JP2018107614A - 動画再生装置、撮像装置、動画再生方法及びプログラム - Google Patents
動画再生装置、撮像装置、動画再生方法及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】動画再生装置は、各フレームについてのフレーム情報が、所定の被写体距離の各々に合焦させた再構成画像を生成可能な画像情報を有して構成された動画像情報を取得し、該動画像情報の再生において、合焦させる複数の被写体距離を決定する。装置は、決定した複数の被写体距離の各々に合焦させた再構成画像群をフレーム情報から生成し、該再構成画像群を合成することで、動画像情報のフレームに係るフレーム画像を生成して再生する。このとき、装置は動画像情報の再生において、複数の被写体距離のうちの第1の被写体距離と第2の被写体距離とで、フレーム画像の生成に際し、対応するフレーム情報から再構成画像を生成する頻度を異ならせる。
【選択図】図8
Description
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、画像処理装置の一例としての、撮影後にLFデータから任意の被写体距離に合焦した画像を生成可能なデジタルカメラに、本発明を適用した例を説明する。しかし本発明は、LFデータから任意の被写体距離に合焦した画像を生成することが可能な任意の機器に適用可能である。
本実施形態のデジタルカメラ100が有する撮像部103から出力される信号に基づく画像情報であり、光の強度分布のみならず光の入射方向の情報(光線)の情報を記録した光線空間情報を示す。ライトフィールドは、遮蔽物のない空間を飛び交う光線の「場」であり、該ライトフィールド中の1本の光線を特定するため、例えば図12に示すような2つの平行な平面について、光線の交点の位置情報を関連付けることで記録可能となる。本実施形態ではLFデータに含まれる画素の各々は、通過した撮像光学系の瞳領域及び入射方向の組み合わせが異なる光束に対応した信号強度を示し、1つの画素が定まれば、該画素に入射する光束が通過した撮像面における位置と光学系の瞳位置とを特定できる。
LFデータを構成する画素を所定の組み合わせで合成する等により新たに生成された画像であり、本実施形態では、LFデータから生成される、任意の被写体距離に合焦した画像を含む。具体的には生成する被写体距離に対応するリフォーカス面(再構成面、焦点面)の各位置(再構成画像の画素に対応する位置)について、該位置を通過する光束を特定し、該当の光束に係るLFデータの画素値を合算することで、画素値が得られる。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の機能構成を示すブロック図である。なお、図中、破線で示した構成については、本実施形態のデジタルカメラ100は有しないものとして説明する。
ここで、本実施形態のデジタルカメラ100において、光軸上の撮像光学系101と撮像素子との間に設けられたマイクロレンズアレイ102について、図を用いて説明する。
ここで、特定の被写体距離に合焦した再構成画像の生成方法の概要について、図を用いて説明する。
で表される。ここで、Fは撮像レンズからマイクロレンズアレイまでの距離、αFは撮影レンズからリフォーカス面までの距離(αはリフォーカス係数:リフォーカス面までの距離を決定するための可変係数)である。
で表される。なお、(u,v)を瞳領域の代表座標とすることで、該式は単純加算により計算できる。この場合、本実施形態のように複数の光電変換素子に対応付けたマイクロレンズを用いて瞳分割を行う態様では、図4を用いて説明したように、瞳領域に対応する光束が結像される光電変換素子は、マイクロレンズごとに定まる。故に、該積分式において、1つの画素値E(x,y)は、各瞳分割領域から入射し、(x,y)を通過して至るマイクロレンズの各々につき、瞳分割領域に対応する光電変換素子の出力値を合算することで得られる。
このような構成をもつ本実施形態のデジタルカメラ100において実行される動画再生処理について、図6のフローチャートを用いて具体的な処理を説明する。該フローチャートに対応する処理は、制御部106が、例えば記録媒体111に記録されている対応する処理プログラムを読み出し、メモリ108に展開して実行することにより実現することができる。本動画再生処理は、例えば記録媒体111に記録されているLF動画データについての再生指示がなされた際に開始されるものとして説明する。
ここで、本ステップで行われる生成処理について、図7のフローチャートを用いて詳細を説明する。
Rn=1 (fn<L1)
Rn=1−(2/3)×(fn−L1)/(L2−L1) (L1≦fn≦L2)
Rn=1/3 (fn>L2)
として定められる。ここで、被写体距離が長くなるほど再構成画像の生成頻度Rnが低下していることは、遠離している被写体ほど、フレーム間で移動したとしても、該移動の影響が再構成画像に現れにくいことに依る。即ち、遠離している被写体の移動は、同様の移動を近接している被写体が行った場合と比べて、再構成画像内での変化量が小さいと言えるため、先行するフレームについて生成した再構成画像を合成に用いたとしても「見え」の変化が少ないことに依る。
int(N/Rn) (N=0,1,2・・・)
で特定することができる。ここで、int()は整数値(切り捨て)を返す関数である。再構成部109は、対象距離に合焦させた再構成画像を、現在のフレームに対応するLFデータから生成すると判断した場合は処理をS703に移し、生成しないと判断した場合は処理をS704に移す。
上述した実施形態1では、被写体距離に応じて再構成画像を生成する頻度が定められるものとして説明した。一方、人物の顔領域等、ユーザが注目し得る被写体については、生成頻度が低減することで、連続するフレーム画像間での更新が荒くなり、観賞に違和感を与え得る。本実施形態ではさらに所定の被写体を検出し、該検出結果に基づき、再構成画像の生成頻度を制御する態様について説明する。
本実施形態のデジタルカメラ100は、実施形態1について説明した機能構成に加え、図1に破線で示した構成、検出部121及び合焦判定部122をさらに有する。
以下、本実施形態に係る、動画再生処理のS603で実行される生成処理について、図10のフローチャートを用いて詳細を説明する。なお、本実施形態の生成処理の説明において、実施形態1と同様の処理を行うステップには同一の参照番号を付し、以下では本実施形態に特徴的な動作を行うステップについてのみ説明する。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (12)
- 各フレームについてのフレーム情報が、所定の被写体距離の各々に合焦させた再構成画像を生成可能な画像情報を有して構成された動画像情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記動画像情報の再生において、合焦させる複数の被写体距離を決定する決定手段と、
前記動画像情報を再生する再生手段であって、前記決定手段により決定された前記複数の被写体距離の各々に合焦させた再構成画像群を前記フレーム情報から生成し、該再構成画像群を合成することで、前記動画像情報のフレームに係るフレーム画像を生成して出力する再生手段と、
前記再生手段における再構成画像の生成を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記動画像情報の再生において、前記複数の被写体距離のうちの第1の被写体距離と第2の被写体距離とで、フレーム画像の生成に際し、対応する前記フレーム情報から再構成画像を生成する頻度を異ならせる
ことを特徴とする動画再生装置。 - 前記再生手段は、前記第2の被写体距離に合焦させた再構成画像を生成しないフレームについては、該フレームに対応する前記フレーム情報から生成された前記第1の被写体距離に合焦させた再構成画像と、該フレームの先行フレームに対応する前記フレーム情報から生成された前記第2の被写体距離に合焦させた再構成画像とを少なくとも合成し、前記生成しないフレームに係るフレーム画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の動画再生装置。
- 前記制御手段は、対応する前記フレーム情報から再構成画像を生成する頻度を、被写体距離に応じて制御することを特徴とする請求項1または2に記載の動画再生装置。
- 前記制御手段は、前記第2の被写体距離が前記第1の被写体距離よりも長い場合に、前記第2の被写体距離について前記フレーム情報から再構成画像を生成する頻度を、前記第1の被写体距離について前記フレーム情報から再構成画像を生成する頻度よりも低くすることを特徴とする請求項3に記載の動画再生装置。
- 前記複数の被写体距離の各々に合焦させるよう生成した再構成画像において、所定の被写体に合焦しているか否かを検出する検出手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記検出手段による検出結果に応じて、フレーム画像の生成に際し、対応する前記フレーム情報から再構成画像を生成する頻度を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の動画再生装置。 - 前記制御手段は、生成した再構成画像において前記所定の被写体に合焦している被写体距離については、前記フレーム画像の生成に際し、対応する前記フレーム情報から再構成画像を生成する頻度を増加させることを特徴とする請求項5に記載の動画再生装置。
- 前記制御手段は、生成した再構成画像において前記所定の被写体に合焦していない被写体距離については、前記所定の被写体に合焦している被写体距離よりも、前記フレーム画像の生成に際し、対応する前記フレーム情報から再構成画像を生成する頻度を減少させることを特徴とする請求項5または6に記載の動画再生装置。
- 前記所定の被写体は、人物または動体を含むことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の動画再生装置。
- 前記制御手段は、生成した再構成画像において合焦している前記所定の被写体が動体である場合に、該動体の移動予測に基づき、該動体に対応する被写体距離についての、対応する前記フレーム情報から再構成画像を生成する頻度を変更することを特徴とする請求項8に記載の動画再生装置。
- 撮像により、各フレームについてのフレーム情報が、所定の被写体距離の各々に合焦させた再構成画像を生成可能な画像情報を有して構成された動画像情報を取得し、記録する撮像手段と、
記録された前記動画像情報を再生する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の動画再生装置と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 各フレームについてのフレーム情報が、所定の被写体距離の各々に合焦させた再構成画像を生成可能な画像情報を有して構成された動画像情報を取得する取得工程と、
前記取得工程において取得された前記動画像情報の再生において、合焦させる複数の被写体距離を決定する決定工程と、
前記動画像情報を再生する再生工程であって、前記決定工程において決定された前記複数の被写体距離の各々に合焦させた再構成画像群を前記フレーム情報から生成し、該再構成画像群を合成することで、前記動画像情報のフレームに係るフレーム画像を生成して出力する再生工程と、
前記再生工程における再構成画像の生成を制御する制御工程と、を有し、
前記制御工程において、前記動画像情報の再生において、前記複数の被写体距離のうちの第1の被写体距離と第2の被写体距離とで、フレーム画像の生成に際し、対応する前記フレーム情報から再構成画像を生成する頻度が異なるよう制御される
ことを特徴とする動画再生方法。 - コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の動画再生装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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JP2016251917A JP6757245B2 (ja) | 2016-12-26 | 2016-12-26 | 動画再生装置、撮像装置、動画再生方法及びプログラム |
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US11832001B2 (en) | 2021-12-20 | 2023-11-28 | Visera Technologies Company Limited | Image processing method and image processing system |
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