JP2018108011A - モータ駆動の集積回路、モータ装置及び応用装置 - Google Patents

モータ駆動の集積回路、モータ装置及び応用装置 Download PDF

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Abstract

【課題】改良されたモータ駆動の集積回路、モータ装置及び応用装置を提供する。【解決手段】モータ駆動の集積回路は、複数の位置比較器、タイマ及び中央処理装置を備える。複数の位置比較器の各々は、モータのロータの位置を表わす磁極検出信号を受信する。タイマは、磁極検出信号の所定のエッジが発生して所定のエッジの時間を記録するとき、複数の位置比較器によって出力されるタイミング割込信号を受信する。中央処理装置は、2つの所定のエッジ間の時間差に応じてモータの回転速度を得る。【選択図】図1

Description

[0002] この開示は回路技術の分野に関する。特に、本開示は、モータを駆動するためのモータ駆動の集積回路、モータ装置、及びモータ装置を使用する応用装置に関する。
[0003] モータは、電磁誘導法則に基づきエネルギ転換を達成するための電磁気装置であり、今日モータは、家庭電化製品、動力工具、医療用具及び光工業設備で広く使用される。高性能のモータ制御を達成するためには、モータ速度を検出することが必要である。
[0004] モータ駆動の集積回路は、複数の位置比較器、タイマ及び中央処理装置を備える。各々の位置比較器は、モータのロータの位置を表わす磁極検出信号を受信する。タイマは、磁極検出信号の所定のエッジが発生したとき、複数の位置比較器によって出力されたタイミング割込信号を受信し、所定のエッジの時間を記録する。中央処理装置は、2つの所定のエッジ間の時間差に応じてモータの回転速度を得る。
[0005] モータ駆動の集積回路は、複数の位置比較器とタイマとの間に結合された論理選択回路をさらに備え、論理選択回路は、中央処理装置の設定値に応じて磁極検出信号の2つの隣接するエッジを選択し、タイマを制御して計時することが好ましい。
[0006] 論理選択回路は、1つの磁極検出信号の2つの隣接するエッジ、1つの磁極検出信号の2つの隣接する上昇エッジ、1つの磁極検出信号の2つの隣接する降下エッジ、2つの磁極検出信号の2つの隣接するエッジ、2つの磁極検出信号の2つの隣接する上昇エッジ、又は2つの磁極検出信号の2つの隣接する降下エッジを、中央処理装置の設定値に応じて選択することが好ましい。
[0007] モータ駆動の集積回路は、少なくとも2つの位置比較器を備え、中央処理装置は、少なくとも2つの磁極検出信号に応じて回転速度を得ることが好ましい。
[0008] 磁極検出信号は、ホールセンサ又は逆起電力ゼロ交差検出方法によって得ることが好ましい。
[0009] 複数の位置比較器の1つが所定のエッジを受け取ってタイマにタイミング割込信号を出力するとき、タイマは第1の時間を記録し、次の所定のエッジが発生したとき、タイマは、タイミング割込信号を受信して第2の時間を記録し、中央処理装置は、第1の時間と第2の時間との間の時間差に応じてモータの回転速度を得ることが好ましい。
[0010] 第1の時間は、第1の磁極検出信号のために所定のエッジが発生する時間であり、第2の時間は、第2の磁極検出信号のために所定のエッジが発生する時間であることが好ましい。
[0011] 第2の時間が記録された後、タイマは、第1の時間を消去して、第2の時間を第1の時間として記録し、次の所定のエッジが発生したとき、第2の時間が記録されることが好ましい。
[0012] モータ駆動の集積回路は、PWM出力ユニットと、検出信号を受信して検出信号を基準値と比較する過電流比較器とをさらに備え、検出信号が基準値よりも大きいとき、PWM出力ユニットは、過電流比較器によって出力される過電流防止信号に制御されて過電流防止モードに入る。
[0013] モータ駆動の集積回路は、PWM出力ユニットと過電流比較器との間に結合された第1のフィルタをさらに備えることが好ましい。
[0014] 過電流比較器は、過電流防止信号をPWM出力ユニットに直接出力して、PWM出力ユニットを過電流防止モードに入るように制御することが好ましい。
[0015] 過電流比較器は、過電流防止信号を中央処理装置に出力し、中央処理装置は、PWM出力ユニットを過電流防止モードに入るように制御する。
[0016] モータ駆動の集積回路は割込制御装置をさらに備え、過電流比較器は、過電流防止信号を割込制御装置に出力し、割込制御装置は、中央処理装置に割込信号を出力し、中央処理装置は、PWM出力ユニットを過電流防止モードに入るように制御することが好ましい。
[0017] PWM出力ユニットが過電流防止モードに入ったとき、PWM出力ユニットは、以下の動作、すなわち駆動信号を出力するのを停止すること、駆動信号のデューティを低下させること、及び駆動信号を出力するのを停止して、プリセット時間遅れの後に駆動信号を出力するようにリセットすることの1つを実行することが好ましい。
[0018] モータ駆動の集積回路は複数の演算増幅器をさらに備え、各演算増幅器は、巻線を流れる電流を受け取り、中央処理装置は、電流に応じて回転速度を得ることが好ましい。
[0019] モータ駆動の集積回路は、バスを介して中央処理装置に接続されたシフタをさらに備えることが好ましい。
[0020] モータ装置は、モータと、上述したモータ駆動の集積回路とを備える。
[0021] 応用装置は、上述したモータ装置を備える。
[0022] 応用装置は、ポンプ、ファン、家庭電化製品及び車両のうちの1つであることが好ましい。
[0023] 以下に、本発明の好ましい実施形態が、添付図面の各図を参照して、ほんの一例として説明される。各図において、2つ以上の図に現われる同一の構造、要素又は部品には、それらが現われる全ての図で全般に同じ参照符号が付される。各図に示す構成部品及び機能の寸法は、全般に表現の便宜及び明確性のために選ばれ、必ずしも一定の縮尺で示さない。各図を以下に列挙する。
本開示の1つの実施形態によるモータ装置のブロック図である。 図1のインバータの回路図及びモータ巻線を示す図である。 図1のホールセンサの波形図である。 1つの実施形態による、論理選択回路を介してタイマに結合されたモータ駆動の集積回路におけるCPUのブロック図である。
[0028] 以下に、本開示の具体的な実施形態が図面と併せて詳しく説明され、その結果本開示の技術的解決策及び他の有益な効果は明らかである。図面は、参照及び説明のためにのみ与えられ、本開示を限定するために用いないことを理解されたい。図面中に示す寸法は、明確な説明を容易にするのみであり、比例する関係に限定されない。
[0029] 図1は、1つの実施形態によるモータ装置100を示す。モータ装置100は、モータ30、モータ駆動の集積回路10、及びインバータ20を含むことができる。実施形態では、モータ30は、ブラシレス直流電動機(BLDC)又は永久磁石同期モータ(PMSM)とすることができる。モータ30は、ステータと、ステータ内に回転可能に収容されたロータとを含むことができる。ステータは、ステータコアと、ステータコアの周りに巻き付けたステータ巻線とを含むことができる。ステータコアは、純鉄、鋳鉄、鋳鋼、電炉鋼、ケイ素鋼のような軟磁性材料で作ることができる。ロータは複数の永久磁石を含むことができる。
[0030] 図2に示すように、実施形態では、モータ30は三相BLDCとすることができる。ステータコアは、U、V及びWの符号を付した三相を含むことができる。三相U、V及びWの一端は、インバータ20に電気的に結合され、三相U、V及びWの他端は、中性点に電気的に結合される。実施形態では、ステータ巻線はY形に接続される。別の実施形態では、ステータ巻線は、三角形状に接続することができる。
[0031] 実施形態では、インバータ20は、三相のブリッジインバータとすることができる。インバータ20は、6つの半導体スイッチを含むことができる。U相巻線は、上側スイッチUHと下側スイッチULとの間のノードに電気的に結合される。V相巻線は、上側スイッチVHと下側スイッチVLとの間のノードに電気的に結合される。W相巻線は、上側スイッチWHと下側スイッチWLとの間のノードに電気的に結合される。モータ駆動の集積回路10は、PWM信号のような駆動信号をインバータ20に出力する。各スイッチは、制御信号により制御されてスイッチオン及びスイッチオフする。各ブリッジ中の2つのスイッチは連動し、すなわち各ブリッジでは1つのスイッチのみがオンすることができる。実施形態では、各スイッチはMOSFETとすることができる。別の実施形態では、各スイッチは、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、又はBJTから選ぶことができる。
[0032] 別の実施形態では、モータ30は、単相、二相又は多相のBLDCとすることができる。
[0033] モータ30は、ロータの位置を感知するために位置センサをさらに含むことができる。実施形態では、モータ30は、それぞれ、H1、H2及びH3の符号を付した3つのホールセンサを含むことができる。3つのホールセンサH1、H2及びH3は、ロータの円周方向にて120度の電気角で配置される。別の実施形態中において、3つのホールセンサH1、H2、H3は、今度はロータの円周方向に沿って60度のような他の電気角で配置することができる。ホールセンサH1、H2及びH3は、ホールセンサH1、H2及びH3を通る磁束の方向に応じて論理ハイレベル又はローレベルの磁極検出信号を出力し、磁極検出信号の各エッジは、ロータの極性の変化を示す。
[0034] モータ駆動の集積回路10は、ハウジングと、ハウジング内に配置された半導体基体と、ハウジングから延びる複数の入出力(I/O)インタフェースとを含むことができる。モータ駆動の集積回路10は、中央処理装置(CPU)115、メモリ130、多重時間プログラム可能な(MTP)メモリ120、タイマ150、シフタ160、PWM出力ユニット125、過電流比較器180、複数の位置比較器190、複数の演算増幅器195、第1のフィルタ182、第2のフィルタ192、及びアナログデジタル変換器(ADC)170を含む。PWM出力ユニット125、過電流比較器180、複数の位置比較器190、複数の増幅器195及びADC170は、入出力インタフェースに電気的に結合される。実施形態では、CPU115は、8ビットの単一チップマイクロコントローラ(SCM)とすることができ、SCMの動作周波数は80MHzとすることができる。
[0035] CPU115は、バスによってメモリ130、MTPメモリ120、シフタ160、タイマ150、PWM出力ユニット125、第1のフィルタ182、第2のフィルタ192及びADC170に電気的に結合される。
[0036] CPU115は、モータ装置100の中央管理センタである。メモリ130は、CPU115の演算データを一時的に保存することができる。MTPメモリ120は、モータ装置100のコンフィギュレーションデータ、及びモータ装置100の複数の駆動のプログラムを保存することができる。
[0037] モータ駆動の集積回路10は、3つの位置比較器190を含むことができる。各位置比較器は、ロータの位置を表示する磁極検出信号を受信することができる。各位置比較器は、磁極検出信号を基準値と比較し、比較結果信号を出力することができる。3つの位置比較器190の出力端は、第2のフィルタ192を介してCPU115に電気的に結合される。ロータ極位置は、3つのホールセンサにより出力された磁極検出信号に応じてCPU115によって得る。実施形態では、磁極検出信号は、360度の電気周波間で011、001、101、100、110及び010として表示される。CPU115は、PWM出力ユニット125を制御して、モータ30を駆動するための駆動信号を出力させる。3つの極検出信号が011であるとき、CPU115は、PWM出力ユニット125を制御して、上側スイッチUH及び下側スイッチWLをオンするための駆動信号を出力させる。実施形態では、望ましい検出信号は方形波である。
[0038] 別の実施形態では、位置センサは省略することができる。CPUは、センサレスの方法によってロータ位置を得ることができる。モータ30が回転するとき、ステータ巻線に逆起電力が発生する。ロータ位置は、逆起電力と位置比較器190とのゼロ交差を検出することによって得ることができる。
[0039] 複数の演算増幅器195は、PMSMの現場重視制御(FOC)で使用することができる。実施形態では、複数の演算増幅器195は、三相の巻線のうち二相の巻線の電流を同時に集め、次いで、それらを増幅してアナログデジタル変換器170に送り、変換の結果に応じて別の相を計算する。中央処理装置115は、各相巻線の電流に基づくパーク(Park)正及び負の変換によって、モータの回転速度を得る。実施形態では、演算増幅器195によって獲得した電流は正弦波であり、演算増幅器195によって獲得した電流は他の波形にできることを理解されたい。
[0040] 複数の演算増幅器195の出力端は、アナログデジタル変換器170に電気的に結合される。アナログデジタル変換器170は、サンプルホールド回路172及びアナログデジタルユニット174を含む。アナログデジタルユニット174は、演算増幅器195によって出力されたアナログ信号をディジタル信号に変換することができる。サンプルホールド回路172は、アナログデジタルユニット174の精度を保証するように構成される。
[0041] PWM出力ユニット125は、複数の出力端を含むことができる。実施形態では、PWM出力ユニット125は、6つの出力端を含むことができる。各出力端は、インバータ20の1つの半導体スイッチに電気的に結合される。PWM出力ユニット125は、CPU115により制御されて、インバータ20の半導体スイッチをオン又はオフするための駆動信号を出力する。
[0042] 過電流比較器180の一方の入力端は、モータ30の動作電流を表示する検出信号を受信し、過電流比較器180の他方の入力端は、基準値VREFを受信する。過電流比較器180の出力端は、第1のフィルタ182を介してPWM出力ユニット125及びCPU115に電気的に結合される。
[0043] 8ビットのマイクロ制御装置は、20MHz〜50MHzのような低周波で通常動作する。低周波の8ビットのマイクロ制御装置は、モータ制御のためのリアルタイム要求を満たすことができず、リアルタイムモータ駆動チップは、コストが高い少なくとも16ビットのマイクロ制御装置で通常使用される。実施形態では、モータ駆動の集積回路は、動作周波数が高い(例えば80MHz)0.15μm半導体プロセスを用いて組み立て、それによりモータ制御のための処理速度が改善され、リアルタイム要求が満たされる。他方、8ビットマイクロ制御装置は、コストを大幅に下げることができ、0.15μmプロセスは、むき出しダイの大きさを8mm2〜9mm2に減らすことができる。対照的に、0.25μmプロセスの場合、動作周波数は50MHz未満であり、0.35μmプロセスの場合、クロック周波数は20MHz〜30MHzであり、ダイ面積が比例的に増加する。
[0044] モータ装置100が給電され又はリセットされると、CPU115は、まず起動転送プログラムを実行し、多重時間プログラム可能なメモリ120からの全てのプログラムコードをメモリ130にコピーする。多重時間プログラム可能なメモリ120は、モータコンフィギュレーションデータ及びモータ駆動のプログラムを保存する。実施形態では、コンフィギュレーションデータ及びモータ駆動のプログラムは、多重時間プログラム可能なメモリ120に保存することができる。フラッシュメモリ、特に大規模製造と比較して、多重時間プログラム可能なメモリ120は、コストを下げることができる。実施形態では、多重時間プログラム可能なメモリ120の容量は32KBである。別の実施形態では、多重時間プログラム可能なメモリ120の容量は、48KB、64KBとすることができる。メモリ130の容量は48KBであり、メモリ130の容量は、多重時間プログラム可能なメモリ120の容量よりも大きい。実施形態では、メモリ130はランダムアクセスメモリ(RAM)とすることができる。メモリ130は、動作周波数が多重時間プログラム可能なメモリ120よりも高いので、MTP130の全てのプログラムコードはメモリにコピーされ、モータ駆動の集積回路10は、低コストで動作周波数を加速する。
[0045] ホールセンサH1、H2及びH3は、それぞれ、3つの位置比較器190に3つの磁極検出信号を出力する。図3に示すように、3つの磁極検出信号は、電気角120度だけ相互に異なる。位置比較器190が磁極検出信号のレベル推移、即ち上昇エッジ又は降下エッジを得ると、位置比較器190は、タイマ150にタイミング割込信号を出力する。
[0046] 第1の位置比較器が上昇エッジH1aを得て、第1の位置比較器は、タイマ150にタイミング割込信号を出力し、タイマ150は時間t0を記録する。降下エッジH3bのような次のエッジが発生すると、第3の位置比較器は、タイマ150にタイミング割込信号を出力し、タイマ150は時間t1を記録する。CPU115は、t0とt1との間の時間差Δtを介してモータ30の回転速度を得る。
[0047] 時間t1が記録された後、タイマ150は、時間t0を消去し、時間t0として時間t1を記録する。上昇エッジH2aのような次のエッジが発生すると、第2の比較器は、タイマ150にタイミング割込信号を出力する。CPU115は、t0とt1との間の時間差Δtを介してモータの回転速度を得る。次いで、モータの回転速度は、上昇エッジH2aと降下エッジH1bとの間の時間差を計算することによって以下のように得る。モータ走行段階では、CPU115は、隣接する2つのエッジごとの時間差によってモータの回転速度を計算し、これによりモータの動作条件を決定する。
[0048] 実施形態では、隣接するエッジの時間差のみならず、ホール信号の隣接するエッジ又は隣接する上昇及び降下エッジを検出できる時間差も、必要に応じて検出可能である。図4に示すように、別の実施形態では、位置比較器190は、中央処理装置115及びタイマ150に結合された論理選択回路193に電気的に接続される。論理選択回路193は、中央処理装置115の設定値に応じて、1つのホール信号の2つの隣接するエッジ、1つのホール信号の2つの隣接する上昇エッジ、1つのホール信号の2つの隣接する降下エッジ、2つのホール信号の2つの隣接するエッジ、2つのホール信号の2つの隣接する上昇エッジ、又は2つのホール信号の2つの隣接する降下エッジを選択する。タイマ150は、論理選択回路193によって選択された2つのエッジに応じて計時するように制御される。
[0049] 各位置比較器は、割込制御装置につながることが必要である。実施形態では、位置比較器190は、タイマ150に直接結合され、又は論理選択回路193を介してタイマ150に結合される。割込制御装置は省略することができる。タイマ150は、各ホール信号のエッジに応答して数を数え、サンプリング周波数が速い。より速いサンプリング、より良い動的応答が得られることは明らかである。モータは、より滑らかに動作し、速度変動を減少することができる。論理選択回路は、モータ駆動の集積回路10に設けて、異なるエッジを選択してモータの回転速度を計算することができ、結果としてモータ駆動の集積回路10は、異なるモータ装置に適合してモータの多用途性を改善することができる。
[0050] モータ駆動の集積回路10は、シフタ160をさらに含むことができる。実施形態では、シフタ160はバレルシフタとすることができる。シフタ160は、掛算及び割算のような複数のやり方で、単一のサイクルにてシフト動作ビットを行なうことができる。例えば、全ての動作がCPU115によって行なわれる場合、システムの動作は速度が遅くなり、掛算及び割算のような動作がシフタ160によって行なわれると、シフト動作はより速くなる。ソフト動作がCPU115によって行なわないとき、CPU115は、他の動作を行なうために解除することができ、モータ駆動の集積回路10全体の効率が上昇することができる。
[0051] モータの動作中に、過電流比較器180は、モータの動作電流を表す検出信号を受信する。実施形態では、サンプリング抵抗器Rがインバータ20及び接地に結合される。モータの動作電流は、サンプリング抵抗器Rによってサンプリング電圧に変換される。過電流比較器180は、サンプリング電圧を受け取り、サンプリング電圧を基準値VREFと比較する。サンプリング電圧が基準値VREFよりも高いとき、モータに過電流が発生し、過電流比較器180は、PWM出力ユニット125に過電流防止信号を出力する。PWM出力ユニット125は、過電流防止信号に応じて過電流防止モードに入ることができる。こうして、モータに過電流が発生するとき、過電流比較器180は、PWM出力ユニット125を直接制御して過電流防止モードに入れ、PWM出力ユニット125は、モータの過電流に素早く応答して、モータを素早くかつ効率的に保護することができる。別の実施形態では、過電流比較器180は、過電流防止信号を中央処理装置115に出力し、次いで中央処理装置115は、PWM出力ユニット125を制御して、過電流防止モードに入れる。
[0052] PWM出力ユニット125が過電流防止モードに入ると、PWM出力ユニット125は、次の動作、すなわち例えば、インバータ20への駆動信号の出力を停止すること、インバータ20に出力される駆動信号のデューティを低下させること、インバータ20への駆動信号の出力を停止し、プリセット時間遅れの後に駆動信号を出力するようにリセットすることの1つを実行することができる。過電流防止モードにおける特定の動作は、モータ応用例のデザイン要件又は環境に応じて実行することができる。
[0053] 第1のフィルタ182は、過電流比較器180、PWM出力ユニット125及び中央処理装置115の間に結合される。第1のフィルタ182は、過電流防止信号を所定の様式でサンプリングするように構成できる。所定の様式は、第1のフィルタ182が過電流保護信号を所定のサイクルで所定回数だけサンプリングし、第1のフィルタ182が過電流保護信号を2つのサイクルでサンプリングするような様式である。第1のフィルタ182は、過電流がサンプル値に応じて発生したかどうかを決定する。第1のフィルタ182は、異常信号を除去するように構成される。第2のフィルタ192は、同様の機能を有するので重ねて説明しない。実施形態では、第1のフィルタ182及び第2のフィルタ192はグリッチフィルタである。
[0054] 別の実施形態では、モータ駆動の集積回路10は、割込制御装置140を含むことができる。モータに過電流が発生すると、過電流比較器は、割込制御装置140及びPWM出力ユニット125に過電流防止信号を同時に出力する。割込制御装置140は、CPU115に割込信号を送り、CPU115は、割込信号に基づきディスプレイ、アラームなどのような外部機器を制御して、モータ30が故障状態であることを示す。
[0055] 実施形態では、過電流比較器180は、モータ駆動の集積回路10内に一体化され、それにより先行技術と比較して使用する電子部品の数が減少し、モータ制御回路の外形寸法が縮小する。モータ駆動の集積回路は、低い電力消費及び高い信頼度で作動することができる。
[0056] 実施形態によるモータ装置100は、ポンプ、ファン、家庭電化製品、車両などの1つとすることができる応用装置に応用可能である。家庭電化製品は、洗浄機、皿洗い機、レンジフード、排気ファンなどにすることができる。
[0057] 本出願の明細書及び請求項において、動詞「備える(comprise)」、「含む(include)」、「含む(contain)」及び「有する(have)」、並びにそれらの派生語の各々は、記述した特徴の存在を具体化するために包括的な意味で使用され、追加の品目の存在を排除しない。
[0058] 本発明の所定の複数の特徴は、明瞭さのために個別の実施形態の文脈に記載されるが、これらは、単一の実施形態に組み合せて設けても良いことを認識されたい。反対に、簡潔さのために単一の実施形態の文脈に記載された本発明の様々な特徴は、別個に又は任意の適切な副結合で設けることもできる。
[0059] 上述した実施形態は、ほんの一例として提示され、当業者には、添付した請求項によって規定される本発明の範囲から逸脱しない他の様々な修正が明らかである。
10 モータ駆動の集積回路
20 インバータ
30 モータ
100 モータ装置
115 中央処理装置
120 多重時間プログラム可能なメモリ
125 PWM出力ユニット
130 メモリ
140 割込制御装置
150 タイマ
160 シフタ
170 アナログデジタル変換器
172 サンプルホールド回路
174 アナログデジタルユニット
180 過電流比較器
182 第1のフィルタ
190 位置比較器
192 第2のフィルタ
195 演算増幅器

Claims (10)

  1. モータ駆動の集積回路であって、
    各々の位置比較器がモータのロータの位置を表わす磁極検出信号を受信する複数の位置比較器と、
    タイマであって、前記磁極検出信号の所定のエッジが発生するとき、前記複数の位置比較器によって出力されたタイミング割込信号を受信して、前記所定のエッジの時間を記録するタイマと、
    2つの所定のエッジ間の時間差に応じて前記モータの回転速度を得る中央処理装置とを備えること、を特徴とするモータ駆動の集積回路。
  2. 前記複数の位置比較器と前記タイマとの間に結合された論理選択回路をさらに備え、前記論理選択回路は、前記中央処理装置の設定値に応じて前記磁極検出信号の2つの隣接するエッジを選択し、前記タイマを制御して計時する、請求項1に記載のモータ駆動の集積回路。
  3. 前記論理選択回路は、1つの磁極検出信号の2つの隣接するエッジ、1つの磁極検出信号の2つの隣接する上昇エッジ、1つの磁極検出信号の2つの隣接する降下エッジ、2つの磁極検出信号の2つの隣接するエッジ、2つの磁極検出信号の2つの隣接する上昇エッジ、又は2つの磁極検出信号の2つの隣接する降下エッジを、前記中央処理装置の設定値に応じて選択する、請求項2に記載のモータ駆動の集積回路。
  4. 前記モータ駆動の集積回路は、少なくとも2つの位置比較器を備え、前記中央処理装置は、少なくとも2つの磁極検出信号に応じて前記回転速度を得る、請求項1に記載のモータ駆動の集積回路。
  5. 前記磁極検出信号は、ホールセンサ又は逆起電力ゼロ交差検出方法によって得る、請求項1に記載のモータ駆動の集積回路。
  6. 前記複数の位置比較器の1つが前記所定のエッジを受け取って前記タイマに前記タイミング割込信号を出力するとき、前記タイマは第1の時間を記録し、次の所定のエッジが発生したとき、前記タイマは、前記タイミング割込信号を受信して第2の時間を記録し、前記中央処理装置は、前記第1の時間と前記第2の時間との間の時間差を介して前記モータの前記回転速度を得る、請求項1に記載のモータ駆動の集積回路。
  7. 前記第1の時間は、第1の磁極検出信号のために前記所定のエッジが発生する時間であり、第2の時間は、第2の磁極検出信号のために前記所定のエッジが発生する時間である、請求項6に記載のモータ駆動の集積回路。
  8. 前記第2の時間が記録された後、前記タイマは、前記第1の時間を消去して、前記第2の時間を前記第1の時間として記録し、次の所定のエッジが発生したとき、第2の時間が記録される、請求項6に記載のモータ駆動の集積回路。
  9. モータと、請求項1〜8の1つに記載のモータ駆動の集積回路とを備える、ことを特徴とするモータ装置。
  10. 請求項9に記載のモータ装置を備える、ことを特徴とする応用装置。
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