JP2018101954A - 無線通信装置、無線通信方法、及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信方法、及びプログラム Download PDF

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Kazuho Kyo
和穂 姜
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誠 中川
宏 岩見谷
Hiroshi Iwamiya
宏 岩見谷
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Ryo Okumura
亮 奥村
智洋 高橋
Tomohiro Takahashi
智洋 高橋
高弘 冨田
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高弘 冨田
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Abstract

【課題】通信接続を確立した後の無駄な通信を削減可能にする無線通信装置等を提供する。【解決手段】無線通信装置100は、他の無線通信装置100と通信する通信部103と、他の無線通信装置100のアドレスと、通信部103が他の無線通信装置100との通信接続時に他の無線通信装置100に送信する単位当たりの最大通信サイズを示すMTUとして設定される設定値と、を対応付けて記憶する設定DB114と、CPU110とを備える。CPU110は、通信部103を制御して、他の無線通信装置100からアドレスを受信する。そして、CPU110は、受信されたアドレスが設定DB114に記憶されているとき、受信されたアドレスと対応付けて設定DB114に記憶されている設定値を通信部103に設定する。【選択図】図2

Description

この発明は、無線通信装置、無線通信方法、及びプログラムに関する。
従来、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))などの近距離無線通信を用いて種々の情報をやり取りすることが可能な電子装置がある。このような近距離無線通信により、特に、携帯型の電子装置は、他の複数の電子装置がそれぞれ個別に取得、保持する情報を容易に取得することができる。
例えば、特許文献1には、効率的に通信を行うために、ネットワークにおいて1回の通信で送信できるデータの最大値を示す伝送単位であるMTU(Maximum Transmission Unit)の設定値を交換し、その交換した設定値に応じたデータ量を通信する技術が開示されている。
特開2014−175830号公報
特許文献1に開示されているようなブルートゥースにおけるMTUには、通信接続時には必ず最小値である23オクテットが設定されている。このMTUの設定値は、接続確立後に、セントラルデバイスからペリフェラルデバイスに対しMTU交換要求(Exchange MTU Request)を送信し、ペリフェラルデバイスからのMTU交換応答(Exchange MTU Response)を受信することにより、両デバイスにおいて同一となるように設定される。基本的に各デバイスが許容できるMTUの設定値は決まっており、同一種類のデバイスであれば、この値が変わることはほとんど無い。しかし、このMTU交換要求・応答の送受信により無駄な通信が発生するという問題がある。
本発明の目的は、通信接続を確立した後の無駄な通信を削減可能にする無線通信装置、無線通信方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、本発明の観点に係る無線通信装置は、
他の無線通信装置と無線通信する無線通信部と、
前記他の無線通信装置を識別する識別情報と、前記無線通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置に送信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータとして設定される設定値と、を対応付けて記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置から前記識別情報を受信し、
受信された前記識別情報が前記記憶部に記憶されているとき、該受信された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている前記設定値を前記無線通信部に設定する、
ことを特徴とする。
本発明に従うと、通信接続を確立した後の無駄な通信を削減可能にすることができる。
実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 実施形態の無線通信装置の構成を示すブロック図である。 設定DBに格納されるデータの一例を示す図である。 無線通信装置が初めて接続を確立する場合の無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 無線通信装置が2回目以降接続を確立する場合の無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 実施形態の無線通信装置のCPUが実行する無線通信処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システム1の構成例を示す図である。図1に示す構成例において、無線通信システム1は、無線通信装置100a,100bとから構成される。無線通信装置100a,100b(以下、無線通信装置100と総称)は、Bluetooth(登録商標) low energy(以下、BLEという。)に基づいて、互いに無線通信を行う。BLEとは、Bluetooth(登録商標)と呼ばれる近距離無線通信規格において、低消費電力を目的として策定された規格(モード)である。本実施形態において、BLEに基づいて、無線通信装置100は、後述するアドバタイズパケットを送信するペリフェラル、または、アドバタイズパケットを受信するセントラルとして動作する。無線通信装置100は、無線通信機能を備えるスマートフォン、携帯電話、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、電子時計、スマートウォッチ等の電子機器である。
次に、実施形態に係る無線通信装置100の構成について説明する。
まず、実施形態に係る無線通信装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る無線通信装置100の構成を示すブロック図である。無線通信装置100は、マイクロコンピュータ101と、ROM(Read Only Memory)102と、通信部103と、アンテナ104と、電力供給部105と、表示部106と、表示ドライバ107と、操作受付部108とを備える。
マイクロコンピュータ101は、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)110、記憶部としてのRAM(Random Access Memory)111、計時部112などを備える。なお、RAM111及び計時部112は、マイクロコンピュータ101の内部に限られず、マイクロコンピュータ101の外部に設けられてもよい。また、ROM102、通信部103、アンテナ104、電力供給部105、及び表示ドライバ107は、マイクロコンピュータ101の外部に限られず、マイクロコンピュータ101の内部に設けられてもよい。
CPU110は、各種演算処理を行い、無線通信装置100の全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU110は、ROM102から制御プログラムを読み出し、RAM111にロードして各種機能に係る演算制御や表示などの各種動作処理を行う。また、CPU110は、通信部103を制御して他の無線通信装置100とデータ通信を行う。
RAM111は、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性のメモリである。RAM111は、一時データを記憶すると共に、各種設定データを記憶する。
計時部112は、発振回路、分周回路、計時回路等から構成され、現在時刻を計時する。
ROM102は、不揮発性メモリなどであり、制御プログラムや初期設定データを記憶する。制御プログラムの中には、他の無線通信装置100との無線通信を制御するための各種処理の制御に係るプログラム113と、後述する他の無線通信装置100のMTUの設定値を記憶する設定DB(Data Base)114が含まれる。
通信部103は、例えば無線周波数(RF:Radio Frequency)回路やベースバンド(BB:Baseband)回路、メモリ回路で構成される。通信部103は、アンテナ104を介して、BLEに基づく無線信号の送信及び受信を行う。また、通信部103は、アンテナ104を介して受信した無線信号を、復調、復号等してCPU110へ送る。また、通信部103は、CPU110から送られた信号を、符号化、変調等して、アンテナ104を介して外部へ送信する。また、本実施形態において、通信部103は、MTUに設定された設定値に基づいて、他の無線通信装置100と無線通信する。ここで、MTUは、他の無線通信装置100との通信接続時に他の無線通信装置100に送信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータである。例えば、通信部103は、他の無線通信装置の通信接続時に、1パケット当たりMTUに設定された設定値を最大通信サイズとしてデータを他の無線通信装置100に送信する。
電力供給部105は、例えば、バッテリ、及び電圧変換回路を備える。電力供給部105は、無線通信装置100内の各部の動作電圧で電力を供給する。電力供給部105のバッテリとしては、例えば、ボタン型乾電池等の一次電池や、リチウムイオン電池等の二次電池が用いられる。
表示部106は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescent)ディスプレイなどの表示パネルを備える。表示ドライバ107は、表示部106の種別に応じた駆動信号をマイクロコンピュータ101からの制御信号に基づいて表示部106に出力して、表示パネルに各種情報の表示を行う。
操作受付部108は、ユーザからの入力操作を受け付けて、当該入力操作に応じた電気信号をマイクロコンピュータ101に出力する。例えば、操作受付部108としてタッチセンサが表示部106の表示パネルに重ねて設けられ、表示パネルとともにタッチパネルを構成してもよい。この場合、タッチセンサは、当該タッチセンサへのユーザの接触動作に係る接触位置や接触態様を検出し、検出された接触位置や接触態様に応じた操作信号をマイクロコンピュータ101に出力する。
次に、実施形態に係る無線通信装置100のCPU110の機能構成について説明する。図2に示すように、CPU110は、接続制御部121及びMTU設定部122として機能する。これら接続制御部121及びMTU設定部122の機能は、単一のCPUにより実現されても良いし、各々別個のCPUにより実現されてもよい。また、それらの機能は、通信部103のCPU(図示せず)等、マイクロコンピュータ101以外のプロセッサにより実現されても良い。
接続制御部121としてのCPU110は、通信部103を制御して、他の無線通信装置100との接続を確立する。例えば、無線通信装置100がペリフェラルとして動作する場合、CPU110は、セントラルとして動作する他の無線通信装置100にアドバタイズパケットの送信の開始を指示する。そして、通信部103は、アドバタイズパケットの送信を開始する。ここで、アドバタイズパケットは、他の無線通信装置100に自装置の存在を知らせるために送信されるパケットであって、自装置のアドレスを含む。また、CPU110は、通信部103を制御して、アドバタイズパケットを受信した他の無線通信装置100から、自装置との接続を要求する接続要求(Connection Request)を受信する。接続要求は、他の無線通信装置100のアドレス(識別情報)や、無線通信装置100が他の無線通信装置100との接続が確立した後の他の無線通信装置100との通信を管理するためのパラメータを含む。一方、無線通信装置100がセントラルとして動作する場合、CPU110は、ペリフェラルとして動作する他の無線通信装置100からアドバタイズパケットを受信するためのスキャン動作の開始を通信部103に指示する。そして、通信部103は、スキャン動作を開始する。そして、通信部103がアドバタイズパケットを受信すると、CPU110は、通信部103を制御して、アドバタイズパケットの送信元である他の無線通信装置100への接続要求の送信を通信部103に指示する。以上の動作により、無線通信装置100は、他の無線通信装置100との通信接続を確立する。
MTU設定部122としてのCPU110は、他の無線通信装置100から受信された、他の無線通信装置を識別する識別情報と対応付けて設定DB114に記憶されている設定値をMTUに設定する。
ここで、本実施形態に係る設定DB114について説明する。図3に設定DB114に格納されるデータの一例を示す。図3に示すように、設定DB114は、他の無線通信装置100を識別する識別情報の一例である他の無線通信装置100のアドレスと、他の無線通信装置100との通信接続時においてMTUに設定される設定値と、を対応付けて記憶する。
例えば、MTU設定部122としてのCPU110は、セントラルとして動作する場合には受信したアドバタイズパケットに含まれるアドレスから、ペリフェラルとして動作する場合には受信した接続要求に含まれるアドレスから、通信相手である他の無線通信装置100のアドレスを特定する。そして、CPU110は、設定DB114を参照し、特定されたアドレスが設定DB114に記憶されているとき、そのアドレスと対応付けて設定DB114に記憶されている設定値をMTUに設定するよう、通信部103に指示する。一方、CPU110は、設定DB114を参照し、特定されたアドレスが設定DB114に記憶されていないとき、所定の初期値(例えば、23オクテット)を設定値として、受信されたアドレスと対応付けて設定DB114に記憶する。例えば、特定された他の無線通信装置100のアドレスが「DEV_1」の場合、CPU110は、図3に示す設定DB114を参照し、特定されたアドレス「DEV_1」が設定DB114に記憶されていると判定すると、アドレス「DEV_1」と対応付けて設定DB114に記憶されている設定値「MTU_1」をMTUに設定する。また、特定された他の無線通信装置100のアドレスが「DEV_n」の場合、CPU110は、図3に示す設定DB114を参照し、特定されたアドレス「DEV_n」が設定DB114に記憶されていないと判定すると、所定の初期値「MTU_def」を設定値として、アドレス「DEV_n」と対応付けて前記記憶部に記憶する。また、CPU110は、所定の初期値「MTU_def」をMTUに設定するよう、通信部103に指示する。
上記のようにして、MTU設定部122としてのCPU110は、他の無線通信装置100との初回通信接続時には他の無線通信装置100のアドレスと対応付けてMTUの初期値を設定値として設定DB114に登録する。そして、CPU110は、2回目以降の他の無線通信装置100との通信接続時には設定DB114に記憶された設定値をMTUに設定する。
また、MTU設定部122としてのCPU110は、現在の設定値を他の設定値(第1設定値)に変更するための所定の変更条件が満たされたとき、通信部103を制御して、他の無線通信装置100に、他の無線通信装置100のMTUに設定可能な最大の設定値(第2設定値)の応答を要求するMTU交換要求に第1設定値を含めて送信する。例えば、CPU110は、他の無線通信装置100との通信中に別の通信処理が発生し、他の無線通信装置100との通信に割り当て可能なリソースが減少した場合、現在のMTUの設定値よりも小さい第1設定値に変更するための所定の変更条件が満たされたと判定してもよい。また、CPU110は、他の無線通信装置100との通信中に別の通信処理が終了し、他の無線通信装置100との通信に割り当て可能なリソースが増加した場合、現在のMTUの設定値よりも大きい第1設定値に変更するための所定の変更条件が満たされたと判定してもよい。そして、通信部103は、他の無線通信装置100から第2設定値を含むMTU交換応答を受信すると、第1設定値または第2設定値のうち小さい方に、MTUを再設定し、CPU110にMTUの変更を通知する。そして、CPU110は、再設定されたMTUの設定値に、設定DB114に他の無線通信装置100のアドレスと対応付けて記憶されている設定値を更新する。
また、通信部103は、他の無線通信装置100から、他の無線通信装置100のMTUに設定可能な第1設定値を含み、自装置のMTUに設定可能な最大の第2設定値の応答を要求するMTU交換要求を受信すると、第1設定値または第2設定値のうち小さい方に、MTUを再設定し、CPU110にMTUの変更を通知する。そして、CPU110は、再設定されたMTUの設定値に、設定DB114に他の無線通信装置100のアドレスと対応付けて記憶されている設定値を更新する。また通信部103は、第2設定値を含むMTU交換応答を他の無線通信装置100に送信する。
上記のようにして、MTU設定部122としてのCPU110は、他の無線通信装置100との通信接続時においてMTUの設定値の変更が必要になった場合、または、他の無線通信装置100においてMTUの設定値の変更が必要になった場合、MTUの設定値を交換し、互いの設定値のうち小さい方を新たなMTUの設定値とすることにより、MTUの再設定を行うことができる。
次に、本実施形態における無線通信システム1の動作について説明する。図4,5は、本実施形態における無線通信システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。図4,5に示す例では、無線通信装置100aがペリフェラル、無線通信装置100bがセントラルとして動作する場合の、各無線通信装置100a,100bのCPU110及び通信部103の動作について説明する。なお、図4は、無線通信装置100a,100bが初めて接続を確立する場合、すなわち、無線通信装置100a,100bの設定DB114に相手方のアドレスが登録されていない場合の例を表し、図5は、無線通信装置100a,100bが2回目以降に接続を確立する場合、すなわち、無線通信装置100a,100bの設定DB114に相手方のアドレスが登録されている場合の例を表す。
まず、図4について説明する。無線通信装置100a,100bは、例えば、1日に1回の定期的な時刻である時刻Tにデータ通信を実行するための無線通信動作を開始する。
無線通信装置100bのCPU110は、時刻Tに無線通信装置100aからのアドバタイズパケットを受信できるように、時刻Tに対して時間Mだけ早くスキャン動作を開始するよう通信部103に指示する(ステップS10)。
また、無線通信装置100aのCPU110は、時刻Tに、通信部103にアドバタイズパケットを送信するように指示する(ステップS11)。以後、通信部103は、時間間隔Tiおきに、アドバタイズパケットを送信する(ステップS12)。
無線通信装置100bの通信部103は、無線通信装置100aからのアドバタイズパケットを受信すると、その旨の通知をCPU110に通知する(ステップS13)。CPU110は、アドバタイズパケットの受信通知を受けると、接続要求を無線通信装置100aに送信するよう、通信部103に指示する(ステップS14)。そして、通信部103は、無線通信装置100aへ接続要求を送信する(ステップS15)。
無線通信装置100aの通信部103は、接続要求を受信すると、CPU110に接続要求を受信したことを通知する(ステップS16)。これにより、無線通信装置100a,100bは、通信接続を確立する。
そして、無線通信装置100a,100bのCPU110は、設定DB114に相手方のアドレスが設定DB114に登録されているか検索する(ステップS17)。CPU110は、相手方のアドレスが登録されていないと判定すると、初期値(例えば23オクテット)をMTUの設定値として、相手方のアドレスと対応付けて設定DB114に登録する(ステップS18)。また、CPU110は、その初期値をMTUに設定するよう通信部103に指示する(ステップS19)。そして、通信部103は、CPU110からの指示に従って初期値をMTUに設定し(ステップS20)、設定されたMTUの設定値に基づいて、無線通信装置100a,100bとの間でデータ通信を実行する。
その後、データ通信を終了する場合、無線通信装置100bのCPU110は、通信部103に無線通信装置100aとの通信接続の切断の要求を指示する(ステップS21)。通信部103は、無線通信装置100aに接続切断要求を送信する(ステップS22)。そして、無線通信装置100aの通信部103は、接続切断要求を受信した後に、無線通信装置100bとの接続の切断をCPU110に通知する(ステップS23)。これにより、無線通信装置100aは、無線通信装置100bとの通信接続を切断する。
次に、図5について説明する。無線通信装置100a,100bは、ステップS30〜S37において、図4のステップS10〜S17と同様に接続を確立し、その後相手方のアドレスが設定DB114に登録されているか検索する。
無線通信装置100a,100bのCPU110は、設定DB114を参照し、相手方のアドレスが登録されていると判定すると、相手方のアドレスに対応付けられた設定値をMTUに設定するよう通信部103に指示する(ステップS38)。そして、通信部103は、CPU110から指示された設定値をMTUに設定する(ステップS39)。そして、通信部103は、MTUに設定された設定値に基づいて、無線通信装置100a,100bとの間でデータ通信を実行する。
その後、無線通信装置100bのCPU110は、MTUの設定値を変更するための所定の変更条件が満たされたと判定した場合、通信部103に無線通信装置100aにMTUを変更するよう指示する(ステップS40)。そして、通信部103は、無線通信装置100aに、自装置のMTUに設定された設定値を含むMTU交換要求を送信する(ステップS41)。無線通信装置100aの通信部103は、MTU交換要求を受信すると、無線通信装置100bに、自装置のMTUに設定された設定値を含むMTU交換応答を送信する(ステップS42)。そして、無線通信装置100a,100bの通信部103は、無線通信装置100aのMTUの設定値と、無線通信装置100bのMTUの設定値とを比較して小さい方をMTUの設定値に変更する旨をCPU110に通知し(ステップS43)、変更後の設定値をMTUに再設定する(ステップS44)。また、無線通信装置100a,100bのCPU110は、設定DB114において無線通信装置100a,100bのアドレスと対応付けられたMTUの設定値を、通知された変更後の設定値に更新する(ステップS45)。そして、通信部103は、新たにMTUに設定された設定値に基づいて、無線通信装置100a,100bとの間でデータ通信を実行する。
その後、データ通信を終了する場合、無線通信装置100a,100bは、ステップS46〜S48において、図5のステップS21〜S23と同様にして通信接続を切断する。
図6は、無線通信装置100のCPU110が実行する無線通信処理の制御手順を示すフローチャートである。この無線通信処理は、本発明の無線通信方法の一実施形態である。CPU110は、例えば、所定の時刻Tになったことを契機として、無線通信処理を開始する。
無線通信処理が開始されると、CPU110は、接続確立処理を実行する(ステップS101)。この接続確立処理は、図4のステップS10〜S16、及び図5のステップS30〜S36に対応する。すなわち、CPU110は、自装置の役割(セントラルまたはペリフェラル)に応じて、スキャン動作またはアドバタイズパケットの送信を行い、他の無線通信装置100との接続を確立する。
そして、CPU110は、通信相手である他の無線通信装置100のアドレスが、設定DB114に登録されているか判定する(ステップS102)。アドレスが設定DB114に登録されていると判定した場合(ステップS102;Yes)、CPU110は、そのアドレスと対応付けられている設定値をMTUに設定するよう通信部103に指示する(ステップS103)。一方、アドレスが設定DB114に登録されていないと判定した場合(ステップS102;No)、CPU110は、初期値(例えば23オクテット)を設定値としてアドレスと対応付けて設定DB114に登録する(ステップS104)。また、CPU110は、その初期値を設定値としてMTUに設定するよう通信部103に指示する(ステップS105)。
次に、CPU110は、MTUの設定値を変更するための所定の変更条件が満たされたか否かを判定する(ステップS106)。CPU110は、所定の変更条件が満たされていないと判定した場合(ステップS106;No)、ステップS110に処理を進める。一方、所定の変更条件が満たされたと判定した場合(ステップ106;Yes)、CPU110は、他の無線通信装置100にMTU交換要求を送信してMTUの設定値を変更するよう通信部103に指示する(ステップS107)。
次に、CPU110は、通信部103からMTUの設定値を変更した旨の変更通知を受け取ったか否かを判定する(ステップS108)。CPU110は、変更通知を受け取ったと判定するまで待機する(ステップS108;No)。CPU110は、変更通知を受け取ったと判定した場合(ステップS108;Yes)、設定DB114において他の無線通信装置100のアドレスと対応付けられたMTUの設定値を、変更通知において通知された変更後の設定値に更新する(ステップS109)。
そして、CPU110は、接続を切断するか否か判定する(ステップS110)。接続を切断しないと判定した場合(ステップS110;No)、ステップS106に戻って上述の処理を繰り返し実行する。接続を切断すると判定した場合(ステップS110;Yes)、CPU110は、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る無線通信装置100は、受信された他の無線通信装置100のアドレスと対応付けて設定DB114に記憶されている設定値をMTUに設定し、その設定値に基づいて、他の無線通信装置100との無線通信を行う。そのため、無線通信装置100は、他の無線通信装置100との通信接続を確立するたびにMTUの設定値を交換する必要がなく、無駄なデータ通信を削減することができる。
また、本実施形態において、無線通信装置100は、他の無線通信装置100のアドレスが設定DB114に記憶されていないとき、すなわち初回通信接続時において、所定の初期値を設定値として、他の無線通信装置100のアドレスと対応付けて設定DB114に記憶する。そのため、無線通信装置100は、他の無線通信装置100との2回目以降通信接続の確立時において、MTUの設定値を交換する必要がなく、無駄なデータ通信を削減することができる。
また、本実施形態において、無線通信装置100は、他の無線通信装置100との通信接続時において、MTUに設定された設定値を変更するための所定の変更条件が満たされたとき、他の無線通信装置100にMTU交換要求を送信することにより、他の無線通信装置100とMTUの設定値を交換する。また、無線通信装置100は、他の無線通信装置100からMTU交換要求を受信したとき、他の無線通信装置100とMTUの設定値を交換する。これにより、無線通信装置100は、MTUの設定値の変更が必要な状況において、MTUの再設定を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、無線通信装置100は、ブルートゥースで通信する例を説明した。しかし、無線通信装置100は、その他の通信方法、例えば、無線LAN(Local Area Network)やWi−Fi(登録商標)で通信してもよい。
また、上記の実施形態では、CPU110が制御動作を行う例を説明した。しかし、制御動作は、CPU110によるソフトウェア制御に限られるものではない。制御動作の一部又は全部が専用の論理回路などのハードウェア構成を用いてなされても良い。
また、以上の説明では、本発明の無線制御処理に係るプログラム113及び設定DB114を記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなるROM102を例に挙げて説明した。しかし、コンピュータ読み取り可能な媒体は、これらに限定されず、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)やDVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型記憶媒体を適用してもよい。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御手順や表示例などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記の番号は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
(付記1)
他の無線通信装置と無線通信する無線通信部と、
前記他の無線通信装置を識別する識別情報と、前記無線通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置に送信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータとして設定される設定値と、を対応付けて記憶する記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置から前記識別情報を受信し、
受信された前記識別情報が前記記憶部に記憶されているとき、該受信された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている前記設定値を前記無線通信部に設定する、
ことを特徴とする無線通信装置。
(付記2)
前記制御部は、受信された前記識別情報が前記記憶部に記憶されていないとき、所定の値を、前記設定値として、該受信された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させる、
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記制御部は、前記設定値を第1設定値に変更するための所定の変更条件が満たされたとき、前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置に、前記他の無線通信装置の前記パラメータに設定可能な最大の第2設定値の応答を要求する交換要求に前記第1設定値を含めて送信し、
前記無線通信部を制御して前記他の無線通信装置から前記第2設定値を含む前記応答を受信すると、前記第1設定値または前記第2設定値のうち小さい方に、前記記憶部に前記識別情報と対応付けて記憶されている前記設定値を更新する、
ことを特徴とする付記1または2に記載の無線通信装置。
(付記4)
前記制御部は、前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置から、前記他の無線通信装置の前記パラメータに設定可能な第1設定値を含み、自装置の前記パラメータに設定可能な最大の第2設定値の応答を要求する交換要求を受信すると、前記第1設定値または前記第2設定値のうち小さい方に、前記記憶部に前記識別情報と対応付けて記憶されている前記設定値を更新し、
前記無線通信部は、前記第2設定値を含む前記応答を前記他の無線通信装置に送信する、
ことを特徴とする付記1または2に記載の無線通信装置。
(付記5)
他の無線通信装置と無線通信する無線通信部と、前記他の無線通信装置を識別する識別情報と、前記無線通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置に送信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータとして設定される設定値と、を対応付けて記憶する記憶部と、を備える無線通信装置が実行する無線通信方法であって、
前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置から前記識別情報を受信する受信ステップと、
受信された前記識別情報が前記記憶部に記憶されているとき、該受信された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている前記設定値を前記無線通信部に設定する設定ステップと、
を含むことを特徴とする無線通信方法。
(付記6)
他の無線通信装置と無線通信する無線通信部と、前記他の無線通信装置を識別する識別情報と、前記無線通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置に送信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータとして設定される設定値と、を対応付けて記憶する記憶部と、を備えるコンピュータを、
前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置から前記識別情報を受信する受信手段、
受信された前記識別情報が前記記憶部に記憶されているとき、該受信された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている前記設定値を前記無線通信部に設定する設定手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1…無線通信システム、100(100a,100b)…無線通信装置、101…マイクロコンピュータ、102…ROM、103…通信部、104…アンテナ、105…電力供給部、106…表示部、107…表示ドライバ、108…操作受付部、110…CPU、111…RAM、112…計時部、113…プログラム、114…設定DB、121…接続制御部、122…MTU設定部

Claims (6)

  1. 他の無線通信装置と無線通信する無線通信部と、
    前記他の無線通信装置を識別する識別情報と、前記無線通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置に送信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータとして設定される設定値と、を対応付けて記憶する記憶部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置から前記識別情報を受信し、
    受信された前記識別情報が前記記憶部に記憶されているとき、該受信された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている前記設定値を前記無線通信部に設定する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御部は、受信された前記識別情報が前記記憶部に記憶されていないとき、所定の値を、前記設定値として、該受信された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、前記設定値を第1設定値に変更するための所定の変更条件が満たされたとき、前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置に、前記他の無線通信装置の前記パラメータに設定可能な最大の第2設定値の応答を要求する交換要求に前記第1設定値を含めて送信し、
    前記無線通信部を制御して前記他の無線通信装置から前記第2設定値を含む前記応答を受信すると、前記第1設定値または前記第2設定値のうち小さい方に、前記記憶部に前記識別情報と対応付けて記憶されている前記設定値を更新する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記制御部は、前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置から、前記他の無線通信装置の前記パラメータに設定可能な第1設定値を含み、自装置の前記パラメータに設定可能な最大の第2設定値の応答を要求する交換要求を受信すると、前記第1設定値または前記第2設定値のうち小さい方に、前記記憶部に前記識別情報と対応付けて記憶されている前記設定値を更新し、
    前記無線通信部は、前記第2設定値を含む前記応答を前記他の無線通信装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  5. 他の無線通信装置と無線通信する無線通信部と、前記他の無線通信装置を識別する識別情報と、前記無線通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置に送信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータとして設定される設定値と、を対応付けて記憶する記憶部と、を備える無線通信装置が実行する無線通信方法であって、
    前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置から前記識別情報を受信する受信ステップと、
    受信された前記識別情報が前記記憶部に記憶されているとき、該受信された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている前記設定値を前記無線通信部に設定する設定ステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  6. 他の無線通信装置と無線通信する無線通信部と、前記他の無線通信装置を識別する識別情報と、前記無線通信部が前記他の無線通信装置との通信接続時に前記他の無線通信装置に送信する単位当たりの最大通信サイズを示すパラメータとして設定される設定値と、を対応付けて記憶する記憶部と、を備えるコンピュータを、
    前記無線通信部を制御して、前記他の無線通信装置から前記識別情報を受信する受信手段、
    受信された前記識別情報が前記記憶部に記憶されているとき、該受信された前記識別情報と対応付けて前記記憶部に記憶されている前記設定値を前記無線通信部に設定する設定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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