JP2018106868A - 二次電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】セパレータの熱収縮に起因した内部短絡の発生を抑制する二次電池、を提供する。【解決手段】二次電池は、正極および負極と、正極および負極の間に配置されるセパレータとを含み、正極、セパレータおよび負極の積層体が巻回されてなる電極体20と、電解液とともに電極体20を収容する角型のケース体31と、ケース体31の内部に設けられ、電極体20を保持する保持体41とを備える。電極体20は、湾曲形状の外観をなす湾曲部120を有する。保持体41は、湾曲部120の少なくとも一部を0.6MPa以上の圧力で拘束するように設けられる。【選択図】図2
Description
この発明は、二次電池に関する。
従来の二次電池に関して、たとえば、特開2015−49959号公報(特許文献1)には、蓄電素子の外装体内において電極体の膨張を抑制するとともに、外部からの振動や衝撃に抗して電極体を安定して保持することを目的とした、蓄電素子が開示されている。特許文献1に開示された蓄電素子は、正極、負極およびセパレータが巻回されてなる電極体と、電極体を収容し、容器本体および蓋部から構成される外装体と、蓋部の凸部および容器本体の凸部に嵌合することにより外装体内に固定され、電極体を保持する保持体とを備える。
そのほか従来の二次電池を開示する文献として、特開2009−9947号公報(特許文献2)および特開2011−159506号公報(特許文献3)がある。
上述の特許文献1に開示されるように、正極、負極およびセパレータが巻回されてなる電極体を備えた二次電池が知られている。このような二次電池が高温状態(100℃以上)になると、電極体を構成するセパレータが熱収縮して、内部短絡が生じる可能性がある。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、セパレータの熱収縮に起因した内部短絡の発生を抑制する二次電池を提供することである。
この発明に従った二次電池は、正極および負極と、正極および負極の間に配置されるセパレータとを含み、正極、セパレータおよび負極の積層体が巻回されてなる電極体と、電解液とともに電極体を収容する角型のケース体と、ケース体の内部に設けられ、電極体を保持する保持体とを備える。電極体は、湾曲形状の外観をなす湾曲部を有する。保持体は、湾曲部の少なくとも一部を0.6MPa以上の圧力で拘束するように設けられる。
このように構成された二次電池によれば、高温時におけるセパレータの収縮(熱収縮)は、ケース体外部からの拘束荷重が掛かり難い電極体の湾曲部で大きくなる傾向があるため、保持体によって、湾曲部の少なくとも一部を0.6MPa以上の圧力で拘束する。これにより、セパレータの熱収縮を効果的に抑えて、内部短絡の発生を抑制することができる。
以上に説明したように、この発明に従えば、セパレータの熱収縮に起因した内部短絡の発生を抑制する二次電池を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1における二次電池を示す断面図である。図2は、図1中のII−II線上の矢視方向から見た二次電池を示す断面図である。
図1は、この発明の実施の形態1における二次電池を示す断面図である。図2は、図1中のII−II線上の矢視方向から見た二次電池を示す断面図である。
図1および図2を参照して、本実施の形態における二次電池10は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能なバッテリから電力供給されるモータとを動力源とするハイブリッド自動車や、外部充電が可能なプラグインハイブリッド自動車、電気自動車などに搭載される。
まず、二次電池10の全体構造について説明する。二次電池10は、電極体20と、ケース体31と、正極端子34および負極端子35と、集電端子36および集電端子37とを有する。
ケース体31は、二次電池10の外観をなす外装体である。ケース体31は、角型であり、薄板状の略直方体形状を有する。ケース体31は、アルミニウム等の金属から構成されている。ケース体31は、本体部32および蓋部33を有する。本体部32は、一方向に開口された略直方体の筐体形状を有する。蓋部33は、本体部32の開口部を塞ぐように設けられている。蓋部33には、正極端子34および負極端子35が取り付けられている。
図3は、図1中のケース体内に収容される電極体を示す斜視図である。図4は、図1中のケース体内に収容される電極体を示す分解組み立て図である。
図1から図4を参照して、電極体20は、電解液とともにケース体31に収容されている。電極体20は、正極21、負極26およびセパレータ29を有する。正極21、負極26およびセパレータ29は、短手方向と、長手方向とを有する矩形形状のシート体から構成されている。正極21および負極26は、セパレータ29を介して、互いに重ね合わされている。
正極21は、たとえば、アルミニウム箔から構成されている。正極21の両面には、正極活物質を含有するペースト22が塗布されている。正極21の長手方向に延びる一方の周縁には、ペースト22が塗布されていないペースト未塗布部23が、帯状に延びて形成されている。
負極26は、たとえば、銅箔から構成されている。負極26の両面には、負極活物質を含有するペースト27が塗布されている。負極26の長手方向に延びる一方の周縁には、ペースト27が塗布されていないペースト未塗布部28が、帯状に延びて形成されている。
セパレータ29は、短手方向の長さが正極21および負極26よりも小さく形成された矩形形状のシート体からなる。セパレータ29は、正極21および負極26の間に配置されている。
セパレータ29は、電気絶縁性の多孔質フィルムである。セパレータ29は、たとえば、5〜30μmの厚みを有する。セパレータ29は、たとえば、ポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)等の樹脂から構成されている。PEの多孔質フィルムの単独により、セパレータ29が構成されてもよいし、PEの多孔質フィルムおよびPPの多孔質フィルムが組み合わさって、セパレータ29が構成されてもよい。たとえば、PPの多孔質フィルム、PEの多孔質フィルムおよびPPの多孔質フィルムがこの順序で積層されることにより、セパレータ29が構成されてもよい。
正極21、負極26および2枚のセパレータ29が、セパレータ29、負極26、セパレータ29、正極21の順に重ね合わされている。この際、正極21にペースト22が塗布された領域と、負極26にペースト27が塗布された領域とが、セパレータ29を介して向かい合う。正極21のペースト未塗布部23が、セパレータ29の長手方向に延びる一方の端辺から露出し、負極26のペースト未塗布部28が、セパレータ29の長手方向に延びる他方の端辺から露出する。
電極体20は、巻回タイプである。電極体20は、正極21、負極26および2枚のセパレータ29からなる積層体90が、図3中に示す仮想上の中心軸101の周りに巻回されることによって構成されている。
電極体20において、正極21のペースト未塗布部23が多層に重なった部位は、集電端子36を介して正極端子34に接続されている。電極体20において、負極26のペースト未塗布部28が多層に重なった部位は、集電端子37を介して負極端子35に接続されている。
電極体20は、扁平形状を有する。電極体20は、その構成部位として、平坦部110と、一対の湾曲部120とを有する。
平坦部110は、薄板形状の外観をなす。平坦部110は、平面状の積層体90が複数層に重ね合わされることによって構成されている。平坦部110は、その外観に、一対の側面115を有する。側面115は、平面状に延在する。
一対の湾曲部120は、薄板形状を有する平坦部110の厚み方向と、中心軸101の軸方向との双方に直交する方向における平坦部110の両端に連なっている。一対の湾曲部120は、平坦部110を挟んで対称に設けられている。湾曲部120は、湾曲形状の外観をなす。湾曲部120は、中心軸101の周りで湾曲しながら周回する湾曲状の積層体90が、複数層に重ね合わされることによって構成されている。湾曲部120は、その外観に、湾曲面125を有する。湾曲面125は、一対の側面115の間で湾曲しながら延在する。
ケース体31は、内側面31m、内側面31n、内側面31p、内側面31q、内底面31rおよび内頂面31sを有する。内側面31m、内側面31n、内側面31p、内側面31qおよび内底面31rは、本体部32に設けられている。内頂面31sは、蓋部33に設けられている。
内側面31pおよび内側面31qは、薄板形状を有するケース体31の厚み方向において互いに対面している。内側面31pおよび内側面31qは、ケース体31が有する上記6つの内面のうちで最も大きい面積を有する。内側面31mおよび内側面31nは、互いに対面している。内側面31mおよび内側面31nは、内側面31pおよび内側面31qの間で延在している。内底面31rは、蓋部33と対向する本体部32の底部に配置されている。内底面31rおよび内頂面31sは、互いに対面している。
電極体20がケース体31に収容された状態において、平坦部110の一対の側面115は、ケース体31の内側面31pおよび内側面31qに対面している。一対の湾曲部120の湾曲面125は、それぞれ、ケース体31の内頂面31sおよび内底面31rに対面している。積層体90の巻回中心である中心軸101は、ケース体31の内側面31mおよび内側面31nに交わる(直交する)。
続いて、二次電池10における電極体20の保持構造について説明する。二次電池10は、保持体41をさらに有する。
保持体41は、ケース体31の内部に設けられている。保持体41は、ケース体31の内部で電極体20を保持するように設けられている。保持体41は、湾曲部120の少なくとも一部を0.6MPa以上の圧力で拘束するように設けられている。
保持体41は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)およびポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の樹脂から構成されている。
保持体41は、ケース体31の底部に設けられている。保持体41は、湾曲部120およびケース体31の間に設けられている。保持体41は、湾曲部120の湾曲面125と面接触して設けられている。保持体41は、ケース体31の内底面31rと面接触して設けられている。保持体41は、内底面31rと、内側面31m、内側面31n、内側面31pおよび内側面31qとの隅部から、湾曲部120を取り囲むように設けられている。保持体41は、ケース体31の内底面31r上において、電極体20(湾曲部120)を受ける受け皿形状を有する。
図5は、図1中の二次電池の製造工程を示す断面図である。図1から図5を参照して、二次電池10の製造工程時、本体部32の開口部を通じて内底面31r上に薄板状の樹脂材40を配置する。図1中において、電極体20および内底面31r間の隙間の大きさをT1とする場合、樹脂材40の厚みT2は、T2>T1の関係を満たす。
次に、蓋部33と一体となった電極体20を、ケース体31の本体部32に収容し、蓋部33を本体部32に溶接する。この際、電極体20により薄板状の樹脂材40を圧縮変形することによって、湾曲部120の少なくとも一部を0.6MPa以上の圧力(拘束荷重)で拘束する保持体41を構成する。
なお、保持体41から湾曲部120に作用する拘束荷重の大きさは、たとえば、フィルム状の圧力センサを、湾曲部120および保持体41間に配置することによって検出可能である。
続いて、セパレータ29の熱収縮について説明する。一般的に、セパレータは、樹脂フィルムを延伸することによって得られる。この延伸工程によりセパレータには歪みが生じており、これが高温に晒されると、残留応力によってセパレータが熱収縮を起こす。
図6は、無荷重時におけるセパレータの収縮率の測定実験の様子を示す図である。図7は、図6中の測定実験により得られたセパレータの加熱温度と、セパレータの収縮率との関係を示すグラフである。
図6および図7を参照して、ステンレス板52上にセパレータ51(PEの多孔質フィルム)を配置した。セパレータ51を加熱するとともに、各加熱温度におけるセパレータ51の幅を計測した。加熱に伴うセパレータ51の収縮率を、下記の式により算出した。
セパレータ51の収縮率(%)=(1−(加熱後のセパレータ51の幅)/(加熱前のセパレータ51の幅))×100
図7中に示すように、無荷重時におけるセパレータ51の収縮率は、加熱温度100℃以上で上昇した。
図7中に示すように、無荷重時におけるセパレータ51の収縮率は、加熱温度100℃以上で上昇した。
図8は、荷重付加時におけるセパレータの収縮率の測定実験の様子を示す図である。図9は、図8中の測定実験により得られたセパレータの加熱温度と、セパレータの収縮率との関係を示すグラフである。
図8および図9を参照して、ステンレス板52およびステンレス板53の間にセパレータ51を配置するとともに、セパレータ51に1MPaの拘束荷重を作用させた。セパレータ51を加熱するとともに、各加熱温度におけるセパレータ51の幅を計測した。その計測結果から、加熱に伴うセパレータ51の収縮率を先と同様に算出した。
図9中に示すように、セパレータ51に1MPaの拘束荷重を作用させることによって、100℃〜105℃の加熱温度時におけるセパレータ51の収縮率の上昇を抑えることができた。
図10は、セパレータの拘束荷重と、セパレータの収縮率との関係を示すグラフである。図8および図10を参照して、セパレータ51の加熱温度を100℃とし、セパレータ51の拘束荷重を0〜1MPaの範囲で変化させた場合に、各拘束荷重におけるセパレータ51の幅を計測した。その計測結果から、加熱に伴うセパレータ51の収縮率を先と同様に算出した。
図10中に示すように、セパレータ51の拘束荷重が0.6MPa以上である場合に、セパレータ51の収縮率の上昇を抑える効果が確認された。
図1から図4を参照して、角型のケース体31と、そのケース体31に収容される巻回タイプの電極体20とを備える二次電池10においては、ケース体31外部からの拘束力が、電極体20のうちの湾曲部120に掛かり難く、このため、セパレータ29の熱収縮が顕著に発生する。本実施の形態では、保持体41により湾曲部120の少なくとも一部を0.6MPa以上の圧力で拘束することによって、湾曲部120におけるセパレータ29の熱収縮を効果的に抑えることができる。
以上に説明した、この発明の実施の形態1における二次電池10の構造についてまとめて説明すると、本実施の形態における二次電池10は、正極21および負極26と、正極21および負極26の間に配置されるセパレータ29とを含み、正極21、セパレータ29および負極26の積層体90が巻回されてなる電極体20と、電解液とともに電極体20を収容する角型のケース体31と、ケース体31の内部に設けられ、電極体20を保持する保持体41とを備える。電極体20は、湾曲形状の外観をなす湾曲部120を有する。保持体41は、湾曲部120の少なくとも一部を0.6MPa以上の圧力で拘束するように設けられる。
このように構成された、この発明の実施の形態1における二次電池10によれば、セパレータ29の熱収縮に起因した内部短絡の発生を抑制することができる。
続いて、セパレータ29の収縮率を確認するために実施した実施例および比較例について説明する。
図11は、比較例における二次電池を示す断面図である。図12は、図11中の比較例において、平坦部、湾曲部および負極側湾曲部におけるセパレータの収縮率を示すグラフである。
図11および図12を参照して、本比較例では、図1中の二次電池10から保持体41を取り除いた二次電池210を用いた。電極体20の平坦部110に1MPaの拘束荷重が作用するように二次電池を拘束するとともに、二次電池を105℃に保持した。加熱に伴うセパレータ29の収縮率を測定した。
図12中に示すように、セパレータ29の収縮率が、湾曲部120で上昇し、特に負極側湾曲部120N(湾曲部120のうちの負極側部分)で大きい値となった。負極26を構成する銅箔の熱抵抗率が、正極21を構成するアルミニウム箔の熱抵抗率よりも大きく、これにより、負極側湾曲部120Nにおける発熱がより大きくなったためと考えられる。
図13は、実施例における二次電池を示す断面図である。図14は、図13中の実施例において、平坦部、湾曲部および負極側湾曲部におけるセパレータの収縮率を示すグラフである。
図13および図14を参照して、本実施例における二次電池220では、保持体41として、電極体20とケース体31との隙間1mmに対して、1.5mmの厚みの樹脂材40(PP製)を用いた。特に負極側では、保持体41として、電極体20とケース体31との隙間1mmに対して、1.8mmの樹脂材40を用いた。このような構成により、湾曲部120に0.6MPa以上の拘束荷重を作用させ、特に負極側湾曲部120Nには、0.8MPa以上の拘束荷重を作用させた。
電極体20の平坦部110に1MPaの拘束荷重が作用するように二次電池を拘束するとともに、二次電池を105℃に保持した。加熱に伴うセパレータ29の収縮率を測定した。
図14中に示すように、湾曲部120および負極側湾曲部120Nのいずれにおいても、セパレータ29の収縮率を小さく抑えることができた。
(実施の形態2)
図15は、この発明の実施の形態2における二次電池を示す断面図である。本実施の形態における二次電池は、実施の形態1における二次電池10と比較して、基本的には同様の構造を有する。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図15は、この発明の実施の形態2における二次電池を示す断面図である。本実施の形態における二次電池は、実施の形態1における二次電池10と比較して、基本的には同様の構造を有する。以下、重複する構造については、その説明を繰り返さない。
図15を参照して、本実施の形態における二次電池は、実施の形態1における保持体41に替えて、保持体41Pおよび保持体41Nを有する。保持体41Pは、正極側で電極体20(湾曲部120)を保持するように設けられ、保持体41Nは、負極側で電極体20(湾曲部120)を保持するように設けられている。
保持体41Pおよび保持体41Nは、積層体90の巻回中心である中心軸101の軸方向において、互いに離れて設けられている。すなわち、保持体41Pおよび保持体41Nの間における湾曲部120は、ケース体31の内底面31rと直接対向する。
このように構成された、この発明の実施の形態2における二次電池によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、たとえば、車載用の二次電池の製造方法に適用される。
10,210,220 二次電池、20 電極体、21 正極、22,27 ペースト、23,28 未塗布部、26 負極、29,51 セパレータ、31 ケース体、31m,31n,31p,31q 内側面、31r 内底面、31s 内頂面、32 本体部、33 蓋部、34 正極端子、35 負極端子、36,37 集電端子、40 樹脂材、41,41N,41P 保持体、52,53 ステンレス板、90 積層体、101 中心軸、110 平坦部、115 側面、120 湾曲部、120N 負極側湾曲部、125 湾曲面。
Claims (1)
- 正極および負極と、前記正極および前記負極の間に配置されるセパレータとを含み、前記正極、前記セパレータおよび前記負極の積層体が巻回されてなる電極体と、
電解液とともに前記電極体を収容する角型のケース体と、
前記ケース体の内部に設けられ、前記電極体を保持する保持体とを備え、
前記電極体は、湾曲形状の外観をなす湾曲部を有し、
前記保持体は、前記湾曲部の少なくとも一部を0.6MPa以上の圧力で拘束するように設けられる、二次電池。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020203820A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社Gsユアサ | 蓄電装置 |
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WO2020203820A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社Gsユアサ | 蓄電装置 |
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