JP2018109831A - 情報処理システム、その制御方法、及びプログラム、並びに情報処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、その制御方法、及びプログラム、並びに情報処理装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザからの操作を受け付け可能な投影面を備える投影装置と携帯端末とで、投影画像を容易に共有可能な仕組みを提供すること。
【解決手段】投影データを投影する投影装置と携帯端末と通信可能な情報処理装置であって、情報処理装置は投影面上に所定領域を管理し、管理している所定領域に配置される携帯端末を検知する。所定領域に配置される、検知した携帯端末の接続先を特定し、接続先を特定した携帯端末とデータを送受信して通信する。そして管理している所定領域で検出した携帯端末から画像を受信することを特徴とする情報処理装置。
【選択図】図10

Description

本発明は、ユーザからの操作を受け付け可能な投影面を備える投影装置と携帯端末とで、投影画像を容易に共有可能な情報処理システム、その制御方法、及びプログラム、並びに情報処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
従来、情報処理装置で作成した資料をプロジェクタで壁面やスクリーンに投影し、投影画像を見ながら商品説明やプレゼンテーション等を行うことが一般的に行われている。
また、例えば銀行の商品説明業務では、銀行の説明員であるテラーが顧客に対して保険商品や金融商品の説明を行う。この説明では、商品説明のための画面をプロジェクタで机上に投影し、紙の資料やパンフレット等の代わりに投影された画面を用いて商品説明が行われる。最近ではスマートフォンやタブレット端末等の携帯端末がビジネス利用として普及しているため、こういった資料投影の際に、携帯端末に保存されている資料や携帯端末で見れるアプリの画面を投影したいことがある。
そこで、特許文献1の技術では、タブレット等の情報処理装置とプロジェクタとを無線通信で接続し、タブレットから受信した画像を投影する際の手順を簡易にして、タブレットから受信した画像をリアルタイムにプロジェクタで投影する仕組みが開示されている。
特開2016−39557号
一方で、上述した銀行の商品説明業務では、紙の資料やパンフレット等の代わりに投影された画面を用いるため、説明で用いた投影資料(投影画面)を顧客の携帯端末に送りたい場合もある。その場合、情報処理装置から携帯端末へ画像を送る必要があるが、現在投影している画像を送りたい場合は一旦投影を中止して情報処理装置側で一度送信したい画像のファイルを指定し、送信先の携帯端末のアドレスを入力し送信するといった送信の手間が生じる。そうした課題を解決する投影画像を簡易に携帯端末に送る仕組みは特許文献1には開示されていない。
さらに、上述した銀行の商品説明業務では、商品説明のための画面をプロジェクタで机上に投影し投影された画面に対するユーザからのタッチ操作を受け付ける。そのタッチ操作に応じて画面の表示を切り替えたり、アノテーション等を画面に付したりする操作が可能な仕組みを用いることがある。そういった投影面上で編集された画像を、携帯端末に送って共有したいといった課題も特許文献1では想定していない。
本発明は、ユーザからの操作を受け付け可能な投影面を備える投影装置と携帯端末とで、投影画像を容易に共有可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、投影データを投影する投影装置と携帯端末と通信可能な情報処理装置であって、投影面上に所定領域を管理する領域管理手段と、前記領域管理手段で管理する所定領域に配置される携帯端末を検知する検知手段と、前記検知手段で検知した前記携帯端末の接続先を特定する接続先特定手段と、前記接続先特定手段で接続先を特定した前記携帯端末とデータを送受信して通信する通信手段とを備え、前記通信手段は、前記領域管理手段で管理している所定領域で検出した携帯端末から画像を受信することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザからの操作を受け付け可能な投影面を備える投影装置と携帯端末とで、投影画像を容易に共有可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明の実施形態における情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 投影撮像装置102の外観構造及び内部構造の概要の一例を示す図である。 投影撮像装置102を用いて投影した投影画像を用いて、説明を行う場合の一例を示す図である。 情報処理装置101及び投影撮像装置102のハードウェア構成の一例を示す図である。 携帯端末103のハードウェア構成の一例を示す図である。 情報処理装置101及び携帯端末103の機能構成の一例を示す図である。 メニュー画面において操作を受け付ける処理のフローチャートの一例を示す図である。 書類閲覧処理のフローチャートを示す図である。 準備画面900の一例を示す図である。 投影画面1000で携帯端末103の文書データを投影している様子を示す図である。 編集処理のフローチャートを示す図である。 編集処理で文書データを編集している様子を示す図である。 データ移行処理のフローチャートを示す図である。 データ移行処理を実行した様子を示す図である。 端末領域が複数設定された場合の一例を示す図である。 端末領域が複数設定され、携帯端末を複数配置した様子の一例を示す図である。 各種データテーブルの一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態の一例について説明する。
図1は、本発明の実施形態(第1の実施形態)における情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。情報処理システムは、情報処理装置101と投影撮像装置102と携帯端末103(送信先端末)とを含む。情報処理装置101は、投影撮像装置102と通信可能に接続されており、更にディスプレイ410と入力デバイス409とも通信可能に接続されている。図1では、これらの装置は有線で接続されているが、無線であってもよい。また、情報処理装置101と携帯端末103とは、同じネットワークに接続しており、当該ネットワークを介して相互に通信可能となっている。尚、図1のシステム上に接続される各種端末の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
情報処理装置101は、オペレーティングシステムを搭載する汎用的な装置である。情報処理装置101は、情報処理装置101に接続された各種デバイスに対して各種動作を実行するよう指示を行う。
投影撮像装置102は、デジタルカメラと赤外線センサとプロジェクタとを備える装置である。情報処理装置101からの指示に応じてプロジェクタで投影をし、投影された机上等の投影面をデジタルカメラで撮像し、また投影面上でユーザの手の動きや物体の位置を認識する。
投影撮像装置102の外部構造及び内部構造の概要の一例について、図2を用いて説明する。
図2は、投影撮像装置102の正面図と右側面図である。内部構造の隠れ線は破線で表現している。投影撮像装置102は、デジタルカメラ421(撮像装置)と赤外線センサ422(センサ装置)とプロジェクタ423(投影装置)とを格納する収納部203を備えている。収納部203は底面201と左側面202aと右側面202bとで左右から挟みこんで固定している。
また、上面204が左側面202aと右側面202bとの上部に設置され、上面204の下側にはプロジェクタ423から照射される光を反射するための反射鏡207を備える。すなわち、プロジェクタ423は第1の開口部205を通してこの反射鏡207に向けて投影できるよう、設置されている。デジタルカメラ421も同様に、反射鏡207で反射した投影面を撮像するため、デジタルカメラ421は第2の開口部206を通して反射鏡207に向けて設置されている。
また赤外線センサ422は、例えば赤外線を用いた深度センサである。これはプロジェクタ423が投影した投影面上におけるユーザの手や紙文書(以下、書類という。)等の位置や動きを特定するために、赤外線センサ422からこれらの物体までの距離を算出する。赤外線センサ422は、近赤外線のドットパターンを現実空間に投影し、このドットの形や間隔を取得することで物体までの距離を算出する。または、赤外線光を投影し、赤外線センサ422が備えるカメラによって反射した赤外線光を読み取り、赤外線光が往復した時間を算出することで距離を算出する方式であってもよい。現実空間における物体の位置や動きを取得することができれば、赤外線センサ422の距離の算出方式はどのような方式であってもよいし、赤外線センサ422以外のセンサを用いてもよい。また、赤外線センサ422もデジタルカメラ421と同様に、第2の開口部206を通して反射鏡207に向けて設置されている。この反射鏡207に向けて赤外線を照射する。
投影撮像装置102は以上のように大きく3つの装置を内包しており、これらがそれぞれ情報処理装置101と通信可能に接続されている。本実施形態においては、情報処理装置101と投影撮像装置102とが異なる筐体であるが、同一の筐体であってもよい。すなわち、投影撮像装置102に更に情報処理装置101を内包してもよい。
図1に説明を戻す。携帯端末103は、スマートフォンやタブレット端末といった、タッチパネルを備える携帯端末である。携帯端末103は、タッチパネルに対するタッチ操作の軌跡を取得することができる。本実施形態において携帯端末103は、あらかじめ情報処理装置101と無線接続によって通信可能に接続されている。尚、携帯端末103と情報処理装置101との接続は有線接続であってもよい。
次に図3を用いて、本実施形態における投影撮像装置102とユーザとの位置関係について説明する。投影撮像装置102は、机上303に設置される。本実施形態では机を挟んで二人のユーザがいる。銀行窓口で説明を行うテラー301と、説明を受ける顧客302である。
テラー301は、入力デバイス409を操作して情報処理装置101に画面の表示指示を行うと、情報処理装置101からプロジェクタ423に対して当該画面の投影指示が送信される。プロジェクタ423はこれを受けると反射鏡207に向かって左右を反転させた画面を投影する。これは、反射鏡207で反射することにより、投影面304に投影される像が左右反転してしまうからである。こうすると、投影面304に指示した画面が投影される。画面を左右に反転させる処理は、情報処理装置101が行ってもよいし、プロジェクタ423が行ってもよい。また投影面304は、投影される光が見やすいよう模様のない白い面であることが望ましい。
プロジェクタ423から照射された光が反射鏡207で図3の破線の矢印で示すような方向に反射されると、その光が投影面304に投影される。この光によって表現される画面を見て、テラー301が顧客302に説明を行う。本実施形態では、このようにテラー301と顧客302とが机を挟んで位置しており、それぞれが投影された画面を見ながら操作していく形態を前提として説明を行う。
図4は、情報処理装置101及び投影撮像装置102のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU401は、システムバス404に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM402あるいは外部メモリ411(記憶手段)には、CPU401の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OSという。)や、情報処理装置101の実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM403は、CPU401の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU401は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM403にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、汎用入出力コントローラ405は、キーボードやマウス等の入力デバイス409、更には投影撮像装置102のデジタルカメラ421や赤外線センサ422との入出力を制御する。これらは、USB(Universal Serial Bus)等のバス規格により接続される。
ビデオコントローラ406は、ディスプレイ410や投影撮像装置102のプロジェクタ423等の表示装置や投影装置への表示を制御する。ディスプレイ410は例えばCRTや液晶ディスプレイである。更にビデオコントローラ406は、ディスプレイ410と投影撮像装置102のプロジェクタ423とそれぞれに対して同じ画面または異なる画面を表示及び投影指示する。これらは、いわゆるミラーリングやマルチモニタが可能である。
メモリコントローラ407は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスクへのアクセスを制御する。また、メモリコントローラ407は、フレキシブルディスク或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ411へのアクセスも制御する。
通信I/Fコントローラ408は、ネットワークを介して、外部機器と接続及び通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
尚、CPU401は、例えばRAM403内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ410上での表示や投影撮像装置102のプロジェクタ423での投影を可能としている。また、CPU401は、ディスプレイ410上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。更にCPU401は、投影面304に投影された画面をユーザの手でタッチすることによっても、ユーザ指示を可能とする。すなわち、赤外線センサ422で検知した現実空間におけるユーザの手の座標位置に応じて、画面のボタン等が押下されたのか否かを検知し、CPU401に動作を実行させる。
本発明の情報処理装置101が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ411に記録されており、必要に応じてRAM403にロードされることによりCPU401によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ411に格納されている。
図5は、携帯端末103のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU501は、システムバス504に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM502あるいはフラッシュメモリ514には、CPU501の制御プログラムであるBIOSやOSや、携帯端末103が実行する機能を実現するために必要な、後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM503は、CPU501の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU501は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM503にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ505は、タッチパネル510、マイク511、カメラ512からの入力を制御する。タッチパネル510からはユーザのタッチ操作に関する入力を制御し、マイク511からは音声の入力を制御し、更にカメラ512からは撮影された静止画や動画の入力を制御する。出力コントローラ506は、タッチパネル510、スピーカ513への出力を制御する。
タッチパネル510は、ユーザからのタッチ操作を検知すると共に、前述した出力コントローラ506から送られた映像を表示する。タッチパネル510は、表示器と位置入力装置とが一体となった部品である。複数の箇所に対するタッチ操作(以下、マルチタッチという。)も検知可能である。
メモリコントローラ507は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するフラッシュメモリ514へのアクセスを制御する。本実施形態においては、フラッシュメモリとして説明を行うが、ハードディスクやフレキシブルディスク或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の記憶媒体であってもよい。
通信I/Fコントローラ509は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
センサコントローラ508は、携帯端末103が備えるセンサ515からの入力を制御する。携帯端末103のセンサ515には様々なセンサが存在し、例えば方位センサ、加速度センサ等である。
尚、CPU501は、例えばRAM503内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、タッチパネル510上での表示を可能としている。
本発明の携帯端末103が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等はフラッシュメモリ514に記録されており、必要に応じてRAM503にロードされることによりCPU501によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルはフラッシュメモリ514に格納されている。
次に、情報処理装置101及び携帯端末103の機能構成の一例について図6を用いて説明する。尚、図6の情報処理装置101及び携帯端末103の機能構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
情報処理装置101は機能部として、記憶部601と、表示制御部602と、投影制御部603と、撮像制御部604と、センサ制御部605と、座標変換部606と、操作検知部607と、通信制御部608と、画像合成部609とを備える。
記憶部601は、後述する各種テーブルの情報や各種画面を構成する情報を記憶するための機能部である。必要に応じて、情報の追加・更新・削除を行う。
表示制御部602は、情報処理装置101と通信可能に接続されたディスプレイ410の表示を制御するための機能部である。表示制御部602から画面等の表示指示がなされると、ビデオコントローラ406を介してディスプレイ410に表示指示が送信される。そして、ディスプレイ410はこの指示を受信すると、指示に従って画面等を表示する。
投影制御部603は、情報処理装置101と通信可能に接続されたプロジェクタ423の投影を制御するための機能部である。投影制御部603から画面等の投影指示がなされると、表示制御部602と同様にビデオコントローラ406を介してプロジェクタ423に投影指示が送信される。そして、プロジェクタ423はこの指示を受信すると、指示に従って画面等を現実空間に投影する。本実施形態では、文書を示す文書データを投影する場合を一例に説明を行うが、投影するデータ(投影データ)は文書データに限らず、画像データであってもよいし、テキストデータであってもよい。またはこれらを組み合わせた画面であってもよい。
撮像制御部604は、情報処理装置101と通信可能に接続されたデジタルカメラ421の撮像を制御するための機能部である。撮像制御部604から投影面304の撮像指示が出されると、汎用入出力コントローラ405を介してデジタルカメラ421に撮像指示がなされる。デジタルカメラ421はこの指示を受信すると、撮像を行い、撮像により生成された画像データを情報処理装置101に送信する。撮像制御部604は、これを受け取り、画像データを左右反転させた上で記憶部601が外部メモリ411等に記憶する。前述した通り、デジタルカメラ421は反射鏡207に写った像を撮像するため左右が反転している。これを補正するために、記憶部601で画像データを記憶する前に、撮像制御部604がこの画像データを左右反転する。
センサ制御部605は、情報処理装置101と通信可能に接続された赤外線センサ422から送信される、投影面304における現実空間の情報(物体の有無や位置等)を受信し、現実空間の状態を検知するための機能部である。赤外線センサ422が検出した現実空間の情報は、赤外線センサ422から情報処理装置101に対して逐一送信される。センサ制御部605はこれを受信し、必要に応じて後述する座標変換部606に渡す。
座標変換部606は、センサ制御部605が受信した現実空間の情報に含まれる、投影面304にある物体の位置を示す座標値を変換するための機能部である。座標変換部606は、この座標値を投影面304に投影された画面における座標値に変換する。すなわち、赤外線センサ422で検知した座標値が、情報処理装置101が管理する画面のどの座標値に該当するのかを、この座標変換部606を用いて特定する。尚、座標変換の方法は従来技術を用いるため詳細な説明は省略する。
操作検知部607は、ユーザからの操作を検知するための機能部である(検知手段)。情報処理装置101に接続された入力デバイス409を通じて送信されるユーザからの指示を検知したり、投影面304に投影された画面でユーザが行った指示を検知したりする。後者の指示の検知は、投影面304において検知した物体の座標値を座標変換部606で変換することにより画面上のどのボタンが押下されたのかを検知したり、書類が置かれることにより書類の取込が指示されたのかを検知したりする。
通信制御部608は、情報処理装置101と携帯端末103との通信を制御するための機能部である(通信手段)。通信制御部608は、情報処理装置101と携帯端末103との情報の送受信を制御する。
画像合成部609は、文書データまたは画面のレイヤーと、入力アイテムを表示させるレイヤーを合成する機能部である。操作検知部607でユーザからの操作を検知して、投影制御部603の機能により投影される文書データまたは画面に対する操作により入力されるアイテム(テキスト、スタンプ、アノテーション、画像、手書き入力等)を入力アイテムのレイヤー上に表示させる。そしてこの入力アイテムのレイヤーと文書データまたは画面のレイヤーとを合成する。これにより、もとの画像に変更を加えないので、編集中に投影面で編集した部分だけ削除することが可能となる。
携帯端末103は機能部として、記憶部611と、表示制御部612と、通信制御部613とを備える。
記憶部611は、後述する各種画面を構成する情報を記憶するための機能部である。必要に応じて、情報の追加・更新・削除を行う。また、記憶部611は、後述する通信制御部613で受信した情報を記憶する機能も有する。
表示制御部612は、携帯端末103のタッチパネル510の表示を制御するための機能部である。表示制御部612から画面等の表示指示がなされると、出力コントローラ506を介してタッチパネル510に表示指示が送信される。そして、タッチパネル510はこの指示を受信すると、指示に従って画面等を表示する。
通信制御部613は、携帯端末103と情報処理装置101との通信を制御するための機能部である。通信制御部613は、携帯端末103と情報処理装置101との情報の送受信を制御する。
次に、不図示のメニュー画面において操作を受け付ける処理の流れについて、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS701では、情報処理装置101のCPU401は、テラー301からの指示に応じて外部メモリ411等に記憶された投影アプリケーションを起動する。投影アプリケーションは、後述するステップS702乃至ステップS707の各処理を実行するためのアプリケーションである。投影アプリケーションを動作させることにより、投影面304に各種画面をプロジェクタ423が投影できるようになる。
ステップS702では、情報処理装置101のCPU401は、表示制御部602の機能により、不図示のメニュー画面をディスプレイ410に表示する。メニュー画面には、書類閲覧ボタンと終了ボタンとを備える。書類閲覧ボタンは、文書データに対して閲覧・編集を行うためのボタンである。終了ボタンは、投影アプリケーションを終了するためのボタンである。
ステップS703では、情報処理装置101のCPU401は、操作検知部607の機能により、書類閲覧ボタンの押下を検知したか否かを判定する。すなわち、入力デバイス409を介してディスプレイ410上で書類閲覧ボタンの押下を受け付けたか否かを判定する。書類閲覧ボタンの押下を検知したと判定した場合には、ステップS704に処理を進める。書類閲覧ボタンの押下を検知していない、または書類閲覧ボタン以外のボタンの押下を検知したと判定した場合には、ステップS706に処理を進める。
ステップS704では、情報処理装置101のCPU401は、書類閲覧処理を実行する。書類閲覧処理の詳細は、後述する図8に示す。書類閲覧処理が終了したら、ステップS705に処理を進める。
ステップS705では、情報処理装置101のCPU401は、データ移行処理を実行する。データ移行処理の詳細は、後述する図13に示す。データ移行処理が終了したら、ステップS706に処理を進める。
ステップS706では、情報処理装置101のCPU401は、操作検知部607の機能により、不図示の終了ボタンの押下を検知したか否かを判定する。すなわち、入力デバイス409を介してディスプレイ410上で終了ボタンの押下を受け付けたか否かを判定する。終了ボタンの押下を検知したと判定した場合には、ステップS707に処理を進める。終了ボタンの押下を検知していないと判定した場合には、ステップS703に処理を戻す。
ステップS707では、情報処理装置101のCPU401は、ステップS701で起動した投影アプリケーションを終了する。
次に、書類閲覧処理の流れについて、図8に示すフローチャートを用いて説明する。尚、図8の破線で表現された矢印は、情報処理装置101と携帯端末103との間のデータの送受信を示す。
ステップS801では、情報処理装置101のCPU401は、投影制御部603の機能により、図9に示すような準備画面900をプロジェクタ423に投影させて、投影面304に表示する。このとき、ミラーリング機能を用いて、ディスプレイ410にも同じ画面が表示されてもよいし、マルチモニタ機能を用いて、ディスプレイ410には画面を操作するためのマニュアルや説明すべきポイントを表示させてもよい。以下、プロジェクタ423から投影面304に画面を投影する場合についても同様である。準備画面900は、端末領域901と編集ボタン902を含む。端末領域901は、投影面304に任意に設定され、情報処理装置101で管理されている領域である。編集ボタン902は押下を検知することにより、投影面304に投影する文書データの編集を受け付ける。
図17の端末領域管理テーブル1730は、投影面304上に設定される、端末を配置するための端末領域901(所定領域)を管理するテーブルの一例であり、情報処理装置101の外部メモリ411に記憶されている(領域管理手段)。端末領域管理テーブル1730は、文書ID1731と、所定管理領域位置1732を備える。文書ID1731は、文書データごとに一意に割り振られる識別情報を示す。所定管理領域位置1732は、領域の左上座標と右下座標とを示す。
ステップS802では、情報処理装置101のCPU401は、センサ制御部605の機能により、準備画面900が投影された投影面304で携帯端末103を検知したか否かを判定する。より具体的には、情報処理装置101に接続された赤外線センサ422から取得した情報と、図17に示す携帯端末管理テーブル1720のサイズ1722とを用いて、投影面304にある携帯端末103を検知する。サイズ1722には、携帯端末103の高さと幅と厚さとが格納されており、これらの情報と赤外線センサ422から取得した情報とを比較することで、携帯端末103を検知することができる。検知したと判定した場合はステップS803に処理を進める。そうでない場合はステップS816に処理を進める。
図17の携帯端末管理テーブル1720は、携帯端末103を管理するテーブルの一例であり、情報処理装置101の外部メモリ411に記憶されている。携帯端末管理テーブル1720は、端末ID1721と、サイズ1722と、携帯端末位置1723とを含む。端末ID1721は、携帯端末103ごとに一意に割り振られる識別情報を示す。サイズ1722は、携帯端末103の高さと幅と厚さとを示す。携帯端末位置1723は、投影面304に投影される画面における携帯端末103の左上座標と右下座標とを示す。尚、携帯端末103の中心座標と、中心座標からの上下左右の幅とを格納してもよい。
ステップS803では、情報処理装置101のCPU401は、座標変換部606の機能により、ステップS802で検知した携帯端末103の位置を座標に変換し、携帯端末103が端末領域901内にあるか否かを判定する。端末領域901内にあると判定した場合はステップS804に処理を進める。そうでない場合はステップS816に処理を進める。
ステップS804では、情報処理装置101のCPU401は、記憶部601の機能により記憶されている携帯端末103の接続先情報を特定する(接続先特定手段)。接続先情報は、携帯端末103にインストールされているアプリケーション等を用いてあらかじめ情報処理装置101と通信し、接続先情報を取得しておく。
図17の接続先管理テーブル1740は、携帯端末103の接続先を管理するテーブルの一例であり、情報処理装置101の外部メモリ411に記憶されている。接続先管理テーブル1740は、端末ID1741と、サイズ1742と、接続先情報1743と、携帯端末位置1744とを含む。端末ID1741は、携帯端末103ごとに一意に割り振られる識別情報を示す。サイズ1742は、携帯端末103の高さと幅と厚さとを示す。接続先情報1743は、携帯端末103ごとの接続先情報を示す。携帯端末位置1744は、投影面304に投影される画面における携帯端末103の左上座標と右下座標とを示す。
ステップS805では、情報処理装置101のCPU401は、通信制御部608の機能により、携帯端末103に文書データ取得要求を送信する。
ステップS806では、携帯端末103のCPU501は、記憶部611の機能により記憶されている文書データを表示するためのアプリケーションを起動する。
ステップS807では、携帯端末103のCPU501は、表示制御部612の機能により任意の文書データをタッチパネル510に表示する。
ステップS808では、携帯端末103のCPU501は、通信制御部613の機能により情報処理装置101から送信された文書データ取得要求を受信する。
ステップS809では、携帯端末103のCPU501は、表示制御部612の機能により現在表示している表示データを特定する。
ステップS810では、携帯端末103のCPU501は、ステップS809で特定した表示データを通信制御部613の機能により情報処理装置101に送信する。
ステップS811では、情報処理装置101のCPU401は、通信制御部608の機能により、携帯端末103から、携帯端末103のタッチパネル510に表示されていた文書データを受信する。
図10は、投影画面1000であり、図9の準備画面900の端末領域901で携帯端末103を検知し、携帯端末103のタッチパネル510に表示されている文書データを投影面304に投影している様子の一例を示す図である。ステップS811で文書データを受信すると、図10のように投影面304に文書データ1001を投影する。投影画面1000は編集ボタン902のほかに完了ボタン1002を含む。完了ボタン1002は押下を検知すると、文書データ1001の編集処理を完了する。
ステップS812では、情報処理装置101のCPU401は、操作検知部607の機能により準備画面900の編集ボタン902の押下を検知したか否かを判定する。編集ボタン902の押下を検知したと判定した場合はステップS813に処理を進める。編集ボタン902の押下を検知したと判定しなかった場合はステップS814に処理を進める。
ステップS813では、情報処理装置101のCPU401は、ステップS812で編集ボタン902の押下を検知したと判定した場合に編集処理を実行する。編集処理の詳細については図11のフローチャートを用いて後述する。
ステップS814では、情報処理装置101のCPU401は、投影制御部603の機能により投影している文書データ1001の内容に変更があるか否かを判定する。より具体的には、ステップS813で編集処理が実行されたか否かを判定してもよいし、文書データ1001のデータ容量の差分を見て変更ありと判定してもよい。変更ありと判定した場合はステップS815に処理を進める。そうでない場合はステップS816に処理を進める。
ステップS815では、情報処理装置101のCPU401は、ステップS814で文書データ1001の内容に変更ありと判定した場合に、変更済みの文書データ1001を記憶部601の機能により保存して記憶する。
図17の文書データ管理テーブル1700は、記憶部601の機能により記憶する文書データを管理するテーブルの一例であり、情報処理装置101の外部メモリ411に記憶されている。文書データ管理テーブル1700は、文書ID1701と、文書データ保存場所1702とを含む。文書ID1701は、文書データごとに一意に割り振られる識別情報を示す。文書データ保存場所1702は、文書データが保存されているファイルパスを示す。
ステップS816では、情報処理装置101のCPU401は、操作検知部607の機能により、完了ボタン1002の押下を検知したか否かを判定する。押下を検知したと判定した場合は書類閲覧処理の一連の流れを終了する。押下を検知したと判定しなかった場合はステップS802に処理を戻す。
以上で、書類閲覧処理の一連の流れの説明を終了する。
次に、図11のフローチャートを用いて編集処理の一連の流れを説明する。
ステップS1101では、情報処理装置101のCPU401は、操作検知部607の機能により、不図示の編集選択を受け付ける。編集選択とは、どの編集の処理を行うかの選択である。本実施形態では、不図示の選択画面等でテキスト、アイテム、手書き入力の編集の種類の選択を受け付けるが、これに限らず他の編集処理を行ってもよい。
ステップS1102では、情報処理装置101のCPU401は、入力デバイス409等からテキストの入力を受け付けたか否かを判定する。テキストの入力を受け付けたと判定した場合はステップS1103に処理を進める。そうでない場合はステップS1104に処理を進める。
ステップS1103では、情報処理装置101のCPU401は、ステップS1102で入力を受け付けたと判定した場合に表示制御部602の機能によりテキストを文書データ1001上に表示させる。尚、入力を受け付けたものを表示させる際には文書データ1001のレイヤーとは別のレイヤーに表示させ、文書データ1001重畳した形で投影するとよい。以下、ステップS104からステップS1110の処理についても同様である。
ステップS1104では、情報処理装置101のCPU401は、アイテムの挿入指示を受け付けたか否かを判定する。ここでいうアイテムとは、スタンプやイラスト、画像、アノテーション等の表示アイテムのことを指す。表示アイテムはこれに限らず投影できるものであれば何のアイテムであってもよい。アイテムの挿入指示を受け付けた判定した場合はステップS1105に処理を進める。そうでない場合はステップS1107に処理を進める。
ステップS1105では、情報処理装置101のCPU401は、操作検知部607の機能により、記憶部601で記憶している表示アイテムのうち、どのアイテムを表示するかの選択を受け付ける。
ステップS1106では、情報処理装置101のCPU401は、ステップS105で選択を受け付けたアイテムを表示させる。
ステップS1107では、情報処理装置101のCPU401は、操作検知部607の機能により、手書き入力を受け付けたか否かを判定する。手書き入力を受け付けたと判定した場合はステップS1108に処理を進める。そうでない場合はステップS1110に処理を進める。
ステップS1108では、情報処理装置101のCPU401は、作検知部607の機能により、入力を受け付けた手書き入力の軌跡を表示可能な情報として生成する。より具体的には、操作検知部607でユーザからの操作を受け付けた軌跡を座標変換部606で座標値に変換して記憶する。
ステップS1109では、情報処理装置101のCPU401は、表示制御部602の機能によりステップS1108で生成した手書き入力の軌跡を表示する。
ステップS1110では、情報処理装置101のCPU401は、操作検知部607の機能により、完了ボタン1002の押下を検知したか否かを判定する。完了ボタン1002の押下を検知したと判定した場合は編集処理を終了する。そうでない場合はステップS1102に処理を進める。
図12は、投影画面1000に投影している文書データ1001に対して編集処理で編集を行う様子の一例である。テキスト1201は、入力デバイス409のキーボード入力当で入力を受け付けたテキストである。スタンプ1202と、丸囲み1203は、表示アイテムの入力を受け付けて表示させるアイテムである。手書きライン1204は、ユーザの投影面304をタッチ操作やスライド操作等で移動するユーザの手の軌跡を表示させている様子を示す。尚、編集処理のフローチャートと図12で「表示」しているアイテムは、ここでは投影と同様の意味である。
次に、図13のフローチャートを用いてデータ移行処理の一連の流れを説明する。
ステップS1301では、情報処理装置101のCPU401は、センサ制御部605の機能により、携帯端末103を検知しなくなったか否かを判定する。携帯端末103を検知しなくなったと判定した場合はステップS1303に処理を進める。そうでない場合、つまり携帯端末103を検知したままであると判定した場合はステップS1302に処理を進める。
ステップS1302では、情報処理装置101のCPU401は、センサ制御部605の機能により携帯端末103が端末領域901内にあるか否かを判定する。より具体的には、端末領域901の座標値と携帯端末103の位置を取得して比較し、端末領域901の座標が示す領域内に携帯端末103があるか否かを判定する。携帯端末103が領域内にあると判定した場合は領域内から携帯端末103が移動したと判定するまでステップS1302の処理を繰り返す。携帯端末103が端末領域901内に無いと判定した場合はステップS1303に処理を進める。
ステップS1303では、情報処理装置101のCPU401は、現在投影している文書データを特定する。
ステップS1304では、情報処理装置101のCPU401は、ステップS1303で特定した文書データの内容に変更があるか否かを判定する。より具体的には、編集処理が実行されたか否かを判定してもよいし、特定した文書データのデータ容量の差分を見て変更ありと判定してもよい。変更ありと判定した場合はステップS1305に処理を進める。そうでない場合はステップS1306に処理を進める。
ステップS1305では、情報処理装置101のCPU401は、ステップS1304で特定した文書データの内容に変更ありと判定した場合に、レイヤーを合成する。より具体的には、編集処理で編集して追加した表示アイテム等を表示させるレイヤーと、文書データのレイヤーとを画像合成部609の機能により合成して保存し、記憶部601で記憶する。
ステップS1306では、情報処理装置101のCPU401は、ステップS1305で保存した編集処理済みの文書データを、通信制御部608の機能により送信する。
ステップS1307では、携帯端末103のCPU501は、通信制御部613の機能により文書データを受信する。
ステップS1308では、携帯端末103のCPU501は、記憶部611の機能によりステップS1307で受信した文書データを保存し、記憶する。
ステップS1309では、携帯端末103のCPU501は、ステップS1307で受信した文書データを表示制御部612の機能によりタッチパネル510に表示する。これにより、情報処理装置から送信された文書データが携帯端末103で受信できたことをユーザに通知できるとともに、携帯端末103上での文書データの表示状態を確認できる。
以上で、データ移行処理の一連の流れの説明を終了する。
図14は、投影画面1000で編集した文書データ1401を、携帯端末103に送信した様子の一例を示す。端末領域901から携帯端末103が移動したことを検知すると、情報処理装置101は現在投影している編集済みの文書データ1401を携帯端末1402に送信する。これにより、例えばテラー301が顧客に投影資料を用いて商品説明をした際に、タッチ操作でアイテムを入力するして強調した部分の痕跡を残した画像を生成して容易に顧客の携帯端末103に送信可能となる。
図15は、投影画面1000に端末領域を複数設けた様子の一例を示す図である。このように、端末領域901をデータ受信領域、端末領域1501をデータ送信領域として端末領域を複数設定してもよい。
図16は、端末領域901に携帯端末103−1が置かれ、端末領域1501に携帯端末103−2が置かれている様子の一例を示す。端末領域901をデータ受信領域として当該領域で検知した携帯端末103−1の表示画像を受信(取得)し、投影面304で編集した後、端末領域1501をデータ送信領域として当該領域で検知した携帯端末103−2に編集済みのデータを送信してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザからの操作を受け付け可能な投影面を備える投影装置と携帯端末とで、投影画像を容易に共有可能な仕組みを提供することのできる効果を奏する。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現(実行可能と)するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 情報処理装置
102 投影撮像装置
103 携帯端末
401 CPU
402 RAM
403 ROM
404 システムバス
405 汎用入出力コントローラ
406 ビデオコントローラ
407 メモリコントローラ
408 通信I/Fコントローラ
409 入力デバイス
410 ディスプレイ
411 外部メモリ
421 デジタルカメラ
422 ジェスチャセンサ
423 プロジェクタ




Claims (10)

  1. 投影データを投影する投影装置と携帯端末と通信可能な情報処理装置であって、
    投影面上に所定領域を管理する領域管理手段と、
    前記領域管理手段で管理する所定領域に配置される携帯端末を検知する検知手段と、
    前記検知手段で検知した前記携帯端末の接続先を特定する接続先特定手段と、
    前記接続先特定手段で接続先を特定した前記携帯端末とデータを送受信して通信する通信手段と
    を備え、
    前記通信手段は、前記領域管理手段で管理している所定領域で検出した携帯端末から投影データを受信することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記検知手段は、前記携帯端末が所定領域に配置されているか否かを検知し、前記所定領域から移動した前記携帯端末に投影データを送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、前記通信手段で受信した前記投影データを前記投影面上に投影するよう制御する投影制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、前記投影制御手段で前記投影面上に投影した投影データに対する操作を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した操作に応じて前記投影データを編集する編集手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記通信手段は、前記編集手段で編集した投影データを前記所定領域から移動した前記携帯端末に送信することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 投影データを投影する投影装置と携帯端末と通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    投影面上に所定領域を管理する領域管理ステップと、
    前記領域管理ステップで管理する所定領域に配置される携帯端末を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップで検知した前記携帯端末の接続先を特定する接続先特定ステップと、
    前記接続先特定ステップで接続先を特定した前記携帯端末とデータを送受信して通信する通信ステップと
    を備え、
    前記通信ステップは、前記領域管理ステップで管理している所定領域で検出した携帯端末から投影データを受信することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 投影データを投影する投影装置と携帯端末と通信可能な情報処理装置として機能させるプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    投影面上に所定領域を管理する領域管理手段と、
    前記領域管理手段で管理する所定領域に配置される携帯端末を検知する検知手段と、
    前記検知手段で検知した前記携帯端末の接続先を特定する接続先特定手段と、
    前記接続先特定手段で接続先を特定した前記携帯端末とデータを送受信して通信する通信手段
    として機能させ、
    前記通信手段は、前記領域管理手段で管理している所定領域で検出した携帯端末から投影データを受信するよう機能させるプログラム。
  8. 投影データを投影する投影装置と携帯端末と、前記投影装置と前記携帯端末と通信可能な情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    投影面上に所定領域を管理する領域管理手段と、
    前記領域管理手段で管理する所定領域に配置される携帯端末を検知する検知手段と、
    前記検知手段で検知した前記携帯端末の接続先を特定する接続先特定手段と、
    前記接続先特定手段で接続先を特定した前記携帯端末とデータを送受信して通信する通信手段と
    を備え、
    前記通信手段は、前記領域管理手段で管理している所定領域で検出した携帯端末から投影データを受信することを特徴とする情報処理システム。
  9. 投影データを投影する投影装置と携帯端末と、前記投影装置と前記携帯端末と通信可能な情報処理装置とを含む情報処理システムの制御方法であって、
    投影面上に所定領域を管理する領域管理ステップと、
    前記領域管理ステップで管理する所定領域に配置される携帯端末を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップで検知した前記携帯端末の接続先を特定する接続先特定ステップと、
    前記接続先特定ステップで接続先を特定した前記携帯端末とデータを送受信して通信する通信ステップと
    を備え、
    前記通信ステップは、前記領域管理ステップで管理している所定領域で検出した携帯端末から投影データを受信することを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  10. 投影データを投影する投影装置と携帯端末と、前記投影装置と前記携帯端末と通信可能な情報処理装置とを含む情報処理システムとして機能させるプログラムであって、
    前記情報処理システムを、
    投影面上に所定領域を管理する領域管理手段と、
    前記領域管理手段で管理する所定領域に配置される携帯端末を検知する検知手段と、
    前記検知手段で検知した前記携帯端末の接続先を特定する接続先特定手段と、
    前記接続先特定手段で接続先を特定した前記携帯端末とデータを送受信して通信する通信手段
    として機能させ、
    前記通信手段は、前記領域管理手段で管理している所定領域で検出した携帯端末から投影データを受信するよう機能させるプログラム。


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