JP2018109898A - データマイグレーションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】メインフレームコンピュータシステムからオープンシステムに移行する際のデータベースの移行を体系的かつ段階的におこなって、移行工数が削減でき、段階的で確実なマイグレーションをおこなう。【解決手段】データマイグレーションシステムは、構造型データベースのデータ構造とデータを読み込む手段と、構造型データベースのデータ構造とデータを、それと等価な関係型データベースのデータ構造とデータに変換する手段とを有する。そのために、構造型データベースのレコード、データ項目と、関係型データベースのテーブル、フィールドとを関係付けて保持する手段を有する。また、構造型データベースのある時点からある時点の更新分を取得し、その更新分の構造型データベースのデータ構造とデータを、それと等価な関係型データベースのデータ構造とデータに変換する手段とを有する。【選択図】 図8
Description
本発明は、データマイグレーションシステムに係り、特に、メインフレームシステム環境のデータベースからオープンシステム環境におけるデータベースを移行する用途に用いて好適なデータマイグレーションシステムに関する。
近年のIT環境の劇的な変化に伴い、企業の中枢におけるコンピュータシステムが、メインフレームコンピュータシステムから、いわゆるオープンシステムに急速に移行が進んでいる。このような状況のもと、メインフレームシステム環境から、Windows(登録商標)、Linux(登録商標)などオープンシステムをメインとするオープンシステム環境へのマイグレーションを、昨今多くの企業が推進している。マイグレーション手法として、メインフレーム環境からオープン環境へアプリケーションシステムを一括でマイグレーションする方法があるが、複数のアプリケーションを運用している環境では困難である。そのため、段階的にマイグレーションをおこなうことも有効であり、段階的にマイグレーションをおこなう際に、異種間システムの構成を同じ状態に保つことはマイグレーションの品質向上に非常に有効である。
例えば、特許文献1に記載されたマイグレーションシステムでは、異種間マイグレーションにおいてファイルデータを移行する際に、対象ファイルとファイル項目定義書の整合性チェックとエラー箇所の修正をおこなって、マイグレーションに係る工数の削減および異種間システムの構成の齟齬から起こる品質劣化を防ぐことができる技術を提供している。
メインフレームコンピュータシステムからオープンシステムに移行するにあたり、一番重要な問題は、データベースのマイグレーションである。特に、メインフレームコンピュータシステムでは、構造型データベースを使用しており、それをオープンシステムでは一般的な関係型データベース(リレーショナルデータベース:RDB(Relational Database))に移行するときには、各々採用しているデータベースのモデルが異なっているため、移行の工数は大きなものになる。従来、このような、構造型データベースからオープンシステムのマイグレーションについて体系的な移行システムについては、考慮されてこなかった。
また、長期的なマイグレーションをおこなう場合、マイグレーション元・マイグレーション先のそれぞれのシステムが並行して稼働しているため、異種データシステム間で構成の差異が発生し、データの同期の失敗やマイグレーション先に構築しようとするシステムが古い構成に基づいて構築されてしまう恐れがあり、マイグレーション品質の劣化につながる。
特許文献1記載の従来技術では、ファイルデータ移行によりマイグレーションの簡易化を実現するが、データベース構成の齟齬の発生を防ぐことはできない。
本発明の目的は、メインフレームコンピュータシステムからオープンシステムに移行する際のデータベースの移行を体系的かつ段階的におこなって、移行工数が削減でき、段階的で確実なマイグレーションをおこなうことのできるデータマイグレーションシステムを提供することにある。
本発明のデータマイグレーションシステムの構成は、構造型データベースのデータ構造とデータを読み込む手段と、構造型データベースのデータ構造とデータを、それと等価な関係型データベースのデータ構造とデータに変換する手段とを有するようにしたものである。
また、望ましくは、データマイグレーションシステムにおいて、構造型データベースのレコード、データ項目と、関係型データベースのテーブル、フィールドとを関係付けて保持する手段を有するようにしたものである。
また、望ましくは、データマイグレーションシステムにおいて、構造型データベースのある時点からある時点の更新分を取得し、その更新分の構造型データベースのデータ構造とデータを、それと等価な関係型データベースのデータ構造とデータに変換する手段とを有するようにしたものである。
本発明によれば、メインフレームコンピュータシステムからオープンシステムに移行する際のデータベースの移行を体系的かつ段階的におこなって、移行工数が削減でき、段階的で確実なマイグレーションをおこなうことのできるデータマイグレーションシステムを提供することができる。
以下、本発明に係る一実施形態を、図1ないし図9を用いて説明する。
先ず、図1ないし図2を用いて本発明の一実施形態に係るデータマイグレーションシステムの構成について説明する。
データマイグレーションシステム100は、図1の構成図に示されるように、メインフレーム101と、データベースサーバ103と、複数のアプリケーションサーバ群105と、構成情報管理変換サーバ106とが、ネットワーク107で接続された構成である。
データマイグレーションシステム100は、図1の構成図に示されるように、メインフレーム101と、データベースサーバ103と、複数のアプリケーションサーバ群105と、構成情報管理変換サーバ106とが、ネットワーク107で接続された構成である。
ここで、メインフレーム101は、メインフレーム用OS(例えば、VOS3/US)上で、構造型データベース102(例えば、XDM/SD(登録商標))が稼動しているものとする。また、データベースサーバ103は、オープンシステムOS(例えば、Linux)上で、関係型データベース104(例えば、HiRDB(登録商標)が稼動しているものとする。なお、構造型データベースと関係型データについては、後に詳説する。
構成情報管理変換サーバ106は、メインフレーム101上の構造型データベース102を、それと等価なデータベースサーバ103上の関係型データベース104に変換する機能を提供するサーバである。そのために、構成情報管理変換サーバ106は、構造型データベース102のデータベース構成情報と、その構成情報を関係型データベース104用に変換した構成情報、その他の設定情報を保管する領域を有する。また、また、データベース構成情報を取得するプログラム、構成情報を変換するプログラムなどがインストールされている。データベース構成情報の例としては、例えば、データベース上の各データのデータ識別番号、データ長やデータ種別などである。
次に、図2を用いて構成情報管理変換サーバのハードウェア・ソフトウェアの構成について説明する。
構成情報管理変換サーバ106は、図2に示されるように、一般的なコンピュータのハードウェアで実現することができ、演算処理部201と、主メモリ202と、表示I/F(Interface)部203と、入出力I/F部204と、通信I/F部205、記憶部230とがBUS(バス)等の通信路により接続された構成である。演算処理部201は、CPU(Central Processing Unit)で構成され、主メモリ202上のワークデータを参照し、ロードされたプログラムを実行して、各種判定、演算処理をおこなうとともに、構成情報管理変換サーバ106の各部を制御する。主メモリ202は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性半導体記憶装置で構成され、高速で動作するが比較的小容量であり、演算処理部201で参照されるワークデータ、プログラムを記憶する。表示I/F部203は、ユーザ端末220のLCD(Liquid Crystal Display)表示装置221などと接続する部分である。入出力I/F部204は、管理端末220の入出力装置(例えば、キーボード222、マウス223)と接続する部分である。通信I/F部205は、ネットワークと接続し、他のホスト装置とのインタフェースを受け持つ部分である。
構成情報管理変換サーバ106は、図2に示されるように、一般的なコンピュータのハードウェアで実現することができ、演算処理部201と、主メモリ202と、表示I/F(Interface)部203と、入出力I/F部204と、通信I/F部205、記憶部230とがBUS(バス)等の通信路により接続された構成である。演算処理部201は、CPU(Central Processing Unit)で構成され、主メモリ202上のワークデータを参照し、ロードされたプログラムを実行して、各種判定、演算処理をおこなうとともに、構成情報管理変換サーバ106の各部を制御する。主メモリ202は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性半導体記憶装置で構成され、高速で動作するが比較的小容量であり、演算処理部201で参照されるワークデータ、プログラムを記憶する。表示I/F部203は、ユーザ端末220のLCD(Liquid Crystal Display)表示装置221などと接続する部分である。入出力I/F部204は、管理端末220の入出力装置(例えば、キーボード222、マウス223)と接続する部分である。通信I/F部205は、ネットワークと接続し、他のホスト装置とのインタフェースを受け持つ部分である。
記憶部230は、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶媒体による記憶装置や、SSDなどの不揮発性半導体記憶装置などの比較的大容量の記憶装置からなる。記憶部230には、プログラム群として、構成情報取得プログラム206と、テーブル定義リンク情報生成プログラム207と、データベース変換プログラム208と、データベース更新分抽出プログラム209がインストールされ、データベースとして、メインフレームデータベース構成情報テーブル210と、メインフレームレコード構成情報テーブル211と、テーブル定義リンク情報テーブル212と、更新分テーブル定義リンク情報テーブル213が格納されている。
構成情報取得プログラム206は、メインフレーム101上の構造型データベースの構成情報を取り出すプログラムである。テーブル定義リンク情報生成プログラム207は、構造型データベース102とそれと等価な関係型データベース104の関係情報を生成するプログラムである。データベース変換プログラム208は、生成された関係情報に基づいて、構造型データベース102からそれと等価な関係型データベース104を生成するプログラムである。データベース更新分抽出プログラム209は、ある時点からある時点までのメインフレーム上の構造型データベース102の更新部分を抽出するプログラムである。
なお、データベースの各テーブルについては、後に詳説する。
次に、図3を用いて構造型データベースと関係型データベースの概要について説明する。
構造型データベースは、図3(a)に示されるように、データベース中に存在する情報の基本単位をレコードとして管理する。レコードは情報の論理的な単位であると同時に、データを検索したり、更新したりするときの単位である。レコードは、親子関係を持ち、階層的な管理されている。レコードをモデル化したものが、レコード型である
レコードは、個々のデータ項目によって構成されている。データ項目は、データベース中で取り扱える情報の最小単位となり、一つのデータ項目はただ一つの値を有し、かつ、格納するデータ種別ごとにデータ型という属性を有する。
構造型データベースは、図3(a)に示されるように、データベース中に存在する情報の基本単位をレコードとして管理する。レコードは情報の論理的な単位であると同時に、データを検索したり、更新したりするときの単位である。レコードは、親子関係を持ち、階層的な管理されている。レコードをモデル化したものが、レコード型である
レコードは、個々のデータ項目によって構成されている。データ項目は、データベース中で取り扱える情報の最小単位となり、一つのデータ項目はただ一つの値を有し、かつ、格納するデータ種別ごとにデータ型という属性を有する。
一方、関係型データベースにおいては、一件のデータを複数の属性の値の組として表現し、組を列挙することでデータを格納していくモデルのデータベースである。通常、属性を列、組を行とする表(テーブル)の形で示され、関連する属性値を組み合わせた一件のデータのまとまりをレコードと呼び、レコードを構成する個々の属性値をフィールドという。表の形に表した場合にはレコードが行に、フィールドが列に対応する。
例えば、図3(b)の例では、顧客ID、氏名、住所、電話番号のフィールドを有する顧客テーブルと、顧客ID、品番、商品、価格、販売日のフィールドを有する販売テーブルからなるデータベースが示されている。関係型データベースは、主キーと呼ばれる一意的な値を有するフィールドよって、テーブル間の関係を関連付けて、複雑なデータや大規模なデータを柔軟に取り扱うことができることが特徴である。この例では、「顧客ID」が主キーとなり、顧客の情報と、その顧客に販売した商品の情報を関連付けて取り扱うことが可能となる。
このように、構造型データベースと関係型データベースは、セマンティクギャプがあるため、データベースの移行にあたってはこれを吸収することが課題となる。
次に、図4ないし図7を用いてデータマイグレーションシステムに使用されるデータ構造について説明する。
メインフレームデータベース構成情報テーブル210は、構成情報取得プログラム206によって取得された構造型データベース102のデータベース構成情報を格納しておくためのテーブルであり、図4に示されるように、データ取得日301、レコード識別No302、レコード名303、レコード長304、移行可否フラグ305の各フィールドをそれぞれ対応付けて記憶している。
メインフレームデータベース構成情報テーブル210は、構成情報取得プログラム206によって取得された構造型データベース102のデータベース構成情報を格納しておくためのテーブルであり、図4に示されるように、データ取得日301、レコード識別No302、レコード名303、レコード長304、移行可否フラグ305の各フィールドをそれぞれ対応付けて記憶している。
データ取得日301には、データベース構成が変更された際に最新データベース構成情報と比較するためのデータベース毎の構成情報を取得したデータ所得日付が格納される。レコード識別No302には、構成情報取得プログラム205により採番される構造型データベースの中の各々のレコードの識別番号が格納される。レコード名称には、各々のレコードを識別するための名称が格納される。レコード長304には、各々のレコードの長さがバイト単位で格納される。移行可否フラグ305には、該当レコードを関係型データベース104への連携対象とするか否かを示すフラグ(ON:移行する、OFF:移行しない)が格納される。
メインフレームレコード構成情報テーブル211は、構成情報取得プログラム206によって取得された構造型データベース102のレコード構成情報であるデータ項目に関する情報を格納しておくためのテーブルであり、図5に示されるように、データ取得日401、レコード識別No402、データ識別No403、データ開始位置404、データ終了位置405、データ長406、データ種別407の各フィールドをそれぞれ対応付けて記憶している。
データ取得日401には、データベース構成が変更された際に最新データベース構成情報と比較するためのデータベース毎の構成情報を取得したデータ所得日付が格納される。レコード識別No402には、構成情報取得プログラム205により採番される構造型データベースの中の各々のレコードの識別番号が格納される。データ識別No403には、該当するレコードに含まれる各々のデータ項目の識別番号が格納される。データ開始位置404、データ終了位置405、データ長406には、それぞれ該当するデータ項目のレコードからの開始位置、終了位置、データ長がバイト単位で格納される。データ種別407には、そのデータ項目のデータ型が、「整数」、「文字列」、「16進データ」…のように格納される。
テーブル定義リンク情報テーブル212は、構造型データベース102のレコード定義と、関係型データベース104用のテーブル定義およびデータ構成情報をリンクさせて格納しておくためのテーブルであり、図6に示されるように、レコード識別No501、データ識別No502、テーブル名称503、データ名称504、データ長505、データ型506の各フィールドを対応付けて記憶する。
レコード識別No501、データ識別No502には、それぞれメインフレームレコード構成情報テーブル211から取得されるレコード識別No402、データ識別No403の内容が格納される。テーブル名称503には、関係型データベース104上のテーブルを識別するための名称が格納される。データ名称504には、テーブル名称503に属する各々のフィールドのデータを識別するための名称が格納される。データ長505には、メインフレームレコード構成情報テーブル211から取得されるデータ長の内容が格納される。データ型506には、メインフレームレコード構成情報テーブル211のデータ種別407を関係型データベース用で用いられるデータ型に変換したデータ型の識別子が格納される。
関係型データベース104用のテーブル定義およびデータ構成情報は、テーブル定義リンク生成プログラム207によって、メインフレームデータベース構成情報テーブル210およびメインフレームレコード構成情報格納部211に格納された情報から生成され、このテーブル定義リンク情報テーブル212に格納される。
更新分テーブル定義リンク情報テーブル213は、図7に示されるように、テーブル定義リンク情報テーブル212と同じ構成であり、構造型データベース102に変更が加えられた場合に、データベース更新分抽出プログラム209によって、変更対象のリンク情報のみが格納される。更新分テーブル定義リンク情報テーブル213の構成例は、テーブル定義リンク情報テーブル212と同様である。
次に、図8ないし図11を用いてデータマイグレーションシステムの処理について説明する。
先ず、図8、図10および図11を用いて構造型データベースから関係型データベースにデータベースの移行するときの処理について説明する。
図8に示される処理は、本実施形態のデータマイグレーションシステムが設置されて、初回のデータマイグレーションにより、既存の構造型データベース102の定義情報を、新しく構築された関係型データベース104用に定義情報を変換し、その定義情報を関係型データベース104に反映する処理である。
図8に示される処理は、本実施形態のデータマイグレーションシステムが設置されて、初回のデータマイグレーションにより、既存の構造型データベース102の定義情報を、新しく構築された関係型データベース104用に定義情報を変換し、その定義情報を関係型データベース104に反映する処理である。
先ず、構成情報管理変換サーバ106は、構成情報取得プログラム206を起動して、実行することにより、構造型データベース102のデータベース構成情報を、図4に示したメインフレームデータベース構成情報テーブル210に格納し、構造型データベース102のレコード構成情報を、図5に示したメインフレームレコード構成情報テーブル211に格納する(S701)。
次に、構成情報管理変換サーバ106は、ユーザ端末220に図10に示される移行可否フラグ設定画面900を表示し、該当レコードを関係型データベースにリンクさせるか否かのフラグの設定をおこなう(S702)。移行可否フラグを、ONに設定したレコードは、変換プログラム206、データベース変換プログラム208、データベース更新分抽出プログラム209の処理対象となる。移行可否フラグを、OFFにフラグを設定した場合、それらのプログラムの処理対象外となる。
移行可否フラグ設定画面900では、図10に示されるようにメインフレームデータベース構成情報テーブル210から取得した各レコードのレコード識別No901およびレコード名902を表示し、ユーザが該当レコードを確認し、その該当レコードに対する移行可否フラグ903のON、OFFを入力できるようにする。ユーザが設定ボタン904を、マウス223などにより押下する操作をおこなうと、ユーザが入力した移行可否フラグ903の情報がメインフレームデータベース構成情報テーブル210の移行可否フラグ305に格納される。
次に、構成情報管理変換サーバ106は、テーブル定義リンク情報生成プログラム207を起動し、実行することにより、構造型データベース102のデータベース構造を変換し、関係型データベース104へ定義情報を反映するための情報を、テーブル定義リンク情報テーブル212に格納する(S703)。テーブル定義リンク情報生成プログラム207は、構造型データベース102の各レコード定義とそれに属する各データ定義から、関係型データベース104用のテーブル定義およびデータ定義を作成して、それぞれをリンクさせた状態で、図6に示したテーブル定義リンク情報テーブル212に格納する。
次に、構成情報管理変換サーバ106は、ユーザ端末202にテーブル定義確認・編集画面1000を表示し、ユーザにテーブル名称、フィールド名称の確認と、必要ならユーザによる変更をおこなう(S704)。テーブル定義リンク情報生成プログラム207により設定されるテーブル名称は、構造型データベースの識別Noもしくは、プログラムにより自動で設定された名称となるため、テーブル定義確認・編集画面1000に表示して、変更入力ができるようにして、ユーザが識別しやすい名称を設定することも可能とする。テーブル定義確認・編集画面1000は、図11に示すように、テーブル定義リンク情報テーブル212に格納されている構造型データベース102のレコード識別情報であるレコード識別No1001およびレコード名1002を文字列の編集ができない状態で表示し、それにリンクされるテーブル名称1003およびフィールド名称1004を文字列の編集が可能な状態で表示する。ユーザが、テーブル名称1003およびフィールド名称1004を確認し、データベースの命名規則にそった任意の文字列に変更し、決定ボタン1005を、マウス223などにより押下する操作をすると、テーブル定義リンク情報テーブル212の該当データが更新される。
そして、構成情報管理変換サーバ106は、データベース変換プログラム208を起動し、実行することにより、テーブル定義リンク情報テーブル212に格納された情報に基づき、構造型データベース102のデータベースに等価な関係型データベース104のデータベースのテーブルが作成される(S705)。また、データベース変換プログラム208がスクリプトを作成し、そのスクリプトを実行することにより、構造型データベース102から関係型データベース104のデータベース移行がおこなわれるようにしてもよい。
次に、図9を用いて、構造化データベースが更新されたり、移行に関する設定が変更されたときの処理について説明する。
図9に示されるフローチャートは、構造型データベース102から関係型データベース104の初回のデータベース移行が終わった後、構造型データベースに変更が生じた場合やメインフレームデータベース構成情報テーブル210の移行可否フラグ305のフラグをOFF(移行しない)からON(移行する)に変更した場合に実行される処理を示している。
図9に示されるフローチャートは、構造型データベース102から関係型データベース104の初回のデータベース移行が終わった後、構造型データベースに変更が生じた場合やメインフレームデータベース構成情報テーブル210の移行可否フラグ305のフラグをOFF(移行しない)からON(移行する)に変更した場合に実行される処理を示している。
先ず、構造型データベース102が変更された場合、構成情報管理変換サーバ106は、構成再抽出プログラム209を起動し、実行することにより、メインフレームデータベース構成情報テーブル210、メインフレームレコード構成情報テーブル211がアップデートされた個所を抽出する(S801)。
また、メインフレームデータベース構成情報テーブル210の移行可否フラグ405のフラグをOFFからONに変更した場合もS801と同様に、メインフレームデータベース構成情報テーブル210、メインフレームレコード構成情報テーブル211の必要な個所を抽出する(S802)。
次に、構成情報管理変換サーバ106は、テーブル定義リンク情報生成プログラム207を起動し、実行することにより、S801とS802で抽出された個所のデータベース構造を変換し、関係型データベース104へ定義情報を反映するための情報を、図7に示された更新分テーブル定義リンク情報テーブル213に格納する(S803)。
次に、構成情報管理変換サーバ106は、ユーザ端末202にテーブル定義確認・編集画面1000を表示し、ユーザにテーブル名称、フィールド名称の確認と、必要ならユーザによる変更をおこなう(S804)。これは、S704と同様である。
そして、構成情報管理変換サーバ106は、データベース変換プログラム208を起動し、実行することにより、更新分テーブル定義リンク情報テーブル213に格納された情報に基づき、構造型データベース102のデータベースに等価な関係型データベース104のデータベースのテーブルが作成される(S705)。これは、S705と同様である。
100…データマイグレーションシステム、101…メインフレーム、102…構造型データベース、103…データベースサーバ、104…関係型データベース、105…アプリケーションサーバ群、106…構成情報管理変換サーバ、107…ネットワーク
Claims (5)
- 構造型データベースのデータ構造とデータを読み込む手段と、
構造型データベースのデータ構造とデータを、それと等価な関係型データベースのデータ構造とデータに変換する手段とを有するデータマイグレーションシステム。 - 構造型データベースのレコード、データ項目と、関係型データベースのテーブル、フィールドとを関係付けて保持する手段を有することを特徴とする請求項1記載のデータマイグレーションシステム。
- 構造型データベースのある時点からある時点の更新分を取得し、その更新分の構造型データベースのデータ構造とデータを、それと等価な関係型データベースのデータ構造とデータに変換する手段とを有する請求項1記載のデータマイグレーションシステム。
- 構造型データベースのレコードに対して、データ移行の対象とするか否かを指定する手段を有し、データ移行の対象とされたレコードを移行の対象とする請求項1記載のデータマイグレーションシステム。
- 移行の対象となる関係型データベースのテーブル名称、フィールド名称を表示する手段と、
前記テーブル名称、前記フィールド名称を変更する手段とを有することを特徴とする請求項2記載のデータマイグレーションシステム。
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Cited By (2)
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KR102125010B1 (ko) | 2020-03-17 | 2020-06-19 | 김명훈 | 데이터베이스 전환 분석 시스템 및 방법 |
CN112783856A (zh) * | 2019-11-07 | 2021-05-11 | 北京沃东天骏信息技术有限公司 | 数据迁移方法和装置 |
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