JP2018101842A - 情報処理装置、及び情報処理システム - Google Patents

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まみ 荒井
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Abstract

【課題】既にプリンタドライバ32に設定されているプロファイルが、印刷データに対して有効であるか無効であるかを通知することで、意図しない印刷結果が出力されることを回避することができる。
【解決手段】印刷設定情報読み込み部50が、プリンタドライバ32に設定されている印刷設定情報を読み込む。データ形式判別部54が、入力データの色空間に係る入力データ形式を判別する。カラープロファイル検証部56が、判別された入力データ形式と、印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、入力データに対して印刷設定情報が有効か無効かを検証する。検証結果通知部58が、検証された結果をユーザに通知する。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理システムに関する。
従来、印刷で使用するプリンタドライバでは、印刷物に対して色合わせやカラーマッチングなどのカラーマネージメントを行うため、カラープロファイルを設定する必要がある。プリンタドライバで設定したカラープロファイルは、印刷装置本体側で印刷ジョブの印刷データに適用される。
カラープロファイルには複数の種類があり、印刷データがRGB形式の場合だけ反映されるRGB用のプロファイル、CMYK形式の場合だけ反映されるCMYK用のプロファイルがそれぞれ存在する。
ここで、RGBの印刷データに対して、CMYK用のプロファイルを設定して印刷した場合、印刷結果にプロファイルが反映されない。
しかし、印刷実行するまでは印刷データの基となるインプットデータが生成されておらず、データ形式が分からないため、ユーザが印刷設定画面からプロファイルを設定している場合は、まだ印刷データの形式は決定していない。
よって、印刷設定画面でのカラープロファイル設定では、無効な設定に排他などの制限をかけることはできない。そのため、ほとんどのプリンタドライバでは、RGB用、CMYK用など複数のプロファイルを同時に設定可能なように構成されている。
以下にRGB用、CMYK用のカラープロファイルを同時に設定可能なプリンタドライバの印刷設定画面の一例を示す。
<印刷設定画面>
図18(a)(b)は、従来のプリンタドライバに係る印刷設定画面の一例を示す図であり、RGB用、CMYK用のカラープロファイルを同時に設定可能である。
上記2つの印刷設定画面は、同じドライバの中のGeneral2タブとGeneral3タブの設定画面である。このプリンタドライバでは、カラープロファイルがRGB用プロファイルを設定する機能、CMYKシミュレーションがCMYK用プロファイルを設定する機能である。図に示すように、両方を同時に設定することができる。
また、印刷ジョブとなる印刷データの元データは、アプリケーションが生成したプリンタドライバ(CUPSを利用したプリンタドライバの場合はフィルタ)へのインプットデータである。アプリケーションによってはアプリケーションの設定により、出力するインプットデータの形式を指定できることが知られている。
<印刷の概要的な流れ>
図19は、従来のMac OS/Linux(登録商標) OSの管理下において、CUPSを利用したプリンタドライバの印刷の概要的な流れを示すブロック図である。
アプリケーション(プリンタドライバ以外のモジュール)1010がCUPS(プリンタドライバ以外のモジュール)1020へインプットデータ及び印刷設定情報を出力し、アプリケーション1010がプリントキュー(プリンタドライバのモジュール)1040に待ち行列となる印刷設定値を設定する。CUPS1020がフィルタ(プリンタドライバのモジュール)1030へインプットデータ及び印刷設定情報を出力し、フィルタ1030が印刷装置(プリンタドライバ以外のモジュール)1100へ印刷ジョブを出力する。
特許文献1には、正確なカラーマネージメント処理の管理方法を提供する目的で、アプリケーションが生成した印刷データに対して色空間を判断し、色空間に応じてプリンタドライバの色補正処理を切り替える技術が開示されている。
特許文献2には、カラーで印刷される画素が無いにも関わらず、カラー課金されてしまう事態を抑制する目的で、注目画素が白画素でないと判定された場合において、注目画素がモノクロ画素かつ写真画素である場合に、カラー印刷フラグを設定し、一方、注目画素が白画素であると判定された場合において、注目画素が写真画素であっても、モノクロ印刷フラグを設定する技術が開示されている。
従来のプリンタドライバでは、ユーザがデータ形式を把握して、データ形式に合うカラープロファイルを1つ設定する必要があった。
しかし、ユーザがカラープロファイルやデータ形式に対する知識を有していない場合には、誤ったカラープロファイルを設定する場合や、または、誤ったものと正しいものとの両方のカラープロファイルを設定する場合があり、設定されたカラープロファイルのうち正しいカラープロファイルのみが有効になるという問題があった。
具体的には、ユーザが設定したプロファイルが印刷データに対して有効であるかを確認するためには、プロファイルの詳細な仕様と、アプリケーションが出力するデータに対する詳しい知識が必要であった。
以上のことから、ユーザがプリンタドライバの印刷設定で設定したプロファイルが印刷結果に反映されないことがあり、またその際、ユーザは自分の設定したプロファイルがなぜ印刷結果に反映されないのかが分からないという問題があった。
特許文献1にあっては、アプリケーションが生成したインプットデータの色空間を判断することが開示されている。また、特許文献2にあっては、データの色空間を判断し、色空間に合わせて印刷設定を変更することが開示されている。
しかし、特許文献1、2にあっては、ユーザがプリンタドライバの印刷設定で設定したプロファイルが印刷結果に反映されないという問題は解消できていない。
そこで、ユーザがプリンタドライバの印刷設定段階において設定したプロファイルが、印刷データに対して有効であるかについて、仕様やマニュアルを読むことなく知り得え、意図しない印刷結果を避けることが切望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、既にプリンタドライバに設定されているプロファイルが、印刷データに対して有効であるか無効であるかを通知することで、意図しない印刷結果が出力されることを回避することができる。
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、印刷に係る入力データに基づいて印刷ジョブを生成するプリンタドライバを有する情報処理装置であって、前記プリンタドライバに設定されている印刷設定情報を読み込む印刷設定情報読み込み部と、前記入力データの色空間に係る入力データ形式を判別するデータ形式判別部と、前記判別された前記入力データ形式と、前記印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、前記入力データに対して前記印刷設定情報が有効か無効かを検証するカラープロファイル検証部と、前記検証された結果をユーザに通知する検証結果通知部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、既にプリンタドライバに設定されているプロファイルが、印刷データに対して有効であるか無効であるかを通知することで、意図しない印刷結果が出力されることを回避することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。 図1に示すPCのハードウェア構成を示す図である。 図2に示すPCに実装されたオペレーティングシステムOSの一部構成を示す図である。 図3に示すMac OS又はLinux(登録商標) OSの管理下において、CUPSを利用したプリンタドライバの印刷の概要的な流れを示すブロック図である。 図1に示す印刷装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3に示すフィルタの機能を示す各モジュールの機能ブロック図である。 図6に示すフィルタのデータ形式仕様情報記憶部の一例を示すデータ構成図である。 図6に示すカラープロファイル仕様情報記憶部に記憶されているカラープロファイル仕様情報のデータ構成の一例を示す図である。 図4に示すオペレーティングシステムOSの印刷フローを示すフローチャートである。 カラープロファイル検証部に動作の可否を与えるコンボボックスを追加した印刷設定画面の一例を示す図である。 図3に示すフィルタの内部フローを示すフローチャートである。 図4に示すオペレーティングシステムOSの印刷フローを示すフローチャートである。 図3に示すフィルタの内部フローを示すフローチャートである。 カラープロファイル検証部の動作を示すフローチャートである。 ポップアップ画面の一例を示す図である。 ポップアップ画面に設定変更ボタンを追加した場合の一例を示す図である。 カラープロファイル設定変更画面を示す図である。 (a)(b)は、従来のプリンタドライバに係る印刷設定画面の一例を示す図である。 従来のMac OS/Linux(登録商標) OSの管理下において、CUPSを利用したプリンタドライバの印刷の概要的な流れを示すブロック図である。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
本発明は、既にプリンタドライバに設定されているプロファイルが、印刷データに対して有効であるか無効であるかを通知することで、意図しない印刷結果が出力されることを回避するために、以下の構成を有する。
すなわち、本発明の情報処理装置は、印刷に係る入力データに基づいて印刷ジョブを生成するプリンタドライバを有する情報処理装置であって、プリンタドライバに設定されている印刷設定情報を読み込む印刷設定情報読み込み部と、入力データの色空間に係る入力データ形式を判別するデータ形式判別部と、判別された入力データ形式と、印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、入力データに対して印刷設定情報が有効か無効かを検証するカラープロファイル検証部と、検証された結果をユーザに通知する検証結果通知部と、を備えたことを特徴とする。
以上の構成を備えることにより、既にプリンタドライバに設定されているプロファイルが、印刷データに対して有効であるか無効であるかを通知することで、意図しない印刷結果が出力されることを回避することができる。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
<情報処理システムの全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システム1の全体構成を示す図である。
情報処理システム1は、PC3、印刷装置5からなる構成である。
PC3と印刷装置5は、無線または有線を介して通信する。PC3は、パーソナルコンピュータであり、無線通信または有線通信を介して、PC3から印刷装置5に印刷ジョブを送信する。印刷装置5は、印刷ジョブに含まれる印刷データを記録媒体に印刷する。
<PCのハードウェア構成>
図2は、図1に示すPC3のハードウェア構成を示す図である。
本実施形態に係るPC3は、一般的な情報処理装置と同様の構成を有する。
即ち、PC3は、CPU10(Central Processing Unit)、RAM12(Random Access Memory)、ROM14(Read Only Memory)、HDD16(Hard Disk Drive)及びI/F18がバスを介して接続されている。
また、I/F18にはLCD20(Liquid Crystal Display)及び操作部22が接続されている。
CPU10は、演算手段であり、PC3全体の動作を制御する。
RAM12は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。
ROM14は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。
HDD16は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、Mac OSやLinux(登録商標) OSなどのOS26(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F18は、バスと各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。
LCD20は、ユーザがPC3の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。
操作部22は、キーボードやマウス等、ユーザがPC3に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
なお、PC3は、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末であってもよい。
<オペレーティングシステムOS>
図3は、図2に示すPC3に実装されたオペレーティングシステムOSの一部構成を示す図である。
PC3には、Mac OSまたはLinux(登録商標) OSがHDD16に搭載されており、オペレーティングシステムOS26には印刷システムCUPS30、プリンタドライバ32、アプリケーション42がインストールされている。
CPU10は、HDD16からオペレーティングシステムOS26を読み出してRAM12上に展開してOSを起動し、OS管理下において、HDD16からプログラムを読み出し、各種処理を実行する。
オペレーティングシステムOS26には、CUPS30、ドライバ32、プリントキュー40、アプリケーション42が保存されている。
CUPS30は、プリンタドライバ32のPPD(PostScript Printer Description (ポストスクリプト・プリンタ・デスクリプション)、以下、PPDという)から、プリントキュー40を作成する。
CUPS30は、Mac OSやLinux(登録商標) OSを含むUNIX(登録商標)系OSの印刷システムにおいて、印刷データを管理する。
PPD34は、ポストスクリプト・プリンタで利用可能なすべての機能を記述するため、プリンタ・メーカにより作成・供給されるテキスト・ファイルである。
プリントキュー40には、プリンタ送信先毎の印刷設定やフィルタ、プロトコル、オプション状態、印刷設定のデフォルト値などの情報が管理されている。
プリンタドライバ32には、PPD34、フィルタ36、ツール38が格納されており、ドライバ32をインストールすることでOS上に保存され、印刷に使用される。
PPD34は上述の通り、プリントキュー作成時に使用される。PPD34は、印刷設定定義情報を持ち、プリントキュー作成時、プリントキューはPPD34から作成され、プリントキュー40も同じ印刷設定定義情報を持つことになる。印刷設定定義情報には、プリンタドライバ32が持つ印刷設定機能が定義されている。
フィルタ36は、印刷実行時にCUPS30から印刷設定とインプットデータを受け取り、印刷ジョブを生成し、印刷装置5に送信する。
ツール38は、インストール時の処理やジェルジェットプリンタのノズルクリーンなどの機能を提供する。本特許の機能には関連しない。
プリントキュー40は、ドライバインストール後にプリンタ登録を行うと、CUPS30によってPPDを基に作成される。プリントキュー40も印刷設定定義情報を持つ。この印刷設定定義情報は、アプリケーションが印刷設定画面を表示する際に使用される。
アプリケーション42は、文章編集ソフト(MicroSoft Office Word)や画像編集ソフト(Adobe InDesign)などの一般的なアプリケーションを指す。アプリケーション42はプリントキューの印刷設定定義情報から印刷設定画面を作成し、表示する。なお、アプリケーション42によっては、印刷設定画面の作成や表示を、アプリケーション自身でなく、OSの機能を使用して実行する場合もある。
<印刷の概要的な流れ>
図4は、図3に示すMac OS又はLinux(登録商標) OSの管理下において、CUPS30を利用したプリンタドライバ32の印刷の概要的な流れ(プロファイル検証を行う場合)を示すブロック図である。
アプリケーション42(プリンタドライバ32以外のモジュール)がCUPS30(プリンタドライバ32以外のモジュール)へインプットデータ及び印刷設定情報を出力し、アプリケーション42がプリントキュー40(プリンタドライバ32のモジュール)に印刷設定値を設定する。
プリントキュー40が「プロファイル検証」機能を設定する。
CUPS30がフィルタ36(プリンタドライバ32のモジュール)へインプットデータ及び印刷設定情報を出力する。
フィルタ36では、インプットデータの形式を判別し、プロファイル設定が有効かどうか検証し、検証結果をユーザに通知する。そして、フィルタ36が印刷装置5へ印刷ジョブを出力する。
<印刷装置のハードウェア構成>
図5は、図1に示す印刷装置5のハードウェア構成を示すブロック図である。
印刷装置5は、コントローラ110とエンジン部(Engine)160とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。
コントローラ110は、印刷装置5の全体を制御するとともに、描画処理、通信処理、操作処理などを制御する。
エンジン部160は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部160には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散処理やガンマ変換処理などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ110は、CPU111と、ノースブリッジ(NB)113と、システムメモリ(MEM−P)112と、サウスブリッジ(SB)114と、ローカルメモリ(MEM−C)117と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)116と、ハードディスクドライブ(HDD)103とを有し、ノースブリッジ(NB)113とASIC116との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス115で接続した構成となる。
また、MEM−P112は、ROM(Read Only Memory)112aと、RAM(Random Access Memory)112bと、をさらに有する。
CPU111は、印刷装置5の全体制御を行うものであり、NB113、MEM−P112およびSB114からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB113は、CPU111とMEM−P112、SB114、AGPバス115とを接続するためのブリッジであり、MEM−P112に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P112は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、印刷装置5の描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM112aとRAM112bとからなる。
ROM112aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM112bは、プログラムやデータの展開用メモリ、印刷装置5の描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB114は、NB113とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB114は、PCIバスを介してNB113と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC116は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス115、PCIバス、HDD103およびMEM−C117をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC116は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC116の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C117を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部160との間でPCIバスを介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。このASIC116には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)130、USB(Universal Serial Bus)140、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース150が接続される。
操作表示部220は、ASIC116に直接接続されている。
MEM−C117は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリである。
HDD103は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
また、HDD103は、印刷装置5で実行されるアプリケーションのライセンスファイルを保存する。
AGPバス115は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P112に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
<フィルタ>
図6は、図3に示すフィルタ36の機能を示す各モジュールの機能ブロック図である。
フィルタ36は、印刷設定情報読み込み部50、インプットデータ読み込み部52、データ形式判別部54、カラープロファイル検証部56、検証結果通知部58、印刷ジョブ生成部60、印刷ジョブ出力部62、データ形式仕様情報部64、カラープロファイル仕様情報部66、を備えている。
このフィルタ36は、CUPS30から印刷設定情報とインプットデータを受け取って読み込み、データの形式を判別して、カラープロファイル設定と比較し、カラープロファイル設定が有効かどうかの検証を行う。検証結果はユーザに通知され、通知手段によってはユーザから印刷ジョブキャンセル指示を受け付け、印刷ジョブ生成を中止する。印刷を続行する場合は、印刷ジョブを生成して印刷装置5に出力する。
以下、図6に示すフィルタ36の各モジュールについて説明する。
印刷設定情報読み込み部50は、CUPS30から渡された印刷設定情報とプリントキューに保存された印刷設定情報を読み込む。
インプットデータ読み込み部52は、CUPS30に渡されたインプットデータを読み込む。
データ形式判別部54は、インプットデータ読み込み部52が読み込んだインプットデータのデータ形式を、データ形式仕様情報部64に基づいて判別する。なお、データ形式判別部54での判別方法は、後述のフロー図で詳しく説明する。
カラープロファイル検証部56は、印刷設定情報読み込み部50から渡されたカラープロファイル設定情報と、カラープロファイル仕様情報と、データ形式判別部54から渡されたデータ形式を基に、プロファイルが有効かの検証を行う。
カラープロファイル設定の仕様情報とデータ形式を比較し、プロファイルが適用できるデータ形式であれば有効と判断する。判断方法の詳細は、後述のフロー図で詳しく説明する。
検証結果通知部58は、カラープロファイル検証部56の検証結果をユーザに通知する。その際、検証結果のみでなく、カラープロファイルの仕様などをカラープロファイル仕様情報から取得して通知してもよい。
なお、本実施形態に用いる2種類の通知方法については、後述するフローチャートを参照して詳しく説明する。
印刷ジョブ生成部60は、インプットデータ読み込み部52から渡されたインプットデータと、印刷設定情報読み込み部50から渡された印刷設定情報と、カラープロファイル検証部56から渡された検証結果に基づいて、印刷ジョブを生成する。
印刷ジョブ出力部62は、印刷ジョブ生成部60が生成した印刷ジョブを印刷装置5に送信する。
データ形式仕様情報部64は、インプットデータのデータ形式の仕様を格納したデータであり、データ形式判別部54が、データ形式を判別する際に使用する。
後述のデータ構成図で詳しく説明する。
カラープロファイル仕様情報部66は、カラープロファイルの仕様情報を記憶しており、カラープロファイル検証部56が検証の際に使用する。
<データ形式仕様情報>
図7は、図6に示すフィルタ36のデータ形式仕様情報部64の一例を示すデータ構成図である。
データ形式仕様情報部64は、データのPDL(Page Description Language)に依存する。
この図では一例として、PDLの1つであるPostScriptのデータ形式仕様情報部64のデータ構成について説明する。
データ形式仕様情報部64には、以下の4つの項目に対応する仕様がある。
PDLには、データのPDLを示す文字列を格納する。この場合はPostScriptとしている。
RGB形式キーワードには、データ形式がRGBと判別するためのキーワードを文字列で格納する。
CMYK形式キーワードには、データ形式がCMYKと判別するためのキーワードを文字列で格納する。
Gray形式キーワードには、データ形式がGrayと判別するためのキーワードを文字列で格納する。
PostScriptの場合、インプットデータの中に上記キーワードが存在するかどうかを確認することで、データ形式を判別することができる。
<カラープロファイル仕様情報>
図8は、図6に示すカラープロファイル仕様情報部66に記憶されているカラープロファイル仕様情報のデータ構成の一例を示す図である。
カラープロファイルの仕様は、プリンタドライバ32の仕様に依存する。この図では一例として、4つのカラープロファイルA〜Dを持つプリンタドライバ32のカラープロファイル仕様情報部66に記憶されているデータの構成について説明する。
カテゴリには、以下の3つの項目がある。
プロファイル名欄には、プロファイルの識別名を文字列A〜Dで格納する。
対応データ形式欄には、プロファイルが対応するデータ形式を文字列RGB、CMYKで格納する。
効果の説明欄には、プロファイルの対応データ形式以外の仕様として、効果の説明を文字列で格納する。
詳しくは、プロファイルAは、対応データ形式としてRGBを格納し、このプロファイルは写真向けである。プロファイルBは、対応データ形式としてCMYKを格納し、このプロファイルは文字向けである。プロファイルCは、対応データ形式としてRGBを格納し、このプロファイルはPOP向けである。プロファイルDは、対応データ形式としてCMYKを格納し、このプロファイルは広告向けである。
この例では、対応データ形式の他の仕様として効果の説明を格納しているが、他に仕様があれば追加してよい。
対応データ形式は、カラープロファイル検証機能が検証時に使用する。また、検証結果を通知する際、検証結果通知部58は、カラープロファイル仕様情報から対応データ形式と効果の説明を取得して通知している。
以下、2種類の通知方法を含む印刷フローについて説明する。
(1)検証結果を1ページの通知ページとして出力する。
(2)検証結果をポップアップ画面として表示する。
<印刷フロー>
図9は、図4に示すオペレーティングシステムOS26の印刷フローを示すフローチャートであり、図9は、(1)検証結果を1ページの通知ページとして出力する動作を示す。
この通知方法(1)では、検証結果を1ページの用紙に印刷してユーザに通知する。
検証結果を表す1ページの後は、通常の印刷ジョブが出力されることを想定しているが、プロファイルが無効の場合は印刷ジョブを出力しないようにしてもよい。
まず、ユーザは、アプリケーション42を実行して印刷設定画面70(図10)を画面上に開き、「カラープロファイル検証」機能を表す表示欄72を「する」(ON)に設定して印刷ボタンを押したこととする。
これに対して、ステップS101では、アプリケーション42は、「カラープロファイル検証」機能を表す表示欄72が「する」(ON)に設定され、印刷ボタン73が押されたことを受け付ける。
ステップS102では、アプリケーション42は、インプットデータと印刷設定情報をCUPS30へ渡す。ここで、アプリケーション42は、原稿から例えばPostScriptデータなどのインプットデータを生成する。
インプットデータの色空間は、アプリケーション42の仕様に依存するため、アプリケーション42によってはアプリケーション42上の設定によって色空間を指定できることもある。
また一方で、色空間が設定によって指定できず、固定となっている可能性もある。
例えば、Adobe InDesignCC(11.3.0.34)では、色空間をユーザが指定できる。印刷設定画面で「色分解」の「カラー」を、「コンポジットCMYK」に設定すれば色空間がCMYK形式のデータが生成され、「コンポジットRGB」に設定すれば色空間がRGB形式のデータが生成される。
ステップS103では、CUPS30は、インプットデータと印刷設定情報に必要な変換を行った後にフィルタ36へ渡す。CUPS30は、印刷設定に従い、必要な変換を行う。
なお、本実施形態では、変換内容については直接関係していないので、その説明を省略する。
ステップS104では、フィルタ36は、プロファイルの検証を行う。ここで、フィルタ36は、インプットデータと印刷設定情報を受け取り、インプットデータの色空間を判別してカラープロファイル設定の仕様と比較し、カラープロファイル設定が有効か無効かを判別する。
なお、判別方法の詳細については、フィルタ36内部の動作を示すフロー図(図11)を参照して、詳しく説明する。
ステップS105では、フィルタ36は、検証結果を表す1ページを含む印刷ジョブを生成する。ここで、フィルタ36は、検証結果をまとめ、1ページ分のデータを生成して印刷ジョブの最初に追加する。検証結果の内容については、後述の印刷のフィルタ36内部フロー図で詳しく説明する。
ステップS106では、フィルタ36は、検証結果を表す1ページを含む印刷ジョブを印刷装置5に送信する。
ステップS107では、印刷装置5は検証結果を表す1ページを含む印刷結果を出力する。
<印刷設定画面>
図10は、カラープロファイル検証部56に動作の可否を与えるコンボボックスを追加した印刷設定画面70の一例を示す図である。
カラープロファイル検証部56に動作の可否を与えるコンボボックス72を追加する方法は、利用する印刷システムにより異なるが、この一例では印刷システムCUPS30を利用している場合について説明する。
図10には、カラープロファイル検証部56に動作の可否を与えるコンボボックス72を、RGB用とCMYK用のカラープロファイル機能の上に追加している。
カラープロファイル検証部56に動作の可否を与えるコンボボックス72における選択肢は、「する」(ON)、「しない」(OFF)としている。印刷ボタン73が押された場合、印刷を実行する。
カラープロファイル検証部56に動作の可否を与えるコンボボックス72を追加するには、PPDに以下のように定義すればよい。
以下のPPDの記載により、上記画面の表示欄72が追加される。
例えば、VerifyColorProfileという定義名の機能を追加する場合(「←」後方に説明内容を付す)
*OpenUI *VerifyColorProfile/Verify ColorProfile: Boolean ←定義開始
*定義名/表示名:UIタイプ
*DefaultVerifyColorProfile: False ←初期値:False(OFFのこと)
*VerifyColorProfile False/OFF: ”” ←定義名/表示名
*VerifyColorProfile True/ON: ”” ←定義名/表示名
*CloseUI: *VerifyColorProfile ←定義終了
*ja.Translation VerifyColorProfile/”カラープロファイル検証” ←VerifiColorProfileの日本語表示名
*ja.VerifyColorProfile True/する: ”” ←Falseの日本語表示名
*ja.VerifyColorProfile False/しない: ”” ←Trueの日本語表示名
<通知ページ>
図11は、図3に示すフィルタ36の内部フローを示すフローチャートである。
当該印刷フローでは、検証結果を表す1ページの通知ページとして出力するフィルタ36(モジュール)について、印刷フロー(図9)の各ステップと対応させながら説明する。
ステップS201では、印刷設定情報読み込み部50は、CUPS30とプリントキュー40から印刷設定情報を読み込む(S104と対応)。
印刷設定情報は、CUPS30から引数で渡されるものと、プリントキュー40に保存されているものがある。プリントキュー40に保存されている設定は、CUPS30のAPIを使用して取得可能である。カラープロファイル設定が引数に入っているかはアプリケーションに依存するが、引数でもプリントキュー40でもカラープロファイル設定を取得することは可能である。
ステップS202では、インプットデータ読み込み部52は、CUPS30に渡されたインプットデータを読み込む(S104と対応)。
ステップS203では、データ形式判別部54は、インプットデータのデータ形式を判別する(S104と対応)。
詳しくは、データ形式判別部54は、インプットデータの色空間を判別する。本実施形態では、一例として、RGB、CMYK、Grayの判別を行っている。判別方法はPDLにより異なるが、PostScriptの場合は以下記述の差により判別できる。判別に必要な情報は、データ形式仕様情報部64に格納されている。
データ形式判別部54は、データ形式仕様情報部64から下記のようなキーワードを取得し、データにキーワードが存在するか否かを確認することで、データ形式を判別できる。
RGBの場合:[/DeviceRGB] /CSA add_res
CMYKの場合:[/DeviceCMYK] /CSA add_res
Grayの場合:[/DeviceGray] /CSA add_res
また、PostScriptではないPDL形式の判別方法について、参考としてCUPS Rasterデータの判別について記載する。
<CUPS Raster>
CUPS Rasterは、CUPS30が生成するラスターデータ形式のことである。CUPS30を利用するラスタードライバの多くは、印刷時にインプットデータとしてCUPS30が生成したCUPS Rasterデータを受け取る。
CUPS Rasterのデータ形式は、CUPS Rasterデータのヘッダ部分のcupsColorSpace項目に数値で格納されており、それを参照することでデータ形式を判別することができる。
RGBの場合:1=RGB(device,typically sRGB)
CMYKの場合:6=CMYK
Grayの場合:0=gray(device,typically sRGB−based)
なお、CUPS Raster Formatについては、非特許文献1を参考にする。
ステップS204では、カラープロファイル検証部56は、カラープロファイル設定情報、カラープロファイル仕様情報、データ形式を基にプロファイルがデータに対し有効かの検証を行う(S104と対応)。
設定されたカラープロファイルの仕様でそのカラープロファイルが有効な色空間を確認し、インプットデータのデータ形式と比較して、カラープロファイル設定が有効か無効かを検証する。
プリンタドライバ32によっては、CMYK用のプロファイルと、RGB用のプロファイルを別々に同時に設定できる仕様になっているなど複数のプロファイルを同時に設定できるドライバがあり、その場合は全てのプロファイル設定に対して検証を行う。
検証アルゴリズムについては、後述のカラープロファイル検証部56の動作を表すアルゴリズムのフロー図で詳しく説明する。
ステップS205では、検証結果通知部58は、1ページの検証結果通知データを作成し印刷ジョブ生成部60へ渡す(S105と対応)。
カラープロファイル検証部56が検証した結果として、1ページ分のデータを生成する。
なお、検証結果の通知内容については限定しないが、例えば、検証結果の通知内容として、印刷日時、ドキュメント名、インプットデータのデータ形式、カラープロファイル設定(複数可)、カラープロファイル設定の仕様(複数可。効果、有効なデータ形式など)、カラープロファイル設定が有効か無効か(複数可)という項目を記載する。
ここで、このような表示の必要性について説明する。
インプットデータのデータ形式、カラープロファイル設定、設定の仕様は、プロファイルが有効かどうかを検証するために必要な入力情報である。
もし無効であった場合、ユーザが正しく設定を有効化するためには、結果だけでなく、入力情報を知っている必要があるため、入力情報も検証結果と合わせて出力している。
また、複数人が同時に印刷をかけた場合、検証結果がどのユーザのものかを判別するため、印刷時刻やドキュメント名などのジョブ情報も一緒に出力する必要がある。
以下は、検証結果を表す1ページの記載例である。
プロファイル検証結果として、
印刷日時:2016/7/8 14:12
ドキュメント名: J9.doc
データ形式: CMYK
カラープロファイル設定1:Photographic:無効
カラープロファイル設定2:Euroscale:有効
などが記載される。
カラープロファイル設定1のプロファイルは、印刷装置5でRGB形式のデータに対して適応する。カラープロファイル設定2のプロファイルは、印刷装置5でCMYK形式のデータに対して適応する。
検証結果通知には、他印刷設定(カラーモードや、色補正など)を含んでもよい。
また、カラープロファイル設定が「しない」など指定されていないときは、上記検証結果の設定や仕様を記載しなくてもよい。
全ての設定が有効な場合は、検証結果を出力しないという対応にしてもよい。
なお、データ形式がGrayの場合、RGB用とCMYK用どちらのカラープロファイルも無効となる。
プリンタドライバ32の中には、Gray用のカラープロファイルを設定できるドライバも存在する。
ステップS206では、印刷ジョブ生成部60は、インプットデータと、検証結果から、1ページの検証結果を含む印刷ジョブを生成する(S105と対応)。
検証結果を表す1ページは、印刷データの最初に挿入される。もし印刷データが両面であれば、検証結果を表す1ページの後ろに空白ページを1ページ挿入することで、印刷結果のページレイアウトを崩さないようにする。
ステップS207では、印刷ジョブ出力部62は、1ページの検証結果を含む印刷ジョブを印刷装置5に送信する(S106と対応)。
<ポップアップ画面>
図12は、図4に示すオペレーティングシステムOSの印刷フローを示すフローチャートである。
当該印刷フローでは、検証結果をポップアップ画面として表示する。
この通知方法では、検証結果をフィルタ36の印刷処理の最初にポップアップ画面で表示する。
また、ポップアップ画面に「印刷キャンセル」「印刷続行」のボタンを付け、ユーザが検証結果を考慮したうえで印刷を続行するかを選択できるようにする。
以下、各ステップについて説明する。
なお、ステップS301〜S304に示す各ステップの処理は、ステップS101〜S104に示す印刷フロー「証結果を1ページの通知ページとして出力する」と同様の処理であるので、その説明を省略する。
ステップS305では、フィルタ36は検証結果をポップアップ画面で表示する。フィルタ36はプロファイル検証結果をまとめ、ポップアップ画面に表示することでユーザに通知する。ポップアップ画面には、図15に示すように、プロファイル検証結果(「検証結果を1ページの通知ページとして出力する」の1ページの検証結果と同様の内容)、印刷続行ボタン78、印刷キャンセルボタン80などの項目を表示することを想定している。
ここで、このような表示の必要性について説明する。
印刷中にプロファイル検証結果を通知すると、ユーザが意図したプロファイルが無効だった場合、印刷を中止したいと考えるケースが想定される。そのため、その際にユーザが印刷中止を指示できるように、印刷キャンセルボタン80と印刷続行ボタン78を指示するインターフェースが必要になる。
ユーザは、プロファイル検証結果(有効、又は無効)を目視確認し、さらにポップアップ画面(図15)に表示されている印刷続行ボタン78、印刷キャンセルボタン80を目視確認し、何れかのボタンを押したこととする。
ステップS320では、印刷続行ボタン78、印刷キャンセルボタン80の何れかが入力されたかを判断する。
ステップS306では、フィルタ36はポップアップ画面に表示されている印刷続行ボタン78が押されたことを受け付ける。
ステップS307では、フィルタ36は、印刷ジョブを印刷装置5に送信し、通常の印刷処理を実施する。
これに対して、印刷装置5は印刷結果を出力する。
一方、ステップS309では、フィルタ36はポップアップ画面に表示されている印刷キャンセルボタン80が押されたことを受け付ける。
ステップS310では、フィルタ36は印刷を中止し、印刷処理を中止することで、印刷キャンセルを実現する。
<ポップアップ画面>
図13は、図3に示すフィルタ36の内部フローを示すフローチャートである。
当該印刷フローでは、検証結果をポップアップ画面として表示するフィルタ36(モジュール)について、印刷フロー(図9)の各ステップと対応させながら説明する。
ステップS401では、印刷設定情報読み込み部50は、CUPS30とプリントキュー40から印刷設定情報を読み込む。
ステップS402では、インプットデータ読み込み部52は、CUPS30に渡されたインプットデータを読み込む。
ステップS403では、データ形式判別部54は、インプットデータのデータ形式を判別する。
ステップS404では、カラープロファイル検証部56は、カラープロファイル設定情報、カラープロファイル仕様情報、データ形式を基にプロファイルがデータに対し有効かの検証を行う。
ステップS405では、検証結果通知部58は、検証結果をポップアップ画面(図15)で表示する。
検証結果通知部58は、検証結果をまとめ、ポップアップ画面を生成して表示することで、ユーザに通知する。
この時、フィルタ36の印刷処理は、一時停止状態にあり、ユーザにより印刷続行ボタン78又は印刷キャンセルボタン80が押されることの待ち状態にある。
ここで、ステップS410では、検証結果通知部58は、ユーザが印刷続行ボタン78を選択したか、印刷キャンセルボタン80を選択したかを判断し、印刷続行ボタン78が押された場合にはステップS416に進み、一方、印刷キャンセルボタン80が押された場合にはステップS419に進む。
ステップS416では、検証結果通知部58は、ユーザからの印刷続行指示を受け取り、印刷ジョブ生成部60に続行を指示する。これに対して、印刷ジョブ生成部60は、続行指示に応じて、一時停止状態だったフィルタ36の印刷処理を再開する。
ステップS417では、印刷ジョブ生成部60は、インプットデータと印刷設定から印刷ジョブを生成する。さらに、フィルタ36は、通常の印刷処理を行い、印刷ジョブを生成する。
次に、ステップS418では、印刷ジョブ出力部62は、印刷ジョブを印刷装置5に送信する。フィルタ36は、通常の印刷処理として、生成した印刷ジョブを印刷装置5に送信する。
ステップS419では、検証結果通知部58は、印刷キャンセル指示を受け取り、処理を中止する。これに応じて、一時停止状態だったフィルタ36の処理を完全に中止する。
<カラープロファイル検証部>
図14は、カラープロファイル検証部56の動作を示すフローチャートである。
ステップS501では、カラープロファイル検証部56は、データ形式判別部54からインプットデータのデータ形式を取得する。
ステップS502では、カラープロファイル検証部56は、プロファイル指定の仕様から、対応するデータ形式を取得する。
ステップS503では、カラープロファイル検証部56は、プロファイル指定の対応データ形式を記憶する。
ステップS504では、データ形式仕様情報部64は、インプットデータのデータ形式を記憶する。
ステップS505では、カラープロファイル検証部56は、プロファイル指定の対応データ形式とインプットデータのデータ形式を比較する。
ステップS510では、カラープロファイル検証部56は、S503,S504において記憶した両者のデータ形式が一致するか否かを判定する。
カラープロファイル検証部56は、両者のデータ形式が一致する場合には、ステップS507に進み、有効として判断する。
一方、カラープロファイル検証部56は、両者のデータ形式が一致しない場合には、ステップS508に進み、無効として判断する。
ステップS510では、カラープロファイル検証部56は、まだ判断しないプロファイルが残っているか否かを判定する。まだ判断しないプロファイルが残っている場合はステップS512へ進み、次のプロファイルへ移行する。
次に、ステップS502へ戻り、カラープロファイル検証部56は、次のプロファイルについての処理を行う。
一方、ステップS510において、カラープロファイル検証部56は、全てのプロファイルについて判断した場合には、処理を終了する。
ここで、上述したカラープロファイル検証部56の動作を表すアルゴリズムの必要性について説明する。
カラープロファイルは、対応データ形式が仕様で決まっている。そのため、プロファイルが有効か否かを判断するためには、ステップS501でインプットデータのデータ形式を判別するデータ形式判別部54による判別結果を受け取り、ステップS502でプロファイルの仕様から対応するデータ形式を取得する。
検証方法については、インプットデータのデータ形式がプロファイルの対応データ形式と同一であれば有効であると判断できるため、ステップS505のように2つのデータ形式が一致しているかを確認すればよい。
また、プロファイルはプリンタドライバ32によっては複数設定できる可能性があるため、設定された全てのプロファイルについて有効か否かを判断する必要がある。
なお、プリンタドライバ32によっては、RGB用カラープロファイルを設定する機能、CMYK用カラープロファイルを設定する機能、対応データ形式ごとに別の機能として搭載されている場合がある。始めの方に記載した「RGB用、CMYK用のカラープロファイルを同時に設定可能なプリンタドライバ32の印刷設定画面の一例図」では、「カラープロファイル」機能がRGB用、「CMYKシミュレーション」がCMYK用である。
この場合、プロファイル検証アルゴリズムでは、カラープロファイル設定(機能の選択肢)の仕様から対応データ形式を比較するのではなく、機能そのものの仕様から対応データ形式を比較することでも、検証が可能である。
<ポップアップ画面>
図15は、ポップアップ画面76の一例を示す図である。
ドライバ32は、ポップアップ画面76に印刷続行と印刷キャンセルを指示するインターフェースを設け、印刷続行または印刷キャンセルについての指示を促す指示受け付け手段を備えるように構成する。
指示受け付け手段の一例では、インターフェースとして印刷続行ボタン78と印刷キャンセルボタン80をポップアップ画面76に配置している。
ポップアップ画面76が表示されている間、印刷処理は一時停止しており、どちらかのボタンをユーザが押下することで印刷処理が再開する。なお、印刷キャンセルボタン80を押した場合は、再開してすぐに処理を中止する。
検証結果の内容については、印刷のフィルタ36の内部フロー(検証結果を1ページの通知ページとして出力する)を参照するべきである。
ポップアップ画面に必要な項目については、印刷フロー(検証結果をポップアップ画面として表示する)を参照するべきである。
<ポップアップ画面>
図16は、ポップアップ画面に設定変更ボタン84を追加した場合の一例を示す図である。図16は、図15に示すポップアップ画面76に対して、設定変更ボタン84を追加した図である。
設定変更ボタン84を押した場合、図17に示すカラープロファイル設定変更画面が表示される。
<カラープロファイル設定変更画面>
図17は、カラープロファイル設定変更画面86を示す図である。
カラープロファイル設定変更画面86には、RGB用のカラープロファイル設定変更用のコンボボックス88と、CMYK用のカラープロファイル設定変更用のコンボボックス90と、OKボタン92、キャンセルボタン94が備わっている。
カラープロファイル設定を変更しOKを押した場合は、変更後のカラープロファイル設定でもう一度検証し、検証結果を示した上記ポップアップ画面(図15)を新しく表示する。キャンセルを押した場合は、何も変更せずに、上記ポップアップ画面(図15)に戻る。
カラープロファイル設定を変更してOKボタン92を押したとき、処理中のプリンタドライバ32(フィルタ36)内部では以下の処理が実行される。
ここで、図6に示すフィルタ36の新しい機能ブロックとして、変更を実行する印刷設定情報変更部を備えるように構成する。
まず、印刷設定情報変更部が、印刷設定情報読み込み部50が読み込んだ印刷設定情報の中のカラープロファイル設定を変更する。
カラープロファイル検証部56が、変更後の印刷設定情報で検証を再実行する。検証結果通知部58が、新しい検証結果のポップアップ画面を表示する。
<効果>
本実施形態では、カラープロファイルを設定して印刷した際のプリンタドライバ32の印刷時の処理に際して、プリンタドライバ32において、ユーザが印刷設定時に設定したカラープロファイルが印刷データに対して有効か無効かについて、アプリケーションが出力したプリンタドライバ32へのインプットデータのデータ形式とカラープロファイル設定とを比較することで検証し、その検証結果をユーザに通知することができる。
詳しくは、プリンタドライバ32において、ユーザが印刷設定で設定したカラープロファイルが印刷データに対して有効か無効かについて、アプリケーションが出力したプリンタドライバ32へのインプットデータのデータ形式とカラープロファイル設定とを比較することで検証し、その検証結果をユーザに通知するので、ユーザがプリンタドライバ32の印刷設定で設定したプロファイルが印刷データに対して有効であるかを、仕様やマニュアルを読むことなく知ることで、意図しない印刷結果が出力されることを回避することができる。
<本発明の実施態様例の構成、作用、効果>
<第1態様>
本態様のPC3(情報処理装置)は、印刷に係る入力データに基づいて印刷ジョブを生成するプリンタドライバ32を有するPC3であって、プリンタドライバ32に設定されている印刷設定情報を読み込む印刷設定情報読み込み部50と、入力データの色空間に係る入力データ形式を判別するデータ形式判別部54と、判別された入力データ形式と、印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、入力データに対して印刷設定情報が有効か無効かを検証するカラープロファイル検証部56と、検証された結果をユーザに通知する検証結果通知部58と、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、印刷設定情報読み込み部50が、プリンタドライバ32に設定されている印刷設定情報を読み込む。データ形式判別部54が、入力データの色空間に係る入力データ形式を判別する。カラープロファイル検証部56が、判別された入力データ形式と、印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、入力データに対して印刷設定情報が有効か無効かを検証する。検証結果通知部58が、検証された結果をユーザに通知する。
これにより、既にプリンタドライバ32に設定されているプロファイルが、印刷データに対して有効であるか無効であるかを通知することで、意図しない印刷結果が出力されることを回避することができる。
<第2態様>
本態様のPC3(情報処理装置)は、入力データ、検証された結果に基づいて、結果を含む印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部60と、生成した印刷ジョブを印刷装置5(画像形成装置)に出力する印刷ジョブ出力部62と、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、印刷ジョブ生成部60が、入力データ、検証された結果に基づいて、結果を含む印刷ジョブを生成する。印刷ジョブ出力部62が、生成した印刷ジョブを印刷装置5に出力する。
これにより、印刷装置5により印刷された記録媒体上に記載されている検証結果を目視確認することができる。
<第3態様>
本態様のPC3(情報処理装置)は、カラープロファイルのデータ形式を含むデータ形式仕様情報を記憶するカラープロファイル仕様情報部66を備えることを特徴とする。
本態様によれば、カラープロファイル仕様情報部66が、カラープロファイルのデータ形式を含むデータ形式仕様情報を記憶する。
これにより、記憶しているカラープロファイルのデータ形式を含むデータ形式仕様情報を用いて、カラープロファイル検証部56が検証することができる。
<第4態様>
本態様のPC3(情報処理装置)において、カラープロファイル検証部56は、入力データ形式と、カラープロファイルのデータ形式とを比較し、両者が一致するときに有効として判断し、両者が一致しないときに無効として判断することを特徴とする。
本態様によれば、カラープロファイル検証部56が、入力データ形式と、カラープロファイルのデータ形式とを比較し、両者が一致するときに有効として判断し、両者が一致しないときに無効として判断する。
これにより、ユーザが設定したカラープロファイルが有効かどうかを確認することができる。
<第5態様>
本態様のPC3(情報処理装置)において、印刷ジョブ生成部60は、検証された結果を表す通知ページに係る印刷ジョブを生成し、印刷ジョブ出力部62は、通知ページに係る印刷ジョブを入力データに係る印刷ジョブに先だって出力することを特徴とする。
本態様によれば、印刷ジョブ生成部60が、検証された結果を表す通知ページに係る印刷ジョブを生成し、印刷ジョブ出力部62が、通知ページに係る印刷ジョブを入力データに係る印刷ジョブに先だって出力する。
これにより、入力データに係る印刷に先だって通知ページに係る印刷ができるので、ユーザが検証結果を確認することができる。
<第6態様>
本態様の検証結果通知部58は、検証された結果を表すポップアップ画面76を表示することを特徴とする。
本態様によれば、検証結果通知部58が、検証された結果を表すポップアップ画面76を表示する。
これにより、入力データに係る印刷に先だって、検証された結果を表すポップアップ画面76を目視確認することができる。
<第7態様>
本態様のPC3(情報処理装置)は、ポップアップ画面76に印刷続行と印刷キャンセルを指示するインターフェースを設け、印刷続行または印刷キャンセルについての指示を促す指示受け付け手段を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、指示受け付け手段が、ポップアップ画面76に印刷続行と印刷キャンセルを指示するインターフェースを設け、印刷続行または印刷キャンセルについての指示を促す。
これにより、カラープロファイルの設定が無効だった場合に、印刷をキャンセルすることができる。
<第8態様>
本態様の情報処理システムは、プリンタドライバ32に設定されている印刷設定情報を読み込む印刷設定情報読み込みステップ(S201)と、入力データの色空間に係る入力データ形式を判別するデータ形式判別ステップ(S203)と、判別された入力データ形式と、印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、入力データに対して印刷設定情報が有効か無効かを検証するカラープロファイル検証ステップ(S204)と、をコンピュータにより実行可能なオペレーティングシステムOS(プログラム)と、検証された結果を表すポップアップ画面76を表示するPC3(情報処理装置)と、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、印刷設定情報読み込みステップ(S201)が、プリンタドライバ32に設定されている印刷設定情報を読み込む。データ形式判別ステップ(S203)が、入力データの色空間に係る入力データ形式を判別する。カラープロファイル検証ステップ(S204)が、判別された入力データ形式と、印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、入力データに対して印刷設定情報が有効か無効かを検証する。PC3(情報処理装置)が、検証された結果を表すポップアップ画面76を表示する。
これにより、既にプリンタドライバ32に設定されているプロファイルが、印刷データに対して有効であるか無効であるかを通知することで、意図しない印刷結果が出力されることを回避することができる。
<第9態様>
本態様の情報処理システム1は、プリンタドライバ32に設定されている印刷設定情報を読み込む印刷設定情報読み込みステップ(S201)と、入力データの色空間に係る入力データ形式を判別するデータ形式判別ステップ(S203)と、判別された入力データ形式と、印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、入力データに対して印刷設定情報が有効か無効かを検証するカラープロファイル検証ステップ(S204)と、検証された結果をユーザに通知する検証結果通知ステップ(S205)と、入力データ、検証された結果に基づいて、結果を含む印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成ステップ(S206)と、生成した印刷ジョブを出力する印刷ジョブ出力ステップ(S207)と、をコンピュータにより実行可能なオペレーティングシステムOS(プログラム)と、印刷ジョブを入力して画像を形成する印刷装置5(画像形成装置)と、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、印刷設定情報読み込みステップ(S201)が、プリンタドライバ32に設定されている印刷設定情報を読み込む。データ形式判別ステップ(S203)が、入力データの色空間に係る入力データ形式を判別する。カラープロファイル検証ステップ(S204)が、判別された入力データ形式と、印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、入力データに対して印刷設定情報が有効か無効かを検証する。検証結果通知ステップ(S205)が、検証された結果をユーザに通知する。印刷ジョブ生成ステップ(S206)が、入力データ、検証された結果に基づいて、結果を含む印刷ジョブを生成する。印刷ジョブ出力ステップ(S207)が、生成した印刷ジョブを出力する。印刷装置5(画像形成装置)が、印刷ジョブを入力して画像を形成する。
これにより、既にプリンタドライバ32に設定されているプロファイルが、印刷データに対して有効であるか無効であるかを通知することで、意図しない印刷結果が出力されることを回避することができる。
1…情報処理システム、3…PC、5…印刷装置、32…プリンタドライバ、50…印刷設定情報読み込み部、52…インプットデータ読み込み部、54…データ形式判別部、56…カラープロファイル検証部、58…検証結果通知部、60…印刷ジョブ生成部、62…印刷ジョブ出力部、66…カラープロファイル仕様情報部、76…ポップアップ画面
特開2009−272932公報 特開2015−138998公報
http://www.cups.org/documentation.php/spec−raster.html

Claims (9)

  1. 印刷に係る入力データに基づいて印刷ジョブを生成するプリンタドライバを有する情報処理装置であって、
    前記プリンタドライバに設定されている印刷設定情報を読み込む印刷設定情報読み込み部と、
    前記入力データの色空間に係る入力データ形式を判別するデータ形式判別部と、
    前記判別された前記入力データ形式と、前記印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、前記入力データに対して前記印刷設定情報が有効か無効かを検証するカラープロファイル検証部と、
    前記検証された結果をユーザに通知する検証結果通知部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記入力データ、前記検証された結果に基づいて、前記結果を含む印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部と、
    前記生成した印刷ジョブを画像形成装置に出力する印刷ジョブ出力部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記カラープロファイルのデータ形式を含むデータ形式仕様情報を記憶するカラープロファイル仕様情報部を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記カラープロファイル検証部は、前記入力データ形式と、前記カラープロファイルのデータ形式とを比較し、両者が一致するときに有効として判断し、両者が一致しないときに無効として判断することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記印刷ジョブ生成部は、前記検証された結果を表す通知ページに係る印刷ジョブを生成し、
    前記印刷ジョブ出力部は、前記通知ページに係る印刷ジョブを前記入力データに係る印刷ジョブに先だって出力することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記検証結果通知部は、前記検証された結果を表すポップアップ画面を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記ポップアップ画面に印刷続行と印刷キャンセルを指示するインターフェースを設け、前記印刷続行または前記印刷キャンセルについての指示を促す指示受け付け手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. プリンタドライバに設定されている印刷設定情報を読み込む印刷設定情報読み込みステップと、
    前記入力データの色空間に係る入力データ形式を判別するデータ形式判別ステップと、
    前記判別された前記入力データ形式と、前記印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、前記入力データに対して前記印刷設定情報が有効か無効かを検証するカラープロファイル検証ステップと、をコンピュータにより実行可能なプログラムと、
    前記検証された結果を表すポップアップ画面を表示する情報処理装置と、を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  9. プリンタドライバに設定されている印刷設定情報を読み込む印刷設定情報読み込みステップと、
    前記入力データの色空間に係る入力データ形式を判別するデータ形式判別ステップと、
    前記判別された前記入力データ形式と、前記印刷設定情報に含まれるカラープロファイルのデータ形式とを比較して、前記入力データに対して前記印刷設定情報が有効か無効かを検証するカラープロファイル検証ステップと、
    前記検証された結果をユーザに通知する検証結果通知ステップと、
    前記入力データ、前記検証された結果に基づいて、前記結果を含む印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成ステップと、
    前記生成した印刷ジョブを出力する印刷ジョブ出力ステップと、をコンピュータにより実行可能なプログラムと、
    前記印刷ジョブを入力して画像を形成する画像形成装置と、を備えたことを特徴とする情報処理システム。
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