JP2018105528A - 熱交換器用チューブ及び該熱交換器用チューブの用いられる熱交換器 - Google Patents
熱交換器用チューブ及び該熱交換器用チューブの用いられる熱交換器 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】熱交換器用チューブにおいて製造コストを抑制しつつ要求性能に対して容易に対応する。【解決手段】熱交換器10を構成するチューブ16は、断面扁平状で筒状に形成されたアウター部材24と、該アウター部材24の内部に収納され複数の流路28を有したインナー部材26とを備え、前記アウター部材24が、心材の表面にクラッド材の圧着されたブレージングシートから形成され、一方、インナー部材26が、押出成形で形成された押し出し材から形成される。そして、インナー部材26がアウター部材24の内部に収納された状態で、クラッド材を溶融させ固化させることで前記インナー部材26の外周面と前記アウター部材24の内周面とがろう付けされ接合される。【選択図】図2
Description
本発明は、空気と媒体との間で熱交換を行う熱交換器に用いられ、前記媒体の循環する複数の流路を有した熱交換器用チューブ及び該熱交換器用チューブの用いられる熱交換器に関する。
従来から、熱交換器を構成する熱交換部には、複数の熱交換器用チューブとフィンとが交互となるように隣接して設けられ、前記チューブの内部に形成された流路に媒体が循環するように設けられる。このような熱交換器に用いられる熱交換器用チューブとしては、例えば、特許文献1に開示されるように、アルミニウム合金からなる心材の表面をろう材層で覆った板材を押出成形や折曲げ加工することで形成され、その幅広面に波状のフィンを当接させた状態で加熱することでろう材が溶融して互いに接合される。
また、特許文献2に開示された熱交換器用チューブは、アルミニウムの押し出し材からなるアウターチューブと、該アウターチューブの内部に圧入されたインナーチューブとから構成され、前記インナーチューブの内部が媒体の流れる内流路となり、該インナーチューブとアウターチューブとの間が前記媒体の外流路となる。これにより、熱交換器用チューブにおける内流路と外流路とに、異なる第1流体と第2流体とを循環させ空気との間で熱交換を行っている。
上述したような特許文献1及び2のような熱交換器用チューブの用いられた熱交換器では、例えば、搭載される車両に応じて要求される放熱性能や強度等が異なるため、それぞれ条件に応じて媒体の流通する熱交換器用チューブを製造して対応している。しかしながら、熱交換器用チューブをそれぞれ個別に製造することで製造コストが増加してしまうという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、製造コストを抑制しつつ、要求性能に対して容易に対応することが可能な熱交換器用チューブ及び該熱交換器用チューブの用いられる熱交換器を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、媒体と空気との熱交換を行う熱交換器に用いられ、互いに間隔をおいて配置された一組のタンクに接続され、その内部を媒体が循環可能な熱交換器用チューブにおいて、
心材の表面にクラッド材が圧着された圧延材から筒状に形成されたアウター部材と、
押出成形され媒体の流通する流路を有しアウター部材の内部に収納されるインナー部材と、
を備え、
アウター部材の内部にインナー部材がろう材で互いに固定されることを特徴とする。
心材の表面にクラッド材が圧着された圧延材から筒状に形成されたアウター部材と、
押出成形され媒体の流通する流路を有しアウター部材の内部に収納されるインナー部材と、
を備え、
アウター部材の内部にインナー部材がろう材で互いに固定されることを特徴とする。
本発明によれば、熱交換器を構成する熱交換器用チューブは、心材の表面にクラッド材が圧着された圧延材から筒状に形成されたアウター部材と、押出成形され、媒体の流通する流路を有しアウター部材の内部に収納されるインナー部材とからなり、インナー部材がアウター部材の内部でろう材で互いに固定される。
従って、インナー部材の材質や形状を変更してアウター部材と組み合わせることで、インナー部材のみで熱交換器に要求される様々な性能や耐食性や強度等に容易に対応させることが可能となると共に、インナー部材を押出成形で形成することで、複数の流路を含めたインナー部材を製造コストを抑制しつつ製造できる。
また、インナー部材を、厚さ方向に2分割することで、その成形性を向上させ流路の設計自由度を上げることができる。
さらに、流路を、インナー部材の内部に形成すると共に、インナー部材の外部に形成することで、インナー部材の内部の流路と外部の流路とにそれぞれ別の流体を流通させることが可能となる。
さらにまた、互いに間隔をおいて配置される一組のタンクと、長手方向に沿った両端部がそれぞれタンクに接続され媒体が内部を流通する複数の熱交換器用チューブと、隣接する熱交換器用チューブの間に設けられる複数のフィンとを有した熱交換器において、
熱交換器用チューブは、心材の表面にクラッド材が圧着された圧延材から筒状に形成されたアウター部材と、
押出成形され媒体の流通する流路を有しアウター部材の内部に収納されるインナー部材と、
を備え、
フィンがろう材のクラッドされていないベア材から形成され、アウター部材に対して固定されることを特徴とする。
熱交換器用チューブは、心材の表面にクラッド材が圧着された圧延材から筒状に形成されたアウター部材と、
押出成形され媒体の流通する流路を有しアウター部材の内部に収納されるインナー部材と、
を備え、
フィンがろう材のクラッドされていないベア材から形成され、アウター部材に対して固定されることを特徴とする。
本発明によれば、熱交換器に用いられる熱交換器用チューブが、心材の表面にクラッド材が圧着された圧延材から筒状に形成されたアウター部材と、押出成形され、媒体の流通する流路を有しアウター部材の内部に収納されるインナー部材とからなり、熱交換器用チューブに隣接するフィンがろう材のクラッドされていないベア材から形成され、アウター部材に対して固定される。
従って、インナー部材の材質や形状を変更してアウター部材と組み合わせることで、インナー部材のみで熱交換器に要求される様々な性能や耐食性や強度等に容易に対応させることが可能となると共に、インナー部材を押出成形で形成することで複数の流路を含めたインナー部材の製造コストを抑制しつつ製造できる。また、表面にクラッド材の圧着されたアウター部材に対して、ベア材からなるフィンにろう材を塗布することなくろう付けして接合することができるため、フィンに対してペースト状のろう材を塗布する場合と比較し、熱交換器を製造する際の製造工数及び製造コストの削減を図ることができると共に、耐食性を向上させることができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、熱交換器を構成する熱交換器用チューブを、心材の表面にクラッド材が圧着された圧延材から筒状に形成されたアウター部材と、押出成形され、媒体の流通する流路を有しアウター部材の内部に収納されるインナー部材とから構成し、インナー部材をアウター部材の内部にろう材で互いに固定することで、インナー部材の材質や形状を変更してアウター部材と組み合わせることで、例えば、熱交換器に要求される様々な性能や耐食性や強度に対してインナー部材のみで容易に対応することが可能となり、しかも、インナー部材を押出成形で形成することで、複数の流路を含めたインナー部材の製造コストを抑制しつつ製造可能となる。
本発明に係る熱交換器用チューブ及び該熱交換器用チューブの用いられる熱交換器について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る熱交換器用チューブの用いられる熱交換器を示す。
この熱交換器10は、図1に示されるように、一組の第1及び第2ヘッダ12、14と、前記第1ヘッダ12と第2ヘッダ14との間を接続する複数の熱交換器用チューブ(以下、単にチューブ16という)16と、前記チューブ16の間に設けられ波状に折曲された複数のフィン18とを含み、前記第1及び第2ヘッダ12、14の幅方向と直交する熱交換器10の厚さ方向(矢印A1、A2方向)に空気が通過することで前記チューブ16内を流れる冷媒との間で熱交換が行われる。
第1ヘッダ12は、例えば、両端部の閉塞された管状に形成され、その一端部には、外部から媒体の導入される導入管20と、熱交換器10の内部を循環した前記媒体の導出される導出管22がそれぞれ接続されている。
次に、チューブ16について説明する。
このチューブ16は、図2A及び図2Bに示されるように、例えば、アルミニウム材から中空状に形成されたアウター部材24と、押し出し材から形成され該アウター部材24の内部に収納されるインナー部材26とから構成され、長手方向(矢印B方向)に沿って長尺に形成される。
アウター部材24は、例えば、心材となるアルミニウム板の外面及び内面に融点の低いアルミニウム板(クラッド材)の圧着されたブレージングシート(圧延材)から形成され、断面扁平状に折曲することで形成される。
インナー部材26は、アウター部材24の断面形状に対応した断面扁平状に形成され、長手方向(矢印B方向)に沿って押し出される押出成形によって形成され、その内部には、長手方向に沿って貫通する複数の流路28が形成される。
この流路28は、例えば、断面矩形状で、インナー部材26の幅方向(矢印C方向)に沿って互いに等間隔離間するように設けられる。そして、インナー部材26は、アウター部材24の内部に収納された際、その外周面が前記アウター部材24の内周面に当接する。
また、インナー部材26の形状や材質は、例えば、チューブ16に要求される放熱性能や耐食性や強度等に応じて適宜設定されると共に、流路28の数量、断面積、断面形状等も適宜設定される。
このチューブ16は、図1に示されるように、その長手方向(矢印B方向)に沿った一端部が第1ヘッダ12の内部と接続され、他端部が第2ヘッダ14の内部と接続されることで、前記チューブ16を通じて前記第1ヘッダ12と前記第2ヘッダ14とが連通する。
本発明の実施の形態に係るチューブ16を含む熱交換器10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に前記チューブ16を含む熱交換器10を製造する場合について説明する。
先ず、心材となるアルミニウム板の表面に融点の低いアルミニウム板(クラッド材)の圧着されたブレージングシートから断面扁平状且つ筒状のアウター部材24が成形され、該アウター部材24の断面形状に対応した断面扁平状の押し出し材からなるインナー部材26が収納される。
そして、チューブ16の一端部及び他端部をそれぞれ第1及び第2ヘッダ12、14へと接続し、隣接するチューブ16の間にフィン18を配置した仮組み付け状態とする。
次に、上述した仮組み付け状態の熱交換器10を炉内へ投入し加熱することで、チューブ16におけるアウター部材24のクラッド材が溶融し、外面に当接したフィン18との間、第1及び第2ヘッダ12、14との間へとそれぞれ流動すると共に、内面側においてインナー部材26の外周面との間へと流動する。
そして、この炉内において所定時間経過した後に冷却されるとクラッド材(ろう材)が固まり始め、互いに当接しているアウター部材24の内周面とインナー部材26の外周面とが接合すると同時に、前記アウター部材24の外面に対してフィン18が接合され、チューブ16の一端部及び他端部が第1及び第2ヘッダ12、14に対してそれぞれ接合される。なお、冷却され固化したクラッド材は、アルミニウムからなる母材(板材)と同一の強度を有しているため、チューブ16を構成するアウター部材24とインナー部材26とが強固に接合される。
最後に、複数のチューブ16を介してフィン18、第1及び第2ヘッダ12、14の互いに接合された組付体を炉から取り出すことで熱交換器10の製造が完了する。
次に、上述したように製造された熱交換器10の動作について説明する。なお、ここでは、熱交換器10が、通過する空気を冷却するエバポレータとして用いられる場合について説明する。
先ず、図示しない配管から導入管20へと冷媒が供給され第1ヘッダ12の内部へと導入される。そして、第1ヘッダ12へ供給された冷媒は、複数のチューブ16に対してそれぞれ略均等となるように流通し、前記チューブ16における複数の流路28を通じて第2ヘッダ14側へと流通する。この際、熱交換器10の厚さ方向に沿ってフィン18の間を流通する空気との間で熱交換が行われ、該空気が冷却されて下流側へと流通する。
そして、第2ヘッダ14から再び冷媒が複数のチューブ16の流路28に沿って第1ヘッダ12側へと流通し、該第1ヘッダ12から導出管22を通じて外部へと導出される。
以上のように、本実施の形態では、熱交換器10に用いられるチューブ16を、圧延材から断面扁平状で筒状に形成されるアウター部材24と、押し出し材から形成され前記アウター部材24に収納されろう付けされるインナー部材26とから構成することで、前記インナー部材26の材質や形状を変更してアウター部材24と組み合わせることで、該インナー部材26のみで熱交換器10に要求される様々な放熱性能(熱交換性能)や耐食性や強度等に対応させることが可能となる。
また、インナー部材26を押し出し材から形成することで、複数の流路28を含めたインナー部材26を長手方向(矢印B方向)に沿って容易に製造することが可能となる。
さらに、アウター部材24をブレージングシートから形成し、インナー部材26の外周側を包んだ状態で前記アウター部材24の内周面に対してろう付けして接合することでチューブ16としての強度を高めることが可能となる。
さらにまた、アウター部材24の外面にもクラッド材が圧着されているため、チューブ16と隣接するフィン18にろう材を塗布することなくろう付けして接合することが可能となる。そのため、フィン18に対してペースト状のろう材を塗布する場合と比較し、熱交換器10を製造する際の製造工数及び製造コストの削減を図ることができると共に、耐食性を向上させることができる。
換言すれば、表面にクラッド材を有したチューブ16を用いることで、ろう材層を有していないフィン18であっても容易且つ確実に接合可能となる。
また、チューブ16を構成するインナー部材26は、上述したように複数の流路28を内部に有し一体で形成される場合に限定されるものではなく、例えば、図3A及び図3Bに示される第1変形例のチューブ50のように、インナー部材52の厚さ方向〈矢印D方向〉に2分割された分割体から構成するようにしてもよい。
このインナー部材52は、チューブ16の幅方向(矢印C方向)と直交する厚さ方向(矢印D方向)に分割された第1及び第2分割体54、56からなり、それぞれ対向する面54a、56aが平面状に形成されると共に、この面54a、56aには断面U字状の溝部58a、58bが幅方向(矢印C方向)に沿って複数形成される。この第1及び第2分割体54、56は、長手方向(矢印B方向)に沿って同一断面形状を有した押し出し材から形成される。
そして、インナー部材52は、第1分割体54と第2分割体56とが互いに面54a、56aが当接するように配置されることで断面扁平状となり、互いの溝部58a、58bが合わさることで断面矩形状の複数の流路60を構成し、アウター部材24の内部に収納された状態でろう付けされ固定される。
以上のように、この第1変形例に係るチューブ50では、インナー部材52を厚さ方向(矢印D方向)に2分割した第1及び第2分割体54、56から構成することで、例えば、同一断面形状で一体形状としたインナー部材26と比較し、押出成形を行う際の成形性を向上させることができるため、例えば、インナー部材52に対してより多くの流路60を成形することが可能となり、内部伝熱面積が増加し伝熱性能を向上させることが可能となる。
さらに、図4A及び図4Bに示される第2変形例のチューブ70のように、インナー部材72の外周側に複数の溝部74を設けるようにしてもよい。
このインナー部材72では、その内部に断面矩形状で幅方向(矢印C方向)に沿って複数の流路76が形成されると共に、外周面には幅方向に沿って断面U字状の複数の溝部74が形成される。この溝部74は、図4Aに示されるように、例えば、隣接する2つの流路76の間の壁部78に臨むように形成される。また、インナー部材72は、長手方向(矢印B方向)に沿って同一断面形状を有した押し出し材から形成される(図4B参照)。
そして、上述したインナー部材72をアウター部材24の内部に挿入しろう付けすることで固定することで、溝部74が前記アウター部材24の内周面によってそれぞれ覆われて閉塞された第2の流路80となる。
以上のように、この第2変形例に係るチューブ70では、インナー部材72の外周側に複数の溝部74を設けることで、アウター部材24の内周面との間で第2の流路80を構成できるため、単一のチューブ70においてインナー部材72の内部に設けられた流路76と、外周側に設けられた第2の流路80とで異なる2種類の媒体を循環させることが可能となる。また、溝部74は、インナー部材72を押出成形で形成する際に同時に形成できるため、製造工数及び製造コストの増加を招くことがなく好適である。
すなわち、上述したようにチューブ16、50、70を構成し媒体が内部を流通するインナー部材26、52、72を、前記チューブ16、50、70に要求される放熱性能、耐食性、強度等に応じて形状や材質を適宜変更することで容易に対応することが可能となる。
なお、本発明に係る熱交換器用チューブ及び該熱交換器用チューブを用いた熱交換器は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…熱交換器 16、50、70…熱交換器用チューブ
18…フィン 24…アウター部材
26、52、72…インナー部材 28、60、76…流路
54…第1分割体 56…第2分割体
58a、58b、74…溝部 80…第2の流路
18…フィン 24…アウター部材
26、52、72…インナー部材 28、60、76…流路
54…第1分割体 56…第2分割体
58a、58b、74…溝部 80…第2の流路
Claims (6)
- 媒体と空気との熱交換を行う熱交換器に用いられ、互いに間隔をおいて配置された一組のタンクに接続され、その内部を前記媒体が循環可能な熱交換器用チューブにおいて、
心材の表面にクラッド材が圧着された圧延材から筒状に形成されたアウター部材と、
押出成形され前記媒体の流通する流路を有し前記アウター部材の内部に収納されるインナー部材と、
を備え、
前記アウター部材の内部に前記インナー部材がろう材で互いに固定されることを特徴とする熱交換器用チューブ。 - 請求項1記載の熱交換器用チューブにおいて、
前記インナー部材は、厚さ方向に2分割されることを特徴とする熱交換器用チューブ。 - 請求項1又は2記載の熱交換器用チューブにおいて、
前記流路は、前記インナー部材の内部に形成されると共に、前記インナー部材の外部に形成されることを特徴とする熱交換器用チューブ。 - 互いに間隔をおいて配置される一組のタンクと、長手方向に沿った両端部がそれぞれ前記タンクに接続され媒体が内部を流通する複数の熱交換器用チューブと、隣接する前記熱交換器用チューブの間に設けられる複数のフィンとを有した熱交換器において、
前記熱交換器用チューブは、心材の表面にクラッド材が圧着された圧延材から筒状に形成されたアウター部材と、
押出成形され前記媒体の流通する流路を有し前記アウター部材の内部に収納されるインナー部材と、
を備え、
前記フィンが、ろう材のクラッドされていないベア材から形成され、前記アウター部材に対して固定されることを特徴とする熱交換器用チューブの用いられる熱交換器。 - 請求項4記載の熱交換器において、
前記インナー部材は、厚さ方向に2分割されることを特徴とする熱交換器用チューブの用いられる熱交換器。 - 請求項4又は5記載の熱交換器において、
前記流路は、前記インナー部材の内部に形成されると共に、前記インナー部材の外部に形成されることを特徴とする熱交換器用チューブの用いられる熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016250692A JP2018105528A (ja) | 2016-12-26 | 2016-12-26 | 熱交換器用チューブ及び該熱交換器用チューブの用いられる熱交換器 |
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JP2016250692A Pending JP2018105528A (ja) | 2016-12-26 | 2016-12-26 | 熱交換器用チューブ及び該熱交換器用チューブの用いられる熱交換器 |
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