JP2018106484A - 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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【課題】オブジェクトが図面間を移動する様子をシミュレーションするための図面であるシミュレーション図面を簡便に作成する。【解決手段】図面におけるオブジェクトの位置の変化についてシミュレーションを行う情報処理装置であって、オブジェクトが移動するシミュレーションを行う図面である、第1図面と第2図面との選択を受け付け、第1図面と第2図面とに基づいて決まるシミュレーション図面であって、オブジェクトが第1図面から第2図面へと移動するための前記シミュレーション図面を作成する。【選択図】図7

Description

オブジェクトが図面間を移動する様子をシミュレーションするための図面であるシミュレーション図面を簡便に作成することのできる情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラムに関する。
近年、建物内にいるユーザの移動や、コンサート会場に来場したユーザの退場などのユーザの移動に関するシミュレーションを、建築物のCAD(Computer−Aided Design)データ上の歩行者を示す移動オブジェクトを移動させて行う仕組みが存在する。
特許文献1には、複数の階層(フロア)を持つ建物での避難行動シミュレーションにおいて、階段を移動する移動オブジェクトの移動速度を計算することのできる仕組みが記載されている。
特開2014−23548号公報
ところで、上述したシミュレーションでは、移動オブジェクトが最終的に目的地への移動が完了するまでにどのように移動オブジェクトが移動をしているのかを確認する必要がある。
そのため、建物の各階層(フロア)での移動の様子だけではなく、階層と階層とをつなぐ連絡通路(階段やエスカレータなど)における移動の様子も確認したいことがある。
しかしながら、建築物の設計用のCADデータには複数の階層(フロア)間をつなぐ階段やエスカレータなどのCADデータは設計上作成されていなかった。したがって、このような階段やエスカレータにおける、移動オブジェクトの移動の状況をシミュレーションするためには、ユーザが新たにシミュレーション用の階段やエスカレータのCADデータ(シミュレーション図面)を作成しなければならないという手間が発生してしまう。
そこで、本発明は、オブジェクトが図面間を移動する様子をシミュレーションするための図面であるシミュレーション図面を簡便に作成することのできる仕組みを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の情報処理装置は、図面におけるオブジェクトの位置の変化についてシミュレーションを行う情報処理装置であって、前記オブジェクトが移動するシミュレーションを行う図面である、第1図面と第2図面との選択を受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた前記第1図面と前記第2図面とに基づいて決まるシミュレーション図面であって、前記オブジェクトが前記第1図面から前記第2図面へと移動するための前記シミュレーション図面を作成する作成手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、オブジェクトが図面間を移動する様子をシミュレーションするための図面であるシミュレーション図面を簡便に作成することができる。
本実施形態におけるシステム構成の一例を示す概念図である。 本実施形態における情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す概念図である。 本実施形態における情報処理装置100の機能構成の一例を示す概念図である。 本実施形態における詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 本実施形態におけるデータテーブルの一例を示す概念図である。 本実施形態における第1図面及び第2図面の一例を示す概念図である。 シミュレーション図面の一例を示す概念図である。 シミュレーション図面生成処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 ワープ領域設定処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 ワープ領域の一例を示す画面例である。 本発明の他の実施形態を説明する概念図である。 第2の実施形態におけるシミュレーション図面生成処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 第2の実施形態におけるシミュレーション図面サイズテーブル1300のデータテーブルの例を示す構成図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明を行う。
<第1の実施形態>
図1は、情報処理装置100の機能の概要について説明する図である。情報処理装置100は、パーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置である。
情報処理装置100は、CADソフト110(CAD部)と、CADソフト110のプラグインとして機能する移動シミュレーションソフト120と、を含む。本実施形態における情報処理装置100はPCであり、CADソフト110は情報処理装置にインストールされている3次元CADアプリケーションソフトウェアである。また、移動シミュレーションソフト120は、CADアプリケーションソフトウェアのプラグインとして機能するソフトウェアである。
移動シミュレーションソフト120は、シミュレーションエンジンを含み、そのシミュレーションエンジンを用いて、CADソフト110により作成された地図上に配置された歩行者のオブジェクト(移動オブジェクト)を、移動場所(目的地)に移動(位置を変化)させるシミュレーション処理を行う。より具体的には、移動シミュレーションソフト120は、シミュレーション上での時刻を、一定の間隔毎に進ませ、時間の経過に伴い、当該歩行者を移動場所に向けて移動させるシミュレーション処理を行う。移動シミュレーションソフト120は、例えば様々な災害の発生を想定した移動シミュレーションができる。例えば、移動シミュレーションソフト120は、津波、洪水、川の氾濫等の水災害、火災、土砂災害等の発生を想定した移動シミュレーションも行うことができる。移動シミュレーションソフト120は、移動オブジェクトを、移動オブジェクト情報510として管理している。例えば図5に示すように、移動オブジェクト情報510にはオブジェクトID501、座標512、属性513、速度514が対応付けられている。オブジェクトID501は、移動オブジェクトを一意に識別するためのIDである。座標512は、移動オブジェクトの図面上の位置情報を示す座標である。移動オブジェクトは本実施形態では、移動オブジェクトは円形のアイコンであり、座標512の座標がアイコンの中心点の座標である。円形のアイコンの大きさは図面上のサイズとしては直径1メートルであるものとする。属性513は、移動オブジェクトの属性である。歩行者、自転車、自動車など移動する物体の種類を示す。速度514は、移動オブジェクトの図面上の移動速度を示す。
本実施形態においては、移動させる歩行者のアイコンである移動オブジェクトを移動させる際に、例えば2階から1階へと移動するための経路(階段など)を、移動オブジェクトが移動する様子をユーザが確認するためのシミュレーション図面を簡便に作成するための仕組みである。以上が図1のシステム構成の説明である。
次に、図2を参照して本発明の実施形態における、情報処理装置100のハードウェア構成等の一例について説明する。情報処理装置100は、CPU201、ROM202、RAM203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208を含む。CPU201、ROM202、RAM203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208は、システムバス204を介して、相互に接続されている。
CPU201は、システムバス204を介して接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する中央演算装置である。ROM202は、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)等の各種プログラム、各種データ等を記憶する記憶装置である。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する記憶装置である。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202又は外部メモリ211からRAM203にロードして、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
入力コントローラ205は、入力装置209からの入力を制御するコントローラである。入力装置209は、キーボード(KB)やマウス等のポインティングデバイス等の入力装置である。ビデオコントローラ206は、ディスプレイ装置210への表示を制御するコントローラである。ディスプレイ装置210は、液晶ディスプレイ等の表示器である。
メモリコントローラ207は、外部メモリ211へのアクセスを制御するコントローラである。外部メモリ211は、オペレーティングシステムプログラム(以下、OS)、各種設定情報等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)等の記憶装置である。また、外部メモリ211は、ブートプログラム、各種のアプリケーションのプログラム、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する。また、メモリコントローラ207は、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるフラッシュメモリ型メモリカード等の外部メモリ211へのアクセスを制御することもできる。
通信I/Fコントローラ208は、LANやインターネット等のネットワークを介した外部装置との接続・通信に利用されるコントローラであり、ネットワークを介した通信処理を実行する。通信I/Fコントローラ208は、例えば、TCP/IPを用いた外部装置との通信等が可能である。
CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上のマウスカーソル等を介したユーザの指示を受け付けることができる。
本実施形態の処理を実現するための各種プログラムは、外部メモリ211に記憶されていることとするが、ROM202に記憶されているものとしてもよい。また、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に記憶されているとするが、ROM202に記憶されているものとしてもよい。
なお、ディスプレイ装置210は、移動シミュレーションソフト120による指示に応じてCADソフト110が生成したオブジェクト(例えば、建物と道を繋ぐ新たな道のオブジェクト)を表示出力する出力部の一例である。以上が図2の説明である。
CPU201が、ROM202又は外部メモリ211に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、図3で後述する情報処理装置100の機能及び後述する各図のフローチャートの処理が実現される。
図3は、情報処理装置100の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置100は、CADソフト110(CAD部)、移動シミュレーションソフト120を備える。
CADソフト110は、機能部として図面データ読込部311、オブジェクト情報記憶部312、管理部313、受付部314、表示制御部315を備えている。
図面データ読込部311は、図面データ(CADデータ)を読み込む。本実施形態では、図面データ読込部311は、外部メモリ211から、外部メモリ211に記憶されている図面データを読み込むこととするが、ROM202や外部のサーバ等から読込むこととしてもよい。本実施形態では、図面データ読込部311は、図面上の座標を持ち、図面上に配置されたオブジェクト(図形)の情報の集合である図面データを読み込むものとする。当該オブジェクトには、図5のオブジェクト情報500に示すように、当該オブジェクトが何のオブジェクトであるかを示す属性が付与されている。なお、オブジェクト情報500にはオブジェクトの識別情報であるID、オブジェクトの頂点座標(x,y座標)と属性が対応付けて記憶される。属性とは、例えば道、建物、障害物、歩行領域、目的地、ワープ領域等である。歩行領域の属性が付与されているオブジェクトの示す領域は、移動シミュレーションにおいて歩行者(移動者)を示す移動オブジェクトが移動可能な領域であることを示す。建物の属性が付与されたオブジェクトは建物を示す。道の属性が付与されたオブジェクトは道(通路)を示す。障害物の属性が付与されたオブジェクトは、移動オブジェクトが通行できない領域を規定する障害物を示す。移動領域のオブジェクト同士が接している、又は重なっている場合には、移動オブジェクトは、当該接している、又は重なっているオブジェクト間を自由に移動可能である。図6に、図5のオブジェクト情報500に示すオブジェクトの地図上の様子を示す。図6において、601と602は階段・歩行領域のオブジェクトであり、移動オブジェクト604が自由に移動可能な領域である。603は目的地(属性503)のオブジェクトであり、移動オブジェクトは目的地603に向かって移動し、シミュレーションを行う。目的地のオブジェクトは、図面ごとに設定されるものであり、図面間で移動オブジェクト604を移動させたい場合には、設定された目的地のオブジェクトの周辺に移動オブジェクト604が他の図面に移るためのワープ領域を設定する。
図面データ読込部311は、読み込んだ図面データに含まれるオブジェクトの頂点座標に基づいて、頂点を結ぶ線分を画面上に生成して表示することで、図面をディスプレイ装置210に表示する。
オブジェクト情報記憶部312は、図面データ読込部311で読み込む図面データが示す図面上に配置されているオブジェクト、及び新たに配置されるオブジェクトを記憶する記憶部である。
管理部313は、オブジェクト情報500を管理したり、移動シミュレーションソフト120の指示に応じてシミュレーション図面を作成したりする機能部である。
受付部314は、複数の図面の選択を受け付ける機能部である。
表示制御部315は、受付部314で受け付けた複数の図面や、作成されたシミュレーション図面を表示するよう制御する機能部である。
移動シミュレーションソフト120は、機能部としてオブジェクト属性取得部321、決定部322、設定指示部323、シミュレーション実行部324を備えている。
オブジェクト属性取得部321は、CADソフト110のAPIを用いてCADソフト110で読み込まれている図面データのオブジェクト情報500を取得する機能部である。決定部322は、受付部314で受け付けた図面の情報に基づいて、作成されるシミュレーション図面の大きさや表示位置を決定する機能部である。設定指示部323は決定部322で決定されたシミュレーション図面の大きさや表示位置に、シミュレーション図面を作成するようCADソフト110に対して指示を行う機能部である。シミュレーション実行部324は、移動オブジェクトを図面上で移動させるシミュレーションを実行する機能部である。
以上で図3の説明を終了する。上述した機能構成は一例であって、目的や用途によってさまざまな構成例がある。
図4は、本実施形態における詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。以下、説明するフローチャートの各ステップに示す処理は、情報処理装置100のCPU201が、CADソフト110又は移動シミュレーションソフト120の機能を用いて実行するものとする。
ステップS401では、CADソフトが110は、入力装置209を介したユーザによる操作に応じて起動する処理を行う。
ステップS402では、入力装置209を介したユーザによる操作に応じて、第1図面を示すCADデータ(図面データ)と第2図面を示すCADデータとをディスプレイ装置210で表示するよう制御する。
第1図面とは例えば図6に示すように、建物の1階を示す2次元の図面である。第2図面とは例えば図6に示すように建物の2階を示す2次元の図面である。この2次元の図面を同一画面上に表示する。この表示は、拡大や縮小を行うことが可能であり、特定の部分をズームして表示するようにすることも可能である。図6はあくまでも説明のための一例であって、これに限定されるものではない。図面の数は2つ以上でもよい。移動オブジェクト604は目的地603に向かって移動を行う。この目的地は図面毎に設定されるものである。すわなち、図6に示す第2図面には目的地は未だ設定されておらず、移動オブジェクトは移動することができない。第2図面に存在する移動オブジェクトも目的地603に向かって移動させたい場合には、第2図面と第1図面との間を移動オブジェクトが移動可能にするワープ領域を適切な位置に設定する必要がある。ワープ領域については説明を後述する。
ステップS403では、ステップS402で表示された第1図面上にある第1階段領域601と、第2図面上にある第2階段領域602との選択を、入力装置209を介してユーザから受け付ける。なお、ユーザから指定を受け付けなくとも自動的にこれらの階段領域の選択を行うようにしても構わない。第1階段領域と第2階段領域とは、予め図面上に設定されている領域であり、階段であることを示す領域のオブジェクトである。
ステップS404では、入力装置209を介して、シミュレーション図面701の生成指示を受け付けたか否かを判定する。シミュレーション図面701の生成指示を受け付けたと判定された場合には処理をステップS405に進める。そうでない場合には、シミュレーション図面701の生成指示を受け付けるまで待機する。
シミュレーション図面701とは、例えば階段やエレベータ、エスカレータなどの階と階とを繋ぐ機構を示す図面である。例えば図7に示すシミュレーション図面701である。複数階備える建物における移動オブジェクト(歩行者を示す)の移動のシミュレーションを行うに当たっては、同一の階での移動オブジェクトの移動の状況も確認が必要になるとともに、各階の間の移動の状況の確認も必要となる。例えば階段の幅によっては適切にユーザが移動することができない可能性があるためである。設計用の図面においては、一般的に建物の階と階とをつなぐ階段などは図面に記載しないことが多い。そのため、階と階とをつなぐ機構での歩行者の状況を確認するためには、別途階と階とをつなぐ機構(例えば階段)の図面を作成しなければならないという手間が存在していた。
ステップS405では、シミュレーション図面生成処理を行う。シミュレーション図面生成処理の詳細な処理の流れは、図8に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
図8はシミュレーション図面生成処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。以下、説明するフローチャートの各ステップに示す処理は、情報処理装置100のCPU201が、CADソフト110又は移動シミュレーションソフト120の機能を用いて実行するものとする。
ステップS801では、CADソフト110から移動シミュレーションソフト120に対して、シミュレーション図面701に関する情報の取得要求が行われる。この取得要求の際、ステップS403で選択を受け付けた第1階段領域601と第2階段領域602との情報を併せて移動シミュレーションソフト120に対して送信する。
ステップS802では、入力装置209を介したユーザによる操作に応じて、移動シミュレーションソフト120を起動する処理を行う。
ステップS803では、ステップS801で送信された第1階段領域601と第2階段領域602の情報に基づいて、それぞれの階段領域の大きさの情報を算出する。
ステップS804では、ステップS803で算出されたそれぞれの階段領域の大きさが一致しているか否かを判定する。階段領域の大きさが一致している場合には処理をステップS807に進める。そうでない場合には処理をステップS805に進める。
ステップS805では、シミュレーション図面701の大きさを指定可能な指定画面(不図示)をディスプレイ装置210に表示するよう制御する。
ステップS806では、ステップS805の画面を介してユーザに指定された大きさのシミュレーション図面701の大きさを特定する。このように、指定された階段領域の大きさが異なる場合には任意の大きさの指定を受け付けて、任意の大きさのシミュレーション図面701を指定することができる。
ステップS807では、シミュレーション図面701を作成する位置を特定する(位置決定手段に相当する)。シミュレーション図面701の位置は、具体的には図7に示すように、第1図面と第2図面の位置関係に基づいて位置を決定する、すなわち選択された第1階段領域601と第2階段領域602との間に位置することが望ましい。若しくは、第1図面と第2図面との間に位置することが望ましい。このように、第1階段領域601と第2階段領域602との間にシミュレーション図面701を位置することで、シミュレーションを実行したときに、ユーザが、移動オブジェクトの移動を負荷なく確認することのできる効果がある。
ステップS808では、ステップS807で特定された位置に、シミュレーション図面701の生成指示をCADソフト110に対して送信する。シミュレーション図面701の大きさについては、ステップS804の判断分岐でNOであればステップS806で大きさが特定されていればその大きさで、ステップS804の判断分岐でYESであればステップS803で算出されたいずれかの階段領域の大きさで、シミュレーション図面701の生成指示を行う。
ステップS809では、ステップS808で送信されたシミュレーション図面701の生成指示を受け付ける。
ステップS810では、ステップS808で指示された内容でシミュレーション図面701を作成する。例えば図7に示すシミュレーション図面701が生成されることで、ディスプレイ装置210に表示される。
以上で図8に示すシミュレーション図面生成処理の詳細な処理の流れの説明を終了する。
図4の説明に戻る。
ステップS406では、第1図面と第2図面とシミュレーション図面701とに対してワープ領域を設定するワープ領域設定処理を行う(移動領域設定手段に相当する)。ワープ領域設定処理の詳細な処理の流れについては、図9に示すフローチャートを用いて説明を行う。
図9はワープ領域設定処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。以下、説明するフローチャートの各ステップに示す処理は、情報処理装置100のCPU201が、CADソフト110又は移動シミュレーションソフト120の機能を用いて実行するものとする。
ステップS901では、CADソフト110が移動シミュレーションソフト120からワープ領域の設定指示を受け付けたか否かを判定する。設定指示を受け付けたと判定された場合には処理をステップS902に進め、そうでない場合には処理をステップS903に進める。
ステップS902では、CADソフト110が移動シミュレーションソフト120からの指示に応じてワープ領域を図面上に設定する処理を行う。
ステップS903では、CADソフト110が移動シミュレーションソフト120から目的地の設定指示を受け付けたか否かを判定する。目的地の設定指示を受け付けたと判定された場合には処理をステップS904に進め、そうでない場合には処理をステップS901に戻す。
ステップS904では、CADソフト110が移動シミュレーションソフト120から受け付けた目的地の設定指示に応じて、目的地を図面上に設定する処理を行う。
ステップS905では、移動シミュレーションソフト120が、シミュレーション図面701と、その上下階に相当する図面を特定する。例えば図7の例でいえば、シミュレーション図面701と第1図面と第2図面とを特定する。
ステップS906では、移動シミュレーションソフト120が、下の階の図面に相当する第1図面における目的地603を特定する。
ステップS907では、移動シミュレーションソフト120が、下の階の図面に相当する第1図面における第1階段領域601を特定する。
ステップS908では、移動シミュレーションソフト120が、ステップS907で特定された第1階段領域601上の位置に第1ワープ領域1004を設定するようCADソフト110に対して指示を行う。第1階段領域601上の位置は、より好適にはステップS906で特定された目的地603から、ステップS907で特定された階段領域の位置まで最短距離となる位置がよい。例えば図10に示す第1ワープ領域1004の位置となる。ステップS908での設定指示により、第1ワープ領域1004が図面上に設定される。
ステップS909では、移動シミュレーションソフト120が、ステップS908で設定指示された第1ワープ領域1004の対となる(対応する)第2ワープ領域1003をシミュレーション図面701上の対応する位置に設定するよう指示を行う。例えば、図10に示すように第1ワープ領域1004は階段領域の左端にあるため、第2ワープ領域1003も対応する左端に設定される。
ステップS910では、移動シミュレーションソフト120が、シミュレーション図面701上に目的地1005を設定する指示をCADソフト110に対して行う。目的地1005の位置は、本実施形態では、図10に示すように例えばシミュレーション図面701上に設定された第2ワープ領域1003の左側となる。これは、第2ワープ領域の位置がシミュレーション図面701の左端であるためである。つまり、ステップS909で設定指示された第2ワープ領域のシミュレーション図面701上の位置に応じて、ステップS910で設定指示される目的地の位置が決定される。第1ワープ領域1004と第2ワープ領域1003は、対応する転送ID504(同一の転送ID504)を備えており、移動オブジェクトは第1ワープ領域1004と第2ワープ領域1003とを介して第1図面とシミュレーション図面701との間を移動することができる。
ステップS911では、移動シミュレーションソフト120が、シミュレーション図面701上に第3ワープ領域1002をCADソフト110に対して設定するよう指示を行う。第3ワープ領域1002は、シミュレーション図面701上に設定されるワープ領域である。第3ワープ領域1002は、第2ワープ領域1003の対になる位置(反対側の位置)に設定される。図10であれば、第2ワープ領域1003はシミュレーション図面701の左端に設定されているため、シミュレーション図面701の右端に第3ワープ領域1002は設定される。
ステップS912では、移動シミュレーションソフト120が、第3ワープ領域1002の対となる第4ワープ領域1001を、上の階の図面に相当する第2図面の第2階段領域602上に設定する指示をCADソフト110に対して行う。第3ワープ領域1002は、シミュレーション図面701の右端に設定されていることから、第4ワープ領域1001も第2階段領域602の右端に設定する。例えば図10のような位置に設定する。第3ワープ領域1002と第4ワープ領域は、対応する転送ID504を備えており、移動オブジェクトは、第3ワープ領域1002と第4ワープ領域1001とを介して、シミュレーション図面701と第2図面との間を移動することができる。
ステップS913では、移動シミュレーションソフト120が、第2図面上に目的地1006を設定するよう指示を行う。目的地1006は、第4ワープ領域1001の左側に位置するよう指示を行う。第4ワープ領域1001は、第1階段領域601の右端に設定されているため、第4ワープ領域1001より左側に設定されていればよい。例えば図10に示す位置である。
以上で図9に示すフローチャートの説明を終了する。このように、階段領域上の位置に対応する位置にワープ領域をシミュレーション図面上に設定することで、移動オブジェクトが第1図面と第2図面とをシミュレーション図面701を介して移動するようなシミュレーションを実行するためのワープ領域を簡便に設定することができるため、ユーザが設定する手間を軽減することができる。
図4のフローチャートの説明に戻る。
ステップS407では、CADソフト110がユーザから移動オブジェクトの移動に関するシミュレーションを行う指示を受け付けたか否かを判定する
ステップS408では、CADソフト110が、移動シミュレーションソフト120に対してシミュレーション処理の実行指示を行う。
ステップS409では、移動シミュレーションソフト120が、移動オブジェクトの移動に関するシミュレーション処理を行う。図10で図示しながら説明を行う。第2図面に存在する移動オブジェクトは、各々の速度514で第2図面の目的地1006に向かって移動を行う。図10に示すように目的地1006に到達する前に、移動オブジェクトは第4ワープ領域1001に到達する。第4ワープ領域1001に達した移動オブジェクトは、第4ワープ領域1001と同じ転送ID504を持つ第3ワープ領域1002の位置に移動する。このようにして第2図面からシミュレーション図面701に移動オブジェクトが移動する。シミュレーション図面701上の移動オブジェクトは、シミュレーション図面701上の目的地1005に向かって移動を行う。移動オブジェクトは、目的地1005に到達する前に第2ワープ領域1003に到達する。第2ワープ領域1003に到達した移動オブジェクトは、第2ワープ領域1003と転送ID504が同一である第1ワープ領域1004の位置に移動する。このようにしてシミュレーション図面701から第1図面へと移動オブジェクトが移動する。
第1図面に第1ワープ領域1004を介して移動した移動オブジェクトは、第1図面上の目的地603に向かって移動を行う。このように、複数の階層を備える建築物における、移動オブジェクトの移動シミュレーションを行うことによって、例えば避難経路の確保の検討であったり、設計上の見直しであったりなどを簡便に行うことに役立てることができる。
従来であれば、このシミュレーションを行うに当たり、シミュレーション図面701をユーザが作成しなければならなかったところ、第1図面と第2図面(好適には、それぞれの図面上の階段領域)の選択を受け付けることで、自動的にシミュレーション図面701を作成することができるため、ユーザの作業効率の向上に寄与する。
さらに、作成されたシミュレーション図面上に、各図面との間を移動オブジェクトが移動するためのワープ領域も自動的に設定することにより、さらに作業効率の向上に寄与することができる。ワープ領域を設定する際には、各図面と対応する位置にワープ領域を設定することにより、シミュレーションを実行した際に自然な見え方をユーザに提供することができる。
以上で第1の実施形態における処理の内容の説明を終了する。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、作成されるシミュレーション図面を、選択された第1図面と第2図面の情報(それぞれの図面上の階段領域の情報)に基づいて表示する位置、大きさを決定した。
第2の実施形態では、第1図面と第2図面との間のフロア間の高さの情報である高さ情報に基づいて、シミュレーション図面の長さを決定する処理を行う。第1の実施形態と処理が同様の部分は説明を省略し、処理が異なる部分についてのみ説明を行う。
第2の実施形態は、第1の実施形態とシステム構成、ハードウェア構成、機能構成、各データテーブルなどは以下の点を除き同様である。第1の実施形態の図8のフローチャートが図12のフローチャートへ変更となる。
図12は第2の実施形態におけるシミュレーション図面生成処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。第1の実施形態と処理が同様の部分については説明を省略し、第1の実施形態と処理が異なる部分についてのみ説明する。
ステップS801からステップS802までの処理は第1の実施形態と処理の内容は同様であるため説明を省略する。
ステップS1201では、移動シミュレーションソフト120が、ステップS801で送信された第1図面及び第2図面の情報を取得する処理を行う。
ステップS1202では、移動シミュレーションソフト120が、ステップS1201で取得された第1図面及び第2図面の情報に基づいて、各図面のフロア間の高さの情報である高さ情報(高低差に関する情報)を取得する。高さ情報は、予め外部メモリ211などに記憶されているものを読み出してもよいし、第1図面と第2図面とに基づいて、計算により求めるようにしても構わない。
ステップS1203では、移動シミュレーションソフト120が、ステップS1202で取得された高さ情報に対応するシミュレーション図面の大きさ(長さ)を決定する。外部メモリ211には図13に示すようなシミュレーション図面サイズテーブル1300が記憶されていて、シミュレーション図面の大きさの決定にはこのシミュレーション図面サイズテーブル1300を用いて決定する。シミュレーション図面サイズテーブル1300は、高さ情報1301と長さ1302が対応付けられたテーブルである。
例えば、図13のテーブルを例に説明すると、ステップS1202で特定された高さ情報が、3メートルであれば、対応する長さ1302は「7メートルである」と決定することができる。特定された高さ情報が7メートルであれば、対応する長さ1302は12メートルとして決定することができる。特定された高さ情報が13メートルであれば、対応する長さ1302は15メートルとして決定することができる。なお、このデータテーブルは一例であって、高さ情報に対して係数をかけあわせることにより、シミュレーション図面の長さを求めるようにしても構わない。係数をかけあわせることで、より精密にシミュレーション図面を長さを求めることができる効果はある。
ステップS808では、移動シミュレーションソフト120がステップS1203で決定された大きさ(長さ)のシミュレーション図面を生成指示をCADソフト110に対して行う。
ステップS809、ステップS810は、第1の実施形態と処理の内容は同様であるため説明を省略する。
以上、本実施形態によれば、第1図面と第2図面とが示すフロア間の高さ情報に基づいて、シミュレーション図面を大きさを決定することができるため、適切な大きさのシミュレーション図面を簡便に作成することのできる効果がある。
<その他の実施形態>
例えば、本発明は、次のような情報処理システムとして実装することができる。即ち、シミュレーション処理の実行指示を外部装置から受け付け、シミュレーションを実行し、実行結果を指示元に送信するサーバと、サーバにシミュレーション処理の実行を指示し、実行結果を受信する情報処理装置と、を含む情報処理システムとして実装できる。
システム構成を、図1ではなく図11のようにすることも可能である。図11は、情報処理システムのシステム構成の一例である。情報処理システムは、ネットワーク(例えばLAN)を介して相互に接続されるサーバ200と情報処理装置100とを含む。図11において、情報処理装置100は単体であるものとしているが、複数の情報処理装置を含むシステムであってもよい。また、サーバ200は単体であるものとしているが、複数のサーバを含むシステムであってもよい。なお、サーバ200のハードウェア構成は、図2と同様である。また、1100におけるサーバ200の機能構成は、図3と同様である。
サーバ200のCPUが、サーバ200のROM又は外部メモリに記憶されたプログラムに基づき処理を実行することで、図3の機能及び上述した各図のフローチャートの処理が実現される。
例えば、クライアント装置である情報処理装置100がサーバ200にアクセスし、サーバ200で起動したCADソフト110及び移動シミュレーションソフト120の画面情報(サーバ200で作成された画面の情報)を、例えば情報処理装置100のブラウザソフト等で表示可能なhtml情報としてサーバ200から取得して表示し、表示画面に表示する。同様の方法で、各図に示した図面情報を情報処理装置100の表示画面で表示する。
サーバ200が複数の情報処理装置を含むシステムである場合、サーバ200に含まれる各情報処理装置のCPUが、各情報処理装置のROM又は外部メモリに記憶されたプログラムに基づき、連携して処理を実行することで、図3の機能が実現される。また、上述した各図のフローチャートの処理が実現される。
また、例えば、1110に示すように、情報処理装置100にCADソフト110が、サーバ200に移動シミュレーションソフト120がインストールされている場合、上述した各フローチャートで情報処理装置100がそれぞれのソフトの機能を用いて実行している処理を、それぞれの装置が都度通信することで、それぞれの装置にインストールされているソフトの機能を用いて実行するものとする。この場合、図5に示す各種情報は情報処理装置100及びサーバ200の両方に記憶されているものとし、いずれか一方の装置がデータを更新する都度、両装置間で図5の各種データの同期を取るものとする。
以上、本発明によれば、オブジェクトが図面間を移動する様子をシミュレーションするための図面であるシミュレーション図面を簡便に作成することのできる仕組みを提供することができる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置の情報処理装置が前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理を情報処理装置で実現するために、前記情報処理装置にインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を情報処理装置で実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行して情報処理装置にインストールさせて実現することも可能である。
また、情報処理装置が、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、情報処理装置上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、情報処理装置に挿入された機能拡張ボードや情報処理装置に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 情報処理装置
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 キーボード
210 ディスプレイ
211 外部メモリ

Claims (11)

  1. 図面におけるオブジェクトの位置の変化についてシミュレーションを行う情報処理装置であって、
    前記オブジェクトが移動するシミュレーションを行う図面である、第1図面と第2図面との選択を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で受け付けた前記第1図面と前記第2図面とに基づいて決まるシミュレーション図面であって、前記オブジェクトが前記第1図面から前記第2図面へと移動するための前記シミュレーション図面を作成する作成手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受付手段は前記第1図面上の領域と、前記第2図面上の領域とを受け付け可能であり、
    前記受付手段で受け付けた前記第1図面上の領域の大きさと、前記第2図面上の領域の大きさとに基づいて、前記シミュレーション図面の大きさを決定して、当該シミュレーション図面を作成すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記シミュレーション図面の大きさは、前記受付手段で受け付けた前記領域と同様の大きさであること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記作成手段で作成されるシミュレーション図面の表示位置を、前記受付手段で受け付けた前記第1図面と前記第2図面の位置関係に基づいて決定する位置決定手段と、
    前記位置決定手段で決定された前記表示位置に前記シミュレーション図面を表示するよう制御する表示制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1図面から前記シミュレーション図面へと移動可能な領域である第1移動領域と、前記シミュレーション図面から前記第2図面へと移動可能な領域である第2領域とを設定する移動領域設定手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記受付手段で受け付けた前記第1図面と前記第2図面との間の高低差に関する情報を取得する取得手段
    を更に備え、
    前記作成手段は、前記取得手段で取得された高低差に関する情報に基づいて決まる大きさのシミュレーション図面を作成すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 図面におけるオブジェクトの位置の変化についてシミュレーションを行う情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記オブジェクトが移動するシミュレーションを行う図面である、第1図面と第2図面との選択を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた前記第1図面と前記第2図面とに基づいて決まるシミュレーション図面であって、前記オブジェクトが前記第1図面から前記第2図面へと移動するための前記シミュレーション図面を作成する作成ステップと
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 図面におけるオブジェクトの位置の変化についてシミュレーションを行う情報処理装置で実行可能なプログラムあって、
    前記情報処理装置を、
    前記オブジェクトが移動するシミュレーションを行う図面である、第1図面と第2図面との選択を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で受け付けた前記第1図面と前記第2図面とに基づいて決まるシミュレーション図面であって、前記オブジェクトが前記第1図面から前記第2図面へと移動するための前記シミュレーション図面を作成する作成手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 図面におけるオブジェクトの位置の変化についてシミュレーションを行う情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    前記オブジェクトが移動するシミュレーションを行う図面である、第1図面と第2図面との選択を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で受け付けた前記第1図面と前記第2図面とに基づいて決まるシミュレーション図面であって、前記オブジェクトが前記第1図面から前記第2図面へと移動するための前記シミュレーション図面を作成する作成手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  10. 図面におけるオブジェクトの位置の変化についてシミュレーションを行う情報処理装置を含む情報処理システムの制御方法であって、
    前記情報処理システムが、
    前記オブジェクトが移動するシミュレーションを行う図面である、第1図面と第2図面との選択を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで受け付けた前記第1図面と前記第2図面とに基づいて決まるシミュレーション図面であって、前記オブジェクトが前記第1図面から前記第2図面へと移動するための前記シミュレーション図面を作成する作成ステップと
    を備えることを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  11. 図面におけるオブジェクトの位置の変化についてシミュレーションを行う情報処理装置を含む情報処理システムで実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理システムを、
    前記オブジェクトが移動するシミュレーションを行う図面である、第1図面と第2図面との選択を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で受け付けた前記第1図面と前記第2図面とに基づいて決まるシミュレーション図面であって、前記オブジェクトが前記第1図面から前記第2図面へと移動するための前記シミュレーション図面を作成する作成手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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