の画像の送信手段として機能する。
また、端末200、300に、(1)録画サーバ100との接続を行う録画サーバ接続手段、(2)録画サーバ100から送信された画像を表示する画像表示手段、(3)再生画像表示中に、巻戻し要求の入力を受け付け、巻戻し画像を録画サーバに要求する巻戻し開始要求手段、(4)巻戻し画像表示中に、再生画像の要求間隔より短い一定時間(例えば0.2秒)毎に、巻戻し画像を録画サーバに要求する巻戻し継続要求手段、(5)巻戻し画像表示中に、ユーザからの早送り要求の入力を受け付け、早送り画像を録画サーバに要求する巻戻し画像早送り開始要求手段、(6)早送り画像表示中に、再生画像の要求間隔より短い一定時間(例えば0.2秒)毎に、早送り画像を録画サーバに要求する巻戻し画像早送り継続要求手段を設けてある。端末は、前述のハードウェア構成と画像表示プログラム213、313によって、(1)〜(6)の手段として機能する。
なお、全画像(Iフレーム)のみで作成された一次映像データは、一定時間毎に録画サーバで二次映像データに変換されているので、端末は、録画して10分後等、短期間での再生、巻戻し再生、早送り再生の他、1日以上経過した過去の録画PCの画面の画像の再生や、巻戻し、早送りも可能である。録画PCから録画サーバへの転送時のデータ量が小さいにもかかわらず、再生画像、巻戻し画像、早送り画像は、全てIフレームであり、動画として再生した際に高画質である。頻繁には使用しない、二次映像データ作成単位以上に過去分の再生や早送り巻戻しは、圧縮変換した動画ファイルである二次映像データを使用するため、動画ながら保存に要するデータ量が小さくて済む。
上述した録画PCと録画サーバと端末とによって構成されるPC画面監視システムは、実施例1の画面画像転送方法と、実施例1の画像復元方法を実現するシステムであり、PC画面の差分をJPEG単位で検出して、その差分で別画像を生成したうえで画像の転送を行うことで、転送容量を少なくできる。圧縮処理を行う録画PCへの負担も小さく、録画PCから録画サーバへの送信データ量が小さく、ローカル環境以外に録画PCを設けてもデータ遅延等の問題が生じにくく、また、録画サーバから端末への送信データ量も小さく、解像度が高く高画質ながらネットワークにかかる負荷が小さい監視システムを実現できる。すなわち、パーソナルコンピュータのディスプレイの画面画像を、画質の劣化を防止し効率的に転送でき、処理を行うPCの負荷を低減することを可能とする。ネットワーク上に同時に流れるデータ量が少なくなるので、一般のインターネット回線などを通じてPC画面の画像を録画サーバに流すことができ、また、一般のインターネット回線などにも、PC画面の情報を流すことができる。さらに、インターネット回線(WAN)越しのクラウドサーバでのデータ蓄積を可能にする。
{手順}
本発明の画面画像転送方法の実施例1の手順について図を用いて具体的に説明する。本手順では、上述した録画PCと録画サーバと端末とによって構成されるPC画面監視システムを使用する。
図8は、本発明の画面画像転送方法の実施例1における録画PCの画面撮影から録画サーバでの蓄積までの手順概要を示すフロー図である。
録画PCは、TCP/IP方式で録画サーバに接続を要求する。録画PCは1又は複数台で構成され、各録画PCは、録画サーバとユーザID及びパスワードで認証を行う。録画サーバは、録画PCからの接続応答を受けて、認証用データベースを参照して認証に成功すると、接続状態となる。
本実施例の画面画像転送方法では、録画PCを起動状態となると、録画PCは上述した録画サーバと接続の認証処理を行い、録画サーバから録画PCへの録画開始要求を行った後、録画PCが、ディスプレイの画面に表示した全画面の画像データを取得し、取得した全画面画像をJPEGに圧縮して圧縮全画面画像を作成して蓄積する。圧縮全画面画像の作成は、所定の録画時間毎、例えば10分ごとである。
圧縮全画面画像の作成後、一定間隔時間(例えば1秒あるいは5秒)毎に、ディスプレイの画面に表示した全画面の画像データを取得して圧縮差分画像を作成することを、所定の録画時間(例えば10分)経過まで繰り返す。例えば録画時間が10分(600秒)、間隔時間が1秒であった場合、最初の1枚が圧縮全画面画像で、圧縮差分画像は最大で599枚となる。差分がなかった場合、その時刻分については画像集合体がないため圧縮差分画像はない。
上述した1枚の圧縮全画面画像と、圧縮差分画像(上記ケースにおいては最大599枚)と、圧縮差分画像毎の位置情報データとを含む蓄積データファイルを作成して録画サーバに転送する。
所定の録画時間経過後、また、録画PCが、ディスプレイの画面に表示した全画面の画像データを取得し、圧縮全画面画像を作成して蓄積し、一定間隔時間毎に、ディスプレイの画面に表示した全画面の画像データを取得して圧縮差分画像を作成して蓄積し、その後、蓄積データファイルを作成して録画サーバに転送することを繰り返す。
圧縮差分画像の作成には、取得した全画面の画像データを画面領域の一端から縦横所定画素数であるブロック画像に分割し、分割されたブロック画像毎に、連続する2つの時刻におけるブロック画像を比較し、差分の有無とそれぞれのブロックの連続数で差分の位置情報を示す位置情報データを作成し、差分ありとされたブロックを差分ブロックとし、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出し、差分ブロックのブロック画像を、算出された並列ブロック数分の差分ブロックのブロック画像を横に並べる毎に下段に並べていくことを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像としてJPEGに圧縮して圧縮差分画像を作成する。
すなわち、本実施例においては、(1)ネットワークを介してサーバと接続されたパーソナルコンピュータが、ディスプレイの画面に表示した全画面の画像データを一定間隔時間毎に取得する全画面画像取得ステップ、(2)所定の録画時間毎に全画面画像取得ステップで取得した全画面画像をJPEGに圧縮して圧縮全画面画像を作成して蓄積し、圧縮全画面画像を作成する毎に所定の録画時間経過までは圧縮全画面画像を作成せず次のステップに進む圧縮全画面画像作成ステップ、(3)全画面画像取得ステップで取得した全画面の画像データを画面領域の一端から縦横所定画素数であるブロック画像に分割する分割ステップ、(4)分割ステップで分割されたブロック画像毎に、連続する2つの時刻におけるブロック画像を比較し、差分の有無とそれぞれのブロックの連続数で差分の位置情報を示す位置情報データを作成する位置情報作成ステップ、(5)位置情報作成ステップで
差分ありとされたブロックを差分ブロックとし、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出ステップ、(6)差分ブロックのブロック画像を、並列数算出ステップで算出された並列ブロック数分の前記差分ブロックのブロック画像を横に並べる毎に下段に並べていくことを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像としてJPEGに圧縮して圧縮差分画像を作成して蓄積する圧縮差分画像作成ステップ、(7)(1)から(6)の各ステップを所定の録画時間経過まで繰り返し、(8)その後、圧縮全画面画像と所定の録画時間経過までに蓄積された前記圧縮差分画像と各位置情報データとを含む蓄積データファイルを作成してサーバに転送する蓄積画像転送ステップを含む。(1)から(8)のステップは、録画PCの電源が切れるか録画サーバとの接続が切れるまで連続して行う。
本実施例では、分割ステップにおいて、ブロック画像は、縦8画素×横8画素である。また、位置情報作成ステップにおいて、連続する2つの時刻におけるブロック画像の比較は、それぞれのブロック画像についてハッシュ値を生成して比較し、算出された値が等しくないブロックを差分あり、算出された値が等しいブロックを差分なしとするものであって、位置情報データが、差分の有無を示す先頭の1ビットと差分の有無が同じである連続ブロック数を7ビット又は15ビットで示す1バイト又は2バイトのデータである。
JPEGでは、画像を縦8画素×横8画素の固定サイズのブロックに分割し、そのブロック単位で、離散コサイン変換(DCT:discrete cosine transform)を用いて変換し、量子化によって情報量を落とし、圧縮が行われる。JPEG以外の一般的画像をそのまま量子化すると大きな画質劣化が生じるが、JPEG化による圧縮では、元の画像の性質を残したまま量子化が可能とされている。すなわち、JPEGは、どんな大きな画像であっても、固定サイズのブロックに分割され各ブロックごとに圧縮がされ、ブロック単位に全く異なる画像が隣り合っていても影響を受けることがない。本実施例では、このJPEG特性を用いてJPEGの圧縮利用をする。本実施例では、差分の抽出から圧縮、復元展開に至るまでをJPEGのブロックサイズを基準とすることで、最小の容量で差分情報を管理し、処理を行うPCの負荷を最小限にする。
位置情報は、ビット配列の他、座標管理でもよい。画像集合体をそのままJPEG圧縮することで、高速に最小のCPU負荷でJPEG画像を生成すなわち圧縮する。
画像録画・送信プログラムを有するPC画面監視システムのプログラムは、これらのステップをコンピュータに実行させるものである。
録画サーバは、録画PCから画像を取得すると、画像復元を行う。まずは、蓄積データファイルの有無を判断し、蓄積データファイルがなかった場合、録画時間経過までスリープしてかかる判断を繰り返し、蓄積データファイルがあった場合、圧縮差分画像から画像集合体を復元して差分ブロックのブロック画像を復元する差分ブロック復元ステップ、次に、1つ前の時刻の全画面画像に、差分ブロックのブロック画像を位置情報データに基づいて配置して、次の時刻の全画面画像を作成することを所定の録画時間分まで繰り返す全画面画像復元ステップを行う。
復元された画像は全て全画面画像(Iフレーム)であるので録画時間単位のIフレームのみからなる動画の一次映像データとして一次映像フォルダに蓄積する。その後、一次映像データを動画圧縮変換して時に二次映像データを作成して二次映像フォルダに蓄積する。二次映像データは、具体的にはIフレームを減らしてPフレームとBフレームを含むH.264形式の圧縮動画となる。
本実施例は、管理等のための録画PC監視システムに利用できる画面画像転送方法であって、撮影したPC画面の画像をサーバに転送し、蓄積させる。録画サーバに転送されたデータは、上述した画像復元方法により、端末で表示できる画像に復元される。JPEG圧縮された圧縮差分画像は、前の時刻の全画像にビット配列又は座標情報をもとに差分ブロックを配置し、差分ブロックを全て配置し終わると、次の時刻の全画像となる。
{効果}
本実施例によれば、パーソナルコンピュータのディスプレイの画面画像を、画質の劣化を防止し効率的に転送でき、処理を行うPCの負荷を低減することを可能とする。
また、画像の劣化を最小限にとどめ、JPEGとすることですなわち圧縮がされるので、別途の圧縮工程を設けなくてすむ。色数やデータの持ち方を変えずに差分をそのままJPEG画像にすることによって自動的に最短で差分データを作成でき、しかも高圧縮な状態にすることができる。
図9は、本発明の画面画像転送方法の実施例2における録画PCの画面撮影から録画サーバでの蓄積までの手順概要を示すフロー図である。実施例2の画面画像転送方法及び画像復元方法では、下記以外の点は、上述した実施例1と同様である。
本実施例では、所定の録画時間分まとめて録画PCから録画サーバに転送するのではなく、録画PC内のタイマーで、一定間隔時間毎、例えば1秒、5秒などのタイミングで画像取得を行い、録画サーバから画像要求があって最初の1回で圧縮全画面画像を作成する以外は圧縮差分画像を作成し、圧縮全画面画像を含む全画面データファイルでも圧縮差分画像及び位置情報データを含む差分データファイルでも、作成したらそれぞれ録画サーバに転送し、転送した画像を削除するというステップを繰り返す。なお、全画面データファイル、差分データファイルには、それぞれ、ヘッダ等必要な情報が付加される。圧縮全画面画像が作成されるのは、所定の録画時間の開始時であって、その間の一定間隔時間毎に作成されるのは、圧縮差分画像である点は実施例1と同じである。
本実施例においては、(1)ネットワークを介してサーバと接続されたパーソナルコンピュータが、ディスプレイの画面に表示した全画面の画像データを一定間隔時間毎に取得する全画面画像取得ステップ、(2)所定の録画時間毎に全画面画像取得ステップで取得した全画面画像をJPEGに圧縮して圧縮全画面画像を作成して蓄積し、圧縮全画面画像を作成する毎に所定の録画時間経過までは圧縮全画面画像を作成せず次のステップに進む圧縮全画面画像作成ステップ、(3)全画面画像作成ステップで作成した圧縮全画面画像を含む全画面データファイルを作成してサーバに転送する全画面画像転送ステップ、(4)全画面画像取得ステップで取得した全画面の画像データを画面領域の一端から縦横所定画素数であるブロック画像に分割する分割ステップ、(5)分割ステップで分割されたブロック画像毎に、連続する2つの時刻におけるブロック画像を比較し、差分の有無とそれぞれのブロックの連続数で差分の位置情報を示す位置情報データを作成する位置情報作成ステップ、(6)位置情報作成ステップで差分ありとされたブロックを差分ブロックとし、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出ステップ、(7)差分ブロックのブロック画像を、並列数算出ステップで算出された並列ブロック数分の前記差分ブロックのブロック画像を横に並べる毎に下段に並べていくことを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像としてJPEGに圧縮して圧縮差分画像を作成して蓄積する圧縮差分画像作成ステップ、(8)圧縮差分画像と各位置情報データとを含む差分データファイルを作成してサーバに転送する差分画像転送ステップを含む。(1)から(8)のステップは、録画PCの電源が切れるか録画サー
バとの接続が切れるまで連続して行う。
本実施例においては、録画PCの画像録画・送信プログラム413は、実施例1の画面画像転送方法における画像録画・送信プログラムとほぼ同じであるが、コンピュータに、全画面画像作成機能で作成した圧縮全画面画像を含む全画面データファイルを作成してサーバに転送する全画面画像転送機能をも実現させ、蓄積画像転送機能の代わりに、圧縮差分画像と各位置情報データとを含む差分データファイルを作成してサーバに転送する差分画像転送機能、を実現させるためのプログラムである点が異なる。
実施例1における録画PC400は、実施例1の画面画像転送方法における録画PCとほぼ同じであるが、全画面画像作成手段で作成した圧縮全画面画像を含む全画面データファイルを作成してサーバに転送する全画面画像転送手段をも設けてあり、蓄積画像転送手段の代わりに、圧縮差分画像と各位置情報データとを含む差分データファイルを作成してサーバに転送する差分画像転送手段、を設けてある点が異なる。
本実施例では、録画PCの画面の静止画像の差分画像を所定の方法で圧縮して転送することにより、情報量を最小限に減らすことができ、録画PCから録画サーバへの転送容量を少なくでき、現地に録画サーバを設置せずにクラウドサーバ等での録画PCの画面画像収集が可能となる。また、単純な録画PCの画面の画像収集に比べて、通信上のデータ量を減らすことができ、ネットワークへの負担が少ないことに加え、画像復元したときに解像度の高い画像でのモニターが可能となる。なお、差分をリアルタイムに転送する上述した実施例2に蓄積してから転送する上述した実施例1を組み合わせて複合した画像転送方法としてもよい。
本実施例においては、録画サーバ100の収集・編集プログラムは、コンピュータに、(1)録画PCとの接続を行う録画PC接続機能、(2)接続した録画PCから転送される全画面データファイル及び差分データファイルを録画サーバに受信させる画像取得機能、(3)録画PCから取得した全画面データファイル及び差分データファイルを蓄積フォルダに蓄積する蓄積機能、(4)蓄積された差分データファイルに含まれる圧縮差分画像それぞれから画像集合体を復元して差分ブロックのブロック画像を復元する差分ブロック復元機能、(5)1つ前の時刻の全画面画像に、差分ブロックのブロック画像を位置情報データに基づいて配置して、次の時刻の全画面画像を作成することを圧縮差分画像全てについて行う全画面画像復元機能、(6)復元した全画面画像をメモリに展開し、復元した全画面画像の集合から所定の録画時間単位で1つの動画とした一次映像データを作成して一次映像データフォルダに保存する一次映像データ保存機能を実現させるためのプログラムである。さらに、本実施例では、収集・編集プログラムは、上述した実施例1と同様に一次映像データを最適化し、二次映像データを作成して二次映像データフォルダに保存する二次映像データ保存機能をも実現させるためのプログラムである。
蓄積フォルダ111には、録画PC400から取得した、圧縮全画面画像を含む全画面データファイルや圧縮差分画像を含む差分データファイルを蓄積し、一次映像フォルダ115には、蓄積フォルダ111に蓄積された圧縮全画面画像と圧縮差分画像から復元した全画面画像で構成される全画像のみからなる動画、すなわち全てIフレームのみからなる動画を一次映像データとして蓄積する。一次映像データは全て1枚絵(全画像)であるため、再生時に非常に簡単に処理が組める。本実施例によれば、モニターする側の端末にリアルタイムで動画として送信できるので、利便性が高い。また、二次映像フォルダには、一次映像フォルダ115内に蓄積された一定時間分の一次映像データを、動画圧縮変換して二次映像データとして蓄積する。二次映像データに動画圧縮変換する際は、Iフレームを減らし、例えば10分当たり3枚程度まで減らし、Pフレームのほか、Bフレームを多く挿入して、劣化せずに容量を削減する。
上記PC画面監視システムは、実施例1の画像復元方法によって復元された画像を端末等に送信して、ライブ画像の再生・巻戻し・早送りもリライブ再生も行うものである。また、上記監視カメラシステムは、復元された画像を圧縮して保存し、画像を端末等に送信して、過去の画像の再生・巻戻し・早送りも行うものである。
本実施例においては、送信プログラムは、コンピュータに、端末との接続を行う端末接続機能、端末に録画PC一覧を表示して端末からの録画PCの選択を受け付ける画像選択受付機能、選択された録画PCについて一次映像データの画像をライブ画像として端末に送信するライブ画像送信機能、端末よりライブ画像からの巻戻し要求を受け付けるライブ画像巻戻し受付機能、巻戻し要求毎に、端末に前回送信した画像より一定時間分(例えば1秒分)過去の時点の一次映像データを抽出して巻戻しライブ画像として端末に送信する巻戻しライブ画像送信機能、端末より巻戻しライブ画像からの早送り要求を受け付ける巻戻しライブ画像早送り受付機能、早送り要求毎に、現時点の画像に達するまでは、端末に前回送信した画像より一定時間分(例えば1秒分)未来の時点の一次映像データを抽出して早送りライブ画像として端末に送信する早送りライブ画像送信機能をも実現させるためのプログラムである。「現時点の画像」とは、録画PCから取得した最新の画像を意味する。したがって、現時点の画像は、録画PCからの画像が録画サーバに入力される度に、新しい画像に変わる。
送信プログラムは、さらに、コンピュータに、端末より巻戻しライブ画像からのリライブ画像要求を受け付けるリライブ画像受付機能、リライブ画像要求毎に、端末に前回送信した画像より一定時間分、詳細には、録画PC400から録画サーバ100への画像取得間隔分、未来の時点の一次映像データを抽出して早送りライブ画像として端末に送信するリライブ画像送信機能をも実現させるためのプログラムである。なお、ここで「リライブ画像」は、ライブ画像から過去へ巻き戻しての再生画像を指す。二次映像データを利用した再生・巻戻し・早送りは上述した実施例1と同様である。
本実施例によれば、パーソナルコンピュータのディスプレイの画面画像を、画質の劣化を防止し効率的に転送でき、処理を行うPCの負荷を低減することを可能とする。また、実施例1よりも情報量は大きくなるが、リアルタイムでの監視にも適する。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、その発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々と変形実施が可能である。また、上記各実施の形態の構成要素を発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせることができる。
100 録画サーバ
101 CPU
102 メモリ
103 ディスプレイ
104 ネットワークインターフェース
105 キーボード
106 マウス
110 記憶装置
111 蓄積フォルダ
112 二次映像フォルダ
113 プログラム
114 オペレーティングシステム
115 一次映像フォルダ
200 モバイル端末
201 CPU
202 メモリ
203 ディスプレイ
210 記憶装置
213 画像表示プログラム
214 オペレーティングシステム
300 閲覧PC
301 CPU
302 メモリ
303 ディスプレイ
304 ネットワークインターフェース
305 キーボード
306 マウス
310 記憶装置
313 画像表示プログラム
314 オペレーティングシステム
400 録画PC
401 CPU
402 メモリ
403 ディスプレイ
404 ネットワークインターフェース
405 キーボード
406 マウス
410 記憶装置
411 蓄積フォルダ
413 画像録画・送信プログラム
414 オペレーティングシステム
500 ネットワーク
600 ルータ

Claims (11)

  1. ネットワークを介して画像復元装置と接続された端末装置が、ディスプレイの画面に表示した全画面の画像データを一定間隔時間毎に取得する全画面画像取得ステップ、
    所定の録画時間毎に前記全画面画像取得ステップで取得した全画面画像を設定サイズのブロック毎に圧縮する方式で圧縮して圧縮全画面画像を作成して蓄積し、圧縮全画面画像を作成する毎に所定の録画時間経過までは圧縮全画面画像を作成せず次のステップに進む圧縮全画面画像作成ステップ、
    前記全画面画像作成ステップで作成した圧縮全画面画像を含む全画面データファイルを作成して画像復元装置に転送する全画面画像転送ステップ、
    前記全画面画像取得ステップで取得した全画面の画像データを前記設定サイズのブロック画像に分割する分割ステップ、
    前記分割ステップで分割されたブロック画像毎に、2つの時刻におけるブロック画像を比較し、差分の有無と差分の位置情報を示す位置情報データを作成する位置情報作成ステップ、
    前記位置情報作成ステップで差分ありとされたブロックを差分ブロックとし、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出ステップ、
    前記差分ブロックのブロック画像を、前記並列数算出ステップで算出された並列ブロック数分の前記差分ブロックのブロック画像を横に並べることを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像として前記設定サイズのブロック毎に圧縮する方式で圧縮して圧縮差分画像を作成して蓄積する圧縮差分画像作成ステップ、
    前記圧縮差分画像と各位置情報データとを含む差分データファイルを作成して画像復元装置に転送する差分画像転送ステップ、
    を含むことを特徴とする画面画像転送方法。
  2. 前記位置情報作成ステップにおいて、前記比較は、それぞれのブロック画像についてハッシュ値を生成して比較し、算出された値が等しくないブロックを差分あり、算出された値が等しいブロックを差分なしとするものであって、
    前記位置情報データが、差分の有無を示す先頭の1ビットと差分の有無が同じである連続ブロック数を7ビット又は15ビットで示す1バイト又は2バイトのデータであることを特徴とする請求項1記載の画面画像転送方法。
  3. 前記所定の録画時間経過までは、前記全画面画像転送ステップを除き全画面画像取得ステップから圧縮差分画像作成ステップまでを繰り返し、その後、前記圧縮差分画像転送ステップの代わりに、前記圧縮全画面画像と所定の録画時間経過までに蓄積された前記圧縮差分画像と各位置情報データとを含む蓄積データファイルを作成して画像復元装置に転送する蓄積画像転送ステップを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画面画像転送方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の画面画像転送方法によって画像復元装置に転送された画像の復元方法であって、
    前記圧縮差分画像から前記画像集合体を復元して差分ブロックのブロック画像を復元する差分ブロック復元ステップ、
    1つ前の時刻の全画面画像に、前記差分ブロックのブロック画像を前記位置情報データに基づいて配置して、次の時刻の全画面画像を作成することを前記所定の録画時間分まで繰り返す全画面画像復元ステップ、
    を含むことを特徴とする画像復元方法。
  5. ネットワークを介して画像復元装置と接続された端末装置が、ディスプレイの画面に表
    示した全画面の画像データを一定間隔時間毎に取得する全画面画像取得部、
    所定の録画時間毎に前記全画面画像取得部で取得した全画面画像を設定サイズのブロック毎に圧縮する方式で圧縮して圧縮全画面画像を作成して蓄積し、圧縮全画面画像を作成する毎に所定の録画時間経過までは圧縮全画面画像を作成せず次のステップに進む圧縮全画面画像作成部、
    前記全画面画像作成部で作成した圧縮全画面画像を含む全画面データファイルを作成して画像復元装置に転送する全画面画像転送部、
    前記全画面画像取得部で取得した全画面の画像データを前記設定サイズのブロック画像に分割する分割部、
    前記分割部で分割されたブロック画像毎に、2つの時刻におけるブロック画像を比較し、差分の有無と差分の位置情報を示す位置情報データを作成する位置情報作成部、
    前記位置情報作成部で差分ありとされたブロックを差分ブロックとし、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出部、
    前記差分ブロックのブロック画像を、前記並列数算出部で算出された並列ブロック数分の前記差分ブロックのブロック画像を横に並べることを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像として前記設定サイズのブロック毎に圧縮する方式で圧縮して圧縮差分画像を作成して蓄積する圧縮差分画像作成部、
    前記圧縮差分画像と各位置情報データとを含む差分データファイルを作成して画像復元装置に転送する差分画像転送部、
    を含むことを特徴とする画面画像転送システム。
  6. 請求項5に記載の画面画像転送システムによって転送された画像を復元する画像復元システムであって、
    前記圧縮差分画像から前記画像集合体を復元して差分ブロックのブロック画像を復元する差分ブロック復元部と、
    1つ前の時刻の全画面画像に、前記差分ブロックのブロック画像を前記位置情報データに基づいて配置して、次の時刻の全画面画像を作成することを前記所定の録画時間分まで繰り返す全画面画像復元部と、
    を含むことを特徴とする画像復元システム。
  7. ネットワークを介して画像復元装置と接続された端末装置が、ディスプレイの画面に表示した全画面の画像データを一定間隔時間毎に取得する全画面画像取得ステップ、
    所定の録画時間毎に前記全画面画像取得ステップで取得した全画面画像を設定サイズのブロック毎に圧縮する方式で圧縮して圧縮全画面画像を作成して蓄積し、圧縮全画面画像を作成する毎に所定の録画時間経過までは圧縮全画面画像を作成せず次のステップに進む圧縮全画面画像作成ステップ、
    前記全画面画像作成ステップで作成した圧縮全画面画像を含む全画面データファイルを作成して画像復元装置に転送する全画面画像転送ステップ、
    前記全画面画像取得ステップで取得した全画面の画像データを前記設定サイズのブロック画像に分割する分割ステップ、
    前記分割ステップで分割されたブロック画像毎に、2つの時刻におけるブロック画像を比較し、差分の有無と差分の位置情報を示す位置情報データを作成する位置情報作成ステップ、
    前記位置情報作成ステップで差分ありとされたブロックを差分ブロックとし、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出ステップ、
    前記差分ブロックのブロック画像を、前記並列数算出ステップで算出された並列ブロック数分の前記差分ブロックのブロック画像を横に並べることを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像として前記設定サイズのブロック毎に圧縮する
    方式で圧縮して圧縮差分画像を作成して蓄積する圧縮差分画像作成ステップ、
    前記圧縮差分画像と各位置情報データとを含む差分データファイルを作成して画像復元装置に転送する差分画像転送ステップ、
    をコンピュータに実行させるための画面画像転送プログラム。
  8. 請求項7に記載の画面画像転送プログラムが実行されることによって画像復元装置に転送された画像の復元プログラムであって、
    前記圧縮差分画像から前記画像集合体を復元して差分ブロックのブロック画像を復元する差分ブロック復元ステップと、
    1つ前の時刻の全画面画像に、前記差分ブロックのブロック画像を前記位置情報データに基づいて配置して、次の時刻の全画面画像を作成することを前記所定の録画時間分まで繰り返す全画面画像復元ステップと、
    をコンピュータに実行させるための画像復元プログラム。
  9. ディスプレイの画面に表示された全画面の画像データが分割されたブロック画像毎に2つの時刻におけるブロック画像が比較された結果差分ありとされたブロックを差分ブロックとして、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出ステップと、
    前記差分ブロックのブロック画像を、前記並列数算出ステップで算出された並列ブロック数分の前記差分ブロックのブロック画像を横に並べることを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像として圧縮して圧縮差分画像を作成する圧縮差分画像作成ステップと、
    を含む画像圧縮方法。
  10. ディスプレイの画面に表示された全画面の画像データが分割されたブロック画像毎に2つの時刻におけるブロック画像が比較された結果差分ありとされたブロックを差分ブロックとして、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出部と、
    前記差分ブロックのブロック画像を、前記並列数算出部で算出された並列ブロック数分の前記差分ブロックのブロック画像を横に並べることを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像として圧縮して圧縮差分画像を作成する圧縮差分画像作成部と、
    を含む画像圧縮システム。
  11. ディスプレイの画面に表示された全画面の画像データが分割されたブロック画像毎に2つの時刻におけるブロック画像が比較された結果差分ありとされたブロックを差分ブロックとして、同時刻の差分ブロックの数から、同時刻の差分ブロックのブロック画像を全て並べて余白が最小となる矩形を形成するために横に並べる並列ブロック数を算出する並列数算出ステップと、
    前記差分ブロックのブロック画像を、前記並列数算出ステップで算出された並列ブロック数分の前記差分ブロックのブロック画像を横に並べることを繰り返し、余白を空白として矩形に作成した画像集合体を1つの画像として圧縮して圧縮差分画像を作成する圧縮差分画像作成ステップと、
    をコンピュータに実行させるための画像圧縮プログラム。
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