JP2018101235A - 民泊サービスシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子的な鍵を宿泊者が所持するモバイル端末に遠隔配信でき,かつ,施設に宿泊者が実施に所在することを遠隔で確認できるシステムを提供する。
【解決手段】民泊サービスシステム1は,施設5の利用に必要な電子的な鍵を宿泊予約した宿泊者が所持するモバイル端末2に遠隔配信でき,かつ,宿泊者が宿泊予約した施設5に宿泊者が実施に所在することを遠隔で確認できるように,モバイル端末2と近距離無線通信可能なスマートロック端末3のスマートロック識別子を利用して宿泊者の所在確認を民泊管理サーバ4が行い,更に,モバイル端末2が撮影した本人映像を利用して宿泊者の本人確認を民泊管理サーバ4が行い,宿泊者が宿泊予約した施設5に宿泊者が実施に所在することを遠隔で確認できた場合,民泊管理サーバ4からモバイル端末2へ鍵データが配信されるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は,民泊用に貸出された施設を利用するための鍵の配信と,民泊用に貸出された施設を利用する宿泊者の本人確認を遠隔で行えるようにしたシステムである。
多数の集客が見込まれるイベントが開催される地域や,円安によって海外からの旅行客の増加する地域では,ホテルなどの宿泊施設がイベント開催時に不足するため,その不足を解決する有効な手段として民泊が注目されている。
民泊とは,個人や事業者が旅行客に一般住宅の空室やマンションの部屋等を宿泊用途として有料で貸出す行為である。日本国内では,2020年に東京オリンピックが開催される際,東京近郊での宿泊施設不足が懸念されるため,積極的かつ円滑に民泊を実施できるよう,民泊のガイドラインが2016年1月に日本政府により公表され, 不動産業を中心にして民泊事業への参入を表明する事業者が増えている。
日本政府が公表した民泊のガイドラインに従えば,民泊用に施設を貸出す事業者は,民泊用に貸出す施設の鍵の受け渡し方法,および,施設に宿泊する宿泊者の本人確認方法について詳細な構想を練らなければならない。
移動体通信網を利用するスマートフォンが広く普及したことを受けて,電子的な鍵の遠隔配信にスマートフォンを活用すればよいと考えられる。移動体通信網を利用するモバイル端末を鍵の媒体として利用可能にする発明は既に開示されており,例えば,特許文献1には,電子錠などの制御対象物を特定する情報,鍵データの有効期間,および,秘密鍵とパスワードとから生成した署名に基づいて生成した鍵データを,移動体通信網を介してモバイル端末に遠隔配信すること,電子錠などの制御対象物とモバイル端末間のデータ通信に近距離無線通信を用いることが記載されている。
特開2014−15822号公報
一方で,日本政府が公表した民泊のガイドラインに基づき,市区町村が制定した民泊のガイドライン(例えば,東京都の大田区が制定した民泊のガイドライン)には,施設に宿泊する宿泊者の本人確認に係る記載として,「認定事業者(貸主)は,宿泊者(借主)が施設の使用を開始・終了する際に,対面(又は宿泊者が実際に施設に所在することが映像等により確実に確認できる方法)により,宿泊者名簿に記載されている宿泊者と実際に使用する物が同一の者であることを確認する」が記載されていることから,施設の鍵を宿泊者が所持するモバイル端末に遠隔配信した場合,宿泊者が実際に施設に所在することが映像等により確実に確認できることが必要になる。
そこで,本発明は,施設の利用に必要な電子的な鍵を宿泊予約した宿泊者が所持するモバイル端末に遠隔配信でき,かつ,宿泊者が宿泊予約した施設に宿泊者が実施に所在することを遠隔で確認できるシステムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決する本発明は,民泊用に貸出された施設の利用を管理する民泊管理サーバと,前記施設の部屋毎に設置されたスマートロック端末と,前記施設を宿泊予約した宿泊者が所持するモバイル端末とから少なくとも構成された民泊サービスシステムである。
本発明に係る前記民泊管理サーバは,前記民泊管理サーバは,宿泊者が宿泊予約した前記施設の部屋を示す部屋識別子を含む宿泊予約情報,前記宿泊予約情報を登録した宿泊者の身分証明書画像,および,前記スマートロック端末を識別するスマートロック識別子に対応付けて前記スマートロック端末が設置された前記施設の部屋の前記部屋識別子を記憶し,前記宿泊予約情報を特定する情報を含むチェックイン要求を前記モバイル端末から受けると,前記スマートロック端末の検索要求を前記モバイル端末へ送信し,前記モバイル端末が検索した前記スマートロック端末のスマートロック識別子に対応する前記部屋識別子と前記チェックイン要求で示される前記宿泊予約情報に含まれる前記部屋識別子を照合することで宿泊者の所在を確認する処理と,宿泊者の所在確認に成功すると,本人映像の配信要求を前記モバイル端末へ送信し,前記モバイル端末からライブ配信された本人映像に含まれる顔と前記チェックイン要求で示される前記宿泊予約情報を登録した宿泊者の身分証明書画像に含まれる顔を照合することで宿泊者を本人確認する処理と,前記宿泊者の本人確認に成功すると,前記モバイル端末が検索した前記スマートロック端末を解錠するための鍵データを前記モバイル端末に配信する処理を実行するチェックイン処理部を備える。
また,本発明に係る前記モバイル端末は,前記チェックイン要求を前記民泊管理サーバへ送信する処理と,前記民泊管理サーバから前記スマートロック端末の検索要求を受信すると,前記モバイル端末と近距離無線通信可能な前記スマートロック端末の前記スマートロック識別子を取得して前記民泊管理サーバへ送信する処理と,前記民泊管理サーバから本人映像の配信要求を受けると,前記モバイル端末を用いて撮影された宿泊者の本人映像を前記民泊管理サーバへ移動体通信によりライブ配信する処理と,前記民泊管理サーバから配信された前記鍵データを保存する処理を実行するチェックイン操作部を備える。
なお,前記モバイル端末と近距離無線通信可能な前記スマートロック端末が複数存在する場合に備え,前記民泊管理サーバが備える前記チェックイン処理部は,宿泊者の所在を確認する処理において,前記スマートロック端末の検索要求をモバイル端末へ送信して,前記モバイル端末が検索した前記スマートロック端末の前記スマートロック識別子を取得する処理と,前記モバイル端末から取得した前記スマートロック識別子に対応する前記部屋識別子を前記モバイル端末へ送信して,宿泊者が選択した前記部屋識別子を前記モバイル端末から取得する処理と,前記チェックイン要求で示される前記宿泊予約情報に含まれる前記部屋識別子と前記モバイル端末から取得した前記部屋識別子を照合する処理を実行し,前記モバイル端末の前記チェックイン操作部は,前記モバイル端末と近距離無線通信可能な前記スマートロック端末の前記スマートロック識別子を前記民泊管理サーバへ送信した後,前記民泊管理サーバから前記部屋識別子が送信されると,前記民泊管理サーバから受信した前記部屋識別子の中から宿泊者が選択した前記部屋識別子を前記民泊管理サーバへ送信する処理を実行することが望ましい。
上述した本発明に係る民泊サービスシステムによれば,施設の利用に必要な電子的な鍵を宿泊予約した宿泊者が所持するモバイル端末に遠隔配信でき,かつ,宿泊者が宿泊予約した施設に宿泊者が実施に所在することを遠隔で確認できるように,モバイル端末と近距離無線通信可能なスマートロック端末のスマートロック識別子を利用して宿泊者の所在確認を民泊管理サーバが行い,更に,モバイル端末が撮影した本人映像を利用して宿泊者の本人確認を民泊管理サーバが行い,宿泊者が宿泊予約した施設に宿泊者が実施に所在することを遠隔で確認できた場合,民泊管理サーバからモバイル端末へ鍵データが配信されるように構成されている。
民泊サービスシステムの構成を説明する図。 民泊サービスシステムのブロック図。 民泊サービスシステムを利用して民泊する時の手順を説明する図。 民泊サービスシステムで実行される宿泊予約処理を説明する図。 民泊サービスシステムで実行されるチェックイン処理について説明する図。 民泊サービスシステムで実行される施設利用処理について説明する図。
ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の技術的範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。
図1は,本実施形態に係る民泊サービスシステム1の構成を説明する図である。本実施形態に係る民泊サービスシステム1は,施設5の部屋5aの解錠に用いる鍵データを宿泊者7に遠隔で配信でき,かつ,宿泊予約した施設5に宿泊者7が実際に所在することを遠隔で確認できることを課題として発案されたシステムで,図1で図示したように,民泊用に貸出される施設5の部屋5a毎に設置されたスマートロック端末3と,施設5を利用して民泊する宿泊者7が所持するモバイル端末2と,施設5の利用を管理する民泊管理サーバ4とから少なくとも構成され,モバイル端末2は移動体通信によりネットワーク6と接続し,民泊管理サーバ4は有線によりネットワーク6と接続している。
図2は,本実施形態に係る民泊サービスシステム1のブロック図である。
まず,本実施形態に係るスマートロック端末3について説明する。本実施形態に係るスマートロック端末3は,図示していない電池から電力が供給され,モバイル端末2を鍵の媒体として利用可能に構成された装置である。
図2で図示したように,本実施形態に係るスマートロック端末3は,通信機能として,近距離無線通信するための機能である近距離無線通信部31を備える。本実施形態において,近距離無線通信とは,通信距離が10mぐらいまでの無線通信を意味し,近距離無線通信にBluetooth(登録商標)を利用することが好適な形態である。
また,本実施形態に係るスマートロック端末3は,スマートロック端末3が取り付けられたドアの施錠・解錠を電気的に行う機能として電子錠部32を備える。ドアに後付け可能なスマートロック端末3の場合,スマートロック端末3の電子錠部32は,スマートロック端末3を取り付けた部屋5aのドアのサムターンを回転させる機構になる。
また,図2で図示したように,本実施形態に係るスマートロック端末3には,スマートロック端末3を制御する機能として端末制御部30を備え,スマートロック端末3の端末制御部30は,スマートロック端末3のプロセッサを動作させるソフトウェアにより実現される。なお,スマートロック端末3の端末制御部30の動作については後述する。
次に,本実施形態に係るモバイル端末2が備える機能について説明する。本実施形態に係るモバイル端末2は,移動体通信網を利用する通信機能を少なくとも有した携帯可能な装置を意味し,図1で図示したように,モバイル端末2の好適な形態はスマートフォンである。
図2で図示したように,本実施形態に係るモバイル端末2は,通信機能として,移動体通信網を利用してネットワーク通信するための機能である移動体通信部24と,近距離無線通信するための機能である近距離無線通信部25を備える。モバイル端末2の移動体通信部24は,モバイル端末2が民泊管理サーバ4と通信するときに用いられ,モバイル端末2として利用する装置(例えば,スマートフォン)が有する移動体通信機能になる。なお,本実施形態において,モバイル端末2は,近距離無線通信によりスマートロック端末3と通信するため,モバイル端末2の近距離無線通信部25は,スマートロック端末3の近距離無線通信部31に対応したもの(例えば,Bluetooth(登録商標))になる。
また,本実施形態に係るモバイル端末2は,画像(静止画)や映像(動画)を撮影するための機能であるカメラ部26,表示機能と入力機能を兼ね備えるタッチパネル部27,データを記憶するための機能であるメモリ部28を備える。モバイル端末2のカメラ部26は,モバイル端末2として利用する装置のカメラになる。モバイル端末2のタッチパネル部27は,モバイル端末2として利用する装置のタッチパネルになる。また,モバイル端末2のメモリ部28は,モバイル端末2として利用する装置のNVM(Non-volatile memory)になる。
また,図2で図示したように,本実施形態に係るモバイル端末2には,モバイル端末2のプロセッサを動作させるソフトウェアとして,民泊管理サーバ4を利用するためのユーザインタフェース(UI: User Interface)を提供するUIアプリケーション20が実装され,このUIアプリケーション20により実現される機能として,本実施形態に係るモバイル端末2は,宿泊予約操作部21,チェックイン操作部22およびスマートロック操作部23を備える。モバイル端末2の宿泊予約操作部21は,宿泊予約に係るUIを提供する機能で,モバイル端末2のチェックイン操作部22は,施設5のチェックインに係るUIを提供する機能で,そして,モバイル端末2のスマートロック操作部23は,スマートロック端末3の操作に係るUIを提供する機能である。モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20は,これらの機能を起動させるメニューを有し,タッチパネル部27を利用してユーザが選択した機能を起動する。なお,本実施形態に係るモバイル端末2が備える宿泊予約操作部21,チェックイン操作部22およびスマートロック操作部23それぞれの動作については後述する。
次に,本実施形態に係る民泊管理サーバ4が備える機能について説明する。本実施形態に係る民泊管理サーバ4は,複数のDB(DataBase)と接続した汎用的なサーバを利用して実現される装置である。
本実施形態に係る民泊管理サーバ4は,通信機能として,有線接続によりネットワーク通信するための機能であるネットワーク通信部42を備える。具体的に,民泊管理サーバ4のネットワーク通信部42は,有線通信用の通信回路(例えば,Ethernet(登録商標))になり,ネットワーク通信部42を利用して民泊管理サーバ4はモバイル端末2と通信する。
また,本実施形態に係る民泊管理サーバ4は,施設5の宿泊予約情報を管理するための宿泊予約管理DB43と,施設5を宿泊予約した宿泊者7が所持する身分証明書の画像である身分証明書画像を管理するための身分証明書管理DB44と,民泊用の施設5として利用できる部屋5aに設置されたスマートロック端末3を管理するためのスマートロック端末管理DB45とそれぞれ接続する。
民泊管理サーバ4が接続している宿泊予約管理DB43には,宿泊予約情報の識別に用いる宿泊予約番号に関連付けて宿泊予約情報が記憶される。宿泊予約番号は,宿泊予約を受け付けた時に民泊管理サーバ4側で生成した番号で,宿泊予約情報は,宿泊予約した宿泊者7から取得した情報である。本実施形態において,宿泊予約情報は,宿泊者7全員の宿泊者情報(氏名,住所,連絡先,職業,国籍,身分証明書番号など)を含む宿泊者名簿情報と,宿泊予約された施設5の部屋5aを示す情報である部屋識別子,宿泊予約された期間を示す宿泊期間情報(チェックイン予定日とチェックアウト予定日)に加え,宿泊者確認用のパスワードを含む。部屋識別子は,民泊管理サーバ4の管理者が民泊用に貸出された部屋5a毎に割り振ったデータで,民泊用に貸出された部屋5a毎にユニークである。なお,宿泊予約情報には,宿泊予約した施設5を貸出す事業者に係る情報(施設5を貸出す事業者の名称,該事業者の住所,該事業者の連絡先など)を含ませることができる。
民泊管理サーバ4が接続している身分証明書管理DB44には,宿泊予約番号に関連付けて,宿泊者7全員の身分証明書画像が記憶される。なお,身分証明書画像は,施設5の宿泊予約を受け付けた時に,施設5を宿泊予約した宿泊者7が所持するモバイル端末2のカメラ部26によって撮影された身分証明書の画像になる。
民泊管理サーバ4が接続しているスマートロック端末管理DB45には,スマートロック端末3が記憶しているスマートロック識別子に関連付けて,スマートロック端末3が取り付けられた部屋5aの部屋識別子が記憶される。
また,図2で図示したように,本実施形態に係る民泊管理サーバ4には,民泊管理サーバ4のプロセッサを動作させるソフトウェアで実現される機能として,宿泊予約に係る処理を実行する宿泊予約処理部40と,施設5のチェックインに係る処理を実行するチェックイン処理部41を備える。なお,本実施形態に係る民泊管理サーバ4が備える宿泊予約処理部40とチェックイン処理部41それぞれの動作については後述する。
図3は,民泊サービスシステム1を利用して民泊する時の手順を説明する図である。民泊サービスシステム1を利用して民泊する際,民泊サービスシステム1を利用して民泊する施設5を宿泊予約する宿泊予約処理P1が実行される。宿泊予約処理P1で利用される装置は,宿泊予約する宿泊者7が所持するモバイル端末2と民泊管理サーバ4になり,宿泊予約処理P1が実行されることで,宿泊予約情報が民泊管理サーバ4の宿泊予約管理DB43に保存される。民泊サービスシステム1を利用して宿泊予約する宿泊予約処理P1の次に実行される処理は,宿泊予約した施設5の部屋5aに宿泊者7がチェックインするチェックイン処理P2である。チェックイン処理P2で利用される装置は,民泊管理サーバ4を利用して宿泊予約した宿泊者7が所持するモバイル端末2,宿泊者7が宿泊予約した施設5のドアに設置されたスマートロック端末3および民泊管理サーバ4になる。チェックイン処理P2において,宿泊予約情報の確認,宿泊者7の所在確認および宿泊者7の本人確認がそれぞれ実行され,それぞれの確認に全て成功すると,宿泊者7が宿泊予約した施設5の部屋5aの施錠を解錠するための鍵データが民泊管理サーバ4からモバイル端末2に配信される。宿泊予約した施設5の部屋5aに宿泊者7がチェックインするチェックイン処理P2の次に実行される処理は,宿泊予約した施設5の部屋5aを宿泊者7が利用する施設利用処理P3である。施設利用処理P3で利用される装置は,民泊管理サーバ4を利用して宿泊予約した宿泊者7が所持するモバイル端末2と,宿泊者7が宿泊予約した施設5の部屋5aに設置されたスマートロック端末3になる。施設利用処理P3において,民泊管理サーバ4から送信された鍵データを利用して,宿泊者7が宿泊予約した施設5の部屋5aに設置されたスマートロック端末3の電子錠部32が解錠される。
図4は,民泊サービスシステム1で実行される宿泊予約処理P1を説明する図である。施設5を宿泊予約する際,施設5を宿泊予約する宿泊者7は,宿泊者7が所持するモバイル端末2のタッチパネル部27に表示されているUIアプリケーション20のアイコンをタップするなど,モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20を起動させる操作を宿泊者7が行うと,モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20が起動する(S1)。
モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20が提供するメニューを利用して,モバイル端末2の宿泊予約操作部21を起動させる操作を宿泊者7が行うと,モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20を利用して実現される機能の一つである宿泊予約操作部21が起動する(S2)。
モバイル端末2の宿泊予約操作部21には,民泊管理サーバ4が備える宿泊予約処理部40のアドレス(例えば,URL)が予め登録されており,モバイル端末2で起動した宿泊予約操作部21は,まず,民泊管理サーバ4の宿泊予約処理部40にアクセスする(S3)。
民泊管理サーバ4の宿泊予約処理部40は,民泊管理サーバ4の宿泊予約処理部40にモバイル端末2からアクセスがあると,民泊管理サーバ4の宿泊予約処理部40にアクセスしたモバイル端末2に対して,まず,宿泊予約情報の送信要求を送信する(S4)。モバイル端末2の宿泊予約操作部21は,宿泊予約情報の送信要求を民泊管理サーバ4から受けると,入力フォームや送信ボタンなどを含む宿泊予約情報入力用のUIをタッチパネル部27に表示し,宿泊者7が入力フォームに宿泊予約情報を入力した後(S5),宿泊者7が送信ボタンを操作すると,モバイル端末2の宿泊予約操作部21は,入力フォームに宿泊者7が入力した宿泊予約情報を民泊管理サーバ4に送信する(S6)。なお,宿泊予約情報入力用のUIは,民泊管理サーバ4の宿泊予約処理部40からモバイル端末2に送信されるように構成するのが一般的であるが,宿泊予約情報入力用のUIをモバイル端末2の宿泊予約操作部21に記憶させておくこともできる。
民泊管理サーバ4の宿泊予約処理部40は,モバイル端末2から宿泊予約情報を取得すると(S7),宿泊予約情報を送信したモバイル端末2に対して身分証明書画像の送信要求を送信する(S8)。身分証明書画像の送信要求を民泊管理サーバ4から受けると,モバイル端末2の宿泊予約操作部21は,モバイル端末2のカメラ部26を起動させ,カメラ部26が撮影している映像,撮影ボタンおよび送信ボタンなどを含む身分証明書画像撮影用のUIをタッチパネル部27に表示させ,宿泊者7が撮影ボタンを操作して画像(身分証明書画像になる)を撮影した後(S9),宿泊者7が送信ボタンを操作すると,宿泊者7が撮影した身分証明書画像を民泊管理サーバ4に送信する(S10)。
民泊管理サーバ4の宿泊予約処理部40は,モバイル端末2から身分証明書画像を取得すると(S11),モバイル端末2から受信した画像が身分証明書画像であるか確認する(S12)。モバイル端末2から受信した画像の確認には文字解析やパターンマッチングの技術が利用される。モバイル端末2から受信した画像を確認すると,民泊管理サーバ4の宿泊予約処理部40は,図4のS7において,モバイル端末2から取得した宿泊予約情報に対応する宿泊予約番号を生成した後(S13),宿泊予約番号に対応付けた状態で宿泊予約情報を宿泊予約管理DB43に保存し(S14),更に,宿泊予約番号に対応付けた状態で身分証明書画像を身分証明書管理DB44に保存してから(S15),宿泊予約番号をモバイル端末2に送信する(S16)。
モバイル端末2の宿泊予約操作部21は,宿泊予約番号が民泊管理サーバ4から送信されると,民泊管理サーバ4から送信された宿泊予約番号や保存ボタンなどを含む宿泊予約番号保存用のUIをタッチパネル部27に表示させ,宿泊者7が保存ボタンを操作すると,民泊管理サーバ4から送信された宿泊予約番号をメモリ部28に保存して(S17),宿泊予約処理P1は終了する。
次に,民泊サービスシステム1で実行されるチェックイン処理P2について説明する。図5は,民泊サービスシステム1で実行されるチェックイン処理P2を説明する図である。宿泊者7が施設5にチェックインする際,施設5を宿泊予約した宿泊者7は,モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20を起動させる操作を行い,モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20が起動する(S20)。
モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20が提供するメニューを利用して,モバイル端末2のチェックイン操作部22を起動させる操作を宿泊者7が行うと,モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20を利用して実現される機能の一つであるチェックイン操作部22が起動する(S21)。
モバイル端末2のチェックイン操作部22には,民泊管理サーバ4が備えるチェックイン処理部41のアドレスが予め登録されており,モバイル端末2で起動したチェックイン操作部22は,まず,メモリ部28に保存されている宿泊予約番号,宿泊予約番号の選択ボタン,パスワードの入力フォームおよび送信ボタンなどを含む宿泊予約番号送信用のUIをタッチパネルに表示させ,宿泊者7が,選択ボタンを用いて宿泊予約番号を選択し,入力フォームにパスワードを入力した後(S22),宿泊者7が送信ボタンを操作すると,宿泊者7が選択した宿泊予約番号と宿泊者7が入力したパスワードを含むチェックイン要求を民泊管理サーバ4に送信する(S23)。なお,チェックイン要求に含まれる宿泊予約番号は,宿泊予約情報を特定する情報になり,チェックイン要求に含まれる宿泊予約番号は,宿泊予約した宿泊者7を確認する情報になる。
民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,宿泊予約番号等を含むチェックイン要求をモバイル端末2から受信すると(S24),宿泊予約内容を確認する宿泊予約を確認する(S25)。宿泊予約を確認する際,民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,チェックイン要求の宿泊予約番号に対応付けて保存されている宿泊予約情報を宿泊予約管理DB43から取得し,宿泊予約管理DB43から取得した宿泊予約情報に含まれる宿泊予約確認用のパスワードが,チェックイン要求のパスワードと一致するか確認することで,チェックイン要求した宿泊者7が,宿泊予約情報を民泊管理サーバ4に登録した宿泊者7であるか確認する。また,宿泊予約管理DB43から取得した宿泊予約情報に含まれる宿泊期間情報内にこの時点の日付が含まれるか確認する。
民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は宿泊予約内容の確認に失敗すると,宿泊者7のモバイル端末2に対して鍵データを送信することなくチェックイン処理P2を終了し(S26a),民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は宿泊予約内容の確認に成功すると,スマートロック端末3の検索要求をモバイル端末2へ送信する(S26)。なお,本実施形態において宿泊予約内容の確認に成功とは,宿泊予約情報に含まれる宿泊予約確認用のパスワードがチェックイン要求のパスワードと一致し,かつ,宿泊予約情報に含まれる宿泊期間情報内にこの時点の日付が含まれることを意味する。
スマートロック端末3の検索要求を民泊管理サーバ4から受けると,モバイル端末2のチェックイン操作部22は,モバイル端末2と近距離無線通信可能なスマートロック端末3を検索し(S27),モバイル端末2と近距離無線通信可能なスマートロック端末3のスマートロック識別子を民泊管理サーバ4へ送信する(S28)。モバイル端末2と近距離無線通信可能なスマートロック端末3を検索する際,民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,スマートロック端末3の検索ボタンなどを含むスマートロック端末検索用のUIをタッチパネル部27に表示し,スマートロック端末検索用のUIに含まれる検索ボタンを宿泊者7が操作すると,モバイル端末2のチェックイン操作部22は,モバイル端末2の近距離無線通信部25を作動させて,スマートロック端末3が近距離無線により送出しているスマートロック識別子を取得し,モバイル端末2と近距離無線通信可能なスマートロック端末3のスマートロック識別子を取得する。なお,モバイル端末2のチェックイン操作部22が取得するスマートロック識別子の数は一つとは限らない。モバイル端末2の近距離無線通信部25と近距離無線通信可能な範囲内に複数のスマートロック端末3が存在する場合,モバイル端末2のチェックイン操作部22は複数のスマートロック識別子を取得し,全てのスマートロック識別子を民泊管理サーバ4へ送信する。
民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,モバイル端末2からスマートロック識別子を受信すると(S29),モバイル端末2から受信したスマートロック識別子に対応付けられている部屋識別子をスマートロック端末管理DB45から検索し(S30),スマートロック端末管理DB45から取得した部屋識別子をモバイル端末2へ送信する(S31)。図5のS29において,複数のスマートロック識別子をモバイル端末2から受信した場合,民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,スマートロック識別子に対応付けられている部屋識別子をスマートロック識別子毎に取得し,スマートロック識別子毎に取得した部屋識別子すべてをモバイル端末2へ送信する。
モバイル端末2のチェックイン操作部22は,民泊管理サーバ4から部屋識別子を受信すると,民泊管理サーバ4から受信した部屋識別子,部屋識別子を選択する選択ボタンおよび部屋識別子を送信する送信ボタンなどを含む部屋選択用のUIをタッチパネル部27に表示した後,選択ボタンを用いて宿泊者7が部屋識別子を選択すると(S32),選択ボタンを用いて宿泊者7が選択した部屋識別子を取得し(S33),部屋選択用のUIの送信ボタンが操作されると,民泊管理サーバ4から受信した部屋識別子の中から宿泊者7が選択した一つの部屋識別子を民泊管理サーバ4へ送信する(S34)。なお,民泊管理サーバ4から複数の部屋識別子を受信すると,複数の部屋識別子がタッチパネル部27に表示されることになる。
民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,モバイル端末2から部屋識別子を受信すると(S35),モバイル端末2から受信した部屋識別と,チェックイン要求の宿泊予約番号に対応する宿泊予約情報に含まれる部屋識別子を照合することで,チェックイン要求した宿泊者7が,チェックイン要求した宿泊者7が宿泊予約した施設5に実際にいることを確認する(S36)。
民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,チェックイン要求した宿泊者7の所在確認に失敗すると,宿泊者7のモバイル端末2に対して鍵データを送信することなくチェックイン処理P2を終了し(S37a),民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,チェックイン要求した宿泊者7の所在確認に成功すると,チェックインする施設5に所在する宿泊者7の本人映像の配信要求をモバイル端末2に送信する(S37)。なお,本実施形態において,チェックイン要求した宿泊者7の所在確認に成功とは,モバイル端末2から受信した部屋識別子と,チェックイン要求の宿泊予約番号に対応する宿泊予約情報に含まれる部屋識別子が一致することを意味する。
モバイル端末2のチェックイン操作部22は,本人映像の送信要求を民泊管理サーバ4から受けると,モバイル端末2のカメラ部26を起動させ,カメラ部26が撮影している映像および配信ボタンを含む本人映像撮影用のUIをタッチパネル部27に表示させて,映像の撮影を開始し(S38),配信ボタンが操作されると,カメラ部26が撮影している映像(動画)を本人映像として民泊管理サーバ4にライブ配信する(S39)。なお,ライブ配信とは,カメラ部26が撮影している映像を順次ストリーミング配信用のデータに変換してリアルタイムに民泊管理サーバ4へ配信することを意味する。
民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,モバイル端末2がライブ配信した本人映像を受信すると(S40),モバイル端末2からライブ配信された本人映像を用いた本人確認を実行する(S41)。本人確認において,民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,図5のS24にてモバイル端末2から受信した宿泊予約番号に関連付けられている身分証明書画像を身分証明書管理DB44から取得し,モバイル端末2からライブ配信された本人映像に含まれる顔と,身分証明書画像に含まれる顔を照合することで,宿泊予約した施設5に実際にいる宿泊者7が,宿泊予約した宿泊者7であるか確認する。
モバイル端末2からライブ配信された本人映像に含まれる顔と,身分証明書画像に含まれる顔を照合する手法は汎用の顔照合技術を利用できる。なお,モバイル端末2からライブ配信された本人映像に含まれる顔と,身分証明書画像に含まれる顔を照合する際,モバイル端末2からライブ配信された本人映像のフレーム毎に,身分証明書画像に含まれる顔を検出する処理を行い,所定時間の間,モバイル端末2からライブ配信された本人映像内に,身分証明書画像に含まれる顔が検出できた場合,本人確認に成功と判断するとよい。
また,宿泊予約番号に関連付けられている身分証明書画像が複数ある場合,すなわち,複数の宿泊者7がいる場合,宿泊する側で撮影対象となる宿泊者7を変え,民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,宿泊者7全員の本人確認が行えるか確認することになる。また,民泊管理サーバ4側で実施する本人確認のみならず,施設5を貸出す事業者側でも宿泊者7の本人確認が必要な場合,身分証明書管理DB44から取得した身分証明書画像と,モバイル端末2からライブ配信された本人映像を事業者側に転送して,施設5を貸出す事業者側から本人確認結果を得るように構成することもできる。
民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,本人確認に失敗すると,宿泊者7のモバイル端末2に対して鍵データを送信することなくチェックイン処理P2を終了し(S42a),民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,本人確認に成功すると,所定のアルゴリズムに従い,宿泊予約された部屋5aに設置されたスマートロック端末3用の鍵データを生成し(S42),宿泊予約された部屋5aに設置されたスマートロック端末3のスマートロック識別子と鍵データをモバイル端末2に送信する(S43)。
本実施形態において,本人確認に成功とは,モバイル端末2からライブ配信された本人映像に含まれる顔と,身分証明書画像に含まれる顔の顔認証に成功することを意味する。施設5を貸出す事業者側でも宿泊者7の本人確認が必要な場合は,顔認証の成功に加え,施設5を貸出す事業者側の本人確認の成功も必要になる。また,宿泊予約された部屋5aの部屋識別子は,図5のS24においてモバイル端末2から受信した部屋識別子になり,宿泊予約された部屋5aに設置されたスマートロック端末3のスマートロック識別子は,この部屋識別子に対応するスマートロック識別子になる。また,鍵データの生成方法は任意であるが,宿泊予約情報に含まれる一部の情報(例えば,宿泊予約番号,宿泊期間情報,部屋識別子など)をシード情報とし,シード情報と,所定のアルゴリズムによりシード情報から生成した認証コードにより構成されたデータを鍵データとすることが好適である。
民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41は,宿泊予約された部屋5aに設置されたスマートロック端末3のスマートロック識別子と鍵データを民泊管理サーバ4から受信すると,民泊管理サーバ4から受信したスマートロック識別子に対応付けた状態で,民泊管理サーバ4から受信した鍵データをメモリ部28に記憶して,チェックイン処理P2は終了する(S44)。
次に,民泊サービスシステム1で実行される施設利用処理P3について説明する。図6は,民泊サービスシステム1で実行される施設利用処理P3を説明する図である。モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20が起動している状態で,モバイル端末2のスマートロック操作部23を起動させる操作を宿泊者7が行うと,モバイル端末2に実装されたUIアプリケーション20を利用して実現される機能の一つであるスマートロック操作部23が起動する(S50)。
モバイル端末2のスマートロック操作部23は,メモリ部28に保存されている鍵データを選択するための鍵選択用のUIを最初にタッチパネルに表示し,鍵選択用のUIを利用して宿泊者7が選択した鍵データを,スマートロック端末3の操作に用いる鍵データとして特定する(S51)。
モバイル端末2のスマートロック操作部23は,スマートロック端末3の操作に用いる鍵データに対応するスマートロック識別子を含む接続要求を近距離無線通信により発信し(S52),接続要求に含まれるスマートロック識別子を記憶しているスマートロック端末3とモバイル端末2間で近距離無線通信に係る接続処理が実行される(S53)。
モバイル端末2のスマートロック操作部23は,スマートロック端末3と近距離無線通信により接続すると,解錠ボタンおよび施錠ボタンを含むスマートロック端末操作用のUIをタッチパネルに表示し,鍵選択用のUIを利用して宿泊者7が選択したスマートロック端末3の操作に対応する処理を実行する(S54)。
鍵選択用のUIを利用して宿泊者7が解錠ボタンを操作することで,スマートロック端末3の操作としてスマートロック端末3の解錠が選択された場合,モバイル端末2のスマートロック操作部23は,近距離無線通信により接続しているスマートロック端末3に対して,鍵選択用のUIを利用して選択された鍵データを含む解除要求を送信する(S55)。
スマートロック端末3の端末制御部30は,鍵データを含む解除要求をモバイル端末2から近距離無線通信により受信すると,モバイル端末2から受信した鍵データを照合する(S56)。スマートロック端末3の端末制御部30は,モバイル端末2から受信した鍵データの照合に失敗すると,電子錠部32を解錠状態に作動させることなく施設利用処理P3を終了し(S57a),鍵データの照合に成功すると,電子錠部32を解錠状態に作動させて,施設利用処理P3は終了する(S57)。なお,鍵データの照合方法は任意である。シード情報(例えば,宿泊予約番号,宿泊期間情報,部屋識別子など)と,シード情報から生成された認証コードにより鍵データを構成する場合,スマートロック端末3の端末制御部30は,民泊管理サーバ4のチェックイン処理部41と同じアルゴリズムに基づき,鍵データに含まれるシード情報から生成した認証コードが,鍵データに含まれた認証コードと一致するか確認することで,モバイル端末2から受信した鍵データを照合する。
また,図6のS54において,鍵選択用のUIを利用して宿泊者7が解錠ボタンを操作することで,スマートロック端末3の操作としてスマートロック端末3の施錠が選択された場合,モバイル端末2のスマートロック操作部23は,施錠要求をスマートロック端末3に近距離無線通信により送信する(S58)。スマートロック端末3の端末制御部30は,施錠要求をモバイル端末2から近距離無線通信により受信すると,電子錠部32を施錠状態に作動させて施設利用処理P3は終了する(S59)。なお,電子錠部32の施錠は,スマートロック端末3の操作を必要することのないオートロックにすることもできる。
1 民泊サービスシステム
2 モバイル端末
20 UIアプリケーション
21 宿泊予約操作部
22 チェックイン操作部
23 スマートロック操作部
24 移動体通信部
25 近距離無線通信部
26 カメラ部
27 タッチパネル部
28 メモリ部
3 スマートロック端末
30 端末制御部
31 近距離無線通信部
32 電子錠部
4 民泊管理サーバ
40 宿泊予約処理部
41 チェックイン処理部
42 ネットワーク通信部
43 宿泊予約管理DB
44 身分証明書管理DB
45 スマートロック端末管理DB
5 施設
5a 部屋
6 ネットワーク
7 宿泊者

Claims (2)

  1. 民泊用に貸出された施設の利用を管理する民泊管理サーバと,前記施設の部屋に設置されたスマートロック端末と,前記施設を宿泊予約した宿泊者が所持するモバイル端末とから少なくとも構成され,
    前記民泊管理サーバは,宿泊者が宿泊予約した前記施設の部屋を示す部屋識別子を含む宿泊予約情報,前記宿泊予約情報を登録した宿泊者の身分証明書画像,および,前記スマートロック端末を識別するスマートロック識別子に対応付けて前記スマートロック端末が設置された前記施設の部屋の前記部屋識別子を記憶し,前記宿泊予約情報を特定する情報を含むチェックイン要求を前記モバイル端末から受けると,前記スマートロック端末の検索要求を前記モバイル端末へ送信し,前記モバイル端末が検索した前記スマートロック端末のスマートロック識別子に対応する前記部屋識別子と前記チェックイン要求で示される前記宿泊予約情報に含まれる前記部屋識別子を照合することで宿泊者の所在を確認する処理と,宿泊者の所在確認に成功すると,本人映像の配信要求を前記モバイル端末へ送信し,前記モバイル端末からライブ配信された本人映像に含まれる顔と前記チェックイン要求で示される前記宿泊予約情報を登録した宿泊者の身分証明書画像に含まれる顔を照合することで宿泊者を本人確認する処理と,前記宿泊者の本人確認に成功すると,前記モバイル端末が検索した前記スマートロック端末を解錠するための鍵データを前記モバイル端末に配信する処理を実行するチェックイン処理部を備え,
    前記モバイル端末は,前記チェックイン要求を前記民泊管理サーバへ送信する処理と,前記民泊管理サーバから前記スマートロック端末の検索要求を受信すると,前記モバイル端末と近距離無線通信可能な前記スマートロック端末の前記スマートロック識別子を取得して前記民泊管理サーバへ送信する処理と,前記民泊管理サーバから本人映像の配信要求を受けると,前記モバイル端末を用いて撮影された宿泊者の本人映像を前記民泊管理サーバへ移動体通信によりライブ配信する処理と,前記民泊管理サーバから配信された前記鍵データを保存する処理を実行するチェックイン操作部を備え,
    たことを特徴とする民泊サービスシステム。
  2. 前記民泊管理サーバが備える前記チェックイン処理部は,宿泊者の所在を確認する処理において,前記スマートロック端末の検索要求をモバイル端末へ送信して,前記モバイル端末が検索した前記スマートロック端末の前記スマートロック識別子を取得する処理と,前記モバイル端末から取得した前記スマートロック識別子に対応する前記部屋識別子を前記モバイル端末へ送信して,宿泊者が選択した前記部屋識別子を前記モバイル端末から取得する処理と,前記チェックイン要求で示される前記宿泊予約情報に含まれる前記部屋識別子と前記モバイル端末から取得した前記部屋識別子を照合する処理を実行し,
    前記モバイル端末の前記チェックイン操作部は,前記モバイル端末と近距離無線通信可能な前記スマートロック端末の前記スマートロック識別子を前記民泊管理サーバへ送信した後,前記民泊管理サーバから前記部屋識別子が送信されると,前記民泊管理サーバから受信した前記部屋識別子の中から宿泊者が選択した前記部屋識別子を前記民泊管理サーバへ送信する処理を実行する,
    ことを特徴とする,請求項1に記載した民泊サービスシステム。
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